ニキビは何故できる? こんにちは、丸鈴薬局の薬剤師()です。 脂ぎった肌にできるニキビは顔に出来ると第一印象を悪くしてしまいますよね。 特に、たくさんのニキビや大きなニキビが出来てしまうと、顔を見せることを嫌がり、自分のコンプレックスになってしまう人も少なくありません。 男性の場合はニキビが大きく重症化しやすい、女性の場合は、ホルモンバランスによってニキビができやすいと言った情報もありますが、年齢によっても対処法が異なるのもニキビの対策の重要な点です。 またニキビには種類があり、毛穴に皮脂が詰まった白ニキビ、その油が酸化して黒っぽくなる黒ニキビ、皮脂内で細菌が増殖し炎症を起こす赤ニキビ、最終的に膿が出来てしまって陥没等の跡の原因になる黄ニキビがあります。 今回は、ニキビは何故できるのか?その正しい対処法に関してわかりやすく解説します。 思春期ニキビの原因について まずは思春期ニキビの原因について確認していきましょう。 二次性徴に差し掛かった男女はそれぞれ大人の体になるために、男性の場合はテストステロン、女性の場合はエストロゲンとプロゲステロンの分泌が始まります。 このホルモン分泌によって、今までよりも皮脂の分泌量が増えることで、ニキビ発生の原因になります。 男性に多く分泌されるテストステロンが酵素分解によってできるのが、ジヒドロテストステロンです。 テストステロン自体には、ニキビを発生させる要因はありませんが、このジヒドロテストステロンは、皮脂の分泌量を著しく増やします。 特に、思春期に当たる10代後半は、このテストステロンの分泌量が増えると同時に、分解物であるジヒドロテストステロンの量も増加します。 その結果、男性のニキビ発生の原因になります。 女性の場合は、主にプロゲステロンが原因です。 プロゲステロンの働きは、受精卵を育てるために多くの水分含めた栄養分を溜め込む働きがあります。 加えて、皮脂の分泌も盛んにするため、ニキビができやすくなります。 男性ニキビの場合はテストステロンが安定的に分泌されるため、短期間でのニキビができる量に変化がないのが特徴です。 女性の場合は、プロゲステロンの分泌時期に多くできて、月経が終わるとニキビができる個数に変化が出ます。 何れにせよ、ニキビが出来ている原因である皮脂の分泌量を減らすのが、ニキビを治す大切な点です。 一見関係ないような肌荒れの原因に見えます。 しかし、アトピー体質の人は、人間の肌にある水分を保持する機能が劣っていることが大きなニキビができやすい要因です。 水分保持する機能が無いことで、人間の肌は乾燥から肌を守ろうとします。 人間の肌で感想を守るために、人間の肌の皮脂は分泌されます。 皮脂の役割は、脂のコーティングを肌に施すことで、肌の下にある水分を蒸発させないように蓋をするのが大きな役割になります。 この蓋をするために人間の体が分泌した皮脂が過剰にあることで、毛穴がつまりニキビが出来てしまいます。 アトピー体質がある人は、乾燥肌のケアもしっかり行うことが大切です。 大人ニキビの原因について 大人ニキビの原因は思春期と発生理由が異なります。 主に生活習慣による、ホルモンバランスの乱れや不規則な生活に起因するものがメインです。 治療と共に、原因になっている要因を取り除くことが急務になります。 ストレスがあり食べることで発散している場合は、暴飲暴食となり、過剰に摂取しすぎた皮脂を消費することが出来ず、皮脂への分泌されるようになります。 また、睡眠不足があることで、本来元気な肌が作られることがなくなり、肌荒れの原因になります。 肌が荒れ、肌の水分の蒸発が激しくなると、皮脂の分泌が増える悪循環となり、毛穴が詰まるようになります。 その結果肌荒れからのニキビの原因になります。 更に、慢性的な睡眠不足を続くことで、体内時計が狂います。 その結果、ホルモンの分泌のバランスが崩れて、ニキビができやすくなります。 女性の場合はエストロゲンの分泌が悪くなれば肌の新陳代謝の悪化、プロゲステロンの過剰分泌になれば、皮脂の分泌が増えることになるので、思春期よりも酷いニキビに悩まされるケースも少なくありません。 男性でも気をつけて欲しいのは日焼け止めです。 日焼け止めは、UVケアをする重要なアイテムですが、その有効成分は親油性の性質を持っている、もしくはクリームの形態をしています。 そのため、塗り過ぎと塗った後洗顔をして、成分を落とさないのは酸化した油脂が毛穴に詰まるのと同じになるので、ニキビの原因になります。 