[スポンサーリンク] スマホバッテリー(リチウムイオン電池)の寿命を延ばす充電方法 使い切ってからフル充電したほうが電池の寿命を延ばすという話を聞いたことがあるかもしれません。 リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池とは異なり、メモリ効果がないので、この論理は当てはまらないことになります。 これは充電ケーブルに接続した回数やフル充電回数を指しているのではなく、0~100%の充電を1サイクルとして、分割した充電(継ぎ足し充電)であっても累計の充電量でカウントしていくという数値の指標です。 くわえて、「充放電深度」についても知っておく必要があります。 これらをふまえたうえで、できるだけスマホバッテリーの劣化を防ぎ、寿命を延ばす充放電を行うことをおすすめします。 [スポンサーリンク] フル充電せず、60~70%の充電量で止める フル充電しないと不安になるという心理は働くと思いますが、100%に達する過充電はバッテリーの劣化を早める一因となります。 フル充電(100%)に達した時点で過充電を防止する(充電を行わない)というリチウムイオン電池がスマホバッテリーにも搭載されていますが、バッテリーの延命を施したいなら、60~70%程度で充電を止めたほうが無難です。 高温環境での充放電を避ける 高温環境で充放電することもバッテリーの劣化を早める一因となります。 充電しながら多少スマホを使うことは大きく影響しませんが、負荷のかかるアプリの起動、特に動画アプリやゲームアプリなどを起動させながら充電するのは避けるべきです。 負荷をかけ続けると熱を帯びて高温状態となります。 もともとリチウムイオン電池は熱に弱いので、高温状態での充放電は著しいバッテリー劣化を招く要因になります。 この振れ幅をできるだけ浅くすることを心がける必要があります。 あくまで理想ですが、バッテリー残量30%以上を常時保ち、MAX充電を70%未満にすることを心がけると、バッテリーの能力を極端に劣化させることなく長く使い続けることができます。 written by.
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関連記事 ・ ・・・ 容量が無くなるとはどういう状態? まず、長持ちさせるテクニックを知る前に、容量が無くなると言う現象について理解しておきましょう。 バッテリーの容量と言うのは、 バッテリーの電気が無くなるまでにどれくらいの電流を流すことが出来るかで算出されています。 しかし、バッテリーの電気が無くなっても、実は電気自体は残っています。 単に、電子機器を動かせるだけの「 電圧が無い」と言うだけなのです。 つまり、バッテリーの電気が無くなったと言うのは、「 必要な電圧が出なくなった」と言う意味であって、中の電気が無くなったと言う意味ではありません。 そこから導き出されるのは、 必要な電圧が出にくくなるだけでも容量が少なくなるということなのです。 必要な電圧が出にくくなる現象は、バッテリー内部の化学反応が起こりにくくなることで発生しますが、それを一般的には電池の消耗と呼びます。 では、どうするとその化学反応が起こりにくくなる(消耗する)のでしょうか? 長持ちさせたい場合にやってはいけないこと まず、リチウムイオンバッテリーの消耗を防ぎ、長持ちさせるために やってはいけない三原則から説明します。 電池を使い切る• 急速充電(高電圧・大電流充電) の多用 基本的に上から順に消耗を早める行為になっています。 理由について順番に説明していきましょう。 電池を使い切るのがダメな理由 バッテリーが高温に弱いとか、高速充電が消耗を早めると言う話は聞いたことがあるでしょう。 しかし、使い切ると良くないと言うのは知らない人がいるかもしれません。 これは、 ニッケル水素電池やニカド電池などを使う場合、使いきらないで充電するのは良くないと言われていたからです。 これは、「メモリー効果」と呼ばれる、電池を使いきらずに充電する(継ぎ足し充電)と容量が見かけ上減ってしまう現象に対する対策でした。 しかし、リチウムイオンバッテリーの場合はメモリー効果が殆ど発生しませんので、 使い切る前に充電する継ぎ足し充電によって容量が減ってしまうことはありません。 