ホトトギス 育て方。 ホトトギスの育て方!植え替えや挿し木の方法や時期は?

ホトトギス(杜鵑)とシロホトトギス(白杜鵑)の育て方

ホトトギス 育て方

ジョウロウホトトギスは山奥の渓谷にある岩場や崖などに自生する多年草植物であり、寒さはそれ程弱くは有りませんが、高温を嫌うため育てる環境は温度変化が少ない場所を選ぶ事がポイントとなります。 鉢植えと庭植えのどちらでも栽培は可能になりますが、 鉢植えで行う場合は、秋から春までの季節においては日向で育ててあげて、晩春になった時には日陰に移動させてあげます。 また、夏時期は極力温度変化が少ない場所を選び、7割ほどの遮光が可能な涼しい日陰で育て、鉢の周りには人工芝などを敷いてあげて、打ち水を行って湿度を作り出すのがコツです。 庭植えの場合は、鉢植えのように移動する事は出来ませんので、育てる環境をしっかりと把握して決める必要が有ります。 まず、暑さを嫌いますので夏時期に日陰になる場所を選び、鉢植と同じ用土を入れ替えてあげてから、周囲より50㎝から60㎝程の高さの花壇をつくり、そこに植え付けます。 また、自生している場所と似たような環境を作ることで成長も良くなるため、周りにはシダなどの植物を植えてあげるなどして、湿度を一定に保つことが出来る環境づくりを行う事が庭植えでの栽培のコツです。 尚、種まきは2月から3月にかけて行い、 肥料につては鉢植えや庭植えどちらの場合も3月から10月の中で程してあげます。 また、植え付けや植え替えなどは種まきと同時期の2月から3月頃に行うのが良く、鉢植えから庭植えに切り替える時などは2月から3月頃が適している季節となります。 鉢植えで育てる場合は、乾燥し難い鉢を選ぶ事がポイントで、直径15センチ以上の、深めの山草鉢などを選ぶと良いでしょう。 ジョウロウホトトギスは水はけが良い事、そして湿気を好みますので、桐生砂や富士砂、赤玉土、軽石砂と言った多孔質の砂を何種類選び、 それと腐葉土を混ぜ合わせて培養土を作りだします。 また、栽培を行う人の中にはミズゴケを使って湿気を作り出す人も多いと言われており、ミズゴケにより湿気と水はけを良くしてくれる効果を期待出来ます。 また、栽培する環境は空中湿度を保てる、半日陰の場所を選ぶ事が大切で、 5月上旬頃までは日当たりが良い場所において太陽の光を当ててあげますが、これ以降は直射日光は厳禁であり、日陰になる場所を選びます。 鉢植えの場合は、鉢を移動させてあげれば良いわけですが、庭植えの場合は簡単には移動が出来ませんので、 5月以降に日陰になりやすい場所を選ぶ事が栽培における最大の課題となります。 尚、鉢植えで行う場合は、真冬の時期は出来る限り凍ることが無いようにし、霜よけ下に置いておく必要があります。 水やりは適度な湿気を好みますので、適度に行う事が大切ですが、 あまり多くの水を与えてしまうと根を腐らせてしまう事になるため、過湿は禁物となります。 目安としては春時期から秋時期にかけては1日1回、冬場の休眠期においては2~3日に1度の割合で水やりを行い、表土が乾いたら十分に与えることと、葉の裏側を乾燥させないように霧吹きなどを利用して水やりを行って管理をしていきます。 植え替えを行う時などは元肥としてリン酸の成分が多い緩効性化成肥料を施します。 目安としては3~4号鉢で一掴み程度であり、3月から5月にかけては親指大の固形の油かすを、3~4号のサイズの鉢で月に1個を目安にし、更に、チッ素が多く含まれている液体肥料を選んで、 週に1度の割合で2000倍に薄めて与えてあげます。 6月から10月頃は、リン酸が多く含まれている液体肥料を週に1度の割合で、2000倍に薄めて与えてあげると良いでしょう。 尚、葉の色が悪い場合などでは、葉面散布肥料を3倍以上に薄めて与えてあげると葉色を良くさせることが出来ます。 また、庭植えで行う場合もこれらと同じ要領で与えてあげると成長を良くさせることが出来ます。 5月から9月にかけて白絹病になる事も有りますが、これをそのままにしておくと毎年発生するようになるので早目の対処が大切です。 また、害虫についてはナメクジやカタツムリ、ハダニと言ったものが発生します。 ナメクジやカタツムリは若葉や新芽などの柔らかいものを食害してしまいますので、見つけ次第退治をする事が大切で、鉢植えなどの場合は鉢の裏側もチェックをしておきます。 また、ハダニは温暖な時には一年中発生し易いと言われているのですが、ハダニが発生する要因の一つとして湿度不足が有り、 栽培を行う環境の見直しが大切だと言われているのです。 