つわりで仕事を休んでもいい?困ったときに頼れる「母健連絡カード」を知ろう 2020年4月9日 こそだてハック 働いている妊婦さんにとって、つわり中に仕事に行くのは大変なことですよね。 吐き気や嘔吐など、つわりの症状がひどいときは家を出るのもつらいので、仕事を休むべきか悩むことも。 今回は、つわりで仕事を休んでいいのか、休むときの基準、つわり中に仕事をうまく乗りきるコツをご紹介します。 そもそもつわりとは?いつから始まるの? つわりとは、妊娠に伴って現れる不快症状のことで、吐き気をもよおしたり、実際に吐いてしまったり、においに敏感になったりします。 ほかにも、ひどい眠気、よだれが増える、常に何かを食べていないと落ち着かない、など妊婦さんによって症状は様々です。 妊婦さんの約半数以上がつわりを経験するといわれていて、早ければ妊娠5~6週頃に始まります。 関連記事 つわりで仕事を休んでもいいの? 吐き気や嘔吐といったつわりの症状があると、仕事に行くのもつらく感じてしまいますよね。 特に朝はつわりの症状が重い傾向にあるので、準備をするのも一苦労です。 また、通勤電車の中で吐いてしまったらどうしよう、会議中に気持ち悪くなったらどうしよう、など不安は尽きません。 このようにつわりの症状がひどい場合、仕事を休んでもいいのでしょうか? 労働基準法では、産前産後休業(産休)と育児休業(育休)ついての定めはありますが、つわりによる休業に関する定めはありません。 そのため、つわりの症状がひどくて仕事を休むときは、風邪などで休むときと同じように自分自身で判断して、職場に知らせて休むことになります。 有給休暇扱いになるか欠勤扱いになるかは勤務状況や職場の規則によります。 また、職場によっては1週間以上休むときは、診断書を提出するようにといわれることもあるかもしれません。 会社の就業規則やルールを確認しておくようにしましょう。 関連記事 つわりで仕事を休むとき会社にはなんて言えばいいの? つわりの症状は早い人だと妊娠4〜5週頃から出てきますが、この時期はまだ職場に妊娠報告をしていない人も多く、「つわりで休む」とは言いにくいこともありますよね。 業務が忙しかったり進行中のプロジェクトがあったりすると周りの人に迷惑になるから休めないと感じる人もいます。 しかし、つわりの症状がひどいときに無理して仕事をすると、つわりが悪化してしまうこともあります。 妊娠が判明したら上司にだけは早めに伝えておき、つわりがひどくなって休む状況になったときのことを相談しておくといいでしょう。 早く妊娠報告をすることで、周囲に協力してもらう環境づくりもできます。 妊娠したことを誰にも伝えていない状況で、つわりを理由に休むことになった場合は、そのときに上司には正直に伝えたほうがいいでしょう。 関連記事 つわりで仕事を休む基準は? つわりの程度には個人差があるため、「この症状が出たら仕事を休むべき」という基準はなく、休むかどうかは基本的に自己判断となります。 また、立ち仕事がメインの接客業や外回りの多い営業など、職種や業務内容によっても休む基準は変わってきます。 また職場の上司に相談できる場合は、勤務時間を短縮する、出社時間を遅らせる、業務を変える、といった措置をとってもらえば、出社できることもあるかもしれません。 水も飲めないくらいひどい症状の場合は妊娠悪阻の可能性もあるので、病院を受診しましょう。 妊娠悪阻と診断されると診断書を出してもらえるので、職場に提出してしっかり休むようにしてください。 関連記事 つわりで仕事を休むことを会社に理解してもらえないときは? 仕事に行けないほどつわりがひどいとき、前述の流れで休むことができれば問題ないですが、職場の理解が得られず休めない・休みにくいというケースもあります。 そんなときは、「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」を利用しましょう。 事業主は妊娠中の労働者から母健連絡カードを提出されたら、記載内容に応じなくてはなりません。 つわりがひどいと仕事を辞めさせられてしまうのではと心配してしまう人もいますが、法律上、妊娠を理由に職場を解雇されることはないので、安心してくださいね。 関連記事 仕事中につわりを乗りきるコツは? つわり中に会社を休むほどではないけど、途中で吐き気に襲われたり気分が悪くなったりして仕事がうまく進まないこともありますよね。 