ismedia. しかし、結局この事態を受けて、3月15日に「政府から新たな発表があるまで休校」とのお達しが出てしまった。 3月14日から、国を挙げての引きこもり状態が続いている。 外出禁止令は現状3月中までを目処としているようだが、それまでにウイルス感染状況が落ち着く見通しは立たず、感染者数は増える一方だ。 実質上の自宅軟禁状態 現在のスペインは、薬局とスーパー以外すべて休業状態。 「不要不急」の外出は禁止されている。 スペインのニュース番組によれば、以下のような外出も禁止とのこと。 違反すれば逮捕の可能性もある。 ペットには適度な運動が必要という認識のようだ。 ただし、基本的には「日用品の買い出し」および「ATMでの現金引き出し」以外は禁止となっている。 誰かと対面しなければ問題はないのかと思い、「スタジオを借りて1人でフラメンコの自主練習をしてもいいか?」と貸しスタジオのオーナーに聞いてみた。 私がスペインに来たのは本場のフラメンコを学ぶためでもあり、自宅に閉じこもっていては時間のムダだからだ。 しかし、「スタジオを使っているところを近隣住民に見られたら、通報される可能性があるから貸せない」と言われた。 普段おおらかに見えるスペイン人も、外出禁止令という緊急事態にかなり神経質になっているようだ。 外に出ることができないため、現在はインターネットを利用してビジネスを行おうという動きが活発になっているようだ。 語学やフラメンコはオンラインでの授業が続々と登場している。 また、レッスンビデオをユーチューブに投稿する人も増えてきた。 フラメンコで言えば、自宅で足打ちの練習ができる吸音パッドなどのネット販売がにわかに増え始めている。 転んでもただでは転ばない逞しさを感じた。 スーパーもいつもとは違う仕様に 緊急事態宣言が出てから、初めてスーパーマーケットへ出かけてみた。 街は人もまばらでサイレンの音も聞こえ、歩くだけで緊張感がある。 スーパーに到着すると、数人が入り口の前で何となく列を作っていた。 通常とは違い、多くの人が一度にスーパーに入店することができなくなっているようだ。 見ていると、1人がスーパーを出ると新たな1人をスーパーに入れるシステムのようだ。 レジ係の「Pasa(通って)」という合図で入場することができる。 入場すると、ビニールの手袋を手渡される。 買い物をするには、手袋の装着が必須になったのだ。 マイビニール手袋を持参している人も多く見かけた。 会計に関しても、通常は前の人がレジに品物を置いたら、その直後に仕切りを置いて自分の買う品物を置けたのだが、前の人の会計が終わってから次の人がレジに進めるシステムに変わった。 人と人とのコンタクトを極力避けようということだろう。 店員がマスクをしているのはもちろん、客の多くもマスクをしたり口周りをバンダナなどで覆ったりする人が多い。 普段のスペインでは考えられない光景だ。 品揃えは、3月14日にスペイン最大のスーパー「Mercadona」で経験したスカスカ状態を覚悟して行ってみたものの、良い意味で裏切られた。 食料品に関しては、特に深刻な品切れはないようだった。 ただし、相変わらずトイレットペーパーはなかった。 国鉄も運行休止 スペインには「Renfe」と呼ばれる国鉄が走っている。 しかし、3月18日からすべての列車が運行休止。 3月18〜28日までの日付のチケットは、すべて自動的にキャンセルされてしまうという。 今回の国鉄休止に関する直接の因果関係は不明だが、事態が特に深刻な首都マドリードなどの北部から南部アンダルシアへ逃れる人が多くいたことが原因の一つだと言われている。 タクシーやバスなどはまだ運行しているものの、Renfeの運休により、長距離の移動はかなり困難になってしまっている。 経済悪化による差別への懸念 経済が停滞していることによるストレスからか、悪意の矛先がアジア人に向かうケースもあるようだ。 バルで食事をしていたら、スペイン人に「お前らのせいで今こんな状況になっているんだ」と怒鳴られた、と日本人の友人が話していた。 これまでとは周囲の目がガラリと変わってしまい、悪意に満ちた視線を受けることも多くなったいう。 また、スペイン語教師によれば、子供間での「イタリア人いじめ」も顕著になっているという。 両親が家庭内でイタリア人に対する差別的な発言をするために、それを聞いた子供が同じように差別的な発言をするようになったらしい。 悪いことは何でも人のせいにしたがるのは、スペインだけでなく世界中の庶民の悲しい性なのだろうか。 コロナウイルスによる経済活動への影響が長引けば長引くほど、普段は表に出て来ない差別問題が表面化し、社会に暗い影を落としそうで気持ちが悪い。 2月下旬に日本から到着したときは、「暖かくておおらかな街」というイメージが強かったセビリア。 しかし今回の事態を受けて、一気に街の雰囲気が冷え込んでしまった印象だ。 とはいえ、SNS上の呼びかけで、毎晩8時に医療関係者などへの敬意を表し、皆でバルコニーに出て拍手をするなどの温かい活動も行われている。 人々の心が完全に冷え切ってしまう前に、一刻も早くこの事態が収束することを願いたい。 筆者:川嶋 沙瑛子 外部サイト.
