2016. 11 2016. 21 犬の食事 cocorono 犬がパイナップルを食べるのは大丈夫?適切な量や食べさせる時の注意点も パイナップルは子どもから大人まで人気のフルーツです。 どこのスーパーやコンビニでも、カットパインが並べられています。 その甘い香りは、犬たちにとってもたまらないものでしょう。 また、ビタミンや消化酵素など、その成分も人にとっては魅力的です。 しかし、人にとって有効であっても犬にとって害がある場合もあります。 はたして、 パイナップルは犬に食べさせても大丈夫なのでしょうか? そんな疑問を解決するために、 犬の体とパイナップルの成分、メリット・デメリット、与える時の注意点を見ていきます。 Contents• そもそも犬の体ってどうなってるの? パイナップルの犬にとっての影響を見るためには、まずは犬の体を知りましょう。 とはいえ、体のことを全部知るのは一生かかっても難しいことです。 ここでは一番肝心な消化について、簡単にご説明します。 犬の「消化」 犬は基本的には肉食です。 なので、 犬はタンパク質中心の栄養構成ですが、それに対し 人は炭水化物中心です。 近年、犬が家畜として進化するに伴い、さまざまな食物にもそこそこ適応するようになってはきました。 とはいえ、 人と犬では体の構造が違うため、栄養素の必要量が違って当然ということを、まずは頭に置いておきましょう。 犬の消化の特徴と消化器官 それぞれの器官と特徴を見てみます。 《口》 噛み砕く専門。 人のように唾液に消化酵素が含まれない。 また、人のように 歯で食物をすりつぶすことはないので、比較的大きいものが食道を通っていく。 《胃》 口では消化を促すものがないので、ここが消化に欠かせない臓器。 ここで食物を細かく分解する。 《腸》 そもそも肉が主食だったので(犬にとって肉は繊維がないので消化しやすい)、人のように長くはない。 (そのため 繊維質が豊富のものなどを食べると十分に消化吸収できない。 ) 小腸…肝臓、膵臓の助けをかり吸収 大腸…水分、電解質(体の水分レベルを保つ)を吸収 直腸…排泄物として排泄 消化時間は哺乳類で最短と言われ、8~9時間で消化するようです。 また、子犬に関しては消化器官が未発達なので30~40分位といわれています。 犬の「消化」についてざっくり把握したところで、本題に入りましょう。 メリット• 便通を良くする( 食物繊維の効果)• タンパク質の消化を助長する( ブロメラインの効果)• 水分の補給(パイナップルは85. 5%が水分なのだそうです!)• 利尿作用で塩分、不純物を排出する( カリウムの効果)• 食糞の防止(糞のpHが変化して、不味い糞になるのだそうです!市販の薬を使うよりも安心ですね!)• 「甘味」があって美味しい!(犬が舌で感じられる数少ない味覚のうちのひとつが甘味なのです) デメリット• それぞれの成分の良い面が、 過剰摂取によって逆のデメリットになることが多いようですね。 犬にパイナップルを与える時に注意すること メリットとデメリットを踏まえるたところで、いくつかの疑問が頭の中に浮かんで来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。 その疑問について、ここで注意事項という形で解決していきましょう。 過剰摂取は良くないのはわかったけど、適量って? 犬の大きさや体質によっても違い一概には言えませんが、 一般的には1日に15g位までといわれています。 15gのパイナップルのカロリーは8kcal程度です。 どんな形状(大きさ、生・加熱など)でも大丈夫? 食べやすさから言って、生よりも加熱の方が舌への刺激がなく食べやすいようです。 缶詰などの加工品は加糖されている可能性が高いので、あげないようにしましょう。 また、消化しやすくしたり喉に詰まらせないためにも、 細かく刻んであげることが望ましいです。 