必殺仕事人V風雲竜虎編 第1話「 謎の二枚目殺し屋登場!」1987. 13 仕事人の大元締が殺され、主水を的の依頼が赤絵馬に記される。 次いで大坂から義兄弟の仇を討ちに出張った元締も殺られ、裏稼業を束ねようとする黒幕が姿を現し主水に協力を迫るが、答は血で返される。 ロケ地、柳島の元締が殺されたあと仕事人摘発の検問が張られ、江戸入りのお玉らがそれを窺う場面は 広沢池東岸に柵セット。 橋を通って行ったお玉を呼ばわる主水、 広沢池東岸葦原 水無し 、ここで一番手の仕事人を斬り捨て。 大老を狙う黒幕に呼ばれる長命寺、不明。 政が出陣前にトレーニングの竹林 遠景に甍 、不明。 *新チーム初めての仕事は園遊会開催中に仕掛ける、お馴染みの趣向。 *「葵」の殿様は御木本伸介、柳島の元締は加賀邦男で大坂の元締は北村英三。 第2話「 将軍の初恋騒動!」1987. 20 大御所・家斉の初恋のひとは、いつ来るとも知れぬ文を45年も待ち続けていた。 少女のような嫗を世話している夜鷹の娘は、その純情に苛つき不実な大御所を的の依頼を出す。 新しい道を歩み始めた二人が凶刃に倒れ大御所は頓死し、仕事人たちは恋の邪魔をし続けていた者どもに的を変更。 ロケ地、江戸城イメージ、 彦根城天守 夜景シルエット。 庭番にお鹿を探せと命じる西の丸側用人、知恩院黒門か 夜景、切石の石段。 永代の夜鷹たちのねぐら、 広沢池東岸 水少なし に掘立小屋や苫家セット。 お鹿と大御所が文のやりとりに使っていた両国の東照八幡宮、 仁和寺九所明神 文を火袋に入れる灯篭は本殿前の織部灯籠。 江戸城イメージ、 姫路城天守 昼間。 庭番がお鹿の恋文を側用人に見せる城内、 知恩院黒門道 東望、北門続きの塀が背後に映り込み。 側用人がお鹿殺害を庭番に命じる城内、 知恩院黒門道 北望、見上げ。 市中へ出た庭番が渡る橋、 中ノ島橋。 側用人の登城の駕籠にお鹿殺しの犯人について言上する主水、 二条城本丸櫓門前の橋たもと 導入は門内側から遠望。 *お鹿に津島恵子、家斉に佐竹明夫、側用人に小林勝彦。 *お庭番相手なので影太郎がアルコールを精製し火で攪乱。 長屋が燃えないかヒヤヒヤ。 第3話「 返り討ち悲話」1987. 27 主を的の依頼を出す中間、仇討ちなどやめてしまえと妻女を苦しめるその主は、当の仇と通じていた。 芯から性根の腐った男が、田中さまの十手を盗みという挿話もある。 *ロケなしセット撮り、田中さまクビで筆頭同心を夢想する主水の与太入り。 第4話「 政と女スリ、危機一髪」1987. 17 政の財布を掏った娘が岡っ引の殺しを見てしまい、政も巻き込まれる。 柄は悪いが気のいい娘は、保身をはかる岡っ引により政の目の前で消されてしまうが、彼女は岡っ引を的の依頼を出していた。 ロケ地、女掏摸のお百が政の財布をあらためていて聖天の弥助の殺しを見てしまう神社、 今宮神社境内各所、殺しは 稲荷社前。 捕縛された政のことでツナギをとる主水、 嵐山公園中州下手桂川右岸法面。 奉行所に駆け込むも弥助の口八丁で連れ出されたお百が殺されかかる堀端、 八幡掘。 お百について話すお玉と影太郎、 嵐山公園中州下手右岸河川敷 栗石部分 汀。 弥助と一味を誘い込んで仕置する天神さま、 今宮神社境内各所 政が吊るされるのは舞殿前、主水が弥助を仕留めるのは合祀摂社前。 *お百に高部知子、弥助に黒部進。 *政とお百が互いの身の上を語る水場のセット、隠亡堀によく使われる趣向のアレ。 第5話「 一夫多妻家族 悲しき暴走」1987. 24 妾が4人に子が13人、これら全てが同居という家族。 何事も公平のルールのもと妙に明るいさばけた妾たち、宗教じみた不自然な暮らしは、自身には子の無い正妻の心を蝕んでいた。 ロケ地、大家族の実態を調べに行ったあと政がお玉らに報告する神社、 北野天満宮三光門〜本殿裏手。 *はじめ女房から殺しの依頼を出される大工に車だん吉、女房に左時枝、女房の心に付け込むライバルに五味龍太郎。 *依頼は途中で取り下げられるが「頼み人の弔い」で決行、仕事はライバル宅へ女房の仇をとりに殴りこんだ亭主の立ち回りを助けるかたちで進行、逃げる指示も出すのが大笑い。 