症状: ほとんど自覚症状が無く、ある程度の大きさになってから初めて様々な症状が現れることが多いです。 症状としては、下腹部膨満感、腰痛、他臓器への圧迫症状(トイレが近くなったり便秘がちになったり等)が挙げられます (嚢腫の大きさに関係なく、症状が出たり出なかったりする場合もあります。 ) 嚢腫の茎捻転(嚢腫が捻れること)や、嚢腫が破裂して内容物が腹腔内に漏れることによって急激な腹痛を起こすこともあります。 その場合は、緊急手術が考慮されます。 卵巣腫瘍が良性か悪性かの判別は画像診断や血液検査(腫瘍マーカー)でもある程度の予測がつきますが、確定診断に至るには手術を行い最終的に組織型や良性、悪性を調べる病理検査を行う必要があります。 手術の実際 最近、卵巣腫瘍の標準的治療として腹腔鏡を用いた手術が選択される場合が多くなってきています。 ただし、術前に悪性の可能性が完全に否定できない場合や、手術の既往があり腹腔内の癒着が予想される場合などは、最初から開腹術が選択される場合があります。 また、腹腔鏡手術で腹腔内を観察したあとで、安全確保を第一に考えて、途中で術式を腹腔鏡手術から開腹手術に変更することもあります。 卵巣嚢腫に対しては、嚢腫部分のみを摘出し健常部分を残す卵巣嚢腫摘出術と、卵管・卵巣も含めて嚢腫全体を摘出する付属器切除術があります。 しかし、卵巣腫瘍の診断(病理組織診断)が確定し、一部でも悪性の所見が認められた場合には、卵巣がんの治療に準じて再度追加手術を行わなければならないケースもあります。 また、良性の腫瘍で嚢腫摘出術あるいは付属器切除術が選択された場合でも、その後の経過で切除を受けた側の卵巣からの腫瘍の再発や、切除を受けなかった側の健常な卵巣から腫瘍が発生すれば、再度手術を行わなければならなくなる場合もあります。
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私、卵巣のう腫の手術を経験しました。 昨年のことです。 記憶が新しいうちに、その時のことを書いておこうと思います。 もし、私の体験がどなたかが検査を受けるきっかけになったり、 少しでも同じような境遇の方のお役に立てば嬉しいです。 さて、無知だった私は、ノウシュって何?!というレベルでしたが、卵巣にできる良性の腫瘍。 そして、そんなに珍しい病気ではないと思います。 親や目上の女性に言ったら、「卵巣嚢腫ね」という感じでした。 (そして大体「私の知り合いも〜」などの体験談的なものがある。 ) 腫瘍が見つかっても、良性の可能性が高くサイズが小さければ、経過観察。 (本当に良性かどうかは手術で腫瘍を出して検査しないとわかりません。 手術前はエコーやMRI、血液検査を行い、「おそらく良性でしょう」という感じでした。 ) ほとんどの場合無症状だそうです。 私も自覚症状はほぼ全くありませんでした。 (「腫瘍がある」とわかっていると何か違和感がある気がしてくるのですが。 笑 その程度です。 ) たとえ良性でも気づくのが遅れてサイズが大きくなると、 ・卵巣捻転(めちゃくちゃ痛いらしい) ・他の臓器を圧迫 と言う弊害も起こりうるそう。 (大きくなったら、ウエストのサイズが変わるくらいになる方もいるそうです!) 卵巣嚢腫は、エコーでわかります。 私も自治体から子宮頸癌の検診の無料券が来て婦人科に行った際(結婚前)、 「いつか子どもが欲しいなら、今の内に一度検査を受けておくのをお勧めします」 と言われて生まれて初めてエコーをし(その分は自費)、その時にわかりました。 腫瘍があることが発覚したので、エコー分も確か保険適用となりました。 (もう10年近く前のことなので、うろ覚えですみません。 ) まさか何か見つかるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。 ちなみに良性の卵巣嚢腫があっても、基本的には妊娠に支障はないそうです。 