犬を迎えたらまず直面するのがトイレの問題ですね。 初めて犬を迎えた我が家は悪戦苦闘。 失敗続きで諦めかけていたトイレトレーニングが完璧になるまでの愛犬のトイレトレーニング奮闘記です! [子犬がやってきた!さぁ、トイレトレーニング開始] 年末に我が家にやってきた愛犬のトイプードル。 なぜ、年末に迎えたかというと仕事が休みで犬と向き合える時間が充分に取れるからでした。 最初が肝心!まずはトイレトレーニングを頑張ろうと思っていました。 リビングの片隅に置いたケージにベッドとトイレを設置して準備OK。 ネットや本で勉強して知識も得ました。 子犬をケージにいれたらベッドで寝てくれて一安心。 さぁ、おしっこはいつするの ?と、張り付くことわずか10分。 犬がベッドの隣のトイレでおしっこをしました!やった!この子最初から完璧だ!と思いきや・・・ドタバタのトイレトレーニングが始まりました。 そこはトイレじゃないの! なんど、愛犬に言ったでしょうか。 ケージに入っている時は隣にあるトイレで排泄するのに、ケージから出すと、そこらじゅうでおしっこをしてしまいます。 リビングで遊んでいても、ケージの中のトイレに戻って排泄できません。 カーペット、ソファ、排泄したくなった場所でジャーです。 このままではリビング全体が犬のトイレになってしまう、と焦りました。 時間を見計らいトイレに連れて行っても出ない、諦めてケージから出すとジャーの繰り返しでした。 躾教室の先生のアドバイス 「ケージのトイレに戻っておしっこをしてくれません」ちょうどその頃通い始めた躾教室の先生に泣きつきました。 先生からのアドバイスはクレートトレーニングを並行して行うことと トイレをケージの外に設置すること、このふたつです。 クレートは車で移動する時に利用するものという認識だったので普段は全く使っていませんでした。 子犬は動き回るとすぐに排泄したくなります。 クレート内である程度の時間じっとさせておしっこを溜めてからトイレに連れて行くというやり方にしました。 幸いクレートトレーニングはスムーズにいきました。 犬は自分の寝床を汚したくないのでクレートの中では排泄せず、我慢します。 クレートから出した時が排泄のチャンス。 トイレに連れていって「チッチ、チッチ」と声をかけたら、しました、しました!トイレシートの上でおしっこをしてくれたのです。 褒めて褒めて褒めちぎりました。 この時の感動は忘れられません。 褒める事で犬はそれが正しい行為と認識します。 そうなればこちらのもので、失敗はなくなります。 先生のアドバイス通りトイレはケージの外に別に設置しましたが、ケージの中のトイレはまだそのまま残しました。 トイレをひとつに ケージに入っている時は、以前のようにケージ内のトイレで排泄し、リビングで遊んでいる時はリビングのトイレで排泄するようになりました。 いつの間にかケージのトイレで排泄することがなくなったので、思い切ってケージ内はベッドだけにしました。 トイレはリビングの片隅にあるもの、ひとつです。 そして、1歳の頃にはケージも取り払いました。 ケージの代わりがクレートです。 クレートトレーニングすることで、自分の縄張りとトイレをしっかり区別できるようになったのです。 犬の祖先のおおかみは、匂いで敵に自分の居場所を悟られないよう寝床から離れた場所に排泄していました。 それを考えるとケージ内に寝床とトイレを密着させるのは正しいとは言えませんが お留守番が長いと、そのスタイルを取らざるを得ない場合もあります。 トイレが完璧になったら トイレが完璧になってからは、お留守番の時もリビングでフリーにできるようになりました。 クレートは落ち着けるのか、相変わらず大好きでお留守番の時は扉を開けたままのクレートで寝ています。 完璧になってからでも、トイレでおしっこが出来たら褒めること!と躾教室の先生にアドバイスをいただきました。 一度出来るようになると当たり前になってしまい褒める事を忘れがちですが犬は飼い主に褒めてもらいたい一心で行動する健気な動物です。 最初に成功した時の感動を思い出して、今でもトイレで排泄したら、いい子ネ!と褒めています。 その時の愛犬の「ドヤ顔」を見ると思わずぷぷっと笑ってしまいます。 犬のトイレトレーニングまとめ 最初は失敗続きだった愛犬のトイレトレーニング。 もう諦めようかとも思いましたが躾教室の先生のアドバイスにも助けられ完璧になりました。 トイレトレーニングに限らず犬の躾は犬の習性を知り、それを利用するとスムーズにいきます。 必ず出来るようになると信じてトイレトレーニング、頑張りましょう。 褒めることを忘れずに! — おすすめ記事 —.
