ほ ちゅう えっ きとう 自律 神経 失調 症。 漢方治療の応用|井上内科クリニック(2018

補中益気湯ホチュウエッキトウ お手軽煎じ薬 5日分15包 虚弱体質 気力低下 疲労倦怠感 自律神経失調症 うつ食欲不振 寝汗 薬局製剤 :hochuuekkitoukpc5:創業明治42年 赤尾漢方薬局

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自律神経は、自分の意志とは無関係にはたらき、人の体を最適に保ちつづけるようにする神経で、交感神経と副交感神経がバランスをとりながら作用します。 たとえば、交感神経は運動した際に心拍数を増やし、副交感神経はリラックス時に心拍数を減らす作用があります。 胃腸に対しては逆で、副交感神経に胃腸の動きをよくする作用、交感神経に動きを遅くする作用があります。 この自律神経のバランスが崩れると、リラックス時に心拍数が増えたり、胃腸の調子がわるくなったりします。 症状は、 めまい、肩こり、・頭痛、頭重、手足のしびれ、手足の冷え、顔のほてり、動悸、不眠、寝汗、イライラ、不安感、倦怠感、食欲不振など・・。 このような症状があり検査で原因が見つからない場合は、自律神経失調症ということが考えられます。 原因は、精神的・身体的なストレス、不規則な生活をするなどの生活習慣、女性に多く見られるホルモンランスの変化とされています。 自律神経失調症の症状がでると、さらにそれがストレスになりホルモンバランスが変化したりする悪循環になることもあります。 漢方薬は、体全体のひずみを調整していくのが得意ですので、このような自律神経の乱れをなおすのに適しています。 実際、飲み始めて数日(早ければ1日)で効果をあらわしてくることもあります。 ただし、一般的に体質改善には日数を要します。 自律神経失調では成人女性のご相談が多いと思われがちですが、中高生の親御様からのご相談も結構ございます。 たとえば、婦人科でよく処方される加味逍遙散ですが、のぼせが無い冷え性の人には選びません(加味逍遙散には冷やす作用もあります)。 その人が訴える症状と体質にあわせて漢方薬を選ぶ必要があります。 柴胡加竜骨牡蛎湯煎薬(さいこかりゅうこつぼれいとう) 桂枝加竜骨牡蛎湯煎薬(けいしかりゅうこつぼれいとう) 柴胡桂枝乾姜湯煎薬(さいこけいしかんきょうとう) 抑肝散煎薬(よくかんさん) 半夏厚朴湯煎薬(はんげこうぼくとう) 補中益気湯煎薬(ほちゅうえっきとう) 女神散(にょしんさん) 心脾顆粒(しんぴかりゅう) 加味逍遙散(かみしょうようさん) 逍遥丸(しょうようがん) 芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん) 酸棗仁湯顆粒(さんそうにんとうかりゅう) シベリア人参(しべりあにんじん) エキス顆粒で成分が入りにくい生薬が入っているタイプの漢方薬は、煎薬をおすすめします。

