12月4日に発売されるコミックス最新18巻の発行部数が100万部を突破することも話題の吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」。 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のマンガで、同誌の連載作のコミックスが100万部を突破するのは「黒子のバスケ」「暗殺教室」以来の快挙となった。 今、最も勢いのあるマンガ「鬼滅の刃」の人気の理由を探った。 2016年に同誌で連載が始まった。 「週刊少年ジャンプ」の大看板である「ONE PIECE(ワンピース)」のコミックスの2019年の年間累計売り上げは、推定1270万部(2018年11月19日から2019年11月17日に集計、集英社調べ)で、同年の国内のマンガで1位の記録だ。 また今年9月に1000万部を突破したコミックスの累計発行部数は、3カ月後の12月には2500万部を突破。 破竹の勢いで部数を伸ばしている。 グッズも好調で「新商品を発表すると、SNSで今、一番バズるのが『鬼滅の刃』。 10~20代の女性を中心に人気」という関係者の声もある。 「鬼滅の刃」は、連載開始当時から人気はあったが、テレビアニメが今年4~9月に放送されたことが、大ブレークのきっかけになった。 テレビアニメは、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」「活撃 刀剣乱舞」などのufotable(ユーフォーテーブル)が制作。 2016年10月~2019年3月に「鬼滅の刃」の編集を担当し、テレビアニメ化の立ち上げにも参画した「週刊少年ジャンプ」編集部の高野健さんも「アニメも素晴らしく、アニメをきっかけにファンになった方も多い」と話す。 高野さんは、吾峠さんについてこう話す。 「『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生もそうですが、吾峠先生も読者の声をとても大切にしています。 読者のアンケートをすごく分析するんです。 コミックスなどのコメントでも分かるように、天然な方です(笑い)」 さらに「炭治郎のように正直で嘘がつけない方」と続ける。 「鬼滅の刃」は、人気キャラクターが死んでしまうこともある。 吾峠さんが「嘘がつけない」こととハードな展開が関係しているという。 「炭治郎たちと鬼との戦いをリアルに描こうとしています。 鬼は恐ろしく、すごく強い。 強いので、人間が勝ち続けるわけではない。 その世界感、命のやりとりをリアルに描こうとしています。 「鬼滅の刃」「ONE PIECE」というヒット作には、ある共通点があるという。 一つはキャラクターの魅力。 もう一つは「言葉の力」だ。 マンガでキャラクターの魅力が重視されるのはよく言われていることだが、「言葉の力」とは……。 「言葉に魅力がある。 せりふが心に残るし、リズムがいいんです。 尾田先生は落語に由来する言い回し、吾峠先生は繰り返しや倒置法などの使い方がすごく魅力的です。 マンガは絵、デザインなどさまざまな要素がありますが、言葉もリズムを生み出しています。 ただ、言葉は磨いてどうにかなるものではないのかもしれません。 新人作家でも、絵、レイアウトはまねをしながらうまくなっていきますが、言葉を伸ばすのは難しいんです」 「ジャンプ」の新たな看板の一つになった「鬼滅の刃」。 2020年には劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開されることも発表されることも話題になっており、人気はまだまだ加速していきそうだ。
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『鬼滅の刃』が社会現象になっている。 「関連商品も大ヒット中で、コンビニで販売されたコラボグッズには行列ができたほどです。 2・5次元舞台も上演され、客席の多くは女性で埋まりました。 『鬼滅』は少年漫画ですが、非常に女性ファンが多いことも特徴のひとつ。 炭売りの少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)は家族を鬼に惨殺され、妹の禰豆子(ねずこ)は一命を取り留めたが鬼にさせられてしまう。 「60代の女性が『鬼滅』にハマっているという話を聞きました」 そう話すのはマンガソムリエの兎来栄寿(とらいえいす)さん。 強い敵を倒すために修行し、強くなるという従来の少年漫画の王道に加えた魅力がある。 兎来さんは、「『ワンピース』や『ドラゴンボール』などにピンとこなかった人でも、『鬼滅』ならもしかしたらハマるかもしれません」と言う。 「主人公の炭治郎は家族思い・仲間思いで、歴代のジャンプ漫画でいちばん優しい主人公と言ってもいいくらい。 女性視点でいえば、結婚するならこういう男性としたいと思わせる魅力があると思います。 妹の禰豆子のように守られたいみたいな。 あと料理が得意であったり家庭的な部分もあり、令和の時代に求められている男子像かなと思いますね。 しかし、『鬼滅』は、敵である鬼にも魅力がある。 「敵の鬼もみんなもともとは人間で、戦った後に、その鬼の人間時代の悲しい過去が描かれる。 戦っているときはすごく憎たらしい鬼でも、大切な人が殺されていたり……。 炭治郎の兄弟子や先輩を何人も殺した鬼がいた。 彼は鬼になったことで、いつも手を引いてくれていた仲のよい兄を食い殺してしまった過去を持っていた。 そんな鬼を倒した後、炭治郎は、 「神様どうか、この人が今度生まれてくるときは、鬼になんてなりませんように」 兄と同じように、手を握って、このように語りかけるのだ。 