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犬をおうちに迎え入れたとき、一番最初に教えなければならないのがトイレの場所。 犬がおうちにやってきて数日の間にきちんと教えてあげましょう。 最初の1週間が大切な時期ではありますが、上手にトイレができるようになるまではかなりの時間がかります。 半年以上かかるケースもあるので、すぐに覚えてくれるものだと思わず、できるようになるまでゆっくり見守ってあげましょう。 トイレトレーニングのポイント トイレのしつけは、犬を迎えた初日から必要となります。 トイレトレーニングには色々な方法がありますが、ここではクレートを使ったトレーニングをご紹介します。 トイレトレーニングとあわせてクレートに慣れてもらうことができれば、病院などの外出時や災害時に非常に便利ですので、ぜひ試してみて下さい。 まず、押さえておくべきポイントをご紹介します。 トレーニングは初日から。 最初の1週間が大切です。 トイレを覚えるのには時間がかかるので、焦らないこと。 できるようになっても生後10カ月くらいまでは褒め続けて下さい。 失敗しても叱らないこと。 下手に叱ってしまうと、排泄自体がいけない事だと感じ、トイレを我慢するようになったり、ウンチを食べるなどに繋がるので、失敗しても叱らないようにしましょう。 犬が覚えることができるもの トイレトレーニングで悩む飼い主さんは、実は多いのです。 どうしても時間がかかるトレーニングではありますが、犬が覚えることができるものをご紹介しますので、参考にしてみてください。 犬が認識できるものは以下3つです。 トイレの感触(ペットシーツを足の裏で踏んだ感 じ)• ワンツーなどの掛け声• 場所 「トイレの感触(ペットシーツを足の裏で踏んだ感じ)」がする場所では排泄していいんだということを教える事が、トイレトレーニングの基本的な考え方なのです。 トイレトレーニングの方法 Step1 サークル全面にペットシーツを敷いて、犬を放します。 ベッド以外の場所をペットシーツで埋め尽くすように敷いてください。 犬の行動がどちらに当てはまるかで手順が変わります。 A:ペットシーツの上に排泄。 その場ですぐに褒めて、ご褒美をあげましょう。 サークルの外に出し、30~60分程度おもちゃなどで遊んであげて下さい。 ペットシーツに排泄すると楽しい事が起きると学習させてあげましょう。 B:排泄しない。 トイレをする気配がなかったり、外に出たがるようなら、一旦休憩させてあげましょう。 クレートの中に入れ、1~3時間休ませてあげるといいでしょう。 休んだ後はまたサークルの中に放し、上の手順を繰り返します。 《ワンポイントアドバイス》 トイレの掛け声は、教えても教えなくてもどちらでもいいと思いますが、もし掛け声を教えるなら、このタイミングで「ワン・ツー」などと声を掛けましょう。 き ちんと掛け声を覚えてもらうことができれば、「ワン・ツー」という掛け声を聞くと、そのタイミングでトイレをするようになります。 掛け声を教える場合での注意点としては、家族全員で指示語を統一して下さい。 お父さんは「ワン・ツー」、お母さんは「シー・シー」など人によって違うと犬が混乱してしまいます。 Step2 サークル内のペットシーツを敷く面積を徐々に狭くしていき、Step1 を繰り返します。 もし、ペットシーツではない場所に排泄してしまったら、リアクションをせずにすぐ後始末をして下さい。 消臭剤で臭いも消し、なにもなかったように振舞います。 そしてクレートで休ませて下さい。 このまま遊んでしまうと、トイレに失敗したのに遊んでくれると勘違いしてしまうので、ここでは遊ばないようにしましょう。 最終的にはペットシーツ1枚だけでもその上にきちんと排泄ができるようになればOKです。 Step3 排泄しそうなタイミングでサークルとクレートの扉を開けてサークル内へ誘導し、Step1 を繰り返します。 もし大事な家具やベッドの上など、あちこちでトイレをされたら、怒ってはいけないと思っていても、つい飼い主さんもイライラしてしまいますよね。 