白衣の女性がなにやら怪しげな笑みを浮かべながら、薬品を調合している。 「ウフフッ。 やっと完成したわ。 ・・・・後は彼に飲ませるだけ・・・・クックックッ、楽しみね。 」 そう一人呟くと、不気味な笑い声がいつまでも続いていた。 だがこの話は、ホラーではない。 ・・・・念の為。 」 マヤは回線越しに三人をねぎらう。 リツコは一息ついてから、マヤに指示を与える。 「マヤ、悪いけど、後で私の部屋に来てもらうようシンジ君に伝えてくれる?」 「はい先輩。 えーと、シンジ君だけですか?」 「ええ、レイとアスカには帰ってもらって。 私は先に部屋に戻っているから。 」 「はい、解りました。 」 そう言い残してリツコは部屋を去っていく。 後ろ姿を見送るとマヤはシンジにリツコの伝言を伝えた。 (急に何の用だろう?このところシンクロ率は落ちてないはずだし・・・・。 ) リツコのいる研究室に向かいながらシンジは首をひねった。 いくら考えても、心当たりがない。 「失礼します。 」 「あら、悪いわねシンジ君。 疲れているところを呼び出しちゃって。 」 「いえ、大丈夫です。 それより何の用ですか?」 「まあ、とりあえずそこに座って。 今コーヒーを入れてあげるから。 」 リツコの穏やかな声に、少しホッとする少年。 小言でも言われるのかと思っていたらしい。 「あの・・・。 テストの事じゃないんですか?それとも何か悪い話でも・・・・。 」 シンジの声がだんだん小さくなってゆく。 身に覚えはないが、つい物事を悪い方向に考えてしまう。 「あら、私が仕事以外でシンジ君を呼ぶのが、そんなに変かしら?」 「い、いえ、別にそうゆう訳では・・・・・。 」 「ウフフッ、そう思われるのも無理は無いけどね・・・・。 あ、シンジ君ミルク要るわよね。 砂糖は?」 「あ、お願いします。 」 予想どおり。 リツコはスプーンをかき混ぜながら、背中越しにシンジに話しかける。 「いつもキツい事ばかり言っているかもしれないけど、シンジ君には感謝してるのよ。 エヴァに乗ってくれて。 」 「え?」 「いきなり事情もわからないのに呼びつけて、あんな戦闘兵器に乗せて・・・・。 それでも頑張ってくれてるんだからね。 」 そういってリツコはコーヒーを机に置き、ニッコリ微笑む。 「さ、冷めないうちにどうぞ。 」 「あ、頂きます。 」 シンジの手がコーヒーカップにのびる。 シンジの視界に入らない角度で、リツコの眼がキラーンと光る。 「リツコーッ、シンちゃんいるんでしょ?邪魔するわよ。 」 そういってミサトが入ってきた。 カップを掴もうとしたシンジの手がピタリと止まる。 「ちょっと、あなたは別に呼んでないわよ。 」 「なによぉ〜その言い方。 シンちゃんだけ呼び出すなんて気になるじゃない。 」 「別に仕事は関係ないのよ。 ただの世間話だから。 」 「だったらあたしも居ていいじゃん。 ・・・・・おっ、ちょうど良かった。 コーヒー貰うね、リツコ。 」 そういって素早くカップを取る。 「ちょっ、ちょっとアナタッ!!それシンジ君に入れたのよ!?横から奪うなんて意地汚いにもほどがあるわ!!」 「そ、そんなに言わなくてもいいじゃ〜ん。 ちょっち喉が渇いていたんだからさ。 」 「あ、僕は構いませんけど。 」 「なっ!?ダメよシンジ君!・・・・ミサト、それ砂糖入っているのよ・・・・ノンシュガーの方がいいでしょ?」 それ以上ブクブク太ったら困るでしょ?と言いたいところをグッと飲み込んだ。 「まあ、そっちの方がいいけど・・・・。 な〜にリツコ、そんなに慌てているのよ?」 「・・・・・べ、別に慌ててなんかいないわよ。 」 ミサトの疑わしそうな視線に、リツコは心の中で舌打ちをする。 (・・・・チッ、変な所で野生のカンを働かせやがって。 ) 「ば、馬鹿な事言わないの。 今ミサトの分入れてあげるから・・・・。 」 「・・・・・まあいいか。 はいっ、ゴメンね?シンちゃん。 」 「あ、いいえ。 」 シンジはカップを受け取ると、口元に持っていく。 再びリツコの眼が怪しく光る。 「シ〜〜〜ンジッ!まぁ〜〜〜だぁ〜〜〜?」 不機嫌そうな声とともに、アスカとレイが入ってくる。 シンジの手がまた止まった。 「な・・・・。 ちょっと、二人とも!!まだ帰ってなかったの!?」 (なんなのよ〜。 もうっ、次から次へと!) 「だって終わったらみんなで買い物行こって約束してるもん。 夕飯の準備もあるし。 」 「・・・・お買い物するの。 」 「ミサトも車で送ってくれるんでしょ?」 「あ、ゴメンねアスカ。 ちょっとシンちゃんが気になったものだから。 」 「・・・・で、まだ帰れないの?シンジ。 」 「え〜と・・・・。 すみませんリツコさん、そういう事ですので、急ぎじゃなければまた今度にでも・・・・。 」 シンジはそう言ってカップを置こうとする。 「だ、だめよ!まだ用事は終わってないんだから。 」 「あ〜ん?リツコ、あんたさっき世間話って言ったでしょ?シンちゃんご飯作んなきゃいけないんだから、またにすれば?」 (何えらそうに言ってるのよっ!大体アナタが保護者の分際で、シンジ君に面倒見てもらってるからそうなるんでしょ!) 心の中で文句を言うリツコ。 だがこれ以上、シンジを引き止めておく口実が無い。 「そ、そうね・・・・残念だけど。 あ、でも、せっかく入れたんだから、そのコーヒーだけは飲んでいって。 ねっ?」 「・・・・なんかリツコ、さっきからシンちゃんに、無理矢理そのコーヒーを飲まそうとしてるように見えるんだけど。 」 「・・・・な、なに馬鹿なことを言っているのよ!?私はただ、せっかく入れたから飲んで欲しくて・・・・。 」 「な〜んか、その態度が怪しいのよねぇ・・・・。 」 「へぇ〜っ、リツコってば何か隠しごとしているわけ?」 「・・・・隠し事は良くないの。 」 アスカ、レイまでミサトの援護に回る。 しかしレイ、キミは人のことは言えんと思うが。 「そんな事言ったら悪いですよ・・・・。 じゃあリツコさん、これだけ頂きますから。 」 そういってシンジはぬるくなったコーヒーを一気に流し込む。 (やっっっったわぁっっっっっっ!!) リツコの心の中で三毛猫とシャム猫がマンボを踊って祝福している。 既に頭の中はパラダイス。 (薬は即効性だし、一気に飲んだからすぐ効果が出るはず・・・・・。 もうちょと引き留めなきゃ。 ) 「シ、シンジ君・・・・。 あの・・・・な、何か悩み事とかない?」 「え?別に・・・・。 どうしたんですか?突然。 」 「い、いえ、ちょっとね・・・・。 あ!そうそう、この間うちの実家に預けた猫が子供を産んでね・・・・。 」 「ちょっとぉ、いい加減にしてよね!こっちは用事があるのっ!待ってんだから!!」 「赤木博士・・・・。 私と碇くんとの大切な時間を奪おうとしている・・・・邪魔。 」 アスカとレイに遮られ、リツコは言葉に詰まる。 「行こっ、シンちゃん。 ・・・・バイビーッ!リツコ。 」 「じゃあ、すみません、リツコさん。 」 ガタッと席を立つシンジにリツコが思わず手を伸ばすが、その手は空を切った。 (あれ?なんか眠いや・・・・・。 ) 歩こうとしたシンジの身体がフッと揺らぐ。 「ん?シンちゃんどうしたの?」 「いや・・・・ちょっと眠気が・・・・・・・。 」 突然、前のめりに倒れこむシンジ。 慌てて抱き止めたミサトの脳裏にピン!と閃くものがあった。 「リツコ・・・・まさか、アンタの仕業じゃないでしょうね・・・・・?」 怖い顔でリツコを睨む。 「ち、違うわよ・・・・。 計算では眠気など出ないはずなのに・・・・って・・・・あ!」 慌てて口を噤むがもう遅い。 ミサト、アスカ、レイの鋭い視線がリツコを突き刺す。 「やっぱりいぃぃぃぃ!!アンタの仕業ねっ!!!」 「ちょっとリツコッ!シンジに一服盛って何するつもりだったの!?」 「碇くんを傷つけようとする者・・・・・許さない!」 三人に詰め寄られ、壁際まで追い込まれるリツコ。 「ちょ、ちょっとみんな、落ち着いて・・・・。 別にシンジ君に危害を与えようとした訳じゃないのよ・・・・。 」 (マズイわ、みんな、目がすわっている・・・・。 ) 「・・・そ、それより、シンジ君の容態が心配だわ!は、はやく医務室へつれていかないと・・・・。 」 話を逸らされたとは思ったが、シンジの事が心配な三人は不精不精、リツコの提案に従った。 (知らない天井・・・・・でもないか・・・・・最近よく見ているし。 ) でもあんまり見慣れたくないな、だってここは病室だから・・・・・。 と、他人事のように考えるシンジ。 (どうしたんだろう?僕・・・・リツコさんの部屋に行って、みんなが入ってきて、突然眠くなって・・・・・。 ) ぼやけていた視界が徐々にハッキリしてくる。 ・・・・人の顔が、ひぃふぅみぃ・・・・四人。 「・・・・・シンジ君・・・・・気がついた?」 あ、リツコさんの声だ・・・・・・。 ぼんやりとしていた頭がだんだん動き始めた。 「・・・・・リツコさん?僕、どうしちゃったの・・・・?」 「大丈夫?頭痛くないかしら?体の調子はどう?気分悪くない?」 「平気です。 少しだるいけど・・・。 」 そう言って体を起こそうとするシンジの肩をグッと掴み、リツコが心配そうな表情で彼の顔を覗き込む。 「本当に大丈夫?熱とか出てない?痛いところ無い?記憶が混乱してたりとか無い?体が痺れたりしない?どっか痒いとこなぁい?」 「だ、大丈夫ですって・・・・。 どうしたんですか?」 「ホントにホント?具合悪くないのね?無理してないのね?」 「え、ええ・・・・。 」 そこまで言われたら不安になってくる。 何があったんだろうと少し怯えていると、リツコがニッコリ微笑んだ。 「そう・・・・良かった、成功だわ。 」 「え?・・・・成功って、何のこと・・・・?」 「あら、気にしなくていいのよ。 ・・・・それにしてもよく出来たわ、これ・・・・。 ツヤといい毛並みといい、完璧ね。 」 リツコが手を伸ばし、シンジの頭の上の何かに触れる。 背筋にザワッと何かが走り、何かが頭の上でピクンッ、と跳ねる。 (えっ・・・・?) 異様な感覚。 身体を半分起こしたシンジは、お尻の方で何かがもぞもぞと動くのを感じた。 恐る恐る手をやり、そのフワフワした物体を触る。 とたんに全身がゾクゾクッ、と粟立つ。 (えっ、えっ?) 