【合いの手を入れる】 ひらがな:あいのてをいれる 意味:歌や踊りに合わせて、手を叩き、声をかけること。 人との会話で、調子をうまく合わせること。 例文1:彼はニコニコしながらみんなの話に耳を傾け、ときどき「そうだ、そうだ」と大きな声で合いの手を入れていた。 例文2:彼が話をしている間、一区切りごとに仲間たちが拍手をし、合いの手を入れる。 【足手まとい】 ひらがな:あしでまとい 意味:ものごとをするのにじゃまなもの。 例文1:一緒に連れて行っても、かえって足手まといになるだけだから置いていこう。 例文2:このオーケストラにとって、君みたいなへたなバイオリンは足手まといなんだ。 【打つ手がない】 ひらがな:うつてがない 意味:うまく切り抜ける方法や手段が見つからないこと。 例文1:もはや打つ手がないことが明らかになったんで、僕は、ようやく降伏したのだった。 例文2:彼らはきっと、こちらは打つ手がないと思って油断しているはずだから、今こそ逆転のチャンスだと思う。 【王手をかける】 ひらがな:おうてをかける 意味:将棋で、相手の王将を追いつめる手を打つこと。 あと一歩で勝利を決められる最後の段階をむかえること。 例文1:このニ連覇によって、年間チャンピオンへ、大きく王手をかける事になった。 例文2:横綱は全勝で千秋楽を迎えて、優勝に王手をかけたのだった。 【大手を振る】 ひらがな:おおでをふる 意味:両手を大きく振って堂々と歩くこと。 他人を気にしないで自由にふるまうこと。 例文1:彼はバイオリンのコンクールで優勝したので、大手を振って帰国した。 例文2:成功してもしなくても大手を振って家に帰っていらっしゃいとおばあちゃんがいってくれた。 【お手上げ】 ひらがな:おてあげ 意味:ものごとがいきづまって、どうしようもなくなること。 両手を上げて、降参すること。 例文1:この状態ではお手上げで、手術しても無駄なのだが、患者にどう伝えるか悩む。 例文2:最近はインターネットでの通販におされ、百貨店の売り上げはお手上げになってしまっているらしい。 【勝手が違う】 ひらがな:かってがちがう 意味:慣れないので、やりにくいこと。 勝手は状況をよく知っていること。 例文1:他の家の台所だと勝手が違うから、料理がしづらくて、そのせいで失敗してしまったんだけど、普段はもっと上手なのよ。 例文2:新しい家は、勝手が違うから、慣れた古い家の時のように動くと壁にぶつかりそうになる。 【小手調べ】 ひらがな:こてしらべ 意味:お試しにすこしだけやってみること。 例文1:これまで三回の試みは失敗だったが、彼にとってはまだ小手調べにすぎないらしく、ここからが本番だから見てろよと言った。 例文2:そのパーティーに来ていた手品師は、小手調べに二つ三つ器用なカードを使った手品を見せてくれたのだった。 【後手に回る】 ひらがな:ごてにまわる 意味:相手に先を越されて、こちらが不利になること。 後手は、囲碁や将棋の試合で、あとから打つこと。 例文1:相手チームに先取点を取られて、我が校は後手に回っている。 例文2:テレビや新聞では、銀行強盗事件で後手に回った警察への批判を、連日、大きく報道している。 【小手をかざす】 ひらがな:こてをかざす 意味:手を広げて、目に光が入らないようにすること。 遠くを見たり、光を調節すること。 小手は、肘より前の部分のこと。 例文1:山頂に登って、小手をかざして、遠くに見える雄大な山並みを眺める。 例文2:校門の方を小手をかざして見てみたが、その転校生は、太陽を背にしていたのでまぶしくて性別が分からなかった。 【下手に出る】 ひらがな:したてにでる 意味:相手に対してへりくだって、ていねいな態度をとること。 例文1:ここは下手に出て引き下がった方が、被害が少ないだろうと判断したのである。 例文2:いつもは強引な彼女が、今日は下手に出ているなんて、珍しい。 【手中に収める】 ひらがな:しゅちゅうにおさめる 意味:自分の手の中に入れ、支配すること。 例文1:町のために力を尽くした彼は、町民の信頼を手中に収めた。 例文2:最後のブザーが鳴る瞬間までもがきあがいたおかげで、勝利を手中に収めることができたので、最後まであきらめないことは、やはり大切だと思います。 【触手を伸ばす】 ひらがな:しょくしゅをのばす 意味:欲しいものを得ようとして働きかけること。 例文1:隣の国が、こちらの国に触手を伸ばしてくるのも時間の問題だと思われるので、対応策を考えなくてはいけない。 例文2:社長が新しい事業に触手を伸ばしている。 【先手を打つ】 ひらがな:せんてをうつ 意味:先にしかけて、自分を有利な立場にもっていくこと。 先手は、囲碁や将棋で先に手を打つこと。 例文1:大型の台風が来ると天気予報で聞いたので、先手を打って屋根の補強工事を行うことにした。 例文2:今年の冬は寒くなりそうなので、先手を打って、インフルエンザワクチンを増産しておこう。 【手垢に塗れる】 ひらがな:てあかにまみれる 意味:汚いこと。 使い古されて新しさがないこと。 手垢は、手で触れてできる汚れのこと。 例文1:自由とか青春とか、若者にとっては、手垢に塗れた気恥しい言葉であった。 例文2:こんな手垢に塗れた言葉で歌詞を作ってしまうなんて、僕は、まだまだ未熟ものだ。 【手足を伸ばす】 ひらがな:てあしをのばす 意味:のびのびと手も足も伸ばす姿から、力を抜いてゆっくりと休むこと。 例文1:今日は久しぶりにまとまった休みを取ることができたから、手足を伸ばして、仕事の疲れを取りたいと思う。 