Point• 栄養剤投与開始前には、PEGボタンやPEGの状態、瘻孔周囲の状態だけでなく、全身状態に異常がないかを注意深く確認する必要がある。 胃瘻への注入は、造設24~48時間後から、水または5%液から開始して徐々にステップアップし、5~10日かけて目標の投与量まで増量する。 栄養剤投与後は、腹部症状やの出現にも注意する。 長期間栄養不良状態にあった患者では、リフィーディング症候群にも注意が必要である。 〈目次〉• はじめに 胃瘻は簡便で比較的安全な栄養療法ですが、静脈栄養と同様、強制的に栄養を摂取する手段でもあり、しばしば思わぬ合併症を引き起こします。 胃瘻を安全かつ有効に利用するためには、いくつかのコツがあります。 本項では、胃瘻を造設してから使用を開始するまでのチェックポイントを解説します。 胃瘻の使用開始前の観察 胃瘻の造設後、瘻孔部が安定するまでには、1~2日間かかります。 当院では、その間はPEGカテーテルを排液バッグに接続して開放しておき、トラブル(瘻孔部や胃内からの・感染、腹膜炎など)の有無をチェックします()。 便秘や腹部膨満、発熱などの感染徴候がある場合、などのトラブルが起こることも多いため、原因を確認してから対応を決める必要があります。 1 全身状態の把握 便秘や腹部膨満はないか 便秘や多量の消化管ガスによる腹部膨満は、嘔吐や胃内圧上昇による栄養剤の脇漏れの原因となります。 そのため、適宜、緩下剤や消化管賦活薬などの調節による排便コントロールや、減圧用チューブを用いた栄養剤注入前の胃内の脱気など、消化管内の圧を下げることが必要です()。 図2栄養剤の脇漏れの予防 胃内の脱気を行うことで、ある程度、脇漏れを予防することができます。 発熱はないか 発熱がある場合、何らかのを疑います。 消化管の運動が低下していることも多いため、ある程度落ち着いてから胃瘻を使い始めます。 特に、や痰の増加などが併発している場合は、明らかな嘔吐・がなくても、胃からへの逆流(胃食道逆流)が起きている場合があります。 逆流の程度は胃瘻造影()によって判断できますが、逆流が著明な場合は、栄養剤の半固形化()や、PEG-J(percutaneous endoscopic gastro-jejunostomy:経皮内視鏡的空腸瘻、)なども考慮されます。 図3胃食道逆流 図4経皮内視鏡的空腸瘻(PEG-J) 2 PEGカテーテルのチェック 外部ストッパーの位置は正しいか 外部ストッパーの位置は、PEGカテーテルを軽く引き上げた状態で、腹壁との間隔が1. 0~1. 5cm程度あいている状態がよいでしょう。 () 図5外部ストッパーの位置 外部ストッパーととの間隔がきつすぎると、瘻孔部局所の血流を阻害して、感染などの原因となることがあります。 逆に、ゆるすぎると、内部ストッパーが十二指腸にはまり込み、イレウスや潰瘍などの原因となることがあります。 毎日確認するようにしましょう。 PEGボタン・PEGカテーテルがスムーズに回転するか PEGボタンやPEGカテーテルがスムーズに回転しなくなる状況は、過度の締めつけや瘻孔部の感染により、内部ストッパーが粘膜内に埋没してしまうこと(バンパー埋没症候群、burried bumper syndrome:BBS)が原因で起こります。 放っておくと、栄養剤を注入できなくなるだけでなく、内にバンパーが逸脱して腹膜炎を起こす可能性があります。 バンパー埋没症候群が起こった場合、PEGカテーテルを抜去したうえで、胃瘻を再造設する必要があります。 ただし、軽度の場合は、内視鏡透視下で再留置が可能なこともあります。 3 瘻孔周囲の状況を確かめる 造設後に起こる瘻孔周囲のトラブルには、出血、感染、栄養剤の脇漏れなどがあります。 出血() 図6胃瘻造設後の出血(胃内) 瘻孔部から出血する場合と、内部ストッパー対側に生じたから出血する場合があります。 いずれも、出血量が多いとショック状態に陥ることがありますので、ただちに内視鏡による確認・処置を行う必要があります。 感染 瘻孔の感染は造設術後間もなく起こることが多く、患者のQOLをしばしば低下させます。 瘻孔感染が悪化した場合には、栄養剤の投与を中止し、の投与、切開・排膿などの処置が必要となるため、すみやかな対応が必要です。 