日本語を勉強中の中国人です。 今夜のNHKニュースの最後に、キャスターが前述報道したニュースの中のある数字が間違えて、訂正したあと、「大変失礼いたしました」と言いました。 そこでお伺いしたいのですが、その場合なぜ「大変申し訳ありませんでした」と言わなかったのでしょうか。 「大変失礼いたしました」は謝る言葉になるでしょうか。 また、ビジネスメールでも時々謝る言葉としての「大変申し訳ありませんでした」の代わりに、「大変失礼いたしました」を使うケースを目にしたことがあります。 人に謝らせないようにするのは一種の日本の心遣いと思いますが、もしかして、自分が謝ったら、相手にも負担をかけるという考え方もありますのでしょうか。 質問文に不自然な日本語の表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。 「失礼しました」は、軽い謝罪の言葉です。 その場で謝れば済む程度の過ちの場合に使います。 誰にも具体的な迷惑をかけていないような軽微な間違いの訂正にも使われます。 アナウンサーが数字を読み間違えてすぐ訂正したことで、視聴者が重大な迷惑や損害を蒙ったわけでなければ「失礼しました」で十分です。 逆に、ニュースの数字の読み間違い(というか誤報道)でどこかの株価が暴落したとか、誰かの名誉を著しく棄損したといった、重大な結果を招いた場合は「失礼しました」では済まされず、責任者が公式謝罪会見を開いて「誠に申し訳ございませんでした」と深く陳謝する事態になったりします。 ------------- 『日本語 語感の辞典』(中村明 著、岩波書店) しつれい【失礼】 日常の謝罪表現の一つで、会話にも文章にも使われる。 〈これは失礼〉〈どうも失礼しました〉〈先日は失礼いたしました〉〈失礼にも程がある〉 自分の不注意で、その場にふさわしくない態度をとってしまったり、相手に対して礼を失する行為をしてしまったりした場合などに使われる。 例えば、部屋を間違えてうっかりドアを開けただけなら「失礼しました」で済むが、室内に入って会食の料理に手をつけてから気づいた場合の陳謝のことばとしては軽過ぎる。 まして、自転車でぶつかって傷を負わせる程度になると、この表現は不当に軽過ぎてかえって相手を刺激する。 小沼丹の『犬の話』に「こら、犬っころなんて呼んでは飼い主に失礼ですよ。 別に失礼とは思わなかったが」とある。 「途中で失礼する」のように、退席する、別れるの意でも使う。 もうしわけない【申し訳ない】 日常の謝罪表現の一つで。 会話にも文章にも使われる。 〈これはこれは申し訳ないことです〉 より丁寧に「何とも申し訳ありません」と言ったり、さらに丁寧に「このたびはまことに申し訳ございません」と言ったりする。 「申し訳ありません」の形は、申し開きのしようがない、弁解の余地がないという意味であり、「失礼しました」や「済みません」より謝罪の程度が大きい。 そのため、あまり些細なことに連発すると、大げさ過ぎてかえって心のこもらない感じを与えかねない。 例えば、「ナカヤ・サチコ」を「ナカタニ・ユキコ」と単に読み違えただけの失敗の場合は「失礼しました」程度が適当であるが、読み違えたせいで中谷(なかたに・なかや)幸子(さちこ・ゆきこ)さんが年金を貰いそこねるといった事態に発展した場合には、そういう結果をもたらした重大な過失に対してこの表現が適切になる。 「大変失礼いたしました」は、自分が相手に失礼なことをした、という「告白」です。 自分の間違いを告白することで謝罪の要素を満たしていると受け止められています。 ただ、厳密な意味では謝罪ではありません。 なので、たとえば事故や事件を起こした責任者が、「大変失礼いたしました」と言って謝罪することはあり得ません。 重大な間違いなので、正式に「大変申し訳ありませんでした」と謝罪します。 キャスターの場合、特に重大な間違いではないとの認識があったと思われます。 また、視聴者も、それで納得する場合がほとんどです。 「大変申し訳ありませんでした」と言わなかったのは、大げさな表現になるからです。 とお考えいただいて良いと思います。 A ベストアンサー 手軽においしく食べられることから、日本人だけでなく、訪日観光客にも人気の高い、蕎麦、うどん、ラーメンなどの麺類。 そんな麺類に関して昨年、ちょっとした騒動が日本で起こった。 食べる時に「ズルズル」と音を立ててすすることが、外国人に不快感を与える「ヌードル・ハラスメント(ヌーハラ)」だと、ツイッター上で訴えるアカウントが現れたのだ。 すぐに多くのユーザーがリツイートし、テレビ番組や新聞でも紹介され、すすることに対して肯定、否定の意見が多く出された。 このヌーハラ騒動は具体的な根拠のないものとされ、すぐに沈静化したが、実際「すする」という食べ方は日本独特なもの。 