コーカサスオオカブトってどんなカブトムシ? コーカサスオオカブトの特徴や寿命、購入する際の値段などについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。 コーカサスオオカブトの成虫の飼育 コーカサスオオカブトの成虫の飼育方法についてご紹介します。 単独飼育が基本 コーカサスオオカブトはとても気性が荒く、攻撃性が強い性格をしています。 オス同士を一緒に飼育する場合ですと、確実にケンカになってしまい、ケガをしたり死んでしまったりという事故にもなってしまいます。 コーカサスオオカブトを飼育する場合には、単独飼育が基本になります。 オスとメスを一緒のケースで飼育する場合でも、オスがメスを追いかけまわしてメスを傷つけてしまう事もあります。 コーカサスオオカブトは足のフセツがとても欠けやすいとも言われ、ちょっとしたことでもフセツ欠けを起こしてしまいます。 このフセツ欠けになりやすい原因は、とても力が強くしがみつく力も強い事だと言われています。 暴れたりしてもフセツが取れてしまう原因にもなりますので、なるべく大人しくさせて飼育するのが、フセツ欠けを防ぐポイントになります。 ケース コーカサスオオカブトは100㎜にも達する個体もいるので、できれば飼育ケースも大きければ大きいほど良いです。 コバエが侵入できなくする工夫がなされているケースがありますので、そういうタイプのケースを利用すればコバエが湧くのを防ぐことができます。 止まり木 転倒防止用に止まり木を一本入れてあげましょう。 ひっくり返って起き上がれないと体力を消耗し、そのまま死んでしまう事もあります。 スポンサードリンク 餌 市販の昆虫ゼリーを与えておけば問題ありません。 もしくは、バナナが最も適していると言われていますが、バナナは傷みやすく毎日新鮮なものに交換しないといけません。 昆虫ゼリーであればお手軽ですのでぜひ導入してみてください。 また昆虫ゼリーにも様々なタイプのゼリーがあります。 基本的に食いつきが良ければどんなゼリーでも良いのですが、産卵を控えていたり、産卵後のメスはたくさんのタンパク質を必要とします。 そういった場合には高タンパクのゼリーがありますので、そちらを与えるようにしてください。 オスのケースにゼリーを設置する場合、なるべくケースの端っこにゼリーが寄らないようにしないといけません。 端っこに設置すれば角が邪魔でゼリーを食べられない可能性があるためです。 またゼリーのフィルムはすべて剥がさず、十字にカッターで切り込みを入れるくらいで十分です。 こうすることでゼリーが飛び散らずに、ケース内を清潔に保つことが出来るようになります。 マット カブトムシ用のマットが販売されていますので、そちらを使用して構いません。 いろんな種類がありますが、成虫の飼育であれば基本的にどんなマットでも大丈夫です。 この時直射日光は厳禁ですので注意しましょう。 コーカサスオオカブトの繁殖 コーカサスオオカブトを繁殖させたい場合はどうすれば良いのかを見ていきましょう。 ペアリング コーカサスオオカブトの交尾を促すには、ハンドペアリングがおススメです。 オスとメスを一緒に入れておけば自然に交尾を行いますが、稀にオスがメスを殺してしまうメス殺しが起きてしまう可能性もあります。 交尾が確認できたらメスを産卵ケースに移動させましょう。 また野外採集個体のメスの場合、既に交尾が済んでいる事がありますので、そのまま産卵ケースに入れると産卵することがあるようです。 産卵ケース 産卵用のケースには、8割ほどの深さでマットを敷きます。 産卵用マットはなるべく粒子の細かい、固めやすいものが理想的です。 またこの時ばかりはカブトムシ用の専用マットがおススメです。 理想的なマットでないと、メスが産卵しない事がありますし、産卵する卵の数にも影響してきます。 マットは半分くらいは固めに詰めて、残りはふんわりと詰めてあげるように入れるのがポイントです。 この状態のまま1か月メスを放置しますが、餌は切らさないようにしっかりと確認しましょう。 1か月経過したらメスを取り出しましょう。 それ以上メスを入れ続けると、産んだ卵をメスが傷つけてしまう恐れがあります。 メスを取り出したらケースをひっくり返してみましょう。 卵や幼虫が出てこなければ、産卵は失敗です。 メスが成熟していなかったり、交尾が成功していなかったりという可能性がありますので、再度ペアリングしてみましょう。 スポンサードリンク 幼虫の飼育方法 続いて、コーカサスオオカブトの幼虫の飼育方法をご紹介します。 幼虫の飼育容器 産まれて間もない小さい幼虫はプリンカップで管理するようにします。 幼虫同士でも傷つけあいますので、幼虫も基本的に単独飼育が良いです。 卵が採れた場合でも、プリンカップで保管することをおススメします。 幼虫がある程度育てば、徐々に大きいケースに移し替えるのですが、交換する入れ物はブロー容器などがおススメです。 