豚の心臓にあたる部位、ハツ。 心臓、つまりハーツが訛ったのが由来という説もあります。 串焼き店などでは独特な食感で人気の高いハツですが、『うちは串焼き店じゃないから、豚ハツとはご縁がない』とお考えの仕入れ担当者の方はいませんか?豚のハツは、実は数々のメリットがある、たいへん優秀な『使える食材』です。 ぜひ、それぞれの飲食店に合った活用のしかたで、新しい顧客の獲得や、メニューの充実にお役立てください。 それでは、豚のハツを仕入れた方がいい理由について、お伝えしていきましょう。 豚のハツを仕入れるべき理由1.すぐれた栄養価 あまり知られていない情報かもしれませんが、ハツは非常に栄養価が高い部位です。 特にビタミンB群や鉄分・銅・リンなどのミネラル類を豊富に含有しています。 ビタミンB群では、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン・パントテン酸が非常に豊か。 エネルギー代謝を促してくれるので、豚肉の赤身と一緒に摂れば疲労回復や皮膚・髪の強化に効果的です。 野菜をバランス良く添えることによって、各臓器・器官の活性化や造血にも役立ちます。 これは、仕事疲れの解消や美容効果といった観点から、女性・男性を問わず幅広い年齢層のお客様にアプローチできるチャンス。 美味しいだけじゃない、おすすめの理由を前面に出しながら、販売促進につなげてみましょう。 豚のハツを仕入れるべき理由2.ヘルシー 豚のロースやバラ肉などの赤身は、もちろんジューシーで満足感を得やすい部位です。 しかし、脂身も多く含んでいるため、お食事の際にカロリーを気にされるお客様は多いでのではないでしょうか。 実際に、豚ロースは100gあたり263kcal、豚バラ肉にいたっては386kcalという、なかなかのエネルギー量となっています。 糖質も比較的低めです。 しかも栄養価に関しては、先ほどお伝えしたとおり、赤身に劣らない優秀選手。 豚肉料理を楽しみたいけれど、カロリーやダイエットを気にされているお客様のために、ヘルシーなコースを設定するのもおすすめ。 メインを比較的少量の豚ロースグリルや豚ももを使った鍋物にし、歯ごたえが良く、さっぱりとしたハツは前菜に。 野菜をたっぷり摂れるメニューや食後のデザートまでカバーすれば、女性のお客様にはかなり喜んでいただけるのではないでしょうか。 豚のハツを仕入れるべき理由3.オールラウンダー ホルモンの中でも強い旨味がある人気部位のハツですが、魅力は他では味わえない歯ごたえにもあります。 ただ、その印象が強いことから、ハツの用途と言うと、焼肉か串焼きしか浮かばないという方も多いかもしれません。 しかし、豚ハツのポテンシャルは非常に高く、焼肉と串焼きだけに使うのはあまりにももったいないと言えます。 世の飲食店を見渡してみると、豚ハツはさまざまな調理法によって提供され、お客様からの支持を得ています。 焼肉や串焼きでも、塩・タレのどちらでも美味なのはもちろん、味噌やめんつゆなどの漬け焼きも好評。 野菜との相性も良く、和風・中華風の炒め物にもぴったりです。 スープや煮込み料理にも使えるほか、レバーなどと合わせてペーストやパテに利用されることも。 ハツをローストしてチーズを添え、ワインと一緒におすすめしている飲食店もあります。 スモークもお酒のおともには最高。 豚ハツは主役にも脇役にもなる、まさにオールラウンダーなのです。 豚のハツを仕入れるべき理由4.驚きのコストパフォーマンス 豚のハツは、比較的コストパフォーマンスが高い豚肉の中でも、よりリーズナブルなホルモン類中でひときわ優良なコスパを誇っています。 ちなみにこれは、銘柄豚を含む国産豚肉での水準です。 安心で上質な材料を安価で仕入れられるうえ、合わせる他の食材にコストがかけられる豚ハツは、1皿の充実やメニューの拡張にうってつけと言えるでしょう。 コスパ優秀なハツを仕入れて赤身はブランドものを狙おう 仕入れにもメリハリが必要ですよね。 締めるべきは締め、投資すべきところには投資したいもの。 品質を落とさずとも、コスパ優秀なハツの力を借りて、メインの豚肉については銘柄表示だけでもお客様を呼べる、美味しいブランド豚を仕入れてみてはいかがでしょうか。 