急性 扁桃 腺 炎 うつる。 急性扁桃炎はうつる?仕事はどうなる?薬や食事で治す?

慢性へんとう炎|耳鼻咽喉・頭頸科|順天堂医院

急性 扁桃 腺 炎 うつる

この時期、夏風邪と間違えやすいのが「扁桃炎」です。 熱が出たり、のどの痛みがあり、夏風邪だと思い市販の風邪薬を飲んでも、治りが悪い、こうした場合、のどの入り口付近の扁桃が炎症を起こした「扁桃炎」かもしれません。 また、扁桃炎は、慢性化し何度も繰り返す人もいます。 悪化すると、うみが広がり手術が必要になったり、腎炎などの引き金になったりすることもあります。 軽く見ないで早めの治療が大切です。 そこで、7月1日(月)、松井宏夫の「日本全国8時です」(TBSラジオ、月曜あさ8時~)で、扁桃炎について取り上げました。 扁桃の場所ですが、口を大きく開いて舌をやや下げるようにした状態でのぞきこんでみると、のどの奥の左右にぷっくりと膨らんでいる部分があります。 これが一般的にいわれる扁桃で、医学的には口蓋扁桃(こうがいへんとう)と呼ばれます。 人間の体には「免疫」と言う働きがあります。 外から異物が入ってきたときに、すかさず、それを攻撃して排除してしまいます。 体外からの入り口の鼻や口で免疫機能を持っているのが口蓋扁桃なのです。 そのため、扁桃の表面にたくさんの凸凹があります。 これは、のどにやってくるウイルスや細菌をなるべく多くくっつけるためですが、細菌やウイルスの巣になりやすいという面ももっています。 疲れやストレスなどで抵抗力が弱ると感染を広げ、炎症を引き起こしてしまいます。 これが「扁桃炎」です。 昔は扁桃のことを「扁桃腺」と呼びました。 「腺」というのは、リンパ腺とか甲状腺とかの「腺」で、体に不要なものを排出したり、必要なものを取り込んだりする働きがあります。 ところが扁桃は、扁桃腺と呼ばれていましたが、実際には「腺」ではなかったんです。 そのため、近年では、扁桃腺ではなく、扁桃と呼ぶのが正しい呼び方となっています。 原因となる細菌は、溶連菌や黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、梅毒、淋菌などさまざまです。 またウイルスでは、インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが原因で発症することもあります。 ただ、いずれの細菌やウイルスも強いものではないので、通常は感染しても身体の免疫力で減少・除去されてしまうことがほとんどですが、免疫力が低下していると発症してしまいます。 扁桃は、まさに防衛の最前線なのです。 両方の扁桃が腫れることもありますし、片方だけのこともあります。 また息苦しくなったり、ものを飲み込みづらくなったりします。 食事ができない、あるいは水も飲めないほどの痛みがあります。 さらに、38度以上の発熱、寒気や震え、首のリンパ節のはれ、身体のだるさ、頭痛、関節痛などがあります。 症状が進むと首が腫れてきて、口も開けにくくなります。 ここが大きなポイントです。 ただ、症状だけでは判断しづらい場合もありますので、耳鼻咽喉科で早急にのどを診てもらうことをおすすめします。 問診と視診で、まず診断がつきます。 その扁桃炎は、人にうつると思っている人もいます。 でも、それはありません。 さきほどもお話したように、免疫力の低下が引き金になって発症します。 ですので、免疫力がある健康な人が、扁桃炎にかかっている患者さんと接しても、まず、扁桃炎がうつることはありません。 一方、細菌性の場合は主に抗菌薬も用いられます。 具体的にはペニシリン、セフェム系抗生剤で、食事が取れるのであれば、抗菌薬等の内服でも治療可能ですが、食事が取れない場合は、入院の上、抗菌薬の点滴をします。 それは、扁桃炎が慢性化した慢性扁桃炎の場合です。 慢性扁桃炎は、扁桃炎を何度も繰り返すもので3つあります。 「慢性単純性扁桃炎」、「習慣性扁桃炎」、「扁桃病巣感染症」の3つです。 慢性単純性扁桃炎は大人が多く、子供は少ないです。 急性扁桃炎から移行する場合と、喫煙・飲酒・化学物質の吸入などが原因となる場合があります。 一方、習慣性扁桃炎は、1年に4回以上、2年に5~6回以上の急性扁桃炎を繰り返すものです。 扁桃の深いところに炎症の病巣ができてしまい、刺激を受けることで、炎症が繰り返しおきます。 症状は、急性扁桃炎と同じで、高熱、強い痛み、そして膿などです。 習慣性扁桃炎の原因は、幾つかありますが、副鼻腔炎など鼻の空気の通りが悪くなり、口呼吸をするようになると、細菌やウイルスが直接、扁桃に届くようになり、発症を繰り返すことなどがあります。 その他、体質などの影響もあり、苦しんでいる方も多いです。 最後の扁桃病巣感染症は、扁桃から離れた皮膚、関節、腎臓に疾患が引き起こされる状態です。 日本の基準では、小児においては感染症が1年で4~5回以上、または2年で5~6回以上ある場合に手術の必要性があるとしています。 また、抗菌薬による治療を行っても改善しない重度の急性扁桃炎や、扁桃の肥大による閉塞で睡眠障害が起こる場合などにも手術が検討されます。 手術時間は30分から1時間程度ですが、手術の検査のために、2日ほど、術後に5日から6日ほどの入院が必要です。 手術後に入院が必要な理由は、切除部分を切ったままの状態にしておかないといけないので、出血することがあるなど、注意しなければならないことがあるためです。 ただ、一般的にはその心配はありません。 影響が出る方も稀にいますが、多くは免疫力が落ちることはないとされています。 手術で摘出する扁桃は、主に口蓋扁桃です。 その他にも、扁桃は周辺に多くありますので免疫力が極端に落ちることはありません。 十分な睡眠を取り、食事もきちっととり、規則正しい生活です。 無理はしない。 特に糖尿病など全身疾患のある人は、より注意して体力の温存に努めましょう。