尚、増やし方としては挿し木や種まきが有りますが、挿し木の場合は5月から6月にかけて、茎を3から5節ほど付けてカットし、、川砂、赤玉土、鹿沼土などの用土にさします。 種は秋口に出来るので、2月から3月に種をまくことで増やす事が出来ます。 ジョウロウホトトギスはユリ科の植物でホトトギス属に分類されており、別名をトサ ジョウロウホトトギスと言います。 尚、 ジョウロウホトトギスには幾つかの種類が有りますが、サガミ ジョウロウホトトギスやスルガ ジョウロウホトトギスと言うのは、日照や湿度、 温度の変化に対して弱くいため、育て方が難しい事からも栽培には向いていないと言われています。 日本国内には10種類ほどが生息していますが、 ジョウロウホトトギスの生息地は四国地方の太平洋側であり、山奥の渓谷などにある湿った岩場や崖に生息していると言われており、原産地についても四国地方になります。 因みに、ホトドギス属と言うのは、植物のホトトギスであり、多年生草本植物になります。 ホトドキスは日本を初め、台湾やフィリピンなどを原産とする植物でもあり、山野の林の下、林縁や崖、傾斜地と言った場所に生息しており、特に日当たりの弱い場所を好みます。 日本、台湾、朝鮮半島などの東アジア圏の中では19種類が生息していると言われており、その内13種類が日本が生息地もしくは原産であり、日本の中には様々なホトトギスの仲間が存在している事になります。 尚、ホトトギスは地域的な固有種も存在しているのが特徴で、 ジョウロウホトトギスにおいても四国などに生息する固有種です。 中には園芸用の盗掘が多く行われてしまったり、鉱物採取、ダム建設、開発事業を目的とした道路建設のために山を切り開いたりしたことになり、絶滅が叫ばれている種類も有ると言います。 日本に生息しているホトトギスの仲間は13種類ほどだと言いますが、その内 ジョウロウホトトギスについては四国地方を原産としています。 釣り鐘状の黄色い色をした花が特徴で、花の長さは約5㎝程の大きさになります。 山地の渓谷と言った湿気が多い場所、岩場や崖などの生息しており、 日当たりがそれほど強くない湿気を持つ場所を好むのが特徴です。 葉のわき部分から1つから2つの花を咲かせるのが特徴で、花の内側には赤紫色の斑点が有るのも、この花の最大の特徴と言えます。 因みに、ホトトギスの種類と言うのは色々な模様が特徴でもあり、 この模様や色に魅力を感じて栽培を行う人が多いのです。 また、葉の部分は幅が広くなっており、葉自体には光沢は少なく、産毛の様な毛が生えているのも特徴です。 茎の長さは40センチから1メートルほどで、花を多く付けることで弓なり状に伸びて垂れ下がって来るため、 茎が垂れても平気な場所に栽培を行ったり、鉢を置くようにします。 ジョウロウホトトギスは園芸分類においては草花や山野草に分類される植物ですが、落葉性を持ち日陰でも栽培が出来るなど、ホトトギスの仲間の中では比較的育てやすい種類だと言われており、 10月頃に黄色い花を開花させてくれます。 尚、自然に自生している環境と同じような場所を好むため、耐暑性は弱いのが特徴でも有り、夏時期の暑い時などは極力温度変化が少ない環境の場所を選んで栽培をする事が大切だと言います。

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ホトトギスの育て方|植え付けや植え替えの時期は?|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)

ホトトギス 育て方

鳴き声こそ違うものの、遠くから見る姿はカッコウと同様の姿かたちをしているので間違える人も多いですが、その違いの判断材料として、体の大きさや胸の模様、それに飛び方でホトトギスとカッコウの違いを区別することができるのです。 ただし、ホトトギスは警戒心が強いので間近でじっくりと観察するのは難しいかもしれません。 【ホトトギスの特徴】 ホトトギスの大きさは全長28cmになります。 翼開長(羽を広げた状態)は全長46cmにもなり、ヒヨドリよりも少し大きくてハトよりも少し小さくなります。 模様は、頭から背中にかけて青灰色をしており、翼や尾羽は黒褐色、それにお腹の黒い横斑や黄色いアイリングはホトトギスの特徴的な模様となっております。 オスとメスに模様の違いはほとんどありませんが、鳴き声は少し異なるので、鳴き声でオスかメスか分かる人もおります。 【ホトトギスの由来】 ホトトギスを漢字で明記すると「時鳥」となります。 