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自律神経失調症

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健全な胃腸は健康の根本・・・それが補中益気湯のねらい 漢方ガイドのマルガリータ・ユキです。 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)について、帝国ホテルプラザ内「」の中医師・先生にお話をうかがいました。 ユキ:補中益気湯はエキス剤などでも非常によく処方されている漢方薬です。 食欲不振、倦怠感、胃腸の不調、夏バテなどに使われることが多いようですが。 先生:補中益気湯は弱った胃腸機能を健全に回復することを目的としていますが、実際には非常にさまざまな症状に応用可能で、使う機会が多い処方です。 補中益気湯を編み出した李東垣(12-13世紀)は、もっぱら「脾胃(ひい)」(胃腸機能・消化機能のこと)を補って元気をつけることがさまざまな病気や不調の治療の根本であるという考えの持ち主でした。 ユキ:適正な腸内環境が健康の維持や向上につながるという話は最近よく聞かれるようになりましたが、似たような考えですね。 先生:確かに胃腸が丈夫で消化機能が健全な人は概して健康だと思います。 腸内環境が脳や精神の健康にも影響を及ぼしているという考えも普及してきました。 自分はあてはまる? 補中益気湯が効くタイプ ユキ:補中益気湯が効くのはどのようなタイプの人ですか。 先生:補中益気湯は主に3つのタイプの人に効きます。 「気」というのは目に見えないエネルギーのようなもので、現代医学では治療対象として扱われませんが漢方では非常に重視しています。 「気虚」は、「気」が不足した状態のことです。 「脾胃気虚 ひいききょ 」証・・・消化吸収機能が低く、食べたものが体のエネルギーになってくれない体質です。 食が細くて体とりわけ四肢がだるい、疲労倦怠感が強く、声に力がない、息切れしやすい、食後に眠くなる、便が軟らかいか、あるいは腸管の弛緩により便秘になる場合がある、などの特徴があります。 「気虚下陥 ききょげかん 」証・・・体の組織、血液、体液などを正しい位置に引き留めておくために必要な「気」のパワーが不足したために、臓腑がだらりと垂れ下ったり、体内の液が漏れ出したりしやすい状態です。 胃下垂、脱肛、ヘルニア、子宮下垂や子宮脱、月経過多、不正出血、立ちくらみ、発汗、慢性的な下痢などの症状がみられます。 「気虚発熱」証・・・体力が低下して熱の発散がうまく機能せず、熱が体内にこもって浮いてくる状態です。 微熱、ほてりなどの症状が現れます。 のどが渇くけれども冷たいものより温かい飲み物を好むことが多く、疲れたときに症状が悪化しやすいのが特徴です。 熱があるからといってかぜ薬や抗生物質を用いると胃腸を弱らせて事態を悪化させることになりかねないので注意が必要です。 ユキ:補中益気湯さまざまな症状に応用可能ということですが、 食欲不振、疲労倦怠感、夏バテなどの他にはどのような病気・症状に効果的ですか。 タイプが合えばニキビ・不妊・生理痛・多汗その他いろいろな改善効果も 先生:まず上に挙げたとおり、補中益気湯は 脾胃気虚による便秘、気虚下陥による胃下垂、脱肛、ヘルニア、子宮下垂や子宮脱、月経過多、不正出血、立ちくらみ、発汗、慢性的な下痢、気虚発熱による慢性的な微熱、ほてりなどに効果があります。 他には 低血圧や起立性調節障害、自律神経失調症、頭痛、慢性胃炎、慢性肝炎、遊走腎、不妊症、性機能障害、ED(勃起不全)、かぜをひきやすい、めまい、眼精疲労、口内炎、手足のしびれがある人、病中病後や手術前後、妊娠中や産後の体力保持、あるいは老化防止などにも証が合えば使います。 ユキ: 多汗で悩んでいる人にはどうでしょうか。 補中益気湯が効く発汗はどのような汗ですか。 先生:気虚による発汗ですね。 運動や暑さに伴う健康的な汗ではなく、何もしないでも、あるいは少し動いただけでもだらだらと汗が出てくるタイプです。 ユキ: ニキビにも補中益気湯が使われると聞きましたが。 先生:免疫力の低下によっていつまでもニキビがなおらない方に効果を発揮します。 年齢が高めの方や、ステロイドを長期使用した方にこのタイプが多くみられます。 ユキ: 生理痛に補中益気湯が使われる場合は? 先生:生理痛にもいろいろなタイプがありますが、気虚が原因となっている時に効果的です。 そのほか、元気がない「脾胃気虚」タイプの男性不妊にも使います。 免疫力低下で再発しやすい膀胱炎やカンジダ感染症なども改善が期待できます。 ユキ:本当に使われる機会が多いのですね。 先生:あくまでも補中益気湯は上の 1 2 3 のタイプの気虚の方にふさわしいということを忘れないでくださいね。 たとえば胃腸の不調、便秘、下痢、微熱、ニキビ、不妊症、生理痛といってもさまざまな原因がありますから違うタイプの人に使っても症状は改善しません。 ユキ:気虚であっても補中益気湯以外の処方がいい場合もあるのですか。 先生:はい、気を補うというと、中身の減った鍋に上からどぼどぼとスープを注ぎ足すようなイメージもありますが、補中益気湯の場合は力なく垂れ下がった元気を下から持ち上げてしゃきっとさせるものですから、気虚であっても少し違う場合があります。 たとえば胃腸障害や微熱、感冒、各種炎症でも体力がまだ残っている場合は 小柴胡湯 しょうさいことう のほうがいい場合もあります。 脾胃気虚でもとくに気虚下陥がなく、とにかく脾胃を丈夫にして補気したい場合は 四君子湯 しくんしとう などの方がいいですね。 胃腸の不調に腹痛や胃けいれんなどを伴うときは 小建中湯 しょうけんちゅうとう など、おなかの冷えをとりたい場合は、 人参湯 にんじんとう が適しています。 補中益気湯が処方された場合、自分が 1 2 3 のタイプのどこかにあてはまるかどうかチェックしてみるといいと思います。 漢方の専門家に相談することをお勧めします。