その光景を初めて目にした外国人の中には、驚く人や嫌悪感を持つ人もいる。 パスタや中華麺など世界には麺料理が数多くあるが、音を立てて食べることはマナー違反とされ、どこでもモグモグと静かに食べているからだ。 では、日本料理のマナーで、すすることが良しとされているかというと、そうではない。 正式なマナーとしては、やはり音を立てて食べることは良くないこととされているのだ。 では、なぜ日本人は麺類だけはすするのか? 今回は私の専門分野「蕎麦」に焦点を当て考察したいと思い、200年以上続く老舗店であり、外国人客も多く訪れる麻布十番(東京都港区)の「総本家 更科堀井」の堀井良教(よしのり)さんに話を伺った。 「蕎麦の香りを楽しむために、すするようになったということでしょうね。 蕎麦はもともと鼻じゃなくて、口の中で香りを楽しむものですから。 ワインのテイスティングの時、まずは鼻で香りを嗅いだ後に、口の中で転がして喉から鼻に抜ける香りを嗅ぎます。 確か、前者をオルソネーザル(鼻先香、立ち香)、後者をレトロネーザル(口中香、あと香)と言います。 そして、蕎麦は前者が弱いので、後者を楽しむもの。 特にもり蕎麦は冷たいから匂いも立ち昇らないし、鼻で嗅いでも分からない。 強くすすって、口の中に広がる香りを堪能するのが正しい食べ方なのです」 確かに、蕎麦はモグモグやっても味気ないものだ。 しかし、そのマナーを破った食べ方が、どのように日本中に広がっていったのか? 歴史資料や堀井さんの知見を基に、私なりに推論を立ててみたい。 栄養価が高く、コメなどに比べ短期間(2カ月半から3カ月位)で収穫できる蕎麦は、古くから日本各地で食べられていた。 最初のうちは粒のままでおかゆなどにして食べられていたが、そのうち粉にひいて練った「蕎麦がき」に変わり、やがて麺状にして食べるようになった。 そんな蕎麦が食事として定着したのは、江戸時代の初期。 1600年代の後半には、すでに多くの蕎麦店ができていた。 最初こそほとんどの店で蕎麦とうどんを併売していたのだが、やがて蕎麦の人気が高まってうどんを駆逐してしまい、江戸の名物となっていったのである。 「蕎麦は当初、セイロで蒸して食べていたので、蒸した時に漏れる蒸気から、蕎麦の香りに気づいたのでしょう。 それで、すすって食べてみたら、香りも楽しめておいしく食べられた。 そんな感じで、自然に身に付いた知恵だと思いますよ」(堀井さん) 蕎麦が人気となった理由としては、その味もさることながら、栄養価の高さもあったのだろう。 うどんの原料である小麦と比べると、蕎麦はタンパク価が高く、ビタミンB群も豊富。 当時は栄養価を調べることはできなかったかもしれないが、「体に良い」ということは体験的に分かっていたのではないか。 蕎麦を売る店は時代を経るにつれ増え続け、江戸時代後期の1800年代には、江戸に700軒ぐらいの蕎麦店があったとされている。 これは、当時の飲食店で最も多かった居酒屋に次ぐ数字だ。 「当時の江戸は100万人都市だったと言われています。 世界でも有数の人があふれる街で生き抜くために、短時間に高栄養価の食事を取らねばならなかったことでしょう。 それが、関西はうどん文化なのに対して、江戸には蕎麦が根付いた原因の一つだと考えられます」(堀井さん) 堀井名物「さらしな」(930円)は、蕎麦の実の芯の粉で打った白くきめ細かい蕎麦。 すするたびにほのかに蕎麦の香りを楽しめる、まさに「すする」にはぴったりな一杯 気軽に食べられる屋台や、てんびん棒をかついで売り歩く「夜蕎麦売」が多かった。 武士など上流階級が食べに行く高級店もあったが、蕎麦はまさしく庶民の食べ物だったのである。 ちなみに、日本の名物となっている寿司や天ぷらも、そのルーツは江戸時代の屋台で、蕎麦と同じく庶民の間で大流行していた、手軽に食べられるファストフードだったのだ。 そんな江戸時代、日本にはすでに食事のマナー、礼法があった。 それは現代に通じているもので、音を立てて食べるということは、当然マナー違反。 しかし、堀井さんも「庶民の食べ物だったので、マナーを気にしなかったんでしょう」 と言う通り、そんな野暮なことを言い出す江戸っ子はいなかったはずだ。 また、屋台の食事は仕事の合間などに小腹を満たすもの。 立ったまま食べることがほとんどだったため、自然と急いでかき込まなければならなくなる。 そうなると、ごく自然に蕎麦を「ズルズル」と音を立てて食べていたのではないだろうか。 そして、その習慣がそのまま現代まで続き、ラーメンの食べ方などにも影響を与えているのではないか。 蕎麦を食べるための最も適した「すする」という方法。 せっかくだから、ヌーハラなどと言わず、どんどん世界に広めていきたいと思うのだが、実際に「総本家 更科堀井」では外国人客にどう教えているのだろうか? 