その名前の由来としては、鳴き声からによるもので「ホトホト」と聞こえる鳴き声がホトトギスの由来となっていると考えられています。 ホトトギスの「ス」については、カラスやウイグスの「ス」と同じで小鳥類を表す接尾語としてつけられたようです。 ただ、漢字で「時鳥」と明記することから、「時(とき)」と関連されることで「ホトトギス」と名付けられたという説もあります。 しかし、ホトトギスの仲間が「ホトホト」と鳴くことを示した文献が残っている為、「ホトトギス」の由来は鳴き声である「ホトホト」からくることが有力であると考えられております。 江戸時代以降はホトトギスの鳴き声の表現が「ホトホト」よりも「ホンゾンカケダカ」、「テッペンカケタカ」といった具合に変化し、戦後は「トッキョキョカキョク」などと表現するようになったことから、今では名前の由来が鳴き声からきているものだと解りにくくなっています。 【警戒心の強さ】 ホトトギスは警戒心が強いので間近で観察することが難しい場合が多いです。 その為、遠くから見るとカッコウと間違える人も多いですが、大きさや模様がカッコウとは若干異なるので、よく観察してみるとその違いを確認することができるでしょう。 このように野生のホトトギスの場合は警戒心が強いので、観察することや写真を収めることが難しくなりますが、近年ではカメラやレンズ、望遠鏡の性能が高まり、遠くからでも綺麗に撮影することや観察することが可能になりました。 しかし、こうした技術の進歩に伴って野鳥撮影を趣味とする人が増えた半面、最近ではそうした人たちのマナーの悪さも問題となっているのです。 野生のホトトギスを観察、撮影する際は最低限以下のマナーを守って楽しむようにしましょう。 < 野鳥撮影のマナー > ・巣には近づき過ぎない ・野鳥を追い回す事はしない ・珍しい や人気の鳥が生息する場所をSNS等に公開しない ・観察、撮影する際は注意の人に配慮する ・餌付けなど環境改変しない(人の手を加えない) ・ゴミのポイ捨てはしない ・ストロボ(人工照明)の使用を控える 以上の項目は最低限のマナーとなります。 最近ではカメラや一眼レフの需要が高まり、写真を取ることを趣味とする人が増えたので、こうしたマナーを知らずに野鳥を撮影する人が増えました。 マナー違反は野鳥の撮影を楽しむ人の気持ちを害するだけでなく、自然環境にも悪影響を与えてしまいます。 そのようなことが続いてしまうと本来であれば渡来してくる場所に姿を見せなくなってしまったり、環境が変わることによって自然の生態系に変化を与えてしまう可能性も出てくるのです。 多くの人が自然を守り、現行と変わらぬ自然を維持していくことが野鳥にとっても野鳥撮影をする人にとっても好ましい状況となります。 その為にもマナーを守る必要があるのです。 実際には夏よりも若干早めの時期にホトトギスが渡来してくるため、ホトトギスを目撃すると「夏」を感じる人も少なくないでしょう。 食べるものは主に「蛾の幼虫」や「昆虫」となり、中でも「毛虫」は好むのでホトトギスは肉食性になります。 【ホトトギスの生態】 ホトトギスは自分で産んだ卵を育てることなく飛び去ってしまいます。 その間どうするのかというと、ウグイスなど他の小鳥がホトトギスの卵を育てるのです。 このことを、托卵(たくらん)といい、ホトトギスは卵を産みつけた後は自分で育てることなく、その巣の親に任せてしまうのです。 ホトトギス以外にもカッコウ、ツツドリ、ジュウイチが托卵をしますが、これらはすべてカッコウ科になります。 しかし、ウグイスなど他の小鳥も卵を産みつけられることを容認しているのではなく、ホトトギスやカッコウのように托卵する鳥に対して威嚇するのです。 それだけではなく、托卵したことに気付いた場合は卵を取り除いたり、巣を放棄したりと激しい抵抗を行うこともあるのです。 それに、他の巣に違う鳥の卵が入るので模様が似ているようで違いがあります。 そうした少しの違いに気付く親鳥も多いので、決して托卵が成功する確率は高くはないのです。 日本では昔からカッコウやホトトギスは親しみがある鳥として知られていますが、実はこうした習性を持つことは意外と知られていないのが実情です。 その後は、違う親鳥に育てられたカッコウやホトトギスも大きく成長して巣立ちを迎えることになりますが、別の親鳥に育てられたカッコウやホトトギスもまた卵を産むようになると同じように托卵するようになるのです。 このような不思議な習性をホトトギスは持っているのです。 