栄養剤の脇漏れ 栄養剤の脇漏れの原因は多岐にわたるため、原因を確認したうえで対応します()。 表1栄養剤の脇漏れの原因 大量に漏れる場合は、スポンジなどを利用してチューブを立てる方法()や、栄養剤の半固形化、PEG-Jへの変更も有効です()。 図7栄養剤の脇漏れへの対応 投与栄養量が少ないため、栄養状態が改善せずに瘻孔がゆるんでいることがありますが、この場合は栄養剤を増量すると、栄養状態が改善し、解決することがあります。 胃瘻への注入開始 1 注入開始のタイミング 造設後間もなくは胃の動きがあまりよくないことがあるため、少量の水分から注入を始め、徐々に栄養剤を増やしていく必要があります。 その後、1~3日で栄養量を徐々にステップアップしていき、5~10日かけて最終的に目的の栄養投与量まで増やしていきます。 図8経腸栄養剤の投与スケジュール 2 栄養剤や水分の注入法の工夫 胃内に注入した栄養剤は、蠕動運動によって徐々にへと送られていきます。 一般に、水分よりも栄養剤のほうが、胃内に留まる時間が長い傾向にあります。 嘔吐しやすい患者の場合 水分と栄養剤のどちらを先に投与するかに一定の決まりはありません。 ただし、嘔吐しやすい患者の場合は、水分を先に注入したほうが、嘔吐の頻度が減るという報告もあります(、)。 図9水分と栄養剤どちらを先に投与するか 絶食・低栄養患者の場合 胃瘻造設前に、長期間絶食していたり、極端に低栄養状態だったりした場合は、消化管の粘膜が萎縮していることが多く、通常の投与スケジュールではなどの消化管トラブルを起こしやすくなります。 そのため、投与スケジュールを変更する必要があります。 チューブ型PEG・PEG-Jなどの場合 取り外しのできないチューブ型PEGやPEG-Jなどは、薬剤や栄養剤の投与後に十分なフラッシュ(洗い流し)を行っても、チューブの内腔が細菌により汚染され、下痢などの原因となります。 このような場合は、注入終了後に水でフラッシュを行ったあと、酢水(10倍に希釈した食用酢)を充填しておくことで、清潔状態を保つことができます()。 また、PDNシなどによる洗浄を行ってもよいでしょう。 図10チューブ汚染の予防 3 経腸栄養ポンプの使用 胃瘻を使い始めたとき、下痢・嘔吐を繰り返すときは、通常より遅めの速度で注入すると、症状を軽減できることがあります。 しかし、経腸栄養剤は粘性が高いため、滴下が不安定になりやすく、頻繁な速度調節が必要です。 このような場合は、経管栄養専用の経腸栄養ポンプを使用することで、速度調整が容易に、安全に管理できます()。 特に、PEG-Jを使用する際は、チューブが詰まりやすいため、経腸栄養ポンプを利用したほうがよいでしょう。 図11経腸栄養ポンプの例 経腸栄養ポンプは現在、数種類が販売されています。 専用の栄養セットを用いるため若干のコストがかかりますが、衛生的で管理が容易であり、合併症の発生が減少することに加えて、安全で、看護業務の軽減につながるという利点があります。 「在宅成分栄養法指導管理料」(2,500点)や、栄養セット(2,000点)やポンプの費用(1,000点)も、合わせて算定できます。 栄養剤投与開始後の観察() 図12栄養剤投与開始後の観察ポイント 胃瘻を用いて適切な栄養療法を行うと、患者の栄養状態は著明に改善していきます。 しかし、開始当初に設定した栄養量には、しだいに過不足が生じてくることが多く、定期的なモニタリングと見なおしが必要です。 1 腹部症状への対応 投与速度を遅くする 下痢・・嘔吐などの腹部症状は、胃瘻などの経腸栄養では比較的頻度の高い症状です。 経腸栄養剤の投与速度が速すぎるときに起きやすいため、症状出現時には、栄養剤の投与速度を遅くすることで軽減できることが多いでしょう。 希釈することによって全体の水分量が増えてしまい、嘔吐などの原因になることがあります。 溶液1Lあたりの固形物(溶質)分子またはイオンのミリmol数。 下痢・嘔吐が続く場合の対応 下痢が続く場合は、早めに対応するとともに、原因について考えます。 はや異常を起こしやすいため、長期化するときは末梢静脈点滴を併用することも必要です。 嘔吐は、前述の点に加えて、食道裂孔などによって胃から食道への逆流が起こる患者の場合にも起こりやすく、栄養剤の半固形化・化が有効なこともあります。 