なのできちんとトイレを覚えるまでは、サークル内かクレートで過ごす事を基本にするといいでしょう。 もし部屋を自由に歩かせるのであれば、犬が排泄するタイミング(寝起き・食後・遊んだ後・月齢+1時間毎など)でトイレへ連れて行くようにします。 クレートトレーニングの必要性 トイレのしつけの中に、クレートで休ませるサイクルを入れる事で、休む時はクレートなんだということも教える事ができます。 クレートが休む場所であることを覚えると、災害時などクレートでしか過ごせない場合に非常に役に立ちます。 また、動物病院に行く時だけクレートを使うと、「クレートに入ると嫌なことが起きる」と連想させてしまうので、たまにクレートの中でご飯をあげるなど、「クレートは安心できる場所」「クレートに入るといいことがおきる」という認識をさせるようにしましょう。 一度できるようになっても、またできなくなってしまうこともあります。 うまくいかなかったとしても、それはわざとではないんです。 ゆったり構えて、愛犬の成長を見守ってあげてくださいね。
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【目次】犬のトイレのしつけ(トイレ・トレーニング)の方法・失敗時の対処法 犬のトイレ・トレーニングはいつから始める? 幼いころから始める どんなに幼い でも「子犬だから大きくなってから始めよう」という考えは、トイレができない子に育ててしまいます。 通常のしつけはコマンドなどが理解できるように、ある程度成長してから始めますが、トイレ・トレーニングは始めるのが早過ぎることはありません。 筆者はへその緒が付いた状態の子犬を保護したことや、妊娠していた と一緒に子育てをしたことがありますが、 をケージに敷いておいてあげると、小さくてもペットシーツがおしっこを素早く吸収してくれることを覚えて、最初からペットシーツの上にトイレをするようになります。 現在では犬も室内で暮らすことが当たり前になったので、ブリーダーにもぜひ子犬のときからトイレシートを使うことを覚えさせてほしいと思いますが、ブリーダーがトイレを覚えさせることはほとんどないので飼い主さんのところに来てから覚えさせる必要がありますね。 排泄することは生きていくために毎日、何回も繰り返すことなので「排泄はどこでもしていい」と覚えてしまうと、なかなか治らなくなってしまいます。 人間もいったん癖がついてしまうと治りませんね。 それと同じです。 「トイレをどこにでもする」という習慣が付く前にトイレ・トレーニングを始めましょう。 成犬でもトイレのしつけはできる 子犬でなければトイレ・トレーニングが出来ないかというと、そんなことは全くありません。 確かに室内のいたるところでトイレをしてしまう子の場合は、その癖を治すのは大変です。 しかし、 ができないことはありませんし、外で飼われていた子や散歩排泄だった子もトレーニングすればちゃんとできるようになります。 筆者は保護活動をしていますが、室内飼育をしてくれる さんにしか譲渡しないことにしています。 何度も成犬を保護した経験もあり、ほとんどの子が外で飼われていた子でしたが、そのすべての子にトイレを教えました。 覚えるのが難しかった子もいますが、最終的にみんなできるようになっています。 犬のトイレのしつけは家に迎えたその日から始める トイレ・トレーニングは犬を迎えたその日から始めます。 トイレ・トレーニングは最初が肝心です。 1回目のトイレをトイレシーツの上できるかどうかで、その後のトイレ・トレーニングの進み方が決まる と言っても過言ではありません。 ただし、1回目を失敗したり何度か失敗してしまったとしても、それでトイレ・トレーニングができなくなるわけではありませんのでご安心ください。 犬のトイレ・トレーニングを始める前に トイレ・トレーニングをスムーズに進めるために知っておくべきこと、心構えをご紹介します。 トイレは教えないとできない は を入れたトイレを準備してあげさえすればたいてい教えなくてもそこでするようになりますが、犬はトイレを準備すればできるようになるというものではありません。 犬は教えらえれ、覚えない限り「トイレシートの上でおしっこをする」、「排泄はトイレでする」ということは全く意識できません。 つまり勝手に覚えたりしないということです。 犬にトイレで排泄をしてもらうのはあくまでも「飼い主さんの都合」です。 