土の中の細菌 さいきん などの研究をしていたワクスマンが見つけた微生物 びせいぶつ 放線菌とは、主に土の中に住んでいる 微生物 びせいぶつ のことです。 ワクスマンは、学生のときレポートを書くために、大学の農場で、いろいろな深さの土を集めて 細菌 さいきん やカビを調べていました。 すると土の中に細菌 さいきん でもカビでもない微生物 びせいぶつ がいることに気づいたのです。 それが放線菌でした。 放線菌がいる土では、他の細菌 さいきん の数は減ります。 このことから、放線菌には他の細菌 さいきん などをたおす力があると考えたワクスマンは、放線菌を研究し、結核 けっかく に効く抗生物質 こうせいぶっしつ ・ストレプトマイシンを発見しました。 戦争での負傷者 ふしょうしゃ の治療 ちりょう に備えて強力な殺菌力 さっきんりょく を持つ物質を研究 ワクスマンが 微生物 びせいぶつ の研究をしていたころ、第二次世界大戦が始まろうとしていました。 戦争が始まれば、多くの兵士がいろいろな 感染症 かんせんしょう にかかり命を落としてしまいます。 きっと、感染症 かんせんしょう に良く効(き)くくすりが必要になると考えたワクスマンは、ペニシリンよりも強力な物質を見つけだそうと、熱心に微生物 びせいぶつ の研究をしていたそうです。 そうして結核 けっかく に効果のある抗生物質 こうせいぶっしつ ・ストレプトマイシンを発見したワクスマンは、その功績が認 みと められて、1952年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
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細胞培養の主な種類 初代培養 初代培養とは通常生体の組織から切り取られた、もしくは酵素消化によって分離させた細胞を体外で培養して最初の植え替えをするまでのものを指します。 初代培養は in vitroの状態では培養器面を一層の細胞で覆うと分裂を中止するため、長い時間同じ状態では保持できません。 この比較的短い時間の中で初代細胞培養はその細胞の持つたくさんの生体内での分化特性を保持します。 厳密に言えば初代培養の定義としては一回でも継代 passage させていないものを指し、一回でも継代したものは細胞系(セルライン)と呼ばれ、「初代」ではありません。 一般的に、提供者からもらった「初代培養細胞」は少ない回数で継代されている細胞のことを指します。 継代培養 継代培養は単一の細胞から、限られた回数(約30回程度、細胞によって変動する)までしか増殖できない培養(有限細胞系)か、または培養している間に何らかの変異を起こして無限増殖できる細胞の培養(無限細胞系)の2種類があります。 限られた寿命をもつ細胞系(有限細胞系)は通常二倍体であり、ある程度の分化状態を維持しています。 このような細胞系が約30回程度分裂した後に老化するという事実から、そのような株の長期維持を目的としたマスターセルバンクとワーキングセルバンクの構築が不可欠であるといえます。 無限増殖の出来る細胞(無限細胞系)は、癌細胞への形質転換によって無限増殖を可能にしていることがほとんどです。 癌細胞株の大部分は、実際の臨床癌に由来していますが、ウイルス癌遺伝子や化学処理によって形質転換を誘導することもできます。 形質転換された細胞株は、事実上無限に生存可能であるという利点がありますが、その反面、本来の in vivoでの特性がほとんど失われているという欠点もあります。 培養形態 増殖状態にある細胞は大体1~2種類の形態で培養されます。 浮遊培養系(シングルセル、もしくは小さな細胞塊になって浮いている状態)、もしくは一層で培養容器に接着する接着培養系です。 これらの細胞の形態は例えば生物の体内にあった時に血液内にあったリンパ球や白血球などは浮遊系細胞が多く肺や腎臓などから採取した細胞は接着性細胞が多いなど、元々分化していた場所の特性を継ぐ傾向にあります。 接着系細胞は更に分類され、上皮系細胞(endothelial cell, 例:BAE-1)、内皮細胞(epithelialcell、例:Hela)、神経芽系細胞(neuronal cell、例:SH-SY5Y)繊維芽様細胞(fibroblast、 例:MRC-5)、など元の組織に由来している形態が多数あります。 