次の

急性扁桃炎(きゅうせいへんとうえん)とは

急性 扁桃 腺 炎 うつる

風邪と似た症状が出る扁桃腺炎ですが、いつまで経っても咳が残るなどの理由で再診した結果、扁桃腺である事が判明するケースも少なくありません。 扁桃腺炎の症状としては以下のようなものがあげられています。 ・38度以上の高熱 ・咳 ・喉の痛み ・寒気がする ・関節が痛い ・頭痛 ・耳の痛み 以上の事から見ても、風邪の症状と変わらない事が分かります。 しかし、診察してもらって喉を検診したら扁桃腺炎である事が明らかに分かります。 特に、子供の扁桃腺は腫れやすく分かりやすいため、お母さんが見ても腫れが分かります。 また、ちょうど耳の下から顎にかけて触った時にしこりがあると、扁桃腺が腫れている可能性が高くあります。 この扁桃腺炎、ウィルスが感染するとすれば相手の抵抗力が下がっている時にはその相手にも発症してしまいます。 ですから、扁桃腺炎はうつらないとしても、相手の抵抗力次第で発症してしまう事を知っておきましょう。 症状としては、上記にあげたような症状が出ます。 では、もう少し咳の症状について見ていきましょう。 扁桃腺炎で見られる咳の症状は以下のようなものがあります。 この痛みは、咽頭が腫れて起こるため、食べ物はもちろん、つばを飲み込む事も出来ないほど喉が痛くなります。 これは、鼻水が喉を通る事が原因で咳が表れるため、小まめに鼻をかむ・吸引で鼻水を取る事が出来ます。 咳が続くと肺炎や他の病気の原因になりかねませんから、このような咳は放置せずに正しい治療をしましょう。 また、咳が原因で他の人に「扁桃腺炎」がうつる事はないとしても、風邪の菌をうつして抵抗力が低くなった時に相手が扁桃腺炎に繋がる危険性は大いにあります。 咳が出る際には、人込みを避ける・マスクをするなど他の人にうつさないように気を配りましょう。 扁桃腺炎には急性と慢性があります。 多くの場合、急性扁桃腺炎を一定期間患って慢性に繋がるケースが多くあります。 では、それぞれの症状と原因を見ていきましょう。 38度以上の高熱が出た場合、扁桃腺の周りにある常連菌が増殖して扁桃腺に腫れとなって症状が出るため、高熱が出たら先ずは扁桃腺や耳の下から顎にかけてしこりがないかどうかをチェックしましょう。 咳や鼻水が出るケースもありますが、風邪と軽く見ないように気を付けなければなりません。 また、抗生物質が効かないという症状も聞かれます。 慢性扁桃腺炎になると、長期に及ぶ薬物治療や、扁桃腺切除手術も必要になりますから出来るだけ早めに完治するようにしましょう。 原因としては疲れやストレス、空気の乾燥、喫煙・お酒の飲み過ぎなど免疫力を下げる原因が大きく関わっています。 疲れをためないように気を付けましょう。