【ホトトギスの生息地】 ホトトギスの生息地は、中国南部、インド、マダガスカル、アフリカ東部と広い範囲に分布しており、インドから中国で越冬するホトトギスが日本へ渡来してきます。 日本では九州以北で繁殖を行いますが、北海道の南部でも少数生息します。 ただ、本州では確認されることが多いですが、北海道と九州では少ないので観察や撮影したい人であれば見つけることが難しいのかもしれません。 林の周辺や藪のある場所、それに草原に生息しているので、こうした場所をチェックすることで渡来時期であれば比較的簡単に見つけることができるかもしれません。 【ホトトギスの鳴き声】 その鳴き声としては、「キョ、キョ、キョキョキョキョ」と良く通る声で大きく鳴くので鳴き声が遠くまで響き渡ります。 オスとメスで鳴き方が異なりますが、オスの場合は4節目に独特なアクセントがあるので分かりやすいかもしれません。 メスの場合は、テンポの早い鳴き声で「ピピピピ」と鳴き、これはカッコウやツツドリよりも高くてテンポが早いので違いが明瞭であるかと思います。 遠くから見る姿はカッコウやツツドリと似ていますが、上記のような鳴き声の違いがあるので、遠くからでもすぐに分かるのではないでしょうか。 【ホトトギスの天敵】 ホトトギスにおける危険性といえば、渡来の際にハヤブサやワシ、コンドルといった猛禽類に襲われることがあります。 しかし、そのリスク以上に恐ろしい事は「餓死」となり、 を取ることができずに死に至ることもしばしばあるので、天敵から襲われる以上のリスクが「食」にあるといえるのではないでしょうか。 それに、天下統一と関わりのある三人の武将の性格を象徴とした句は「ホトトギス」を更に身近な存在に近づけたものであるといえます。 【戦国武将とホトトギス】 織田信長「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」 豊臣秀吉「鳴かぬなら鳴かしてみせようホトトギス」 徳川家康「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」 こちらは、小学校の社会で勉強する句になるので、この句から「ホトトギス」に興味や関心を持つ人も少なくありません。 ただ、こちらの句については本人が詠んだものかは不明となりますが、三人の性格や生き方、天下統一との関わり方を分かりやすく表現しているものだと思います。 織田信長は短期さを、徳川家康は才知を、徳川家康は忍耐力を、それぞれ表現しているのです。 【正岡子規とホトトギス】 正岡子規の「子規」とはホトトギスの事を指しております。 当時の不治の病として知られていた「結核」を患った正岡子規は、まだ22歳という若さで自分自身に死が迫っている事を覚悟しました。 自らが喀血(かっけつ)したことをホトトギスと重ねて、数十もの句を一晩で作り、そして俳号を「子規」としたのです。 ホトトギスは「鳴いて血を吐く」といわれるように、口の中が赤いことから鳴くと血を吐いているように見えます。 こうした状況を理解してから改めて「正岡子規」ときくと、その背景や生き方がみえてくる気がします。 しかし、ホトトギスは1892年(昭和25年)の狩猟規制によってツル、ツバメ、キツツキ、ムクドリらとともに保護鳥獣として指定されたことや鳥獣保護法の改正によって飼育が出来ない状況となりました。 これは、人間と野鳥の共存を目指す人にとって「野生鳥獣は地球の財産」として考えられており、様々な生態系を存続させる動きがあるからです。 従って、ホトトギスは飼育することが出来ないとされていますが、場合によっては保護を余儀なくするホトトギスもいる可能性があります。 【ホトトギスを保護した際は早急に連絡を】 ケガなどを負っているからといってホトトギスを自宅で保護すると「捕獲」や「不正飼育」として捉えられる場合があるので、速やかに各都道府県にある「鳥獣保護課」に連絡してその後の対応を仰いで下さい。 実際に などの野鳥を不正に飼育した容疑で家宅捜査(鳥獣保護法違反)をされた人もいるので、仮に善意だとしてもその行動が認められないケースもあるのです。 万が一、そうした行動が「無断保護」や「不正飼育」といった場合は「6ヵ月以下の懲役」または「50万円以下の罰金」となり、許可を得ることなく捕獲した場合は「1年以下の懲役」または「100万円以下の罰金」となり、とても重い罪にとわれます。 こうしたトラブルを避ける為にも保護をした際には速やかに各都道府県の「鳥獣保護課」へご連絡してください。 