Table 1ではそれぞれの細胞形態によってよく使用される細胞株を紹介しています。 様々な細胞の形態の例 HeLa -epithelial BAE-1 -endothelial SH-SY5Y -neuronal MRC-5 -fibroblast 表Table 1 各細胞形態において使用頻度の高いセルライン 接着性細胞株 細胞株名 由来生物種および組織 細胞形態 MRC-5 ヒト 肺 Fibroblast HeLa ヒト 子宮頸部 Epithelial Vero アフリカミドリザル 腎臓 Epithelial NIH3T3 マウス 胎仔 Fibroblast L929 マウス 皮膚 Fibroblast CHO チャイニーズハムスター 卵巣 Fibroblast BHK-21 シリアンハムスター 腎臓 Fibroblast HEK293 ヒト 腎臓 Epithelial HepG2 ヒト 肝臓 Epithelial BAE-1 ウシ 大動脈 Endothelial SH-SY5Y ヒト 神経芽細胞腫 Neuroblast 浮遊性細胞株 細胞株名 由来生物種および組織 細胞形態 NS0 マウス 骨髄腫 Lymphoblastoid-like U937 ヒト組織球性リンパ腫 Lymphoblastoid Namalwa ヒト バーキットリンパ腫 Lymphoblastoid HL60 ヒト 前骨髄球性白血病 Lymphoblastoid-like WEHI231 マウス リンパ腫・Bリンパ球様 Lymphoblastoid YAC1 マウス リンパ腫 Lymphoblastoid U266B1 ヒト 骨髄腫・Bリンパ球様 Lymphoblastoid 細胞環境(培地の構成成分) 通常では、細胞培養には滅菌的な環境と増殖に必要な栄養が必要です。 滅菌的な環境という基本的な条件に加え、細胞培養にはpHと温度の安定も求められます。 過去約30年に渡り、様々な培地の組成が検討・開発され商業化されてきました。 元来、平衡塩類溶液は哺乳類の心筋細胞の収縮性を維持するために使用されており、タイロード液は初代哺乳類細胞に使用するために当初開発されました。 その後、これらの培地は改良が重ねられ、必須アミノ酸、ビタミン、脂肪酸や脂質などが加えられるようになりました。 その結果、現在のような様々な細胞が増殖可能な培地へと変化していったのです。 培地の組成は各構成物が最適な濃度になるように厳密に定められています。 標準培地の基本構成成分• 無機塩• 炭水化物• アミノ酸• ビタミン• タンパク質、ペプチド• 脂肪酸、脂質• 血清 各構成成分には、下記のような具体的な役割があります。 無機塩 培地に含有される無機塩にはいくつかの役割がありますが、主に細胞の浸透圧平衡の維持、そしてナトリウム、カリウム、カルシウムイオンの供給による膜電位の制御に役立ちます。 これらはすべて、細胞接着での細胞マトリックスにおいて、また酵素の補因子として必要になります。 バッファー系 ほとんどの細胞はpH 7. 2~7. 4という条件で増殖するため、最適な培養条件を整えるにはpHの厳密な調節が不可欠です。 この最適条件には大きな変動があり、線維芽細胞にはより高いpH(7. 4~7. 7)が適するのに対して、形質転換細胞株の連続培養にはより低いpH(7. 0~7. 4)が必要です。 新しく培養を始める場合、細胞播種直後のpH調節が特に重要で、このpH調節は通常、下記の2種類のバッファー系のうちどちらかを用いて行います。 HEPES(製品番号 )は、pH 7. 2~7. 4での緩衝能に優れていますが、比較的高価で、高濃度では一部の細胞型に対して毒性を示す場合があります。 HEPES(製品番号 )で緩衝した培養では、気体環境の制御は必要ありません。 市販の培地の大部分は、pH指示薬としてフェノールレッド(製品番号 、)を含有しており、常に培地のpHを色で確認することができます。 通常、色が黄色(酸性)または紫色(アルカリ性)になったときに培地を交換するか補充してください。 