「こちらから教えるということはないです。 すすれない方は、みなさんモグモグ食べていますよ。 私はすすることにこだわるよりも、まずは蕎麦のおいしさ、栄養価の高さを分かってもらいたいですね。 あまり押しつけるようなことをしても、受け入れてもらえないですから。 すするのは、あくまで蕎麦の一つの食べ方。 お客さんに喜んで食べてもらえれば、それが一番なんです」(堀井さん) 「すする」という行為は、江戸時代から続く日本の食文化。 それを押しつけたり、逆にハラスメントになるからと遠慮したりすることは、どちらも正しくはないだろう。 まずは食べ方にこだわらず、蕎麦を味わってもらうこと。 なによりも食事というものは、マナー以前においしく食べることが、最も重要だと堀井さんも言う。 ちなみに「総本家 更科堀井」では、日本人の常連客が外国人客にすすり方を教えていることが、時折あるそうだ。 近くに大使館が多い土地柄から、高齢でも英語を話せる方が多いため、仲良く話をしているうちに自然とそうなるらしい。 こうした形で、蕎麦のおいしさとすする食べ方が世界に広まればうれしい。 nippon. そんな麺類に関して昨年、ちょっとした騒動が日本で起こった。 食べる時に「ズルズル」と音を立ててすすることが、外国人に不快感を与える「ヌードル・ハラスメント(ヌーハラ)」だと、ツイッター上で訴えるアカウントが現れたのだ。 すぐに多くのユーザーがリツイートし、テレビ番組や新聞でも紹介され、すすることに対して肯定、否定の意見が多く出された。 このヌーハラ騒動は具体的な根... Q 最近「申し訳ございません」の代わりに「失礼致しました」「失礼しました」を多用する人によく遭遇します。 私は社会人になり数年経ちますが、業務中は基本的に「申し訳ございません」しか使いません。 例えば電話で 「お待たせして申し訳ございません、~」や 「申し訳ございません、、00は外出しております」という具合です。 「すみません」や「失礼しました」は商慣行上ふさわしくないと思います。 学生時代のスーパーのアルバイトで接客用語を覚えさせられましたが、そこでも 謝罪言葉は「申し訳ございません」のみでした。 ただポイントカードの有無を聞いて無いと答えられたら無言でなく「失礼致しました」と言うように指導されました。 この場合に「申し訳ございません」はふさわしくないですね。 私の思う「失礼しました」は 飲食店等で大きな音を立てた人が発したり 手などが相手に触れたり、前を横切る(英語でExcuseMeに相当するような場面) などです。 「すいません」は、人を呼ぶときぐらい。 謝罪言葉とは思いたくありませんが、親しい先輩等でちょっとした謝罪に使う程度ならいいかも。 よって店員等がお客様に謝罪するときには「申し訳ございません」がスラスラでて当たり前だと思っています。 (「ごめんなさい」なんて論外です) 昨日店舗側の従業員の100%不手際で責任者から謝罪の電話があり、彼は「申し訳ございません」とありました。 最後に「当事者から謝罪させたい」ということで、電話を代わってもらいましたが終始「失礼致しました」のみで「申し訳ございません」という言葉は無かったです。 「失礼いたしました」=「申し訳ございません」と同等と考えている人が多すぎる。 お客様への謝罪言葉は「申し訳ございません」を使うべきですよね? 最近「申し訳ございません」の代わりに「失礼致しました」「失礼しました」を多用する人によく遭遇します。 私は社会人になり数年経ちますが、業務中は基本的に「申し訳ございません」しか使いません。 例えば電話で 「お待たせして申し訳ございません、~」や 「申し訳ございません、、00は外出しております」という具合です。 「すみません」や「失礼しました」は商慣行上ふさわしくないと思います。 学生時代のスーパーのアルバイトで接客用語を覚えさせられましたが、そこでも 謝罪言葉は「申し訳ござい... A ベストアンサー まったくshukudaiさんの仰る通り。 ただ、相手の声を聞いたり表情や行動を見ていたら、本当に「申し訳無かった」と思っているかどうか、ある程度は判るかと思います。 謝罪の気持ちがわかれば、言葉はともかく、その気持ちを汲んであげるほうが精神衛生上よいのではないでしょうか。 言葉遣いがいくらきちんとしていても、儀礼的に「申し訳ございません」と言われるより、「あ、済みません!」という人の方が好感が持てますよね。 いつだったか新聞のコラムで、「世の中で、本当に悪意を持って為されることというのはごく僅かで、殆どの人はわざとやっているわけじゃない」というような記事を読みました。 そう思えば腹も立たないのかも知れない。 A ベストアンサー 敬語の専門家は、「~させていただきます」という言い方を「相手の許可を得て恩恵を受ける」と説明しています。 