次の

夏風邪と間違えやすい「扁桃炎」その症状と治療

急性 扁桃 腺 炎 うつる

【治療】 のどの痛みのみで軽い場合は消炎鎮痛剤、うがいなどをおこないます。 発熱を伴う場合には溶連菌に有効なペニシリン系の抗生物質が処方されます。 高熱や首のリンパ節が腫れて、体がだるい場合では数日間の安静が必要であり、入院して抗生物質の点滴をすることもあります。 年に4回以上の扁桃炎を繰り返す場合、扁桃腺を取る手術が有効です。 これまで多くの難治性の病気が扁桃病巣疾患であることが分かってきています。 扁桃を取る手術をすると多くの患者様の症状が改善します。 扁桃の炎症を繰り返してないか、扁桃の炎症によってひどくなるような他の部位の病気を持っていないか、尿の異常を指摘されたことはないか、たばこを吸っていないか(たばこを吸っていると術後の改善率が下がります)などを聞きます。 それ以外にも炎症反応やASO値などの血液検査、尿検査、扁桃の細菌検査があります。 それらの検査を総合的に判断し、手術が必要かどうかを判断します。 1才ぐらいまでは細菌、ウイルスなどの病原体がのどの奥や食道に入らない役目をしているといわれています。 しかし、1才以降は全身的な免疫力が獲得され、扁桃の役割はほとんどなくなります。 逆に扁桃病巣疾患を起こすこと以外にも急性扁桃炎になったり、扁桃が腫れていびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になったりします。 よって扁桃を摘出してもほとんど問題は起きません。 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう) 掌蹠膿疱症は皮疹が手掌(しゅしょう:手のひらのこと)および足蹠(そくせき:足の裏のこと)に限局して多発する難治性の皮膚疾患です。 改善率は90パーセント以上と極めて高い結果が得られています。 また、扁摘の後、皮疹が一過性に悪化した場合、また発症から手術までの期間が短い場合、皮疹の消失も術後早期に認められます。 扁摘はこの病気に対してもっとも推奨すべき治療法であると考えられます。 【扁桃腺をとると手の状態が良くなります】 扁桃腺をとって3ヶ月後 2. 胸肋鎖骨過形成症(きょうろくさこつかけいせいしょう) 胸肋鎖骨過形成症は胸骨、肋骨、鎖骨に原因不明の異常骨化をきたす疾患です。 主な症状は、胸肋鎖骨肥大部の疼痛で、緩解・増悪を繰り返し徐々に進行します。 単独で発症することはまれで、約80パーセントに掌蹠膿疱症を合併します。 扁摘の有効性は掌蹠膿疱症と同様に極めて高く、過去の報告では胸部痛の改善を示した例が81パーセントと非常に高い改善率を示しています。 IgA腎症 IgA腎症は糸球体腎炎の中でもっとも頻度が高い腎臓病で、昔はほとんど進行しないといわれてきました。 しかし、最近になって発症してから20年で20パーセントから40パーセントが腎透析に陥ることが判明し、画期的な治療法の確立が待たれています。 従来、急性上気道炎や急性扁桃炎のときに尿潜血や尿蛋白を認める患者様が20パーセントから30パーセントあり、扁桃との関連性が注目されてきました。 実際に扁摘の有効性は高く、血尿は82パーセント、蛋白尿は68パーセントの高い頻度で消失しています。 特に、急性扁桃炎で尿所見の悪化がみられる場合や発症してから早期で腎臓の状態が悪くない場合に扁摘が有効であるといわれています。 その他の疾患 上記3つの病気のほかに、アレルギー性紫斑病、尋常性乾癬、反応性関節炎などは60パーセントから70パーセント、持続する微熱は50パーセントといわれています。 これらの疾患においても上気道炎による症状の悪化や持続性の咽頭痛を伴う症例には、扁摘が有効な場合も多く、当院でも積極的に手術をおこなっております。 現在では細菌などに対する扁桃での免疫の異常が原因であるとされています。 つまり細菌抗原に対する抗体が扁桃でつくられ、免疫複合体を形成し、これが各臓器に達して二次感染を引き起こすと考えられています。 実際にIgA腎症の腎臓、掌蹠膿疱症の皮膚には免疫複合体の沈着が認められ、その血液中には免疫複合体の上昇が認められます。 これらの患者様にとって短期間で負担の少ない扁桃の手術で症状の改善をみることは多大な福音となります。 ここに書かれている病気でお悩みの方は一度耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診することをお勧めします。

次の