例文2:その銭湯に誰も入浴していないのを幸いに、僕はのんびり手足を伸ばすことにした。 【手が上がる】 ひらがな:てがあがる 意味:物事の技術が上達すること。 例文1:書初めの練習で、冬休み中に千枚書いたら、手が上がって、念願の特選を取ることができた。 例文2:思い切って前の教室を辞めて、今の先生に師事したおかげで、バレエの手が上がったと思う。 【手が掛かる】 ひらがな:てがかかる 意味:世話がやけること。 時間や労力がかかること。 例文1:手が掛かる小さい子がいるので、自由気ままに動くということはできないんです。 例文2:この子は、大人の顔色を見て動くところがあって、昔から手が掛からないいい子だったんですよ。 【手が込む】 ひらがな:てがこむ 意味:仕事がていねいで、細かなところまで完成していること。 例文1:彼女の料理は、家庭料理というより、創作料理といってもいいくらい手が込んでいるものだった。 例文2:母が作る誕生日ケーキは、お店で売られているような手が込んだものではないのだが、優しい味がして食べると幸せな気持ちになる。 【手が空く】 ひらがな:てがあく 意味:仕事が片付いて、自由な時間になること。 例文1:仕事が落ち着いて、やっと手が空いたので、久しぶりに友人とご飯を食べにでも行こうかと思う。 例文2:おーい、そっちの手が空いたらこっちの仕事も手伝ってほしいんだ。 【手が足りない】 ひらがな:てがたりない 意味:人手が足りないこと。 労働力が不足すること。 例文1:うちの会社の鉛筆が急に人気に火がついて、売れるのはうれしいけど手が足りなくて困っているんだよ。 例文2:お祭りの準備の手が足りないから、誰かいないか探していたところに、僕が歩いていたらしく、捕まってしまった。 【手が付けられない】 ひらがな:てがつけられない 意味:対応する手段や方法がないこと。 どうしようもないこと。 例文1:友人の引越しの手伝いに来たのだが、部屋の中は、手が付けられない散らかりようだった。 例文2:火事が発生しているときに、強風が吹き始め、火の回りが速くなり、手が付けられなくなった。 【手が出ない】 ひらがな:てがでない 意味:自分の能力が足りずに、対応できないこと。 例文1:この値段だと、誰も手が出ないだろうから、少し値段を下げてみてはどうでしょうか。 例文2:東京で一戸建てだなんて、ちょっとこだわった家にすると、すぐに一億円を超えてしまうから僕には手が出ないよ。 【手が届く】 ひらがな:てがとどく 意味:細かい点にまで世話が行き届くこと。 ある段階にもう少しで到達すること。 例文1:やはり日本の旅館ランキングで毎年一位を取っているだけあって、細かい所にまで手が届くもてなしで、ゆっくりとくつろぐことができた。 例文2:目標の大学に入るためには、今の私の成績では手が届かないので、夏休み中にがんばって、成績を上げたい。 【手が入る】 ひらがな:てがはいる 意味:作品に修正が入ること。 警察が調査に行くこと。 例文1:師匠の手が入った作品は、手が入った時点で私の作品ではありません。 例文2:こんな見るからに怪しい店を経営していたら、いずれ警察官の目に留まり、捜査の手が入ることになると思うよ。 【手が離せない】 ひらがな:てがはなせない 意味:やりかけていることがあって、他のことに切りかえができないこと。 例文1:今、仕事中で手が離せないから、そこのソファーに座って、少し待っていてくれないか。 例文2:手が離せない緊急事態だったとはいえ、君への折り返しの電話がこんなに遅くなってしまって申し訳ない。 【手が離れる】 ひらがな:てがはなれる 意味:一段落して、その仕事との関係がなくなること。 子供が成長して手間がかからなくなること。 例文1:四人いた子どもが、全員社会人になり独立して、やっと手が離れたんですが、少し寂しいです。 例文2:長く携わってきた仕事だったので、手が離れてしばらくは、抜け殻のようになってしまった。 【手が早い】 ひらがな:てがはやい 意味:ものごとをてきぽきと処理すること。 例文1:彼は仕事の手が早い。 例文2:祖父は手が早くて、子供のころは言葉で叱られる前に、よく叩かれたものです。 【手が塞がる】 ひらがな:てがふさがる 意味:仕事の途中で、ほかのことをやる余裕がないこと。 例文1:手が塞がっていて、電話に出ることができないから、代わりにだれか出てくれないか。 例文2:どんなに頼まれても、今は手が塞がっているから君の仕事までやることはできないよ。 【手が回る】 ひらがな:てがまわる 意味:注意が行き届くこと。 警察に逮捕されること。 例文1:最近、とても忙しくて、家の中の植え木の世話にまで手が回らず、かわいそうなことに枯れそうになっている。 例文2:その店には、もう警察の手が回っているに違いないから、誰にも話したことのない場所に隠れよう。 【手が空く】 ひらがな:てがむなしく 意味:仕事が片付いて、自由な時間になること。 例文1:仕事が落ち着いて、やっと手が空いたので、久しぶりに友人とご飯を食べにでも行こうかと思う。 例文2:おーい、そっちの手が空いたらこっちの仕事も手伝ってほしいんだ。 【手ぐすねを引く】 ひらがな:てぐすねをひく 意味:十分な準備のもとに、いざ来いと待ち構えていること。 くすねとは、弓に塗って、強化する薬のこと。 例文1:そのドアを出たら、新聞記者たちが手ぐすねを引いて待っていて、フラッシュをたてつづけに焚かれるだろう。 