Contents• 「申し訳ありませんでした」は間違い? 「申し訳ありませんでした」、「申し訳ございませんでした」 パソコンなどで、タイピングするときに自動変換ですぐでてくるほどに 普通に使われていることばです。 その「申し訳ありませんでした」、「申し訳ございませんでした」が間違っているといったことを言われたらこまりますよね。 その理由としはこういったことになります。 もともとの 「申し訳ない」という言葉は、これ 一語で形容詞です。 形容詞の活用のしかたは、「 かろ・かっ・く・い・い・けれ」の 1種類だけですね。 形容詞の活用形は、未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形の五つで、 命令形はありません。 そしてこの形容詞の「申し訳ない」を活用するとしたら、 申し訳な かろ う (未然形) 申し訳な かっ た (連用形) お申し訳な く なる (連用形) 申し訳な い。 (終止形) 申し訳な い とき (連体形) 申し訳な けれ ば (仮定形) といった 「ない」という部分が変わっていくことになります。 そして、 「申し訳ない」の敬語表現としては「申し訳なく存じます」等とするのが 正しいといったことです。 といったことで、「申し訳ない」といったことばと「ない」だけ取り出して 「申し訳ない」「申し訳ある」と表現するのは本来、おかしい使い方となるといったことです。 そして、 「申し訳ない」を形容詞として 丁寧語を使うとすると 「申し訳ないことでございます」 と使うのが正しいといったことになります。 そういったことからいえば、「申し訳ありませんでした」、「申し訳ございませんでした」といった言葉は間違いになります。 「申し訳ない」をわけてみたらどうなる? すでに一般的によく使われている「申し訳ございません」をいまさら、間違っている、誤用だといわれても・・・。 といったことになってしまいますね。 「申し訳ない」を一語の形容詞と解釈すれば確かに誤用になってしまいます。 何故、わけられる言葉だといえるのでしょうか? 元の言葉、「申し訳ない」が 「が」間にを入れても成立することばだからです。 「申し訳 が ない」といったことですね。 ですので、辞書によっては「申し訳ない」が一語の形容詞でなく、 「申し訳」の部分を名詞(代名詞)として扱っているものがあります。 「申し訳程度の」という言い方をするときも同じことになります。 そういった意味で、 「申し訳」が単独で名詞として成立しているということであれば、 「申し訳ある」「申し訳ない」という言い方も あり 、だということになっていきます。 しかし、 「申し訳」を名詞として 「ない」を助動詞とし考えると正しい使い方といいました。 くわしくみていくとこうなっていきます。 「ない」があると 「ある」といったことも言えることになります。 従って、 「申し訳ありませんでした」、「申し訳ございませんでした」といった言い方は正しいといったことになると思います。 「申し訳ありません」は、 まず、 「申し訳」+「ある」にわけられたことばの丁寧語の否定形です。 「ます」は丁寧語で、敬語のひとつですから、「あります」といった使い方はできます。 「ありません」 は 「あります」の否定形ですので 「ありませんでした」も正しい表現となります。 「申し訳ございません」は、 そして、 「あります」より上位の丁寧語が「ございます」です。 「ありません」の「あり」をさらに丁寧語に変えた言葉だと言われます。 ですので、 否定形の「ございませんでした」も、「ありませんでした」より上位の丁寧表現になります。 ということで、 「申し訳ありませんでした」「申し訳ございませんでした」の違いは、 丁寧さの度合いがちがっていたといったことです。 「申し訳ございませんでした」のほうがより丁寧だということですね。 「申し訳ありません」といったことばも 丁寧の助動詞が使われていますので、敬語として敬意ははらわれています。 「申し訳ございません」のほうがより丁寧だといったといってもかならずそちらを使った方がいいといったことではありません。 一般的には会社で使用するばあい謝罪のことばとして「申し訳ありません」を使う方が多いようようです。 違いをわかったうえでその場に応じた使い方をしたいですね。 【申し訳ないです】ありorなし では「申し訳ないです」といった使い方は間違いでしょうか? 「申し訳ないです」は一応 「です」という丁寧語は使っていますが、 文法上は、正しい形ではありません。 「申し訳がない」ということを文語では「申し訳無なし」と言っていました。 本来は「申し訳ないことです」というのが正しい使い方です。 それもあまり使い慣れていないのであれば、 「申し訳ありません」と言うようにしたいですね。 しかし、「異存ありません」、「お変わり御座いませんか」 のように 助詞のない形は、ほかにもあります。 ですので、「申し訳ないです」という言葉は使えないとはいいきれないのですが、 かなり、幼児語だともいえます。 ですので、結論的には、 「申し訳ないです」はあまり使わない方がいいですね。 ま と め 「申し訳ありません」や「申し訳ございませんでした」が間違っているか、正しいかなどをみていきました。 「申し訳ございませんでした」といった言葉も一語の形容詞からきていると考えると丁寧なことばでいったつもりでも間違っている思われてしまうこともあるかもしれません。 通常、使っている方も多いので問題ないかと思いますが、気になる方は、「大変失礼致しました」とかいった違う謝罪のことばと使うといったこともしてみていもいいですね。 投稿者 投稿日: カテゴリー.