一方で、リチウムイオンバッテリーはかなり高い電圧で動作するように作られている大容量・高出力の電池です。 それでも、使い続けると容量が減り、どんどん電圧が下がっています。 そして、それがメーカーで頻繁に使うと想定していない電圧まで下がってしまうと、リチウムイオンだけでなく、 リチウムイオン以外の金属部品が溶けてイオン化し始めます。 その状態で充電すると、溶けた金属が予期せぬ部品と結合して固まります。 すると、 排水口にゴミが詰まるように電気の流れが悪くなっていくのです。 この現象が発生すると、同じ時間充電しても以前までのように高い電圧が出なくなります。 つまり、電池が消耗するのです。 また、 使いきった状態で長時間放置すると「過放電」と言う状態になり、そうなると致命的な劣化を招きます。 場合によっては、それだけで使用不能になりますので注意しましょう。 もちろん、多少使い切ったぐらいでは問題になりませんし、普通は過放電になる前に制御装置が働いて過放電を防ぎます。 しかし、低電圧状態に近づくと上述の現象が多かれ少なかれ発生しますので、使い切る習慣がある人は気をつけた方が良いかもしれません。 (次ページ: バッテリーを高温状態にすると?) で、フェイズドアレイアンテナについてご説明させていただきました。 この記事ではあくまでレーダーの技術として扱っていますが、フェイズドアレイアンテナは通信技術にも使える高度なアンテナです。 2016年1月には三菱電機が次世代通信技術としてフェイズドアレイアンテナを使った通信技術を発表しましたが、スマホの発達とデータの高密度化に伴って無線通信技術にもフェイズドアレイアンテナのようなアンテナが使われる時代が近づいています。 フェイズドアレイアンテナを使った通信技術と聞くと仰々しいですが、フェイズドアレイアンテナのように 「電波を重ねる」事で電波を遠くに飛ばす技術は既に身近で使われています。 皆さんが普段使っているLTE通信や新しいWi-Fiルーターに搭載されている11ac規格も、ビームフォーミングと呼ばれる「電波を重ねる」通信技術に対応しているのです。 今までにはなかったこの新しい通信技術について、簡単にご説明していきましょう。
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電池先生こと新保恭一。 KDDI 商品企画本部 プロダクト品質管理部 CS推進グループ 課長補佐。 新保「そうですね、残念ながら劣化します。 電池は消耗品なので、充電するたびに寿命が短くなることは避けられません。 新保「スマートフォンにはリチウムイオン電池(以下、電池)が使われています。 たとえば、サイクル劣化であれば、充電や放電をするごとに、電池内部の材料が化学変化することで、電気を流す役割のイオンが減ってしまいます。 これにより電気を貯める力が弱まってくるのです。 あくまで私の見解となりますが、電池劣化の要因関係は以下のようになります。 新保「近年、電池の性能は上がっていますが、現在スマートフォンで多く使われている電池のメーカー保証サイクルは一般的に約500サイクル程度のものが多いです。 1サイクルの定義はエンジニアにより見解が異なりますが、電池切れから満充電まで充電して1サイクルとする見解が多いです。 但し、私の経験上では「継ぎ足し充電」というか、電池切れ状態や満充電に関わらず充電を繰り返すことも電池劣化に影響すると考えています。 毎日1回充電すると2年以内に劣化してしまう計算ですが、500サイクル後の電池劣化具合は製品毎に異なるものの、一般的には日常の使用が難しくなるほどの劣化具合ではないので、実用上の電池寿命については、もう少し長くなると思います。 新保「外見から判断するのは難しいですが、満充電して1日使えていたものが、数時間のうちにみるみるバッテリーが減ってしまう症状が出始めたら寿命が近いと考えてもらうといいでしょう。 あれは「サイクル劣化」が原因だったんですか? 新保「電池が膨らむ原因は「サイクル劣化」とは違いますが、サイクル数や高温といったプロセスは同様に影響します。 