例文2:母は気難しいところがあるので、お手伝いさんを雇っても、すぐに辞めてしまうから、僕が結婚して嫁が来るのを手ぐすね引いて待っていた。 【手心を加える】 ひらがな:てごころをくわえる 意味:相手の事情を考えて、やさしい対応をすること。 例文1:叔父の不動産屋で、働くことになったが、叔父は僕の実力をすぐに認めてくれて、ボーナスに手心を加えてくれたりした。 例文2:知り合いの学生が何人かいたが、当然のことながら、面接の採点は手心を加えず、厳格に行った。 【手塩に掛ける】 ひらがな:てしおにかける 意味:自分で直接世話して育てること。 例文1:手塩に掛けて育てた娘が、嫁に行く日が来るなんて、想像以上につらい。 例文2:手塩に掛けて育てた社員が優秀な他の社員を連れて独立していったのだが、しばらくは裏切られたショックで立ち直れなかった。 【手玉に取る】 ひらがな:てだまにとる 意味:人を自分の思うままに操ること。 お手玉のように投げてもてあそぶこと。 例文1:彼は、商人の家の出身なだけあって、話術が得意で相手を手玉に取ることもしばしばある。 例文2:今夜の試合では、強打者を手玉に取る投手の投球が見事なもので、わざわざ球場まで足を運んだ甲斐があった。 【手取り足取り】 ひらがな:てどりあしどり 意味:一つ一つ、ていねいに、段取りを教えていくこと。 例文1:手取り足取り教えたわけではなくて、彼はうまい人の動きを観察してうまくなったんだ。 例文2:当スポーツジムのコーチは、手取り足取りの指導が売りです。 【手に汗を握る】 ひらがな:てにあせをにぎる 意味:どきどきはらはらすること。 興奮すると手に汗が出ること。 例文1:手に汗を握って応援していたので、一瞬のことが長く感じられた。 例文2:手に汗を握り、お母さんが、赤ちゃんがよろよろ歩くのを見ている。 【手に余る】 ひらがな:てにあまる 意味:自分の力では扱いきれないこと。 例文1:僕は、子供のころ、大変にいたずらな手に負えないところのある子供だったが、先生は、このキカン坊の悪タレ小僧を不思議に可愛がってくださった。 例文2:ここまで病状が悪化していると、正直、私の手に余るが、しかし幸運なことに名医を知っているので紹介状を出すからすぐに彼のところに行くといい。 【手に入れる】 ひらがな:てにいれる 意味:自分の物にすること。 入手すること。 例文1:彼は車が大好きなので、新しい車を手に入れるためだけに、毎日せっせと働いているようなものなのです。 例文2:彼は、地位も名誉も手に入れたというのに、なぜか毎日寂しそうな表情を浮かべているんです。 【手に負えない】 ひらがな:てにおえない 意味:自分の力では扱いきれないこと。 例文1:僕は、子供のころ、大変にいたずらな手に余る子供だったが、先生は、このキカン坊の悪タレ小僧を不思議に可愛がってくださった。 例文2:ここまで病状が悪化していると、正直、私の手に負えないが、しかし幸運なことに名医を知っているので紹介状を出すからすぐに彼のところに行くといい。 【手に掛かる】 ひらがな:てにかかる 意味:自分でわざわざ物事を進めること。 よく世話をすること。 例文1:今まで手に掛けてきた作品の中でも、これが一番自信がある。 例文2:長年手に掛けてきた盆栽を折られて、彼は落ち込んでいた。 【手に付かない】 ひらがな:てにつかない 意味:ほかのことに気をとられて、落ち着いて仕事ができないこと。 例文1:彼からの言葉がうれしくて、宿題が手に付かない。 例文2:となりの工事の音が気になって、勉強が手に付かない。 【手に手を取る】 ひらがな:てにてをとる 意味:仲良く行動を共にすること。 例文1:会社は、業界での生き残りをかけて手に手を取って新事業に踏み出すことになった。 例文2:手に手を取って散歩する老夫婦とすれ違ったのだけれど、その姿は微笑ましいもので、ああいう風になりたいと思った。 【手に取るように】 ひらがな:てにとるように 意味:物事をはっきりと分かっていること。 例文1:どうして彼には、私の考えていることが何もかも手に取るようにわかってしまうのか。 例文2:この国の歴史を見ていると、我が国の未来が手に取るようにわかる気がしてくる。 【手に乗る】 ひらがな:てにのる 意味:だまされること。 相手の計略にひっかかること。 例文1:うまいことをいって、僕をだまそうたって、その手に乗る僕ではない、ずいぶん軽く見られたものだ。 例文2:私に何を言わせたがっているかはわかったけれども、私はその手に乗りません。 【手の内を明かす】 ひらがな:てのうちをあかす 意味:心の奥にある考えや計画を、人に示すこと。 例文1:勝負の前に、こちらの手の内を明かすことになってしまっては元も子もないじゃないか。 例文2:交渉の場に臨んだら、絶対に、こちらの手の内を明かしてはいけませんよ。 【手の裏を返す】 ひらがな:てのうらをかえす 意味:人に接する態度やことばをがらりと変えること。 それまで見せていた手の甲を裏返しにすること。 例文1:私がお金持ちになったとたん、手の裏を返したように親しげになった。 例文2:彼女はこの話を聞くと、手の裏を返したように怒り始めた。 【手のひらを返す】 ひらがな:てのひらをかえす 意味:人に接する態度やことばをがらりと変えること。 それまで見せていた手のひらを裏返しにすること。 例文1:たった一度の失敗で、こんな手のひらを返すような態度をとるなんてひどい話だ。 