顎ニキビは大人ニキビのひとつで、顎からフェイスラインにかけてのUゾーンにできます。 大人ニキビが繰り返しできるのは、さまざまな原因が複雑に絡み合っているからです。 顎ならではの原因 あごには皮脂腺が多く、乾燥しやすく、男性ホルモンが活発に働くという特徴があります。 また加齢に伴うターンオーバーの遅れや乱れにより、角質層が厚く硬くなる為、皮脂腺が詰まりやすくなることも。 特に生理前はホルモン分泌の変化による皮脂分泌量増加で、顎ニキビが出来やすくなるのです。 ホルモンバランスの影響 女性は生理周期に関連してホルモンバランスが乱れがちです。 特に生理前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)や男性ホルモンが盛んになることで、皮脂分泌量が増えてニキビの原因になります。 また、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れによってもホルモンバランスを乱しやすく、顎ニキビの原因となることがあります。 胃腸の機能低下 胃腸の調子と顎ニキビには密接な関係があります。 便秘や下痢で胃腸の機能が低下すると、不要物の排出が妨げられて栄養が十分に体内に運ばれなくなります。 さらに不要物を毛穴から排出しようとする働きから、顎ニキビが増えてしまうのです。 鉄分の不足 体内の鉄が不足すると、冷えや血行不良が生じ、栄養が全身すみずみまで届きにくくなったり、肌のターンオーバーに乱れが生じることで、ニキビが出来やすくなります。 テレビ出演でもおなじみの姫野友美ドクターの解説によれば、特に顎からフェイスラインにかけてのニキビには鉄不足が関係しており、ヘム鉄を積極的に摂ることで、顎ニキビが改善することが多いそうです。 さらにストレスも顎ニキビの原因のひとつです。 誤ったスキンケア 何気なくクレンジングや洗顔を行っていても、顎まわりは意外ときちんと洗えていません。 洗い残しやすすぎ残しは肌にダメージを与えてしまいます。 また、保湿が十分にできていないと肌が乾燥し、過剰な皮脂分泌を招く原因になります。 刺激や摩擦 顎まわりは無意識に触ったり頬づえをついたりと、摩擦を受けやすい部分です。 ストールや髪の毛が当たるだけでも刺激になります。 また汚れた寝具が顎に触れているのも刺激になるので、注意が必要。 さらに紫外線の影響も少なからず考えられます。 顎ニキビの治し方~セルフケア編 まずは自分でできる顎ニキビの治し方について見ていきましょう。 ホルモンバランスを整える 女性のさまざまな不調は、ホルモンバランスを整えることで大きな改善が見込めます。 ホルモンバランスを整えるには、生活習慣の改善が近道。 まずは不規則な生活や偏った食生活を改めましょう。 これによって冷え性や便秘が改善されれば、顎ニキビにも効果が期待できます。 ホルモンバランスの整え方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。 洗顔方法を見直す 無意識に洗顔をすると、思っている以上に顎まわりはきちんとすすげていないことに気づくはず。 洗顔・すすぎのときは顎まわりをしっかりと意識して行い、クレンジングや洗顔フォームが残っていることがないように気をつけましょう。 化粧品を見直す 顎ニキビができているときは、以下にあげる顎ニキビに効く成分が配合された化粧品を選びましょう。 ニキビが炎症を起こしているときに効果的です。 保湿成分 セラミドやヒアルロン酸など、保湿成分が高いものを選びましょう。 保湿をしっかりすることで過剰な皮脂分泌を防ぐことができます。 皮脂抑制成分 ニキビケアに効果的なのはビタミンC誘導体です。 ビタミンC誘導体には、過剰な皮脂分泌を抑える作用があるため、できてしまったニキビはもちろん予防にも効果があります。 刺激を避ける 顎ニキビができているときはなるべく髪の毛をまとめ、衣類も顎につかないようなものにしましょう。 