周りをみるとミサト、アスカ、レイの三人はシンジを見たたまま凝固し、リツコの眼にはハートマークがひらひら舞っている。 (ど、どうなってるの?) つつっと、レイが近寄って来た。 「・・・・・碇くん、鏡。 」 レイが持った手鏡を覗き込む。 普段どおりのボンヤリした顔。 加えて頭の上に、ぴくぴく動くネコの耳。 恐る恐るそれに手を伸ばす。 ・・・・・造り物じゃない。 生身だ。 「エエエエッッッッッ!!!」 シンジは飛び跳ね、ベッドの上にチョコンと座りなおす。 尻尾がヒュンッと跳ねる。 シンジの身体 + ネコの尻尾とネコの耳 = リツコの偏愛と妄想の結晶、ネコシンジの完成である。 「んっとっっっにっ!!なんつーーーー事すんの!?アンタはっっっ!!!」 「だ、大丈夫よ。 体には異常ないみたいだし・・・・。 」 「あんたバカァ!?そーゆう問題じゃないでしょっ!!このバカリツコッ!!!」 「バ、バカですって!?結構難しいのよ、これ。 特に彼の外見を崩さずネコ耳と尻尾だけ生やすには・・・・。 」 「マッドサイエンティスト・・・・そう、それはアナタ。 まともじゃないわ・・・・。 」 得意げに説明しようとするリツコに、レイが冷たくツッコミを入れる。 「うっ、うっ、・・・・リツコさん、僕何か悪い事したんですか・・・・?どうしてくれるんですか・・・・?」 「や、や〜ねぇっ!そんな泣かなくても・・・・。 計算では一週間くらいで元に戻るはずだから・・・。 」 「計算?アンタッッッ!科学者のくせにろくすっぽテストもしてないの!?」 「だ、だってぇ〜、出来るわけないじゃない。 事情を知ったら誰も飲んでくれないだろうし・・・・。 」 「当っったりまえでしょっっっ!!アンタに声かけられて怪しいと思わないのは、バカシンジくらいよっ!!」 アスカの怒声に、ず〜〜〜んと暗くなるシンジ。 (う・・・・そこまで言わなくたって・・・・。 リツコさんを疑わなかった僕のせいなの?) 落ち込む彼の頭をレイが抱きしめた。 「碇くんは悪くない。 悪いのはあのマッド・・・・。 他人の体を弄ぶ外道。 」 レイの慰めの言葉には異様な説得力がある。 抱きしめられたシンジはちょっぴり得した気分。 「ちょっとファーストッ!?何抜け駆けしてんのよっっ!!」 「レイ!シンちゃんから離れなさいっ!!」 「だ、だめ!!それは私の特権なんだからっ!!」 「元凶のくせして、ぬぅわぁにが特権よっ!!バカリツコッ!!」 たちまち争奪戦が始まる。 シンジの手や足が引っ張られ、パジャマがずれる。 「ちょっ、ちょっとみんなっ!やめてよっ!!」 ズボンが半分ずり落ち、ピョコンと尻尾が飛び出る。 「せんぱーーいっ!すみませんがお先に上がらして頂きます。 」 シュウッと医務室のドアが開き、マヤが覗き込む。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」 全員の動きがピタリと止まる。 マヤは目を丸くして固まっている。 「・・・・・・マ、マヤ?」 リツコがシンジの左足を掴んだまま声をかける。 呆然と立ち尽くすマヤ。 ズボンを引っ張るリツコと必死で抑えるシンジの姿が目に入る。 マズイ。 絵的にマズイ。 「・・・・・ち、違うのよマヤ。 これはね・・・・・。 」 恐る恐る声をかけるリツコ。 マヤの目に、シンジのお尻から飛び出たユラユラ揺れるものが写った。 「き・・・・・きゅわぁぁ〜〜〜〜んっ!!かっっわいっいっっっっ!!!」 ラブリーな叫び声と同時にシンジに向かって全力ダッシュ。 「うわぁ、本物の尻尾!?やぁん!フサフサしてるぅ。 ああっ!お耳が跳ねてるよシンジくん。 えへっ、おねーさんが撫で撫でするね?」 マヤ、はしゃぎまくり。 どうやらマッドの血は伝染するらしい。 「とにかくリツコッ!あたし達の夕食をフイにした罰として、これからご馳走すること!!」 「う・・・・・。 わ、わかったわよ。 」 「えへっ、ご馳走さまでーーーす!せんぱいっ。 」 マヤもちゃっかり便乗する。 「ちょっ、ちょっと、外に食べに行くんですか?僕、恥ずかしいですよ、こんな姿・・・・。 」 「何いってんの?どうせ一週間はその格好で暮らすんだから、いまから恥ずかしがっても仕方ないでしょ。 」 「そ、そりゃそうですけど・・・・。 」 「それともアンタ、ずっとここに隠れるツモリ?んなことしたら、リツコになにされるか分かったもんじゃないわよ。 」 「そ、そうだわシンジ君。 治るまで私の家にこない?サンプルも取りたいし・・・・。 」 「「「「駄目っ!!!!」」」」 女性陣の見事なカルテット。 ということはマヤよ、お前もか。 「あんたねーっ!ちったぁ反省しなさいよ?」 「碇くんは渡さないわ。 」 「う・・・・、言ってみただけじゃない。 」 しかし、リツコが100%本気だったのはミエミエだ。 「え〜と、じゃあここは間をとって、私の家で面倒見ることに・・・・。 」 「マヤぁっ!?なにどさくさに紛れて、シンジを連れて行こうとしてるのよっ!!」 シンジの首根っこを掴んだマヤの手をアスカとレイが振りほどく。 シンジの視界の外でチッ、と舌打ちするマヤ。 「さあっ!そんなことより、リツコ行くわよぉ!!ふっふっふっ・・・・、ガンガン飲んでジャンジャン食べるから覚悟なさい。 」 「ちょっ、ちょっとは遠慮してよお〜っ。 」 「あ〜っ、お腹すいたぁ〜〜〜。 ほらシンジッ!ボヤボヤしてないでさっさと来なさいっ!」 アスカとレイに両腕を掴まれ、連行されながらウルウル泣くシンジ。 「ちょっとは僕の話も聞いてよ・・・・。 僕の意思はどうなるのさ・・・・?」 諦めろ、そんなものは最初から無い。 < 続 > ===.
次の
ネルフは、日本に於ける公的機関としては異例なほど女性職員の比率が高い。 無論、名目上は国連下部組織であり、勤める職員たちも国際公務員という肩書きを 得る以上、純粋に日本の役所というわけではない。 しかし、アメリカの第二支部は北米大陸、ドイツの第三支部もドイツで採用を行っ ており、事実上その部門が置かれている国家が運用していると言っていいだろう。 それに言語の問題もある。 アメリカは英語圏であり、ドイツはヨーロッパ内部より比較的自由に人材を得ている が、日本にある本部の職員はそのほとんどが日本人によって占められている。 おまけに、職員の半分以上は、いわゆる整備員であり、これは99%男性なのだ。 さらに警備員を除いた管理部門、研究部門の人員は全体の30%いるかいないかと いったところで、その中に限れば女性の比率は男性を凌駕している。 その理由は、司令である碇ゲンドウと副司令の冬月コウゾウが、ほぼ完全に能力 主義を執っているためだ。 その中で、武官の中心的人物が戦術作戦局作戦部第一課の葛城ミサト三佐であり、 文官代表が技術局第一課の赤木リツコ工学博士というわけだ。 下世話な話だが、このふたりは文武の中心であると同時に、男性職員たちからの 人気という点でも二分している。 だが、ふたりには及ばぬにしても、じわじわと高い評価を得つつある女性もいた。 伊吹マヤ二尉である。 ルックスも良く、人当たりも良いため、もてることはもてる。 しかしながら、誰がいくらモーションをかけても一向になびく様子がない。 それどころか、あまりしつこいとかえって毛嫌いされる。 といって、浮いた噂ひとつないのだ。 多分にやっかみも入っていたろうが、一説には「レズなのではないか」とすら言わ れていた。 だが、これは半分当たっている。 マヤ自身、ほとんど男性に興味はなかった。 男よりは仕事と思っていた。 リツコが見込んで連れてきた大学の後輩ということもあり、切れ者が揃った技術局 内でもその優秀さは抜きん出ていた。 マヤは第二東京大学、つまり通常の国立大学出身であり、しかもまだ卒業して2年 しか経っていない。 ネルフ入局と同時に三尉に任官し、この歳で二尉というのは、防衛大学出身者並み の昇進速度なのだ。 そのくせ、リツコのような秀才臭さもない。 人気が出るのは、ある意味当然だったろう。 そのマヤが仕事に情熱を注ぐ元が、先輩の赤木リツコだったというわけである。 マヤも、ミサトやリツコと同じく、マンション住まいである。 今日は非番であり、珍しく客が来ることになっていた。 マヤは鼻歌を歌いながら、室内を軽く掃除している。 元々がきれい好きだから、そう取り繕って大掃除することもなかった。 テーブルを拭き、来客用のクッションを用意する。 客と言っても、毎日のように顔を合わせている相手だ。 リツコがシンジを連れて、珍しく訪ねてくるというのだ。 どういう経緯でシンジが来るのか、その点はわからなかったが、そんなのは些細な ことだ。 マヤにとって、憧れのリツコが部屋に遊びに来てくれるというだけで舞い上がり そうなくらいだった。 そうこうしているうちに時間が来た。 チャイムが鳴る。 「はぁい」 明るい返事をしてマヤが玄関口に走った。 監視カメラにはリツコとシンジが映っている。 「今、開けます」 というと、マヤはロックを外した。 「いらっしゃい」 「……」 マヤは優しく微笑んだが、なぜかリツコは俯き気味で無言だった。 「ど、どうも……」 代わってシンジが、やや遠慮がちに挨拶する。 少々おかしな雰囲気だったが、マヤはふたりを招き入れた。 応接間に案内すると、キッチンへ向かった。 「ちょっと待っててください。 お茶煎れますから」 「あの、おかまいなく……」 「かまって欲しくても、ケーキくらいしか用意してないから期待しないで」 シンジの言葉を軽くかわしながら、マヤは小走りで出ていった。 部屋に残ったシンジはあたりを見回す。 清潔なマヤらしい、小綺麗な部屋だ。 カーテンやクッションにフリルやレースものが目立ち、飾ってあるぬいぐるみの 趣味を見ても、想像通りの少女趣味のようだ。 リツコは、観察しているシンジの様子を落ち着かな気に見ている。 それに気づくと、シンジは薄く笑ってリツコを見た。 「どうしたの、リツコさん。 そんな顔しちゃって」 「あ……あなた、ホントにマヤにまで……」 「なに?」 「マヤにまで……ひどいことするつもりなの…」 「ひどいったって……。 リツコさん、けっこう悦んでたじゃない」 「やめて!」 おぞましい記憶が甦り、リツコはぶるぶると頭を振りたくる。 こんな少年に、身体を好きなように弄ばされて……。 