本来は花や線香なども供物として備えられますが、現代では香典という名称を使う場合には主として現金をさします。 香典の他に、香料とも言われます。 (2)通夜・葬儀の香典 香典を持参する時期 ・香典は通夜または葬儀のいずれかに持参します。 [] ・通夜・葬儀のときと、法要とではのし袋の表書きが異なりますので注意してください。 (3)法要の香典 香典を持参する時期 ・初七日をはじめとし、四十九日までの間、法要は七日ごとにあります。 また、その後も、百箇日、一周忌、三回忌…と続きます。 香典を持参するのは、主な法要のみで、他は遺族による焼香やお供えが行われます。 ・主な法要 主な法事・法要の名称と日数の数え方 法要の名前 時期 追善法要 初七日 (しょなぬか) ・初七日は、本来は亡くなってから7日目に行われるのですが、最近は遺族や知人の日程に配慮し、葬儀当日に、火葬場から戻ってきてから遺骨を迎える儀式(還骨勤行=かんこつごんぎょう)と合わせて行われることが多いようです。 四十九日 (しじゆうくにち) 49日目 追悼法要 初盆・新盆 (はつぼん) ( にいぼん) (死後の日数とは関係なく)初盆の法要は、四十九日を過ぎてから初めてのお盆に行います。 四十九日よりも前にお盆が来た場合には、翌年に初盆の法要を行います。 お盆の時期は地域によって異なりますが、旧暦のお盆なら7月。 一般的には8月の13日〜16日です。 A.仏教の場合の香典の書き方 (1)通夜・葬儀の香典袋の書き方と見本 ・通夜・葬儀のときと、法要とではのし袋の表書きが異なりますので注意してください[]。 (2)法要の香典袋の書き方 法事の香典 香典の書き方 [表書き] ・仏教の場合の熨斗の表書きは「御仏前」「御佛前」「御香料」などです。 「御仏前」という表書きは四十九日以降に使用される表書きで、仏教以外には用いません。 [のし袋の選び方と水引き] ・黄白、双銀または黒白の水引き ・結び切り(左の画像見本のように、堅く結んで切ったシンプルなもの)またはあわじ結び(あわび結びとも言います。 結び目の形は上記(1)の御霊前の見本画像で紹介しています) ・蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用です。 [墨] ・薄墨で書くのは四十九日までとされており、最近は四十九日以降の法事法要では黒い墨を用いるようです。 [名前] ・会葬者の氏名をフルネームで書きます。 ・中央に会葬者の氏名をフルネームで書きます。 浄土真宗では四十九日前でも「御仏前」を使うか、または「御香料」「御香奠」となります。 「奠」という字には供え物という意味があります。 三名の場合は中心に一名の氏名を書き、その左右両側に一名ずつ書きます。 人数が4名以上になる場合には代表者名を中央に書き「他5名」などと左下に書き添えても良いでしょう。 職場などで連名で香典を出す場合は、社名を一番右に書いたあと、役職が上の人が一番右になります。 数名で香典をまとめる場合、トータルの金額は端数がないようにします。 また、4、9などの数字は死、苦を連想させるため好ましくありません。 会社で香典を出す場合には、社名ではなく代表者の氏名を書きます。 左の見本画像のように、中央に社長の氏名が来るように、その右側に書く会社名の配置を決めます。 どうしても役職名と氏名が縦一行に書ききれない場合には、右から社名、役職名、氏名の順に書きます。 支店長、支社長、工場長などの場所長名義で香典を出す場合には一番右に会社名、中央に肩書に続いて氏名を書きます。 どうしても役職名と氏名が縦一行に書ききれない場合には、右から社名、役職名、氏名の順に書きます。 中央にグループ名が来るように、右側に書く社名の配置を考えて書きます。 人数が多い場合には、中に紙を入れ、香典を出した人の氏名と金額、住所、連絡先を書き添えると遺族の側でもお礼状やお返しの手配の際に困りません。 なお、表書きは筆や筆ペンで書きますが、中に入れる紙はボールペンや万年筆などで書いても構いません。 職場の同僚たちで香典をまとめる場合、トータルの金額は端数がないようにします。 また、4、9などの数字は死、苦を連想させるため好ましくありません。 2については地域によっては避けられることもあります。 C.キリスト教の場合の香典の書き方 (1)通夜・葬儀の香典袋の書き方と見本 ・キリスト教の場合の熨斗の表書きについては、[典]へ (2)追悼ミサ、記念ミサなどの香典袋の書き方 法要の香典 香典袋の書き方 ・キリスト教でも、法事に該当する儀式があります。 