獅子舞による御祓い 伊勢国(三重県)では、古来より獅子頭には疫病や飢餓を祓う悪魔除けの力があると信仰されており、中世には伊勢国の各地の祭礼で獅子神楽によるお祓いが行われていたと考えられている。 諸国竈祓いをなす」との記述があり、近世には伊勢大神楽が三重県を出て他府県で竈祓いの旅を行っていた事が確認できる。 竈祓いでは玄関より火伏せの祝詞を奏上し玄関口にて悪魔除けの獅子神楽を舞う。 近世には伊勢神宮祭主下神職の身分にあったため、神宮大麻の頒布を始めとした伊勢信仰の布教も役割の一つであったが、伊勢大神楽における御祈祷の主目的は竈祓いにある。 伊勢大神楽講社の神札 伊勢大神楽講社では神楽大麻・伊勢大神楽護符・鎮火護符の三枚の神札を授与している。 神楽大麻は皇大神宮をお祀りする神札であるが、各地の氏神様でお受けできる神宮大麻と異なり、直接神宮を参拝した場合のみ受ける事のできる授与大麻の一種である。 かつては伊勢御師が地方に住む人々の代理参拝人として神宮にて御祓大麻を受け、神札には必ず御師の太夫名を明記して配布することが一般的であった。 伊勢大神楽講社の神札はかつての神楽大麻・御祓大麻の姿を現代に踏襲しており江戸期に栄えた御師制度の名残を現代に遺している。 楽祓 現代では地域と伊勢大神楽の関係性も多様化している。 かつては回檀でのみ神札を受ける事が可能であったが、情報網が発達した現代では、日本中どこからでも遠方で行われる総舞の日程を把握する事が可能である。 そのため、毎年総舞に足を運び神札を受ける方の多くは、伊勢大神楽の活動圏外に住まうなど、近代ならではの師檀関係が築かれてきている。 総舞でのみ神楽を受ける事を『楽祓(らくはらい)』と呼ぶ。 祈祷と御初穂料 一般に神社にて御祈祷を行う際と同様、神楽の奉納に際して御初穂料をお納めします。 古来より日本では祭事の際には神様に農作物をお供えしており、初穂とは、その年に最初に収穫した農作物のことを指します。 つまり「御初穂料」とは初穂の代わりとなる金銭のことを言います。 また、祈祷に際してお納めする御初穂料の額に応じて奉納される神楽の種類・奉納時間が変化するのが一般的です。 御初穂料と奉納神楽の目安• 参仟円 獅子一頭による神楽• 伍仟円 獅子二頭による神楽• 総舞の御初穂料など概要・詳細は別ページにてご確認下さい。
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人間の一生のうちで何かしらの災難や苦難に遭遇する恐れの多い年令• 厄年は「前厄」「本厄」「後厄」の3年間• 災いに遭いやすいので忌み慎むべきものとされる年齢 厄年は古くは平安時代から存在していて陰陽道に起源があるのではないかと言われているものの、科学的根拠は特にないですね。 しかし、日本では古くから根強く残っている風習の一つですし、信念深い日本にとって馴染みがあるからこそ心身の清浄を心掛けたり言動を慎んだりと生活を改める必要があります。 「恐ろしい1年を過ごすことになりそうだから怖い」と考えている方は、神社や寺院で厄払いをしてみてはいかがでしょうか。 厄払いとは「厄祓い」とも書くようにお祓いの一種で、現在ある厄に対して取り除こうとする儀式を指します。 なぜ厄年に厄払いをした方が良いのか、幾つかの理由を挙げてみました。 厄払いをした方が良い理由• 伊勢神宮など日本の神社で行われているのはお祓いなので自然と厄払いと言われるようになり、一方でお寺では厄除け大師と呼ばれるところが多いことから厄除けとなった• 厄年に該当する人がお祓いを受ける場合は厄払い、厄年ではない人が神社などでお祓いを受ける場合は厄除けと呼ぶ説もある• 身体に溜まった邪気を取り除くのが厄払い、お祓いをして清い身体になった人に邪気を寄せ付けないのが厄除けという説もある 何が正解で何が不正解だと決め付けることはできないものの、基本的に厄払いも厄除けも同じ意味合いだと考えて良いでしょう。 他にも厄祓いや厄落としと呼ばれるケースもありますし、言い方の違いにはそこまで拘らなくても大丈夫ですよ。 伊勢神宮で厄払いをするに当たって押さえておきたいポイント 日本で最も有名な神社である伊勢神宮では、当然のように厄払いが行われています。 厄払いをきっかけに地元の氏神様のお参りを行い、お祓いしてもらえば厄年への不安が解消されるのは間違いありません。 せっかく伊勢神宮へと来たのですから、内宮や外宮の観光だけではなく厄払いも同時に行った方が良いわけです。 伊勢神宮で厄払いをした方が良い人の特徴• 今年は厄年に該当する• 有名な神社で厄払いを受けたい• お祓いをしないと何か不安 このような人にお伊勢さんでの厄払いがピッタリで、どなたでも参拝だけではなく厄払いも同時に申し込むことができます。 以下では伊勢神宮で厄払いをするに当たって押さえておきたいポイントをまとめていますので、厄年に該当する方は一度チェックしておきましょう。 伊勢神宮での厄払いの服装は? 伊勢神宮で厄払いをするに当たり、「どんな服装が良いのか?」「正装しなければならないのか?」と疑問を抱えている方は少なくありません。 確かに、由緒正しき伊勢神宮だからこそ服装に関しても厳しいイメージがありますが、厄払いだけではなく参拝の服装も基本的には自由ですね。 