おすすめのブランドをご紹介します。 アンデス高原豚 アンデス高原豚とは、チリのアグロスーパー社と日本ハムとの業務提携によって実現した安全で美味しい豚肉ブランドです。 南米の南西部で縦に長く伸びているチリは、周囲を山々に囲まれ、まるで周辺地域から守られるように位置する独特の土地柄です。 そのため、疫病や細菌が侵入しにくく、豚が健康的に育つことで有名。 アンデス高原豚は、このような養豚にふさわしい雄大な自然の中で、日本人の味覚を知り尽くした日本ハムの技術が加わって完成しています。 トウモロコシを主な飼料としたアンデス高原豚は、さっぱりとした旨味の強い脂身とやわらかな赤身が特徴。 トンカツで食べてもしつこくなく、日本人好みです。 ちなみに、アンデス産の豚肉というだけでは『アンデス高原豚』とは限りません。 岩中豚 岩中豚とは、岩手中央畜産株式会社が生産している豚の銘柄です。 驚いたことにこの岩中豚、『東京食肉市場銘柄豚協会』の指定第一号という、まさに国産豚肉ブランドの先駆け。 岩中豚は、飼育環境だけでなく飼料にも深いこだわりがあります。 肉質をアップさせる麦類や杜仲葉を飼料に配合、肉のフレッシュさに好影響を与えるビタミンEも強化しているのです。 また、特定の病原菌がいない『SPF豚』としても知られ、生産者は厳格な基準を持つSPF豚農場認定を受けているプロ中のプロ。 脂身のまろやかな甘味と色鮮やかでフレッシュな赤身が魅力のブランド豚です。 氷室豚 氷室豚は、群馬県で養豚を中心に運営する株式会社クリマが生産している豚肉のブランドです。 高級レストランや百貨店で取り扱われることも多い、たいへん高品質で信頼の厚い銘柄豚。 生産から品質管理まで、一貫した妥協のない姿勢が豚肉の美味しさに見事に反映されていると言えます。 大きな特徴は、丹精込めて生産された豚肉の加工段階にありました。 それは、豚肉が凍るわずか手前で 14日間以上の熟成期間を置くことです。 この『氷温熟成』が豚肉の甘味・旨味を効果的に引き出してくれるのだとか。 氷室豚を採用している人気レストランでは、肉質の高さと融通性に対する高い評価が聞かれています。 オリーブ豚 オリーブ豚とは、出荷前に30日以上の間、8%以上の麦類を含む飼料に、さらにオリーブ飼料を0. 5%以上ブレンドされた飼料を食べて育った香川県産の豚です。 香川県小豆島の特産品オリーブ。 オリーブ豚には、このオリーブからオイルを搾ったあとの果実を乾燥させ、飼料に混ぜて与えています。 研究の結果によると、オリーブ飼料を食べて育った肉は、フルーティーな甘味とともに旨味が強くなることがわかっています。 オリーブの効果でオレイン酸やポリフェノールなど、健康・美容促進の強い味方となる成分も豊富に含有しているうえ、美しく甘い脂身ややわらかな赤身など、肉質も最高品質です。 ブランド豚の中には、業務用スーパーではお目にかかることのできない名品が多くありますが、コスパの良い部位や食材を賢く利用して、メニューの目玉とも言える美味しい豚肉の仕入れに乗り出してみてはいかがでしょうか。 この記事がお役に立ったらぜひシェアをお願いします。 執筆者のモチベーションに繋がります。
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ガツは豚の胃で、豚ミノとも呼ばれます。 重さ:7g カロリー:8kcal 重さ:20g カロリー:24kcal 重さ:50g カロリー:61kcal 生のガツ100gをゆでたもの。 重さ:69g カロリー:83kcal 食品成分表のガツのカロリーは、市販品のゆでたガツです。 以下は、カロリーのデータはありませんが、生のガツの写真です。 1片 重さ:10g 重さ:29g 生のガツ 100g分。 ゆでると、 ゆで 69gになりました。 スポンサードリンク 使用したスケールは、。 ガツの栄養 ガツには、コレステロール、ビタミンB12、たんぱく質、亜鉛が多く含まれます。 ゆでたガツ 100g で、1日の推奨量に対し、以下の割合を摂取できます。 ガツ 等の食品の100gの栄養価は、 の入力画面で調べる事ができます。 関連する食品・料理のカロリー スポンサードリンク.