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皆さんは「夜分遅くに」という言葉を意識したことはありますか。 現代では、昼夜問わずさまざまなサービスを受けることができます。 24時間営業のサービスを提供しているお店も珍しくありません。 しかしながら、今も昔も夜遅くの行動はマナー違反となることが多いです。 ただ、緊急時や止むを得ない場合もあるでしょう。 そんな時はどうしたらいいのでしょうか。 今回は、便利なクッション言葉「夜分遅くに」をご紹介します。 読み方 まず「夜分遅くに」という読み方についてご説明します。 こちらは「やぶんおそくに」という読み方をします。 聞いたことがない方にとっては「夜分 やぶん 」と「遅くに おそくに 」は同じような意味が含まれているのではないかと違和感を感じる方もいるでしょう。 以下をご覧ください。 やぶんおそくに 「やぶんおそくに」というのは一見、言葉の意味が重複しているように思えますが、正しい表現です。 「やぶん」「おそく」という部分が同じではないかと気になる方もいるようですが、安心して使うことができます。 意味 「夜分遅くに」という言葉はどのような意味があるのでしょうか。 「夜分遅くに」とは「夜遅くに」という意味があります。 具体的にどのような状況で使えばよいのでしょうか。 夜遅く 「夜分遅くに」の使い方を3つご紹介します。 こちらは、夜遅くに連絡をすることに対する配慮の言葉です。 仕事が終わった後の遅い時間に連絡をすることは避けるべきです。 夜遅くに連絡をとらなければならない場合でも、配慮の言葉がないと非常識と捉えられてしまうでしょう。 ここでは「夜分遅くに失礼します」「夜分遅くに申し訳ありません」「夜分遅くにすみません」の3つについてご紹介します。 使い方1:夜分遅くに失礼します 「夜分遅くに失礼します」とは、夜遅くに連絡をするという失礼な行動をお詫びするクッション言葉といえます。 必要な連絡は、終業時までに連絡をするべきです。 ただ、どうしても終業後の時間帯に連絡をしなければならないこともあるでしょう。 そんな時に「夜分遅くに失礼します」を使いましょう。 ただ、深夜に連絡をすることはビジネスにおいて原則禁止ということを忘れないようにしましょう。 使い方2:夜分遅くに申し訳ありません 「夜分遅くに申し訳ありません」も、夜遅くに連絡することをお詫びする文章です。 「夜分遅くに失礼します」よりも申し訳ないという気持ちが伝わりやすい言葉といえますが、基本的にはお詫びをしたからといって深夜に連絡をすることは非常識ということを忘れないようにしましょう。 しかし、緊急時や止むを得ない場合においては、深夜にビジネスメールを送ることも仕方ないといえるでしょう。 使い方3:夜分遅くにすみません 「夜分遅くにすみません」は、敬意や丁寧さに欠けるイメージがあります。 気心が知れた関係以外では使わない方がいいでしょう。 気軽に使いやすいフレーズというイメージがあります。 基本的には目上の方にビジネスメールをおくる際は、「夜分遅くに失礼します」や「夜分遅くに申し訳ありません」を使った方が無難といえるでしょう。 「夜分遅くに」メールを送るときの注意点3つ 夜分遅くにメールを送るときに注意点を3つご紹介します。 非常識な時間帯に連絡することは、相手のプライベートの時間を邪魔することになります。 少しでも失礼のないように「丁寧さを心がける」「必要な情報をわかりやすく書く」「文章は簡潔に」を心がけると良いでしょう。 具体例をご紹介します。 注意点1:丁寧さを心がける 一つ目の注意点は、丁寧さを心がけるということです。 