マスクなども刺激になります。 手で顎に触るクセがある場合は意識して直すようにしてください。 食生活の改善 食生活の改善もニキビに効果があります。 緑黄色野菜やレバー・卵・乳製品を積極的に摂りましょう。 これらの食品には、皮膚の健康を保つビタミンAやビタミンB2・B6、抗酸化作用のあるビタミンC・Eが含まれています。 サプリメントを利用するのも手軽でおすすめです。 適度な運動 運動は全身の血流を改善し、汗をかくことで老廃物の排出を促し、肌のターンオーバー改善につながります。 ただし、ハードな運動は活性酸素が発生するのでNG。 ニキビの為には適度に汗をかく、有酸素運動がおすすめです。 顎ニキビの治し方~医療機関編 次に、医療機関での顎ニキビの治し方について見ていきましょう。 なかなか治らない、繰り返す顎ニキビは、皮膚科での診察・投薬で治療した方がいい場合も。 ステロイド剤 ステロイド剤はアトピーの治療によく使われる薬で抗炎症作用があり、赤く腫れて炎症を起こしている場合は効果が見込めます。 ただし、白ニキビなど毛穴が詰まっているだけの場合は悪化することも。 抗生物質 塗り薬と飲み薬があり、どちらも医療機関で処方してもらうことができます。 ニキビの原因となるアクネ菌を抑えるために使われ、ステロイド剤同様炎症を起こしているニキビには効果があります。 塗り薬 ニキビ治療によく処方されるのが、ディフェリンという塗り薬です。 2008年に登場したまだ新しい薬ですが、毛穴の詰まりを改善してくれるニキビの特効薬として人気があります。 ただし使い始めに副作用が出やすいため、医師と相談の上こまめな通院で経過をチェックするのがおすすめです。 ホルモン治療 ホルモン治療とは、ピルなどのホルモン剤を飲んで体内のホルモン量を調整する方法です。 ホルモンバランスを整えるだけでなく、女性ホルモンを摂取することで男性ホルモンを抑える目的もあります。 「ピルを飲むと肌がきれいになる」とよく言われるように、ホルモンバランスを整えることで肌荒れやニキビに一定の効果が得られます。 ただし、ピルは飲めない人がいたり、副作用があったりと使用には注意が必要な面も。 医師とよく相談して使うようにしましょう。 ケミカルピーリング 毛穴に詰まった角栓や角質を薬剤で溶かし出す方法で、ニキビにはよく使われています。 エステサロンなどでも行っていますが、ニキビを治す目的の場合は皮膚科や信頼できる医療機関で相談するようにしましょう。 刺激の強い酸を使うため、敏感肌の場合は肌に合わないこともあります。 ホームピーリングは症状を悪化させてしまう人もいるので、使う場合は注意が必要です。
次の赤ニキビのケア方法まとめ。 まずは赤ニキビができる原因を知ってからケアに取り掛かりましょう!おすすめの洗顔料から正しい洗顔法、予防にもつながる化粧水、病院で処方される薬、市販で買えるサプリなどたっぷりとご紹介します。 ニキビ跡の赤みを消す方法も! 【目次】 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 治らない赤ニキビを治す方法 ニキビの種類 教えてくれたのは…シノロクリニック 恵比寿院 副院長 中川 桂先生 光治療やレーザー治療などによるニキビ痕のケアにも定評あり。 それぞれのニキビができる原因とは? 教えてくれたのは…ウォブクリニック中目黒 総院長 皮膚科医 高瀬聡子先生 1995年慈恵会医科大学卒業後、翌年より慈恵会医科大学付属病院皮膚科に入局。 2007年ウォブクリニック中目黒を開業。 ドクターズコスメ『アンプルール』の開発・プロデュースも。 まずはニキビ発生のプロセスをおさらいしましょう。 1皮脂の過剰分泌 ホルモンバランスの乱れや食生活の影響で、皮脂腺の働きが活発になり、通常よりも皮脂が過剰に分泌します。 2毛穴が詰まる 皮脂の出口である毛穴が詰まり、毛穴内部にどんどん皮脂が溜まっていきます。 