しかも、その責めに身体が感応してしまった。 それだけならともかく、その痴態をビデオで撮影された。 おまけに、それを脅迫材料に、こうしてマヤまでシンジの毒牙に晒さすはめになった。 犯され、証拠を撮られた時点で自殺も考えたが、これまでの研究成果やゲンドウに 対する想いまで無にしたくはなかった。 公にされればシンジだってタダでは済むまいが、リツコも社会的に抹殺されるだろう。 それに、シンジには代替がない。 初号機はシンジでなければシンクロしないし、ダミー・プラグなど論外である。 しかも、ネルフの真の目的のためには初号機は不可欠なのだ。 つまりシンジも不可欠だということだ。 であるならば、今回の件が問題になっても揉み消され、シンジはお咎め無しという ことも十分に考えられる。 最悪の場合、現状維持と言うこともある得るのだ。 リツコやミサトは、このままシンジの情婦として放置されるということだ。 そしてマヤも。 そう考えるとリツコはゾッとした。 いくらミサトやリツコが優秀とはいえ、替えはいるのだ。 シンジにはそれがない。 よく考えれば、シンジがそのことを武器に今まで好き勝手な行動をしなかったこと 自体、不思議といえば不思議なのだ。 シンジの、大人しく控えめな性格がそうしていたわけだが、リツコたちもそれが当 然と思っていた。 化けの皮が剥がれるなど、思ってもみなかった。 子どもだと思っていたのだ。 それが大間違いだったと知った時は、もはや手遅れだった。 「リツコさん、わかってるよね」 「……」 「おかしなマネはしないでよね。 黙って見てるだけでいいんだから」 その時、マヤが戻ってきた。 トレイにガトー・ショコラのショートケーキと紅茶を載せている。 「お待たせしました」 マヤがにこにこしながら配膳する。 ティ・ポットから紅茶を注ぎ終わると、ぺたんと座った。 シンジはその様子を観察する。 ミサトたちに比べれば小作りだが、小柄というほどではない。 髪はボブで、さほど手入れをしている方ではないが、それがマヤによく似合って いる。 シンジにはよくわからなかったが、今日のファッションはステューシーシスタで まとめている。 ブルーのジーンズショーツからすらっと伸びている健康的な脚が印象的だ。 タンクはベージュのノー・スリーブで、すべらかな肩もきれいに処理した腋も晒し ている。 着ているものも髪もボーイッシュなのだが、若くて張りのある肌と、時おり香って くる薄い女の匂いが、服装との同期を激しく拒絶している。 シンジとは別の意味で子どもっぽいのだが、外見が違う。 本人は「女」を意識していなくとも、その顔やスタイルは女性を主張して止まない。 マヤ自身が無頓着な分、ちぐはぐになりがちだが、かえってそのアンバランスさが 彼女らしい魅力になっている面もあるのだ。 マヤは、リツコが来てくれて舞い上がっている分、浮かれ気味で話していたが、 そのリツコがあまり気のない様子なので不審に思った。 怪訝そうにリツコを見ながら聞いてみる。 「あの、センパイ…。 どうかしました?」 「え……?」 「なんだか……あまり気が進まないっていうか……ぼーっとしてるみたいな……」 「……」 口を開きかけたリツコの手をテーブルの下でつかみ、シンジが言った。 「あ、実はですね、マヤさん。 今日うかがったのは、僕の用事なんですよ」 「シンジくんの?」 マヤはちょっと意外そうな顔でシンジを見た。 実のところ、マヤが自分のマンションに男性を入れたのはシンジが初めてである。 男を入室させるなど考えたこともなかったが、マヤにとってシンジは「男」では なかったのだ。 男まで届いていない存在、つまりは「子ども」である。 故に、仮にシンジがひとりで訪れたとしても、マヤは恐らく中に招いただろう。 シンジを警戒すべき対象、つまりは「男性」として見ていないからだ。 そのシンジが、自分にどんな用件があるというのだろうか。 「なんなの? それ、赤木センパイも関係あること?」 「ええ、あります。 だから一緒に来てもらったんで」 「へえ……。 なに?」 「こういうこと!」 シンジはそう叫ぶと、ズボンのポケットからカッターナイフを取り出し、素早く リツコの首筋に当てた。 「!」 リツコが声にならない悲鳴を上げる。 「きゃあ!」 あまりのことに、マヤは悲鳴を出すと、後ろ手をついて後じさった。 何が起こったのかよくわからない。 「な、なにを……なにをしてるの、シンジくん……」 「なにって、こうして……」 「ひっ」 喉元にスッと薄く切り傷を入れられたリツコは、怯えたような声を出した。 その声を聞いてマヤも恐怖する。 「やっ、やめてっ!」 「いいですよ」 シンジは素直にカッターを離した。 当然ながら、本気でリツコを傷つける意志はない。 これでうまくいかなくても、リツコを切り刻んでまでマヤを手に入れたいとは思って いない。 また別の手段を考えるだけのことだ。 思いの外、シンジが言うことを聞いたのでマヤもホッとしていると、彼はとんでも ないことを言った。 「でも条件があります」 「条件……?」 「マヤさん、服脱いでくれません?」 「え……」 「服ですよ。 着ているものを脱いで欲しいんです」 「な、なにを……」 「ダメならこうです」 「あっ」 シンジは再びナイフをリツコに突きつけた。 リツコは怯えたように、というよりは ほとんど動く意志がないようにすら見える。 それでもマヤには十分な脅迫である。 「だめ、シンジくん、やめて……。 わかったわ、脱ぐから……」 それを聞くと、今度はリツコが正気に返ったように叫んだ。 「だめよ、マヤ! ああ、こんな子の言うことなんか、聞いちゃだめ!」 「こんな子?」 シンジの目が冷たく光った。 「よくそんなことが言えますね、リツコさん。 その「こんな子」に抱かれて悩ましい 喘ぎ声を上げてたのはどこの誰です?」 「言わないでっ!」 「ど……どういうことなんです、センパイ……」 「ま、それはあとでじっくり教えますよ。 じゃあ早速」 「……」 すがるような目で少年を見つめたマヤだが、シンジの瞳に表情がないのに気づいた。 何を言っても通じないような気がする。 観念したように、のろのろとマヤは立ち上がった。 脱ぐのを拒否することも、逃げ出すことも可能だったろう。 しかし、リツコをこのままにして逃げるという発想だけは出なかった。 助けられるのなら何とか助けたかった。 「早く」 「……」 早くと言われても、身につけているものはシャツにパンツだけだ。 その下はインナーである。 タンクトップに手をかけると、ゆっくりと頭から抜いた。 ストラップレスのブラをしていた。 シャツと同じく、色はベージュだ。 「へー、ずいぶんと不用心なのをしてるんですねー。 こんなの、すぐに外れちゃう んじゃないですか?」 「……」 マヤは返事もせず、パンツを下ろした。 下からは、これもベージュのショーツが出てきた。 前後を布で覆い、足ぐりは浅く、レースになっている。 マヤは恥辱でぷるぷると震えている。 人前でこれだけ肌を晒すなど、入浴以外では初めてだ。 それも男の前である。 マヤはこの時初めて、シンジを男として意識した。 単に思春期の男の子の好奇心というだけならいい。 まさかとは思うが、シンジは自分の身体を狙っているのではなかろうか。 「……」 シンジはマヤの下着姿に見とれていた。 ミサトやリツコのように、30歳の熟れきった女の肢体もよかったが、24歳という マヤの色づく直前の女の身体も、なかなかそそるものがあるではないか。 リツコの身体は、ミルクを溶かし込んだようなまさに乳白色といっていい白く色の ついた身体だったが、マヤのそれは肌が透けて見えるような白さだった。 ごくりと喉を鳴らすと、マヤに先を促した。 「それだけじゃないでしょう? 下着もとって」 「いや……」 「シ、シンジくん、それは許してやって……」 「リツコさんは黙って。 マヤさん、早く。 じゃないとリツコさんが……」 「わ、わかりました、だからやめて!」 マヤは叫ぶように言うと、目を固く閉じて顔を振った。 もうどうしようもなかった。 震える手を背中に回し、ホックを外す。 左腕で巧みに胸を隠し、右手に持ったブラを床に落とした。 そして、すがるようにシンジを見やったが、彼は顎をしゃくって下も取るように 言っている。 マヤは軽くため息をつき、諦めたように右手をショーツにかける。 さすがに正面では脱げず、後ろ向きで脱ぎ捨てた。 「も、もうこれで許して……」 「それで許してちゃ、何しに来たかわかりませんよ」 シンジはそう言うとニヤリと笑った。 「じゃあ、こっち向いてください」 「お願い……」 「早く」 「……」 おずおずとマヤはシンジたちの方へ向き直る。 リツコは悲しげに顔を背けた。 マヤは左腕で胸を覆い、右手で股間を隠している。 マヤは恥ずかしさと恐ろしさで細かく身体を震わせていた。 頬には涙が伝った。 シンジは、マヤの意外なほど豊かな裸身に息を飲んだ。 何しろ、ミサトやリツコというグラマーが常に側にいるのであまり目立たないの だが、なかなかどうしてマヤのヌードも魅惑的だった。 ミサトたちほど脂が乗っている感じではないが、その分、若い肌が張っている。 バストも想像以上にまろやかに張っており、85くらいはあるのではなかろうか。 それ以上にそそるのは、その形状の見事な尻だ。 ミサトなどは、さすがに年齢的なこともあり、やや垂れ加減だったが、マヤのそれ は見事にグッと上がっている。 下着による補正のヒップアップなど微塵も必要にないのだろう。 「ああ…」とすすり泣いているリツコを見てシンジは我に返った。 そして、今度はバッグから手錠を取り出すとリツコの手にかけた。 「あっ……」 リツコは声を出したが、シンジはかまわず両手を拘束し、さらにもうひと組みの 手錠を出すと、今度は細い足首にかけた。 そしてそれらのチェーンにビニール紐を通してしまった。 リツコは身体を「く」の字に曲げられ、動きを封じられた。 「ま、また、こんなの……」 「心配しないでいいよ、リツコさん。 今日はリツコさんには何もしないから」 「……」 「まだ完全にリツコさんを信用したわけじゃないからさ、邪魔しないで欲しいだけ。 今日の獲物はマヤさんだから」 シンジの行動と発言を、信じられぬような顔で見ていたマヤは、本能的な恐怖を感じ てへたり込んでしまった。 