ちょっとなんの事か分かりにくいでしょうから、少し説明します。 今、携帯電話の契約しようとしています。 初めての契約のため、本人確認の必要があり、運転免許証を出しました。 ショップ側が、「コピーをさせていただいてよろしいでしょうか」と言いました。 この場合、ショップ側も客の方も特に異存はない場合が多いでしょう。 特にショップ側は契約の成立という恩恵が与えられました。 先ほどの説明のとおり、相手の許可を得て恩恵を受けました。 ところが、ある集会の席に現れた人が、「ただ今から、〇〇(商品名)の販売をさせていただいてよろしいでしょうか」と言い出しました。 そこにいる人々の中には、喜んで買う人がいるかもしれませんが、一方で「そんなものを買うために集まっているわけではない」と怒りだす人もいるでしょう。 「一体誰の許可を受けて売るんだ」「だから今許可をしていただこうと思うんです」「許可を受けるのが先だろう」「だから、よろしいででしょうかと、申し上げたわけです」かなり雰囲気が悪くなります。 ある店が、「本日休業させていただきます」という張り紙をしていました。 その店目当てに来た人が、舌打ちをして帰っていきます。 ある研究会で、研究発表をする人が「それでは、ただ今から発表させていただきます」と言いましたが、特に反応はありませんでした。 ある人から手紙が来て、「別便にて粗品を贈らせていただきました」と書いてありました。 これに対する反応はよく分かりません。 この「~させていただきます」は、ケースに依っていろいろな反応があるので、気をつけるべきでしょう。 敬語の専門家は、「~させていただきます」という言い方を「相手の許可を得て恩恵を受ける」と説明しています。 ちょっとなんの事か分かりにくいでしょうから、少し説明します。 今、携帯電話の契約しようとしています。 初めての契約のため、本人確認の必要があり、運転免許証を出しました。 ショップ側が、「コピーをさせていただいてよろしいでしょうか」と言いました。 この場合、ショップ側も客の方も特に異存はない場合が多いでしょう。 特にショップ側は契約の成立という恩恵が与えられました。 先ほどの説明の... A ベストアンサー すみません。 しつこいようですが、もう一度。 質問者の元の文で「が」が不自然に感じられるのは「私が」だからだ、とNo. 7で書きましたが、 どうも私の早とちりだったようです。 7で言いたかったのは、「現象文」(「存現文」とも言われます)では「私が」とは言いにくい、 ということでしたが、元の質問者の文は過去のことなので、また話が少し違います。 そのことを私は 考慮していませんでした。 もう一度仕切直しです。 最初の文とその「私」を他の名詞に変えた文を比較します。 a「当時理系の学生だった私が、思い切って自分の専攻を社会学に変えることを決めた。 」 b「当時理系の学生だった私は、思い切って自分の専攻を社会学に変えることを決めた。 」 c「当時理系の学生だった田中が、思い切って自分の専攻を社会学に変えることを決めた。 」 d「当時理系の学生だった田中は、思い切って自分の専攻を社会学に変えることを決めた。 」 aはあまり良くないと思います。 その後に、「その理由は~」などとつけると、少し良くなりますと いう意見もありますが、私はそれでもだめです。 bは問題ありません。 「私」を「田中」にしたcは、そのままでもいいようです。 (私の内省は、この辺で揺れ出します) その後に「そのニュースは皆をびっくりさせた」などとつければさらに自然になります。 dは問題ありません。 aとcを比べると、やはり「私」はこのような文では使いにくいと言えるでしょう。 次に、より社会的な報道にありそうな文に変えてみます。 e「当時新憲法に否定的だったキシ首相が思い切って憲法を改正することを決めた。 」 社会的な報道らしい内容にすると、「が」でもより自然に感じられる、と私は思うのですが、どうでしょうか。 「思い切って~決めた」という、心理描写の文を、もっと単純な事実の報告の文にしてみます。 f「三か月後、調査委員会委員長の山田氏が記者会見で結果を発表した。 」 g「三か月後、調査委員会委員長の私が記者会見で結果を発表した。 」 h「三か月後、調査委員会委員長の私は記者会見で結果を発表した。 」 単純な事実の報告であれば、「私が」でも不自然ではなくなります。 逆に、hの「私は」のほうが、何か文脈を考える必要があるような気もします。 まだ、いろいろと考えるべきところがあるように思いますが、皆さんはどうお考えでしょうか。 saburoo (No. 8で小さな間違いがありました。 「私は1867年に生まれた」は「1967年」でした。 ) すみません。 しつこいようですが、もう一度。 質問者の元の文で「が」が不自然に感じられるのは「私が」だからだ、とNo. 7で書きましたが、 どうも私の早とちりだったようです。 7で言いたかったのは、「現象文」(「存現文」とも言われます)では「私が」とは言いにくい、 ということでしたが、元の質問者の文は過去のことなので、また話が少し違います。 そのことを私は 考慮していませんでした。 もう一度仕切直しです。 最初の文とその「私」を他の名詞に変えた文を比較します。 a「当時理系の学生...