3ニキビ菌が繁殖する 毛穴にアクネ菌やブドウ球菌などニキビ菌が集まり、皮脂をエサにして繁殖します。 4炎症を起こす ニキビ菌の影響で炎症が発生し、赤みや腫れをともなうニキビとなります。 ニキビが発生する1~4の各段階には、さまざまな要因が関係します。 「たとえば1の皮脂の場合、顔のTゾーンはもともと皮脂腺が多く、鼻ニキビや額にニキビができやすいのはこのためです」(高瀬先生) 一方で頬からあごにかけてのUゾーンは、男性ホルモンの影響を受けやすいエリア。 「ストレスを感じると男性ホルモンが分泌され、このエリアの皮脂分泌が促されやすくなります。 「2の毛穴づまりの場合、年齢とともに肌の水分量が低下すること。 さらに間違ったスキンケアで乾燥し、毛穴が詰まりやすくなることが考えられます」と、高瀬先生。 3のニキビ菌の繁殖や4の炎症は、不規則な生活習慣やストレスと関係しているそう。 「睡眠不足やストレスで免疫が低下すると、肌の常在菌バランスが乱れたり、炎症が鎮静しにくくなります。 ニキビの色は主に白、赤、黄色に分けられます。 痛みや腫れをともなうことも。 炎症がひどいと膿疱と呼ばれる膿をともなうニキビになる場合も。 でもその努力がニキビを悪化させているかもしれません。 「まずニキビの時は、オイルタイプのクレンジングは避けたほうが賢明です。 顔を洗いすぎると肌が乾燥して角層が硬くなり、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。 「ベタつくことを嫌って、保湿を省略することも毛穴づまりの一因です。 ニキビの時もベーシックな保湿は必要。 「そういったものは皮脂の分泌を促したり、炎症が鎮静するのが遅くなってしまいます」(高瀬先生) 仕事で帰宅が遅くなったり、深夜までスマホをチェックしたり……。 これらも大人ニキビにとってNGな習慣。 「睡眠が不足するとターンオーバーのリズムが乱れやすくなり、毛穴づまりの要因となります。 またホルモンバランスが乱れることで、皮脂が過剰に分泌されるケースも」と、高瀬先生。 さらに免疫が低下すると、炎症が治りにくくなるそう。 クレンジングにはミルクタイプかジェルタイプを選び、肌に摩擦を与えないようやさしく洗います。 「洗顔後は、ニキビの炎症部位を避け、軽やかなジェルなどで保湿してあげて。 ノンコメドジェニックと記された、ニキビ菌の繁殖を防ぐタイプの化粧品がおすすめです」(高瀬先生) ニキビができやすい人にとって、洗顔時に「毛穴がザラついてきたな」と感じたら要注意。 常に2~3種類のクレンジングと洗顔料を用意しておき、肌の調子に合わせて使い分けるのが理想です。 ニキビのタイプによって、必要なお手入れは違ってきます。 ここでは前回ご紹介した、色で見分けるタイプ別ニキビケア法をご紹介。 AHAやBHA配合のピーリングソープやピーリング美容液を取り入れてみましょう。 炎症部位はなるべくメイクを避けるのも大切。 ニキビ跡を残さないために、肌の代謝を促す発酵食品やビタミンB群を摂取するインナーケアを取り入れて。 睡眠もしっかりとりましょう。 ニキビができたら、香辛料などの刺激物や、油脂、甘い物の摂取をなるべく避けること。 そして「肌の代謝を促すビタミンB群や、ビタミンCを豊富に含む食材……野菜やフルーツを積極的にとりましょう。 代謝を促すという意味では、発酵食品もおすすめです」(高瀬先生)緑色の濃い葉野菜たっぷりの味噌汁、納豆、ぬか漬け、低脂肪のヨーグルトなど、一見質素でも栄養バランスのよい食事は、肌のみならず健康・体型管理にも役立つはず。 本来は十分な睡眠も大切ですが、「忙しい女性はなかなか難しいはず。 「生理前は黄体ホルモンの影響で、皮脂の分泌が増えたりイライラしやすくなります。 ニキビをストレスに感じてイライラするより、この時期はビタミンCをたくさん摂取したり、リラックスする時間を増やしたりしてやり過ごすのが正解です。 