例文2:初めて会った時は不機嫌そうだったが、今日は手のひらを返したようにご機嫌で私たちを迎えてくれた。 【手も足も出ない】 ひらがな:てもあしもでない 意味:力が及ばずどうしようもないこと。 例文1:高校生と中学生の試合なので、手も足も出なかった 例文2:犯人は外国に逃亡してしまったので、手も足も出ない。 【手を上げる】 ひらがな:てをあげる 意味:手をあげて降参すること。 殴りかかること。 例文1:警察に追い込まれて、犯人はとうとう手を上げた。 例文2:息子があまりにも情けないので、ついに父親は手を上げた。 【手を入れる】 ひらがな:てをいれる 意味:よい状態にするために、修正すること。 警察が犯罪の調査にいくこと。 例文1:自分のお茶碗を陶芸で作ったのだけれども、なかなか自分の頭に思い描いた形にならなかったので、先生に手を入れてもらった。 例文2:その会社の不正が内部告発されたようで、近々、警察がその会社に手を入れるという噂があるんです。 【手を打つ】 ひらがな:てをうつ 意味:交渉して、決着をつけること。 両手を打ち合わせて音を出すこと。 例文1:温暖化を止めるために、世界各国がいろいろと手を打っている。 例文2:500円で売ってもらうということで手を打った。 【手を替え品を替え】 ひらがな:てをかえしなをかえ 意味:さまざまな方法や手段によって物事を進めること。 例文1:僕の父は、手を替え品を替え、いろんなアイディアが頭から出てくる有名な発明家で、僕が世界一尊敬する人でもある。 例文2:姉の結婚をやめさせるために、父も母も、手を替え品を替え説得を試みていたが、失敗に終わっているようだ。 【手を貸す】 ひらがな:てをかす 意味:助けて手伝うこと。 例文1:あまりにも彼女が忙しそうにしていたので、手を貸すことにしたのだが、お礼にご飯を御馳走してもらった。 例文2:階段で足を踏み外し、転げ落ちてしまったが、親切な老紳士が私に手を貸して助け起こしてくれた。 【手を借りる】 ひらがな:てをかりる 意味:助けてもらうこと。 手伝ってもらうこと。 例文1:孫の手を借りて、パソコンからメールを送る練習をしていたのだが、これからは自分一人で孫にメールを送ることができるようになった。 例文2:昔の身分の高い女性というものは何につけ、人の手を借りなければならなかったようで、外出するのはもちろん、服を着ることもである。 【手を切る】 ひらがな:てをきる 意味:それまでの関係を絶つこと。 好ましくない人物との縁を切ること。 例文1:彼は中学卒業を機に、勉強に本腰を入れる一大決心をして、悪い仲間と手を切った。 例文2:彼は、彼女に会い、結婚を意識したので、彼がそれまで交際をしていた女性のすべてと手を切ることを約束した。 【手を下す】 ひらがな:てをくだす 意味:自分でわざわざ行うこと。 例文1:机の上で考えているより、一日でもはやく手を下した方が勝ちだと考えますが、いかがでしょうか。 例文2:彼は絶対に自分の手を汚すようなことはしない、自分で手を下さずに他人にやらせるような男なんだ。 【手を組む】 ひらがな:てをくむ 意味:協力して仲間になること。 例文1:かつてのライバルと手を組むことになろうとは、あの頃の僕には考えられなかったことです。 例文2:この業界で生き残るためには、どこか優れたメーカーと手を組んだほうが得策だと考えていたのです。 【手を加える】 ひらがな:てをくわえる 意味:修正すること。 例文1:この城が建てられた時から、この門ばかりは手を加えられたことはなかったそうであるから、はるか昔の人もこうやってこの門を見上げ、同じ景色を見たのだろう。 例文2:彼は、毎日せっせと自分の絵に手を加えているのだが、手を加えすぎて、元の絵とは異なったものになってしまっている。 【手を拱く】 ひらがな:てをこまぬく 意味:事件が起こっているのに、何もしないで見ていること。 こまねくは腕を組むこと。 例文1:このまま反抗期の息子に手を拱いていると、息子は本当に家を飛び出してしまうだろう。 例文2:強風が吹き始め、火がどんどん隣の家に燃え移っていくのを、ただ手を拱いて見ていることしかできなかった。 【手を差し伸べる】 ひらがな:てをさしのべる 意味:相手を助けようとすること。 例文1:水たまりで転び、泥だらけになった私をみんなは避けて通ったが、彼だけは手を差し伸べてくれた。 例文2:彼は乱暴者で、マイペースで、先生から嫌われがちだが、自分より弱い者には、手を差し伸べる優しさも持っているのだ。 【手を染める】 ひらがな:てをそめる 意味:新しい物事に取りかかること。 例文1:見よう見まねで、おじいちゃんがやっていたりんごの栽培に手を染めるようになった。 例文2:いろんな事業に手を染めてみたが、時代の流れに乗ることができず、失敗してばかりだった。 【手を出す】 ひらがな:てをだす 意味:相手と関係を持つこと。 暴力を振るうこと。 例文1:彼は、生きていくために色々な職業に手を出してみましたが、どれもうまくいきませんでした。 例文2:先に手を出したのはどちらなのか、白状しなさい。 【手を束ねる】 ひらがな:てをたばねる 意味:事件が起きていても、何もしないで見ていること。 腕を組んでいること。 例文1:自分で修理をすることができないので、専門の人が修理するのを手を束ねてみているだけだった。 例文2:企業は、その公害問題に手を束ねるばかりで、何らかの手を打とうともしなかった。 【手を尽くす】 ひらがな:てをつくす 意味:できるかぎり努力すること。 