そして無意識に後ずさり、シンジから逃げようとした。 気配を感じたシンジは振り返り、マヤを部屋の隅に追い込んだ。 「いやああっ」 マヤは大きく叫んで、腹這いで逃げようとしたところを背中からシンジに押さえ込 まれた。 闇雲に暴れたつもりだったが、もともと頭脳労働者で体力もない。 簡単に自由を奪われてしまった。 「やめて、離して!」 膝の下でもがくマヤの腕を取ると、これも手錠を嵌めてしまった。 後ろ手に手錠されたマヤを仰向けにひっくり返すと、今度は足首をロープで縛った。 そして、そのままお姫様抱っこをしてベッドルームに運び込み、寝台の上に投げ出 した。 手足の自由を奪われたマヤは激しく身を揉んだが、芋虫が蠢くほどにも動けなかった。 リツコも引きずるようにして部屋に引っ張って来た。 「ふう」 いかに体力で優っているとはいえ、身の危険を感じで大暴れする若い女性を押さえ るのは容易なことではない。 さすがにシンジも一息ついて座り込んだ。 マヤも胸を上下させて息をついている。 額にはうっすらと汗さえ浮かんでいた。 薄くかいた汗のせいか、マヤの全身から薄甘い香りがした。 もしかすると、これが処女の香りなのかも知れないと思った。 ミサトやリツコは、見た目も匂いも大輪の花のような濃厚な感じだった。 しかしマヤは、控えめに咲く百合のようなイメージがある。 いじらしさが滲み出ているマヤの寝姿に、シンジはたまらず寄り添うように寝ころ んだ。 マヤは精一杯の抵抗で、シンジから必死に顔を背ける。 シンジはマヤの身体に鼻を寄せ、くんくんと無遠慮に匂いを嗅いだ。 少しも厭な匂いがない。 腋の汗すら香しかった。 すっかり欲情したシンジの股間は、狭いズボンの中で行き場をなくして大きく盛り 上がっていた。 それに気づくと、シンジはおもむろに立ち上がり、自分も脱ぎ始めた。 ワイシャツを脱ぎ、ズボンを下ろすと、すっかり逸物は立ち上がっていた。 トランクスの先は、もう先走り汁で粘ってさえいた。 シンジは己の肉茎を握ると、誇示するようにマヤに示した。 「マヤさん、ほら」 「ひっ……」 シンジに呼びかけられて恐る恐る見てみると、太い男根が屹立していた。 それはマヤが知る「おちんちん」のイメージとはかけ離れた、まさに肉の凶器と いった感じがした。 「あれ? もしかして見るの初めて? そうじゃないかとは思ってたけど……」 シンジは嬉しそうに言った。 そして、青ざめた表情で唇を震わせているリツコに聞いてみる。 「ねえリツコさん、マヤさんてやっぱ処女かな」 「しっ…知らない……」 シンジは目を細めてつぶやく。 「ふーん。 じゃあ確かめてみるかな」 そう言うと、マヤの裸身に覆い被さっていく。 「いっ、いやあっ……」 「だめ、シンジくん、やめて!」 マヤの悲鳴にリツコも絶叫で反応する。 シンジもすぐに動きを止めた。 「じゃあ答えてよ。 マヤさんて処女?」 「わ……わからない…けど……多分……」 「早くそう言えばいいのに」 今度はくるりとマヤの方に向いた。 マヤはまだ顔を伏せてシンジの方を見られない。 シンジはのしかかったままマヤに訊く。 「リツコさんはああ言ってるけど、実際はどうなんです?」 「……」 無論、マヤに答えられるはずがない。 しかしシンジがそんなマヤを許すはずもなかった。 「答えなきゃどうなるかわかるでしょう?」 そう言って、右膝を器用に使ってマヤの脚を割りにかかった。 犯される恐怖にマヤが絶叫する。 「やめてっ!!」 「……」 「お願い、ああ、やめてシンジくん……」 「やめて欲しければどうするかわかるでしょう」 マヤは固く噛んでいた口を開け、震える唇で答えた。 「ああ……ま…まだ……です……」 「ヴァージンなんですか」 「は、はい……」 シンジは満足そうにうなずくと、一端マヤから離れた。 そして全身を舐めるように見渡してから言った。 「マヤさん、24歳ですよね」 「……はい」 「珍しいですよね、今時その年齢まで処女を守ってるって」 「……」 マヤは悲しげな瞳を、拘束されているリツコに向けた。 リツコも涙で濡れた瞳で見返している。 その様子を見ながらシンジは、今さらながら例の噂を思い起こした。 これは本当にマヤはレズっけがあるのかも知れない。 しかも憧れの相手はリツコに間違いない。 もちろんリツコはノーマルだから、仮に告白されたところで応えはしないだろう。 マヤもそれがわかっているから自分から言うこともないのだろう。 シンジもそういう意味ではノーマルだから、別にリツコとマヤのレズシーンを見た いとは思わない。 双方ともに調教が進めば、リツコ&マヤで3Pというのは楽しいだろうが。 そのためにもマヤにも男に目覚めてもらわねばならない。 せっかくリツコがいるのだから、彼女をダシにして責めてやろうと思っていた。 シンジは、身を縮めて脅えているマヤを見て、猫撫で声を出して言ってやった。 「そう怖がらなくていいですよ。 なるべく優しくしてあげますから」 「……」 マヤは目眩がするようだった。 やはりシンジは自分を強姦する気でいるらしい。 誰のためにと思って守ってきた処女ではなかったが、こんな形で奪われたくはなか った。 「いや……」 シンジはマヤにそっと近づくと、ゆっくりとその裸身を自分に引き寄せた。 シンジは両手を伸ばすと、まだ誰にも触れられたことのないマヤの胸乳を覆った。 「あっ……」 マヤはわずかに身悶えたが、こうなってしまっては抵抗も無意味と知ったのか、 なるべくシンジに背を向けるようにして耐えている。 シンジの手のひらに、マヤの丸い乳房が直に感じられる。 とろけるように柔らかかった肉球を、シンジは絞るように揉み上げた。 「ん……」 マヤはシンジの暴虐に必死で耐えている。 時折、敏感な急所に触れることもあったが、その感覚をかみ殺すように口を噛み しばっていた。 シンジは、ミサトたちのように荒々しくは揉まず、やわやわと円を描くように回し 揉んでいる。 中指で下乳を擦ったり、親指と人差し指を使って乳輪や乳首を虐めると、マヤは たまらずに舌足らずの悲鳴を上げた。 しつこいほどにマヤのバストを責め立てていると、彼女の意志とは関係なく、身体 に変化が起き始める。 まずは乳輪がぷくりと膨らんできた。 乳首をこりこりとしごいてやると、その硬さが徐々に顕著となった。 そして股間。 マヤは腿を閉じ合わせてもじもじしている。 これはお腹の奥の方が熱を持ち始め、潤んできたことを感じているからだ。 僅かずつではあるが、肉の割れ目から液が滲み始めている。 マヤは自分の身体の状態に動転する。 濡れているのか。 シンジに無理矢理犯されかかっているのに濡れているというのか。 いや、これは身体の防衛反応に違いないのだ。 無理に乱暴されると、膣を裂傷から守るために液で湿ってくるという話を聞いた ことがある。 これもそうに決まってる。 しかし、そう思う裏腹に、シンジが胸に加えてくる刺激で、ジーンと腹の奥が響く ことがあり、マヤをますます困惑させるのだった。 それでも精一杯の気勢を張ってマヤは叫んだ。 「も、もうやめてっ! こんなの、いやっ」 「いやだなんてそんな。 気持ちいいでしょうに」 「いやよ、不潔だわ。 触らないで!」 「不潔って……」 シンジが苦笑する。 処女にはよくあるタイプだが、セックスそのものを不浄として忌み嫌うのかも知れ ない。 少々、度の過ぎた感のある潔癖性のマヤだから、予想のつかない事態ではない。 しかし、この手の女は、逆に性行為に並々ならぬ興味を持っていることも少なくない。 そして、そういう自分を嫌悪しているため、余計に汚らわしく映るのだ。 「男と女なら、誰だってすることじゃないですか」 「いや、私はいやっ」 「……」 シンジは少々方針を変えることにした。 最初は多少無理押しでも犯してしまえば何とかなると思っていた。 ミサト然り、リツコ然りだ。 マヤは手間取るのではないかと思っていたが、案の定である。 ならば内面から崩して行くことにする。 「マヤさん」 「……」 「そんなにセックスって不潔ですか」 「……穢らわしい。 いやらしいわ」 「じゃあマヤさんはセックスに興味ないんですね」 「……。 ない」 シンジはニヤリとリツコの方を見て言った。 「ウソでしょう。 男には興味なかったかも知れないけど……」 「……」 「リツコさんにも興味ないですか?」 「!」 マヤは一瞬ハッとしてリツコに目をやったが、すぐに顔を伏せて目をつむった。 シンジはそんなマヤに近づき、股間を覗き込む。 「リツコさんのこと……好きでしょう?」 「……」 「どうなんですか」 答えないマヤに、シンジは乳首を指で抓ってやる。 愛撫され、勃起してきていた乳頭をつぶされた痛みで、マヤは固い口を割った。 「いっ……!」 「答えて」 「……。 す、好きです…」 黙っていれば、また乳首を苛められると思ったマヤは、ようやくそれだけ答えた。 シンジは畳みかける。 「どんな風に?」 「ど、どんな風にって……。 せ、先輩として…」 「またウソ」 再びぎゅうっと乳首を捻る。 乳首がもげそうな激痛で、マヤは目を見開いて悲鳴を上げた。 「痛いっ! それ、やめて……」 「だったら正直に答えるんです」 「……」 「だんまりですか。 また乳首を捻られたいの?」 「わっ、わかりました!」 「で?」 「その……す、好き……です…。 じょ、女性として……も…」 「それでいいんです」 シンジの手がようやく胸から離れたが、ホッとする間もなくマヤは青ざめる。 彼は股間に手を伸ばしてきたのだ。 うっすらと生えた陰毛を撫でるようにさすると、マヤの背に悪寒が走る。 「やめ、やめなさい、シンジくん! だめ、そこはだめ!」 秘部をまさぐられる恐怖に処女が叫ぶ。 責めるシンジの方は余裕綽々だ。 とても14歳とは思えなかった。 10歳年上だが男の肌を知らぬ乙女と、まだ中学生だが既にふたりの熟女を手玉に とった少年では、年齢差による優越はなかった。 「ねえマヤさん」 「…やめて……」 「リツコさんのこと考えて、ここいじったことある?」 「……え…」 「はっきり言わないとわかんないかなあ。 だからリツコさんを想ってオナニーした ことありますかって訊いてるんだけど」 「……」 たちまちマヤは首筋まで真っ赤に染まった。 シンジは軽く失笑してしまう。 