2 長期的な栄養状態と代謝性の変化 胃瘻からの栄養を開始したあとは、定期的にや、データ(、電解質、など)をチェックし、再評価します。 過不足が生じている場合には、栄養剤や水分を補正し、不足した電解質などを補います。 ナトリウム不足に注意 市販の栄養剤には、が少なめに配合されているものがあります。 内分泌・性疾患や併用薬の影響がないにもかかわらず、血清ナトリウム値が低下する場合には、食塩(塩化ナトリウム)を補います。 低血糖にも注意が必要 胃瘻栄養の患者は、などがあり、自分で異常を訴えられないことも少なくありません。 のため経口糖尿病薬や注射を行っている患者の場合は、低血糖に注意が必要です。 さらに、胃瘻から注入した液体の栄養剤は、通常の食事と比べて、胃からすみやかに十二指腸へ移行します。 そのため、胃手術後に起こるダンピング症候群()と同様のや、低血糖症状を起こすことがあります。 栄養終了後にや冷汗などの症状が現れたら、低血糖が起きている可能性があります。 メモ2ダンピング症候群 胃の切除により、胃に入った内容物が急速に排出され、腸管からの炭水化物の吸収が増大することで高血糖をきたす。 そこでインスリンが過剰に分泌され、逆に低血糖となる。 3 リフィーディングシンドローム 胃瘻造設前に極端な栄養不良であった患者は、慢性の飢餓状態となっています。 そのため、急に栄養療法を開始すると、体液量や電解質などの異常が生じ、心肺機能や神経系の重篤な合併症を引き起こして、致死的状況に陥ることがあります。 これを「リフィーディングシンドローム」といいます。 慢性の栄養障害があった患者の場合は、より少なめの栄養量から開始し、より時間をかけて増量するとともに、細かなモニタリングを行う必要があります。 【事例】長期絶食の影響により難治性の下痢が生じた! 適切な投与スケジュールに則って栄養剤投与を開始してもなお、下痢が発生するケースは比較的多いといえます。 特に、静脈栄養が長期間行われていた患者などでは、通常よりも注意深い管理が必要となります。 患者の情報 83歳、女性。 後遺症のため療養型病院に入院中だったが、誤嚥による呼吸器感染を繰り返すため、食事の経口摂取が困難となり、1か月間、末梢静脈栄養のみが行われていた。 今後も経口摂取が困難と予想されたため、家族の希望もあり、PEG造設を行うこととなった。 嘔吐などのトラブルがなかったため、3日目に栄養剤を開始したところ、頻回の水様下痢が出現しました。 下痢は、栄養剤を注入するたびに起こり、いっこうに改善する様子がありません。 そのため、いったん栄養剤注入を中止し、末梢補液を開始せざるを得ませんでした。 その後は、数日おきに栄養剤の量をアップし、濃度も通常のものに戻して、栄養再開後3週間目には通常の栄養投与方法に変更可能となりました。 このような場合は胃腸における消化吸収能力が落ちているため、その機能の回復に時間がかかります。 最初は少量の栄養剤から開始し、2~3週間かけて目標の栄養量まで増量していくことが肝心です。 経腸栄養ポンプを用いる方法のほかに、寒天で栄養剤を固めて半固形化する方法も下痢に有効との報告もあります。 また、発熱を伴う下痢の場合や頻回の嘔吐を繰り返す場合は、消化管感染症による場合もあるため、主治医に相談が必要です。 特に在宅などでは、半固形化栄養材の作り置きや、栄養ボトル・栄養セットのリユースを行わざるを得ないこともしばしばあります。 感染が起こらないよう、十分に対策を練っておく必要があります。
次の
胃の切除手術が終ってからの食事療法の方法とは? 胃を切除した後は、順調に回復したとしても術前と同様の食生活を送ることはできなくなります。 なるべく油物の少ない消化がよく柔らかいメニューを選び、消化管に負担をかけないよう注意する必要があります。 また、術前は一日三食にしていた人も、術後は一日の食事を5~7回など小分けにして摂るようにしましょう。 一度に多くの食事を摂ると、腹痛や下痢、嘔気の原因となります。 胃の全摘を行った人は、食べ物が食道から直接腸へ流れ込むため、ごく短時間で多くの糖分が吸収されてしまい、一時的に高血糖状態となります。 その結果、反応性にインスリンの分泌が増加して低血糖発作を引き起こすこともあります。 