例文1:生き埋めになった人を救出するために、あらゆる手を尽くす。 例文2:どれだけ手を尽くしても天才にはかなわない。 【手を付ける】 ひらがな:てをつける 意味:物ごとに取りかかること。 お金を不正に使い込むこと。 例文1:今度の仕事は、時間がかかりそうだし納期が厳守だから、早目に手を付けた方がいいよ。 例文2:彼は、会社の金に手を付けたことが発覚して解雇されたらしい。 【手を取る】 ひらがな:てをとる 意味:親愛の気持ちなどを表すために他人の手を握ること。 例文1:私も彼も同じ弓術部に所属していたので、私は手を取って、初心者の彼に弓の引きかたを教えてやった覚えがあるよ。 例文2:一緒に来てほしいと言われ、素直に従うことにすると、彼は立ちあがって私の手を取ったが、私はふらついて、彼の腕にしがみついてしまった。 【手を握る】 ひらがな:てをにぎる 意味:一緒に力を合わせて、一つのものごとを行うこと。 例文1:両者の利害が一致したことにより、一時休戦して手を握るに至った。 例文2:クラスメイトと喧嘩をしてから、クラスの中に派閥ができて、二分していたのだが、先生の仲介により、手を握ることになった。 【手を抜く】 ひらがな:てをぬく 意味:手順や作業を省いて、いいかげんにすること。 例文1:細かい所でも手を抜くと、大きな事故につながりかねないのだから、油断せずに作業を続けるんだぞ。 例文2:学生時代は、少し手を抜いても成績はいつも上位だったので、あまり努力をしたことがなかったから、社会に出て初めて壁にぶつかりショックを受けた。 【手を引く】 ひらがな:てをひく 意味:相手との関係をなくして、今までやってきたことをやめること。 例文1:最初に君に聞いていた話となんだか違ってきたから、僕はここら辺で手を引かせてもらうことにしよう。 例文2:経営が厳しくなってきたので、その事業からは手を引いて売却することにしたんだ。 【手を広げる】 ひらがな:てをひろげる 意味:仕事を広げて、さまざまなことをすること。 例文1:彼は洋服を売っていたが、今は不動産業まで手を広げている。 例文2:商売の手を広げて、海外に進出することになった。 【手を施す】 ひらがな:てをほどこす 意味:その場にふさわしい対処をすること。 例文1:とんでもないことが起こっているのだから、何をしたらいいかわからないが、今すぐ何とか手を施すべきだ。 例文2:このケガ人は、この場にある救急箱では手を施しようがないから、急いで病院に運ぼう。 【手を回す】 ひらがな:てをまわす 意味:物事をうまく達成するために、他のところへこっそりと働きかけること。 例文1:初めてのアメリカでいささか心細さを覚えていた僕は、父が手を回し、父の友人に僕の世話を頼んでいたことに救われた思いがした。 例文2:私から政府に手を回して、取材の許可が出るように取り計らっておきますから安心して行ってきてください。 【手を結ぶ】 ひらがな:てをむすぶ 意味:力を合わせて解決しようとすること。 仲直りすること。 例文1:我々は、共通の危機感を抱いていたので、手を結ぶことにした。 例文2:人類史上はじめて、世界中が手を結び、宇宙からの地球への侵略者に対抗する方法を探るべく対策会議が開かれたのでした。 【手を焼く】 ひらがな:てをやく 意味:対応が難しいこと。 てこずること。 手を火傷するように、なかなかうまく対応できないこと。 例文1:預かっている赤ちゃんがなかなか泣きやまなくて、手を焼いたのだが、結局泣き疲れて寝てしまった。 例文2:彼の母親は手を焼きたがる人で、彼が自立しようとすると泣き叫ぶくらいだ。 【手を休める】 ひらがな:てをやすめる 意味:活動や作業を一時中断して、休息すること。 例文1:遠くに人影が見えたので、僕は作業の手を休めて、大声でその人に「おーい。 」と手を振って呼び掛けたのでした。 例文2:農作業をしていたおばあちゃんたちが、作業の合間に手を休め、世間話に花を咲かせているようでした。 【手を緩める】 ひらがな:てをゆるめる 意味:それまでのきびしい扱いを、ゆるやかにすること。 例文1:厳しい練習だけではだめで、たまには手を緩めてリラックスさせる必要があります 例文2:前半、優勝候補のチームから三点を奪い、後半も攻撃の手を緩めずに攻め続け、最終的にはなんと7点を奪ってしまったのです。 【手を煩わす】 ひらがな:てをわずらわす 意味:人に面倒をかけること。 お世話になること。 例文1:この家は、有名な建築家の手を煩わせて、自分のこだわりをふんだんに取り入れて建てた家なんですよ。 例文2:今回の事件は、名探偵であるあなたのお手を煩わすまでもなく、自分たちの手で解決することができそうです。
