低 容量 ピル。 低用量ピル(OC)

避妊効果だけではない低用量ピルの利点

低 容量 ピル

この記事の目次• 低用量ピルの働き 低用量ピルは経口避妊薬のことで、性交渉による妊娠を防ぐことができます。 ピルには「エストロゲン(卵巣ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンに似た成分が配合されていて、服用すると妊娠したときと同じホルモンバランスになります。 すると、脳が「妊娠した」と勘違いをして排卵が止まるので、きちんと服用すればほぼ100%の避妊ができます。 排卵を人工的に抑えることができるので、避妊以外にも生理不順や月経前症候群(PMS)の改善、子宮内膜症や子宮体癌などの治療に使われることもあります。 低用量ピルの種類 低用量ピルは開発順や含有する黄体ホルモンの種類によって分類することができます。 世代による分類 開発の時期により世代で分類することができます。 黄体ホルモン剤のノルエチステロンは作用が弱いと言われています。 代わりに黄体ホルモン量を増やすことで出来たものが第一世代低用量ピルです。 黄体ホルモン量が比較的多めになる傾向がありますが、男性化症状(アンドロゲン作用)が少ないことから、マイルドなピルとして根強い人気がありアメリカでは、第1世代ピルが主流となっています。 新しい黄体ホルモン剤により高い効き目が期待できますが、男性化症状のリスクがあります。 2相性ピルや3相性ピルにして黄体ホルモン量を段階的に変化させることで男性化症状が非常に少なくなっています。 最も副作用の少ない低用量ピルとして世界中で普及しています。 従来の低用量ピルが身体に合わない人に処方されることが多い。 主な製品:ヤーズ ホルモン量の変化による分類 女性の体内ホルモン量の変化に合わせて錠剤含有の黄体ホルモンの量を段階的に変えるか変えないかの分類です。 一相性ピル 全ての錠剤が同じ成分割合の薬のこと。 普通、薬では当たり前と考えるようなことですね。 このタイプは、深く考えずに飲むことができることからミスが少なく、避妊の間違いがないと考えている人も多い。 一相性ピルは生理日の調整に便利なことから、ベテランユーザーの間で人気が高いです。 欧米の主流はこの一相性ピルです。 主な製品:マーベロン、オーソM 二相性ピル 二相性ピルは成分の割合が2段階に変化します。 飲む順番が決まっているタイプのピルで服用の前半は黄体ホルモンの量を抑えて後半の黄体ホルモン量を増やすことでより自然なホルモン変化に近づけているのが特徴です。 主な製品:エリオット、オイレズ 三相性ピル 三相性ピルは成分の割合が3段階に変化します。 割合の変化は製品により異なりますが、徐々に黄体ホルモンの量を増えるタイプが基本です。 3段階に変化させることで二相性ピルよりホルモン環境をさらになめらかにし、より自然なホルモンサイクルに近い変化なので副作用が起こりにくいとされています。 主な製品:トライディオール、トリキュラー、リビアン、アンジュ、オーソ777 「世代&段階」による分類 第1世代1相性 子宮内膜の増殖を抑える効果が高く、出血量を大幅に減らす効果が期待できます。 子宮内膜症や生理痛の治療にもよく使われています。 錠剤含有のホルモン量が一定なので精神的に不安定になるリスクも低く、月経前の体調不良に対しても効果が期待できます。 な製品:オーソ、ルナベル 第1世代3相性 総ホルモン量が少なくてすむ中間増量型のピル。 自然のホルモン分泌パターンに近いため、不正出血も抑えられる傾向にあります。 主な特徴は、「サンデースタート」つまり生理後の日曜日から飲み始めるところ。 サンデースタートだと飲み始めてから4週目の月曜日ごろに月経が始まり、金曜日ごろに終わるので週末に生理が重ならないこと。 また飲み始めが日曜に固定されるので飲み忘れが起きにくい。 ピル初心者におススメ。 主な製品:シンフェーズ 第2世代3相性 日本では一番普及しているタイプのピル。 レボノルゲストレルという黄体ホルモンの作用で子宮の内膜が安定するため服用中の不正出血のリスクが少なく、休薬期間中に生理がきちんと起こることが多いのが特徴。 