これらの症状を「」と呼びますが、糖質の少ないメニューを心がけ、万が一低血糖が生じた時のために食後2~3時間はジュースや飴などを携帯するようにしましょう。 そして、胃の切除手術後、どのくらいで通常の食事が摂れるようになるかは個人差があります。 また、全摘なのが部分切除なのかによっても食事の注意点は異なるため、必ず医師や栄養士の指導に従ってください。 退院したからといって暴飲暴食をするのは控えましょう。 ダンピング症候群とは、どんな合併症(後遺症)? ダンピング症候群とは、胃の切除後に起こり得る後遺症のひとつです。 本来、胃には食べものを貯める働きがあり、胃に貯められた食べものは胃液によって粥状になり、小腸に送られます。 しかし、胃を切除することにより、小腸への排出速度が速まると、嘔吐や目眩などの症状が引き起こされることがあります。 これがダンピング症候群です。 ダンピング症候群は、胃の切除が原因で発症することのある後遺症ではありますが、胃を切除した患者さんすべてに症状があらわれるわけではありません。 ダンピング症候群には、「早期ダンピング症候群」と「後期ダンピング症候群」の2種類があります。 早期ダンピング症候群 早期ダンピング症候群とは、食事後、小腸への流入速度が速まることによって起こるもので、腹痛や嘔吐、下痢、ほてりなどの症状が現れます。 症状が起きるタイミングは食事中及び食事後から30分以内です。 早期ダンピング症候群の原因となるのは、過度な胃腸活動と自律神経の乱れです。 食べものが小腸に急速に送られることで、胃腸の動きを促進する物質が増加し、その影響で自律神経に乱れが生じたことで、胃腸全体が過度に活発化するようになるのです。 後期ダンピング症候群 後期ダンピング症候群は、食事から2〜3時間後にあらわれる後遺症で、主な症状は頭痛や発汗、めまいなどです。 食事によって血糖値が急上昇した後、インスリンが過剰に分泌されることにより、低血糖の状態に陥ったことでこれらの症状が引き起こされると考えられています。 ダンピング症候群の生活での注意点 治療方法は、早期ダンピング症候群か後期ダンピング症候群かによって多少異なります。 まず早期ダンピング症候群の場合は、最初に食事制限による治療を実施します。 炭水化物の量が多いのであれば、炭水化物の量を減らし、高タンパク及び高脂肪の食事に切り替えます。 薬物療法の場合には抗ヒスタミン薬などの薬を用います。 後期ダンピング症候群の治療も食事療法が中心ですが、具体的には「ゆっくり食べること」を意識して食事をします。 口の中にある食べものが無くなるまで、しっかりと咀嚼することが大切です。 また、低血糖の状態を避けるためにも、定期的に糖分を摂ることも重要な対処法となります。 おわりに:胃切除後も、ダンピング症候群の治療でも、食事の工夫が大切。 ダンピング症候群には早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群の2つの種類がありますが、どちらも食事療法によって症状を改善することができます。 食事療法のやり方については、主治医にしっかりと確認するようにしましょう。
次の
気になる所から確認してみよう• ダンピング症候群とは 「ダンピング症候群」とは一体どのような症状なのでしょうか。 胃がんなどの病気で止む終えず、胃を切除する「胃切除手術」を受ける方がいます。 胃を切除してしまうので、食べ物を食べた際に胃をほぼ通る事なく、体内に入った食べ物が小腸へと運ばれます。 その際に 急激に流れ込んだ食べ物のせいで、腹部症状などの機能障害を起こす症状をダンピング症候群といいます。 胃を切除した後に起こりやすい症状の為、 胃切除後症候群とも呼ばれます。 ダンピング症候群には食後30分以内くらいに症状が出る 「早期ダンピング症候群」と食後2〜3時間程で症状のでる 「晩期ダンピング症候群」の二つに分ける事が出来ます。 症状は早期ダンピング症候群に似ていますが、 失神してしまうという点で注意が必要です。 同じような症状が見られる胃のトラブルに関してはこちらを見て参考にして下さい。 【関連記事】 スポンサーリンク ダンピング症候群の治療法 ダンピング症候群の治療法としてどのようなものが挙げられるのか、ご紹介します。 