「生理が終わると、今度はエストロゲンの影響で肌の生まれ変わりが促進する時期に入ります。 このタイミングは肌のお手入れどき。 美白ケアを積極的に取り入れて色素沈着を防いだり、角質ケアをして毛穴をつまりにくくすると、ニキビの予防はもちろん美肌づくりにつながります」(高瀬先生) ニキビで一番問題なのは、跡を残してしまうこと。 「この段階になるとスキンケアでは改善が難しく、クリニックの施術も限られてしまいます。 炎症が発生したらなるべく触らず、専門医にかかることをおすすめします。 ニキビは早めに治療するのが一番です。 治るまでの期間が違います」と、高瀬先生。 「昨今ニキビの治療薬は進化しており、過酸化ベンゾイルを配合した薬剤などが登場しています。 また、トレチノインやグリコール酸を用いたピーリング、殺菌と肌のターンオーバー促進が望める光治療など、複数の選択肢からその方のニキビに合った治療が可能です」(高瀬先生) そもそも、自分のニキビが白ニキビなのか、赤ニキビなのか。 どのような治療が最適なのか、自身で判断するのは至難の業。 日中はニキビ専用の美容液でケアを」(水井さん) 【おすすめアイテム】 鎮静効果の高い化粧水。 200ml ¥3,800 アベンヌ|クリナンス クレンジングフォーム 【このアイテムのおすすめポイント】 ・脂性敏感肌向け洗顔料。 ・ガンコな汚れやザラつきを素早くオフし、すべすべの肌に。 40g ¥3,000(泡立てネットつき) オルビス|薬用 クリアウォッシュ 【このアイテムのおすすめポイント】 ・ニキビに悩む女子のレスキューアイテム。 ・ホルモンバランスの乱れによるニキビを予防&鎮静する薬用洗顔料。 ・ニキビ女子の救世主的存在。 毛穴より細いファイバーで毛穴スッキリ。 大人のニキビ肌のための低刺激処方。 ルナメアAC|ファイバーフォーム 80g ¥1,800 2. 肌を柔らかく整えつつ、不要な角質だけをオフする泡洗顔料。 アクセーヌ|リセット ウォッシュ 200ml ¥3,000 3. 敏感肌でも使える、酵素入り洗顔パウダー。 週に1〜2度のスペシャル洗顔に。 ミノン|アミノモイスト クリアウォッシュ パウダー 35g ¥1,500(編集部調べ) 正しい洗顔法でニキビケア 【How to】 基本の洗顔方法 <STEP1> まずは肌をぬらす。 皮脂はお湯に溶ける性質をもつので、汚れを流すには水よりお湯が効果的。 熱すぎない35度のぬるま湯が適温。 <STEP2> 顔の中で最も汚れの激しいパーツ、鼻とあご周りから洗い始める。 あごのくぼみは、舌で押し出すと洗いやすい。 <STEP3> 目頭から鼻筋にかけてのくぼみは、内側へ向けて泡を転がす。 Tゾーンを洗い終えたら、最後に頬を優しく洗う。 その分、同じすすぎ回数でも肌に付着した泡をしっかり流すことができる。 <STEP2> すすいだ後、温水を含ませて絞ったタオルを顔にのせ約1分おく。 取り切れなかった汚れや角質をオフできる。 <STEP3> 洗顔後は、肌表面の水滴を押さえる程度にとどめる。 肌に湿り気が残っている方が、次に使うコスメが浸透しやすい。 赤ニキビケアに!予防に!おすすめの化粧水 ラ ロッシュ ポゼ|エファクラ モイスチャー バランス ローション[医薬部外品] 【このアイテムのおすすめポイント】 ・ニキビを防ぎながらしっとり潤す敏感肌用化粧水。 200ml ¥3,000 資生堂|ジェントルフォース トリートメントソフトナー[医薬部外品] 【このアイテムのおすすめポイント】 ・ニキビ、肌あれを防ぐ敏感肌向け化粧水。 150ml ¥4,700 オルビス|薬用 クリアモイスチャー M[医薬部外品] 【このアイテムのおすすめポイント】 ・繰り返す大人ニキビのために開発されたシリーズの化粧液。 ・生理前になるとニキビができる肌に。 50g ¥1,700 アルビオン|薬用スキン コンディショナー エッセンシャル[医薬部外品] 【このアイテムのおすすめポイント】 ・美的2018年間ベストコスメ読者編化粧水ランキング3位。 ・大人ニキビや揺らぐ肌に特に人気の、鎮静保湿化粧水。 ・有効成分を豊富に含む濃縮ハトムギエキスを配合。 ・鎮静効果に優れ、トラブルに悩みがちな肌質の人から絶大な支持。 ・赤みや吹き出物のできやすい肌には、肌を清浄にし、バランスを整えるローションでケアを。 ・そして週に1~2回のマスクケアですっきり潤いのある肌へ。 米国立保健衛生研究所(NIH)に招へいされ、メラニン生成の研究に従事。 帰国後に発表した論文が話題となり、ビタミンC療法の第一人者と呼ばれるようになる。 1999年、『青山ヒフ科クリニック』開業。 2002年にオリジナル化粧品『ドクターケイ』を発表。 肌トラブルから美容まで様々な悩みにトータルケアで応えている。 「皮膚の内部で炎症の残骸が残っているためです。 ニキビは純粋な感染症ではなく、アクネ菌が出す菌体に対して過剰な炎症反応が起こってしまうもの。 炎症を起こした細胞が放射したサイトカインや蛋白分解酵素が残っているため、赤みが残ってしまうのです。 また、細胞を修復するために血管が開いているため、赤く見えるんです。 「赤みを抑えるビタミンC配合のローションやクリームなどをたっぷり塗るといいですよ。 また、赤いだけではなくクレーターになったダメージが深いものも、まだ赤いうちにピーリング、ビタミンC導入などのケアをしてあげることが大事。 赤いということは、まだ細胞が修復をしようと頑張っているということ。 その段階できちんとケアをしてコラーゲンを増やしてあげると、治ります。 しかし、赤みが引いたものや数年経過したクレーターは、修復しようとする力が働いていないので、なかなか治すのが難しいんです」 赤いということは、まだ肌が美しくなるチャンスが残っているということなんですね。 凹んでしまったダメージの大きいニキビ跡は、早めに病院を受診しましょう。 「まず、紫外線対策はしっかり行ってください。 紫外線は、炎症を招く作用があるため、ニキビがひどくなってしまうんです。 また、美白化粧品を使うなら、成分をしっかりチェックすること。 ビタミンCやトランサミン(トラネキサム酸)などの炎症を沈静化させる働きのある美白剤であれば効果は期待できます。 ただし、このような成分が入っていない美白化粧品は、ニキビには効果が見込めません」(亀山先生・以下「」内同) ニキビを冷やしたり、オロナインなどのクリームを塗るという人も多いようですが…。 「痛みを伴ったり、熱を持っているニキビは、冷やしてもいいですが、それは痛みを一時的に和らげる、という意味です。 また、ニキビを温めるのは絶対にNG。 炎症を促進してしまいます。 ただし、バリア機能が下がっている場合は要注意。 刺激になってより悪化してしまう恐れがあるため、自己判断でやるのはやめましょう。 じつは今日も、市販のピーリング剤を使って顔が真っ赤になってしまってうちのクリニックに駆け込んできた患者さまがいらっしゃいました。 あくまで肌質に合わせたピーリングの濃度調整が必要ですので、必ず医師の判断のもと皮膚科でやってもらってください」 他にも、肌の代謝を高めるビタミンCやB群、Eなどを摂ってターンオーバーを高める、肌のバリア機能を高めるためにしっかり保湿する、適度な運動をする、十分な睡眠を取る、高糖質・高脂質食を控える、ストレス発散などが効果的だそうです。 「レーザー治療によって皮脂分泌を抑えるというエビデンスはありません。 そのため、ニキビに効果があると断言することはできません。 ただ、ビタミンCと併用して補助療法としては良いかもしれません。 僕がいろいろな論文を調べたり、実践した結果、効果があると思えなかったので、僕のところではやってません。 たとえば、ジェネシスはミトコンドリアを活性化して、皮膚のバリア機能を上げ、コラーゲンの合成を促進するので、クレーターなどのニキビ跡に効果が期待できます。 リフトアップも期待でき、1回で1カ月は頬が上がっていますよ。 