また、酸化した油分が肌に残っているとニキビの原因になります。 特に、化粧をして洗い落とさないというのは、酸化した皮脂が顔に残っている状態となるため、黒ニキビの原因になります。 化粧品のファンデーションやアイシャドウは油分が使用されています。 化粧落としで落とさないということは、これらの油分が毛穴につまるため、ニキビ発生の原因になるのです。 使用している化粧筆やパフも汚れている場合は、皮脂についているニキビの原因菌と酸化している皮脂を塗りたくっていることになります。 そのため、綺麗な箇所でもニキビが出来てしまいます。 皮膚の毛穴も道具も常に清潔にするのが重要なポイントです。 ニキビの治療方法の種類 ニキビにの治療方法は、保険治療と自費治療があります。 ニキビの保険治療 保険治療の場合は、白ニキビの後、アクネ菌等が繁殖して、赤ニキビや黄ニキビが出来てしまっている状態を改善する薬剤を処方し、治す治療法です。 医師の元薬剤を使用するため、肌の症状にあった薬剤を塗布しつつ、生活習慣等の改善を行っていきます。 実際に使用する薬剤は下記で紹介します。 ニキビの自費治療 自費治療は主に、ニキビが出来てしまった後の肌の陥没や後をレーザー等で処置をすることで、綺麗な肌を取り戻す方法で、美容整形に近い分野となります。 CO2レーザー照射や、下に紹介するケミカルピーリングが代表的なニキビの自費治療となります。 ケミカルピーリングとは? ケミカルピーリングとは、人間の肌の古い角質を取り除くことで、肌の新陳代謝を促進させる方法です。 ニキビができやすい環境は、古い角質にある毛穴に皮脂がつまり、酸化している状態です。 ケミカルピーリングによって、毛穴と皮脂を取り除き、ニキビ発生の原因になる酸化した皮脂と無くすことを目的としています。 最近は市販で自然の有効成分を使用した肌に優しい商品も出ています。 もし、市販の商品で肌の角質を落とす成分を肌に塗って角質を落とします。 そのため、肌が敏感肌の人は顔以外の部位でパッチテストを行うようにしてください。 自費治療の場合は医師が使用できる濃度の肌に優しい薬剤を使用し、肌の状態に合わせて治療を行っていきます。 そのため、ピーリングで取り除く角質の厚みも違います。 医院によって特色があるので、気兼ねなく相談することが大切です。 ニキビ治療の処方薬について(保険治療) ここでは病院(皮膚科)でニキビ治療を行った場合、どのような薬剤が処方され、どんな効果があるのか、どういった人向きむきなのか?を外用剤・内服薬それぞれについて解説します。 ニキビ治療の外用剤について(処方薬) まずはニキビ治療の代表的な外用剤について紹介していきます。 塗り方や塗布量についても参考に記載していますが、必ず医師の指示に従って使用してください。 ニキビの菌を殺し、ニキビができにくい肌を作り上げるまでを一本でカバーする強力な塗り薬です。 エピデュオゲルの塗り方 1日1回、洗顔後に塗ります。 本剤を少量(人差し指の先端から1つ目の関節までの長さ(約0. 5g))、チューブから指先にとり、他の指を使ってこすらずに薄く塗り拡げます。 塗る面積は徐々に拡げていきます。 初日はニキビを中心に直径2cm以下の面積にとどめ、1日ごとに直径1cmずつ塗る面積を拡げていきます。 ニキビが顔全体にある方は、刺激に注意しながら数日かけて顔全体に拡げていきます。 対してクリンダマイシンは細菌が増えるために必要な。 タンパクの合成を阻害します。 このため、赤ニキビや黄ニキビの治療メインに使用し、ニキビ内にいる炎症を引き起こす菌をやっつける薬剤です。 デュアック配合ゲルの塗り方 1日1回、適量をニキビとその周辺に広げるように塗ります。 塗布部位・塗布量は、医師の指示に従ってください。 人差し指の先端から第一関節の長さが、 顔の半分に塗る量(約0. 3g)に相当します。 ニキビ治療の内服薬について(処方薬) 抗生物質(ビブラマイシン、ロキシスロマイシンなど)• ビブラマイシン• ロキシスロマイシン ニキビ治療薬で使用される抗生物質は、体内の中に存在するニキビの原因菌をやっつけるために服用されます。 特に赤ニキビや黄ニキビが出来ている場合は、皮脂腺から菌の増殖及び、膿が出来ている状態のため体の中から、菌をやっつける成分を服用する必要があります。 漢方薬について(十味敗毒湯、加味逍遥散など) 漢方薬でニキビ治療に向く理由は、漢方の考えで陰と陽のバランスが良くなって初めて、人間の気のバランスを良くすることで、症状を緩和するという事を目的としています。 