食事療法の徹底 食事が急激に小腸に流れこむ事によって起こるため、 「食事の摂り方を工夫する」事によって改善する事があります。 食事の回数を少量に分けて取る(少量頻回食)、そして良く噛んで食事を摂る事、低糖質、高たんぱく、適度な脂肪の食事でなるべく水分を少なくします。 冷たい食べ物は避けて、食後30分位は横になって休む事も大事です。 また晩期ダンピング症候群の原因として挙げられるのが、 「低血糖状態」です。 低血糖を防ぐためには糖分の高い物を間食したり、飴をなめたりするのが良いです。 普通の食事を摂ると血糖値は上昇しますが、食事の際に高血糖を起こしていると、糖尿病と同じように腎臓や網膜、神経などに後遺症が残る可能性があります。 十分な血糖値のコントロールが必要になります。 低血糖の症状についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。 【関連記事】 また手術後や食事療法が難しくなると、経管栄養といい注射や胃ろうなどで栄養を取らざるを得なくなります。 胃がんの手術を行った後には病院でダンピング症候群になる可能性も含めて、しっかりと看護計画を立てて治療をしていくことが重要になります。 薬物療法 ダンピング症候群に直接効く特効薬というのはありません。 対症療法が主になりますが、 胃の粘膜刺激に対する粘膜保護剤、 腸の働きを良くする薬などを服用します。 他にダンピング症候群による症状が頻繁に出る事で「またなったらどうしよう」という精神的な不安感なども出てきます。 その精神的な不安感が体調に出る場合もありますので、その際には抗不安薬などの服用も視野に入れます。 スポンサーリンク ダンピング症候群の予防法 ダンピング症候群の予防法をここでご紹介します。 間食をする。 晩期ダンピング症候群の症状に関しては低血糖状態になる事が引き金になります。 低血糖状態を避けるために、 食後2時間ぐらい経った後に間食をするとよく、ダンピング症候群の症状が出るのを抑えてくれます。 精神面をきちんとコントロールする 「食べ物を食べると症状が出るかも・・」という不安感も、症状が出る要因として考えられます。 この食べ物を多く食べたら症状が出るなどの症状が出るメカニズムを知っておくと、不安感が減少されます。 自分の精神面をきちんとコントロールする事も重要になります。 熱い物、冷たい物、刺激物を避ける 胃を切除すると、消化が十分でない食べ物が直接腸に流れ込む為、腸の動きが活発になったり、腸液が一気に分泌されるといったことが起こります。 これによって吐き気や腹部の症状を引き起こす事があります。 なるべく 冷たい物、熱い物、刺激物のような胃に負担のかかるような食事は避けるようにしましょう。 消化を助けるためには横になる姿勢についても注意が必要です。 こちらを参考にして下さい。 【関連記事】 4. 消化酵素薬と食事を一緒に取る 胃の切除手術をした方は食べた食べ物が直接腸に流れます。 唾液や胃液には何種類もの消化酵素が含まれていますが、胃を切除することによって消化酵素が足りなくなってしまいます。 その足りなくなった消化酵素を補う薬を食事と一緒に取る事でダンピング症候群の症状を緩和してくれるといわれています。 ただ消化酵素薬は食事の後に取っても意味がほとんどありません。 それは食べ物がすぐに腸へ落ちてしまうからです。 消化酵素薬はふりかけのようにご飯にかけて一緒に食べるといった方法が一番効果があるとされています。 胃を切除する事でダンピング症候群に悩まされる患者さんは多くいらっしゃいます。 症状をいかに知り緩和させるための予防法を事前に収集する事も大切です。 インターネットや本などでも情報収集が可能ですが、他にも製薬会社が独自で発行しているパンフレットや病院での指導を受ける事も出来ます。 手術を行う病院やかかりつけ医に直接相談してみても良いでしょう。 食事や精神面をきちんとコントロールする事が大切になります。 自分なりの生活リズムをしっかりと身に付けて、症状をコントロールできるように努めましょう。 当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。 スポンサーリンク.
次の