犬は、本来はトイレを使うのが自然な生き物ではありません。 しかし犬には学習能力があり、人間が教えたことを実行できるので、頑張って覚えてもらうということを忘れないようにしましょう。 目を離さないようにする トイレ・トレーニングは最初が重要です。 トイレを覚えるまでは、特に1回目のトイレを成功するまでは目を離さないようにしましょう。 犬にとっては「トイレ」という概念はありません。 教えられるまで、犬にとっては「おしっこをしてはいけない場所はない」のでトイレ以外の場所で排泄してしまうことはごく普通の行動です。 おしっこをした場所には匂いが付いてしまい、同じ場所で繰り返す傾向があるので、特に1回目のトイレをなるべくトイレシートの上でできるように目を離さないようにしましょう。 犬のトイレを設置する場所 犬を迎えるときには事前に準備しなければならないことがたくさんありますが、トイレもその一つです。 トイレの設置場所はトイレ・トレーニングの成否にかかわってくる大事な事柄です。 寝床のそばにしない ペットのベッド、トイレ、食器、水飲み場などを全部1か所に置きたがる飼い主さんがいますが、これはおすすめできません。 犬はきれい好きな動物です。 食糞の癖がある子がいたり、散歩時にほかの犬おしっこの匂いを嗅ぐ行動をしたりしますが、基本的にはきれい好きなので自分の排せつ物の近くで、寝たりご飯を食べたり、水を飲んだりしたくないのです。 人間も同じですよね。 トイレのそばでご飯を食べたい人はいないでしょう。 散歩のときまで排泄を我慢する犬が多いのはこのためです。 自分の生活する空間以外の場所で排泄したいので、家の外に出てから排泄するのです。 そのため、 寝床やご飯の場所から少し離れた場所にトイレを設置しましょう。 そばに設置するとそこで寝るのが嫌なためにトイレを失敗する原因になります。 トイレと寝床がつながっている を利用する際にも、寝床から離れた場所にもう1か所のトイレを設置することをお勧めします。 生活スペースは清潔にする 犬は自分の生活スペースが清潔であれば、そこが不衛生になることを望まないので、トイレを覚えやすくなります。 反対に生活スペース全体が不衛生であると、特定の場所でトレイをすることを覚えにくくなってしまうことも。 犬が普段暮らす室内を清潔に、きれいに保つことも犬にトイレを覚えてもらうことには大切なことです。 落ち着ける場所にする 排泄中はどんな動物でもたいてい無防備な状態になってしまうので、 落ち着いて排泄ができる場所にトイレを設置する ようにしてください。 騒々しかったり、人が頻繁に通る場所などは避けたほうがいいでしょう。 部屋が複数ある場合、北側の部屋は人にとっては使い勝手が悪く「北の死に部屋」となってしまうことがありますが、そうなると にとっては静かで落ち着ける場所となることが多いので、そこにトイレを設置するのもおすすめです。 トイレ・トレーニングに必要なもの トイレ・トレーニング(犬を飼うため)に必要なものをご紹介します。 絶対に必要なもの ・ケージおよび ・トイレシーツ あるといいもの ・ (ごほうび) ・トイレマット(トイレトレーよりトイレマットをお勧めします) ・エコシーツ ・トイレシーツ連結パーツ ・フロアシート(トイレを置く部屋の床の汚れ防止に) 犬のトイレ・トレーニングのやり方 トイレに行きたくなるタイミング トイレ・トレーニングで大事なことの一つが、犬がトイレに行きたくなるタイミングを知って、そのときにトイレに行くことを促すことです。 犬がトイレに行きたくなるタイミングは以下のようなときが多いです。 目が覚めた後• 遊びや運動の最中と後• ご飯を食べた後• 水を飲んだ後 必ずしもこのタイミングで排泄したくなるわけではありませんが、特にトイレをしたくなることが多いですから、これらの行動の後は注意して観察しましょう。 トイレに行きたいときの行動 排泄をしたくなると犬がとりがちな行動があります。 床の匂いを嗅いで場所を探している様子が見受けられる• くるくると回る くるくると回るときはウンチのことが多いですが、必ずしもこの行動をとるわけではなくいきなりおしっこやうんちをしてしまう場合もあります。 トイレに行きたくなるタイミングや行動を知っておくとトイレ・トレーニングに役に立ちます。 子犬のトイレのしつけ トイレのしつけは 幼い子犬のころから始めましょう。 