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豚ハツ(心臓)の栄養と効能 豚ハツ(心臓)は、豚の心臓です。 英語のhearts heartの複数形)がなまったものが語源と言われています。 コリコリした食感、クセもなく淡白な味わいです。 ビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含み、塩焼きや炒め物、煮物など様々な料理に利用されます。 豚ハツ(心臓)は、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つ ビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つ ビタミンB2、また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つ ナイアシンや ビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのある パントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである 葉酸を含みます。 さらに、抗酸化ビタミンである ビタミンCや ビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。 また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルである カルシウムや リン、マグネシウムなどを含みます。 カリウムも含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。 豚ハツ(心臓)は、良質な タンパク質も含む優れた栄養のある食べ物です。 スポンサードサーチ 主な栄養素 100gあたりの栄養価 たんぱく質 16. 2g 脂質 7. 0g 炭水化物 0. 1g 食物繊維 0 ビタミンB1 0. 38mg ビタミンB2 0. 95mg ナイアシン(B3) 6. 0mg パントテン酸(B5) 2. 70mg ビタミンB6 0. 32mg ビタミンB12 2. 5㎍ 葉酸 5㎍ ビタミンC 4mg ビタミンD 0. 7㎍ ビタミンE 0. 4mg ビタミンK 1㎍ カルシウム 5mg リン 170mg 鉄分 3. 5mg マグネシウム 17mg カリウム 270mg ( 豚 心臓ー生) 五訂日本食品標準成分表より スポンサードサーチ 豚ハツ(心臓)の主な栄養素の効能 ビタミンB1の効能 ビタミンB1は、世界で一番最初に発見されたビタミンです。 今日のように栄養状況の良くなかった日本では脚気(かっけ)の治療に効果を発揮しました。 炭水化物(糖質)の代謝をたすけて エネルギーをつくり出すので疲労回復に役立ちます。 また、皮膚や粘膜の健康を維持し、糖質を栄養源としている脳神経や手足の末梢神経、筋肉の機能を正常にたもちます。 ビタミンB2の効能 ビタミンB2は、三大栄養素である炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変える、代謝を支える重要な働きをしています。 また、 細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長にも関わりますので、美容や子供の成長には欠かせない栄養素になります。 ナイアシン(B3)の効能 ナイアシンは、水溶性ビタミンの一種です。 三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質の代謝によりエネルギーをつくり出す過程で働く酵素を補助する必要不可欠なビタミンです。 皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立ちます。 パントテン酸(B5)の効能 パントテン酸は、ビタミンB5とも呼ばれ動植物食品に広く含まれ、体内でも合成することができるビタミンです。 パントテン酸は、三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質の代謝とエネルギーをつくり出すのに不可欠な酵素を補助する役割をしています。 また、 血中の善玉コレステロール(HDL 、ホルモン、免疫抗体などを合成し、 動脈硬化を予防しストレスをやわらげ、皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。 ビタミンB6の効能 ビタミンB6は、水溶性ビタミンの一種でたんぱく質を体内でエネルギーに変える、代謝を支えたり、筋肉や血液などがつくられたりする時に重要な働きをします。 皮ふ炎を予防することから発見されたビタミンで 皮ふや粘膜の健康維持にも役立っています。 ビタミンB 6は私たちの体内の腸内細菌からも一部つくられます。 ビタミンB12の効能 ビタミンB12は、水溶性ビタミンの一種で、ミネラルであるコバルトを含むため、コバラミンとも呼ばれます。 