第6話「 替え玉お見合い騒動」1987. 1 息子可愛さのあまり無理を通す母親の行動は、当の息子をスポイルする。 吉原の花魁を撲殺という愚挙はさすがに普通には揉み消せず、一旦は見逃した影太郎を身代りに立てようとする愚かな母性を、それでもいじらしく思う、母を知らぬ太郎さんなのだった。 ロケ地、若様が顔を引っ掻かれたというだけで撲殺した腰元の死体を投げ捨てる家来、 中ノ島橋 女は死んでおらず夜叉堂に這ってゆく。 影太郎をダミーに立てて行われる百花園でのお見合い、入る門は 中山邸門、「若様」の席は 枳殻邸回棹楼に金屏風を仕立て、お見合い相手が渡り会釈する橋は同じく 枳殻邸侵雪橋。 仕事が遂行される夜の桜林、 仁和寺境内 若様が影太郎に殺られるのは鐘楼脇、さっきまで捕まってて金箔用意してないお玉は桜をチャフに。 *旗本・堀田家奥方の「母」に二宮さよ子。 *仕事の場所は堀田の家来が影太郎を呼び出しに来た際、向島「かとうえん」と発言、字は河東か。 第7話「 主水の刀を研ぐ男」1987. 8 15年にわたり主水の刀を研いできた老爺、持ち主の斬り癖を見抜く慧眼は、娘の男に暗い翳を見る。 果たして男はとびきりの悪党、とっつぁんは刃物を呑んで悪党の巣へ。 ロケ地、家を飛び出した研辰の娘が男の家へ向かう途中通る川端、 広沢池東岸 池から。 男の家にいる娘を呼び出す主水、 広沢池東岸 堤から見下ろし。 出陣する主水の背後に 大覚寺観月台、逃げてきた常吉の前に立ちはだかる主水、 五社明神 研辰から受け取ったばかりの刀で常吉の刃を叩き折り、研辰が言い当てた通りに柔らかな腹を突き刺す。 *研辰に村田正雄、インチキ宗教・般若神道の信者頭 実は親玉 で研辰の娘を騙し利用する鍼灸師の常吉に篠塚勝、大男の僧正に阿波地大輔。 *鬼塚さま田中さまハイテンション、夜叉堂を嗅ぎ回る田中さまはギャグで終わる。 第8話「 殺しの的は影太郎」1987. 15 親方の娘といい仲の相弟子を陥れる男、はずみで皆殺してしまう乱暴な展開。 男に影太郎が犯人と吹き込まれ依頼を出した娘は、助けた政に夜叉堂へ連れて行ってと苦しい息で頼み込む。 ロケ地、影太郎が植木屋の娘をチンピラから助ける祠のくだり、 大覚寺天神島 朱橋も。 田中さまの捕物から逃がしてやったあとお玉とツナギをとる主水、 五社明神。 影太郎が隠れていたお堂、 護摩堂。 堀に入り込み牡丹を世話している影太郎、 有栖川河床 木戸の下手。 *牡丹満開の野田屋の庭、個人宅でのロケか。 第9話「 八百人目の恋は悲恋!」1987. 22 よくあるお店乗っ取り劇、帳簿を調べる娘に差し向けられる誘惑者。 自分を魅力のないお多福と思い込んでいる世間知らずの可憐な娘と、名うての女誑しの、心の推移が見もの。 ロケ地、スケッチ中の影太郎にあそこへご一緒して下さいとお品が指す池之端の出合茶屋、 錦水亭東屋。 影太郎が出合茶屋にいたことを難詰するお玉、 上御霊神社合祀摂社。 政のトレーニングの石段、不明 豊国廟に似たスクエアなもの、踊り場の脇に道が通じる。 主水が一味に呼び出され口止めされる屋形船 大川三俣 、船着きは大沢池か。 *お品と銀次が戯れる菜畑のくだりや、「翔んでみます」などのタームに時代性。 *大奥役人や伊勢屋後見人の頓死を「主水、河童のせいにする」のだが、珍談奇談大好きで退職後本を書くつもりという、妙な趣味をお持ちだった田中さまが河童の取材に来てしまう。 第10話「 子連れ母殺し旅」1987. 29 死んだ仕事人の女房が、後を継ぐと江戸へ。 体を張って取った初仕事だが、初手をしくじり二の手を打つ際に、的であるヤクザの跡目を狙っていたNO2に利用されてしまう。 ロケ地、お吉に託された坊を連れ草加へ向かう政、 養玄寺を田圃越しに。 政の口を封じるため追う佐吉らが差し掛かる峠、 大内亀岡道〜 辻堂前。 坊の祖母宅、 東側から。 坊を行かせた直後南側の田畔から佐吉たちが駆け下りてくる。 逃げる政は民家脇の川堤〜川中。 仕事人たちに仲間を殺られ鎮守に逃げ込む佐吉、 鳥居本八幡宮 主水が石段から降りてきて、仕置は鳥居下で。 *お吉の亭主を掟破りで仕置したのは政。 第11話「 大江戸F. 騒動!」1987. 5 放送当時一世を風靡した写真週刊誌よろしく、スキャンダルを暴く江戸の紙芝居屋が登場。 効果に目をつけたワルが政敵追い落としに利用、事が済んだあと夫婦は虫けらのように殺されてしまう。 ロケ地、夜叉堂に来た話の裏をとりに的を探る政、校倉藩邸から出る倉重信濃守の駕籠、 大覚寺大門〜 参道石橋 政は御殿川南側に潜む。 倉重の宴席にいたつれない恋人を詰り、訴えると息巻いて消される女形、酔い覚ましに駕籠を降りたところを襲われるのは 中ノ島橋、死体が見つかるのは 嵐山公園中州下手汀、検分は 右岸河川敷。 第12話「 不倫妻、身投げからくり」1987. 12 お気楽な夫を見限った妻は脂ぎった山伏と通じるが、待遇に不満を述べ夫殺しをチクると居直った途端娘ともども消されてしまう。 影太郎は山伏らの非道を目の当たりにするが、なす術もなく雨中に立ち尽くす。 ロケ地、影太郎がお玉の代わりの長屋の娘と玉すだれ芸をする戒法院境内 彼女の両親も隣に店を出す 、 妙顕寺尊神堂前。 修行から帰った大先達にひれ伏す信者たち、 参道石畳。 義覚に水難の相ありと脅されたあとの帰り道、 大覚寺放生池堤。 言い争う両親に落ち込むお妙にお祓いを受けるからと宥める父、 護摩堂。 お祓いを受けに戒法院へ夜参りに行く一家、 妙顕寺尊神堂。 お妙に厠へ行くと言い置く父、 回廊。 頬被りをした「父」が寺を走り出て身投げする橋、 中ノ島橋。 この「水難」が評判となり人が詰め掛ける戒法院、義覚に不審を言い立てるも逆に恫喝された主水が物陰から様子を見るのは 妙顕寺御真骨堂脇。 死んだ浪人の妻を尾行する政、 妙顕寺本堂前〜 尊神堂。 三味をさらうお妙が影太郎に母に対する不満を口にする祠、 大覚寺天神島祠。 浪人のときと同様に頬被りの「母子」が身投げしたあと、別の場所で川に捨てられる母子を見る影太郎、堤かセットか不明 大量の放水。 仕掛けは荒行中に遂行。 義覚は八名信夫。 第13話「 剣豪の妻、悲願の御前試合」1987. 19 御前試合常勝の水戸に待ったをかけると評判の武芸者、山出しの彼を支えるのは妻女。 夫に迫る刺客との縁を切ってとの願掛けも空しく、夫婦とも試合会場に散る。 ロケ地、無二斎の稽古場所 幔幕張り 、 天神島ほか 大覚寺境内。 刺客が出るくだり、 天神島のほか 放生池堤、政が追うのは 天神島朱橋、 大沢池木戸〜 大門 水戸上屋敷。 尾張上屋敷、 随心院薬医門。 無二斎が誘き出され負傷させられる屋形船、 広沢池東岸。 目をやられた無二斎に間合いを覚えこませる妻女、 大覚寺五社明神祠脇。 御前試合会場、 下鴨神社馬場 幔幕と竹柵あしらい。 *妻女に本阿弥周子、水戸の江戸家老に亀石征一郎。 *レースとか試合とかあると出る主水の胴元、鬼塚さまも田中さまも賭けてたりして、もちろん主水の大損に終わる。 第15話「 江戸大仏からくり開眼」1987. 3 砂町にできた金ぴかの大仏は見たとおりの銭吸い仏、非難した者は罰と称し殺される。 的に蝶丸の昔馴染みが含まれていて、悪たれ坊主もさすがに沈む。 ロケ地、不覚の名を絵馬から消そうとして影太郎に阻まれる蝶丸、 大覚寺護摩堂。 大仏一味の巫女と寺社方吟味役の駕籠をつけるお玉、 有栖川畔。 悪事に気付き逃げ出した不覚が追われ、その駕籠へ助けを求めてしまうのは 五社明神、不覚がここへ至るのにくぐるのは 大沢池木戸。 不覚の女房を見送る蝶丸とお仙、 北嵯峨農地。 *不覚は津村隆。 第16話「 白か黒か大商人誘拐騒動」1987. 10 お城の畳替え入札を競う三つの店、出し抜こうとする悪党は一人を殺し自分は誘拐された芝居で、残る一人を罪に落とす。 悪党の女房がヤクザの妹というのがちょっと捻り部分。 ロケ地、お城イメージに 姫路城天守。 談合持ちかけが不調に終わった宴席の帰りに誘拐される大蔵屋、 大覚寺五社明神。 船に乗せられるのは 大沢池船着 小。 誘拐された筈の大蔵屋が女房と屋形船にいるのを目撃する下女、 大沢池畔 柳原堤。 