『鬼滅』のコミックスは、発売当初から右肩上がりに部数を伸ばしていたが、あるときを境に、さらにその伸びを加速させている。 「去年の4月にアニメが始まった段階では、350万部程度でした。 その後、4月に500万部、7月に800万部、9月に1200万部と、何倍にも増えていった。 『鬼滅』のヒットは、アニメが起爆剤になっていることは間違いないと思います」 そう話すのは、国内外のアニメに詳しい映画ライターの杉本穂高さん。 「アニメは『刀剣乱舞』も担当した『ufotable』という制作会社が作っているのですが、作品の質がとても高いスタジオということで、アニメファンの間ではすごく信頼が厚い。 1本1本の作品を本当に大事に作る会社です。 『鬼滅』では、監督がOKを出したパートを、指示されたわけではないのに、担当のスタッフが、それをさらにブラッシュアップしてよりよくしたということがけっこうあったらしいです。 この人気は、今年中はかげりそうにない!? コナンの鈴木園子さんが前髪を下ろした結果wwwwwwww• 【画像】漫画史上、1番かっこいいと思ったシーンを挙げてけ• 【画像比較】人気漫画の「黙れ」シーンをご覧くださいwwwwwww• アベンジャーズの最強ラスボス・サノスさん、クソ雑魚だった事が判明・・・・• 【画像】 矢吹健太朗先生、復帰したジャンプで神業を披露してしまうwwwwww• 【名言】昔のルフィって船長の貫禄メチャクチャあったよな。。。 【ワンピース】• ジャンプで打ち切られた作者さん、とんでもないことを告白する・・・・・• ヒロアカのキャラでとあるの「一方通行」にどれくらい通用すると思う? 漫画史に残る最終回がついに決まってしまう・・・・• 【比較】初期から最も画力が上がった漫画家が凄すぎるwwwwww• 【ハンターハンター】ネテロVS王の名バトルを再現した15万円フィギュアのクオリティwwwwww 関連記事.
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12月4日に発売されるコミックス最新18巻の発行部数が100万部を突破することも話題の吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」。 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のマンガで、同誌の連載作のコミックスが100万部を突破するのは「黒子のバスケ」「暗殺教室」以来の快挙となった。 今、最も勢いのあるマンガ「鬼滅の刃」の人気の理由を探った。 2016年に同誌で連載が始まった。 「週刊少年ジャンプ」の大看板である「ONE PIECE(ワンピース)」のコミックスの2019年の年間累計売り上げは、推定1270万部(2018年11月19日から2019年11月17日に集計、集英社調べ)で、同年の国内のマンガで1位の記録だ。 また今年9月に1000万部を突破したコミックスの累計発行部数は、3カ月後の12月には2500万部を突破。 破竹の勢いで部数を伸ばしている。 グッズも好調で「新商品を発表すると、SNSで今、一番バズるのが『鬼滅の刃』。 10~20代の女性を中心に人気」という関係者の声もある。 「鬼滅の刃」は、連載開始当時から人気はあったが、テレビアニメが今年4~9月に放送されたことが、大ブレークのきっかけになった。 テレビアニメは、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」「活撃 刀剣乱舞」などのufotable(ユーフォーテーブル)が制作。 2016年10月~2019年3月に「鬼滅の刃」の編集を担当し、テレビアニメ化の立ち上げにも参画した「週刊少年ジャンプ」編集部の高野健さんも「アニメも素晴らしく、アニメをきっかけにファンになった方も多い」と話す。 高野さんは、吾峠さんについてこう話す。 「『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生もそうですが、吾峠先生も読者の声をとても大切にしています。 読者のアンケートをすごく分析するんです。 コミックスなどのコメントでも分かるように、天然な方です(笑い)」 さらに「炭治郎のように正直で嘘がつけない方」と続ける。 「鬼滅の刃」は、人気キャラクターが死んでしまうこともある。 吾峠さんが「嘘がつけない」こととハードな展開が関係しているという。 「炭治郎たちと鬼との戦いをリアルに描こうとしています。 鬼は恐ろしく、すごく強い。 強いので、人間が勝ち続けるわけではない。 その世界感、命のやりとりをリアルに描こうとしています。 「鬼滅の刃」「ONE PIECE」というヒット作には、ある共通点があるという。 一つはキャラクターの魅力。 もう一つは「言葉の力」だ。 マンガでキャラクターの魅力が重視されるのはよく言われていることだが、「言葉の力」とは……。 「言葉に魅力がある。 せりふが心に残るし、リズムがいいんです。 尾田先生は落語に由来する言い回し、吾峠先生は繰り返しや倒置法などの使い方がすごく魅力的です。 マンガは絵、デザインなどさまざまな要素がありますが、言葉もリズムを生み出しています。 ただ、言葉は磨いてどうにかなるものではないのかもしれません。 新人作家でも、絵、レイアウトはまねをしながらうまくなっていきますが、言葉を伸ばすのは難しいんです」 「ジャンプ」の新たな看板の一つになった「鬼滅の刃」。 2020年には劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開されることも発表されることも話題になっており、人気はまだまだ加速していきそうだ。
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