ニキビの場合は、肌の表面が水の気に支配されている状態のため、この偏りを体質から改善していくことを目的としています。 十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ) 加味逍遥散(カミショウヨウサン)は、血流を良くし、ホルモンバランスを整える効果がある漢方薬です。 特にホルモンバランスの乱れやストレスによる体調不調がある場合に服用される漢方薬です。 男性でも肩こりや不眠症、冷え性といった症状がある人、女性の場合は、生理痛やPMSといった症状がある人に処方されます。 ニキビのできやすさはホルモンバランスに起因していることが多いため、他の体の不調を踏まえて処方されることが多い漢方薬です。 ビタミン剤について(ビタミンB2・B6・Cなど) 人間の肌を作る栄養分が不足している場合もニキビはできやすくなる原因になります。 そこれ使用されるのがビタミン剤です。 ビタミンB2(FAD腸溶錠など) ビタミンCは人間の肌のコラーゲンの合成や肌細胞の分裂促進を助ける美肌ビタミンと言われています。 このビタミンもストレスや活性酸素が多い状況の場合、不足がちなビタミンです。 ニキビが出来ている状態の場合、肌細胞分裂やコラーゲン合成等がうまく行っていないため、ターンオーバーを整えるために処方されます。 ニキビ治療の市販薬について 市販薬にも、ニキビに対して治療する有効成分が含まれた薬剤が手軽に手に入ります。 もし購入をする場合には注意点が必要です。 市販薬の有効成分の多さ、含有量を確認• 使用する用途や分量、塗布のタイミングを守る• 必ずパッチテストを行う 市販薬を購入した場合は、まず確認すべきはニキビに効果がある成分がどの様な成分か、含有量を確認する必要があります。
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【患者さんから聞いた!他院で処方されているニキビのお薬(処方数の多い順)】 私、がランキング形式でまとめてみました。 (決して薬の効用のランキングではないので、注意してくださいね。 そして、処方数順位は西川が患者さんから聞いた他院で出されたものです。 日本国内で全統計を取ったものではありません。 調査期間2017年5月~10月、調査対象:東京920人・大阪432人) 外用薬 第1位 第2位 第3位 内服薬 第1位 (ビタミン) 第2位 (抗菌薬) 第3位 (抗菌薬) 注:ミノマイシン(ミノサイクリンを含む)、ルリッド(ロキシスロマイシンを含む) 薬価は2016年6月1日現在のものです。 他に診察料などがかかりますのでご注意ください。 また薬価は変動するので、ご購入の際にご確認ください。 アクネスタジオ Index• 【皮膚科の薬ランキングBest3】外用薬 アナタのお手持ちのニキビのお薬も入っているかもしれません。 是非、そのお薬の特徴や使い方をおさらいするツールとしてお役立てください。 外用薬は、ディフェリン、ダラシンが他を大きく引き離して、1,2位でした。 外用薬 第1位 第2位 第3位 4位以降はを参考にしてください。 【皮膚科の薬・ベスト3 外用薬の詳しい解説】 ここからは、皮膚科の薬・外用薬ベスト3の解説を詳しくしていきます。 【外用薬・第1位】 処方数の第1位に輝いたのは、外用薬 (塗り薬)のディフェリンゲルです。 (処方数順位は西川が患者さんから聞いた他院で出されたものです。 日本国内で全統計とったら多少異なるでしょう。 同じかもしれませんが。 ) ディフェリンゲルは2008年に日本国内での販売が始まった、国内では比較的新しい薬です。 主成分は「アダパレン」といい、ニキビ治療に定評のあるビタミンA誘導体の一種です。 半透明でとろっとしたテクスチャーの塗り薬です。 ビタミンA誘導体の薬は数多くありますが、ディフェリンゲルは国内で唯一保険が使える薬です。 (それが第1位になった要因だとおもいます。 ) ニキビができる原因は、「角質がたまる」・「皮脂が溜まる」・「アクネ菌が増殖する」・「炎症が起きる」です。 ディフェリンは 皮脂を抑え、角質をピーリングしてくれる作用があり、軽症ニキビ・初期ニキビに効果があります。 薬価 ディフェリンゲル1本15g 約1831円 詳しくは『』で解説されています。 【外用薬・第2位】 第2位にランクインしたのは、外用薬(塗り薬)のダラシンTゲル(成分名:クリンダマイシン)です。 