下記に、仕事中につわりを乗りきる対策をご紹介します。 ガムやあめを食べる ガムやあめは、仕事中でもすぐに口に含ませることができ、つわりの気持ち悪さが和らぎます。 特にミント味やソーダ味は、口内の不快感をなくしてくれるのでおすすめです。 食べつわりの人は、口に物を入れておくことで、安心感を得ることもできますね。 また、つわりの間は胃酸によって口臭が気になってしまいますが、ガムやあめで口臭予防をすることもできます。 妊娠初期の激しい眠気対策としても効果的ですよ。 軽食をとる 食べつわりの場合、空腹では胃酸が強くなってしまい、さらに強くつわりを感じてしまいます。 一口サイズの軽食を持ち歩くようにしましょう。 おにぎりやクッキーなどは、カバンの中に入れておいても邪魔にならないのでおすすめです。 マスクをつける つわり中は、普段は気にならない臭いでも気持ち悪くなってしまうことがありますが、マスクなら臭いをある程度シャットアウトすることができます。 冬場は妊婦さんの風邪対策としてもマスクは欠かせません。 マスクの裏に柑橘系やミントの香りをつけると、気持ち悪さや吐き気が和らぐという妊婦さんもいますよ。 定期的にリフレッシュする 吐き気や胃のむかむか、だるさ、眠気によって仕事が思い通りに進まないとストレスが溜まってしまいます。 ストレスはつわりの症状を悪化させることもあるので、できるだけストレスをためずに過ごしましょう。 仕事が思うようにはかどらなくても、「今はつわりの時期だから仕方がない」と割りきり、休憩がてら席を立って気分転換をするようにしましょう。 ずっと同じ姿勢でいることも、つわりを悪化させやすいので、少し体を動かして外の空気を吸うといいですね。
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ページの目次• つわりがひどくて仕事ができない!診断書はもらえる? 妊娠すると多くの人はつわりに悩まされます。 このつわりは個人差があってひどい場合は水分も摂れなくなってしまうこともあるんです。 つわりは病気ではありませんが、仕事ができない状態の時はどうすればいいのでしょうか。 病院にもよりますが、つわりで診断書を出してもらえることがあります。 長期間つわりがひどく休んだ場合はその診断書を使い「傷病手当」の手続きをすることもできます。 傷病手当の手続きができればつわりで仕事を休んだとしても、健康保険組合から給料の3分の2ほどを受け取る事ができます。 あまりにもつわりがひどくて仕事に行けない状態であれば、病院の先生に一度相談してみて下さい。 ただし診断書を書いてくれるかは先生によって違うので、もらえない場合があるという事も覚えておきましょう。 つわりがひどくて診断書をもらって仕事を休む時は つわりで診断書を書いてもらえるかどうかは病院や先生によって違います。 またつわりで仕事を休めるかどうかも会社によって違ってきます。 女性が多い職場や女性に優しい職場であれば問題なく休めても、そうでない会社の場合は休みづらいようです。 つわりは1日で治まるものじゃないのである程度の長期休暇になってしまいますからね。 病院で診断書を書いてもらえたら会社に報告します。 つわりで休む場合は傷病休暇となるので健康保険組合に提出する書類を総務課でもらい必要事項を記入し、診断書と一緒に提出です。 この手続きをしておくと健康保険組合から傷病手当として給料の3分の2を受け取ることができるのです。 傷病休暇だからといって病院に入院しなければいけないなどという条件はありません。 自宅で安静にしていても対象となります。 つわりの診断名って何だか気になりませんか? 以前私が書いてもらった時は「重症妊娠悪阻」となっていましたが、最近は診断書という形ではなく「母性健康管理指導事項連絡カード」というものがあるようです。 つわりで仕事を休む!診断書代わりのカードとは? 病院で診断書の代わりに「母性健康管理指導事項連絡カード」が出されるようになりました。 このカードは厚生労働省が定めた書類となり、会社側に病院から妊婦の状態を伝えるためのものです。 しかしこの母性健康管理指導事項連絡カードがまだあまり世間に浸透していない為に会社の対応も様々で ・つわりがひどく出血もあったので会社に提出したら病欠になったのでよかった。 ・妊娠初期に流産の可能性があったので会社に提出し有給休暇を取れた。 ・つわりがひどく会社を休みがちになり、毎朝電話をするのも嫌なので先生にお願いして書いてもらった。 診断書の代わりになるので気にせず休む事ができた。 などスムーズに休む事ができたという意見もあれば ・つわりがひどくなってきた為、早めに会社に提出したけれどあまり効果がなかった ・つわりがつらいので病院で書いてもらい会社に提出したが、上司に「つわりは病気じゃないので欠勤の理由にならない」 と言われ、何の効果もなかった。 といったような提出しても効果がない場合もあるようです。 診断書と同じ効力はあっても診断書の方が会社に伝わりやすいかもしれませんね。 しかしつわりのつらさを理解し、女性が働きやすい職場に改善していかないと少子化問題も改善されないのではないでしょうか。 つわりで仕事を休む?休まない? つわりで仕事を休むか休まないかは悩むかもしれません。 そもそも職場に妊娠報告をしていなければつわりを理由に休むわけにはいきません。 でも妊娠初期ではなかなか報告しにくいですよね・・・ しかし妊娠の報告をしていない事により無理をして働き、赤ちゃんに何かあった時どうしますか? つわりがある妊娠初期は胎児も不安定な時期なので無理は禁物です。 つわりの症状が軽い人は家にいるよりも職場にいる時の方が案外つらくないという事もありますが、ひどい人は一日に何度も吐き、体重が急激に減ったりします。 水分が摂れなくなり脱水症状になってしまうこともあるんです。 そんな状態の時はやはり仕事を休んだ方がいいのではないでしょうか。 休める期間は会社によって違いますし、つわりを病気と認識しない会社もあると思いますが、上司への妊娠報告は早目にしておいた方がいいでしょう。 休職するなら診断書を 診断書を書いてもらう時には病院の先生に書いてもわらないといけませんが、仕事の内容などを説明した方がいいでしょう。 体力が必要な仕事だとつわりがひどい上に赤ちゃんが不安定な時期なので働くのも難しい事もあるのでそういったことも詳しく説明しておきましょう。 つわりはある期間続くのであまりにもひどい時は長期で休んだほうがいいかもしれません。 もちろん仕事に支障が出るので会社に相談は必要です。 休職すると決まった場合傷病手当金の手続きをすれば給料は出ませんが、健康保険から給料の3分の2を受け取る事ができます。 これは健康保険から支給されていて会社の負担になる事ではありません。 もし会社の健康保険に加入していなくて、国民健康保険の人は傷病手当金は支給されないので気をつけて下さい。 病院で診断書を書いてもらえないと休む事は言い出しにくいかもしれません。 しかし赤ちゃんの為にもしっかり上司や同僚に理解してもらい休める環境にしたいですね。
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【質問】つわりがひどく、仕事に行けない 妊娠7週2日目の初タマです。 立ちっぱなしで走りまわったり、重い物を持ったりする仕事をしています。 1週間ほど前からつわりが始まったのか、朝起きると気持ちが悪くなりました。 吐けないのですが嗚咽がひどく、仕事ができる状態ではないため、1週間ほど休みました。 最近は大分落ち着いてきたのですが、体がだるいのと異常に眠いため、引き続きお休みさせてもらっています。 こんなんじゃダメだとはわかっているのですが、なかなか仕事に行く気になれません。 どうしたらいいか毎日考えてしまい、気が滅入ります。 【専門家の回答】ふなこしいずみ先生(助産師) 初めての妊娠でつわりがひどいと不安な日々をお過ごしかもしれません。 妊娠による体調の変化は、自分自身が甘いわけではないですよ。 今は先が見えずつらい状況ですが、妊娠初期のつわりや眠気は妊娠12~15週の胎盤の完成を目途に徐々に改善するのが一般的な経過です。 お仕事を休める環境でしたら、しっかり体を休めましょう。 ただ、業務内容が体力的にハードなようですので、妊娠前と同じように働くことは難しいかもしれません。 妊娠中は、走ることや腹筋や腰に負担がかかるほど重いものを持ち上げることは避けるべきです。 労働基準法における母性保護規定などもありますので、ぜひ一度、職場の上司と今後の働き方について相談されることをお勧めします。
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