これほどわかりやすい反応をする女も、そうはいないだろう。 「そっか。 あるんですね」 「……」 「マ、マヤ……」 マヤは必死に顔を背け、目を固く閉じている。 唇を、血が出るくらいに噛みしめていた。 そんなマヤを、リツコが複雑な表情で見つめている。 ふたりの様子を面白そうに見やったシンジは、マヤの恥毛に軽く指を絡ませながら 訊く。 「どうやって、です?」 「……」 「どうやってオナニーしてたんですか?」 「……」 マヤは、信じられぬという顔で少年を見た。 なぜそんなことを言わねばならないのか。 シンジは、いやらしくにやけるというよりは、ごく普通に微笑んでいるように見える。 それがマヤには怖ろしかった。 「こうですか」 「うあっ……」 シンジがいきなりクリトリスを指で摘んだので、マヤは思わず声が出た。 さらに指でクリクリといじってやると、マヤは腰を揉んで抗った。 「きゃあっ……だめ、いやあっ……あっ、そんな……うああっ…」 「大騒ぎしないでくださいよ。 こうしてるんでしょ?」 マヤは激しく首を振って否定した。 「じゃ、どうしてたんですか?」 「……」 「言わないと……」 「いやっ……。 そ、そんなことは、しません……」 「なら、どうやってたんですか」 「も、もっと、優しく、です……」 「?」 「ゆ、指なんかじゃなくて……」 「ああ」 そこでシンジは合点がいった。 「そうか、こうですね」 「ああっ」 少年は手のひらをかざして、クリトリスの先っぽを撫でるように愛撫した。 掌全体を使って、敏感な肉芽をさするようにしていたのだろう。 性経験がなく、それでいて鋭敏な性感を持っているこの娘は、これだけでも十分な 快感を得られたに違いない。 これに胸を揉んだりして高めていったのだろう。 その証拠に、シンジがその愛撫を繰り返していると、マヤはもどかしそうに腰を うねらせきた。 「あ……あ、あん……」 「艶っぽい声になってきましたね。 ほらほら、リツコさんも見てますよ」 「やあっ……せ、センパイ、見ないでくださいっ」 「マヤ……」 リツコに秘密を知られ、恥ずかしい姿を見られていると思うと、マヤはたまらなく なった。 そんな様子を見て、シンジは人の悪そうな笑顔を浮かべる。 「リツコさん」 「……」 「ねえリツコさんてば。 リツコさんが僕にどうされたのかマヤさんに言ってみてよ」 「……」 「そうすればマヤさんも覚悟が出来るかも知れないから」 「い……いやよ…」 「そう」 シンジはあっさりと引き下がり、マヤにのしかかった。 「じゃあ仕方ない」 「な、やめなさい、シンジくん!」 リツコが慌てて叫んだ。 マヤだけは、この少年の毒牙にかけてはならない。 もう自分は散々穢された身で、どうなってもいい。 だけど、この無垢な後輩だけは救いたかった。 「じゃあ……」 「わ、わかったわ……」 リツコは後ろ手に手錠され、床に転がされたまま言った。 なるべくマヤの方を見ないよう、首を曲げた。 「マヤ……。 わ、私はね……シンジくんに……ご、強姦された…の……」 「強姦?」 シンジがリツコを覗き込んで言った。 「それはあんまりですよ、リツコさん。 最初は確かにそうだったかも知れないけど、 だんだんと感じ始めて、終いには中出しまでねだったくせに……」 「言わないでっ!!」 リツコはブロンドの髪をぶるぶる振って言った。 屈辱のためか、閉じた目尻に涙がにじんでいる。 マヤは、尊敬する先輩の信じられぬ告白を聞いて、夢見がちだった大きな瞳をいっ ぱいに拡げている。 ショックのせいか、唇も痙攣していた。 シンジは双方の女を見比べながら、リツコを促した。 「もっと詳しく言ってよ。 具体的にどうされたのか、とか」 「……」 リツコはもう観念している。 どう抗っても、結局はずかしいことを言わされてしまうのだ。 無理に拒否でもしようものなら、いっそうひどいことをされるかも知れない。 また、マヤの身体への暴虐を先延ばしに出来るのも、これだけだ。 「シ、シンジくんは……私を……お、犯して……。 か、身体をロープでぐるぐるに 縛り上げたの……。 そこに……ああ…」 「そこに?」 「……。 定規で叩かれたりして……。 さ、最後に、何度も何度も……凌辱した…… わ…」 「凌辱じゃなくて。 具体的にどうしたんだっけ? もうプレイ中に何度も言ったじゃ ない」 「く……。 私の……オマ…オマンコに……硬い…ペニスを突っ込まれ……て……、 な、何度も射精されたのよ……」 シンジは軽くうなずいた。 「そんなとこですね。 マヤさんも、これからそうされるわけ。 わかった?」 「……」 マヤは口もきけなくなった。 リツコの告白を聞いて、顔色は赤くなったり蒼くなったりして、その心的動揺が 見て取れた。 シンジの方は、リツコの話の間にもマヤの身体をいびり続けていた。 マヤはそれどころではなかったが、それでもシンジに嬲られる身体は、そのこと すら刺激になって、より貪欲に愛撫を求めるように熱くなっていった。 さすられ続けるクリットは赤く充血し、先端部が皮から見えてきている。 たまにシンジの手が女の割れ目に触れると、しっとりと濡れている陰毛から、愛液が こびりついてきた。 ときおり揉まれる胸は息づき、その谷間にはうっすらと汗をかいていた。 充分に膣が濡れてきたことを確認したシンジは、人差し指を使ってマヤの割れ目を くつろいだ。 何層にもなった襞も濡れそぼち、ひくついている。 そして、おもむろに指先を入れようとした途端、マヤが張り裂けんばかりの悲鳴を 上げた。 「いっ、いやあああああっ!!」 「…びっくりしたなあ、もう」 その悲鳴に驚いたシンジは、思わず手を引いた。 「そんなに嫌がることないでしょう。 指くらいなら大丈夫はなずですよ、マヤさん だって自分の指を使ったことあるでしょうに」 マヤは懸命に首を振った。 シンジは「へぇ」という顔をする。 「そうですか、まだ指も入れたことないんだ……。 でも平気ですよ、タンポンくらい 入れたことあるでしょう? なら……」 「入れません! 私、ああいうの怖くって……」 今度こそシンジもびっくりした。 「ホントに……? こりゃ、ますますもって正真正銘の処女ってことか」 「……」 生理用品すら怖がって入れられないとなると、ペニスを入れるなんて言ったら卒倒 しかねない。 そういうのを、手をかけて堕とすのが楽しいという男もいるのだろうが、さすがに シンジにはそこまでの余裕はなかった。 ミサトにしろリツコにしろ、それなりに男性経験もあり、言ってみれば「練れた女」 なだけに、一端、ことに及んでしまえば先に進むのは楽だった。 シンジは、性の技巧という点では当然まだ未熟だが、それを補って余りある知識と 小道具、心理責めで屈服させてきたのだ。 ところがこの女はそれが通用しそうもないのである。 それならどうするか。 身体自体はかなり敏感なようである。 しかし、膣に挿入したら、破瓜の出血や激痛、喪失感が大きすぎて、セックスその ものを今以上に恐れてしまう可能性があった。 シンジはハタと思いついた。 ミサトを羞恥地獄に堕とした手段でいけばどうか。 尻責めである。 ここなら破瓜も出血もない。 ただ、浣腸のようなハードなものはやはりまずいだろうし、精神的に毀れてしまい かねない。 屈服させるのが目的だが、毀してしまっては意味がない。 シンジはそこまで考えると、右手で逸物を持って、わざとブラブラさせてマヤに見せ つけた。 「そうなら、こんなものが入るとなったら、マヤさん卒倒しちゃうかもね」 「い……いや……」 「いやったって、これが目的なんだけどなあ」 「絶対にいやですっ」 泣き叫ぶマヤに、リツコも呼応する。 「お、お願いだからシンジくん……マヤには…マヤには何もしないで」 「泣かせるなあ、リツコさん。 麗しい師弟愛ってとこですか」 「……」 「それとも、さっきのマヤさんの告白で、「抱くなら私が」ってわけ?」 「なっ……何を言うの、この子は!」 「ま、いいや」 シンジは思わせぶりにリツコとマヤを見やった。 「それほど言うなら、マヤさんの処女は守りましょう」 「……」 「でも、このままじゃ僕も収まらない。 オマンコを犯すのはやめるから、他をいじる のはいいでしょう?」 「いやですっ」 「いやなら、ほら」 そう言って、シンジがマヤの股間に入り、肉棒を割れ目に押し当てると、マヤはそれ こそ喉が張り裂けそうな悲鳴を出した。 「いっ、いやああっ!!」 「ね。 わかった?」 マヤは必死にうなずいて見せた。 シンジはちらりとリツコに視線をやると、マヤへは心配そうな目を、シンジには睨み 殺らんばかりの瞳を向けていた。 シンジはちょっと考えたが、リツコを引きずってベッドルームから追い出してしま った。 抗議の声を上げたリツコだったが、マヤが嬲られるところを見たいのかとシンジに 囁かれると、がくりと俯いて大人しくなって従った。 その様子を見ていたマヤは複雑な表情を見せた。 憧れの先輩に恥を晒す姿を見せなくて済むという安心感と、味方がいなくなる不安が ない交ぜになっているのだ。 シンジは無言でマヤの股を覗くように屈んだ。 「……」 どこを見られているのか想像するだけで、マヤは気を失いそうになる。 心の大事な部分が欠けて奈落に抜け落ちていくようだ。 「きゃあ!」 そのマヤの身体に活が入った。 シンジが突然、アヌスをいじくりだしたのだ。 思いも寄らぬ箇所への攻撃に、マヤはすっかり動転した。 「なっ、どこを触ってるの、シンジくん!」 「どこって、肛門ですよ。 マヤさんのお尻の穴」 「そっ、そんな……だめ、そんなとこ!」 シンジはこそこそとくすぐるようにマヤの菊座を撫でた。 シンジの細い指がなぞるたびに、固く閉じ込まれた肛門がふるふると震えるように 反応した。 さらに、中に潜り込もうともぞもぞと蠢くと、マヤはたまりかねたように糾弾した。 「やめてっ! き、汚い!」 「汚いのはお尻の穴の方で、僕の指は綺麗ですよ」 「触らないで! け、穢らわしいわ」 シンジが丹念に肛門を揉み込んでいくと、固く締まっていたマヤのアヌスも、ふっ くらとほころびかけてくる。 その、もぞもぞした感覚は、汚辱感とともに訳の分からぬ気怠さを伴ってマヤを 襲った。 「ああ……うっ……だ、だめ……」 時々、指を伸ばして、濡れてきていた膣から蜜を取り、それを肛門に塗りつけるよう にして擦った。 