第17話「 恐怖の辻射ち!」1987. 17 講武所の新設が決まり、教授方のポストをめぐり醜い企みがなされる。 父に代わって鍛錬のすえ強弓を見事引いてみせた息子と、倅の成長を喜ぶ父は、殺された挙句汚名を着せられてしまう。 ロケ地、競射が行われる御弓場、 相国寺法堂と 方丈の間に幔幕張ってしつらえ。 警備に狩り出された主水は 回廊に座り込む。 見物衆が取り付く竹矢来は 方丈西塀際にあしらい。 影太郎が夜鷹たちとともに射られたことを主水に告げに来るお玉は 法堂基壇。 大貫流弓術道場、 大光明寺。 大貫流の若様が稽古の林、 大覚寺天神島。 *ブルワーカー設計して政に作ってもらう大貫の若様は大橋吾郎、ライバル道場の父子は中田浩二と伊庭剛 夜鷹を的に稽古。 中田浩二、矢持ちすぎ。 第18話「 身代わり大名悪人討ち!」1987. 24 影太郎の双子の兄の殿様が登場、病の殿様をよいことに藩では悪企みが進行中だった。 もちろんタイトル通り太郎さんが化けてお屋敷に入り、悪を懲らして一巻の終わり。 ロケ地、影太郎が藩の事情を聞きこんだ腰元 じいの姪 を問い詰め、やりすぎで殺す家老一味の高遠藩士、 大覚寺五社明神、 船着 小。 その検分、 大沢池北西畔。 影太郎の回想、幼い日山寺に訪ねてきてくれたじい、不明 お堂は蔀戸、背後に回廊。 じいにツナギをとった政が影太郎のもとへ連れてゆく橋、 大覚寺天神島朱橋。 二人が再会するのは 護摩堂。 使者が語る、若君が死んだ笹子峠、谷山林道か。 *悪家老に内田勝正、じいに内藤武敏 依頼人。 第19話「 主水ひとりぼっち」1987. 31 最終回は大仕事で解散のおきまり、的は大奥のお局さまで仕事料は千両。 仕掛けはとんとんと進むが、この日御金蔵破りも同時に起きて大騒ぎ、からくも逃げおおせるものの金は取れず、主水を残し仕事人たちは散ってゆく。 ロケ地、雲龍の元締が主水を呼び出す湯島天神境内、 大覚寺五社明神 背景にライトアップされた心経宝塔。 後段、元締が町方に捕われるのも同所で昼間。 お城イメージ、 姫路城天守。 雲龍一座がお城へ向かう堀端、 彦根城内濠端。 城門、 彦根城天秤櫓。 芸を見せる大奥の庭、 枳殻邸印月池畔芝地 御席はゲストハウスに、お女中が渡るのは侵雪橋。 脱出の地下水路、 大覚寺有栖川に蓋。 御金蔵破りが金箱を運び出すのは 彦根城佐和口多門櫓と濠。 逃げた仕事人たちが落ち合う行徳河岸、 流れ橋。 政がゆく野道、 北嵯峨農地田畔。 影太郎とお玉が別れる山道、 谷山林道 お玉は下り道を、影太郎は登り道をゆく。 *雲龍の元締は島田順司。
次の
「必ず仕留めてご覧にいれます」 必殺シリーズの第28弾「必殺仕事人V・風雲竜虎編」は 前作「旋風編」が異例の打ち切りとなった直後の作品で 主題歌、オープニング等いくつかの要素は そのまま引き継がれている作品である。 夜鶴の銀平(出門英)西順之助(ひかる一平)の死から1年後 中村主水(藤田まこと)は燃えた百件長屋の番所から 富岡八幡宮へ続く橋の番所(高速料金所)勤めになり 橋の通行料を接収するという木端役人のままでいた。 ある日、主水の目の前で元締・柳島の茂兵衛が殺害され 茂兵衛の持っていた仕事人の名簿が奉行所に流れてしまい 大規模な仕事人狩りが行われてしまう。 鍛冶屋の政(村上弘明)を含めた江戸の仕事人たちは 表稼業の業績が欲しい主水が裏切ったと考え さらに茂兵衛の妻・お絹(高橋ひとみ)は夜叉堂を拠点とする 上方出身の坊主で殺しの依頼を受ける 絵馬坊主の蝶丸(桂朝丸)に主水の殺しを依頼した事から 主水は仕事人たちから命を狙われる事となる。 その頃、謎の大道芸人・かげろうの影太郎(三浦友和)を パートナーに江戸に戻ってきたお玉(かとうかずこ)は 蝶丸より主水殺しの依頼を受けた事により主水と再会、 真相を問いただすも主水は身の潔白が証明できない。 やがて黒幕は裏稼業界を支配し中村主水を仲間して 闇の組織を牛耳ようと企んだ松平葵の門の殿様(御木本伸介)と お絹だと判り主水・政・影太郎・お玉は協力して彼らを葬る。 こうして新たな仕事人チームが誕生するのである。 