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「誠にありがとうございます」の意味 「誠にありがとうございます」は、相手に対して感謝の気持ちを伝える言い回しです。 「ありがとうございます」は、 形容詞「ありがたい(有り難い)」の連用形+「ある」の丁寧語「ございます」で成り立っています。 「誠にありがとうございます」は、日常会話でもビジネスシーンでも頻繁に使われる表現です。 「まことに」の漢字は? 「まことに」を漢字で書くと、 「誠に」「真に」「実に」の3通りになります。 「誠にありがとうございます」はよく見かける表現ですが、「真にありがとうございます」や「実にありがとうございます」はあまり馴染みのない表現です。 「まことに」は副詞で、 「間違いなくある事態であるさま」「本当に」「じつに」といった意味になります。 一つずつ漢字の意味を見ていくと、 「誠」は、音読みだと「セイ」、訓読みだと「まこと」と読みます。 「誠」は、「嘘偽りのない心」「まごころ」を意味しています。 「真」は、音読みだと「シン」、訓読みだと「ま」「まこと」と読みます。 「真」は、「偽りでないこと」「本当に」「まじめなこと」を意味しています。 「実」は、音読みだと「ジツ」、訓読みだと「まこと」「みのる」を意味しています。 「実」は、「そらごとではない」「本当」を意味しています。 3つとも同じ意味になります。 つまり、どれを使っても意味は同じですが、一般的には「誠にありがとうございます」を使った方が無難になります。 ただ「真にありがとうございます」「実にありがとうございます」と使っても決して間違いではありません。 「まことに」とひらがな表記で使うこともあります。 ただ全部ひらがな表記だと少々砕けた表現になってしまいます。 「誠にありがとうございました」とも言う 「誠にありがとうございます」は現在形、「誠にありがとうございました」は過去形となります。 現在形の場合は、現在進行している途中で相手が行ったことに対して、感謝の気持ちを表すときに使用します。 一方、過去形の場合は、一度終了していること・過去に相手が行ったことに対して使用します。 「誠にありがとうございます」と「誠にありがとうございました」の使い分けとしては、 相手の行いが過去なのか、現在なのかで決めます。 ただ、過去か現在か関係なく使うこともあります。 例えば、お店に入る際、「本日のご来店、誠にありがとうございます」と言われます。 店を出る際には、「本日のご来店、誠にありがとうございました」、もしくはいつもご利用いただき、誠にありがとうございます」と言われます。 どちらにしろ違和感は感じません。 こういった場合もありますが、「誠にありがとうございます」と「誠にありがとうございました」を使い分けられるようにしましょう。 ビジネスで「誠にありがとうございます」は目上の人にも使える 「誠にありがとうございます」は、相手の行いについて、感謝の気持ちを伝える際に使います。 「誠にありがとうございます」は、ただ「ありがとうございます」と言うよりもより丁寧で誠意や真摯な気持ちを伝えることができます。 「ございます」は「ある」の丁寧語なので、目上の相手に使用できる表現です。 「誠にありがとうございます」を使用する場面の例としては、 ・相手に気遣ってもらったとき ・何かを教えてもらったとき ・時間を調整してもらったとき など様々になります。 「誠にありがとうございます」は、ビジネスシーンだけでなく式典・慶事・弔事の挨拶としても用いることができます。 「誠にありがとうございます」の言い換え【カジュアル編】 比較的カジュアルな「誠にありがとうございます」の類語・言い換えを紹介していきます。 どうもありがとうございます 「どうも」は、 感謝や謝罪の気持ちを表す挨拶の語に添えて、その意を強調する言葉です。 「どうも」は、ただ単に「どうも」と言うだけでも、挨拶として通用します。 「ありがとうございます」は「どうも」を付けることによって、感謝する気持ちを強調できます。 「どうもありがとうございます」は、日常会話でも非常に多く使いますが、ビジネスシーンで使うとなると敬語としては成り立っていないので、少し失礼に当たるようなイメージになります。 