ぬるぬるとした感触で盛んに摩擦される敏感な粘膜は、いつしかカッカと燃えるよう な熱を持ち始めていた。 頃合いと見たシンジは、とうとう指先でマヤの腸内に入り込んだ。 あれほど固かった菊門は、あっさりと言っていいくらいにシンジの指を飲み込んで しまった。 「あう!」 ピリッという鋭い痛みが走り、シンジの指がお尻の穴に入り込んだことを知った マヤは気死しそうになる。 不浄の穴をいびられ、指まで入れられた。 それだけでマヤは汚辱感で失神するかと思った。 「ううっ……ああああ……」 シンジのいびる肛門が、まるで脳神経に直結しているかのようにマヤには感じられた。 彼の指が中に入り込み、襞を刺激するたびに、凄まじいまでの刺激がマヤの背筋を 駆け抜け、頭蓋の中で炸裂する。 「うあ! ……ああ、お願い……うんっ……ひ……」 肛門からじわじわとわき上がってくる感覚に、マヤは呆然とする。 その感覚に浸っていると、いつしかドロドロの粘液の海に沈み込んでいくような錯覚 に囚われ、何かにすがりたいと思うマヤだった。 ハッと我に返り、嫌がって肛門の括約筋を引き絞ると、シンジの指をしっかりと感じ 取ってしまうことになり、マヤをいっそう戸惑わせる。 また、シンジがその締まった時にぐりぐりと指を捻るものだから、菊座に走る刺激は いっそう烈しいものとなった。 「っ……! ……いっ……んんっ……」 マヤの声色が妖しいものになりつつあったが、シンジは焦ることなくゆっくりとマヤ の性感をほじくり出していった。 シンジの指に肛門を嬲られるたびに、マヤの五感が痺れ、ほとんど陶酔といっても いい恍惚感を味わっていた。 それが、生まれて初めて味わう、はっきりとした快感だとマヤが知るのはまだ先の ことだ。 「あ、いやっ……くう……」 シンジがゆっくりと指をピストンし始めると、倍増する快美でマヤは背を仰け反ら せ、悶えた。 想像以上の感度の良さに、シンジはこのままアヌスを責め続けることにした。 最初は、クリトリスやバストも合わせて愛撫し、快感を高めてやるつもりだった。 しかしあれだけ嫌がった尻への責めだけで、こうも早く崩れつつあるということは、 アヌスに関してよほど感じやすいのかも知れない。 抜き差しを続ける指を中指に替え、根元まで押し込むようにピストンを続けると、 指にはねとねとした粘液がまとわりつくようになっている。 マヤの発する声も、拒絶のものはなく、ただ押し寄せる快楽に戸惑い、呻く悶え のみになっていた。 「う……うん……ああ、うっ……」 そこでシンジは指を抜きはなった。 ぬぽっという淫猥な音がした。 「あう……」 その瞬間、マヤはびくっと痙攣した。 額には汗を浮かべ、口からは熱い吐息を吐き続けている。 膣からこぼれ落ちた愛液が肛門まで垂れ、それを飲み込むかのようにアヌスがひく ついていた。 シンジを欲情させるには充分な光景だった。 シンジは唾を飲み込むと、まだ熱くうねっているマヤの肛門に顔を寄せた。 そしていきなり口先を尖らせると、マヤのアヌスに吸い付いたのだ。 「ひゃあああっ!」 異様な感触にマヤはぎくりとなった。 目の前に信じられぬ有り様が見える。 シンジがお尻の穴を舐め回している。 「きっ、きたないっ! やめて、やめなさい、そんなこと!」 狂ったように尻を振るマヤの腰を押さえ込み、シンジは舌と唇で彼女の肛門を責めた。 唾液で湿らせ、舌を蠢かし、唇を押しつける。 まるで熱を持ったヒルにでも這い回られているかのような感覚に、マヤは絶叫する。 お尻の穴を口にするなど、これほどの汚辱が他にあるだろうか。 細身の彼女の、どこにそんな力があるのかと思うほどに、マヤは腰を振りたくり、 必死にシンジの暴虐から逃げようとした。 それほどまでに、肛門を舐められるなどという変態行為は、マヤの理解の域を遙か に突破していた。 シンジもマヤのアヌスに夢中になっていた。 ここにまで舌を這わせるのは彼にも初めての経験だったが、その反応の虜と化した。 すっかりとろけるような柔らかさを見せ、いつでも受け入れOKにすら思える。 また、舌の先端で、中にまで押し入ろうという動きを見せると、マヤのしなやかな 裸身が、まるで感電したようにきゅんっと背を反らせる。 喘ぎこそまだ我慢しているようだが、抗う叱り声も聞こえて来なくなってきていた。 何より、排泄器官だというのに、いやな臭気がまったくないことにシンジは驚いて いた。 存分にマヤを味わい、ようやく口をアヌスから離すと、彼女の陰部からは溢れん ばかりの蜜が滴っていた。 無理矢理ヴァージンを犯して、マヤを毀すことを恐れ、付随的に責めだした肛門 だったが、これほどの感度を示すとは思わなかった。 ミサトも、初めてにしてはかなりの快感を肛門に感じていたようだったが、マヤは それ以上である。 やっと終わった排泄器官への攻撃に安堵したのか、マヤは閉じていた口を開けて 大きく呼吸をしていた。 顔は相変わらず背け、目も閉じ、シンジを見ないようにしているようだ。 「どうです、マヤさん。 お尻も悪くないでしょう?」 「……」 10歳も年下の少年に、いいように弄ばされ、肛門を舐められるという変態行為 までされ、マヤはまともに返事も出来なかった。 それでも、マヤの意識とは関係なく、アナル自体はシンジの思惑通りにすっかり ほぐされていた。 「じゃ本番いきますか」 「……」 シンジの声にも無反応だ。 声は耳を素通りするだけという感じで、衝撃の大きさにマヤにはまだ健全な判断力 が戻ってきていない。 シンジに、両脚のロープを解かれても、逃げようともしなかった。 シンジは構わずベッドに乗り、マヤの股の間に入った。 ぼんやりとしていたマヤの瞳に光が戻る。 この子、まさか……。 「シ、シンジくん……これ以上なにを……」 「だから本番」 「ほ、本番って……」 犯すというのか。 マヤは恐怖して脚をバタつかせようとしたが、先ほどまでのアヌス責めで腰と腿が 痺れ切り、力が入らなかった。 「そんな……だって…だって、あなた約束したじゃない……。 し、しないって……」 「ええ、大丈夫ですよ。 マヤさんの処女は守ります」 「な、なら……」 「その代わりと言っちゃ何ですけど、こっちをいただこうかと」 「え……」 シンジはそのまま膝這いでマヤにすり寄り、ペニスを掴むと、尻の谷間にひっそり と鎮座している肛門にあてがって見せた。 その熱い肉棒の感覚に、マヤは事態を理解し、わなわなと身体を震わせた。 「シンジくん、まさか……」 「そう、マヤさんのお尻を犯すんです」 「……」 信じられなかった。 友人たちとも、ほとんどシモネタ話をしないマヤは、そんなセックスがあることなど 知らなかった。 マヤの持っている雰囲気から、どうしてもその手の話題を振りにくく、結果として ほとんど性知識はない。 もちろん、本や雑誌、映像等でも見ることはほとんどなかったのだ。 シンジが肉棒を菊門に押しつけ、中に侵入させようとすると、マヤは全身を引きつら せ仰け反った。 顔面を蒼白にしてシンジに叫ぶ。 「こ、こんなこと、ダメです! ああ、人間のすることじゃないわ! お願いやめて !!」 「そんなことないですよ。 ミサトさんなんか、けっこう悦んでましたけど」 「……え?」 マヤの抵抗がピタリと止まった。 「シ、シンジくん、あなた……葛城三佐も……」 「ええ。 いちばん最初に犯したのがミサトさんですし」 「そんな……」 二の句の継げないマヤを後目に、シンジはポンポンとふたつ手を打って両ひざに手 を掛けた。 「再開しますか」 マヤの膝の裏に手を回し、そのまま肩まで押し上げた。 なだらかな女らしい肩に、自分の太腿を押しつけられたマヤは歯をがちがち鳴らした。 シンジは脅えるマヤのふくらはぎを自分の肩に担ぐようにして二つ折りにしてしまう。 「い、いや……ああ、お尻なんて……いやです…」 拒否する口調も、振りたくる頭も弱々しくなる。 信じられない事実の連発に、マヤの混乱は極致に達している。 押しつけられるシンジの肉棒に圧力が加わると、マヤの脅えもいっそう烈しくなる。 「や、だめ! そんなとこ、だめです! お、お尻、いやあ……」 シンジは肉茎の先端でマヤのアヌスをこね回すようにしてしばらく嬲ると、おもむろ にねじ込み始める。 途端にマヤは白い首筋を仰け反らせて絶叫を放つ。 「いっ、いやあああっ!! ああっ、い、痛いっ!」 じわりと肛門が押し広げられ、引き裂かれそうな激痛がマヤを襲った。 「あ……あ……うう……」 喉から内臓が飛び出るかのような悲鳴のあと、一転して口を噛みしめた。 絶息するような呼気が出るばかりで、息が吸い込めない。 「うっ……うあああ……むむう……」 「あんまり無理に引き締めようとするとかえって痛いですよ」 硬直させている尻たぶに無理矢理押し込んでいるが、さらにその奥の菊座は固く締ま っている。 先ほどからの愛撫の効いているだろうから、いったん潜り込ませれば楽なはずだ。 シンジは、押し込むと見せて引き、引いては少し押し込んだ。 この辺のテクニックも、ミサトで練習したものだ。 さらに、胸に手を伸ばして優しく揉み込み、クリトリスも指先でねぶるように揉み 上げて、マヤの性感を高めてやることも忘れない。 「さ……裂ける……やあ、裂けちゃうう……うむ…痛い……」 マヤのアヌスはいまや全開にまで開かれている。 シンジのペニスのもっとも太いところが潜り込もうとしていた。 「む……」 「痛いっっ!」 カリを肛門に押し入れると、さすがにシンジも一息ついた。 ここまで入れば大丈夫だ。 それにしても、マヤの肛門の伸縮性はなかなかのものだった。 太いシンジの男根を入れられたのに出血もない。 切れずに済んだようだった。 「んんんっっ……」 マヤは拡げられた尻たぶを震わせて唸った。 軋むような強烈な感覚に、ともすれば気を失いそうだ。 シンジは慎重に、ゆっくりと肉茎を奥まで入れていった。 「どうですマヤさん。 僕のが中に入っていくのはわかるでしょう」 「く、くうう……」 シンジはググッと力を入れ、徐々にではあるが押し込んで行った。 腹はマヤの股に密着するほどに置くまで入れると、マヤは腸管に侵入したものの たくましさに朦朧となる。 シンジは、逃げないようにマヤの腰をつかむと、ゆっくりと突き上げ始めた。 マヤはビクンとなり、腰をよじって呻いた。 「いやああ……痛い、痛いっ……う、うむ……裂けるぅぅ……」 「大丈夫、裂けてないみたいですから」 そう嘯くと、シンジは徐々にピストンの速度を上げていった。 「ああ……マ、マヤ……」 その頃、隣の部屋に転がされたリツコは、後輩の不幸に耐え切れぬように嗚咽を 漏らしていた。