常識の範囲内であれば私服でも全く問題はなく、極端に言えばジーンズにサンダルでも伊勢神宮の内宮や外宮へと入ってお参りができます。 厄払いに関しても厳しい規定は一切ないため、「スーツを持っていなければ・・・」と考える必要はないのです。 ただし、幾つかの条件を満たした人だけが御垣の中に入ってお参りができるのが特別参拝で、次のような服装でなければならないと決められていました。 伊勢神宮の特別参拝の服装• 男性は黒や濃い紺のスーツやネクタイが望ましく、あまり派手でなければカラーシャツでもOK(白のシャツが無難)• 女性はスーツかフォーマルウェアが必要となり、派手な色やミニスカートの様な丈の短いものは避ける必要がある• 子供も大人と一緒で正装が必須で、学校の制服や派手過ぎないフォーマルな服装であれば問題なし 一般の参拝よりも神様へと近い場所に行く形となりますので、無礼に当たらない服装を選んだ方が良い理由はお分かり頂けるのではないでしょうか。 特別参拝を受けられるのかどうか決めるのは伊勢神宮の神職で人によって差がありますが、どの人が担当になっても断られないような服装を心掛けるのがベストですよ。 伊勢神宮の厄払いで予約は必要? 伊勢神宮の厄払いは、事前予約は特に必要ありません。 個人の場合は直接内宮神楽殿または外宮神楽殿へと足を運ぶ形となり、厄払いを受けたい旨を伝えるだけでOKです。 しかし、100名以上の団体や法人が厄払いを受けるには、事前に神宮司庁(0596-24-1111)へと電話で問い合わせる必要があります。 お正月など混雑している時期に厄払いを申し込む予定であれば、直前だと予約できない可能性がありますので早めに伊勢神宮の神宮司庁へと電話で確認しておいた方が良いでしょう。 個人の場合は予約は必要ないものの、伊勢神宮の厄払いを申し込むに当たって押さえておきたいポイントを幾つか挙げてみました。 伊勢神宮の厄払いの申し込みで押さえておくべきポイント• 内宮と外宮の両方の神楽殿で随時受け付けていて、時間は8時~16時まで• 想像以上に時間がかかって内宮を参拝できなくなる可能性があり、外宮の受け付けで大よその時間を伺っておく• 祈祷の所要時間は15分程度で、最も早くて8時30分から開始する 多くの神社での厄払いが午前9時から受け付けている中で、伊勢神宮は8時と時間帯が早いのが特徴です。 16時まで受け付けているのもありがたいのですが、日本国民の総氏神様の天照大御神が鎮座している内宮は絶対に参拝した方が良いので、厄払いを受ける時間帯には注意してください。 伊勢神宮の厄払いの申し込み方法や流れをチェック! 以下では伊勢神宮で厄払いをしたい方のために、申し込み方法やお祓いの流れについて簡単にまとめてみました。 伊勢神宮の厄払いの申し込み方法や流れ• ご祈祷をお願いする場合は内宮と外宮のお好きな方の神楽殿へと直接出向く• 事前に何か準備をする必要はなく、厄払いにかかるお金を支払うだけでOK• 伊勢神宮の一般的なご祈祷は御饌(みけ)で、所要時間は大よそ15分程度• 伊勢神宮のご祈祷は御饌(みけ)の他にも大々神楽(だいだいかぐら)の2種類があり、所要時間の目安は25分~40分と少し長くなっています。 ご祈祷中は畳に正座する形となり、足が痺れてもしばらくの間は我慢しましょう。 伊勢神宮の厄払いの料金はどのくらい? 「伊勢神宮で厄払いを受けるには高い料金を支払わなければならないのでは?」とイメージしている方はいます。 しかし、莫大な費用が必要な儀式ではなく、祈願祭として次のように料金が決められていました。 伊勢神宮の厄払いの料金 御饌(5名様まで) 5,000円以上 大御饌(8名様まで) 8,000円以上 別大御饌(10名様まで) 10,000円 お札の大小は厄払いの効果に関係はないので、あなたの気持ちで値段を決めます。 5名まで5,000円の料金で受け付けてくれるため、特に拘りがないご家族であれば一口分で大丈夫ですよ。 家に帰ってきた後のお札の祀り方は? 伊勢神宮に限らず神社や寺院で厄払いを受けると、お守りと一緒にお札が授与されます。 家に帰ってきた後に、このお札の祀り方が分からないと悩んでいる方は少なくありません。 一般的には神棚にお札を祀る形となり、お札の並べ方の目安を以下ではまとめてみました。 厄払い後のお札の並べ方 中央に天照大御神、自分から見て右側に豊受大御神、自分から見て左側に氏神神社 貰ったお札やお守りは神社であれば神棚、仏閣であれば仏壇に祀ります。 伊勢神宮は日本でも有数の神社ですので、上記の並べ方で神棚にお札を置きましょう。 まとめ 以上のように、厄払いや厄除けに関して少しは知識が付いたと思います。 伊勢神宮でも厄払いは可能で、予約や申し込みの方法は皆さんが想像している以上に簡単です。 「自分は厄年でも厄払いなんて必要ない」という考え方もありますが、ご祈祷で不安感を解消してポジティブな生活を送れるのであれば、厄払いは欠かさずに行った方が良いでしょう。 初詣客がたくさん訪れる正月三が日は混雑する恐れがありますので、伊勢神宮での厄払いは4日以降に申し込んでみてくださいね。
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