炭水化物 エネルギーの主な供給源は炭水化物で、通常は糖として供給されます。 用いられる主な糖はグルコースとガラクトースですが、マルトースやフルクトースを含有する培地もあります。 より高濃度の糖を含有する培地は、より幅広い細胞型を培養することができます。 ビタミン 血清は、細胞培養における重要なビタミン源です。 しかし、多くの培地ではビタミンも強化されており、常に幅広い細胞株に適合するようになっています。 ビタミンは、多くの補因子の前躯物質です。 多くのビタミン、特にビタミンB群は細胞の分裂と増殖に必要で、一部の細胞株にとってはB12の存在が不可欠です。 また、ビタミンA、ビタミンEが増量されている培地もあります。 培地で一般的に使用されるビタミンンには、リボフラビン、チアミン、ビオチンなどがあります タンパク質、ペプチド タンパク質やペプチドは、無血清培地において特に重要です。 最も一般的なタンパク質およびペプチドとしては、アルブミン、トランスフェリン、フィブロネクチン、フェチュインがあり、これらは培地への血清を添加して、元々存在している血清と交換するために使用されます。 脂肪酸、脂質 タンパク質やペプチドと同様、血清中に広く存在しているため、無血清培地において重要です。 たとえば、コレステロールとステロイドは不可欠です。 微量元素 微量元素としては、亜鉛、銅、セレン、トリカルボン酸中間体などがあります。 セレンは解毒剤であり、酸素フリーラジカルの除去に役立ちます。 すべての培地は基本的な成分から調製することも可能ですが、その調製には長い時間が必要で、そのためコンタミネーションの危険性も高まります。 そういった理由から、大半の培地は成分調製済み粉末、または10倍、1倍の液体として販売しています。 本書「細胞培養マニュアル」には、一般的に使用される培地をすべて掲載しています。 粉末または10倍液体培地を購入された場合、粉末を溶解したり、液体培地を希釈するために使用する水は、無機物、有機物、微生物によるコンタミネーションがあってはいけません。 また、発熱物質が含まれていてもいけません(本書に記載の水(製品番号 、細胞培養用)を使用してください)。 一度調製した培地は、使用前に滅菌ろ過する必要があります。 もちろん、Sigma-Aldrichの1倍液体培地を購入された場合はこの手順は必要ありません。 血清 血清は、アルブミン、増殖因子、増殖抑制物質の複合混合物で、細胞培養培地の最も重要な成分の1つであるといえます。 最も一般的に使用されている血清は胎児ウシ血清です。 新生仔ウシ血清、ウマ血清など、他の種類の血清も販売しています。 血清の品質、種類、濃度はすべて細胞増殖に影響を与える可能性があるため、細胞増殖性能について、血清バッチのスクリーニングが重要になります。 また、クローニング効率、コロニー形成率、そして細胞特性の維持など、血清バッチの選択に役立つ試験は他にもあります。 血清は培養液の緩衝能を向上させることもでき、これは増殖の遅い細胞、また播種密度の低い場合(細胞クローニング実験など)に重要となる可能性があります。 また、撹拌培養中や細胞スクレーパーの使用中に生じうる物理的損傷から細胞を保護する役割もあります。 他にも血清の利点をあげると、培地ごとに増殖因子の必要条件が異なるにもかかわらず、多様な細胞種に使用できることがあります。 さらに、毒素を吸着して中和することができます。 しかし、血清はバッチごとに性質の差があり、このことが生産プロトコールの標準化を困難にしています。 また、血清の使用にはコンタミネーションの危険性が伴います。 この危険性は、Sigma-Aldrichのような信頼できるメーカーから血清を購入することで最小限に抑えることができます。 大量の血清を扱うメーカーは、一連の品質管理試験を行なって血清の分析証明書を発行しているからです。 血清の場合、特に牛ウイルス性下痢症ウイルス(BVDV)とマイコプラズマの有無について試験しています。 ただし、熱非働化済み血清は、細胞培養において日常的に使用する必要のあるものではありません。 また、培地調製のみならず、それ以降の工程を考えても、血清の使用には多くの経費が必要となります。 