1.ケージの中にはトイレシーツを敷き詰めておく シートの上でトイレをすることを覚えさせるために、ケージの中にもトイレシートを敷き詰めておきます。 子犬は排泄をがまんできる時間が短いため、シート以外の場所での排泄が癖にならないようにするために、ケージの中でしてしまってもいいようにするためです。 2.ケージから少し離した場所にトイレを用意して置く 寝床や生活の場で排泄したくないのは子犬も同じです。 ケージの中にシートを敷きますが、それは失敗を最小限に抑えるためなので別にトイレの場所を設けましょう。 ケージから2m~3m離れていればいいでしょう。 あまり離れていても、特に子犬の場合はおしっこが間に合わない場合もあります。 3.タイミングを見てトイレに連れて行く トイレに行きたくなるタイミングやトイレ前の行動が見られたら、子犬をトイレに誘導して5分~10分程度様子を見てください。 おしっこをし始めたら「しっし」などと落ち着いた声をかけます。 「おしっこ=しっし」と言葉を覚えると、「しっし」と言われたときにおしっこができるようになります。 これができると、お出かけの前に排泄を済ませることができるようになるので、犬と外出の際の排泄の心配が減ります。 4.できたらほめる 排泄ができたら大いにほめてあげましょう。 ごほうびのおやつをあげてもいいですね。 トイレで排泄するといいことがあると覚えさせます。 排泄の最中に声をかけると落ち着いて排泄できないので、終わってからすぐにほめてください。 また、その場で褒めるとうれしさのあまりウンチを踏んでしまうこともあるので、ほめる声をかけながらトイレから出し、そこで大いに褒めましょう。 トイレに連れて行っても排泄しなかったら、一度ケージに戻してしばらくたってからもう一度チャレンジしてください。 5.排泄ができたらフリーにして遊ばせる おしっこができたらケージではなく、部屋(フリースペース)で自由に遊ばせてあげましょう。 犬は何回もおしっこをすることがあるので、1度で膀胱が空にならないこともあります。 遊びの最中におしっこに行きたくなることもありますから、しばらく遊んだらまた排泄を促してあげましょう。 フリーにする時間の目安ですが、幼い子犬であれば1時間ほど、5カ月以上の子犬であれば3~4時間程度の間遊ばせておいても大丈夫です。 上記は目安であり、個体差もあるので自分の愛犬のトイレのサイクルを観察しておくといいですね。 4.自分からトイレに行くようにする 最初のうちは飼い主さんが抱っこしてトイレに連れて行くようにしますが、ケージを開けたら自分からトイレに向かうことができるようします。 ある程度、排泄はトイレでするものと理解していればケージの中では排泄しないようになりますし、自分からトイレに向かうことができます。 自分から行かないときは飼い主さんが犬を誘導してトイレまで歩かせます。 5.トイレでの排泄を理解できたらフリーに ケージを開けたときに自分でトイレに行けるようになったら、ほぼトイレでの排泄が理解できたということなので、フリーで過ごす時間を増やしてみましょう。 フリーで過ごしていて自分からトイレに行くことができれば、トレイを覚えたといっていいでしょう。 6.子犬のうちは完全フリーにしない 生後9~10カ月程度までは飼い主さんの目が届かないときはトイレを覚えてもフリーにしないほうがいいでしょう。 飼い主さんが出かけるときや就寝時は、子犬はケージで休ませます。 トイレを失敗させないとともに、誤飲などの事故を防ぐ意味もあります。 幼い子犬の長時間のお留守番は難しいですが、この頃になると6時間~7時間程度のお留守番はできるようになります。 長時間ケージで過ごした後は必ずトイレに誘導します。 トイレ・トレーニングができていれば、ケージから出されると自分でトイレに行くことができるはずです。 10カ月以上になり、トイレ以外のしつけもできたらフリーにしても大丈夫なことが多いですが、成長には個体差もありますから愛犬の様子を見て判断してください。 7.トイレシートのうえでの排泄させるコツ トイレシートの中には犬の排泄を促す匂いが付いているという宣伝文句の商品もありますが、一番効果があるのが自分のおしっこの匂いがすることです。 そのため、初めてのシートには子犬自身のおしっこが付いているとシート上で排泄する確率が高くなります。 