主な製品:アンジュ、トリキュラー、ラベルフィーユ 第3世代 1相性 デソゲストレルという黄体ホルモンを使用することで他世代と比べて男性化症状が一番少ないことが特徴。 大人ニキビの治療にも効果が期待できます。 むくみなどの副作用が出ることがあるため医師による正しい判断が必要です。 主な製品:マーベロン、ファボワール 第4世代 エストロゲンの量が低用量ピルよりもさらに少ない超低用量ピル。 にきびがや吹き出物に効果が期待できます。 利尿作用があるのでむくみにくいという特徴もあります。 主な製品:ヤーズ 低用量ピルの効果・使用目的 避妊が主な目的の低用量ピルですが、他にもさまざまな用途で使われています。 生理を止めて体内のホルモンバランスを整える作用があるので特に生理不順や月経前症候群、生理痛などの症状を和らげる作用が期待できます。 また子宮内膜症の改善や子宮にできる癌のリスクを減らす効果もあるとされています。 主な作用 ・生理痛、出血量ともに生理が軽くなる ・生理周期が安定する ・生理前イライラ PMS がなくなる ・肌荒れ、ニキビが改善する ・子宮体がん、卵巣がんの予防 ・子宮内膜症の改善 ・乳房の良性腫瘍の発生率が下がる 低用量ピルの避妊効果 低用量ピルは正しく使えば、ほぼ100%避妊できます。 ただし決められた通りに使わなければ、失敗するリスクが高まります。 低用量ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンに似た2種類の女性ホルモンが配合されています。 服用することにより体内のホルモン状態が妊娠したときのようになり、体が錯覚し次の排卵が来なくなります。 排卵がなければ、妊娠はしなくなります。 排卵が止まって生理が来なくなっても服用をやめれば再び生理は始まります。 低用量ピルの副作用 低量用ピルは、ホルモンの配合量を極力減らして副作用のリスクはほとんどありません。 ただ体内のホルモンバランスが妊娠したときと同様の状態になるので妊娠の初期に似た症状が副作用として現れることがあります。 副作用が現れる割合はわずかでほとんどの人には何も起こりません。 もし吐き気などの副作用が起きてもホルモンが安定すれば、不快な症状が治まるケースがほとんどです。 主な副作用 うつ症状 ホルモンバランスの変化が精神的不安定をもたらし、イライラやうつ症状などが現れることがあります。 吐き気、倦怠感、頭痛 妊娠初期のつわりと似たような症状が現れることがあります。 具体的には吐き気や倦怠感、頭痛などです。 これらは一時的なもので通常1~2週間で落ち着きます。 乳房痛 乳房が張ったり痛みを感じたりすることが稀にあります。 不正出血 ホルモンバランスが急変化すると子宮内膜などが一部剥がれ、不正出血が起こることがあります。 眠気 体温が上昇することで眠くなる人がいます。 血栓症 ピルに含まれるエストロゲンは血液を固める作用があり、血栓症を引き起こすリスクがあるとされます。 ピルを服用していない人の発症率が0. 05%に対しピル服用者の発症率は0. 09%ほどです。 低用量ピルの正しい飲み方 初めて服用する場合は、避妊効果が現れるまで8日ほどかかります。 8日以降は薬を飲み続けている限り、排卵が止まった状態なので常に避妊の効果を発揮します。 服用開始のタイミング 自分の生活スタイルに合わせて服用開始日を選ぶとよいでしょう。 ただピルの種類によってはサンデースタートを推奨しているものやDay1ピルを推奨しているものがあります。 Day1スタート 最も一般的な服用開始の方法で生理初日から始める方法。 生理初日というのは、生理が始まってから24時間以内が目安。 服用開始日が一番分かりやすく避妊の効果も即日から得られます。 サンデースタート 生理が始まった週の最初の日曜日から飲み始める方法。 一般に月経が週末に重なることがないので週末は快適に過ごせます。 クイックスタート 飲み始めようと思った日が開始日。 通常は生理が始まったら飲むのが原則ですが、次の生理を待たずに飲み始めてしまう方法。 