カトリックでは、一ヶ月目に「追悼ミサ」一年目に「記念ミサ」など。 プロテスタントでは、一ヶ月目、1年目の「昇天記念日」に「記念集会」など。 [表書き] 「御花料」(プロテスタント) 「御ミサ料」(カトリック)などです。 [のし袋の選び方と水引き] ・十字架の絵が付いたものまたは白い封筒もしくは不祝儀用の熨斗袋。 ・蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用ですので使わないように注意してください。 [墨] ・キリスト教では忌明けという考え方がないため、墨の色に関する細かいしきたりや作法がありません。 一ケ月目の追悼ミサ以降は黒い墨でも良いでしょう。 [名前] ・会葬者の氏名をフルネームで書きます。 会社の名前で香典を出す場合の書き方例はこちら[] D.神道(神式)の場合の香典の書き方 (1)通夜・葬儀の香典袋の書き方と見本 ・神式(神道)の場合の熨斗の表書きについては、[典]へ (2)霊祭、式年祭などの香典袋の書き方 法要の香典 香典袋の書き方 ・神式でも、法事に該当する儀式があります。 主なものは「十日祭」「五十日祭」「百日祭」など。 一年目からは式年祭と呼ばれる儀式があり、「一年祭」「三年祭」…など神職を招いたりして霊祭が行われます。 ・神式(神道)の場合の熨斗の表書きは 「御玉串料」「御榊料」「御神饌料」などです。 「御霊前」という表書きは宗教を問わずに使えるとされていますが、蓮の絵が付いているものだけは、仏教専用の熨斗袋なので、神式の葬儀には用いないように注意してください。 [のし袋の選び方と水引き] ・不祝儀用の熨斗袋。 ・もし水引きのあるものを使う場合には黒白または双銀の水引き ・結び切りまたはあわじ結び(あわび結びとも言います) ・蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用ですので使えません。 [墨] ・霊祭、式年祭については墨の色に関する細かい規定・作法がありません。 薄墨も使われますが、五十日祭以降は黒い墨でも良いでしょう。 [名前] ・会葬者の氏名をフルネームで書きます。 会社の名前で香典を出す場合の書き方例はこちら[] 香典の中袋・中包みの書き方 筆記用具 ・筆を使うのが正式な作法ですが、筆ペンや、ペンでも良いでしょう。 黒インクのものを用います。 薄墨でなく黒で書きます。 中に入れる金額 ・死や苦を連想させる数字として(四、九)がつく金額は避けるのが一般的です。 少額の場合は連名で香典を出すなどして、 3千円、5千円、1万円、2万円、3万円、5万円、10万円、20万円、30万円など、キリの良い金額にします。 ・香典の金額の相場については、次のページの項5「」にて 香典の金額の書き方 香典の中包み(または中袋)に金額にを書く場合、難しい漢字を使うのが慣例です。 「一」「二」などの文字は後で線を書き加えるだけで簡単に数字の改ざんができてしまうため、数字の改ざんができないようにという考え方からきています。 なお、最近では金額を書く欄が横書き用で、アラビア数字で書く場合もあるようです。 (例:金30,000円也) 数字 香典に書く時の漢字 1 壱 2 弐 3 参 5 伍 7 七(ごくまれに漆) 8 八 10 拾 100 百 1000 仟または阡 10000 萬 その他 円を圓と書くことも 中袋の書き方 ・香典の中袋の書き方です。 下記のサンプル画像をご覧ください。 金額については、中袋(中包み)の表面に書くという説と、裏面に書くという説があります。 市販の熨斗袋の中には、金額を記入する欄が決まっているものがあります。 ・香典の金額の相場については、次のページの別項「」にて.
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本来は花や線香なども供物として備えられますが、現代では香典という名称を使う場合には主として現金をさします。 香典の他に、香料とも言われます。 (2)通夜・葬儀の香典 香典を持参する時期 ・香典は通夜または葬儀のいずれかに持参します。 [] ・通夜・葬儀のときと、法要とではのし袋の表書きが異なりますので注意してください。 (3)法要の香典 香典を持参する時期 ・初七日をはじめとし、四十九日までの間、法要は七日ごとにあります。 また、その後も、百箇日、一周忌、三回忌…と続きます。 