などからおしっこが付いたものをもらってきておくといいですね。 もし粗相してしまったら、それを拭きとったシートやトイレットペーパーを、新しいトイレシートの上に置いてみてください。 自分のおしっこの匂いに気が付くとその場で排泄します。 トイレがちゃんとできるようになったら、犬はきれい好きで汚れたシートは使いたくないので、おしっこが付いたものを置く必要はありません。 成犬のトイレ・トレーニング 成犬であってもトイレ・トレーニングはできます。 筆者の経験では、場合によっては子犬よりすんなり覚えることができます。 手順は子犬のトレーニングとほぼ同じですが、大人の犬はケージの中では排泄しない傾向が強いことが特徴です。 1.ケージに入れて様子を見る まずはケージに入れて様子を見ます。 このとき、ケージの中に一応シートを敷いてもいいですが成犬はおしっこをがまんできる時間が長いですし、自分の寝床の近くで排泄するのは嫌なので、ケージに敷いたシートにおしっこすることはほぼないでしょう。 2.トイレに誘導する おしっこが出たくなるタイミングでトイレに誘導します。 できれば、シートにおしっこの匂いが付いているとベスト。 抱っこせずに自分でトイレまで歩かせましょう。 3.できたらほめる 成犬で初めてシートを使う場合は静かに見守ります。 保護犬など飼い主に大切にされなかった経験があると、下手に声をかけるとびっくりすることもあるので「しっし」などの声掛けはある程度慣れてからにしましょう。 トイレができたらほめてあげて、ごほうびをあげましょう。 ほめられ慣れていない犬は、最初はおやつをあげてほめられるということに慣れさせることも大切です。 成犬では子犬より覚えが早いことが多いので、1回で覚えてしまうことも珍しくありません。 4.ケージ内でさせることは難しい 子犬のしつけでも「ケージやサークル内でトイレができたらフリーにする」というやり方がありますし、多くの場合トイレのしつけにはこの方法が書かれています。 しかし、筆者の経験から言ってこの「ケージ内でトイレをさせる」という方法は大人の犬になればなるほど難しいやり方です。 なぜなら、「犬は自分が常にいる場所では排泄したくない」から。 特に成犬は排泄をがまんできる時間が長いのでケージの中では1日以上がまんしてしまうこともあるのです。 そうなると健康にもよくありませんし、ケージやサークルへの印象も悪くなってしまいます。 筆者は保護した犬すべてにトイレを教えましたが、 「トイレはケージから離した場所に置く」方法の方がトイレ・トレーニングの成功の確率があがります。 また、この方法で筆者がトレーニングした犬の中でトイレを覚えられなかった犬はいません。 トイレのしつけ失敗の理由 ・何回も失敗させてしまう トイレ・トレーニングの成功の秘訣は「トイレシートの上で排泄をする」という成功体験を積ませることと、極力失敗させないことです。 そのため筆者は犬を保護したら、最初のトイレ成功まで目を離しません。 どうしても目を離さなければならないときは、フリーにせずにケージにトイレシートを敷くなどして対応しましょう。 ケージ内でトイレをしない犬が多いですが、子犬などはトイレの間隔が近いので長時間はがまんできません。 トイレとは別の場所であっても「トイレシートの上で排泄をする」ということは大事なことです。 ・トイレが狭い 犬は広い場所での排泄を好むと言われています。 そのためトレイが狭いことは失敗の原因となります。 犬の大きさにもよりますが、くるくる動いても十分な広さを確保しましょう。 筆者の愛犬は ですが、ワイドシート4枚分のトイレスペースを確保しています。 ・床にシートと混同するものがある バスマットやカーペットなどの感触は犬にとってトイレシートとほぼ変わりません。 まだトイレのしつけが完璧でない犬は、そこもトイレであると勘違いしてしまいます。 トイレの近くに布製品があることも失敗の原因になります。 ・トイレが汚い 犬はきれい好きな動物です。 汚れたトイレでは絶対に排泄したくないので、粗相の原因になります。 トイレはいつも清潔に保ち、汚れたトイレシートはすぐに取り換えるようにしましょう。 ・怒ってしまう 粗相をされると怒りたくなる気持ちは分かりますが、 怒ることは全く効果がないばかりか逆効果になることも。 たいていの場合、犬は怒られた理由が分かりません。 