同アルバムは、人々に注目される自分の人生を、開き直ってショーにしてしまおうというコンセプトで製作された。 2014年にはエミネムのInstagramに「私の人生はサーカスのようになっていて、常に誰かに視聴されているように感じていました。 要するにジム・キャリーがこのアルバムを書いたってことです。 」と記された写真が投稿されている。 その『トゥルーマン・ショー』の公開から22年の時を経て、ジム・キャリーが同作の続編について語っている。 2020年2月14日 金 にアメリカで公開された『ソニック・ザ・ムービー』 日本では近日公開予定 でドクター・ロボトニック役を演じたジム・キャリーは、各媒体のインタビューで『トゥルーマン・ショー』に触れている。 トゥルーマンは、 外の世界を知らない、守られながら生きてきたという事実を突きつけられながらも、見事な切り返しで、その世界にとどまることを拒否してみせる。 映画史にも残る素晴らしいエンディングが用意されていた『トゥルーマン・ショー』。 その続編があるとすれば、どのような作品になるのだろうか。 米のインタビューを受けたジム・キャリーは、インタビュアーからの「どの作品をリメイクしたいか」という質問に、以下のように話している。 どうでしょう……。 『トゥルーマン・ショー』はマクロな話でしたが、 今では身近なレベルで起きていますよね。 皆が配信のチャンネルを持っていて、それぞれが自分のトゥルーマンの世界を持っている。 既に存在しているんです。 トゥルーマンが壁の外に出た後にどうなったかということは、たまに考えるし、よく聞かれることなんです。 少し経ってから気づいたんですが、 彼は壁の外でも孤独になったと思います。 なぜなら他の人々が皆あの壁の内側に入っていくからです。 皆、あのドームの中で暮らしたがるんです。 こんな続編があったとしたら、滑稽でもあるが、少し哀しい話でもある。 プライバシーと保護、そして自由を天秤に掛けた哲学的な問いが『トゥルーマン・ショー』の醍醐味だったはずだ。 だが、今では多くの人が世間の注目を獲得するためにプライバシーを切り売りしている。 220カ国に放映されるショーに出演できるなら、人々は喜んで『トゥルーマン・ショー』の出演者となるかもしれない。 生まれながらプライバシーを持てず、それを求めて外の世界へ飛び出したトゥルーマンは、 この世界では再び孤立してしまうというのがジム・キャリーの見解だ。
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同アルバムは、人々に注目される自分の人生を、開き直ってショーにしてしまおうというコンセプトで製作された。 2014年にはエミネムのInstagramに「私の人生はサーカスのようになっていて、常に誰かに視聴されているように感じていました。 要するにジム・キャリーがこのアルバムを書いたってことです。 」と記された写真が投稿されている。 その『トゥルーマン・ショー』の公開から22年の時を経て、ジム・キャリーが同作の続編について語っている。 2020年2月14日 金 にアメリカで公開された『ソニック・ザ・ムービー』 日本では近日公開予定 でドクター・ロボトニック役を演じたジム・キャリーは、各媒体のインタビューで『トゥルーマン・ショー』に触れている。 トゥルーマンは、 外の世界を知らない、守られながら生きてきたという事実を突きつけられながらも、見事な切り返しで、その世界にとどまることを拒否してみせる。 映画史にも残る素晴らしいエンディングが用意されていた『トゥルーマン・ショー』。 その続編があるとすれば、どのような作品になるのだろうか。 米のインタビューを受けたジム・キャリーは、インタビュアーからの「どの作品をリメイクしたいか」という質問に、以下のように話している。 どうでしょう……。 『トゥルーマン・ショー』はマクロな話でしたが、 今では身近なレベルで起きていますよね。 皆が配信のチャンネルを持っていて、それぞれが自分のトゥルーマンの世界を持っている。 既に存在しているんです。 