ピクセル、フラクショナルレーザーなどは、うちでも使ってます。 15年前のクレーターでも、レーザーと外用剤でのスキンケア、プラス注射などで上がりますよ。 」 できたての赤みのあるニキビ跡には、ケミカルピーリングとスキンケアだけで十分だそうです。 「塗るのも飲むのも、ビタミンCが効きます。 うちは医療機関なので、治癒を目的として効果が期待できる塗り薬と飲み薬を処方しています。 処方して、塗布・服用してもらい2週間を目安に再度来院いただき、そのときに経過を見て、症状の緩和、薬の効き具合などを判断し、より効果の期待できる処方を提案します」 早く赤みを消したいなら、一度病院で相談してみましょう。 赤ニキビ早く治したいなら病院へ!処方される薬とは 病院で処方される飲み薬 (1)抗生物質 種類・・・レボフロキサシン、ロキシスロマイシン、ミノマイシン 効果・・・アクネ菌の殺菌効果 飲む期間・・・約2週間 ただし、「抗生物質はすごく効く人と全然効かない人がいます。 薬を2週間飲んでも効かないと思ったら、抗生物質を飲むのをやめて、ピーリングなど他の手段を考えるべきでしょう」(亀山先生・以下「」内同)。 2週間は様子を見て。 「これはビタミン剤や漢方薬にも言えることですが、2~3日ですぐに薬の効果が出ることはありません。 2週間は試してみないと、その薬が自分に合っているかどうかは分からないんです」自己判断で途中でやめたりせず、医師の指示をしっかり守りましょう。 2週間経っても、ニキビが改善しないようなら、いま飲んでいる薬が自分には合っていないということ。 アクネ菌やブドウ球菌属への殺菌作用があるお薬です。 ゲルタイプとローションタイプがあり。 アクネ菌やブドウ球菌属への殺菌作用があるお薬です。 ステロイドのお薬なので、炎症は抑えるはたらきはありますが、皮脂分泌を促進、TLRを増強します。 TLRはニキビの炎症のスイッチを押してしまう働きがあります。 つまりニキビを作り、悪化させてしまうという、ニキビの悪循環が始まってしまうのです。 一時的なニキビの炎症は抑えても根本的な解決にはならないため、『青山ヒフ科クリニック』では、ニキビ治療には処方していません。 つまり擦り傷や切り傷、細菌性皮膚炎やおできの治療の際に用いることがあります。 そのためリンデロン同様に『青山ヒフ科クリニック』ではニキビ治療には処方していません。 このゲンタシンでは、本質的なニキビ治療にはならず、あくまでも補助療法といえます」 赤ニキビケアや予防におすすめ!市販で買える薬やサプリ ビタミンB&Cの合剤を! 教えてくれたのは…皮膚科医。 津田クリニック副院長 津田攝子先生 研修医時代、ひどいニキビに悩まされる。 自らの肌を治すためにスキンケア研究をスタート。 外来治療と並行して、オリジナル化粧品の開発や正しい美容法の提唱を積極的に行う。 【おすすめアイテム】 サプリメントを選ぶなら、脂質の代謝に関わるビタミンB群や、抗酸化効果のあるビタミンCが入ったものを。 「ビタミンB群にはいくつか種類があるので、複数が合剤になったものがおすすめ」(津田先生) 1. 解毒を担う肝臓の働きを助け、肌の新陳代謝を高める。 ライオン|ペアA錠(第3類医薬品) 60錠 ¥1,440 2. 1包にビタミンC2,000mg。 水なしで飲める。 ニキビや口内炎のためのビタミンB。 エーザイ|チョコラBBプラス(第3類医薬品) 60錠 ¥1,280 TAKAKO STYLE|the A 【このアイテムのおすすめポイント】 ・過剰な皮脂分泌を抑え、ターンオーバーを正常化。 90粒 ¥8,800 シンプリス|トータルプログラム27 【このアイテムのおすすめポイント】 ・ビタミンA・Cをはじめ、ビタミン12種、ミネラル5種、プラス成分10種配合のトータルサプリメント。 60袋 ¥12,000 日本機能性医学研究所|newBasic 【このアイテムのおすすめポイント】 ・体内環境を整える。 ・ビタミンなどバランス良く入ったサプリで疲れにくい肌に。 90カプセル ¥10,000 *価格はすべて税抜きです。