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自律神経失調症 漢方薬治療

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grapps. 多くのツボが合流していることから 百会 ( ひゃくえ ) と呼ばれ、 血流の改善によって自律神経だけでなく全身の不調に良い効果が期待できます。 ここではいくつか、自律神経の乱れに効果が見込める漢方を紹介します。 柴胡桂枝乾姜湯 ( さいこけいしかんきょうとう ) 柴胡桂枝乾姜湯 ( さいこけいしかんきょうとう ) は身体と精神のどちらにも効果がある漢方で、 熱や炎症の除去、疲労の回復から神経の疲労回復、不眠の解消など、さまざまな効果を持ちます。 食欲不振や吐き気などの消化器系の異常や、発疹やかゆみ、肺機能の異常などの副作用が起こる可能性があります。 加味逍遥散 ( かみしょうようさん ) 漢方の世界では血流の異常を 血虚 ( けっきょ ) と呼びます。 加味逍遥散 ( かみしょうようさん ) は 血虚 ( けっきょ ) を解消する効果を持ち、 血流を整えることによる自律神経の乱れの改善が期待できます。 手足の冷え、のぼせ、生理不順や生理痛、頭痛、肩こり、けん怠感、不眠、神経症などに適応します。 また、そのような症状をともなう更年期障害や自律神経失調、月経前緊張症などにも好適です。 発疹やかゆみ、吐き気や嘔吐などの副作用がみられることがあります。 花月 ( かげつ ) 花月 ( かげつ ) は精神的な症状に作用する漢方です。 慢性的な緊張や興奮、苛立ちなど、またこれらの症状から発生する頭痛や肩こりなどを改善することができます。 これらの症状は血流を悪くする可能性があり、解消することによって自律神経の乱れを整える効果が見込めます。 発疹やかゆみ、吐き気や嘔吐などの副作用がみられることがあります。 補中益気湯 ( ほちゅうえっきとう ) 補中益気湯 ( ほちゅえきとう ) は 胃腸のはたらきを良くする効果と、疲労回復、食欲の改善や免疫力低下の改善などの効果 があります。 成分に含まれる 当帰 ( とうき ) は血流を改善する効果があり、これによって自律神経の乱れを正常に戻すさようが期待できます。 胃腸のはたらきを良くすることは活力の改善にもつながるため、自律神経だけでなく身体的に良い効果を持つ漢方です。 加味帰脾湯 ( かみきひとう ) 加味帰脾湯 ( かみきひとう ) は本来、 胃腸にはたらく漢方です。 ですが緊張やいらだち、不眠などにも効果がある漢方で、体が弱い人でも服用できます。 精神的な興奮を鎮める効果と血流を良くする効果によって、自律神経の乱れを改善する見込みがあります。 むくみや血圧上昇などの副作用がみられる場合があります。 香蘇散 ( こうそさん ) 香蘇散 ( こうそさん ) も 加味帰脾湯 ( かみきひとう ) と同様、体の弱い人でも服用できる漢方です。 体のほてりや冷え、水分循環や抑うつ症状の改善に効果があります。 水分循環はむくみや気だるさを引き起こし自律神経の乱れの原因になる可能性があるため、これを改善することで自律神経を正常な状態に戻す効果が見込めます。 食欲不振、軽い吐き気などの副作用を引き起こすことがあります。 黄連解毒湯 ( おうれんげどくとう ) 交感神経がはたらきすぎて 血圧があがっていたり、動悸、筋肉の緊張などを引き起こしている人に効果がある のが 黄連解毒湯 ( おうれんげどくとう ) です。 黄連解毒湯 ( おうれんげどくとう ) に使われている生薬は 黄連 ( おうれん ) 、 黄ごん ( おうごん ) 、 黄柏 ( おうばく ) 、 山梔子 ( さんしし ) といった、熱を下げたり緊張を鎮めるものが多く含まれています。 胃の不快感や発疹などの副作用を引き起こすことがあります。 