ダラシンTゲルは抗菌作用と抗炎症作用があります。 つまり「菌を殺す・炎症を沈める」効果のあるお薬、ということですね。 抗炎症作用がある抗菌薬は多くありません。 アクネ菌を抗菌しつつ、炎症も抑えられるスグレモノとして人気があります。 ただし、長く使うことで耐性菌が発生してしまいます。 耐性菌ができると、スグレモノのダラシンTゲルが効きにくくなってしまうのです。 そのため長期的な使用はあまり勧められません。 赤ニキビにピンポイントで使うのがおすすめです。 薬価 ダラシンTゲル 10g 1本 約389円 【外用薬・第3位】 ベピオは海外では以前から一般的なニキビの薬ですが、日本国内では2015年にようやく使用が始まった新しい薬です。 効果は「ピーリング作用」・「抗菌作用」・「漂白作用」と多岐にわたっており、今後、知名度が上昇すれば上位にランクイン間違いなしでしょう。 ただし、悪い副作用が起こる可能性があります。 接触性皮膚炎という症状 (その成分が皮膚についたことによって赤み・かぶれが引き起こること)が100人に数名程度発生する可能性のある薬でもあります。 そのため、他の薬(効果のでる薬)があれば、リスクを下げるために、ベピオ以外の薬から処方する、という皮膚科も多いようです。 具体的にはディフェリンゲルが合わなかった人にベピオを処方する、という例が多いです。 薬価 ベピオゲル 1本 15g 約1831円 【皮膚科の薬ランキングBest3】内服薬 内服薬 第1位 (ビタミン) 第2位 (抗菌薬) 第3位 (抗菌薬) 4位以降はを参考にしてください。 【皮膚科の薬・ベスト3 内服薬の詳しい解説】 ここからは、皮膚科の薬・内服薬ベスト3の解説を詳しくしていきます。 【内服薬・意外すぎる第1位】 再度、繰り返しますが、 この順位は絶対に効果の順番ではありませんので、ご注意ください。 西川のクリニックに来たニキビの患者さんが今まで他院で処方された薬を、カウントして、ただ単純に多い順に並べただけのランキングです。 意外すぎる第1位はビタミンCのシナールです。 果たして、ニキビの治療薬といっていいのか疑問ではありますが、当院での調査では、他院でもっとも多く処方された内服薬であるのも事実です。 組合せ的には、ミノマイシン+シナール、ビブラマイシン+シナール、外用薬+シナールのように出されるので、結果としてシナールの処方数が多いようです。 当院にいらっしゃる患者さんは、いろいろな皮膚科に行って、なかなか治らなかったタイプの方なので、途中でビタミンCのシナールが処方に追加されることがある方が、多かったのでしょう。 ミノマイシンはニキビの内服薬として定番中の定番! ダラシンTゲル同様に抗炎症作用(炎症を静める効果)のある抗菌薬なのが人気のポイントです。 こちらも長期使用すると耐性菌が発生するので、長期的な使用はNGです。 ビブラマイシンはニキビの飲む抗生物質では、ガイドライン推奨度No. 1のお薬です。 こちらも長期使用すると耐性菌が発生するので、長期的な使用はNGです。 【外用薬ランキング4位以下】 4位以下のお薬を詳しく解説していきます。 ランキング表は1位から載せています。 外用薬 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位 第6位 第7位 第8位 【第4位】 第4位は外用薬(塗り薬)のアクアチムクリームです。 抗菌作用のある外用薬で、ニキビ以外にも幅広く使われています。 ニューキノロン系という種類で、いろいろな菌に効くのが特徴です。 こちらも長期使用で耐性菌が発生するので、長期の連用はNGです。 薬価 アクアチムクリーム1本 約377円 【第5位】 デュアック配合ゲルはダラシンとベピオの合剤です。 「ダラシンとベピオのいいとこ取り」という薬です。 ベピオの抗菌作用が加わることで、ダラシンの耐性菌発生リスクを下がります。 そのため、今後ダラシンの代わりに使用が広がっていくでしょう。 薬価 デュアック配合ゲル 1本 10g 約1524円 【急上昇・第6位】 ゼビアックスローションはアクアチムクリームと同じ系統の外用抗菌薬です。 2016年1月に使用が開始された最新のお薬で、今後人気が上がることまちがいなしです。 薬価 ゼビアックスローション 1本 10g 約805円 【急上昇・第7位】 エピデュオゲルはディフェリンとベピオの合剤です。 「ディフェリンとベピオのいいとこ取り」という薬です。 