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伊吹マヤさんのリンク - Eskandariya Annexe location:>Maya Links 伊吹マヤさんのリンク集 本文書は試行版です.内容,運用とも安定性はありません. はじめに 『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するキャラクター伊吹マヤさんにかかわる小説へのリンク集です.マヤさん主役ではあまりに数が限られてしまう上,本意ではないので,マヤさんがそれなりに活躍するものまで視野を広げてあります.同趣旨のものは,ネット上では,のという秀逸なリンク集がありますが,残念ながら情報が2000年5月末でとまっており,かなりの漏れやデッドリンクが存在しています.というわけでそれなりにお役に立つように作ってみました. リンクに関する考え方は,東北大学の後藤斉さんによるという考え方に全面的に賛同しており,それに基づいてリンクを行っています.……といいたいところですが,作者さんやサイトの管理者さんの嫌がることはあまりしたくないので, 非常に遺憾ながらトップページ以外へのリンクを禁じられているところ,無断リンクを禁じられているところ(この場合は実に不合理ですが許可をいただくまで URIを表示します)ではそれをしません. ネット上のすべてのリソースを網羅することなど私にはとても不可能です.特に LRS系統はあまり読まないので,欠落がかなりあると予想されます.こちらに掲載されていないマヤさんが活躍する小説をご存知でしたら,をくださるか,ででもお教えください.お願いいたします.なおコメント,あらすじはかなり恣意的ですしかなりネタバレでもあります.あまりにも過激な表現が含まれるX指定ものは掲載しておりません. 目次• 傾向別索引• 属性別索引• liferoom. レイより不思議な子.それがマヤかもしれない….... Valentine's day special story "MARSHMALLOW" by マサトさん 「休暇とって……」.二人の道がひとつとなった記念すべき日.またまた二人は言葉による謎のかけあいで愛を深める.妙な趣味だがほほえましい "MARSHMALLOW"続編 "MEMORABLE DAYS" 「基本的に間食を摂りながらの閲覧を想定」された Area. 2ndさん オペレーター席の後方には一段高く司令席がある.普段は誰もおらず,戦闘時に司令・副司令が姿を現すのだ.だが,某組織の司令は時にけったいな時間までそこにいすわっていたりする.後方から視線を飛ばしつつ.たしかにこわいかもしれない.「伊吹さんとゲンドウさん〜あの,あまり見ないで下さい…編」 by Area. "「殺シテモ 殺シタリナイ ホドノ」. by 杜泉一矢さん 「シゲルンの部屋」参加作品. NERV……失われた希望の名.そして絶望の名.なんでオレはあそこにいるんだ? そしてなぜ彼女にあんなこといったのか.また道を戻る…….二人の道は再び交わることがあるのか.「新世紀エヴァンゲリオン」 Another After Story "Candy House Ex. by 神泉 涼さん... by 神泉 涼さん... 女装したシンジは,明るさと生きることへの積極性を取り戻す……そして使徒襲来.質量ともに充分な「新性記エヴァンゲリオンG」が主力の Anneさんのサイト.投稿作品も充実してます. 「螺旋の刻」 by ふぉーちゅんさん... 「綾波姉妹 第4話 マヤの独白」 by 七嶋なる... 「ネルフのマヤお姉さん(ネルフのさわやかゲンさん第3話)」 by ぱたりろさん... その名のとおり,綾波レイの補完を目的としている A. さんによるサイト.本編分岐 "Rei IV"が有名です. by A. by みうみうさん... かなりいろいろたくさんな小説を書かれるMuさんのサイト.「18歳以上推奨」ですが,物語としてよくできたものがたくさんあります.代表作は……どれなんでしょう. "Flowers in the backyard" by むうさん... 「はみだしSS-F. あげいん」 by むうさん... 場所:[寄稿コーナー]-[Fz創作館] 主義信条を異にしても,よい文章はよいものです.エヴァ関係では「魂の降る里」が代表作といえる Moonstoneさんのサイトです.ピンクの怪獣の出張所です. マヤちゃん,ふぁいとぉ!PAC編 らうんど1「ねるふ・くえすと」 by Moonstoneさん... マヤちゃん,ふぁいとぉ!PAC編 らうんど2「ねるふ・はざーど」 by Moonstoneさん... マヤちゃん,ふぁいとぉ!PAC編 らうんど3「大相撲ねるふ場所」 by Moonstoneさん... マヤちゃん,ふぁいとぉ! 特別編 「おすしを食べよう」 by Moonstoneさん... マヤちゃん,ふぁいとぉ! 特別編 「マヤちゃんの美容指南」 by Moonstoneさん... 柴レイさんによるサイト.なんといっても The Reflexが有名でしょう.エヴァ以外のコンテンツ,小説以外のコンテンツも充実しています. by 柴レイさん 時に西暦2030年.突然の使徒来襲.総司令惣流・アスカ・ラングレー,副司令伊吹マヤ博士,作戦部長霧島マナの体制下, NERVは再びの使徒戦に立ち向かう.そうチルドレンは息子たち…….そして謎の少女桐山アヅサ. 戦いは進む…….しかしマヤの目に写るのはひたすらあの科学者の教えと自らの思いだけだった.柴レイさんの描くその後. "The Reflex" by BADさん あ.ここにもいた…….暗闇に包まれたターミナルドグマ…….きゅぽきゅぽ…….そして全て(含むリツコの不幸)が始まる.緊張感はりつめる短編「全ては闇の中へ」 これほど強力な電波を発しているサイトは稀でしょう.Takeさんのサイト.以下に紹介する作品集は「電波」とは何か,そして「マッドサイエンティスト」とは何か,という非常に前衛的なテーマに正面から取り組んだ作品です.爆笑間違いなし.一部怪獣など出張ずみ. by Takeさん... by Takeさん... by Takeさん... by Takeさん... by Takeさん.... エヴァにかかわる考察とエッセイが主力.綾波レイをヒロインとする分岐小説「新世紀エヴァンゲリオン+」が有名.現在続編が連載中.投稿作品も多いです. "Messege No. 27" by まーべるさん... iij4u. .28話まで更新済み! 尾崎貞夫さんによります.「新世紀エヴァンゲリオンIF」が代表作でしょうか.ほかに「裏庭エヴァンゲリオン」「雪山に消える影を求めて」など長篇に欠きません.「恋愛小説家ゲンドウ」が傑作です. by 尾崎貞夫さん 一部X指定がもったいない.... by 光森祐史さん... Homepage of OHCHAN シンジをさまざまなシチュエーションにあてはめていく「シンちゃん」シリーズや「ネコ融合アスカちゃん」などがメインのサイト.鹿児島弁講座アリ. by OHCHANさん それは,マヤとシンジが同棲をはじめたころのことだった.そう.例によって例のごとく,かのマッドなお方によってシンジは小学三年生に.そしてシンジはその素性を隠したままマヤに預けられることになる.よろめくマヤ……はたしてその行方は.「マヤとシンジの恋物語 其の壱」 by OHCHANさん 終わる世界.残った二人.拒絶された.シンジはアスカに拒絶され,そしてアスカは……世界を去った.「人」が失われた世界にシンジは自失するが,ある日唐突に倒れているマヤを見つける.シンジは欲望を抑えることができなかった……かなりシリアスです.一部X指定.「はじまりの世界」. ロボットアニメとエヴァの複合パロディ作品があります.かなりの長篇なのですが,いずれも完結されていることに敬意を表します.そしてどういうわけか主人公はリツコさんかマヤさんなのです. by T. SUGIさん... by T. SUGIさん... by T. SUGIさん... by T. SUGIさん... by T. SUGIさん... マヤさんの絵とショートストーリがたくさん.絵本のような透き通った話からコメディまでこなされるちせさんのサイトです. by ちせさん 現在「ここのつ」「端末の前で…」「冷房装置故障」「裏コードは」「潔癖症」「コインランドリーで洗濯するなら…」「ジャージを着ていたら……」「気になるお弁当」「制服がないの……」「瞬間,心,預けて」「チャイム,受け付けません」「サービス,サービス?」「わらうといいと思うわ」「ダミーシステムは…」「浴衣のきみは…」「少年の見たものは…」「つ,つわり!?」「命の洗濯を」「チャーンス!」「着任前日」「クッション」「空白の監視日記」の22本があります. 石動兵馬さんのサイト. "Neon Genesis Evangelion Generation 2015"のためのサイトといってよいでしょう.更新はしばらくありませんが,石動さんは継続を表明されています. by 石動兵馬さん 第一次直上会戦終了後.シンジの病室に駆け込むミサト.そして自分を本気で心配してくれる人がいることに思わず笑みをもらすシンジ……二人の生活が始まるかに見えた.しかし,赤木博士がそれを許さなかった.ミサトの生活無能力ぶりを見せ付けられ怖気づくシンジ.そしてミサトを捨て選んだのはマヤだった.リアリティ重視の展開と「もし一緒にすむ人がちがっていたら?」をテーマにひっさげて石動兵馬さんの "Neon Genesis Evangelion Generation 2015"... ギャグのさえわたるWRENCHさんのサイト.抱腹絶倒.そして……ここにもいた.あのピンク色のやつが.