8 mgのタンパク質が含有されることになり、これによって後の工程が複雑になります。 血清使用のガイドライン FBS(Fetal bovine serum)は長きに渡り生物学系の研究に使用され、その実績は高く評価されています。 しかしBSE(Bovine Spongiform Encephalopathy:牛海綿状脳症、狂牛病、BSE)が1986年にヨーロッパを中心に広く発生し、またこの病がヒトのクロイツフェルトヤコブ病の病原体に関連性が高いとされたために、全てのウシ原料製品に安全性を注意する傾向が見られるようになりました。 またEU(European Union)のガイドラインでもウイルス関連に対しては供給先、試験対象品目に着目し、特に屠殺、もしくは製品の原料となる物質の採取時のクロスコンタミネーションの可能性等に注意を払っています。 2によると、ウシ由来の製品に関して安全性を期するためにも主要条件確認の実施は推奨されています。 主要な条件とは、ウシ原料の由来国、採取時のウシの年齢、屠殺時の条件、ウシの使用可能な部位(組織)、また精製の過程などです。 医薬品製造時の過程でのFBS使用は、幾つかの使用条件(原料供給先、ウシの年齢、感染性物質についての工程内管理試験に関する明確な書類)に限り許可されています。 継代時期 —増殖曲線とは- 実験を始める前に播種した細胞がどの様な増殖を示す傾向にあるのかを知っておくのは大事なことです。 その細胞の通常の増殖以外の変化がわかれば、細胞に問題が起きたのがすぐに分かりますし、もし分からなければその実験系に重大な影響があるかも知れません。 典型的な増殖曲線はS字カーブを描き、また一般的な細胞は下の4つの期間からなる増殖曲線を描きます。 遅滞期 Lag Phase この時期では細胞は分裂しません。 この時期、細胞は新しい環境に適応しようとしている状態で、この時期の長さは細胞密度や播種時の損傷回復の時間によります。 対数増殖期 Logarithmic Log Growth Phase この時期の細胞は活発に活動し、細胞密度が指数対数的に上がります。 細胞集団はこの時期に一番活発になるために細胞機能を評価するにはこの時期が一番適切です。 各セルラインはそれぞれに異なった細胞増殖動態を示すためそれぞれの最適な細胞集団倍化時間をこの時期に算出します。 この時期の後期に細胞を継代するのが一般的です。 定常期 Plateau Stationary Phase 細胞密度が高くなり、細胞の増殖が止まる、または遅くなります。 死滅期 Decline Death Phase 細胞が死に始めた状態で生細胞が減少する時期です。 この時期に死ぬ細胞は栄養成分の枯渇が原因だけではなく細胞周期の自然な流れにもよります。 in vitroにおける細胞の老化 細胞が培養の中でどれだけ生きられるかを示す指標としては二つあります。 継代数(passage number):細胞が継代(細胞を別の培養容器に植え継ぐ)された数。 細胞分裂回数(the population doubling pd number :PDL):正常細胞では、ある一定の分裂回数を経て老化、死滅することから、継代数よりも確実な管理方法とされています。 細胞培養において、培養している細胞の年代を知るのはその細胞の寿命を把握したり、継続的に培養することによって細胞の一部が変異して特性が変わったりするのを知るのにとても有用です。
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医薬品はほとんど石油から作られている。 だから毒性があって危険なので飲まない方がいい。 そんな話を聞いたことがあります。 あるいは、食品には食品表示法という法律があって、原材料名を明記することになっているのだから、「薬も石油が原料なら石油からできていますと明記してほしいですね」という意見も聞いたことがあります。 石油って偉大ですね。 ややだけでなく、薬まで作ってしまうのでしょうか。 そして石油から作られた薬って危険なのでしょうか。 1.結論• 医薬品のほとんどが石油から作られているとは言えないが、かなりの種類の医薬品原料の元の元をたどると石油にたどり着く場合がある。 