香典を持参するのは、主な法要のみで、他は遺族による焼香やお供えが行われます。 ・主な法要 主な法事・法要の名称と日数の数え方 法要の名前 時期 追善法要 初七日 (しょなぬか) ・初七日は、本来は亡くなってから7日目に行われるのですが、最近は遺族や知人の日程に配慮し、葬儀当日に、火葬場から戻ってきてから遺骨を迎える儀式(還骨勤行=かんこつごんぎょう)と合わせて行われることが多いようです。 四十九日 (しじゆうくにち) 49日目 追悼法要 初盆・新盆 (はつぼん) ( にいぼん) (死後の日数とは関係なく)初盆の法要は、四十九日を過ぎてから初めてのお盆に行います。 四十九日よりも前にお盆が来た場合には、翌年に初盆の法要を行います。 お盆の時期は地域によって異なりますが、旧暦のお盆なら7月。 一般的には8月の13日〜16日です。 A.仏教の場合の香典の書き方 (1)通夜・葬儀の香典袋の書き方と見本 ・通夜・葬儀のときと、法要とではのし袋の表書きが異なりますので注意してください[]。 (2)法要の香典袋の書き方 法事の香典 香典の書き方 [表書き] ・仏教の場合の熨斗の表書きは「御仏前」「御佛前」「御香料」などです。 「御仏前」という表書きは四十九日以降に使用される表書きで、仏教以外には用いません。 [のし袋の選び方と水引き] ・黄白、双銀または黒白の水引き ・結び切り(左の画像見本のように、堅く結んで切ったシンプルなもの)またはあわじ結び(あわび結びとも言います。 結び目の形は上記(1)の御霊前の見本画像で紹介しています) ・蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用です。 [墨] ・薄墨で書くのは四十九日までとされており、最近は四十九日以降の法事法要では黒い墨を用いるようです。 [名前] ・会葬者の氏名をフルネームで書きます。 ・中央に会葬者の氏名をフルネームで書きます。 浄土真宗では四十九日前でも「御仏前」を使うか、または「御香料」「御香奠」となります。 「奠」という字には供え物という意味があります。 三名の場合は中心に一名の氏名を書き、その左右両側に一名ずつ書きます。 人数が4名以上になる場合には代表者名を中央に書き「他5名」などと左下に書き添えても良いでしょう。 職場などで連名で香典を出す場合は、社名を一番右に書いたあと、役職が上の人が一番右になります。 数名で香典をまとめる場合、トータルの金額は端数がないようにします。 また、4、9などの数字は死、苦を連想させるため好ましくありません。 会社で香典を出す場合には、社名ではなく代表者の氏名を書きます。 左の見本画像のように、中央に社長の氏名が来るように、その右側に書く会社名の配置を決めます。 どうしても役職名と氏名が縦一行に書ききれない場合には、右から社名、役職名、氏名の順に書きます。 支店長、支社長、工場長などの場所長名義で香典を出す場合には一番右に会社名、中央に肩書に続いて氏名を書きます。 どうしても役職名と氏名が縦一行に書ききれない場合には、右から社名、役職名、氏名の順に書きます。 中央にグループ名が来るように、右側に書く社名の配置を考えて書きます。 人数が多い場合には、中に紙を入れ、香典を出した人の氏名と金額、住所、連絡先を書き添えると遺族の側でもお礼状やお返しの手配の際に困りません。 なお、表書きは筆や筆ペンで書きますが、中に入れる紙はボールペンや万年筆などで書いても構いません。 職場の同僚たちで香典をまとめる場合、トータルの金額は端数がないようにします。 また、4、9などの数字は死、苦を連想させるため好ましくありません。 2については地域によっては避けられることもあります。 C.キリスト教の場合の香典の書き方 (1)通夜・葬儀の香典袋の書き方と見本 ・キリスト教の場合の熨斗の表書きについては、[典]へ (2)追悼ミサ、記念ミサなどの香典袋の書き方 法要の香典 香典袋の書き方 ・キリスト教でも、法事に該当する儀式があります。 カトリックでは、一ヶ月目に「追悼ミサ」一年目に「記念ミサ」など。 プロテスタントでは、一ヶ月目、1年目の「昇天記念日」に「記念集会」など。 [表書き] 「御花料」(プロテスタント) 「御ミサ料」(カトリック)などです。 [のし袋の選び方と水引き] ・十字架の絵が付いたものまたは白い封筒もしくは不祝儀用の熨斗袋。 ・蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用ですので使わないように注意してください。 [墨] ・キリスト教では忌明けという考え方がないため、墨の色に関する細かいしきたりや作法がありません。 一ケ月目の追悼ミサ以降は黒い墨でも良いでしょう。 [名前] ・会葬者の氏名をフルネームで書きます。 会社の名前で香典を出す場合の書き方例はこちら[] D.神道(神式)の場合の香典の書き方 (1)通夜・葬儀の香典袋の書き方と見本 ・神式(神道)の場合の熨斗の表書きについては、[典]へ (2)霊祭、式年祭などの香典袋の書き方 法要の香典 香典袋の書き方 ・神式でも、法事に該当する儀式があります。 主なものは「十日祭」「五十日祭」「百日祭」など。 一年目からは式年祭と呼ばれる儀式があり、「一年祭」「三年祭」…など神職を招いたりして霊祭が行われます。 ・神式(神道)の場合の熨斗の表書きは 「御玉串料」「御榊料」「御神饌料」などです。 「御霊前」という表書きは宗教を問わずに使えるとされていますが、蓮の絵が付いているものだけは、仏教専用の熨斗袋なので、神式の葬儀には用いないように注意してください。 [のし袋の選び方と水引き] ・不祝儀用の熨斗袋。 ・もし水引きのあるものを使う場合には黒白または双銀の水引き ・結び切りまたはあわじ結び(あわび結びとも言います) ・蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用ですので使えません。 [墨] ・霊祭、式年祭については墨の色に関する細かい規定・作法がありません。 薄墨も使われますが、五十日祭以降は黒い墨でも良いでしょう。 [名前] ・会葬者の氏名をフルネームで書きます。 会社の名前で香典を出す場合の書き方例はこちら[] 香典の中袋・中包みの書き方 筆記用具 ・筆を使うのが正式な作法ですが、筆ペンや、ペンでも良いでしょう。 黒インクのものを用います。 薄墨でなく黒で書きます。 中に入れる金額 ・死や苦を連想させる数字として(四、九)がつく金額は避けるのが一般的です。 少額の場合は連名で香典を出すなどして、 3千円、5千円、1万円、2万円、3万円、5万円、10万円、20万円、30万円など、キリの良い金額にします。 ・香典の金額の相場については、次のページの項5「」にて 香典の金額の書き方 香典の中包み(または中袋)に金額にを書く場合、難しい漢字を使うのが慣例です。 「一」「二」などの文字は後で線を書き加えるだけで簡単に数字の改ざんができてしまうため、数字の改ざんができないようにという考え方からきています。 なお、最近では金額を書く欄が横書き用で、アラビア数字で書く場合もあるようです。 (例:金30,000円也) 数字 香典に書く時の漢字 1 壱 2 弐 3 参 5 伍 7 七(ごくまれに漆) 8 八 10 拾 100 百 1000 仟または阡 10000 萬 その他 円を圓と書くことも 中袋の書き方 ・香典の中袋の書き方です。 下記のサンプル画像をご覧ください。 金額については、中袋(中包み)の表面に書くという説と、裏面に書くという説があります。 市販の熨斗袋の中には、金額を記入する欄が決まっているものがあります。 ・香典の金額の相場については、次のページの別項「」にて.
次の1.仏教の場合の法事・法要の種類 法要とは・法事とは、故人の冥福を祈り、供養をするための仏教行事です。 仏教において、亡くなってから49日間を「中陰」と呼びます。 この間、七日ごとに閻魔大王による裁きが行なわれ、極楽浄土に行けるかどうかの判定が下されるのが四十九日目で、この日が忌明けとされます。 遺族は、七日ごとの裁きの日に合わせて法要を行ない、故人が成仏できるように祈ります。 日程を決める際、法要の日が平日にあたる場合には、直前の土曜日か日曜日にずらすのが一般的です。 一般的な忌明けは四十九日です(地方によっては、五七日(いつなぬか)が忌明けの場合もあります)。 四十九日を過ぎると年忌法要となります。 法事のあとの会食をお斎(おとき)と呼びます。 お斎については、次のページの別項目で説明しています。 亡くなってからのについては、このページの別項目で説明しています。 追悼法要 法要の名称 時期 法要の内容 (しょなぬか) 7日目 (葬儀当日に行なわれることが多い) 遺族、親族、友人、知人などが参列。 僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食をします。 最近は、火葬場から遺骨が帰ってきたときに遺骨を迎える還骨勤行(かんこつごんぎょう)と一緒におこなわれることが多いようです。 