1日1錠、同じ時間に飲む 同じ時間に飲む最大の理由は、血液中のホルモン量が一定に保たれるためです。 血中のホルモン量が一定であることは、最も高い避妊効果を得るポイントとなります。 また同じ時間に飲むことで習慣化し、飲み忘れを防ぐことでできます。 21日間飲んで7日間休む 最初、21日間続けてピルを飲みます。 21日間服用後、7日間服用を休むか偽薬を飲みます。 7日間経過したら再び21日間ピルを飲みます。 この休薬期間の7日間に生理が起こります。 このサイクルができれば、休薬期間も避妊効果が得られます。 飲み忘れたら 飲み忘れに気付いた時間がいつも飲む時間から24時間経過しているかいないかを目安に対処法が変わります。 飲み忘れに気づくのが24時間以内だったら いつも飲んでいる時間から飲み忘れに気付くのが24時間以内であれば、ピルをすぐに服用し、その日の分もいつも通りに飲みます。 飲み忘れに気づくのが24時間を過ぎていたら ピルの服用を中止し、最初からやり直します。 次の生理が来るのを待ちます。 飲んでいたシートは破棄して、新しいシートで開始するのが、間違いないでしょう。 1日ぐらい飲み忘れても大丈夫だろうと勝手に予測するのは失敗の元です。 偽薬を飲み忘れたら 偽薬(プラセボ錠)には、ピルとしての有効成分は入っていないので飲み忘れても問題ありません。 飲み忘れた分は捨てて、7日間を間違えないようにだけ気をつけましょう。 7日間の間、偽薬は飲まなくても良いのですが、7日間という日数を間違わずにカウントすることと服用の習慣を忘れないために飲みます。 低用量ピルを使ってはいけない人 低用量ピルを飲まない方がいい場合があります。 ・経口避妊薬を使用して過敏症をおこしたことのある人 ・妊娠中に横断、持続性掻痒症または妊娠ヘルペスの症状が現れたことのある人 ・妊娠している、またはその可能性がある ・35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う人 ・授乳中の人 ・思春期前の女性 何らかの疾患または疑いがある人は必ず医師に相談しましょう。 保険は適用される? 治療目的であれば、保険は適用されますが、生理日調整や避妊目的の場合、保険適用外となります。 病院処方の場合、2,000~3,000円程度かかります。 加えて初診料・再診料が500~1,000円かかります。 検査をさせられるさらに費用がかかる場合もあります。 子宮内膜症や月経困難症などの治療の場合、保険適応の低用量ピルがあります。 処方される薬は「ルナベル」という製品です。 「ルナベル」はなぜか高く、3割負担でも2000円ほどかかりますのであまり差はありません。 避妊目的で低用量ピルを使う場合、病院処方は高いのでネットで購入する人も増えています。 低用量ピルの価格 病院で低用量ピルを処方してもらう場合の価格は2,000~3,000円程度。 加えて病院の初診料・再診料が500~1,000円です。 合計で2,500~4,000円程度の費用が1ヵ月当たりかかります。 一方、ネットで購入する場合、製品により違いますが、1,000~2,000円程度で購入できます。 1,000円以下の製品もありますのでかなりお得です。 低用量ピルの入手方法 低用量ピルは、薬局などで購入することはできません。 入手するは、「病院処方」か「ネット通販」となります。 避妊のために低用量ピルを初めて使う人は、病院で処方してもらう方が安心でしょう。 慣れている人はネット通販を利用するケースが多いです。 低用量ピル人気ランキング 第2世代低用量ピル。 日本では病院でも処方され、長年多くの人に愛用されているポピュラーなピル。 副作用が少なく安全性も確かで初心者には最適。 第2世代のピルなので時代遅れと考えている人もいるようですが、第3世代との効果に差はありません。 むしろ長年使われ、効果・副作用を検証され尽くされているので高い安全性が証明されています。 しかも第2世代ですが日本では数少ない認可されたピルとなっています。 