相手のプライベートの時間を邪魔することになるので敬意をはらい、いつも以上に丁寧なメールを心がけましょう。 誤字脱字や、まぎらわしい表現がないかなど細かいところまで気を配りましょう。 分かりづらいメールを送り、相手がプライベートの時間を割いて返信しなければならないような状況は大変迷惑です。 気をつけましょう。 注意点2:必要な情報を分かりやすく書く 二つ目の注意点は、必要な情報を分かりやすく書くということです。 特に、深夜の時間帯に連絡をする際は日付に注意しましょう。 時間帯によっては「今日」や「明日」という表現が混乱を招くことがあります。 注意点3:文章は簡潔に 三つ目の注意点は、文章を簡潔にするということです。 相手のプライベートの時間を邪魔しないように文章は簡潔にしましょう。 要点をまとめて少ない文章で送るように心がけましょう。 文章を削っても意味がわかるところは省くなど、受け取り手がわかりやすい文章にしましょう。 「夜分遅くに」という表現は、英語でもあるのでしょうか。 直訳すると「Night is late」という言葉になります。 日本語の「夜遅く」「夜間」「深夜」「夜更け」などのように英語の「夜分遅く」にもさまざまな言い方があります。 Night is late 「夜分遅くに」を直訳すると「Night is late」という言葉になります。 さまざまな表現がありますがその他にもメジャーな表現に「late at night=夜遅く」があります。 また「midnight」や「dead of the night」で「真夜中」や「深夜」を表すことができます。 「Late night」だけでも「夜遅く」の意味があります。 英語はシンプルな表現が便利です。 夜分遅くの時間帯 夜分遅くの時間帯とは、具体的に何時頃のことなのでしょうか。 現代社会では、人によって働く時間がさまざまです。 昼間に働く方もいれば、夜勤の方もいるでしょう。 定時で上がることができる方もいれば、残業が必要な方もいることでしょう。 配慮が必要になる時間についてご説明します。 個人差はあるものの、20時から22時以降をイメージされる方が多いのではないでしょうか。 実際はどうなのかご紹介します。 22時以降 夜分遅くの時間帯は、22時以降を目安にするといいでしょう。 もちろん人によって解釈は異なるのですが、多くの人が「22時=夜遅く」という認識があります。 一方で、マナー関連の本には「個人差があるので、20時以降の連絡には一言添えましょう」と表記しているものがあります。 気になるようであれば20時以降から、少なくとも22時を過ぎてしまうようであれば一言お詫びをするようにしましょう。 夜連絡する時は「夜分遅くに」を使おう 夜遅くに連絡する時は「夜分遅くに」を使う必要があることがよくわかりました。 同じビジネスメールの内容でも「夜分遅くに」という言葉がないと非常識と捉えられるでしょう。 仕事や人間関係を円滑にするためにとても大切な言葉です。 どうしても連絡をとらなければならない状況はあるでしょう。 ただ、相手の時間を頂戴しているという意識を忘れないようにしましょう。 そうすれば、おのずと配慮の言葉が出てくるでしょう。 夜使う敬語をチェックしよう 他にも、夜の時間帯に使う言葉があります。 日本は敬語という文化が非常に発達している国といわれています。 丁寧語に尊敬語や謙譲語などさまざまな種類があります。 例えば「こんばんは」や「おやすみなさい」を敬語で表現したい場合はどうしたらいいのでしょうか。 また、敬語で表現することはできるのでしょうか。 以下の記事も、ご覧ください。 至急で連絡欲しい時のメールの送り方.