ディフェリンとベピオというニキビ治療でよく使われるお薬が2つが合わさったお薬です。 ただし、副作用強めなので、ディフェリンやベピオに置き換わることはなさそうです。 薬価 エピデュオゲル 1本 15g 約1596円 【第8位】 第6位は外用薬 (塗り薬)のイオウカンフルローションです。 皮膚を柔らかくする作用のあるお薬です。 同時に、 殺菌作用もあります。 最大の特徴はその臭いです。 イオウの臭い=温泉、腐った卵の臭いがしますので、人気は低い目です。 温泉気分で塗り続けることができる方にはおすすめです。 殺菌作用と抗炎症作用のある外用薬です。 皮膚科ではニキビに対して処方されることは少ないです。 しかし、市販薬としても購入可能なため、市販薬として人気があります。 市販薬の中ではかなり強めの有効成分が入っています。 ちなみに、テラコートリルは市販薬として販売されてもいます。 抗菌作用のある外用薬で、ニキビ以外にも幅広く使われています。 アミノグリコシド系という種類です。 特定の病気以外で内服薬で出されることが少なくなりましたが、外用薬では根強い人気があります。 こちらも長期使用で耐性菌が発生するので、長期の連用はNGです。 下位のランキングで、東京の方がゲンタシンが多く、大阪の方がイオウカンフルローションが多いことが大きな違いで、他にそれほど大きな違いがありませんでした。 ちなみに、ニゾラールはニキビではなく、ニキビっぽい症状(マラセチア毛包炎)に対して出されていました。 【皮膚科の塗り薬・外用薬の使い方と効果&副作用】 ここでは、一般的なニキビ外用薬の塗り方を解説します。 症状に合わせて塗り方が変わることがありますので、担当医から指示のあった塗り方を優先してくださいね。 使い方 スキンケア&塗り薬の順番は、 1.洗顔(クレンジングを含む) 2.化粧水 3.乳液 4.クリーム 5.ベピオゲル・ディフェリンゲルをニキビができやすい場所に全体に。 6.抗生物質の塗り薬(抗菌外用薬)を赤ニキビが出てきている場所に塗ります。 塗り薬・外用薬の効果と塗る順番の意味 ベピオゲル・ディフェリンゲルは白ニキビ(面皰・コメド)を治す作用があります。 赤ニキビに育つ前の白ニキビの段階からニキビを予防し治します。 なので、広めの範囲に塗りましょう。 抗生物質の効果はニキビの原因菌・アクネ菌を殺菌するようです。 その抗生物質の塗り薬は不必要に広い範囲に塗っても効果がないだけでなく、耐性菌という抗生物質が効かないアクネ菌が生まれてきてしまいます。 そうすると、今まで効いていた抗生物質が効かなくなります。 そのため、抗生物質は塗り薬は、狭い範囲、短期間の使用に留めることが大切です。 塗り薬・外用薬の副作用 ディフェリンゲル・ベピオゲルは乾燥・赤みなど出やすいので、できるかぎり保湿をすることが大切です。 それに対して抗生物質にはディフェリンゲル・ベピオゲルほど頻度の高い副作用はありません。 もちろん、副作用は0ではありませんので、お薬を使う前にはそれぞれの副作用を確認しましょう。 【】 第1位 第2位 ペアアクネクリームW 第3位 第4位 ビフナイト 第5位 【東京VS大阪】使っている外用市販薬に違いはあるの? 東京 大阪 第1位 ペアアクネクリームW 第2位 ビフナイト 第3位 ビフナイト 大阪で断然人気なのが、テラ・コートリルです! しかし、東京ではあまり人気が無いようです。 ビフナイト・オロナインH軟膏は両地域で人気があります。 【内服薬ランキング4位以下】 内服薬の処方を種類別にランキングすると、 第1位:抗生物質 第2位:漢方薬 第3位:ビタミン剤 でした! 東京・大阪ともに漢方薬が多く出されていますが、出されている漢方薬の名前が分からないという患者さんが続出しているため、以下のランキングは本当に処方されているランキングよりも漢方薬が低めに出ています。 ここからは、4位以下のお薬を詳しく解説していきます。 ランキング表は1位から載せています。 内服薬 第1位 (ビタミン) 第2位 (抗菌薬) 第3位 (抗菌薬) 第4位 (抗菌薬) 第5位 (ビタミン) 第6位 (漢方) 第7位 フラビタン(ビタミン) 【第4位】 内服薬(飲み薬)の第4位はルリッドです。 ルリッドも、よく皮膚科で処方される内服薬です。 実はこのルリッドは、第2位で紹介した「ミノマイシン」第3位「ビブラマイシン」と同じ「飲み薬の抗菌薬」です。 そのため、どちらを処方するかは、皮膚科医同士でもよく議論に上がります。 