「どうもありがとうございます」は、ビジネスシーンではなるべく避けたほうが良い表現でしょう。 本当にありがとうございます 「本当に」は、 「はなはだしいこと」「また心からそう思ったり感じたりしている気持ちを表すこと」を意味しています。 「本当にありがとうございます」と言うことによって、心から感謝しているということを表すことができます。 ただ「本当に」は、日常会話などで「本当にありがとう」などと使われていることから、少し砕けた言い方の印象を与えてしまいます。 「本当にありがとうございます」は、敬語としては間違っていない表現ですが、ビジネスシーンではあまり使用しない方がよい言い回しになります。 大変ありがとうございます 「大変」は、 「程度のはなはだしいさま」「非常に」「たいそう」を意味しています。 「大変ありがとうございます」と言うことで、ありがたく思っている気持ちを強調することができますが、「誠にありがとうございます」よりも心がこもってない言い回しになります。 「大変ありがとうございます」は「大変」が強調を表す言葉ですが、ビジネスメールや手紙で使用するには、少々軽い表現となってしまいます。 「誠にありがとうございます」の言い換えの例文 ・先日はお忙しい中、弊社までお越しいただき、大変ありがとうございました。 ・この度は私のためにいろいろとお気遣いくださいまして、本当ににありがとうございます。 ・お忙しいところお時間を割いていただき、どうもありがとうございました。 ・日頃は何かと親しくさせていただき、本当にありがとうございます。 ・先日は、私のために歓迎会を開催していただき、大変ありがとうございました。 「誠にありがとうございます」の言い換え【ビジネス編】 ビジネスシーンで使用可能な堅い表現である「誠にありがとうございます」の言い換え・類語を紹介していきたいと思います。 心より感謝申し上げます 「申し上げる」は「言う」の謙譲語です。 「心より」は「心の底から」を意味しているので、「心より感謝申し上げます」は「心の底からありがたくおもっています」という意味になります。 「心より感謝申し上げます」は、目上の相手や取引先の相手に対して使うことが多いです。 また「心より感謝申し上げます」の他にも、「心底から感謝申し上げます」や「深く感謝申し上げます」と言い換えることができます。 厚く御礼申し上げます 「申し上げる」は「言う」の謙譲語です。 「厚く御礼申し上げます」は、目上の相手に使うことができる表現で、手紙などで主にお祝いなどのときに、感謝の言葉として使われます。 「厚く御礼申し上げます」は、年賀状や暑中見舞いで使用することが多いです。 「厚く御礼申し上げます」と共に使われるフレーズとしては、 ・平素はひとかたらぬご愛顧を賜り ・この度は格別のお引き立てを賜り ・日頃は大変お世話になり ・旧年中は大変ご厚誼にあずかり といったようになります。 感謝の念 「感謝の念」は、 「ありがたく思い、感謝したいと感じる心持ち」を意味しています。 「感謝」に思いや気持ちを表す「念」を付けることによって、相手に一層のお礼やありがたく思う気持ちを伝えることができます。 「感謝の念」は少々堅い表現なので、ビジネス文書や手紙で使われることが多いです。 「感謝の念」の使い方としては、 ・感謝の念に堪えません ・感謝の念に尽きません ・感謝の念を抱く ・感謝の念を禁じ得ない といったようになります。 「感謝の念に堪えません」「感謝の念を禁じ得ない」は、「感謝の気持を抑えることができない」という意味で、非常に感謝していることを表しています。 感謝申し上げる次第です 「次第」は、「事情、状況、経過、成り行き、由来」を意味しています。 つまり、 「感謝申し上げる次第です」は、「〜してくれたことに対してありがたく思います」といった意味になります。 「感謝申し上げる次第です」は一般的にはあまり使われない表現です。 深謝申し上げます 「深謝」には、 「深く感謝すること」「丁寧にお詫びすること」という意味があります。 「深謝」はお礼状やビジネス文書で、深い感謝を示すときに使う表現です。 「深謝」は「感謝」よりも、強い謝意を表すころができるため、改まった挨拶やスピーチでも使用することができます。 拝謝します 「拝謝」は「感謝」の謙譲語になります。 「拝謝」は、本来の意味は、「拝礼して感謝の言葉を申し上げる」となるので、目上の相手に対して深い感謝を示すときに使います。 「拝謝します」は口語では使わず、主に手紙など書き言葉として使います。 「拝謝します」は、相応しくない相手に対して使用してしまうと、大袈裟な表現となってしまうので、気をつけましょう。 