4月7日現在の状況及び厚生労働省の対応についてお知らせします。 4月7日正午までの各国機関やWHO等から発表された内容を踏まえ、 4月6日日報から下線部分を更新しました。 国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は 3,906 例となりました。 内訳は、患者 2,586例、無症状病原体保有者 348例、陽性確定例(症状有無確認中) 972例となります。 国内の死亡者は 80名です。 また、国内での退院者は 30名増加し、622名となりました。 1.国内の状況について 4月7日12:00現在、 2,586例の患者、 348例の無症状病原体保有者、陽性確定例 972例が確認されている。 なお、上記表記載中の国内事例のPCR検査実施人数は、疑似症報告制度の枠組みの中で報告が上がった数を計上しており、各自治体で行った全ての検査結果を反映しているものではない(退院時の確認検査などは含まれていない)。 4月6日分は集計中。 ・ 4月6日18時時点までに疑似症サーベイランスおよび積極的疫学調査に基づき、PCR検査については、計 48,357人の検査を実施。 ・上記患者のうち入院中または入院予定 3,132名。 ・無症状病原体保有者 294名。 ・退院した者 605名 ・死亡者 80名。 (2)空港検疫に係る発生状況 ・患者 24例、無症状病原体保有者 50例。 ・入院中または入院予定72名、退院2名。 (3)チャーター便帰国者に係る発生状況 (水際対策で確認された事例:武漢市からのチャーター便帰国者) ・患者11例、無症状病原体保有者4例(全員退院)。 ・濃厚接触者全員の健康観察終了。 2.クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について 2月3日に横浜港に到着したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」については、海上において検疫を実施し、3月1日にすべての乗客、乗員の下船が完了しました。 また、3月15日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客のうち、船内で14日間の健康観察期間が終了し2月19日から23日にかけて順次下船した計1,011人の方への健康フォローアップが終了しました。 国内事例同様入院後に有症状となった者は無症状病原体保有者数から除いている。 チャーター便で帰国した者を除く。 3.国民の皆様へのメッセージ 今後とも中国等の発生状況を注視し、各関係機関と密に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努めてまいります。 国民の皆様におかれましては、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。 厚生労働省のこれまでの対応については、 別添2をご参照ください。 感染症対策に努めていただくようお願いいたします。 〇風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。 〇次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。 (1)風邪の症状や37. マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください なお、 現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください 【相談後、医療機関にかかるときのお願い】 〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。 複数の医療機関を受診することはお控えください。 〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや 咳エチケットの徹底をお願いします。 4.国外の発生状況について ・海外の国・地域の政府公式発表に基づくと 4月7日12:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。 2 現時点の詳細な情報については、各自治体の公表資料やホームページ等を参照ください。
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多くの欧米メディアは日本の対応を疑問視してきた。 公共交通機関の混雑や、罰則を伴わない緊急事態宣言に批判が集まったほか、PCR検査の件数について「ドイツや韓国と比べるとゼロを一つ付け忘れたように見える」(4月30日の英BBC)と少なさを問題視する指摘もあった。 迅速に大量の検査を行い、感染者の移動経路を把握し、感染拡大を食い止めた韓国が成功例として称賛された。 欧米メディアには日本の感染者数が伸びないことに、「不可解」「ミステリー」と戸惑う声もある。 米紙ワシントン・ポストは25日の記事で、少ない感染者の「理由は明確でない」としつつ、感染を早期に把握できた要因の一つに日本の国民皆保険制度を挙げた。 志村けんさんや岡江久美子さんら著名人の悲報が、「人々にウイルスの危険性を気付かせた」とも指摘した。 英紙ガーディアンは22日の「大惨事目前からサクセスストーリーへ」と題する記事で、花粉症対策のマスク着用や、握手やハグをあまりせず、玄関で靴を脱ぐ日本の習慣が感染防止に寄与した可能性を指摘した。 日本式の取り組みを参考にする動きもある。 米ニューヨーク市議会衛生委員長のマーク・レバイン氏は21日、日本政府が作成した密閉、密集、密接の「3つの密を避けましょう」というポスターを英訳版と共にツイッター上に掲載した。 「これが日本が取り組んでいること。 何が最もリスクが高いかを強調する上で良い方法だ」と紹介している。
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日本のコロナ感染者数が少ないのは、検査不足のせいではないかという声もある。 日本にいるとその感覚に疑問は湧かないのですが、欧米では「日本だけが例外的に感染を抑え込んでいる」ということに対して、統計上の疑念が提起されています。 ドイツのウィルトシャフツウォッヘ誌が「日本のコロナの謎」という記事を掲載し、飲食店などが普通に開いているにもかかわらず感染者が少ない状況を謎だと捉え、検査数が少ないことが一因ではないかと問題提起しました。 データベースによれば、PCR検査数は韓国の31万件、イタリアの20万件に対して、日本は1万5000件しか行われていないことから、アメリカのメディアも同様に日本の検査数の少なさを指摘しています。 直近(3月24日時点)で公表されている感染者数は、イタリアが6. 4万人、アメリカが4. 2万人、スペインが3. 3万人、フランスが2. 3万人といった拡大を見せている一方で、日本はいまだに1128人と1ケタ少ない状況です。 我々から見れば、手洗いを頻繁にし外出時にマスクも着用すること、イベント自粛・全校休校・リモートワークなどに早い段階から動いたことなどによって、パンデミックをぎりぎりのところで抑え込めているという認識です。 しかし、「検査していないだけで、本当は他の国と同じようにもっと感染者がいるのではないか?」と勘繰る人たちが、海外にはいるということです。 実際のところはどうなのでしょうか。 先に結論を言うと、その背景には3つの別々の問題が絡まり合った状態があるように思います。 それらの論点を1つずつ検証し、解き明かしていきたいと思います。
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