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チケットの購入はインターネットで事前に グエル公園は19世紀初めにガウディが、集合住宅にする予定で建築したもの……ですが、住宅が売れなかったため市に寄贈して公園になりました。 色とりどりのタイルで飾られた波打つような曲線のベンチ、お菓子の家のような土産物屋、バルセロナのシンボルともいえるドラゴンの噴水、かつてガウディが住んだ家など、個性的なモチーフが至る所に散りばめられた広大な公園。 無料で何時間いても構わないので、晴天の日はサンドイッチ持参でピクニックもおすすめ。 5ユーロ サグラダファミリア 夜間のライトアップも素敵。 幻想的なサグラダファミリア ガウディ作品の中でも最も有名なサグラダファミリア。 1800年代から今もなお建築中の大教会です。 細かい彫刻でキリスト教の世界観を表現した受難と生誕の門、ガラスやモザイクで装飾された高い塔の先端部分、ステンドグラスが美しい聖堂、サグラダファミリア建築の全てが分かる地下博物館など、見るべきポイントが盛りだくさん。 内部には階段と有料のエレベーターがあり、バルセロナの街が隅々まで見渡せる塔の先端に上れます。 残念ながら内部の見学はできませんが、重厚な門と細かい細工がなされた鉄製のテラスの柵などカルベット家のリッチさが表れた建築物です。 どうしても内部が見たい人は、建物内にある同名のレストランで食事をしてみては? ガウディもいそうなクラシックでゴージャスな雰囲気が素敵なレストラン。 また同じ建物の一階にはチョコラテス・ブレスコというカフェもあります。 こちらもおすすめ。
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部屋数 1部屋 大人 名 子供 名 帰国時のお子様の 年齢をご選択ください 1人目 歳 2人目 歳 3人目 歳 4人目 歳• 2部屋 大人 名 子供 名 帰国時のお子様の 年齢をご選択ください 1人目 歳 2人目 歳 3人目 歳 4人目 歳• 3部屋 大人 名 子供 名 帰国時のお子様の 年齢をご選択ください 1人目 歳 2人目 歳 3人目 歳 4人目 歳• 4部屋 大人 名 子供 名 帰国時のお子様の 年齢をご選択ください 1人目 歳 2人目 歳 3人目 歳 4人目 歳• パンプローナの牛追い祭 スペインと言えば闘牛のイメージを持つ方も多いのでは。 スペイン男子の象徴とも言える雄牛への崇拝と、牛との闘いを街全体で行う祭りが、北部ナバーラ州パンプローナにあります。 牛追いの祭礼「サン・フェルミン祭」は、ニュースでも取り上げられる世界的に有名な祭り。 7月6日から14日まで、仮想パレードやコンサートが昼夜問わず開かれ、街中が人であふれ返ります。 メインイベントの牛追いは毎日午前8時から。 わずか800メートル先の闘牛場まで、牛に追われて走ります。 参加資格は18歳以上である以外に特に決まりはありませんが、毎年のようにけが人も出ており、現在もまだこの祭りは保険も対象外のようです。 サン・セバスティアン スペイン北部でビーチリゾートと言えば、サン・セバスティアンは外せません。 海上貿易の中継地として発展し、近代にはいち早く工業化に着手したため、国内でも裕福な地域を形成しています。 注目を浴びるきっかけとなるのが、19世紀に世界の王族が保養地として訪れたこと。 それからは高級リゾートとして一気に栄え、今でも高級ホテルと星付きレストランが集まる街として知られています。 そこで当地を訪れたら、郷土料理のバスク料理を堪能しましょう。 手軽なピンチョスなら、街中で気軽に楽しめます。 もうひとつのお楽しみは、国際ジャズフェスティバルと国際映画祭。 サン・セバスティアンの夏を彩る世界的なイベントです。 ラ・マンチャ観光 小説「ドン・キホーテ」の舞台となった地方。 済んだ青い空はどこまでも高く、乾燥した広大な赤土の丘には一面にブドウ畑。 白い円柱にゆったりとまわる風車小屋と、17世紀に描かれたドン・キホーテの冒険そのままの姿を今でも残しています。 突進のシーンで有名な風車は、カンポ・デ・クリプターナにあります。 つくられたのが16世紀中ごろですから、ドン・キホーテは当時の最新技術に突っ込んでいったことになりますね。 壊れて動かなくなったままの風車やドン・キホーテ像が、作者セルバンデスの偉業をたたえるように並んでいます。 マドリッドからは列車でわずか2時間程度ですから、首都観光にあわせて訪れてもいいですね。 古都トレド 古代ローマ時代に城塞が築かれ、その後イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の攻防に翻弄され、それぞれの文化が入り交じり成立している街トレド。 スペイン観光の目玉ともいわれ、旧市街の全体が世界遺産として登録される魅惑の迷宮都市です。 最大の見どころはトレド大聖堂。 