パイナップルの芯は問題ない? パイナップルの芯や皮は、 下痢をおこしたり消化器官に詰まらせる可能性があるので禁物です。 詰まらせて開腹手術になって例もあるようです! アレルギーについて 稀にパイナップルでアレルギーをおこす犬もいます。 アレルギー症状とは、以下のような症状です。 ・嘔吐、下痢 ・体をかゆがる ・湿疹、じんましん ・脱毛 ・元気がなくなる など 食物アレルギーはこわいので、 初めて与える際は、まず微量与えてみて犬の様子に変化に変化がないか経過観察をしてあげてください。 もし疑わしい症状がでたら、かかりつけの獣医の先生に相談しましょう。 下痢をしてしまったら 愛犬にパイナップルを盗み食いされた! うっかり過剰摂取してしまって、下痢になってしまった! 日常でもありうることです。 そんな時は、下痢の程度にもよりますが、 1食抜いて胃腸を休めてあげましょう。 それで下痢がストップするのであれば、徐々に食事の量を戻してあげましょう。 次の場合は獣医の先生に診てもらうことをおすすめします。 食事を抜いても下痢がとまらない• 便の回数が多い• 便に異常がある(黒いものや赤いものが混じるなど) 先にも触れましたが、人と犬とでは体の構造が違うため栄養素の必要量が違って当然です。 善かれと思って人の常識範囲で与えたもの・量が、犬にとっては良くない場合もあるということをあらためて意識させられますね。 人も犬も笑って暮らせるように、常に気にかけていたいものです。
次の
果物が好きなワンコは多いようですね。 我が家の愛犬は桃やマンゴー、りんご、梨は大好きです。 キュウイフルーツやスイカ、バナナなどはあまり興味がないようです。 この辺りはワンコの食の好みによって分かれるのかもしれません。 記事にもあるように、果物の取りすぎは糖分過多になってしまうため注意が必要ですが、この点は人間と同じかなと思います。 果物に含まれる成分によって期待出来る効果も違います。 夏の果物の代表例であるスイカはカリウムが豊富で利尿作用もあります。 90%は水分と言われており、むくみの解消、高血圧、動脈硬化、ガン予防になる場合もあります。 リコピンも豊富で呼吸器系の免疫力を上げるとも言われています。 記事にもあげられていますが、リンゴは食物繊維が豊富で酵素補給にも最適です。 皮は剥いてからすりおろした物を生のまま与えれば酵素を取ることが出来ます。 環境の変化などストレス性の下痢を起こしている場合は、温めたリンゴが効果的です。 皮を剥いてすりおろし、お鍋にすりおろしたリンゴと少量の水を加えて加熱します。 焦がさないように弱火で軽く温めると甘い香りがしてきます。 下痢が続いている場合には一肌に冷ましてからこのまま与え、少し治まっている場合にはフードにトッピングしても効果があります。 トッピングの場合にはドッグフードの量を70%前後に減らしてからリンゴをトッピングすると良いと思います。 リンゴには水溶性の食物繊維が多く含まれており、これが悪玉菌を抑制する働きをするため下痢には効果的です。 本来であれば下痢には腸の働きを休めることが一番で絶食が効果的ですが、脱水症状には注意が必要となります。 血糖値を下げることも好ましくありません。 ごく少量の蜂蜜入り白湯やリンゴのすりおろしなどはお薦めです。 なお、記事にもあげられているミカンは、ビタミンAやCが豊富で我が家の愛犬も大好きです。 甘い香りに誘われて欲しがるワンコは多いかと思います。 薄皮を取り除けば与えることに問題はないのですが、ミカンの粒は消化しにくいようで未消化のままうんちとして排出されています。 未消化であっても問題はありませんが、気になるようであれば小さめにカットして与えると良いかなと思います。 果物も野菜と同様に季節の食材ならではの効果が期待出来るものもあります。 成分によって注意が必要な物もありますが、ごくたまに食べるのであれば極端な量を与えない限り、ダイエット中のワンコの場合には果糖の量にだけ気を付けてあげれば、栄養バランスを気にする程のことはないのかなと思います。 家族の一員として、春にはイチゴ、夏にはスイカやマンゴーに桃、秋には柿や梨、冬にはみかんなど、季節のフルーツのお裾分けを貰えるワンコはとても幸せですね。 その時に感じる幸福感は、果物の効能以上の効果があるのかもしれないな、そうであって欲しいなと思います。
