現在、陸産貝類のことを標準語ではカムリと呼ぶことが多いが、この本によると「東京の蝸牛は現在はツブロ、京都ではデンデンムシが標準語のごとく見られている」と書かれている。 デンデンムシの方は「かたつむり」の歌詞にも出てくるため、現在では全国的に通用する俗称となっていると思われるが、ツブロというのは聞いたことがない。 東京では使われているのだろうか? では、本題のカムリ・・デンデンムシの語源を、この本から拾い出してみる。 カムリ• 承平年間 931年 - 938年 の「倭名鈔」に「加太豆不利(かたつぶり)」。 カサツブラから転訛したもの。 「カサ」は「笠に似た貝、笠を着た虫」という意味。 近世の編笠ができるまでは、一筋の縫糸を螺旋させて縫って作っており、蝸牛の貝をよく形容している。 ツブリ・ツブロは「ツブラ」すなわち丸いことと関連している。 錘(つむ)に似ているからツムリだという語原説は怪しいもの。 「和訓栞」には「振(かたつのふり)の義なるべし」とあるが、「実に思い遣りのない独りぎめ」。 「物類称呼」の「雨の降る前になると角だか貝だかを鳴らしてカタカタという音をさせる。 形は錘と似ているからカムリ」などは、「語原論というよりむしろ落とし話」。 貝の形、即ちあの巻き方に基づいて附けた名なることは、おおよそ確かである。 が少なくとも「巻く」という語に因みのあることだけは明らか。 「舞舞ひ」(舞を舞う者)のことだとするのは早合点。 デンデンムシ• 殻から「出ろ出ろ」あるいは「出よ出よ」という童詞があった。 延宝4年(1676年)「日次記事」に「児童相聚、 出出虫虫、不出則打破釜云爾。 」とある。 デイロ・ダイロという方言も同じように「出ろ」という命令形から。 補足1. の語源は「舞ひ」であるとする説が「」というウェブサイトにて紹介されている。 は「舞ひ」から来ているとする説。 (廻いとする説も) 「 りょうじんひしょう:平安末期の歌謡集 」には、次のように載っています。 舞へ舞へ蝸牛 かたつぶり 、舞はぬものならば、馬の子や牛の子に蹴 くゑ させてむ、踏み割らせてむ。 まことにうつくしく舞うたならば、華の園まであそばせむ 補足2. カムリのカタは干潟の「がた」、つまり陸という意味であるという説が「」というウェブサイトにて紹介されている。 「かたつむり」の「かた」は干潟(ひがた)の「潟(がた)」のことです。 「潟(がた)」は、潮が引いて干上がった土地の事ですから、〔陸:おか〕のいみがあります。 「つむり」とは、「つぶり」または「」ということばがかわって、「つむり」になりました。 「つむり」の「つむ」とは、「ツブ」のことで〔まき貝〕のことをいいます。 xnissy.
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警察用語は時代によっても変化する 警察用語は時代によっても変化します。 例えば、ドラマでおなじみの拳銃を表す「チャカ」という警察用語は、現在では「腰道具」と呼ぶのが一般的。 広く知られてしまったために、警察用語が変化してしまいました。 このほか「腰まわり」は手錠や拳銃、警棒など帯革に付ける装備一式のことになります。 「ひかえ」は警察手帳を見せること。 「かみ」「ふだ」は令状で「ガサのかみ」で家宅捜査令状です。 「がさじょう」と呼ぶ場合もあります。 警察官のことは「おでこ」。 制帽の旭日章を意味したものです。 「さつかん」と呼ぶこともあります。 「はこ」は交番のことで、「はっしょ」が派出所のこと。 逆に「おもや」は都道府県警本部のことを指します。 罪を意味する警察用語の由来とは? 犯罪を意味する警察用語としては「のび」が泥棒。 「忍び」から来たものです。 「よこ」は横領のこと。 「うかんむり」は窃盗・空き巣で「窃」の字から来ています。 「ごんべん」は詐欺師・詐欺事件のことです。 このほか「さんずい」は汚職事件のこと、「ゆみへん」は強盗、強姦など「強」がつく犯罪です。 強盗事件のことは「たたき」とも呼ばれます。 「にんべん」は偽造、「らじお」は無銭飲食のことです。 誤解されがちですが「まるがい」は被害者で、「まるひ」が被疑者。 死者や死体のことは「ろく」と呼びます。 これは南無阿弥陀仏の六文字が由来です。 そして「まぐろ」は轢死体のことを意味します。
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概要 [ ] 多くの種類があるカタツムリの中で一般に食用に供されるものは主に(別名エスカルゴ・ド・ブルゴーニュ、 Helix pomatia、ブルゴーニュ種)とプティ・グリ(petit-gris、 Helix aspersa)、(gros-gris, Helix aspersa maxima)の3種類 であった。 リンゴマイマイなどは繁殖力の低さから利用が減少して絶滅危惧種となる状況にあり、代用品としてが用いられることもある。 食用カタツムリとして流通しているものはほとんどが穀物などの飼料を与えて養殖したものであるが、などに生息する食用に適した野生のカタツムリが利用される場合も稀にある。 野生のカタツムリを材料とする場合はどんな餌を食べていたのかわからないので、数日間絶食させるか清浄な餌を与えて、消化管に残っている未消化物などを排泄させる処理が必要となる。 リンゴマイマイの卵はホワイトキャビアとして食用にされている。 調理法 [ ] から取り出しを除去した後に加熱 され、とのみじん切りを練りこんだ と呼ばれるバターソースを絡めるのが最も一般的である(エスカルゴバターにはのみじん切りを混ぜる場合も多い)。 盛り付ける際に、一度殻から取り出した身を再度殻に戻す事が多く、殻入りの場合は専用のトングで殻を挟んでからで身を取り出して食べる。 殻を利用しない盛り付けでは、半球状の窪みを数箇所もつ器に似た専用の皿を用いて、窪みの一つ一つにエスカルゴの身とエスカルゴバターを入れて熱々の状態で食卓に供される場合が多い。 日本では貝で代用することもある。 国産品 [ ] ブルゴーニュ種リンゴマイマイの養殖に成功した牧場がにある。
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