「誠にありがとうございます」の言い換えの例文 ・今回のプロジェクト成功は、皆様のご支援ご愛顧によるものと心より感謝申し上げます。 ・本日は大雨にも関わらず、足を運んでくださったお客様には心より感謝申し上げます。 ・この度はいろいろとご教示を賜り、感謝の念を抱かずにはいられません。 ・多くの励ましのお言葉をいただき、本当に感謝の念に尽きません。 ・お忙しい中多くのお客様にご来場いただき、感謝の念を禁じ得ません。 ・昨年は公私にわたり大変お世話になり厚く御礼申し上げます。 本年ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。 ・先日は、ご多用中にも関わらず弊社成立披露会にご臨席いただき、感謝申し上げる次第です。 ・本日は遠方よりお越しいただきまして深謝申し上げます。 ・平素はなにかとご高配を賜りまして、拝謝します。 「誠にありがとうございます」のビジネスメールの例 「誠にありがとうございます」はビジネスメールで頻繁に使用します。 今回は場面によってのビジネスメールの例文を紹介します。 <社内に送るメールの場合> 件名:先日のアドバイスのお礼 お疲れ様です。 先日は、お忙しい中、私のためにお時間を割いていただき誠にありがとうございました。 部長のご指導のおかげで、業務を難なく進めることができました。 正直、一人で考えていると自分の出来ない部分ばかりが目につき、自信を失いかけていました。 部長の経験に学んで、今後は前向きにやっていきます。 今回いただいたアドバイスを生かして、しっかり精進していきたいと思います。 取り急ぎメールにてお礼申し上げます。 本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 お忙しい中、私どもの説明を細かく聞いていただき、感謝しております。 おかげをもちまして、十分に所期の目的を達することができました。 いろいろとお取り計らっていただき、心よりお礼申し上げます。 これを機会に今まで以上のお引き立てとご指導のほどお願いいたします。 メールにて恐縮ですが、取り急ぎ、御礼かたがたご報告まで。 今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。 <出張時に送るメールの場合> 件名:出張時は大変お世話になりました。 ご多忙にも関わらず、 お時間をいただきましたこと誠にありがとうございました。 おかげさまで無事任務を果たし、本日帰社することができました。 今後ともご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。 取り急ぎ、ご同行のお礼を申し上げます。 <上司に送るメールの場合> 件名:昨日はありがとうございました お疲れ様です。 昨日は美味しい料理とお酒をご馳走になり、誠にありがとうございました。 仕事の相談にも色々と乗っていただき、とても勉強になりました。 これからも、仕事でもしっかりとお返しができるように頑張りたいと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。 また是非ご一緒、食事などをさせていただけたら幸いです。 メールにて失礼かと存じますが、取り急ぎ昨晩の食事会のお礼を申し上げます。
次の「誠にありがとうございました」の「ありがとうございました」とは感謝を表現するためのフレーズです。 つまり、誰かにお礼を言いたいときや、何かをしてもらった時の自分の気持ちを表現するために、使えるフレーズがあることがわかります。 「ありがとうございました」の意味は難しくありませんので、多くの人の間で無意識のうちに理解されています。 しかし、注目したいのは「ありがとうございます」ではなくて「ありがとうございました」という言葉遣いがされていることです。 つまり、語尾の部分で「ました」という言い方がされているため、過去の出来事に言及していることがわかります。 「誠にありがとうございました」は「本当に感謝しています」と訳すこともできますが、過去のことを表現していることを忘れてはなりません。 目上の人に対する言葉の使い方として、「誠にありがとうございました」は適切です。 「誠に」という言い方で、相手に対する敬意を示しているため、会話をしている人が目上や上司だと、自然な響きのある言葉の使い方になります。 しかし、会社のいつも親しくしている同僚や部下に対して、「誠にありがとうございました」という例文で感謝を示していると、「なんだか今日はよそよそしいな」と思われてしまいます。 もちろん、目上の人だけでなく会社の部下に敬意を示すのは良いことです。 しかし、話を聞いている周りの人の誤解を防ぐためにも、 「本当にありがとうございました」や「いつもありがとう」という自然な言葉でお礼を表現するのもスキルの一つです。 