ブロー容器にも様々なサイズがありますが、これも徐々に大きいものに変更していくと良いでしょう。 最初から大きい容器で飼育する方法もありますが、マットが傷みやすく、いたずらにマットを消費してしまう事にもなりますので注意が必要です。 メスの場合は、ブロー容器のみで成虫まで持っていく事が十分可能ですが、オスの場合はブロー容器では小さい可能性もあります。 容器が小さいと、羽化不全にもなってしまいますので、大き目のプラケースに移して羽化させる方がより安全なように思います。 マットも交換しなければいけませんが、交換のタイミングは餌の食べ具合にもよります。 明らかに目に見えて糞が多くなってきたらマットを交換するようにします。 目安は1か月に1回くらいの交換ができればベストだと思います。 特にオスの場合は、これくらいの頻度で交換してあげると、大型の成虫を羽化させることができるようですね。 新成虫の羽化 幼虫はやがて蛹になり、約2か月を蛹で過ごします。 その後晴れて成虫になるのですが、羽化したばかりの新成虫はむやみに触ったりせず、そっとしておきましょう。 餌を食べだす(後食)のはしばらく経ってからで、それまでは餌も食べません。 性成熟して交尾ができるようになるのも後食が始まってからです。 羽化ズレ オスとメスとで成熟して羽化するまでの期間が大きく異なる場合、羽化した個体同士で繁殖させることが難しくなるケースがあります。 特にコーカサスオオカブトのように成虫の寿命が短い場合に起こり得る現象です。 これを解決するためには、成長の早いメスの羽化を極力遅らせてやることです。 あまりおススメではないですが、メスの幼虫の多頭飼育を行う事でメスの発育を遅らせ、結果羽化も遅れる事でオスとの羽化ズレも防ぐことができます。 もしくはオスの羽化も早めてやることですが、小さなオスが羽化してもあまり嬉しくないでしょうから、オスの羽化時期にメスを合わせてあげる方が良いように思います。 まとめ コーカサスオオカブトは気性が荒い性格ですので、成虫飼育は単独で行ってください。 基本的な飼育方法は一般的なカブトムシと同じですが、爪の力が強くてフセツ欠けが頻発する種でもあります。 あまり暴れさせないように飼育することがフセツ欠けを防ぐポイントになります。 繁殖させる場合のペアリングも、メス殺しが無いとは言い切れませんので、ハンドペアリングがおススメです。 産卵前後のメスには高タンパクゼリーを与える事で、産卵が成功しやすく、産卵数も増やすことができます。 幼虫も成虫同様に基本的に単独飼育をし、幼虫同士で傷つけ合わないように管理します。 マット交換は月に一回のペースで行えると理想的です。 羽化した新成虫は、後食を開始するまでの間はなるべく触らないようにしてそっとしておきます。 後食を開始すると、間もなく交尾が可能になり、累代飼育ができるようになりますよ。 スポンサードリンク こちらの記事もあわせてどうぞ.
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- 概要 - アトラスオオカブトとは、東南アジアに生息する三本の角が特徴のカブトムシで暑い地方の生き物なので、湿度と気温の高い日本でも育てやすい。 コーカサスオオカブトは、アジアの高地で涼しい場所に生息する三本の角が特徴のカブトムシ。 アトラスより少し大きく、頭角中央に小突起があるのが見分けるポイント。 - 詳しい解説 - アトラスオオカブトは、インドネシア、フィリピン、マレー半島等から日本に輸入されている。 外国産昆虫だが大量に輸入されており、安価で購入することが出来る。 スマトラ島産が多く出回っているが、スマトラ島産は他の産地の物に比べると少し小さめである。 三本の角が特徴で、コーカサオオカブトと見分けにくいが、コーカサスに比べると少し体が小さく、頭角中央に突起は無い。 ほのかに緑がかった光沢色も見分けるポイント。 コーカサスオオカブトは、マレー半島やインドシナ半島の高山帯に生息している。 アトラスと同じく三本の角が特徴で、頭角中央に小突起がある点が違う。 また、性格は凶暴で気性が荒く、世界最強のカブトムシとも言われている。 涼しい地方の虫の為、日本の高温多湿は苦手で、飼育する時は温度管理に注意しなくてはいけない。