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CONTENTS• ニキビ跡がなかなか治らないのにはちゃんと理由があります 医師の松下です。 いま、このページをご覧のあなたは、おそらくニキビ跡がなかなか治らなくてお悩みでしょう。 精神的なストレスも相当溜まっていらっしゃることでしょう。 ニキビ跡を治療したいとお考えの方に、医師として是非とも知っていただきたいことがございます。 私は、五本木クリニック開業以来約20年に渡り、ニキビ跡の治療を専門的におこなってきました。 これまでに次のような患者さんの声を多くいただきました。 他の皮膚科でいろいろな薬を使って治療を受けたが全く効果がない…• 他の美容皮膚科で最新のレーザー治療を受けたが効果が実感できない…• 通販や化粧品でいろいろ試したけど効果がなかった… また、当院で治療した方も、初期の頃は十分な効果が出せないことも多く、その理由をいろいろと探った結果、 ニキビ跡がなかなか治らない、その原因が3つあることが分かりました。 ニキビ跡をしっかり治療したい方は、まず、この3つの原因を知っていただいた上で、治そう!!治せるんだ!!と希望をもっていただきたいのです。 原因1:ニキビ跡の肌はいろいろな症状が複雑に混在しているので、1種類のみの治療では治りません。 一言で「ニキビ跡」といっても、その症状は実にいろいろで、赤み・色素沈着・毛穴の開き・へこみ・盛り上がり・凸凹・ケロイドなど、様々な状態が複雑にからみあって存在しています。 1種類だけでこれらの症状すべてに効く治療というのは現在残念ながら存在しません。 よって、それぞれの症状に最適な治療を何種類も組み合わせて治療する必要があるのです。 原因2:ダウンタイムを気にしてマイルドな治療だけ続けていても治りません。 赤み・色素沈着・毛穴の開きなどの治療はダウンタイムなくできる治療もあるのですが、へこみ・盛り上がり・凸凹などを改善するには、強力なレーザーや外科的な治療が必要な場合がほとんどで、何日か赤くなるとか、腫れる、かさぶたができるといったダウンタイムは避けて通れません。 これを嫌ってマイルドな治療のみを漫然と続けていても改善は見込めません。 原因3:長年かけてできたニキビ跡は短期間では治りません。 ある治療を2~3か月続けて効果がないからと、また別のクリニックに行って違う治療を2~3か月やって、やっぱり効果がないからと、また別のクリニックへ、といったように、結果をあせるあまり、いろいろなクリニックを渡り歩いて、様々な治療をつまみ食いのようにちょこちょこやっても治りません。 本来ニキビ跡の治療は数ヶ月で効果の出るような簡単なものではありません。 程度の比較的軽い方でも1年、重症な方は2~3年くらいはかかるものです。 じっくり腰を落ち着けて、気長に治療する必要があります。 以上の3つの原因を解決することで、重症なニキビ跡でも確実に効果を出せる治療法を確立しました。 ニキビ跡の症状には、様々な種類があります。 そして複雑に絡みあっています ニキビ跡が気になると言って当院を受診される方が毎日のようにいらっしゃいますが、よく話を聞き、肌の状態を詳細に診察させていただくと、その悩みの内容は実に複雑多岐に及んでいるのがわかります。 一言で「ニキビ跡」と表現しますが、その内容は様々で、赤み・色素沈着・毛穴の開き・へこみ・盛り上がり・凸凹・ケロイドなど、いろいろな状態が複雑にからみあっています。 また、赤みの中にも、いろいろあって、ニキビが治った後斑点状に残る赤み、炎症が長引いて全体的にモヤモヤとした境界不明瞭に出る赤み、細い線状に血管が浮き上がる毛細血管拡張症など様々です。 同じく色素沈着もいろいろな状態があります。 全体的なくすみ。 斑点状に残る茶色いシミ。 