本作の趣向として冒頭で頼み人は蝶丸が住む夜叉堂を訪れ そこで恨みを晴らしたい人物の名を見えない墨で赤絵馬の裏に書き その際に有り金全てを賽銭という形で蝶丸に払う。 そして絵馬を仕事を請け負う仕事人に渡し 絵馬を炙ると相手の名前が浮かぶという「新・必殺からくり人」 「必殺橋掛人」のようなサスペンスタッチで物語が進み また新たなる殺し屋として通称「かげろうの影太郎」が登場し お玉と共に大道芸・南京玉すだれを表稼業としている。 暢気な性格で女性からの人気は高いが世間知らずで 礼儀正しく冷静で頭の回転も早く軽率な行動を取る事がない その殺し技は尖端に針を仕込んだ南京玉すだれで悪人の額を刺す。 この時、お玉が悪人の顔に金粉を吹き掛けて怯ませ 影太郎のサポートを行うのである。 この正義感の強い影太郎の存在は念仏の鉄(山崎努)のような インパクトが強いキャラクター性を持ち またその素性は全く不明でパートナーのお玉も知らない 正にミステリー的な存在でありました。 迎えた最終回、殺しの的は将軍の子を産んだ側室を殺し 子供を自分の手中に収める大奥の吉野局(三ツ矢歌子)で 主水たちは江戸城に忍び込み吉野局とその仲間を仕置きする。 その後、江戸城脱出の際に三人組の御金蔵破りが現れ 厳重警戒が敷かれる中を主水達は何とか脱出する。 奉行所は吉野局暗殺と御金蔵破りは同一犯と考え お玉は事件現場に残されていた殺しに使う金粉を持っており 捕まりかけるが逃げ出す事に成功する。 また影太郎も玉すだれの残骸から奉行所に目星を付けられ ギリギリの所で政に助けられ江戸郊外へ出る。 政・影太郎・お玉は足が付き主水に別れを告げ江戸を旅立ち 主水は一人ぼっちとなるのだった。 ここで次作「剣劇人」を以て15年続いた必殺シリーズが 終了する事が決定し、事実上第1次必殺シリーズにおける 主水シリーズの最終作となった作品でありました。
次の
必殺仕事人V・風雲竜虎編 ジャンル 脚本 保利吉紀 篠崎好 監督 原田雄一 出演者 ナレーター オープニング 作曲:「我巷にて仕置せん」 エンディング 「愛は別離」 時代設定 江戸時代・年間 製作 製作総指揮 (朝日放送) プロデューサー (朝日放送) 辰野悦央(朝日放送) 櫻井洋三() 制作 放送 放送国・地域 放送期間 - 放送時間 金曜22:00 - 22:54 放送分 54分 回数 19 『 必殺仕事人V・風雲竜虎編』 (ひっさつしごとにんファイブ ふううんりゅうこへん)は、からまで、系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、と(京都映画撮影所、現・)共同製作のテレビ。 全19話。 主演は。 の第28作、シリーズの第8作、シリーズの第14作である。 概要 [ ] 前作『』が、のスケジュールによる降板と視聴率の低迷で打ち切りとなった直後の作品で、旋風編の正当な続編であり、主題歌など、いくつかの要素はそのまま引き継がれている。 旋風編で降板した出門との代わりに、当時『』に出演していたと、『』に出演していた桂朝丸(現・)を起用した。 視聴率はやや持ち直したが、次作『』を以て、『』以来、15年続いた必殺シリーズのレギュラー放送を休止させることが決定した。 あらすじ [ ] 仲間の銀平、順之助を失う結果となった、百軒長屋での大仕事から1年後。 中村主水は焼失した百軒長屋の番所から、富岡八幡宮へ続く橋の番所勤めに配置換えとなり、橋の通行料の接収係になっていた。 ある日のこと、主水の目の前で、仕事人の元締 柳島の茂兵衛が殺害され、茂兵衛の持っていた仕事人の名簿が奉行所に流れたことで、大規模な仕事人狩りが行われる。 鍛冶屋の政を含め、江戸の仕事人たちは功績が欲しい主水が裏切ったと考え、茂兵衛の妻のお絹が、絵馬坊主の蝶丸に主水の殺しを依頼したことから、主水は仕事人たちから命を狙われることとなる。 大道芸人の影太郎を相棒として江戸に戻って来たお玉は蝶丸から主水殺しの依頼を受け、主水に真相を問いただすが主水は身の潔白が証明できない。 