そこには、ピッコロの基礎練習に対して2つの立場がある事が関係していると私は思います。 一つの立場は、「ピッコロトランペットは<練習>するものではなく<演奏>するものだ。 」という言い方に象徴されるように、B管など通常の管での基礎が良いものであれば、ピッコロで特別に基礎練習する必要はなく、ピッコロでは曲を演奏するだけだ、という考え方です。 もう一方の立場は、ピッコロは他の管とは違う長さの楽器である以上(約半分の長さ)、基礎練習はした方が良い、という考え方です。 とは言え、後者の立場でさえも、実際には、ピッコロトランペットだから特別な練習というのはほとんど存在しないと言って良いかと思います。 楽器に慣れるための、シンプルな練習内容がある程度です。 これは、ピッコロトランペットの特性を理解すれば納得のいくことかもしれません。 尚且つ、唇に対するダメージは大きなものです。 B管などでは無理矢理な吹き方でもとりあえずある程度は吹き続ける事ができ(てしまい)ますが、ピッコロではそれができません。 音自体が比較的すぐに鳴らなくなっていってしまいます。 つまり、ピッコロトランペットは吹き方の効率性が顕著に影響する、裏を返せば、変な吹き方での唇への負担はとても大きい、と言えます。 このような特性から、ピッコロトランペットをたくさん練習して吹き方を見つける、というのはあまり現実的ではありません。 それよりは、負担やリスクの少ないB管などで良い基礎を身につけてから、ピッコロに適用する、という方が賢明だと言えます。 このような事由から、ピッコロトランペットの教則本というのはあまり多くは存在しないのでしょう。 もちろん、逆に、効率性が顕著に求められるピッコロトランペットを練習する事によって力ずくではない吹き方を見つけていく、という事がB管などでの演奏に好影響となる事もあります。 ここには4つほど簡単にご紹介したいと思います。 内容はとてもシンプルで、音階や3度進行など、ごくごく基本的なパターンが15パターン掲載されています。 全てのパターンで、ピッコロの下の音域から上の実音Fまでがカバーされるように、調を変えて10~15の練習フレーズがありまます。 拙い実演で恐縮ながら、この教本からいくつか抜粋です。 日本では、できます。 ピッコロの楽器のことから練習について、移調や装飾音について、などの説明文が豊富に書かれています。 楽譜としては、ウォームアップ、トリル、エチュード、デュエットなど。 インタビューは、Allan Dean, Donald Green, Konradin Groth, Hakan Hardenberger, Adlph Herseth, Raymond Mase, Fred Mills, Bo Nilsson, Anthony Plog, Otto Sauter, Charles Schlueter, Philip Smith, Edward H. Tar, Allen Vizzuttiが、いくつかの質問に答える形式で、彼らのアイディアを紹介しています。 使用楽器、マウスピース ピッコロ時、B・C管時 、ピッコロ練習メニュー、ピッコロがある時のウォームアップ、ピッコロでの小さいマウスピースで問題が起きた時の対処、ピッコロではアンブシュアや息や音のコンセプトは変えるかどうか、聴くべき奏者、アドヴァイス、が質問項目です。
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トランペットで音が出るようになると、今度はドレミを吹きたくなりますよね。 トランペットはピアノなどの鍵盤楽器と違って、3つのピストンバルブの組み合わせでドレミを表現します。 今回はトランペットでドレミを出すための運指表(ピストンの押し方)をご紹介します。 ピアノの楽譜などトランペット以外の楽譜を見ながらトランペットを吹く時の注意点もお伝えしますので是非ご確認ください。 トランペットのドレミ運指表 五線譜とドレミ読みと運指表をご紹介します。 楽器解体全書より引用) ドとソとドや、ミとラが同じ運指がありますが、これはトランペットなどの金管楽器の特徴です。 同じ運指でも息の速さや唇の張り、口の中の空間などを調整することで色々な音を出すことができるのです。 なぜ、3つのピストンでドレミ…の音が出せるのか なぜ、3つしかピストンが無いのにドレミファソラシドと色んな音が出せるのでしょうか。 簡単に解説していきます。 ピストンを押すとトランペットの管の長さが長くなる トランペットではピストンを押すと息の通り道が変わり、押さない時よりも息が通る管の長さが長くなります。 以下はトランペットの図です。 ピストンを何も押さない状態では、息は第1〜3抜差管を通らずまっすぐベルに向かいます。 最短距離で息が通るのです。 (楽器解体全書より引用) ピストンを押すと以下の図のように息の通り道が迂回され、上の図で抜き差し管と書かれた管を通ります。 この抜差管の長さの分だけトランペットの管が長くなるのです。 ピストンを押すとトランペットの管が長くなるということがポイントです。 (楽器解体全書より引用) 長さが変わると音が変わる 楽器というのは(楽器に限りませんが)、長さが長いほど低い音が出て、短いほど高い音がでます。 