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「申し訳ございません」の意味と使い方は? 最初に「申し訳ございません」の意味と使い方から解説します。 「申し訳」とは「言い訳」のこと そもそも「申し訳ございません」の「申し訳」の意味は「言い訳」や「弁解」などです。 「申し訳がない」で、「言い訳がができない」「弁解の余地もない」という意味となり、許しを請う時の詫びの言葉、相手に謝罪の意を表す言葉となります。 「申し訳ございません」は「申し訳ない」の丁寧な言い回し表現です。 相手に対して深い謝罪の念を伝えることができるため、ビジネスシーンでも最も使われる「謝罪の言葉」と言えるでしょう。 「申し訳ございません」はおかしい?誤用という説 「申し訳ございません」を「申し訳ない」という形容詞として解釈する場合、「申し訳ございません」は「誤用である」という見方も出てきます。 「申し訳ありません」の場合も同様に、間違った使い方だとする意見は無きにしも非ずです。 しかし、「申し訳」という言葉を名詞として解釈すれば、「申し訳ございません」や「申し訳ありません」は一概に誤用とは言い切れないと考えられるでしょう。 「申し訳ございません」の使い方 「申し訳ございません」は相手に対し迷惑をかけたり、状況に不具合が生じたりした時などに「謝罪」の意を込めて放たれる言葉ですが、もともと「ごめんなさい」「すみません」を丁寧な言い回しにした表現です。 そのため、ごく軽度なミスや道端でぶつかった時などに「申し訳ございません」を使うのは適切ではありません。 もちろん、取引先や目上の人に対してはどのような状況にでも使うべきですが、親しい間柄や状況に見合わない「申し訳ございません」の多用は、言葉の効力を失ってしまう原因ともなり得ます。 さらには、「そこまで謝らなくても…」と相手が引いてしまうこともあるかもしれません。 ぜひ、状況を把握しながら適切な表現を使っていくようにしましょう。 「申し訳ございません」の例文 「申し訳ございません」を使った例文を挙げてみます。 <文末に来る場合>• この度は発注ミスが重なってしまい、大変申し訳ございません。 連絡が間に合わず、ご迷惑をおかけしてしまいました。 本当に申し訳ございません。 長い間お待たせしてしまい、申し訳ございません。 <文頭に来る場合>• 申し訳ございませんが、ミーティングの時間を変更していただけないでしょうか?• 誠に申し訳ございませんが、本日はこれで失礼をさせていただきます。 申し訳ございませんが、プレゼン用の資料を多めにご用意願えませんでしょうか? 「申し訳ございません」と「申し訳ありません」との使い分け 「申し訳ございません」と「申し訳ありません」は同じ意味を持ちます。 しかし、「申し訳ございません」の方が「申し訳ありません」より丁寧な表現となり、取引先や目上の人に対し、本当に心から謝罪の気持ちを示したい時、弁解の余地もないほどの迷惑をかけてしまった時は、多くの場合で「申し訳ございません」を使います。 「申し訳ございません」の言い換え表現は? 続いて「申し訳ございません」と言い換えできる表現を挙げてみます。 謝罪の言葉が軽くならないように、状況に適語を選ぶようにしましょう。 家族や友人などの間柄でも「ごめん」ではなく、やや強い詫びの気持ちを込める時に「済まないことをした」「相済まなかった」などを使うことがあります。 また「失礼いたしました」は、もともと「失礼なことをしてしまいました」という意味で、ビジネスシーンでも長い付き合いである取引先や、気心の知れた上司などに使える軽い謝罪の表現です。 「申し訳ございません」の外国語表現は? 国際化を迎え、多言語に触れる機会も増えてきています。 最後に英語、中国語、韓国語では「申し訳ございません」をどのように表現するか見てみましょう。 日常的にもビジネスのおいても共通して使えるためとても便利ですが、ビジネスの場合は状況によって「We (私たち)」を使いましょう。 個人的な謝罪なのか、部署やチーム単位の謝罪なのかを把握して文章を完成することが大切です。 中国語は「对不起」 中国語では「相手に向ける顔がない」「言い訳のしようがない」という意味で、自分に多大な非がある時に「对不起(ドゥイプーチー)」という表現を使います。 心から相手に申し訳ないと思う気持ちを伝えたい時に使いましょう。 韓国語は「죄송합니다」 韓国語では「죄송합니다(チェソンハムニダ)」となります。 「申し訳が立たない」という気持ちで心から謝罪をする時に使われます。 まとめ 「申し訳ございません」は「申し訳ありません」と同じ意味を持ちますが、「申し訳ございません」の方が相手に対して、さらに丁寧な表現となります。 取引先やクライアント、顧客や目上の人に対して「心からの謝罪の意」を示したい時に使いましょう。 相手に対して丁寧な謝罪の言葉で相手にアプローチしたい時は「申し訳ございません」の方がよいですが、ごく軽度のミスや親しい間柄では会話がぎこちなくなってしまうこともあるでしょう。 謝罪という大切な場面で、言葉の効力を失わないように状況に合わせて言葉を使い分けることが大切です。
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