次の日本のカブトムシよりかなり大きいんだね。 一般的に売られているのは、インドネシアのスマトラ島やジャワ島のものなどが多いです。 コーカサスオオカブトの飼育法 基本的に飼育に関してはほかのカブトムシやクワガタと要領は同じです。 ですが、外国産の大きなカブトムシなので、一部注意点があります。 それでは、飼育法を見ていきましょう。 用意するもの 飼育容器 出典: まずは、入れ物となる飼育容器が必要です。 市販されている昆虫ケースでOKです。 メスに産卵させたい場合は、さらに大きなケースが必要になります。 昆虫マット 出典: 床材としては市販の昆虫マットを用意しましょう。 単に飼育するだけなら、ホームセンター等で売られている適当な市販の昆虫マットで十分です。 一方で、産卵させたい場合は一般的にカブトマットと呼ばれるような、発酵の進んだマットが必要になるので注意してください。 昆虫ゼリー 出典: 餌としては昆虫ゼリーを用意しましょう。 大きなカブトムシなので食欲も旺盛なので、できれば65gのゼリーを用意することで餌交換の手間をすくなくすることができるのでお勧めです。 ヒーターや温室 コーカサスオオカブトは外国産の生き物なので、 温度管理が必要です。 コーカサスオオカブトは高地性のカブトムシで、ヘラクレスオオカブトなどに比べると高温に対する耐久性がやや低めなので注意が必要となります。 夏場だとクーラーや温室などをなるべく準備することが望ましいといえるでしょう。 転倒防止用の止まり木 出典: 最後に、転倒防止用の止まり木を置いてあげましょう。 足場となるものであれば何でも良いですが、基本は細い木などを利用します。 市販されている止まり木を利用するのが雑菌などが少なく確実でしょう。 クワガタの繁殖を行っている方はクワガタの産卵木を採卵した後の木の切れ端を使うと、経費削減になるのでお勧めです。 これを忘れると、ひっくり返ったときに起き上がることができず最悪死んでしまいますので注意が必要です。 日常の世話 日常行う世話としては• 餌交換• 掃除 などがあります。 餌交換は文字通りですね。 昆虫ゼリーの中身が少なくなったり、なくなったりした場合は新しいゼリーと交換してあげます。 また、カブトムシが暴れることにより餌がこぼれたり、ぐちゃぐちゃになったりすることがあります。 他にも汚れがあったりする場合、適宜掃除してあげるのが良いでしょう。 また、霧吹きなどによる加水も大事です。 マットが乾燥してきたなと感じた場合、霧吹き等を利用して加水してあげましょう。 産卵させるには 出典: 基本的にはヘラクレスオオカブトと同じようなセットで産卵させることができます。 先程述べたように、一般的に カブトマットと呼ばれる黒っぽい発酵の進んだマットが産卵には必要です。 プラケース大以上の入れ物にカブトマットを7割ほど固く詰めてください。 固く詰めた部分にカブトムシは卵を産みます。 そこに転倒防止用の止まり木、昆虫ゼリーを入れて、交尾済みのメスを入れれば産卵セットの完成です。 後は、産卵するのを待ちましょう。 幼虫飼育について コーカサスオオカブトは、産卵セットと同じく黒っぽいカブトマットを使えば、幼虫飼育が可能です。 幼虫飼育は特に難しくありませんが、オスの角がやや伸びにくく、現地で採集されるようなかっこいい個体、大型個体はできにくいのが少し難点です。 言い換えれば、幼虫から育てると角が短い個体が羽化することが多いです。 そのためコーカサスオオカブトの幼虫飼育は人気のわりにあまり活発でない印象を受けます。 ワイルド品が比較的安い値段でバンバン入ってくるので、わざわざブリードする必要がないというのもありますが。 角を伸ばすためには、低温管理で成長を遅らせじっくり育てていくのがベターだね、。 コーカサスに限らず低温気味で管理することは大型で羽化させるための常套手段だから、1つ覚えておいてね。 ショップで売られているものはワイルド品 野外で採集された個体 が多いですので、採られる前にどれだけ生きたかわからないところがあります。 そのため6か月まるまる生きてくれるとは限りません。 通販の場合だと無理ですが、現物を見て買う場合はなるべく体のツヤがしっかりしているなど、元気そうな個体を選ぶこともポイントです。 店によっては2,000円ほどで買えるところもあります。 一方で120mm以上などとても大きな個体だと10,000円ほどになったりします。 幼虫はあまり売られていないのですが、1000円以下で買うことが可能です。 ちなみに、マレー半島など、レアな産地のものの場合は1. マレー半島産のコーカサスオオカブトは、マレーコーカサスなどと呼ばれ人気があります。 名前の由来 コーカサスという名前は、古代スキタイ語 紀元前に現在のウクライナ辺りで用いられていました の「白い雪」を意味する言葉に由来しています。 コーカサスオオカブトの体は光沢があってキラキラしていることから、この名前が付いたようです。 カルコソマ3兄弟 コーカサスオオカブトとよく似た種類にアトラスオオカブト、モーレンカンプオオカブトがいます。 この3種類をまとめて「カルコソマ3兄弟」などと呼ばれることがあります。 このうち昆虫販売店などでよく見かけるのはコーカサスオオカブトとアトラスオオカブトだと思います。 出典: この2種は、頭角 3本角のうち真ん中の角 で見分けます。 真ん中の角に明確な突起があるものがコーカサスオオカブト、山状に盛り上がっているものがアトラスオオカブトです。 大きさはコーカサスオオカブトのほうが若干大きくなり、人気も高くなっています。
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