ただ万が一妊娠中に腫瘍が大きくなって、 さらに万が一ですが、捻転して緊急手術…というのは避けたいところです。 卵巣嚢腫には種類があり、大きく分けて、 ・血が溜まる ・水が溜まる ・脂肪などが溜まる の3パターン。 (素人なのでざっくりです。 ) 私はこのうちの「脂肪などが溜まる」、『 皮様嚢腫』という種類でした。 専門家ではないので私の認識ですが、 皮様嚢腫は細胞か何かがバグを起こして、腫瘍になってしまう感じだと思います。 (適当すぎ) なぜバグと表現するかというと、 単に脂肪だけではなく、爪や髪の毛が入っていることもあるそうなのです。 人間の体は不思議です! しょうもないですが、爪や髪ってコラーゲンや栄養を持っていかれそうで。 そこに使うんやったら見えてるところ強化してほしい、と思ってしまいました。 笑 ちなみに血が溜まるパターンのものは、通称『チョコレート嚢腫』。 手術で取り出すと、溜まった血がチョコレートの様に見えるそう。 全然美味しそうじゃないですけどね。 どの種類かというのも、エコーでわかりました。 「何か、モジャモジャっとしてるのがあるので、おそらく皮様嚢腫でしょう」という感じ。 私もエコーを見せていただきましたが、確かにモジャモジャとしたものがありました。 婦人科に苦手意識を持っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、 エコーはレントゲンのような被曝もなく、安心して受けられる検査です。 「前に行った病院で痛かったから、もう嫌…」という方も、病院や医師を変えれば改善する可能性も大いにあります。 (私も最初の先生はめちゃめちゃ痛かったのですが(そこってそんなに雑に扱っていいの?!と思うほど。 笑)、 今お世話になっている先生はほぼ痛みはありません。 ) 前置きが長くなりました。 次回に続きます。
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症状: ほとんど自覚症状が無く、ある程度の大きさになってから初めて様々な症状が現れることが多いです。 症状としては、下腹部膨満感、腰痛、他臓器への圧迫症状(トイレが近くなったり便秘がちになったり等)が挙げられます (嚢腫の大きさに関係なく、症状が出たり出なかったりする場合もあります。 ) 嚢腫の茎捻転(嚢腫が捻れること)や、嚢腫が破裂して内容物が腹腔内に漏れることによって急激な腹痛を起こすこともあります。 その場合は、緊急手術が考慮されます。 卵巣腫瘍が良性か悪性かの判別は画像診断や血液検査(腫瘍マーカー)でもある程度の予測がつきますが、確定診断に至るには手術を行い最終的に組織型や良性、悪性を調べる病理検査を行う必要があります。 手術の実際 最近、卵巣腫瘍の標準的治療として腹腔鏡を用いた手術が選択される場合が多くなってきています。 ただし、術前に悪性の可能性が完全に否定できない場合や、手術の既往があり腹腔内の癒着が予想される場合などは、最初から開腹術が選択される場合があります。 また、腹腔鏡手術で腹腔内を観察したあとで、安全確保を第一に考えて、途中で術式を腹腔鏡手術から開腹手術に変更することもあります。 卵巣嚢腫に対しては、嚢腫部分のみを摘出し健常部分を残す卵巣嚢腫摘出術と、卵管・卵巣も含めて嚢腫全体を摘出する付属器切除術があります。 しかし、卵巣腫瘍の診断(病理組織診断)が確定し、一部でも悪性の所見が認められた場合には、卵巣がんの治療に準じて再度追加手術を行わなければならないケースもあります。 また、良性の腫瘍で嚢腫摘出術あるいは付属器切除術が選択された場合でも、その後の経過で切除を受けた側の卵巣からの腫瘍の再発や、切除を受けなかった側の健常な卵巣から腫瘍が発生すれば、再度手術を行わなければならなくなる場合もあります。
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