しかし、影太郎は主水の嫌疑を否定し、白であることを直感する。 黒幕は裏稼業界を支配し、中村主水を仲間に引き込みたいと考えていた、松平葵の門の殿様とお絹だと分かり、主水、政、影太郎、お玉は協力して、彼らを葬る。 新たな仕事人グループが結成され、仕事を行っていく。 概説 [ ] 本作では元締ではないが、裏の仕事を請け負い斡旋する人物として、絵馬坊主の蝶丸がいる。 位置付けとしては、仕事の仲介役である仕置屋のおこうに近い。 頼み人は蝶丸が住む夜叉堂を訪れ、そこで恨みを晴らしたい人物の名を見えない墨 を水で溶いたもの)で赤絵馬の裏に書く。 その際に有り金の全てを賽銭という形で、蝶丸に支払う。 そして、その絵馬を仕事を請け負う仕事人に渡し、それを炙ると相手の名前が浮かぶという趣向である。 依頼の仕組みは仕事人の木更津のお助け地蔵に似ている。 また、他の作品と違って、依頼も全話を通して前半で行っている。 前作と仕事人V~新仕事人、商売人、仕業人以前と違い、主水らが依頼人から直接金を受け取って仕事をすることができないが というよりしていない。 、元締の制度自体は別に存在し、第1話の柳島の茂兵衛、最終回の旅芸人一座の座長 雲龍が存在し、雲龍は主水に仕事の斡旋をしている。 登場人物 [ ] 仕事人 [ ] 演 - 藤田まこと 南町奉行所の同心。 本作では、前作最終話での百軒長屋の火災の責任を取らされ、富岡八幡宮へ続く橋の番所勤めへ異動となり、以前にも増して左遷された状態にある。 第8話では3カ月の勤務予定だったはずが評判がいいらしく、さらに3カ月延長となる。 演 - 前作の銀平の死を受け、裏稼業から足を洗っていたが、主水が裏切りを働いたとの誤解から、仕事人に復帰する。 主水の潔白が証明された後は彼と組み、仕事を行う。 鍛冶屋としての腕前を上げており、第17話では依頼に応じ、筋力増強のためのを連想させる運動器具を作り上げた。 最終回で捕り方に捕まった影太郎を助けたことで足が付き、仲間たちに別れを告げ、江戸を旅立つ。 かげろうの影太郎 演 - お玉とコンビを組んでの大道芸()を表稼業としている。 暢気な性格の色男で、女性からの人気は高いが世間知らずな一面を持つ。 冷静沈着で、頭の回転も早く、軽率な行動を取ることも少ない。 直情的な政の抑え役にもなっている。 その素性は不明で、お玉も知らなかったが、正体は高遠藩の跡取りの双子の弟・本多忠次であるという事実が明かされる。 双子は不吉として子供の頃は寺に預けられていたため、家族への羨望を持つ。 第18話で、高遠藩の内紛を治めるために兄の身代わりを務め、仕事を行う。 最終回で、現場に残った玉簾の残骸から足が付き、奉行所に捕縛されかけたところを、政の助けで事無きを得る。 その後、仲間たちに別れを告げ、江戸を旅立つ。 演じた三浦は次回予告も担当している。 お玉 演 - 仕事人の密偵。 百軒長屋の大火事騒動の後、便利屋を廃業し、今作では大道芸人となり、影太郎の相棒を務める。 主に情報収集と蝶丸から依頼を受けるのは彼女の役割となっている。 尚、1・2話では前作と髪型が変わっている。 3話からは、前作の髪型を小さくした髪型になっている。 金粉を使い、影太郎の殺しをサポートするが、前作で見せた跳躍は行わない。 最終回で、仕事料の残りの半金を取りに雲龍に会ってた所を奉行所に見つかり、さらに懐に持っていた金粉から足が付いてしまうが、主水の機転で助けられる。 その後は主水、政、影太郎と別れ、江戸を旅立つ。 絵馬坊主の蝶丸 演 - 夜叉堂を拠点とする上方出身の坊主で、頼み人より仕事を請け負う。 女好きのお調子者で、お玉に毎回をするが、全く相手にされていない。 後半、お仙と暮らすようになるが、あっけらかんとしている彼女に対しては女好きの彼も扱いに困っていた。 お玉に対し、紙芝居仕立てで、頼み人の依頼理由を解説する。 これは蝶丸役の桂朝丸が出演していた『』のパロディーである。 第15話では親友の不覚の恨みを晴らすべく自ら頼み人となる。 お玉に愛想を尽かされた挙句、最終回でお仙に逃げられてしまい、主水たちよりも一足早く、江戸から逃げ出してしまう。 