大丈夫だよ。 程よく緊張して、頭が澄み渡っている。 「雌雄を決する」の例文• 両軍の激しい衝突は何度かあったが、 雌雄を決するものではなかった。 試合前のインターバルが終わり、決勝で 雌雄を決する二チームが集まってきた。 明日、長年のライバルと 雌雄を決することができると思うと、うれしくて武者震いしてきた。 友人と、腕相撲でどちらが強いか 雌雄を決しようとにらみ合っていたら、先生が来て二人とも負けてしまった。 これ以上張り合うのは苦痛だったので、 雌雄を決する提言を口にした。 まとめ 雄が強くて雌が強いなんて、時代にそぐわない差別的な言葉だと思う人もいるかもしれないが、にわとりやカイコの雌と雄を識別することは経済的に重要だったのでこの言葉ができたと言われている。 ニワトリの場合が特に重要で,生まれたてのヒナの雌か雄かを判別することにより、不用な雄をより分けて除き、飼育の労力・費用を節約したり、雌と雄を別々に飼育し発育の均一化を図るという意味がある。 なので、昔の人にとっては、差別ではなく生活がかかっていることだったということである。
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あそこのスナックは、 夫唱婦随で円満にやっているらしいよ。 この場合は、簡単に言うと 「夫婦仲が非常に良いスナック」ということですね。 夫唱婦随はこのように、 仲の良い夫婦に対して使う言葉だと考えてください。 多くは結婚生活が長い夫婦を褒めるような時に使います。 夫唱婦随の語源・由来 次に、この言葉の語源と由来を確認していきましょう。 まず、「 夫唱」は「 夫が 唱(とな)える」と書くので、 「夫が意見を主張すること」を意味します。 そして、 「婦随」は「主 婦が付 随(ふずい)する」と書くので、 「妻がその意見に従うこと」を意味します。 以上の事から、「夫唱婦随」は 「 夫の意見に妻が従うので、夫婦仲がよい」 という意味が込められていることが分かりますね。 元々この言葉は、中国の 『 関尹子(かんいし)』という思想書が由来です。 正確な出典時期は不明ですが、 前漢時代にはすでにあった書物と言われています。 当時の中国では、 「 男尊女卑(だんそんじょひ)」という考えが主流でした。 「男尊女卑」とは、簡単に言うと、 「男性の方が女性よりも偉い」とする考え方のことです。 今の男女平等の世の中からは考えられないような常識ですね。 差別用語だと言われてしまうかもしれません。 しかし、当時は 女性よりも男性の方を重視した社会が当たり前だったのです。 この考え方が良いか悪いかは別として、 「夫唱婦随」には「男が中心」という考えが根本にあるわけですね。 実際に、妻が夫に従うことにより、 夫婦円満を築けたという家庭もたくさんあるでしょう。 そのため、 現在では単に「夫婦仲が良い」 という意味で使うことが多いのです。 ちなみに、 「夫唱婦随」ではなく 「夫 倡婦随」と書く場合もあります。 どちらの漢字でも、意味自体は全く同じだと考えてください。 ただし、「 婦唱夫随」という言葉は誤用なので注意しましょう。 なぜなら「 婦唱夫随」だと、 妻が唱えて夫が従うという逆の意味になってしまうからです。 「閑閑」は「鳥がのどかに鳴く声」 「雎鳩」は「水鳥のみさご」を指します。 いずれも共通しているのは、 「 夫婦仲がよい・妻が夫に従う」といった意味ですね。 人間以外の動物でも、 夫婦の関係を表す四字熟語はあります。 ニワトリやおしどりなどの鳥は、分かりやすい例ですね。 逆に、「 対義語」としては 「 牝鶏之晨(ひんけいのしん)」が挙げられます。 「牝鶏之晨」とは、 「女性が権力を振るう」という意味です。 「牝鶏」は「めんどり」、「晨」は「夜明け」を指します。 メスの鳥が夜明けを告げることからこのような意味になりました。 主に、国家の秩序が乱れる場合など悪い意味として使います。 夫唱婦随の英語 続いて、英語訳です。 「夫唱婦随」は「英語」だと次のように言います。 