しかし、原料が石油だから薬は危険だというのは間違い。 2.薬の製造方法 医薬品は多くの場合、元々は天然物から抽出されていましたが、化学構造が明らかにされると、人工的に合成されるようになりました。 人工的に合成を行う場合、その原料として石油から作られたものが用いられていることがあります。 例えば抗生物質のペニシリンは、最初は青かびから抽出されましたが、化学構造が明らかになると、人工的に合成されるようになりました。 ビタミン類もそうです。 ビタミン類は食品の中に含まれますが、現在では化学的に合成することが可能なっているものもあります。 ペニシリンの化学構造 ビタミンCの化学構造 ただ、「すべての薬が石油から作られている」は言い過ぎでしょう。 まず、化学構造が複雑で合成しにくい場合や、天然物から抽出した方が安く、十分な量が確保できるのなら、合成によらず、天然物を精製して薬としています。 あるいは化学合成によらず、微生物を使った発酵法によって薬を作る場合もあります。 この場合は、石油由来の原料を使うことはほとんどないでしょう。 また、化学合成で作るとしても、その原料が必ずしも石油とは限らない場合もあります。 石油より安価で入手性が良ければ石油以外の原料も使われます。 3.アセチルサリチル酸(アスピリン)の例 例えば、アセチルサリチル酸の例で説明します。 アセチルサリチル酸は商品名をアスピリンといい、鎮痛剤としてよく知られていますよね。 もともとはヤナギの樹皮から抽出されたサリチル酸が痛み止めとして使われていたのですが、その副作用を抑えたものがアセチルサリチル酸です。 アセチルサリチル酸は化学合成で作られています。 その作り方を参考までに以下の図で示しています。 フェノール サリチル酸 サリチル酸 無水酢酸 アセチルサリチル酸 アセトアルデヒド アセチルサリチル酸の合成経路 アセチルサリチル酸はフェノールという物質に炭酸ガス(CO 2)、水酸化ナトリウム(NaOH)、硫酸(H 2SO 4)を使ってサリチル酸を作り、サリチル酸に無水酢酸を化合させて作ります。 これらの原料のうち、炭酸ガス(CO 2 )、水酸化ナトリウム(NaOH)、硫酸(H 2 SO 4 )は石油ではありませんね。 フェノールはベンゼンという物質から作られます。 ベンゼンはもともと石炭から作られていましたが、現在では石油から作られることが多くなっています。 無水酢酸はケテンと酢酸から合成されます。 酢酸は酢の成分でから害はありません。 ケテンはアセトンという物質から作られ、アセトンは石油からも作られますが、一般的には酢酸カルシウムの乾留工程で副生されるそうです(ウィキペディアから)。 医薬品に石油由来の物が含まれているかどうかについては、このように製造工程をいちいち調べて、その原料がどこから来たかを調べなければわかりません。 石油由来の原料が使われていない場合もたくさんありますから、薬はすべて石油から作られているとは言えませんね。 しかも、石油由来の原料が入っているとしても、それは原料のうちの一部に過ぎません。 4.石油が原料の薬は危険なのか では、石油由来の原料が使われていた場合、その薬は危険なのでしょうか。 答えはノーです。 薬の化学構造がまったく同じなら、それが石油由来の原料から作られていようが、天然物から抽出したものであろうが、まったく同じです。 石油から作られたから危険とか、天然物から抽出したから安全ということは一切ありません。 なぜか。 それは、同じ化学構造であれば、その作り方が合成であろうが、天然物の抽出であろうが、人間の体はどちらも全く区別がつかないからです。 人間の体は、化学構造が同じなら同じように反応します。 食品表示法では食品に原材料名を記載することになっていますが、それはどうしてでしょうか。 それは、食品の場合は単に原材料が混ざっているだけだからです。 例えば、砂糖が含まれていれば、甘く感じ、塩が含まれていればしょっぱく感じますよね。 それは砂糖が甘いからであり、塩がしょっぱいからです。 つまり原材料の性質がそのまま、食品の性質に引き継がれます。 あるいは、原材料に大豆を使っている場合は、大豆アレルギーのある人は大豆に含まれるある特定の物質によってアレルギー反応を起こします。 