排泄直後ならまだしも、しばらくたった後では理由もなく怒られていることになりますし、排泄中や排泄直後だと排泄自体を怒られたと思い、隠れて粗相をするようになってしまうからです。 粗相を見つけたときには、無言で淡々と素早く片付けましょう。 においが残らないように気を付けてください。 においが残っているとまた同じ場所に粗相してしまいます。 匂い消しのおすすめ商品 においを消すだけでなく、かなり強力な菌やウィルスを殺菌することもできる優れものです。 ・病気 ストレスや病気によっておしっこの頻度が多くなったり、下痢を発症したりすることもあります。 様子をよく観察して、ひんぱんにおしっこをする、量が多いなどの異常が見られたら獣医を受診しましょう。 どうしてもトイレのしつけが上手くいかないとき 部屋の全面にシートを敷く 何らかの事情でトイレのしつけが上手くいかないときや、なかなかトイレシートの上でトイレをしてくれないときは部屋全面にトイレシートを敷いてみてください。 部屋全面が無理なら、大きいサークルの中全面でもOKです。 筆者が保護したケージの中に閉じ込められ糞尿まみれにされるという虐待を受けた犬は、そもそもケージが嫌いで、通常のトイレのしつけが上手くできませんでした。 その子に試したのがこの方法です。 とにかく、トイレシートの上に排泄をするという経験を積ませるのです。 トイレシートの上での排泄が当たり前になったら、トイレシートを敷く場所をだんだん縮小していきます。 そうして、最終的に適度な大きさのトイレに排泄できるようにします。 筆者が保護した犬は、この方法によってトイレができるようになりました。 粗相の場所をトイレにする もう一つの方法は、 「粗相を繰り返す場所をトイレにする」という方法です。 同じ場所に粗相を繰り返してしまう場合はそこにトイレシートを敷き、一時的にその場所をトイレにしてしまいます。 これも、シートの上にトイレをするという経験を積ませるためです。 シートの方が吸収性がいいので、フローリングなどの上にするより好むようになります。 シートの上でのトイレが定着したら少しずつトイレを移動して、不都合がない場所をトイレにします。 犬にトイレのしつけをしたほうがいい理由 犬の健康を守るため トイレ・トレーニングは室内で犬を飼う場合はもちろん必要ですね。 散歩で排泄をさせるのでトレーニングはいらないという人もいますが、家の中では犬はトイレを我慢する必要があります。 たいてい は朝夕の2回の方が多いでしょうから、排泄できる機会も2回のみになってしまいます。 犬はがまんする必要がなければ1日に3回~5回程度はトイレに行きます。 犬は猫などに比べて水を飲む量が多いですから必然的におしっこの量も多くなります。 おしっこをがまんさせると健康状態にも良いことは全くなく、膀胱炎や尿管結石になるリスクがあるのです。 犬は人間に比べて腸が短いのでウンチも食事を摂ってから短い時間で出てきますが、ウンチも1日に2回~3回程度することもあります。 排泄をがまんすることで便秘になったりなど、健康上にいいことは一つもないといっていいでしょう。 犬の健康のためにも、室内でのトイレができるようになったほうがいいのです。 悪天候・病気のときのため 散歩で排泄をさせるようにすると、どんな天候のときでも必ず1日2回の散歩に行かなければなりません。 嵐でも吹雪でもです。 年に数回であっても外出を控えたほうがいい天候の時はありますから、その時に命懸けで散歩に行かなくても済むように、室内でのトイレを覚えさせておいたほうがいいでしょう。 また、飼い主さんが病気になることもあるかもしれません。 インフルエンザなどにり患したときは外出を控えるべきですし、高熱などで散歩どころではない状態に陥ることもあるかもしれません。 そのときに愛犬がちゃんと室内でトイレをしてくれれば、飼い主さんも安心して静養できますね。 旅行や外出のため トイレ・トレーニングができていないと犬と一緒のお出かけが難しくなってきます。 マナーパンツなども販売されていますが、トイレがちゃんとできるに越したことはありません。 や などを利用する際に、事前に家でトイレを済ませておくことができたり、トイレシートへの排泄ができるようになっていれば、安心して愛犬とのお出かけを楽しむことができるでしょう。 愛犬が高齢になったときのため 犬は生きていますから、必ず年を取ります。 