悪性の貧血を予防する葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けます。 また神経を正常に保つために必要な栄養素で、DNAやたんぱく質の合成を助け様々な代謝に必要な酵素を補助する役割をしています。 葉酸の効能 葉酸は、緑の葉に多く含まれるビタミンです。 貧血を予防する物質として発見されました。 細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせない栄養素です。 特に、細胞増殖が盛んな胎児の正常な発育のために必要な成分です。 葉酸が不足すると貧血になったり、妊娠初期の女性の胎児に影響を及ぼし、神経管閉鎖障害の危険が高まります。 ビタミンCの効能 ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれる抗酸化ビタミンです。 抗酸化作用があるので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めます。 また、体の細胞や組織をつなぐ働きをするコラーゲンというたんぱく質をつくるので、 皮ふや粘膜を健全に保ち美肌にも役立ちます。 ビタミンDの効能 ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、紫外線を浴びることで体内でもある程度つくり出せる唯一 のビタミンです。 つくられたビタミンは肝臓に蓄えられます。 体内で活性型ビタミンDになり、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きで血液中のカルシウム濃度を保ち、 骨や歯を丈夫にしてくれます。 ビタミンEの効能 ビタミンEは、強力な抗酸化作用によって、活性酸素の発生や酸化力を抑え、細胞の酸化を防ぎ、血管や肌、細胞の老化を防いでくれます。 また、ダメッジを受けた細胞を修復してくれますので、免疫力を高め、 動脈硬化やがんの予防にも役立ちます。 ビタミンKの効能 ビタミンKは、血液を凝固させたり、骨の形成に必要な栄養素です。 止血の働きをしたり、 骨粗しょう症の予防に役立ちます。 ビタミンK1は、緑色の野菜の葉緑体でつくられます。 ビタミンK2は微生物によりつくられ、納豆などの発酵食品に含まれています。 カルシウムの効能 カルシウムは、人間の身体で骨や歯を構成する 必須ミネラルです。 人間の身体に最も多く存在するミネラルで、骨そのものが貯蔵庫の働きもしています。 不足すると骨から遊離します。 体重の1~2%の比率を占めています。 カルシウムは 血液を凝固させる働き(傷口を治す)や、筋肉の運動、神経の働きに作用します。 筋肉の収縮や心臓の拍動もカルシウムの働きによるものです。 また、神経の働きに作用し、緊張や興奮を静めることで、イライラやストレスの解消に役立ちます。 リンの効能 リンは、人間の身体で骨や歯を構成する 必須ミネラルです。 リンは体内のミネラルの中でカルシウムの次に多いミネラルです。 体内のリンはその約80%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になります。 残りの約20%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギー代謝や脂質代謝などにおいて重要な役割を担っています。 鉄の効能 鉄は、 必須ミネラルのひとつで赤血球を構成する成分で、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ働きをしています。 鉄は、 貧血の予防に重要な栄養素です。 体内の鉄の約70%が血液中で赤血球のヘモグロビンの構成成分となり約25%は肝臓などに貯蔵されています。 肺で取り込んだ酸素を全身の細胞や組織に運ぶ重要な役割をしています。 鉄は細胞に酸素と栄養を届けるヘモグロビンにとって大切なミネラルなのです。 マグネシウムの効能 マグネシウムは、体内で約300種類以上もの酵素の働きをサポートします。 50~60%が骨に含まれていて、不足すると骨から遊離します。 カルシウムと密接な関係があり、骨や歯の形成に必要な栄養素でもあります。 また、三大栄養素である炭水化物 (糖質)、脂質、たんぱく質の代謝により、エネルギーをつくり出す過程で酵素が必要になりますが、マグネシウムは 酵素が働くために必要不可欠なミネラルなのです。 カリウムの効能 カリウムは、体内のほとんどの細胞の中に存在しナトリウムとバランスをとりながら 高血圧を防いでくれます。 ナトリウムは体に必要なミネラルですが、とり過ぎは高血圧になる危険が高まります。 しかしながら、多少ナトリウムの摂取量が増えたとしても、適切な食事で必要なカリウムの摂取ができていれば、カリウムの働きでナトリウムはカリウムと共に汗や尿として排出され、高血圧を防いでくれます。 食事でのカリウムの摂取は大変重要になります。
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