トゥルーマンが壁の外に出た後にどうなったかということは、たまに考えるし、よく聞かれることなんです。 少し経ってから気づいたんですが、 彼は壁の外でも孤独になったと思います。 なぜなら他の人々が皆あの壁の内側に入っていくからです。 皆、あのドームの中で暮らしたがるんです。 こんな続編があったとしたら、滑稽でもあるが、少し哀しい話でもある。 プライバシーと保護、そして自由を天秤に掛けた哲学的な問いが『トゥルーマン・ショー』の醍醐味だったはずだ。 だが、今では多くの人が世間の注目を獲得するためにプライバシーを切り売りしている。 220カ国に放映されるショーに出演できるなら、人々は喜んで『トゥルーマン・ショー』の出演者となるかもしれない。 生まれながらプライバシーを持てず、それを求めて外の世界へ飛び出したトゥルーマンは、 この世界では再び孤立してしまうというのがジム・キャリーの見解だ。
次のスポンサーリンク あらすじ 保険会社に勤務するごく普通の男、トゥルーマン。 一見すると平凡な生活を送っているトゥルーマンだが、彼の人生には決定的に他人と違う点があった。 それは、生まれたその瞬間からずっと、生活のほぼすべてを全世界にテレビ公開されていること。 トゥルーマンの住む世界は、実はすべてが作り物。 トゥルーマンの住む島も、街も、街に住む人々も、空も、海も、砂浜も、何もかもが作られたものだった。 すべてが作り物で、ほぼすべてが世界中に生放送されていることを知らないのは当のトゥルーマン本人だけ。 だけどある日、トゥルーマンは疑問を抱き始める。 「何かがおかしい」そう思い始めたトゥルーマン。 その日から、トゥルーマンは真実を探し始める。 これより以下には『トゥルーマン・ショー』の 重大なネタバレを含みます 安定を選ぶのか、それとも 誰かが作ってくれた平凡だけど安全な人生。 その世界で生きていれば誰かがずっと守ってくれる。 友人も、恋人も、結婚相手も、すべて誰かが用意してくれる。 不幸になることなどなく、穏やかで安定した一生が保証される、そんな世界。 たぶん、トゥルーマンの人生について、全世界に公開されていることを除けば、羨ましいと思った人もいるかもしれません。 安全で安定した人生が保証されているのですから。 たとえすべてが作り物だったとしても、自分が気付いていないのですから、自分にとっては作り物ではなく現実であり、真実です。 誰かが用意してくれた、安全で安定した人生を歩むこと。 それを望む人がいても何ら不思議はないでしょう。 でも、トゥルーマンはそれを望まなかった。 最後、トゥルーマンは自分の世界のすべてであった『セット』の出口から外へ出ることを選んだ。 外の世界がどのような世界で、安全なのか危険なのかも分からないのに。 おそらく、トゥルーマンは、自分自身の人生を歩みたかったのでしょう。 誰かが与えてくれた、誰かが守ってくれる人生ではなく、自分で選び、悩み、苦しみながらも、自分の足で進んでいく人生を。 この先、トゥルーマンの人生に何が起こるのかは誰にも分かりません。 誰も決めてくれないし、誰も守ってくれません。 それが人生というものではないでしょうか? すでに世界的な有名人であるトゥルーマンの人生は、凡人とはまた違うものなのでしょう。 願わくば外の世界に飛び出したあとも観てみたいのですが、映画が制作されてから時間が経ってしまったのでオリジナルキャストでは難しいですかね。 あそこまでやっておいて…… 『トゥルーマン・ショー』の最後で、トゥルーマンの行方を探している時に、もう隠す気が全くなくなっていたのには笑いました。 月が投光機になって街を照らし、街中の人々がトゥルーマンの行方を探し、普段よりも早く太陽が登る。 あそこまでやっておいて、トゥルーマンに「続けないか?」はないでしょう。 世界のすべてが作り物だと確信したトゥルーマンが、とてもまた続けるなんて思えません。 かくして外の世界へ飛び出したトゥルーマン。 その姿を見て、私も、狭い世界に縮こまっていないで、もっと広い世界に飛び出していこうと思いました。
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