【感染症から守る】 わたしたちがホトトギスなど野鳥を保護することも鳥獣保護法で禁止されているのは野鳥だけでなく、人間を守る為でもあるのです。 これは、野鳥が病気を患っていた場合や鳥インフルエンザから私たちを守る目的も含まれており、必ずしも感染を引き起こすわけではありませんが、こうした感染症や流行を防ぐ為にも保護をした際には速やかに「鳥獣保護課」へ連絡するようにして下さい。 人によってはこれまでのイメージを一変させる内容もあるのかもしれません。 その中で興味が湧き、実際に観察してみたりカメラに収めたいという人も出てくると思いますが、前述した通りその際は最低限のマナーを守るようにして下さい。 最近ではカメラや一眼レフの性能が向上したこともあり、間近で観察するだけではなく、写真に収めることが昔と比べて簡単にもなりました。 こうした背景があるからこそ「ホトトギス」が一層身近なものとなり、愛着が湧く人も多いですが、同時にマナーを守らない人が増加している報告もあります。 単に「マナー違反」といっても、それは写真を撮る人だけの問題ではないのです。 もちろんホトトギスにも影響が及びますが、自然を破壊する行為にも繋がり、生態系を変化させてしまう可能性もあることを忘れてはいけません。 ホトトギスに興味・関心が湧くことは素晴らしいことではありますが、きちんと最低限のマナーを守った上で楽しむようにして下さい。

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ホトトギスの育て方|ヤサシイエンゲイ

ホトトギス 育て方

学名…Tricyrtis 和名…ホトトギス 杜鵑 別名…トード・リリー、ユテンソウ 油点草 科名…ユリ科 属名…ホトトギス属 原産国…日本、東アジア~インド 花色…白、ピンク、紫、黄 草丈…30cm~100cm 日照…半日蔭~日陰 難易度… USDA Hardiness Zone:4 to 8 ホトトギス 杜鵑 とは ホトトギスの仲間は、日本、台湾、朝鮮半島に19種が分布するユリ科ホトトギス属の多年草です。 日本では本州、四国、九州に13種の自生が確認されており、その内10種は日本固有種です。 自生地は山地の林縁、崖や傾斜地などの強い日差しの当たらない場所で、風情のある草姿から古来より親しまれている植物です。 ホトトギスの花期は8月~9月。 花期になると、葉の付け根、または茎の頂部から花柄を伸ばし、花径3~5㎝程度の特徴的な花を咲かせます。 花は、やや幅の広い外花被片3枚と、幅の狭い内花被片3枚の計6枚の花被片を持ちます。 花被片全体には赤紫~暗紫色の斑点が入っており、基部には黄色の斑点があります。 「ホトトギス」の名前は、この斑点を野鳥のホトトギスの胸にある斑点に見立てたものです。 花の中央にあるのは6個の雄しべと、雌しべです。 雌しべの柱頭は深く3裂しており、さらに先が2裂して平らに開きます。 暑さにはやや弱い性質ですが、耐寒性は高い植物です。 ホトトギス、タイワンホトトギスは強健な性質で手がかかりません。 冬には地上部を枯らして宿根し、春に再び芽吹きます。 ホトトギスの主な品種 ホトトギス Tricyrtis hirta 日本の本州、四国、九州に自生するホトトギスで、日本固有種です。 単に「ホトトギス」というと一般的には本種を指します。 互生する葉には油染みのような斑点があり、ユテンソウ 油点草 の別名を持ちます。 純白の花が美しく、強健な性質で育てやすい品種です。 こぼれ種でもよく増えます。 ヤマホトトギス Tricyrtis macropoda 中国、日本に分布するホトトギスの近縁種で、日本では北海道、本州、四国、九州に分布しています。 茎の頂部または葉の付け根から散房状に分枝した花序を出し、花を咲かせます。 花被片が強く反り返る事が多く、また雄しべの花糸に斑点が無いのが特徴です。 ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis 日本固有種で、北海道、本州、四国、九州に分布しています。 上部の葉の付け根に、1~3輪程度の花を咲かせます。 花被片は反り返りません。 タイワンホトトギス Tricyrtis formosana 台湾、沖縄に自生するホトトギスの近縁種です。 枝分かれした茎の先に、数輪の花を咲かせます。 ホトトギスの多くは強い日差しを嫌いますが、本種は日向でもよく育ちます。 強健な性質で繁殖力旺盛。 地下茎でよく増えます。 キバナノホトトギス Tricyrtis flava 九州南東部に自生するホトトギスです。 