しかも人間のほぼ4倍のスピードで年を取るので、飼い主さんが老犬の世話をしてあげる必要がありますし、犬を家族に迎えるときは犬の老後の世話のことも考えて迎えるべきですね。 犬も高齢になってくるとトイレとトイレの間の時間が短くなってきます。 また、おしっこをがまんするのも困難になってくる場合もあります。 歩くのが難しくなってくることもあるでしょう。 そんなときに、室内のすぐ行ける場所にトイレがあると犬はがまんする必要がなく、飼い主さんは粗相の後始末の回数が減るという良い点があるのです。 犬のトイレのしつけにおすすめのトイレ 犬用のトイレというとトイレ・トレーを発想する方は多いと思いますが、筆者は多くの経験からトイレ・トレーはあまりおすすめめしません。 犬にはトイレ・トレーがトイレである発想はなく、少しの段差であってもそこを乗り越えて特定の場所に入るということに抵抗感を覚える犬が少なくないからです。 同様にプラスチック製のメッシュの下にトイレシートを置くこともおすすめではありません。 メッシュの感触が嫌な犬も多いからです。 トイレのしつけを成功させるためには「トイレは犬にとって抵抗感がないもの」であることも大切です。 抵抗感がないトイレにするには床に敷くタイプのトイレマットがおすすめ。 犬のトイレは清潔に保つことが大切です。 トイレシートにも色々な種類や大きさがあるので、愛犬の大きさなどに合わせてトイレシートも準備してください。 や であれば、シートの大きさはワイドのほうがいいでしょう。 筆者は排泄後のシートをすぐに取り換えることができるように、在宅中はワイドの薄手のものを使用しています。 薄手のシートは安価で気兼ねなく捨てられますが、給水量は高くありません。 そのため留守のときなどすぐに取り換えられないときは、給水量の多い厚手のワイドシートを使用するというように使い分けをしてします。 トイレ・スペース付きケージ トイレ用のスペースが付いているケージがありますが、お留守番の時間が長いときなどはそこにトイレシーツを敷いておいてもいいでしょう。 使いたがらない犬が多いですが、長時間おしっこをがまんするのは体に良くありませんし、使えればそれに越したことはありません。 ただし、そこだけをトイレのするのではなく、別な場所にもトイレを設けてあげましょう。 犬のトイレのある部屋にフロアマットを敷くのもおすすめ 粗相やはみ出しはどうしても気になりますよね。 それを軽減してくれるのがフロアマットです。 トイレの周りに広範囲に敷いても有効ですし、トイレがある部屋の床全体に敷いてしまってもいいでしょう。 フロアマットで本来の床は守られますから、イライラすることもなくなります。 フロアマットを選ぶときは、厚手の丈夫なものを選んでください。 薄手のものはおしっこが浸透してしまうことがあります。 老犬のトイレのしつけ どんなにトイレが完璧な犬でも老犬になれば失敗してしまうことも出てきます。 年を取ると犬もトイレが近くなったり、おしっこの切れが悪くなったり、トイレまで間に合わなくなったりすることは珍しいことではありません。 こうなったときに、室内でトイレができることは犬にとっていいことなのですが、部屋が汚れてしまうとも多くなるかもしれません。 しかしそれは仕方ないことなので、許してあげてほしいと思います。 許せるようにフロアマットを敷くなどして対応することをおすすめします。 犬のトイレのしつけ 最後に 許す心を持つ 犬のトイレ・トレーニングは一緒に暮らすうえでとても大切なことです。 しかし、本来犬はトイレで排便する動物ではありません。 人間の都合によってトイレを覚えてもらうのです。 そのことを忘れず、少々のはみだしなどの失敗は許す心を持つことも大切です。 ときどき粗相をしてしまうこともあるかもしれませんが、犬はトイレを使う動物ではないことを念頭に、余裕のある気持ちで接してあげてください。 ストレスはトイレ失敗の原因にもなります。 また、トイレのしつけができていた犬でも途中からできなくなるときがあります。 そんなときは、「なぜできなくなったの?」などと犬を責めず、失敗の原因がないか観察するとともに、もう一度最初からトイレ・トレーニングをしてください。 トイレ・トレーニングに限らず、動物と暮らすには許す心はとても大切ですし、しつけは生涯続けるものです。
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