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【足掻きが取れない】 ひらがな:あがきがとれない 意味:動きがとれないこと。 取るべき手段・方法がなく、どうしようもないこと。 例文1:足掻きが取れないので、ベッドで静かに寝ていた。 例文2:屁理屈ばかり捏ねて、足掻きが取れなくなっている 【揚げ足を取る】 ひらがな:あげあしをとる 意味:相撲で、相手の力士がうっかりと地面から揚げた足を取り、相手を押し倒そうとすること。 そこから、言葉尻をとらえたり、言い間違いにつけこんだりして相手をやりこめること。 例文1:あの人は、言葉の揚げ足ばかり取っているから、あまり話したくない。 例文2:揚げ足を取らないで、黙って行動しなさい。 【足音を忍ばせる】 ひらがな:あしおとをしのばせる 意味:気配を悟られないように、足音を消して、静かに歩くこと。 例文1:自分の家なのに、下階の人が神経質なので、足音を忍ばせて歩かなくてはいけない。 例文2:夜中に足音を忍ばせて歩く音がしたので、どろぼうかと思い、起き上がった。 【足が奪われる】 ひらがな:あしがうばわれる 意味:事故やストライキなどで、電車やバスなどの交通手段が麻痺すること。 例文1:大雨で道路が水びたしで、バスが走ることができなくなり、足を奪われた。 例文2:足を奪われたので、すぐに遅刻する連絡を入れた。 【足が地に着かない】 ひらがな:あしがちにつかない 意味:計画がしっかりしていないので、不安定になっていること。 言動が浮わついて、信頼できないこと。 例文1:足が地に着かないような、非現実的な意見ばかり出していたら、この会議は永遠に終わらないぞ。 例文2:あの社長は、足が地に着いていて、信頼できる。 【足が付く】 ひらがな:あしがつく 意味:捜査によって、情報が追跡できるようになること。 例文1:防犯カメラに映っていた画像から、振り込め詐欺の犯人の足が付いたが、主犯格は捕まえられなかったので、戦いはまだ続く。 例文2:車の塗料から、僕を引き逃げした犯人の足が付いたということだった。 【足が出る】 ひらがな:あしがでる 意味:はじめの予定よりも、多くのお金がかかること。 赤字になること。 例文1:彼の贅沢ぶりを見ていると、足が出ているのだろうなと予想がついた。 例文2:予算から足が出ないように、かつ、余らないように使ってくれと無茶なことをいってきた。 【足が遠のく】 ひらがな:あしがとおのく 意味:それまで通っていた場所にだんだんと行かなくなること。 例文1:大学を卒業してから、大学のある町からすっかり足が遠のいてしまっていたので、今日は久しぶりに足を運び、変わらない街並みに懐かしさを感じた。 例文2:あれほど繁盛していたお店だったのに、たった一度の食中毒事件のせいで、客足が遠のき、閉店してしまったそうだ。 【足が鈍る】 ひらがな:あしがなまる 意味:歩く力や走る力が低下して行動力が下がること。 例文1:若かりし頃は、マラソン大会では上位入賞者に入っていたが、今は足が鈍り、地下鉄の階段を駆け上がることすらできない。 例文2:骨折して、長期入院していたので、治って退院するとき、足が鈍って、上手に歩くことができなかった。 【足が早い】 ひらがな:あしがはやい 意味:食べ物などが腐りやすいこと。 売れ行きが早いこと。 足が速いと似ているが、意味が異なる、 例文1:この野菜は、足が早いから、ゆでて冷凍保存しておくと、料理のときに便利だし、長持ちさせることができるよ。 例文2:サバは、冷蔵技術がない時代にとても腐りやすい魚だったから、足が早いの代名詞だったようだよ。 【足が棒になる】 ひらがな:あしがぼうになる 意味:長い時間歩いたり、立ったりして、足が棒のように感じること。 とても疲れていること。 例文1:文化祭の宣伝のために、商店街でチラシを配って歩いていたら、足が棒になった。 例文2:一日中、足が棒になるまで歩き続けたおかげで、成果があった。 【足が向く】 ひらがな:あしがむく 意味:れ親しんで、自然と通いたくなること。 例文1:料理の仕事をしているので、本屋に入ると料理本コーナーに足が向く。 例文2:散歩に出ると、いつのまにかこの公園に足が向く。 【足手まとい】 ひらがな:あしでまとい 意味:ものごとをするのにじゃまなもの。 例文1:一緒に連れて行っても、かえって足手まといになるだけだから置いていこう。 例文2:このオーケストラにとって、君みたいなへたなバイオリンは足手まといなんだ。 【足に任せる】 ひらがな:あしにまかせる 意味:特に目的を決めないで、気の向くままに歩くこと。 例文1:新しいデパートができたので、足に任せて店内を見ていたら、こんなのがあったらいいなと思っていた帽子に出会い、すぐに購入した。 例文2:初めての駅に降りて、待ち合わせまでに時間がまだあったから、足に任せて散歩していたのだが、迷って駅に戻ることができなくなった。 【足の踏み場もない】 ひらがな:あしのふみじょうもない 意味:歩くすき間もないくらいに、たくさんのものが散らかっていること。 例文1:彼女はみかけはとてもきれいだが、足の踏み場もない汚い部屋に住んでいる。 例文2:鶏小屋に入ると、ヒヨコがたくさん生まれていて、足の踏み場もない。 【足下から鳥が立つ】 ひらがな:あしもとからとりがたつ 意味:身近なところで意外な事件が起こること。 例文1:もうマイホームまで建ててしまったのに、ここにきて急に札幌に転勤させられることになった。 足下から鳥が立つとはこのことだよ 例文2:宝くじが当たって、足元から鳥が立つ気持ちだ。 【足下に火が付く】 ひらがな:あしもとにひがつく 意味:危険がすぐそこに迫っていること。 例文1:汚職のスキャンダル報道で、大臣の足下に火が付いた。 例文2:この仕事は明日が締め切りなので、足下に火が付いた。 【足元にも及ばない】 ひらがな:あしもとにもおよばない 意味:相手の能力が優れていて比べようもないこと。 例文1:彼を目標としているが、どれだけ努力をしても、生まれ持っての天才である彼の足元にも及ばない。 例文2:先生の今までの業績に比べれば、私の研究など、足元にも及ばないですよ。 