その他 [ ] 演 - 主水の姑。 相変わらず、婿養子の主水をいびる。 演 - 主水の妻。 せんとともに、相変わらず婿養子の主水をいびる。 主水が左遷中のため、隣近所に肩身の狭い思いをしている。 演 - 南町奉行所の筆頭同心で、主水の上司。 前作同様、上司の鬼塚と一緒にいることが多く、主水を口煩く注意する。 与力 鬼塚 演 - 南町奉行所の与力で、田中の上司。 前作同様、田中と一緒に登場することが多い。 成果を上げない部下を叱咤し、昼行灯の主水を大声で叱り飛ばすなど、名前通りの厳しさである。 お仙 演 - 第13話から登場した、素性の知れない少女で、自称「フーテンのお仙」。 突然、夜叉堂に現れ、蝶丸から金を貰って住み着き、絵馬が仕事人への連絡とは知らずに手伝いをするようになる。 女好きの蝶丸を無邪気に翻弄して悶々とさせたりもする。 最終回で、蝶丸に愛想を尽かし、何処へ旅立ってしまった。 六平 演 - 妹尾友信 主水が百軒長屋から左遷されたのと同時に小者を辞め、もぐら叩き屋を開業した。 市井の噂話や情報を主水たちに伝えることが多い。 商売のもぐら叩きで、主水たちを挑発するがいつも命中させられたり、稼いだ日銭を取られたりする。 ゲスト [ ] 第1話 「謎の二枚目殺し屋登場! 松平葵の紋の殿様 -• お絹 -• 大坂の元締 -• 柳島の茂兵衛 - 第2話 「将軍の初恋騒動! お鹿 -• 大御所家斉 -• 水野隼人正 -• お光 -• 西丸老中脇坂 -• 宮内 -• お金 - 中塚和代 第3話 「返り討ち悲話」• 片倉新八 -• 駒吉 -• 菱川碌山 -• 辰蔵 -• 勘九郎 - 中村彰良• 小夜 - 第4話 「政と女スリ、危機一髪」• お百 -• 聖天の弥助 -• 永代の仁吉 -• 丑 - 第5話 「一夫多妻家族 悲しき暴走」• お峰 -• 並作 -• 巳代松 -• 六兵衛 -• お竜 -• おとめ -• 以蔵 - 第6話 「替え玉お見合い騒動」• 堀田浪江 -• 夏目喜内 -• 堀田帯刀 - 第7話 「主水の刀を研ぐ男」• 辰蔵 -• 常吉 -• お澄 - 篁ゆう子 第8話 「殺しの的は影太郎」• お里 -• 佐久間 -• 辰五郎 -• 野田屋治兵衛 -• 清吉 - 第9話 「八百人目の恋は悲恋! 銀次 -• 市兵衛 -• お品 -• 儀助 -• 女 - 第10話 「子連れ女殺し旅」• お吉 -• 佐吉 -• 勘太 -• 松造 -• 竹次 - 真田実 第11話 「大江戸F. おたみ -• 伊吹屋 -• 山村時之丞 -• 倉重信濃守 -• 清次 - 第12話 「不倫妻、身投げからくり」• 義覚 -• 仁平 -• お信 - 人見ゆかり• 義観 -• お妙 - 濱島夏子 第13話 「剣豪の妻、悲願の御前試合」• 猿宮軍兵衛 -• 照葉 -• 沼代無二斎 -• 石黒典膳 -• 久世三郎 -• お園 - 桂川京子 第14話 「お化け縁切り哀話」• お紺 -• 平吉 -• 神保右門 - (2回目)• 池田屋 -• 河内屋 -• 庄太 -• お竹 - 森華恵 第15話 「江戸大仏からくり開眼」• 不覚 -• 玄達 -• イヨ -• 坂口 -• おしま -• 伝助 -• おひさ -• 小原 - (2回目) 第16話 「白か黒か大商人誘拐騒動」• 善兵衛 -• 忠兵衛 -• お種 - 江崎和代• 彦坂 -• 茂兵衛 - 下元年世(2回目)• 杉山 -• 伝一 -• お志乃 - 吉田哲子 第17話 「恐怖の辻射ち! 大貫忠秀 -• 久貝重正 -• 大貫求馬 -• 久貝伊織 -• 深見久兵ヱ -• 門弟 - 第18話 「身代り大名悪人討ち! 佐竹助佐衛門 -• 室田意次 -• 志津 -• 情報屋 -• 後宮多聞 - 五十嵐義弘• 久坂以蔵 -• お里 -• 良庵 - 伊波一夫 第19話 「主水ひとりぼっち」• 吉野局 -• 雲龍 -• 尾上 -• 将軍 - 新城邦彦• 岡部十郎太 -• 芸人 -• 芸人 - 海老一鈴子• 芸人 - 伏見紫水 殺し技 [ ] 中村主水 悪人を油断させながら、一瞬の隙を付いて、脇差を相手の急所に刺す。 