完成までに250年以上かかったスペインキリスト教の総本山は、非常に精緻なデザインが施され、高い芸術性を誇ります。 内部のトランスパレンテや画家エル・グレコの作品群なども色鮮やかで、そのすべてに目を奪われます。 イスラムがこの街を後にした今も伝統は残り、タイルや石畳で彩られた街並みは他では見られない、スペイン文化の最高峰と言えるでしょう。 サラマンカの旧市街 スペイン最古の大学サラマンカ大学をはじめ、マヨール広場や貝の家などが世界遺産に登録されるサラマンカ。 ローマ帝国、イスラム、キリスト教から影響を受けた、他に類を見ない街並みが特徴です。 13世紀よりヨーロッパ中から学生が集まるサラマンカ大学は、当時から最先端の知の集積地であり、また図書館の荘厳さと蔵書の数は必見です。 街のシンボルとなっている新旧の大聖堂も、それぞれの時代を反映した造形美で、こちらも見どころのひとつです。 外壁に無数のホタテ貝の装飾が埋め込まれた貝の家は、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者を守る騎士団の邸宅。 観光案内に訪れるだけではもったいない観光スポットです。 マヨルカ島 地中海に浮かぶ太陽の島マヨルカ島は、年間300日以上も晴れ渡る南ヨーロッパでも屈指のビーチリゾート。 昔からの地中海の楽園はヨーロッパのハワイとも言われ、またバルセロナから飛行機で1時間弱というアクセスの良さから、バカンス先の筆頭にも挙げられるそうです。 ビーチももちろん美しく、緑豊かな島内をトレッキングするアクティビティも充実しているので、とにかく海外では遊びたい! という人には絶好の島。 色彩豊かな街並みも新鮮なシーフードも南欧のワインもすべて極上で、観光地として開発されているおかげで滞在に困ることもほとんどありません。 人工真珠も有名な島ですから、自分用のお土産もこれで決まりですね! イビサ島の生物多様性と歴史地区 地中海に浮かぶイビサ島は、貴重の遺産と自然に最新のカルチャーまでそろう太陽の楽園。 島全体が世界遺産として登録されていて、かつて海上貿易で繁栄した人々の痕跡は文化遺産として、特有の海生生物が守る自然は自然遺産として、後世に伝えていくべき存在として知られています。 そのためこの島の自然は開発から守られ、世界中から観光客がこの島のリゾートをゆったりと楽しみに訪れます。 もうひとつの顔が、最新のカルチャーシーン。 ヨーロッパ中から集まったリゾート上級者たちが、多くのクラブをこの島で提供します。 繰り広げられるDJプレイにあついナイトライフを求める人が吸い寄せられ、眠れない夜が今日も続きます。 バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ バレンシアの街は、地中海貿易がもたらした富の上に築かれたと言われます。 世界遺産に登録されるラ・ロンハ・デ・ラ・セダは、その時代の絹の商品取引所。 聖堂のようとも楽園のようとも言われる建築物は、当時の最新技術によってつくられた豊かさの象徴です。 地中海のもたらした豊かさは、有名な火祭りに反映され今でも残ります。 祭りではフィナーレにわざわざつくった巨大な人形を盛大に燃やし、スペイン全土に春の訪れを告げます。 忘れてはならないのが、この街が育んだ食文化。 パエリアの発祥の地として有名で、民族意識の高いスペインの他の地方にも、バレンシア料理が人々の日常に溶け込み愛されています。 バル・デ・ボイ フランスとの国境にある狭く側面の切り立った谷バル・デ・ボイ。 ここにある初期ロマネスク様式の宗教建築物は、イスラムの侵攻が及ばなかったキリスト教建築物として、またヨーロッパから多くが失われたロマネスク様式の教会群として、世界遺産に登録されています。 バル・デ・ボイにある教会の特色は、優雅な鐘楼を持つことと、精巧な石造建築物であること。 これはイスラムの侵略に備えたフランス国王が、当時の最新技術を持ったイタリア建築の大家をこの地に呼び、その集大成として完成させたからだと言われます。 またサン・クレメン教会に描かれる「全能者キリスト」は、カタルーニャロマネスク芸術を代表するものとして有名です。 バレンシア 世界遺産ラ・ロンハやバレンシア美術館など、歴史的建造物がこの街の観光を象徴するように並びますが、その実体はスペイン第3の都市。 温暖な地中海の恵みを人々が享受し、文化や経済で古くより世界水準の都市を形成してきました。 バレンシアがもっとも熱くなるのは3月。 世界的に有名な火祭りは12日~19日に開催され、通り沿いに飾られた大きな人形を一斉に燃やし、イベリア半島に春の訪れを告げます。 8月には近くの街ブニョールでトマトを投げ合うトマト祭りが行われ、こちらもニュースで毎年のように報じられます。 祭りの壮大さはこの街の人々の成熟度の表れ。 ビジネスからカルチャーまで、この街は見どころに事欠きません。
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