次の
犬にパイナップル、しっかり知っておきたいその危険と利点 獣医師として診療していると、飼い主さんからビックリするようなことをお聞きすることがあります。 その一つが「うちのこ、こんなものを食べるんですよ」というもの。 今回はその中でもパイナップルについてお話ししようと思います。 パイナップルといえば、最近はカットフルーツとしても缶詰としてだけでなくドライフルーツとしても良く見かけますよね。 そんなパイナップルは、非常に消化に悪く糖質が多いため、犬には与えないほうがベターな食材です。 しかし肉などを柔らかくするブロメリンという酵素を持つので、消化の助けになる一面もあります。 パイナップルの良しあしについて 犬は基本的に、たんぱく質や脂質を中心とした食事に向いた胃腸の仕組みをしています。 強い胃酸をもち、腸は短めで腸内細菌も脂質消化に向いたものをもっています。 パイナップルの栄養成分は? 一方パイナップルは、栄養成分の中心は繊維質・果糖・水分です。 さらに、生のパイナップルにはブロメリンという酵素が含まれています。 ブロメリンは、お肉などを柔らかくする働きを持つ酵素です。 犬には気を付けたい繊維質と果糖 愛犬にパイナップルを与える場合、一番注意をしたいのが繊維質と果糖です。 犬は繊維質を消化することができないので、繊維質を摂りすぎると下痢をすることが多くなります。 果糖は、果物に含まれる糖でもともと走り回って狩りをして獲物を食べていた犬たちにとってはカロリーが高すぎる栄養素です。 果糖を摂りすぎることで、糖尿病の危険性が高まるので注意が必要です。 パイナップルの中でも、缶詰のものやドライフルーツは糖分が非常に多いのでお勧めしません。 生のパイナップルなら良い? 生のパイナップルなら食べさせても良い・・・のかというと、注意しなければならない点があります。 パイナップルを生で食べると、口がピリピリすることがありますよね。 生のパイナップルにはクエン酸とブロメリンという酵素がたっぷり含まれています。 ブロメリンはたんぱく質を分解するので、口の粘膜を傷めクエン酸が刺激になることでピリピリします。 生のパイナップルは繊維質が硬く、それ自体は消化しづらい果物ですが、肉などの消化の助けになるので、少量であれば与えても構いません。 小さく切って、胃腸に詰まることのないように気を付けましょう。 パイナップルの良い所 犬が舌で感じられる数少ない味覚が、甘味です。 甘味の強いパイナップルは、犬にとって美味しく感じられる食材です。 さらに、肉と一緒にパイナップルを摂ることでブロメリンがたんぱく質の消化を助けてくれます。 ドライフードではなく、手作り食中心のワンちゃんなどの食事には、細かく刻んだパイナップルを加えると消化に良い美味しい食事になります。 下痢をしてしまった場合 ついつい与えすぎで、お腹がゆるくなった場合は、すぐにパイナップルを与えるのをやめましょう。 子犬でなければその次の食事を抜いて、消化管の負担を軽くします。 その時点で下痢がストップしていれば、次の食事から量を少なめにしてだんだんもとの食事に戻してあげましょう。 次の食事を抜いても下痢が止まらない• まったくでなくなっても踏ん張っている• 便に黒いものや、赤いものが混じる• 1日に4回以上便をする このような場合は消化管に負担がかかり過ぎて、自己治療では難しい場合が多いです。 あくまでも目安ですが、上のような症状があるときは早めに動物病院に行きましょう。 パイナップルを美味しく食べるレシピ 利点も欠点もあるパイナップル。 