また「捏造新世紀エヴァンゲリオン」という何人もの作者によってひたすらツリー状に分岐して行く大変に面白い試みがあります. by WRENCHさん... by WRENCHさん... by WRENCHさん... by PDX. by PDX. Internet Archive史料 昨年閉鎖されてしまった Crow X Factorの Maya Hospitaleにはマヤさん関連の捨てられない小説が非常にたくさんありました.「ショタマヤ」の総本山でした.こちらはにおけるアーカイヴにリンクしております.なお「ショタコンマヤさん奮戦記」のX指定の外伝も多数ありますが,そちらは紹介していません. by Crowさん シンジのシンクロ率の低下.葛城ミサトが作戦部長としての台詞を,しかし心配そうな顔で言い放つ.気に障った.「この無神経女!」.シンジは疲労感を訴える.惣流・アスカ・ラングレーは散々馬鹿にしながらもシンジのことばかり…….頭にきた.「例の計画を発動させるわ……」.アル中年増と狂暴マザコン女の魔手からシンジを救うべく,伊吹マヤの正義の戦いがいま始まる. 「マヤ……行くわよ……」. Crowさんの伝説的名作「ショタコンマヤさん」はここに始まった(第三部ではR指定,X指定が入ります). by Mr. Booさん 待ってよ,みんな.暗闇の中.……ああ,どこへいっちゃうんだよ? 父さん.綾波.ミサトさん.アスカ.……マヤさん! なんで……なんで……あれは嘘だったの? どうして? 苦しいよ.苦しい.シンジの苦悩は深い.いつかそこから目覚める日はくるのか? マヤは何かをしてあげることができるのか? by Toruさん シンジ君は私を愛してくれている…….そう,私はシンジ君とともに歩いていく.なら…….髭はどうでもいいとしてお義母さまへご挨拶しなくちゃ…….レイを通しての初号機とのシンクロ.舞い上がったマヤにレイの瞳の奥底に宿るものをみつけることはできなかった. 実験は何をもたらすのか.toruさんのショタマヤサイドストーリー「お義母さまへ」. by Kさん マヤが失踪した.リツコにもミサトにもなんらの事態も把握することはできなかった. NERV首脳によって隠蔽された情報.そこにリツコはゲンドウになんらかの圧力がかかったことを感じ取る.マヤの去ったショックで錯乱するシンジ.そして……残されたシンジを巡る四人の女の戦いがいまここに始まった.ショタマヤ番外編「お義母さまへ」続編「復活のマヤ」. by Toruさん マヤは言った.「おめでとう……と言うべきなのかしらね」.アタシ……この子,生んでいいのかな? なんていうだろ,シンジ.ねえ,ミサト……どうしよう.……そっかアタシ子供欲しかったんだ.そう,もうアイツのことは離したくない.シンジ…….ってなんでこれショタマヤ? とりあえず読んでからですね.ショタマヤサイドストーリー「おめでたい日」 by Toruさん 暗闇から自分を連れ出すアスカの声.引っ張り出された学校でもシンジはアスカにどつきまわされていた.しかし,そんな明るい日々が長く続くわけがなかった.そう,ここは…….ドアごしにニヤリ笑いを浮かべるその人は新任教諭伊吹マヤだった.学園を舞台に繰り広げられるショタマヤ・もうひとつの局面「個・人・授・業」. by Akioさん 葛城ミサトからシンジを奪還(は主観で実は強奪)することに成功したマヤ.だが,平和な日々にアスカとミサト,リツコ,そしてゲンドウを配下としたレイの暗い影がせまる.それでもショタマヤ番外編「マヤVSレイ」 by みきひろかずさん 待ち合わせ場所.やっと姿をあらわしたマヤにシンジはちょっと怒る.こまったような顔をむけるマヤは……ほんとうにかわいかった.幸せいっぱいな日常,最後にちょっとだけスパイスをきかせて.「ふたりの午後」. by みきひろかずさん 早番のマヤ.今日もシンジ君とデート.マヤは幸せだった.二人のまえに金髪の少女があらわれるまでは.そう.シンジは彼女にマヤを紹介した.「姉」と.いき違う二人を描く「続ふたりの午後」 by Mr. Booさん シンジは思い出す.そういえば帰っても誰もいなかったあの日.寒かったあの日.トウジたちとゲーセンにいった帰り,空から降ってきた白いもの.それを見たのははじめてだった.僕は立ち尽くした……寒さも忘れて.雪降るあの日を思い出すそのとき.心が温まる. Mr. Booさんの「 anniversary」 by 夢幻さん それがたった一つの冴えた方法だった.最終決戦……その力を出し切ったアスカとレイは,それぞれのエヴァに取り込まれて帰ってくることができなかった.二人は現実世界でシンジに拒絶される恐怖にサルベージを受け入れなかった.マヤは新たなサルベージ計画を提出する.その結果は…….「思い人は一人」 by T. Sugiさん 問題は,シンジの手が送り込む快感にどれだけたえられるか,であった.いま,マヤは切なく吐息をあげ,たまらず叫び,そして感情は理性を裏切った.「シンジくんの手」 by KENさん 保健医伊吹マヤはぼーっとして横断歩道をあるっていた.当然のように轢かれそうになるマヤ.常識はずれの力でシンジがマヤを救った.今度はぽーっとなるマヤ.翌日.理科教諭赤木リツコによってマヤ自身も「力」を持つことが明かされる.せまる惣流アスカらの破天羅な力.マヤはアスカを筆頭とする生徒会をリツコとともに抑えることができるのか.「格闘学園エヴァンゲリオン外伝 MAYA'S STORY」 by MR. Kさん その日大泥棒の伊吹マヤは,フィアンセの碇シンジ,先輩の赤木リツコの三人で国際銀行ネルフに忍び込んだ.せまる不気味な三体のロボット.打ち抜かれるリツコ.そして開かれるヘヴンズドア……御都合主義的に展開しつつ深まる謎.「大泥棒の素顔」 by Lifeさん カヲルくんを殺した.慰めてくれているけれどこの人にはわからないだろう.辛いってことが.そうだ,マヤさん……辛い目に遭わせてあげる.だから,きっと幸せにね.シンジの本性爆発.Lifeさんの「苦悩の日々」「それぞれの人生」に近い設定の「シンジの本性」. , by 計良光寿さん 警視庁特務ネルフ・特殊部隊ゲヒルンリーダー碇シンジ一尉は,今日来日する伊吹マヤ博士を守るようにとの密命を受ける.惣流アスカ,綾波レイとチームを組み,任務にはいった.しかし守られるべき肝心の伊吹マヤ博士の行動はどこか不振であった…….シンジ君のかっこいい「ボディーガード」とその続編. by 計良光寿さん シリーズ.序章,第一章でとまってます.惜しい. 閉鎖済み(調査中) エヴァSSのもっとも華やかなりしころにその中心地となったあまりに有名なサイトです.惜しむらくはほとんどの連載が未完のまま更新が絶えてしまったことでしょう.ここを網羅するのもまた不可能に近いものがあるといわざるを得ません. by ザクレロさん... by yukiさん... by フラン研さん... by 邪さん... by けびんさん かの有名な「二人の補完」です.そしてマヤさんはひとつの立場を貫きつついつの間にか「保護者」が「鬼」へと転じています. by さんごさん... 中昭さんと新さんによるサイト.DNAシリーズが有名です.しかしながら投稿小説の量が半端じゃないです.ほんとうに非常にたくさんの小説を扱っています.私は松野あやめさんの「リツコ14歳」が好き. by あすぴりんさん もともとはザクレロさんがめぞんエヴァではじめられた企画.ここ Holy Beastのほかにも各所で本企画参加作品が読める. 非常に愉快なコメディを書かれるMutoさんのサイト.代表作は下記の二作品.……あれ閉鎖されているのだろうか?でもリソースはある(謎). by MUTOさん 使徒はすべて倒した.そしてユイのサルベージに成功するゲンドウ.そして第二の人生は……長野県ペンション『ゲヒルン』.訪れる旧 NERVご一行の繰り広げる物語.「ゲヒルンの夜」 by MUTOさん あいもかわらずの息子……手を焼く.シンジとアスカは息子ゲンドウに困り果てる.そしてその友人達も困った人達だった…….第四話「マヤ,先輩に生きますっ!」を含めて繰り広げられる異世界. "adult children! マヤさん大好きを宣言している睦月さんのサイト.オリジナル,投稿等ほどほどの量がそろっています.エヴァのほかにはアキハバラ電脳組. by GINさん... by irayさん... by てとらぽっとさん... シリアスな長篇からコミカルな短編,ヒカリちゃんメインの連載など実に幅広く,かつ迅速に執筆される中川 健(仮名)さんのサイト.短編集「アンタバカ?」はすでに240篇を超えており,マヤさんチェックはいまだ未完了です.... なにがどう補完されるのかはよくわかりませんが人鳥類補完委員会によるサイトです.そしてシンジは邪悪なのです. by 湘南ペンギンさん 「アスカだったらやってくれないよ……老後の世話」.シンジはゲンドウに言い放つ.そう,ケダモノなシンジはまんまとショタなマヤと一緒になることを承諾させたのだった.そして物語は始まる.「邪悪なシンジ様」.……救いようないカップルかも.なお年齢指定はありません. ほの暗さを漂わせる独特の世界が広がる文章たち.読むことの意味と書くことの意味,そこになにがあるのでしょうか. 寂しい? by 岩本治広さん その後……シンジは何が目的かもわからずただヒカリと過ごすことで生きていた.保護者は冬月.実務はマヤが担当していた.そしてマヤとも時に関係を持った.でもそこにあるのはひたすら空白.シンジにとって其の時間はなんだったのだろう.そしてヒカリとマヤにとって…….「寂しい?」 傾向別索引( Tehran 0. 7以降構築予定)• 主役(かそれに近い)• シリアス• しんみり• コメディ• ショタマヤ• ピンクの怪獣• マッドサイエンティスト• キーパーソン• シリアス• しんみり• コメディ 属性別索引( Tehran 0. LMRi• LMSn• LMSg• LMM• LMKo• LMRy 作者別索引( Tehran 0. 9以降構築予定) シリーズものでもとにかく投稿などで作品は拡散しがちです.特にマヤさんの場合は.そういうわけで気にいった作者さんのSSをいっぺんに読むために..
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