自然なホルモン分泌パターンに似せて薬剤の含有量を低く抑えています。 月経のサイクルをコントロールするのに便利なので初心者でも使いやすく、副作用も起こりにくいとされています。 「トリキュラー錠21」と「トリキュラー錠28」があります。 日本人の体質に合いやすい。 体重増加やニキビ発生が少なく、不正出血も起こしにくいため好まれています。 ニキビの治療薬として皮膚科でも処方されているピルです。 多毛性にも効果があるとされています。 生理不順や生理痛をやわらげる効果もみとめられています。 副作用として男性ホルモン作用が少ないので性欲が減退すると感じる人もいるようです。 また服用当初むくみを感じる人がいますが、服用を続けることで治まることがほとんどです。 プラセボ(偽薬)無しの「マーベロン21」とプラセボありの「マーベロン28」。 小柄なアジア人の体質に合わせ作られた低用量避妊ピル。 ダイアンは避妊目的以外にもニキビや脂漏症の治療にも使われます。 そして数あるピルのなかで唯一男性ホルモン作用が無いピルなので男性ホルモンに起因する男性型多毛症、頭髪の抜け、多毛症など男性ホルモンが起因する疾病の治療にも使用されています。 また更年期障害の軽減、バストアップ、アンチエイジングなどの効果もあるといわれています。 マーベロンで効果が弱かった人が同じ第3世代のダイアンで効果を感じる場合が少なくありません。 体質によってマーベロンかダイアンを選ぶと良いでしょうん。 エストロゲンの含有量が0. 02mgと超低用量のピルなので第4世代を試すならまずコレでしょう。 ピル服用による吐き気の原因はエストロゲンですので、これまでのピルで吐き気を催して飲めなかった人には副作用リスクはより低くなるので試してみる価値があるでしょう。 元々体重増加の副作用をなくすために開発された製品です。 月経周期のコントロールにも優れ、PMSや月経過多にも効果が期待できます。 ニキビや不正出血の副作用も少ないので日本でも乗り換えが増えています。 超低用量ピル。 マーベロンよりもエチニルエストラジオール(女性ホルモン)の配合がさらに抑えられています。 女性ホルモン量を低く抑えているので体への負担は少なくなっています。 副作用を可能な限り抑えたい人におススメです。 しかも高い避妊効果はしっかり維持しています。 ピルの服用で太るという人やニキビの発生が気になるという人も安心して使えます。 飲み忘れや服用時間のズレには慎重に対応しないと避妊効果が薄れてしまうことがあります。 マーシロン28、マーシロン21の製品があります。 ピルの副作用である体重増加やニキビの発生をなくすことをメインに開発されたピル。 体内に存在する黄体ホルモンと似た成分を使用しているため、体重増加・むくみ・ニキビなどの副作用を大幅に改善されています。 今までピルが体に合わなかった人にも副作用の軽減が期待できるでしょう。 更年期障害の治療にも有効とされています。 米国ではかなり多く処方されているピルのひとつ。 21錠タイプのみ。 最初のころは高用量のピルだったので胃腸障害、静脈血栓塞栓症などのさまざまな副作用が出ると問題視されていました。 後に低用量ピルが開発され、副作用のリスクは徐々に改善されるようになってきたのです。 高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルの違いは、含まれている女性ホルモンの含有量です。 ・高用量ピル:卵胞ホルモンの含有量が50マイクログラムを越えるもの ・中用量ピル:ちょうど50マイクログラムのもの ・低用量ピル:50マイクログラム未満のもの とに分けられています。 どのピルにも避妊効果や女性ホルモンをコントロールする作用はあります。 ただ高用量なピルほど副作用のリスクが高くなります。 そこで身体に負担が少ない低用量ピルが最適とされていますし、病院での処方も低用量ピルがほとんどです。 \ SNSでシェアしよう! / ジェネリック医薬品トレンドの 注目記事を受け取ろう•