詳しい話をちょっとすると・・・ 「ルリッド」はマクロライド系という種類に属する抗菌薬、ミノマイシンはテトラサイクリン系という種類に属する抗菌薬です。 (同じ抗菌薬で属性が異なるんです) どちらも優れた抗菌薬ですが、マクロライド系のルリッドは、ニキビ以外の病気でも使用する機会が多いのが特徴です。 そのルリッドをニキビ治療で使用すると耐性菌が発生してしまい、後に他の病気にかかった時の治療でマクロライド系を使いにくくなってしまいます。 そのためミノマイシンを選択する先生が多いようです。 【第5位】 ビタミン剤ピドキサールがランクインしています。 【第6位】漢方薬 漢方薬を出す皮膚科もあります。 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)という漢方薬が出されることが多いです。 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・温清飲(うんせいいん)・温経湯(うんけいとう)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)という漢方薬も出されることがあります。 漢方薬は即効性は低いですが、体質改善効果が期待できます。 【番外編】 一部の婦人科・皮膚科で、ニキビ治療でが処方されています。 はマーベロン(ファボワール)、トリキュラー(ラベルフィーユ)などが人気です。 【番外編】 一部の皮膚科では、ニキビのホルモン療法としてが処方されています。 カリウム保持性利尿薬という位置づけもあり、処方のさいには、採血が必要なお薬になってます。 【番外編】 重症ニキビの治療薬、。 催奇形性(妊娠中にを内服すると奇形児の発生率が上がる)や初期のニキビ悪化があるため、あまり使われていないが、実は効果の高いニキビ治療薬。 処方の際、採血は必須、女性であればピルなど2種類以上の避妊を併用しなくてはならないなど、細かい規定がある。 【内服薬:東京と大阪で違い】 東京 大阪 第1位 (ビタミン) (ビタミン) 第2位 (抗菌薬) (抗菌薬) 第3位 (抗菌薬) (抗菌薬) 第4位 (抗菌薬) (漢方) 第5位 (ビタミン) (ビタミン) 第6位 (漢方) (抗菌薬) 第7位 フラビタン(ビタミン) (ホルモン) 第8位 クラリスロマイシン(抗菌薬) 第9位 リボフラビン(ビタミン) トラニラスト(抗アレルギー薬) 注:ミノマイシン(ミノサイクリンを含む)、ルリッド(ロキシスロマイシンを含む)、アキュテイン(イソトレチノイン製剤全般) シナール1位は東京・大阪共通です。 2位の抗生物質の選択が東京と大阪で大きく異なりました。 東京はガイドラインでの推奨度トップのビブラマイシンが抗生物質の中ではトップです。 東京の方がガイドラインの浸透率が高いのかもしれません。 全体的な傾向として、東京の方がビタミン剤が多く出されています。 また、ランキングには反映されていませんが、漢方薬の割合が大阪の方が高かったです。 【皮膚科の飲み薬・内服薬の使い方と効果&副作用】 内服薬は、塗り薬のディフェリンゲル・ベピオゲルほど副作用の頻度は高くありません。 共通する副作用は、下痢です。 抗菌薬が腸内細菌のバランスを崩し、下痢になってしまうことがあります。 ミノマイシン特有の副作用にめまいがあります。 もしも副作用が出てきたら、担当医に相談しましょう。 【】 についてはこちらです。 第1位 第2位 ハイチオールC 第3位 ペアA錠 【東京VS大阪】使っている内服市販薬に違いはあるの? 東京 大阪 第1位 第2位 ハイチオールC ハイチオールC チョコラBB、ハイチオールCと同率の人気を誇っています。 使える薬や治療の選択肢が専門病院が一番多いです。 保険の皮膚科で使えない、アキュテイン・ホルモン療法・ピーリングなどが専門病院では行うことができます。 皮膚科では、市販薬では使えない成分が含まれている・・(今回の外用薬トップ3)が使えるので、ニキビ治療の効果が大きいです! 市販薬は使える成分に限りがあるため、効果は限定的です。 保険の皮膚科は3割負担なので、一見安いように見えます。 しかし、 モデルケース1:初診でディフェリン1本の場合 初診料(2820円)+処方せん料(680円)+調剤基本料(410円)+調剤料(100円:外用薬1個の場合)+薬剤費(ディフェリンの場合、1800円程度) となり、3割負担でも1600円程度かかります。 