例えば、高い音が出るソプラノリコーダーの方が、低い音がでるアルトリコーダーよりも短いように。 ギター、ピアノ、おもちゃの笛など、挙げればきりがありません。 短ければ低い音が出て、長ければ低い音が出るのが自然の摂理です。 トランペットも例に漏れません。 見ていただいたように、ピストンを押すと抜差管を通ることで息が通る管が長くなる、つまり音が低くなるのです。 ピストンはそれぞれ長くなる長さが違います。 これらを組み合わせることで様々な音階を表現することが出来るのです。 ピアノなどの他の楽器と一緒に吹くときの注意点 同じ楽譜をトランペットとピアノなど他の楽器と一緒に見ながら演奏する場合には注意が必要です。 同じドレミでもピアノなどとトランペットでは、実際には別の音が出ているからです。 ちゃんと吹けているはずなのに、なぜがピアノとハモらない、合わないという現象が発生するのです。 トランペットのドレミは「ドレミ」じゃない これはトランペットが移調楽器だからです。 自分の練習のためだったり、完全に一人だけで演奏するソロであれば、トランペットでピアノの楽譜を吹くことに問題はありません。 他の楽器と一緒に吹く時だけ注意すれば良いでしょう。 まとめ いかがでしたでしょうか。 トランペットのドレミは3つのピストンの組み合わせで吹くことができます。 ピストンでトランペットの管の長さを自在に変えながら、息の速さや唇の張り、口の中の空間を調整することで吹けるのです。 ただ、他の楽器と吹くときは要注意です。 同じ楽譜を見ても違う音が出ますので、一緒に合わせて吹きたい時は要注意です。
次のそこには、ピッコロの基礎練習に対して2つの立場がある事が関係していると私は思います。 一つの立場は、「ピッコロトランペットは<練習>するものではなく<演奏>するものだ。 」という言い方に象徴されるように、B管など通常の管での基礎が良いものであれば、ピッコロで特別に基礎練習する必要はなく、ピッコロでは曲を演奏するだけだ、という考え方です。 もう一方の立場は、ピッコロは他の管とは違う長さの楽器である以上(約半分の長さ)、基礎練習はした方が良い、という考え方です。 とは言え、後者の立場でさえも、実際には、ピッコロトランペットだから特別な練習というのはほとんど存在しないと言って良いかと思います。 楽器に慣れるための、シンプルな練習内容がある程度です。 これは、ピッコロトランペットの特性を理解すれば納得のいくことかもしれません。 尚且つ、唇に対するダメージは大きなものです。 B管などでは無理矢理な吹き方でもとりあえずある程度は吹き続ける事ができ(てしまい)ますが、ピッコロではそれができません。 音自体が比較的すぐに鳴らなくなっていってしまいます。 つまり、ピッコロトランペットは吹き方の効率性が顕著に影響する、裏を返せば、変な吹き方での唇への負担はとても大きい、と言えます。 このような特性から、ピッコロトランペットをたくさん練習して吹き方を見つける、というのはあまり現実的ではありません。 それよりは、負担やリスクの少ないB管などで良い基礎を身につけてから、ピッコロに適用する、という方が賢明だと言えます。 このような事由から、ピッコロトランペットの教則本というのはあまり多くは存在しないのでしょう。 もちろん、逆に、効率性が顕著に求められるピッコロトランペットを練習する事によって力ずくではない吹き方を見つけていく、という事がB管などでの演奏に好影響となる事もあります。 ここには4つほど簡単にご紹介したいと思います。 内容はとてもシンプルで、音階や3度進行など、ごくごく基本的なパターンが15パターン掲載されています。 全てのパターンで、ピッコロの下の音域から上の実音Fまでがカバーされるように、調を変えて10~15の練習フレーズがありまます。 拙い実演で恐縮ながら、この教本からいくつか抜粋です。 日本では、できます。 ピッコロの楽器のことから練習について、移調や装飾音について、などの説明文が豊富に書かれています。 楽譜としては、ウォームアップ、トリル、エチュード、デュエットなど。 インタビューは、Allan Dean, Donald Green, Konradin Groth, Hakan Hardenberger, Adlph Herseth, Raymond Mase, Fred Mills, Bo Nilsson, Anthony Plog, Otto Sauter, Charles Schlueter, Philip Smith, Edward H. Tar, Allen Vizzuttiが、いくつかの質問に答える形式で、彼らのアイディアを紹介しています。 使用楽器、マウスピース ピッコロ時、B・C管時 、ピッコロ練習メニュー、ピッコロがある時のウォームアップ、ピッコロでの小さいマウスピースで問題が起きた時の対処、ピッコロではアンブシュアや息や音のコンセプトは変えるかどうか、聴くべき奏者、アドヴァイス、が質問項目です。
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