抑肝散 ( よくかんさん ) 抑肝散 ( よくかんさん ) は 神経のたかぶりを抑える効果や筋肉の緊張を沈める効果があります。 自律神経が乱れると苛立ちや不眠、筋肉の硬直がみられますが、これらを改善することによって自律神経の乱れ自体も正常に戻る可能性が期待できます。 特徴的なのが服用対象者で、 抑肝散 ( よくかんさん ) は赤ちゃんや子供向けに作られている漢方です。 大人でも服用でき、精神的な補助薬として処方されることがあります。 肝機能値の異常や吐き気などの副作用を起こすことがあります。 釣藤散 ( ちょうとうさん ) 釣藤散 ( ちょうとうさん ) は 高血圧やそれに付随する頭痛、めまい、肩こりなどに効果がある漢方です。 不眠症などの改善も期待できます。 脳の血管を広げる 釣藤鈎 ( ちょうとうこう ) や、水分循環を改善する 茯苓 ( ぶくりょう ) 、 半夏 ( はんげ ) などを含み、自律神経の乱れから来る症状の改善が期待できます。 食欲不振や胃の不快感などの副作用を引き起こすことがあります。 桃核承気湯 ( とうかくじょうきとう ) 漢方では血行障害や鬱血のことを 瘀血 ( おけつ ) と呼びます。 桃核承気湯 ( とうかくじょうきとう ) は 瘀血 ( おけつ ) に効果のある漢方で、 生理などの血に関する生理現象についても状態を和らげる効果があります。 自律神経の乱れは血行障害を引き起こすことがあるため、これを改善することによる自律神経の乱れの改善が見込めます。 だるさや血圧の上昇、食欲不振などの副作用を起こす場合があります。 柴朴湯 ( さいぼくとう ) 柴朴湯 ( さいぼくとう ) は免疫力低下に効果のある漢方です。 神経の興奮を鎮めたり、抑うつ状態の改善にも効果を発揮します。 水分循環を改善する 茯苓 ( ぶくりょう ) が含まれているため、前述した神経の鎮静に加えて水分循環の改善による自律神経の乱れの正常化が期待できます。 発疹や食欲不振などの副作用が起きることがあります。 苓桂朮甘湯 ( りょうけいじゅつかんとう ) 苓桂朮甘湯 ( りょうけいじゅつかんとう ) には 柴朴湯 ( さいぼくとう ) と同様、水分循環を改善する 茯苓 ( ぶくりょう ) が含まれているため、 水分循環を改善することによる自律神経の乱れの改善が期待できます。 また、他にもめまいや立ちくらみ、動悸などについても効果があり、体の弱い人でも服用できるという特徴があります。 胃の不快感やむくみ、筋肉の痙攣などの副作用が起きることがあります。 抑肝散加陳皮半夏 ( よくかんさんかちんぴはんげ ) 抑肝散加陳皮半夏 ( よくかんさんかちんぴはんげ ) は 筋肉の緊張を解消したり、神経の興奮状態を鎮める効果がある漢方 です。 また、 苛立ちや不眠症などについても効果があり、身体的、精神的のどちらにも改善が見込める漢方です。 体が弱い子供などでも服用できます。 胃の不快感や血圧上昇、むくみなどの副作用が起きることがあります。 桂枝茯苓丸 ( けいしぶくりょうがん ) 桃核承気湯 ( とうかくじょうきとう ) と同様で、 桂枝茯苓丸 ( けいしぶくりょうがん ) は 瘀血 ( おけつ ) に効果がある漢方です。 血行を改善することによる自律神経の乱れを整える効果が期待できます。 茯苓 ( ぶくりょう ) が含まれているため、水分循環の改善も期待できます。 胃の不快感や肝機能値の異常などの副作用が見られることがあります。 半夏厚朴湯 ( はんげこうぼくとう ) 半夏厚朴湯 ( はんげこうぼくとう ) は神経の興奮を鎮め、 抑うつや不眠など精神的な症状に効果を持つ漢方です。 この漢方にも 茯苓 ( ぶくりょう ) が含まれているため、水分循環の改善も期待できます。 比較的よく処方される漢方で、喘息などの治療にも使われます。 胃の不快感、食欲不振などの副作用を引き起こすことがあります。

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