原因ですが、電池を利用することでバッテリー内部に不純物が体積したり、電解質がガス化することで膨らんでいるのです。 リチウムイオン電池の特有の問題ですが、現在のスマートフォンに多く使われているリチウムポリマー電池では電池が膨らむ事象はかなり解消されてきているのです。 充電しながらスマホを使うシチュエーションで多いのはゲームだと思います。 ゲームはモノにもよりますが、スマホが頑張ってグラフィック処理等をするので負荷が大きいのです。 たとえば、ゲームをしながら充電するとスマホ本体が通常より熱くなることがありますが、 高温は電池内部の劣化を促進してしまいます。 新保「サイクル劣化で説明したリチウムイオンの減少を促進してしまうのです。 特に、高温環境での「充電」はさらにリチウムイオンの減少を促進してしまいます。 たとえば、先に話したように電池が少し減るたびに充電をすると電池劣化に影響すると考えますが、 満充電後に電池切れ直前まで利用して充電すれば充電回数を抑えることができます。 また、正しい充電器を利用していればスマートフォンにも電池にも負担は少ないですが、 品質が悪い充電器を利用すると電気的に不安定な状況で電気が供給されるため、スマートフォンや電池が高温となったり負担が大きくなったりします。 また、サイクル劣化だけでなく保存劣化の対策もあります。 長期間保管したりする場合は、電池切れ状態や満充電状態を避けて、電池を半分くらい充電して保管するのが良いです。 最近のスマートフォンには「電池劣化防止機能」を搭載した機種もあり、電池劣化を防止できます(電池は消耗品ですので、電池劣化を完全に防止できるわけではありません)。 スマートフォンは外部の充電器から電力を供給します。 正確にいいますと、外部の充電器から電圧をかけてもらい、スマートフォンの動作や充電に必要な電流を引き込みます。 電池は最大充電電圧が決まっており、外部の充電器の電圧を電池に最適な電圧にコントロールしているのはスマートフォンの内部回路であり、外部の充電器はスマートフォンに正しく電圧をかける必要があります。 電圧を考えるのは難しくないでしょうか。 新保「正しく充電する電圧コントロールは、正しい充電器を使うことががポイントになります。 スマートフォンに付属している充電器や、auショップで購入できる正規な充電器を使うことがオススメです。 正規な充電器は、安定した電圧で充電したり、各種の保護回路を搭載していたりと、スマートフォンや電池に優しい設計になっているのです。 これから新たに購入するとき、選ぶ基準となることはありますか。 新保「「充電さえできればいい」って気持ちもわかりますが、長い目でみると 「安全・安心な製品」を選んでいただきたいです。 安全・安心な充電器を選ぶときの目安として「MCPCマーク」があります。 これは「モバイル充電安全認証」といい、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が実施した規定の試験に合格した製品にだけ付いています。 この安全認証ロゴがあれば、基準に適合しているので安心して使うことができます。 」 ちなみに丁寧に使っていても、電池の寿命はくるもの。 電池交換できないタイプのスマホは、有償修理扱いとなるが、auショップで交換できる。 たとえば、「auスマートパス」に加入していれば無償での交換も可能ということ。 iPhone XやiPhone 8のバッテリーを有償で交換する場合は3,200円。 ただ、古いスマホの場合は、部品保管や供給数の関係で少し高くなることがあるという。 もっと知りたい 「充電回数が増えるとスマホの電池は劣化する」は事実ということ。 電池には寿命があることを知りつつ、今回紹介してもらった電池に優しい充電のタイミングや扱い方を理解しつつ、実践してみてはいかがでしょうか? 【今回の結論】• ・不必要な充電をしないようにして充電回数を減らす。 ・充電中はゲームや動画視聴などはしない。 ・スマートフォンに付属している充電器や、auショップで購入できる正規な充電器を使うことがオススメ。 MCPCマークもチェック!.
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