「bidding」には、 「命令」という意味があるわけですね。 ただ、こちらの表現だと 少し威圧的なイメージが強いかもしれません。 したがって、以下のような言い方でも構いません。 スポンサーリンク 夫唱婦随の使い方・例文 では、最後に「 夫唱婦随」の使い方を 例文で確認しておきましょう。 近所に住むご夫婦は、 夫唱婦随でとても和やかだね。 あの居酒屋は 夫唱婦随でうまくやっていると聞きました。 夫唱婦随の精神は、昔の中国の考えが元になっている。 お二人は、 夫唱婦随の家庭像そのままと言っていいです。 昔はケンカばかりしていたけど、今は 夫唱婦随の関係ですよ。 男女平等が叫ばれているけど、昔ながらの 夫唱婦随も素敵です。 用例としては、 良い意味でも悪い意味でも使われています。 どちらかというと、 良い意味で使うことの方が多いという印象ですね。 現代社会では、 「男女平等」あるいは「女性が家庭の中心」 という考えが主流でしょう。 しかし、昔ながらの慣習によって 過去の偉人が育ってきたという事実もあります。 そのため、 「一概にこの四字熟語が悪い」とは言えないのです。 もちろん、 言葉というのは時代と共に 解釈が変化していくこともあります。 したがって、 20年~30年先は意味が変わっている という可能性も十分あるでしょう。 関連: 関連: まとめ 以上、内容を簡単にまとめると 「 夫唱婦随」= 夫婦仲が非常によいこと。 夫の意見に妻が従うこと。 「 語源・由来」= 夫が 唱えることに、主 婦が付 随する。 (『関尹子(かんいし)』) 「 類語」=「琴瑟相和・陽唱陰和・夫婦円満・嫁鶏随鶏」など。 「夫婦」の本来の役割は、 お互いを支え合い相手を思いやることです。 そこに行くまでの過程がどうであれ、 仲が良くなることに越したことはありません。 この記事をきっかけに、 ぜひ円満な家庭を築いて頂ければと思います。
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「願わくは漢王との戦いを挑み、 雌雄を決せん。 」 これを簡単に訳すと、 「 できれば漢王と戦い、決着をつけたい」という意味になります。 当時の「項羽」は、 長年に渡る戦争にうんざりしていました。 そこで、ライバルの漢王に対して 一騎討ちによる決着を望むことになります。 要するに、 しびれを切らして対決を申し出たわけですね。 では、なぜ「雌雄を決すること」が、 決着をつけることにつながるのでしょうか? それは、「雌雄」が動物の性別を意味しているからです。 冒頭でも少し触れたように、 「 雌」は「 メス」「 雄」は「 オス」とも読める漢字です。 一般的には、動物は「メス」よりも 「オス」の方が強いですよね? 肉食動物の「ライオン」、あるいは 草食動物の「シカ」などを見ても一目瞭然でしょう。 そのため、 「 どちらが雌でどちらが雄かはっきり決めること」から 「 決着をつける」という意味になったわけですね。 もちろん、 メスの方がオスよりも強いという場合もあります。 例えば、自然界で言えば、 カマキリなどはメスの方が強いと言われています。 なので、あくまで一般論の話だと思ってください。 スポンサーリンク 雌雄を決するは差別用語? ところで、「雌雄を決する」をネットで検索すると、 関連ワードで「 差別」「 フェミ」などの言葉が出てきます。 」 なぜ、このようなワードで検索する人が多いのか。 その理由は、 「男性=勝者」「女性=敗者」と決めつけてしまうのでは? という意見があるからだと思われます。 すでに説明した通り、 元々はこの言葉は大昔の中国の話がモデルとなっています。 当時は、「男尊女卑(だんそんじょひ)」と言い、 「女性」=「か弱い生き物」という考え方が主流でした。 しかし、現代では、 「男女平等」が当たり前のように浸透している世の中です。 そのため、 当時の感覚と現代の感覚に ギャップが生まれているのでしょう。 