本作は、大刀で悪人を斬り倒すこともある。 鍛冶屋の政 手槍で、悪人の首筋を突き刺す。 かげろうの影太郎 お玉が金粉を悪人の顔に吹き掛けた所を、尖端に針を仕込んだ南京玉すだれで、相手の額を刺す。 鞭のように応用することも可能。 玉簾がバラバラになったときのために予備の玉簾を携帯しており(第7話)、第13、19話はバラバラになった玉簾の一部で、悪人の額を刺した。 スタッフ [ ]• 制作 - (朝日放送)• プロデューサー - (朝日放送)、辰野悦央(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)• 脚本 - 、保利吉紀、、鶉野昭彦、中原朗• 音楽 -• オープニングナレーター -• 協力 - 、新演技座• 監督 - 、原田雄一、、水川淳三、• 製作協力 - 京都映画撮影所(現・松竹撮影所)• 制作 - 朝日放送、松竹 主題歌・挿入歌 [ ]• 主題歌 - 「愛は別離(わかれ)」(テイチクレコード(現・)) 作詞:、作曲:、編曲:桜庭伸幸• 挿入歌 - 川中美幸「風花」(テイチクレコード(現・テイチクエンタテインメント)) 作詞:中西冬樹、作曲:伊豆康臣、編曲:桜庭伸幸 「愛は別離」のB面。 第3話のみ。 挿入歌 - テン・リー「ついて行きたい」() 作詞・作曲:、編曲:桜庭伸幸 第4話から。 劇場『』、次作『必殺剣劇人』の主題歌としても使用された。 放送日程 [ ] 話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 第1話 1987年3月13日 謎の二枚目殺し屋登場! 吉田剛 工藤栄一 第2話 1987年3月20日 将軍の初恋騒動! 原田雄一 第3話 1987年3月27日 返り討ち悲話 保利吉紀 第4話 1987年4月17日 政と女スリ、危機一髪 吉田剛 松野宏軌 第5話 1987年4月24日 一夫多妻家族 悲しき暴走 保利吉紀 第6話 1987年5月 01日 替え玉お見合い騒動 吉田剛 水川淳三 第7話 1987年5月 08日 主水の刀を研ぐ男 保利吉紀 第8話 1987年5月15日 殺しの的は影太郎 篠崎好 原田雄一 第9話 1987年5月22日 八百人目の恋は悲恋! 吉田剛 第10話 1987年5月29日 子連れ女殺し旅 松野宏軌 第11話 1987年6月 05日 大江戸.. 保利吉紀 水川淳三 第12話 1987年6月12日 不倫妻、身投げからくり 吉田剛 松野宏軌 第13話 1987年6月19日 剣豪の妻、悲願の御前試合 鶉野昭彦 第14話 1987年6月26日 お化け縁切り哀話 吉田剛 山根成之 第15話 1987年7月 03日 江戸大仏からくり開眼 中原朗 原田雄一 第16話 1987年7月10日 白か黒か大商人誘拐騒動 鶉野昭彦 山根成之 第17話 1987年7月17日 恐怖の辻射ち! 中原朗 松野宏軌 第18話 1987年7月24日 身代り大名悪人討ち! 保利吉紀 山根成之 第19話 1987年7月31日 主水ひとりぼっち 中原朗 ネット局 [ ] 途中で打ち切られた局や、しばらくの間放送する他系列ネットの局がある。 系列は放送当時のもの。 放送対象地域 放送局 系列 備考 制作局 テレビ朝日系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 1987年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 テレビ朝日系列 テレビ朝日系列 日本テレビ系列 TBS系列 フジテレビ系列 テレビ朝日系列 現・静岡朝日テレビ ・ TBS系列 テレビ朝日系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 日本テレビ系列 ・ テレビ朝日系列 日本テレビ系列 TBS系列 テレビ朝日系列 TBS系列 フジテレビ系列 テレビ朝日系列 TBS系列 テレビ朝日系列 TBS系列 脚注 [ ].
次の