処方箋料や初診料、基本調剤料、調剤料料、薬剤費は、出された薬剤の数や種類または医療機関・薬局により少しずつ条件が異なるので、同一の費用にならないので、ご注意ください。 【軽症の場合】 まず、市販薬を試してみる。 治らなかったときだけ皮膚科に行く。 【重症の場合】 まず、皮膚科に行く。 治らなかったら、専門病院に行く。 ニキビ跡(クレーター)になると、治療が非常に難しいので、クレーターになる前にしっかり治療することが大切です。 そのために、治りが悪いときは、皮膚科や専門病院に早めにかかりましょう。 【まとめ】 お使いになったことがある薬はあったでしょうか? あくまでも美容皮膚科医・西川が、「患者さんから聞いた他院で処方されているニキビのお薬」のランキングです。 決して薬の効用のランキングではないので、注意してください。 【注目】保険は効かないけどよく効くニキビの薬や治療 〇アキュテイン (イソトレチノイン) (飲み薬・内服薬) 海外では重症ニキビの切り札として使用されています。 副作用もあるので、使用に注意が必要です。 〇フォトピーリングプレミアム 日本の標準治療、世界の標準治療を行ってきた西川先生が最後に辿り着いたニキビの最先端治療。
次の皮膚科のニキビ治療薬の効果とは ニキビ治療薬(塗り薬)を効果から大きく分けると 「角質を剥がれやすくする薬」と「炎症を抑える薬」の2つになります。 これはニキビが毛穴が詰まっている段階(白・黒ニキビ)か、アクネ菌が繁殖して炎症が起きている段階(赤・黄ニキビ)かに分かれるからです。 まず毛穴が詰まっている段階のニキビを治すには、「角質を剥がれやすくする薬」を使います。 この段階のニキビは、肌の代謝を良くして毛穴詰まりを取り除けば治るからです。 一方アクネ菌の繁殖で炎症が起きたニキビを治すには、「炎症を抑える薬」を使います。 炎症がアクネ菌によって起きているので、アクネ菌を殺菌して緩和していくイメージです。 このように皮膚科では、 白・黒・赤・黄などそれぞれのニキビの状態に合った治療薬を処方してもらえます。 角質を剥がれやすくする効果がある塗り薬 剥がれにくくなった 古い角質を除去する効果=ピーリング効果のある薬です。 代謝を良くして肌のターンオーバーを促すので、毛穴詰まりが解消します。 炎症を抑える効果はないので、 白・黒ニキビに効果的。 毛穴詰まりを解消することでアクネ菌が繁殖しにくくなるので、ニキビが炎症しないよう予防もできます。 ただピーリングの作用で一気に肌の代謝が上がるため、副作用があるのが難点。 特に最初の2週間は、 ほとんどの人に乾燥・皮むけ・赤み・かゆみなどの症状が起きます。 使い続けるうちにだんだんと肌が落ち着いてくるので、根気よく使い続けましょう。 それでも副作用が全く改善しないときは、使用を中止しかかりつけの医師に相談してください。 ディフェリンゲル0. 1% アダパレンという成分が配合されたニキビ治療薬です。 角質を薄くして皮脂を排出しやすくすることで、白・黒ニキビを改善してくれます。 ゲル状の軟膏を、1日1回ニキビができている範囲に塗ってください。 ピーリング効果により、 乾燥・皮むけ・赤み・かゆみなどの副作用があらわれることがあります。 しかし2週間ほどで症状は落ち着いてくるので、自己判断で中止しないようにしましょう。 肌の乾燥・ヒリヒリ感があったときは、 クリーム等でしっかり保湿することが大切です。 それでも症状が改善しないときは、使用を中止しかかりつけの医師に相談してください。 【ディフェリンゲル0. 抗生物質は、細菌が増えて悪化するのを防ぐ薬。 ニキビの炎症を起こしているアクネ菌の増殖を阻害して、ニキビの炎症を抑えてくれます。 人によってはかゆみや乾燥・刺激感などの副作用がでることもありますが、 ほとんどの人は問題ありません。 ただ 長期間使用し続けると効果がなくなってしまうのがデメリット。 抗生物質に対抗する力をつけた耐性菌ができてしまうんですね 1度耐性菌ができてしまうと、どんなに塗り続けても効果はありません。 使ってみても「全くニキビが改善しない」というときは、違う種類の抗生物質を処方してもらう形になります。 赤・黄ニキビの炎症が治まったらすぐに使用をストップしてください。 長くても3ヶ月~6ヶ月までにし、自己判断で使い続けるのは控えましょう。 ダラシンTゲル1% クリンダマイシンリン酸エステルを主成分としています。 ニキビ治療薬の中で一番定番の外用薬で、リンコマイシン系の抗生物質の一種です。 