ニ七日忌 (ふたなぬか) 14日目 遺族だけで供養します。 僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 三七日忌 (みなぬか) 21日目 遺族だけで供養します。 僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 四七日忌 (ししちにち) (よなぬか) 28日目 遺族だけで供養します。 僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 五七日忌 (ごしちにち) (いつなぬか) 三十五日 (さんじゅうごにち) 35日目 遺族だけで供養します。 僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 その場合の法要の内容はを参照してください。 六七日忌 (ろくしちにち) (むなぬか) 42日目 遺族だけで供養します。 僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 七七日忌 (しちしちにちき) (なななぬか) (しじゅうくにち) 49日目 遺族、親族、友人、知人などが参列。 僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食()をします。 本位牌を仏壇に納め、白木の位 牌を菩提寺に納めます。 百箇日忌、百か日忌、百箇日、百か日、百カ日 (ひゃっかにち) 100日目 遺族だけで供養します。 僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 年忌法要 法要の名称 時期 法要の内容 (いっしゅうき) 満1年目 遺族、親族、友人、知人などが参列。 僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食()をします。 三回忌 (さんかいき) 満2年目 遺族、親族、友人、知人などが参列。 僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食()をします。 七回忌 (ななかいき) 満6年目 遺族、親族で供養するのが一般的です。 一般的に、七回忌の頃から、法要の規模を縮小していきます。 十三回忌 (じゅうさんかいき) 満12年目 遺族だけで供養するのが一般的です。 十七回忌 (じゅうななかいき) 満16年目 遺族だけで供養するのが一般的です。 省略する場合もあります。 二十三回忌 (にじゅうさんかいき) 満22年目 遺族だけで供養するのが一般的です。 省略する場合もあります。 二十七回忌 (にじゅうななかいき) 満26年目 遺族だけで供養するのが一般的です。 省略する場合もあります。 三十三回忌 (さんじゅうさんかいき) 満32年目 遺族だけで供養するのが一般的です。 仏教では死者は33年目にはどんな人でも無罪になって極楽浄土に行くと言われています。 3.法事・法要の流れと服装 仏教の場合の法要・法事の流れをご紹介します。 [法事の服装] ・遺族は、三回忌までは喪服が基本です。 七回忌以降は略式喪服や地味な色の服装で構いません。 ・参列者は、初七日〜四十九日は略式喪服を着用します。 一周忌以降の年忌法要の場合は略式礼服または地味な服装で。 七回忌以降は、地味であれば平服でも構いません。 [準備] ・遺族は、引出物を用意します。 詳細は下記にてご説明しています。 ・参列者は、葬儀での香典にあたる「御供物料」などを持参します。 詳細は下記にてご説明しています。 [参考] ・法事・法要に呼ばれたら(参列者) ・法事・法要の準備(遺族) ・法事・法要の流れと施主の挨拶 法事・法要の準備(遺族) 日程を決め、お寺の手配、引出物の手配、食事の手配などを行ないます。 項目 準備するもの 1. 日程を決める ・百箇日(百か日)までの追悼法要は、亡くなった日を含めて数えるのが一般的です。 (例:三回忌は満2年) ・法事・法要の日程を決める際、平日にあたる場合は、直前の土日に行なわれる場合が一般的です。 場所を決める ・自宅、お寺、ホテルなどのいずれの場所で行なうのかを決めます。 料理の手配をする ・読経の場所と、法事の後の会食の場所を変える場合もあります。 必要に応じて仕出し料理やお店などの予約をします。 ・伊勢海老や、鯛などのおめでたい献立は避けた方がよいので、予約の際には「法事で利用します」と、利用目的を告げましょう。 へつづく 法事・法要の準備(遺族)つづき 4. お寺への連絡 ・場所、日時が決まったら、なるべく早く菩提寺に連絡をします。 ・菩提寺とは、先祖代々の墓をお願いしているお寺をさします。 霊園、墓地などを利用している御家庭では、葬儀の際に世話になったお寺に依頼すると良いでしょう。 案内状の手配 ・親族だけで行なう場合には電話での連絡でも良いでしょう。 ・会社関係などで執り行う場合には、往復ハガキや返信用のハガキを同封した封書などで、案内状を用意し、出欠をたずねます。 () 6. 引出物の手配 (引き出物) ・法事の引き出物に使うのしの水引きは、黒白または双銀の結び切りにします。 ・引出物の品物としては、石鹸や洗剤、タオルなどの実用品や食品等が良く用いられます。 遠方からの方もいらっしゃるので、かさばるものは避けます。 最近はカタログギフトも増えました。 カタログデザインも不祝儀専用のものを揃えている百貨店やギフトショップが増えてきたようです。 予算は@2,000〜5,000円程度が一般的です。 ・引出物ののしの表書きは、「粗供養」「志」などとし、水引きは黒白か銀の結び切りを用います。 ・法事の後、おもてなしの席を設けない場合には、折詰めの料理と酒の小壜を用意し、引出物と一緒にお渡しします。 お布施などを用意しておく ・僧侶にはお礼をお渡ししなくてはなりませんが、僧侶が法要のあとのお食事()に同席して下さる場合には、御布施または御経料、お車代の2つを用意します。 もし、僧侶がお斎を辞退されたら、御布施または御経料、お車代のほかに、御膳料を加えた3つをお渡しします。 ・法事のお布施の金額相場 ・金額の相場・目安をご紹介します(2019年12月現在) 御布施または御経料は、3万円程度。 お車代は、5千円〜1万円くらい。 御膳料は、5千円〜2万円くらい。 ・お布施の表書きは濃い墨?薄い墨? お金を入れる袋の表書きは薄墨ではなく普通の墨で書きます。 半紙の中包みに入れ、奉書紙で慶事の上包みの折り方をするのが最も丁寧な形ですが、市販の白い封筒で構いません。 郵便番号欄の無い無地の封筒を用います。 直接手渡しするのではなく、小さなお盆に載せて僧侶の方に向けて差し出します。 お盆も用意しておきましょう。 ・お布施に包むお金は新札でも良い? 法事法要の場合にお布施として包むお金のお札は、新札でも新札でなくてもどちらでも構いませんが、汚れているお札はさけるようにしましょう。 墓石、墓地 法事と納骨を同じタイミングで行なう場合もあります。 お寺、墓地、石材店への手配と、日程を確認しておきましょう。 法事・法要の流れ 法事・法要の流れには決まりはありませんが、代表的な例をご紹介いたします。 項目 仏式の法事・法要の作法など 1. 僧侶入場 仏壇の前に僧侶の席をしつらえておきます。 遺族は故人との血縁の濃い人が前の方に席をとります。 仏壇中央の僧侶のすぐ後ろには施主が座ります。 僧侶が到着したら、仏壇前の正面中央に案内します。 施主の挨拶 [施主の挨拶の例] 「本日はお忙しい中をお集まり頂きましてありがとうございます。 (僧侶の方を向いて) それではよろしくお願いします。 」 というように、ごく簡単に挨拶をします。 僧侶の読経 4. 焼香 施主から順番に、前の方に着席している人から焼香をしていきます。 法話 6. 僧侶退場 僧侶にはお礼をお渡ししなくてはなりませんが、僧侶が法要のあとのお食事()に同席して下さる場合には、この時点での退場はありません。 お斎の後でお渡しします。 もし、僧侶がお斎での接待を辞退されたら、お布施、お車代、御膳料の3つを包みます。 お食事に同席される場合は、お布施、お車代の2つをお渡しします。 墓参り 墓地が遠い場合には省略されます。 施主の挨拶 [施主の挨拶の例] 「本日はお忙しい中をお集り頂きましてありがとうございました。 おかげさまで母の一周忌の法要も無事終えることができ、母も安心していることと思います。 これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 粗宴ではございますが、別室にてお膳をご用意いたしました。 お時間の許す限り、どうぞごゆっくりなさっていってください。 本日はまことにありがとうございました。
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