【足下の明るいうち】 ひらがな:あしもとのあかるいうち 意味:日が暮れる前で、足下が見える明るい時間のこと。 そこから、手遅れになって立場が悪くなる前に、早めに策を講じるべきだということ。 例文1:足下の明るいうちに、この企画をあきらめないと先々後悔することになると思う。 例文2:足下の明るいうちに、彼とは縁を切ったほうが良い。 【足元を見る】 ひらがな:あしもとをみる 意味:他人の弱みを探すこと。 例文1:水不足なのに、足元を見られて、水を高い値段で売られてしまった。 例文2:あの人は、他人の足元ばかりを見ているので、嫌われている。 【足を洗う】 ひらがな:あしをあらう 意味:悪い行動や悪い仲間との関係をやめて、まじめに生きようと反省すること。 例文1:この世界から足を洗って、郷里に帰りたいのでお金をためている。 例文2:彼は有名などろぼうだったが、娘のために足を洗ったらしい。 【足を掬う】 ひらがな:あしをすくう 意味:相手のすきに付け入って、失敗させること。 例文1:油断していると、いつかあの優秀と評判の後輩に足を掬われることになるぞ。 例文2:味方だと思っていた人に足を掬われ、ショックを受けた。 【足を止める】 ひらがな:あしをとめる 意味:歩いている途中に、ふと意識を奪われて、立ち止まること。 例文1:その彫刻は、あまりにすばらしく、通りを歩く人たちの足を止めさせた。 例文2:お店のほうに歩いていたが、急に足を止めて私の方に歩いてきた。 【足を取られる】 ひらがな:あしをとられる 意味:歩きにくく、転びそうなこと。 例文1:ぬかるみに足を取られて転倒してしまい、手とお尻が泥まみれになってしまった。 例文2:道が暗くて、しっかりと前を見ていないと、足を取られるところだ。 【足を延ばす】 ひらがな:あしをのばす 意味:ある地点より遠くへ行くこと。 最初の予定を変えて、寄り道をすること。 例文1:この駅の近くに先生の家があることを思い出し、足を延ばすことにした。 例文2:京都に旅行に来たが、奈良まで足を延ばすことにした。 【足を運ぶ】 ひらがな:あしをはこぶ 意味:目的の場所へ、あいさつにへ出かけること。 例文1:彼は芸術が好きなので、美術館によく足を運ぶから美術館に行けば会えるよ。 例文2:ここまで来て、何も買わずに帰るなんて、何のために足を運んだかわからないじゃないか。 【足を引っ張る】 ひらがな:あしをひっぱる 意味:みんなで力を合わせて、よい結果を出そうとしているときに、誰かが妨げること。 例文1:味方同士で足を引っ張りあうなんて馬鹿げている。 例文2:君は優秀だから、君の足を引っ張ろうとたくらんでいるやつらがたくさんいる。 【足を棒にする】 ひらがな:あしをぼうにする 意味:長い時間、歩いて、ひどく足が疲れること。 歩き疲れて、足が棒になったように感じられること。 例文1:社員のみならず、社長自身も足を棒にして顧客を開拓したが、今後もそれを怠るわけにいかない。 例文2:足が棒になるまで、富士山を登る 【足を向けて眠れない】 ひらがな:あしをむけてねむれない 意味:恩人に対して失礼なこと。 相手に足を突き出すことは失礼に当たる。 例文1:ここまで育ててくれた父と母には、足を向けて寝られない。 例文2:先生のご指導のおかげで卒業することができたので、先生には、足を向けて寝られません。 【足を向ける】 ひらがな:あしをむける 意味:ある方向へ向かうこと。 例文1:彼女と相談した結果、レストランで食事をしてから、近くにある動物園に足を向けることにした。 例文2:僕と彼の二人は、ぶらぶらと駅前の交差点へ向かって足を向け、とりとめのない会話をしたのである。 【頭の天辺から足の爪先まで】 ひらがな:あたまのてっぺんからあしのつまさきまで 意味:じろじろと相手の全身を観察すること。 例文1:警察官は、容疑者の頭の天辺から足の爪先までを観察した 例文2:頭の天辺から足の爪先まで、役者の演技は完璧だった 【後足で砂をかける】 ひらがな:あとあしですなをかける 意味:恩のある人を裏切り、迷惑をかけて去っていくこと。 例文1:恩師に憎まれ口を叩くなど後足で砂をかけるような真似はやめなさい。 例文2:不正をした部下が退職した。 後足で砂をかけられた気分だ。 【浮き足立つ】 ひらがな:うきあしだつ 意味:爪先立ちになり、不安定で、物事が落ち着いていないこと。 浮き足とは、足の爪先だけが地面について、かかとが上がった状態を指す。 例文1:のどかな勤務に慣れきった署員たちは、この大事件の一報に浮き足立ち、右往左往するばかりだった。 例文2:三学期も終わりに近づいた学校は、なんとなく浮き足立って、みんなそわそわしている。 【長足の進歩】 ひらがな:ちょうそくのしんぽ 意味:短期間で大幅に進歩すること。 例文1:アメリカとソ連のどちらが早く月に人類を送ることができるか、競争によって、宇宙科学は長足の進歩を遂げた。 例文2:携帯電話の長足の進歩には驚かされるものがあるが、技術の進歩がすごすぎて、使いこなせない。 【手足を伸ばす】 ひらがな:てあしをのばす 意味:のびのびと手も足も伸ばす姿から、力を抜いてゆっくりと休むこと。 例文1:今日は久しぶりにまとまった休みを取ることができたから、手足を伸ばして、仕事の疲れを取りたいと思う。 例文2:その銭湯に誰も入浴していないのを幸いに、僕はのんびり手足を伸ばすことにした。 【手取り足取り】 ひらがな:てどりあしどり 意味:一つ一つ、ていねいに、段取りを教えていくこと。 例文1:手取り足取り教えたわけではなくて、彼はうまい人の動きを観察してうまくなったんだ。 例文2:当スポーツジムのコーチは、手取り足取りの指導が売りです。 【手も足も出ない】 ひらがな:てもあしもでない 意味:力が及ばずどうしようもないこと。 例文1:高校生と中学生の試合なので、手も足も出なかった 例文2:犯人は外国に逃亡してしまったので、手も足も出ない。 【二の足を踏む】 ひらがな:にのあしをふむ 意味:二の足とは、二歩目を意味する。 一歩目を踏み出し、二歩目を踏み出すのに思い悩んで足踏みすること。 そこから、物事を進めるのに思い切ってできないこと。 例文1:いよいよ本番の舞台なので、二の足を踏まないようにしたい。 例文2:お化け屋敷と聞いて、二の足を踏む。