細菌が増殖するときに作られるタンパク質の合成を阻害します。 アクネ菌はタンパク質を作れないと壊れてしまうので、増殖できなくなってしまうんですね。 透明のゲル状の軟膏を、1日2回炎症が起きている赤・黄ニキビに使用します。 主な副作用として、 かゆみ・赤み・蕁麻疹・刺激感・ヒリヒリ感・つっぱり感などがあります。 このような症状を感じたときは、使用を中止しかかりつけの医師に相談しましょう。 アクアチムクリーム1% ナジフロキサシンを主成分としています。 ニキビの他にもおできやとびひなど皮膚の感染症にも効果的な、キノロン系の抗生物質の一種です。 アクネ菌などの細菌が自分のコピーを作るのを邪魔してくれます。 複製できなくなるので、アクネ菌の増殖が抑えられるんですね。 白色のクリームを、1日2回赤・黄ニキビができている箇所にだけ使用します。 人によっては、 かゆみ・赤み・乾燥・刺激感などの副作用がでることも。 このような症状を感じたときは、すぐに使用を中止しかかりつけの医師に相談しましょう。 当院ではダラシンTゲルが効かなかった患者様に処方しています。 抗生物質の種類はアクアチムクリームと同じタイプのキノロン系です。 透明のローション剤を、1日1回炎症が起きているニキビに使用します。 副作用としては乾燥・刺激感などがあります。 ローションタイプで乾燥しやすいため、塗る前にしっかり保湿を心がけましょう。 どちらの効果もある塗り薬 角質を剥がれやすくする効果と炎症を抑える効果の2つを併せ持った塗り薬もあります。 2015年に保険適用になったばかりの、ニキビ治療薬の新薬です。 ピーリング&殺菌効果のある過酸化ベンゾイルという成分が入っているのが特徴。 どちらの効果もあるので、 白・黒・赤・黄すべてのニキビに効果があります。 特に 殺菌効果は抗生物質よりも強力です。 肌に塗ると活性酸素 (=強力な殺菌作用を持っている酸素)を発生させて、アクネ菌を死滅させます。 さらに抗生物質のように耐性菌ができることもないので、長期間使用の制限もありません。 【ベピオゲル2. 単体でも肌に負担をかけやすい 過酸化ベンゾイルに、さらに角質を剥がれやすくする成分が追加されているので、かなり刺激は強いです。 使うときは少量から始め、問題がなければ2日目・3日目と少しずつ量を増やしていきます。 副作用として 刺激感・痛み・赤み・ヒリヒリ感などがあります。 このような症状を感じたときは、すぐに使用を中止しかかりつけの医師に相談しましょう。 こちらも 過酸化ベンゾイルに、抗生物質が追加されているので刺激は強めです。 さらに抗生物質が入っていて耐性がついてしまうので、長期間の使用はNG。 3ヶ月使っても効果が得られないときは使用を中止しましょう。 副作用として、 乾燥・かゆみ・かぶれ・赤みなどがあります。 このような症状を感じたときは、すぐに使用を中止しかかりつけの医師に相談してください。 AGクリーム 複数の抗生物質をブレンドして作ったクリーム。 抗生物質なので、炎症が起きている赤・黄ニキビのケアに効果的です。 まずいろいろな抗生物質を混ぜることで抗菌域が広がるので、効く・効かないが分かれにくくなります。 また耐性菌も作りにくくなるので、 長期間の使用にも強いのが特徴です。 ADゲル ディフェリンゲルの主成分であるアダパレンと肌なじみのいいクリームを混ぜたゲルです。 配合濃度を薄めているので 副作用が起きにくく使いやすくしてあります。 古い角質を取り除いてくれるので、毛穴詰まりが原因の 白・黒ニキビに効果的です。 取材にご協力いただいた「シロノクリニック」池袋院の詳細 シロノクリニックは全国に6院 (池袋・恵比寿・銀座・横浜・大阪・札幌)展開している美容皮膚科。 飲み薬・塗り薬の他、レーザーなどの機械で、 ニキビの予防からニキビ跡までトータルに治療できるのが特徴です。 保険診療が適用されない機械を使った治療を行うことで、できてしまったニキビをしっかり治せます。 ニキビケアにおける実績は15万件以上。 初診数は月100件を超え「他の病院に行ったけど良くならなかった…」という患者様も多く来院されています。 ニキビ治療の他にもシミ・しわ・たるみのレーザー治療でも人気なクリニックです。 特別企画• 人気ランキング• 注目コンテンツ• 新着記事• カテゴリー•
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