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低用量ピルで避妊出来るのは排卵が起きないからだけじゃない

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避妊効果が期待できるので妊娠の不安から解放される。 月経周期が規則的になる。 月経痛や月経前症候群 =PMS、いらいらなど が軽くなる。 出血期間が短くなり、月経量も減る。 にきびや多毛症がよくなる。 子宮内膜症の痛みが軽くなる 月経痛、月経以外の下腹痛・腰痛。 子宮内膜症の病巣 卵巣チョコレート嚢胞 が小さくなる。 子宮内膜症の術後の服用で、再発が減る。 良性乳房疾患が減る。 異所性妊娠 子宮外妊娠 、卵巣のう胞などが減る。 卵巣がんのリスクが減る。 子宮体がんのリスクが減る 服用を中止しても、その効果は持続する• 大腸がんのリスクが減る。 副作用 フレックスタイプ ヤーズと同成分のが処方可能です。 フレックスタイプは、3週間 21日 以上服用し、不正出血が3日以上起こった場合、また不正出血が無い場合は120日間連続服用出来る製剤です。 不正出血が3日以上起こったときと、不正出血が無い場合でも120日服用したら、4日間服用を中止 休薬 し、再度服用を開始するもので、最長で服用出来たら年に3回ほどの出血を起こすだけでコントロールが可能です。 連続服用タイプ ジェミーナは21錠タイプもありますが、28錠タイプを2シート、21錠タイプを1シート、計77日連続して服用することができます。 ピルに含まれるホルモンが原因で太る事はありませんが、水分貯留によるむくみ、食欲増進作用が、患者さんによっては現れることがあります。 服用前にきちんとした排卵・月経周期がみられる方は、服用をやめればいつでも妊娠できる状態に戻ります。 お酒を飲んでも特に問題はありませんがお酒の飲み過ぎで服用を忘れないようにしましょう。 またピルの成分が一緒に吐き出されてしまった場合は十分な効果が得られない可能性もありますのでお酒の飲み過ぎには注意をして下さい。 当院のOC料金は マーベロン 2,300円 トリキュラー 2,000円 ファボワール 1,900円 ラベルフィーユ 1,800円 で、いずれも税別です。

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低用量ピルのおすすめ3選。自分にあった低用量ピルを選ぼう

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東京女子医科大学医学部出身 現在産婦人科医として多方面にて活動をおこなっている。 信憑性ある情報を発信していく。 避妊薬としてのイメージが強いピルですが、それ以外にも生理不順や肌荒れの改善など様々な効果があります。 日本では1999年から解禁となり、産婦人科で処方を受けられるようになりました。 そんなピルはメリットが豊富である反面、副作用が強いという印象を持っている方も多いです。 この記事では、低用量ピルの効果と副作用についてご紹介します。 低用量ピルとは?どんなときに使う薬? 低用量ピルは、 卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンを配合した薬です。 服用によって、血中のホルモン量がコントロールされ排卵が止まるため、飲んでいる間は妊娠しなくなります。 その他のメリット 低用量ピルには避妊以外にも様々なメリットがあります。 ・月経痛の改善• ・経血量の改善• ・月経周期のコントロール• ・生理痛などの不快症状の緩和• ・子宮内膜症の治療• ・子宮筋腫の治療 低用量ピルの副作用について メリットの多いピルですが、もちろん副作用もあります。 それぞれ説明していきます。 血栓症のリスクが高まる ピルの最大の副作用として、血栓症が挙げられます。 症状として、足が突然むくんだり呼吸困難が起きたりします。 喫煙者はピルを服用することで血栓ができやすくなるため、 タバコとピルの併用は勧められません。 血栓ができやすい人は注意 以下の方は、ピルの服用により血栓症を引き起こすリスクが高まります。 ・ヘビースモーカー• ・心臓、肝臓、腎臓に持病がある方、• ・血栓症、脳卒中、心筋梗塞の既往がある方• ・乳がんがある方• ・子宮がんがある方• ・授乳中の方 当てはまる方は服用に関して医師と相談し、症状などを考慮して慎重に判断する必要があります。 つわりと似た、吐き気などが出る場合も ピルに体が慣れるまでは、不正出血や吐き気、だるさ、頭痛などつわりのような症状が現れることがあります。 しかしこれは一時的なもので、 通常は1~2週間、長くても10週間以内に落ち着きます。 食欲や体重が増加し、太ることも… ホルモンバランスの変化によって食欲が増加することがあります。 また副作用としてナトリウムや体液がたまりやすくなるため、むくみや体重増加がみられることもあります。 副作用の症状が軽い場合は経過観察を行いますが、重い場合は処方量を減らしたり服用を中止したりすることがあります。 乳房の張りがみられることも 乳房の張りは3~6ヶ月続くことがありますが、ホルモンが安定すれば不快な症状は落ち着きます。 乳房の張りが副作用として現れることは少ないので、もし症状が続く場合は婦人科や産婦人科で相談しましょう。 避妊効果が低くなることも 激しい下痢や嘔吐が続くとピルの成分をうまく吸収できず、 避妊効果が低くなる可能性があります。 体調を崩している方は注意が必要です。 乳がんについて 以前は副作用として乳がんの発症率が上がると言われていましたが、近年では ピルで乳がんの発生が増える可能性はほとんどないことが明らかになっています。 乳がんは年齢とともに発症率も上がるため、早期発見のためにも自己検診や1年に1度の乳がん検診、子宮がん検診を受けましょう。 低用量ピルの効果 低用量ピルの効果について詳しく説明していきます。 望まない妊娠を避け、自分の体を守るために有効な手段です。 避妊方法としては他に『IUD(避妊リング)』などもありますが、子宮内腔に挿入する必要があるため人によっては使いにくく抵抗を感じるかもしれません。 そういった面でも、ピルは取り扱いやすいでしょう。 生理周期の改善 ピルを服用することで、生理周期が規則正しくなります。 毎月同じ日に生理が来るようになるため管理しやすくなり、生理不順に悩まされている方にも効果的です。 また飲み方を調整することで、 生理を遅らたり早めたりできます。 旅行や出張など日時の決まったスケジュールにかぶらないよう、月経日をコントロールできるのは大きなメリットです。 生理痛やPMS、出血量の緩和 個人差はありますがピルにより女性ホルモンの状態を変化させることで、 PMS(月経前症候群)や生理痛を緩和できます。 ひどい生理痛や、生理前の頭痛、不快感の症状に悩んでいる方に有効です。 また生理時の出血量を減少させる効果もあります。 女性特有のがんを予防 ピルの服用によりホルモンバランスが変化するため、子宮内膜症の辛い症状を緩和することができます。 また長期間服用することで次のような 女性特有のがんを予防し、発症率を下げる効果も期待できます。 ・子宮体がん• ・卵巣がん• ・乳房の良性腫瘍 他にも、大腸がんを予防する効果もあると言われています。 肌荒れや多毛症の改善 ニキビの原因の一つとして男性ホルモンの増加が挙げられますが、ピルには女性ホルモンが含まれているためホルモンバランスが整い、 肌荒れを改善することが可能です。 ただし、逆にニキビができやすくなるピルもあるため確認が必要です。 多毛症に関しても、同様の理由で改善効果が期待できます。 服用をやめれば妊娠が可能 ピルを飲むタイミングにもよりますが、 服用当日~8日目以降に避妊効果が認められます。 服用を中止すると1ヵ月以内に排卵が再開され、妊娠が可能な状態になります。 まとめ 低用量ピルは、副作用が少なく安全性が高いといわれているお薬です。 避妊や悩みの症状があれば、婦人科で低用量ピルの服用について相談してみると良いでしょう。

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