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「支障をきたす」の漢字と意味 「支障をきたす」の意味 「支障をきたす」は 「物事に具合の悪い事情が起きる」という意味です。 「支障」は「進行の妨げになるもの」や「何か物事を進める上で邪魔になるもの」で、 「きたす」は「結果としてある事態を生じさせる・もたらす」といった意味になります。 つまり「支障をきたす」とは、 「問題によって物事に悪い影響が出ること」「順調に進んでいたことが問題によって妨げられること」を表しています。 また「支障」は、 「差し支え」「差し障り」「故障」といった言葉に言い換えることができます。 「支障をきたす」の漢字 「支障をきたす」の「きたす」は、漢字で表すと 「来す」または「来たす」となります。 本来「来たす」は、 「ある事柄・状態を生じさせる、招く」といった意味になり、良くない事が起きることを示しています。 元々「来たす」以外に「きたす」と読む語句は存在しないため、「期たす」や「着たす」といった表現は全て誤りになります。 「支障をきたす」は一般的にはひらがな表記で使うことが多いですが、文書やメールで表現する場合にはよく漢字表記が使われます。 「支障をきたす」の使い方 「支障をきたす」の使い方としては、 ・支障をきたす恐れ〜 ・支障をきたすことなく〜 ・支障をきたす場合 といったようになります。 また、 ・支障をきたすわけにはいかない ・支障をきたすべきか ・支障をきたすため ・支障をきたすこと ・支障をきたすのでないか ・支障をきたすまでには といった使い方もできます。 「支障をきたす」は 「その物事によって何らかの不利益がでる」「差し障りがある」といったときに用いる言葉です。 例えば、「昨日転んで腕を骨折してしまったんだ。 仕事もしづらいし、日常生活に支障をきたすよ」と言った場合 これは、骨折したことによって普段当たり前にできていた事ができない・骨折が生活の妨げになるということを表しています。 「支障をきたす」は、この先のことを考えた場合に上手くいかない恐れがある場合に用いるため、マイナスに感じます。 しかし、使い方によっては相手にマイナスなイメージではなく、プラスなイメージを与えることができます。 このままでは作業に支障をきたすため、他社から同等品を調達するのが良いと思うのですが、いかがでしょう」と言った場合 これは、今まで通りだとトラブルが起きてしまうので解決策を考えるということを表しています。 この「支障をきたす」は、 成功させなければと強い意志を感じさせることができたり、問題が起こる前に対策を考えるというように、今後に向けての望みがもてるという意味合いになり、プラスに感じることができます。 「支障をきたす」は使い方によって、プラスな印象にもマイナスな印象にもなる言葉です。 「支障をきたす」の類語 「支障をきたす」だけではなく、「支障」「きたす」それぞれの言葉の類語についても紹介します。 ビジネスシーンでは「頓挫する」「影響が出る」などがよく使われますが、日常生活では「迷惑をかける」「行き詰まる」といった比較的簡単な表現が使われます。 「支障」と一緒に使うその他の動詞 ・支障を及ぼす ・支障が生じる ・支障がある ・支障をもたらす ・支障がない ・支障が出る ・支障をきたすまで ・支障が起こる ・これらが支障に ・思いがけない支障が ・何らかの支障が ・どこに支障が 「支障」につく助詞は大体「が」「の」「を」などになります。 「支障」の前に「なんらかの」「どこに」などを付けることも可能です。 他にも「生活上支障」など助詞を入れずに、名詞を2つを並べた複合名詞として使われる場合もあります。 「支障」という言葉が使われていると、何となく良くない事が起きているイメージになります。 「支障をきたす」の英語表現 「支障をきたす」に近いニュアンスの英語表現は、 ・interfere with... ・hinder... ・impede... などで、 「... を妨害する、邪魔する」という意味になります。 ネイティブは日常生活では「interfere」を最もよく使います。 その他の2つは結構難しい表現になりますが、ぜひ覚えておきましょう。 その他にも、 ・affect... に悪い影響を与える) ・cause troubles for... に対して問題をおこす) ・bring problems for... に迷惑をかける) などの表現も使うことができます。 それでは例文を見ていきましょう。
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