それは大豆に含まれるアレルギー物質がそのまま、食品の中に入っているからです。 しかし、薬の場合は、石油由来の原料を使っているからと言って、石油の性質がその薬に受け継がれることはまったくありません。 それは、単に石油が混ざっているわけではなく、化学反応を起こした結果、薬の化学構造になっているからです。 石油のもとの性質はまったく関係なく、薬としての性質に完全に変わってしまいます。 言い方を変えれば、食品の場合は原材料の混合物ですから、原材料の性質が残ります。 しかし、薬の場合は化学反応によって化合物になっていますから、ものと原材料の性質はまったく残りません。 混合物と化合物の違いです。 だから、薬が何から作られたかを表示しても意味がありません。 お米は料亭御用達の厳選国産ブレンド米や選りすぐりの産地銘柄米。 5.薬は用法、用量を守って安全に 薬は、はじめは天然物から抽出されてきました。 中には非常に高価でお金持ちしか使うことができない薬もありました。 しかし、その化学構造が明らかになり、人工的に合成されるようになると、価格が劇的に低下し、一般の人々もその薬を使えるようになってきました。 その結果、命を救われた人は数えきれないでしょう。 薬の化学構造は非常に複雑で、合成することはとても難しいのですが、化学者たちが知恵を絞ってその化学合成方法を発明し、今日では多くの医薬品が化学合成で作られています。 (私は大学で化学を学びましたが、大学の研究室の中でも合成化学をやっている連中というのは、できるだけ難しい化合物を合成することに生きがいを感じるという人たちです) その原料の中にはもともと石油だったものもありますが、合成されてしまうと、石油の性質はまったくなくなり、医薬品としての性質に完全に変わっています。 石油だから危険とか、天然物だから安全とか言うことは全くありません。 ただし、薬というものは必ず副作用があります。 「薬と毒は同じものである。 違うのはその量だけである」という有名な言葉があります。 原料が石油だろうが、天然物であろうが効き目は同じですが、副作用も同じです。 むやみに薬を使うと、その薬の原料が天然物だとしても危険であるということは同じです。 ヒポポタマスが求めたのは、ゴッホの絵画にある『星月夜』のブルー。 オーガニックコットンとバンブー(竹繊維)レーヨンの混紡とすることによって立体感ある色合を創出。 濃色を実現しながら人体にも安心・安全で、かつ環境保全が叶う手法を求め、5時間以上の洗い工程を採用。 硬水の石鎚山の地下水 バージンウォーター を洗浄に使って柔らかな風合いに仕上がりました。 その後、ゴッホの『ひまわり』を写し取ったオレンジが生まれ、現在は11色のバリエーションに拡充しています。 求める色を実現する過程で、ヒポポタマスは高品位なタオルとなっていきました。 色こそが最上の価値をつくり出したヒポポタマスのアイデンティティなのです。 記事を読んでくれてありがとうございます。 また興味深いご質問感謝します。 私も時々アリナミンのようなビタミン剤を飲みますが、オシッコが黄色くなりますね。 これはオシッコにビタミンB2が混じるからなのだそうです。 ビタミンB2はそれ自体が鮮やかな黄色をしていますから。 ビタミンB2は、必要とされる量(1㎎~2㎎)より多く摂取すると、余剰分がオシッコとして排出されるのでオシッコが黄色くなります。 例えばアリナミンに含まれるビタミンB2は1回3錠飲んだとして12㎎ですので、それだけで余剰になってオシッコが黄色くなります。 一方、野菜、たとえばホウレンソウ100gに含まれるビタミンB2は0. 2㎎、果物、たとえばレモン100gに含まれるビタミンB2は0. 07㎎しかありません。 野菜や果物はビタミンたっぷりと思われているかもしれませんが、意外に少ないのです。 だから必要量を超えないのでオシッコは黄色くならない。 (というかビタミン剤のビタミン量が無茶苦茶多いということ。 ) オシッコが黄色くなるかならないかは、人間の身体が天然のビタミンとビタミン剤のビタミンを判別しているわけではなく、単に量が多いか少ないかということのようです。
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