「誠にありがとうございました」はビジネスの場面でもメールを作成している時でも、使用することが可能です。 例えば、 「この度はお気遣いを示してくださり、誠にありがとうございました」 という例文を作成できます。 ただ感謝を伝えているのではなく、ビジネスシーンで会話をしている相手やメールを受け取っている人に、 「この前気遣いを示してくれて、本当にありがとうございました」 という意味を伝えて、相手の気遣いについて思い返しながら感謝しています。 この例文を使えば、相手が感謝している理由を思い返し易くなります。 「誠にありがとうございました」だけだと、 「何か感謝されるようなことをしたかな?」 と感謝の理由を思い返してない人がいるのも事実です。 ビジネスシーンで非常に便利な例文は 「ご招待いただきまして、誠にありがとうございました」 です。 相手が招待してくれたことへの感謝を表現しています。 ビジネスシーンでは、接待や食事の招待は数え切れないほどあります。 そして、翌日食事に招待してくれた人に対して適切な感謝を表現するために、 「ご招待いただきまして、誠にありがとうございました」 という例文を使用できます。 招待してもらった翌日に感謝を表現する場合は、「昨晩はご招待いただきまして誠にありがとうございました」のように、招待してくれた時間帯について言及することもできます。 目上の人と会話をしているので、「昨晩」という丁寧な言い方がされています。 ビジネスメールを作成している時にも「本日はご足労いただきまして、誠にありがとうございました」という例文を使用できます。 この例文では「今日は来てくださいまして、本当にありがとうございました」という意味をメールで伝えています。 この例文の中で注目したい表現は「ご足労」です。 他の表現で 「本日は来てくださいまして」 「本日は来社していただきまして」 と言うことも可能です。 しかし、ビジネスメールの場合は誰がメールを受け取るかが分かりません。 つまり、普段連絡を取っているビジネスパートナーから、ほとんど面識のない人に至るまで、誰がビジネスメールを受け取ったとしても、失礼にならない文章を使うことが大切です。 念のため、丁寧な言い方である「ご足労」が使用されていることになります。 「誠にありがとうございました」をビジネスメールで使う時には、言及している出来事があった時間帯に言及することが大切です。 つまり、「本日は」や「この度は」、「昨晩は」「先日は」のようなフレーズを付け足すことができます。 そうすれば、メールを受け取った人が、感謝を表現している出来事を思い起こしやすくなります。 会話であれば実際に顔を見ながら、一緒に時間を過ごしたことについて思い返すことができますが、メールでは相手の顔を見たり声を聞くことはできません。 つまり、ビジネスメールを受け取っている人が、過去の出来事について思い起こすのは、非常に難しいことがわかります。 そのため、時間帯に言及する文章と「誠にありがとうございました」を組み合わせて、親切な例文をメールに含めると良いです。 「誠にありがとうございました」を言い換えた別の類似表現は「心から感謝いたします」です。 「誠に」が「心から」へ、そして「ありがとうございました」が「感謝いたします」に言い換えられています。 「誠にありがとうございました」には敬語の丁寧語が使われていましたが、「心から感謝いたします」では「いたします」の部分に敬語の謙譲語が使用されています。 つまり、ものすごく目上の人と会話をしている時にも使える例文だということです。 目上の人の中には親しい上司もいれば、普段ほとんどを会話をすることのない会社の社長もいます。 社長に対する最大限の敬意を表現するために、「心から感謝いたします」で対応しましょう。 敬意だけでなく、「心から」で感謝の深さも伝えています。 相手に感謝の気持ちを伝えるためには、何らかの方法で自分の感謝の気持ちを伝えなければなりません。 しかし、丁寧に敬意を込めて感謝を表現することができなければ、自分の感謝の気持ちを理解してもらえない場合もあります。 特に、 目上の上司や取引先の人に感謝を表現したいのであれば、この記事の中で紹介された「誠にありがとうございました」や例文を使用することをおすすめします。 「誠にありがとうございました」で上手に感謝と敬意を表現することができるでしょう。 では、これからも「誠にありがとうございました」を自然に会話やメールの文章に取り入れることを意識していきましょう。 そうすれば、あなたが感謝だけではなく敬意を抱いていることを知って、相手も嬉しく感じることでしょう。
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