草丈10~20㎝で、鮮やかな黄色の花被片に紫の斑点が入ります。 自生地の減少から絶滅危惧II類に分類されています。 ジョウロホトトギス Tricyrtis fmacrantha 高知県、宮崎県などに自生するホトトギスです。 花径4㎝程度の釣鐘状の花を下向きに咲かせます。 優雅で美しい姿が人気の本種ですが、自生地は減少しており、こちらもレッドデータブックの絶滅危惧II類に分類されています。 自生地は山野の崖で、栽培難易度は高めです。 他にも数多くの品種が流通しています。 ホトトギスの育て方 栽培環境 水はけの良い、明るい日陰の場所が適しています。 夏の直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいますが、完全な日陰だと徒長してしまうので注意して下さい。 冬越し 耐寒性は高く、関東以西であれば特に対策の必要はありません。 寒さの厳しい地域では、株元を敷き藁などで覆って防寒対策を施して下さい。 凍結の心配のある地域では、軒下などに移動して凍結から株を守ります。 冬越し中の株は乾燥気味に管理します。 水やり 乾燥を嫌います。 庭植えの場合は、乾燥が長く続くようなら水やりをして下さい。 鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。 湿度の高い環境を好むので、夏場は鉢の周辺に打ち水をして、空中湿度を上げると葉が傷みません。 肥料 庭植え、鉢植えともに、3月~6月、9月中旬~10月までの間に、緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。 植え付け、植え替え 適期は2月中旬~4月です。 植え付け 用土 タイワンホトトギス、ホトトギス タイワンホトトギスやホトトギス、その交配種や園芸品種は、水はけさえ良ければ特に土質を選びません。 庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。 さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。 鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土 小粒 6・腐葉土3・パーライト1などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。 その他のホトトギス 山野草の培養土を使うか、赤玉土 小粒 ・硬質鹿沼土 小粒 ・軽石 小粒 を1:1:1で混ぜたものを使います。 庭植えの場合も、土を入れ替えて植え付けて下さい。 植え替え 鉢植えの場合は、1年~2年に一度、植え替えを行います。 軽く根をほぐして広げるようにして、植え替えを行って下さい。 庭植えの場合は、数年に一度、株分けを兼ねて植え替えを行います。 増やし方 株分け、挿し芽、種まき 株分け、挿し芽、種まきで増やすことが出来ます。 種まきについては下記「種まき」の項目を参照下さい。 株分け 適期は植え替え時の、2月下旬~4月です。 掘り上げた株を、自然に分かれる部分で分けて植え付けます。 挿し芽 適期は5月~6月です。 茎を2~4節の長さで切り取って挿し穂にします。 下の節の葉を取り除いて水揚げをしてから、挿し木用土に挿して下さい。 明るい日陰で水を切らさないように管理して、発根を待ちます。 種まき 種の採取 花後に種が出来ます。 果実が黄色く色付いて来たら、花茎ごと切り取って日陰で乾燥させます。 しっかりと乾いたら、中から種を取り出して下さい。 採取した種はすぐにまきます。 種まき 種まき用土は、親株と同じ用土で大丈夫です。 覆土は5㎜程度。 水を切らさないように管理したら、翌春には発芽します。 発芽後は生育に合わせて鉢増しをしていきます。 病気・害虫 ナメクジ、カタツムリ 春先にナメクジやカタツムリによる食害が発生することがあります。 見つけ次第捕殺するか、適応のある薬剤で駆除して下さい。 白絹病 発病すると、下葉が黄色く変色し茎や葉が萎れます。 病気が進行すると株元の茎や周辺の土に、白い絹糸のようなカビが発生します。 発生すると治ることはなく、やがて株は枯れてしまいます。 発生した株は処分して下さい。 白絹病の菌は地表から5㎝ほどの深さまで生息しているので、土を処分するか日光消毒します。

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