美味しく健康のために食べてもらうためのレシピをご紹介しますね。 鶏肉とパイナップルの蒸し煮 <材料>• 鶏むね肉• 生パイナップル 鶏むね肉とパイナップルはのどに詰まらない程度の大きさに刻んでおきます。 ビニール袋の中などで鶏肉とパイナップルをもんで30分ほど冷蔵庫においておきましょう。 耐熱性のおさらに平たくならべてラップをして、電子レンジの「蒸し鶏」や「鳥の酒蒸し」などのレシピで加熱しましょう。 鶏肉の大きさなどによって、加熱時間が違うので様子をみながら加熱してください。 鶏肉にしっかり火が通ったら、取り出してしっかり冷ましましょう。 お買い得な鶏むね肉が柔らかく、パイナップルの甘味で美味しくいただける手作り食になりますよ。 パイナップルの簡単デザート <材料>• 良く熟したパイナップル• 無塩のカッテージチーズ パイナップルは細かく刻んで、カッテージチーズと混ぜるだけです。 カッテージチーズは、牛乳にレモン汁を加えて分離したものをざるで越すことでも手作りできます。 チーズのうまみと、パイナップルの甘味がさっぱりいただけるデザートです。 このデザートは、はちみつを上からトロリとかけると飼い主さんも美味しくいただけます。 (ハチミツは小さなお子様には向きません) 愛犬友達を呼んで、みんなでデザートタイムなんていうのも楽しそうですよ。 まとめ:四角四面ではつまらない愛犬生活 獣医師として、本来は「総合食であるドライフードと水で健康に暮らしてほしい」というべきなのかもしれない、と思うこともあります。 でも、自分が愛犬と過ごす時間を考えてみるとそれだけではつまらないですよね。 良く熟した生のパイナップルを15~20gほど与えるのであれば健康に害はありません。 もちろん体質には差がありますので、与えてみて良くないようであればやめておくという判断も大事です。 自分で判断できない愛犬のために、しっかり選んでしっかり決めてあげることも大事ですよ。 けっこうアクの強い果物だし、何となくあげてはダメなのかなと思っていましたが、消化を助ける成分が入っているなんて、初めて知りました! もちろん缶詰などの加工品は犬にあげてはいけないけれど、生を少量なら大丈夫と知って、一度愛犬に食べさせてあげたいと思いました。 これまで暮らした犬たちも今の愛犬も甘みのある食べ物はおいしく感じるようで、果物は喜んで食べます。 パイナップル入りの手作りごはんなんてオシャレで、自分も食べてみたいと思いました(笑)決まったフードしか食べられない愛犬に、少しでも食べる喜びを増やしてあげたいので、記事を参考にパイナップルを与えてみます。 この前、少しだけ愛犬にパイナップルの缶詰をあげてしまったばかりです。 パイナップルは甘くてジューシーなので、飼い主である私はよく食べるのですが、糖分がとても多いのですね!ショックです。 しかも缶詰はもっと甘いかもしれません!愛犬もおいしそうに喜んで食べていましたが、あまり頻繁に食べない方が良い果物ですね。 ただ、記事を読むと、肉と一緒にパイナップルを摂るとブロメリンがたんぱく質の消化を助けてくれるようですが、肉と一緒なら大丈夫ということが不思議だなと思いました。 ということは、ハワイアンバーガーやピザなどは、理にかなっているということですよね。 食べ合わせによっては、犬も食べても大丈夫なようなので、今後も注意しながらあげてみたいと思います。 パイナップルという言葉を聞いたときに何だかすっぱい感じもするし生のパイナップルは繊維もしっかりしているし、あんまり良くなさそうだなあ~なんて思いましたが、やはりそこまであげるべきものではないようですね。 もちろん死ぬわけではないので、少量ならあげても問題ないとは思いますが下痢になってしまう量も犬それぞれなので気を付けなければいけないですね。 飼い犬は1人で走り回ったりと運動するのは難しい環境にいるのでコントロールが大事ですね。
次の