個人的には、 「雌雄を決する」を差別用語と決めつけるのは、 ナンセンスだと思いますね。 そもそも「男」と「女」は、 「 肉体や脳の構造が全く別の生き物」 ということが科学的に証明されています。 男には男、女には女の良さがあるのではないでしょうか? 確かに女性が男性にパワーで敵わないのは事実です。 しかし「パワー」では負けていても、 「包容力」「温かさ」「慈愛」など、 女性には良い面がたくさんありますからね。 もしもどうしても気になるという人がいれば、 「場面によって使い分ける」という選択肢を取るのも一つの方法かもしれません。 今から紹介するように、 「雌雄を決する」は言い換え表現が数多くありますので、 何もこの言葉だけを使わないといけないわけではないです。 雌雄を決するの類語 では、その言い換えを含め、 「雌雄を決する」の類語を紹介します。 白黒つける• 勝負を決める• 優劣を決める• 決着をつける• 終止符を打つ• けりをつける• 方(かた)を付ける• 清算する いずれも、「勝ち負けをはっきりさせる」 という意味の言葉が「類語」となっていますね。 この中では、 「 白黒つける」が言い換えとしては最も適しているでしょう。 「白黒つける」は、元々囲碁が由来となった言葉ですが、 これでしたら相手に対しても周囲に対しても角が立たない表現かと思います。 雌雄を決するの英語訳 続いて、英語訳です。 「雌雄を決する」は英語だと次のように言います。 「 come to a showdown」 「 fight a decisive battle with」 まず、「showdown」は「対決・土壇場」という意味です。 そして、「decisive」は 「決定的な・明白な」などを意味する形容詞です。 直訳すると、「決定的な戦闘を戦う」ので、 同じく「決着をつける」という意味になります。 例文だと、以下のような形です。 They finally came to a showdown. (彼らはついに雌雄を決することになった。 ) He is going to fight a decisive battle with me. (彼は私と雌雄を決するつもりのようだ。 ) スポンサーリンク 雌雄を決するの使い方・例文 では最後に、「雌雄を決する」の使い方を 例文で確認しておきましょう。 雌雄を決する優勝決定戦が、ついに始まった。 首位チームとの直接対決が、 雌雄を決する一戦となるだろう。 雌雄を決するために、対戦相手に決闘を申し込んだ。 因縁の二人が、 雌雄を決するべくにらみ合っている。 彼らはいずれ、ライバルとして 雌雄を決する日が来るだろう。 自民党の総裁選は、 雌雄を決する激しい戦いとなった。 すでに説明した通り、「雌雄を決する」は、 勝ち負けをはっきりさせるような時に使うということでした。 その中でも、 大一番の戦いで使うことが多いと考えて下さい。 例えば、スポーツで言えば「決勝戦」、 政治で言えば「総裁選」などのイメージです。 逆に言えば、戦いは戦いでも スケールが小さいような戦いに対しては 使わないと考えて問題ありません。 例えば、普段の些細なケンカなどについては 使わない表現なので注意しましょう。 関連: 関連: まとめ いかがだったでしょうか? 内容を簡単にまとめると、 「 雌雄を決する」= 勝ち負けを決める・決着をつける。 「 語源」=どちらがメスかオスかをはっきり決めることから。 『史記』が由来。 「 類語」=「白黒つける・勝負を決める・優劣を決める・決着をつける」など。 「 英語」=「come to a showdown」「fight a decisive battle with」 ということでしたね。 人間は、「腕力」だけでなく 「知性」や「感性」など様々な要素を含んだ生き物です。 女性には男性にはない良さがたくさんありますので、 そのことも頭に入れた上でこの言葉を使ってみてはどうでしょうか?.
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