毛穴の周りが黒っぽくなったもの、モヤモヤとした境界不鮮明な色素沈着などがあります。 毛穴の開きについては、皮脂の分泌過剰によるもの、角質のターンオーバー異常によるもの、乾燥によるもの、たるみに伴うもの、毛穴周囲のメラニン色素沈着による毛穴の目立ち、「毛」そのものによる毛穴の目立ちなどの種類があります。 一番目立つのがクレーター状の凹凸ニキビ跡。 これにも種類があって治療方法がそれぞれ異なります クレーター状のへこみや盛り上がりについてもいろいろな分類法がありますが、下図のヤコブ博士の分類が有名です。 ruckermd. Boxcar scars(ボックスカータイプの瘢痕) ボックスカータイプは、水ぼうそうの跡に似た円形や楕円形で、辺縁が境界明瞭に垂直に陥凹したニキビ跡です。 ボックスカーとは貨物列車のことで、断面図が長方形で貨物列車のシルエットに似ているのでこの名称がつきました。 Rolling scars(ローリングタイプの瘢痕) ローリングタイプは、通常、幅が4~5ミリ以上の皿状にへこんだニキビ跡です。 これが接近して多発すると、うねるような波打つような凹凸が生じます。 Hypertrophic scars(肥厚性瘢痕)/Keloidal scars(ケロイド瘢痕) 肥厚性瘢痕は、にきびによる皮膚損傷部位に限局した盛り上がるタイプの傷跡で、下あご、ほほ、眉間に発生しやすいです。 これに対してケロイド瘢痕は最初の皮膚損傷部を越えて増殖する隆起性の傷跡で、あごや肩、胸骨部に好発します。 このうち、アイスピック・ボックスカー・ローリングの3タイプのへこみの状態次第で、治療による改善度が変わります。 ncbi. nlm. nih. つまり、アイスピックタイプが多い方は治りにくいので、効果を上げていくためには特別な治療が必要になります。 例えば、比較的浅いアイスピックタイプは、強めのレーザーで周囲を削り、改善度の高いボックスカータイプやローリングタイプに変えていきます。 また、あまりにも穴が深い場合は、穴を丸ごと切り取って縫い縮めることもあります。 さらにローリングタイプで、穴の底面の裏側に索状の瘢痕組織が形成されて、皮膚深部とつながっていることがあり、その場合は特殊な針を使用して、足かせになっている索状瘢痕を切断することもあります。 ポイント💡 このように、ニキビ跡にはいろいろな症状があり、さらにそれぞれの症状の中にもさらなる種類があるため、それに合わせた治療法もたくさんあり、何種類の治療法をどのように組み合わせて、何回やるかという的確なプランニングが重要になります。 ニキビ跡は生活改善や市販薬、化粧品などによる自己流のケアのみでは治りません 以上で述べたように、いろいろな種類の症状が複雑にからみあったニキビ跡は、食生活や睡眠などの生活改善や市販薬、化粧品などによる自己流のケアのみでは治りません。 ニキビ跡をきれいに治すためには、医療機関で、専門の医師に肌の状態をよく見極めてもらい、それぞれの症状にあった複数の治療をオーダーメイド的に組み合わせ、1年~数年かけてじっくり取り組んでいく必要があるのです。 当院では以下の通り、30種類以上の治療法を取り揃えています。 レーザー治療(5種類)• 光治療• ピーリング治療(5種類)• マイクロダーマブレージョン• イオン導入治療• エレクトロポレーション治療• マイクロニードル高周波治療• PRP治療• ヒアルロン酸注入治療• 内服薬治療(8種類)• 外用薬治療(6種類)• 注射薬治療 など これらの治療法の中から、それぞれの患者さんの肌の状態に合わせて最適な方法を選択し組み合わせて治療を続けていくと徐々にニキビ跡が改善していきます。 五本木クリニックのニキビ跡治療の症例 当院で治療した症例を紹介します。 いずれの症例写真も上が治療前で、下が治療後です。 Aさんの場合治療前の肌は以下の写真のとおり、赤ニキビ、白ニキビ、赤み、色素沈着、毛穴の開き、凹凸(アイスピックタイプ、ローリングタイプ、ボックスカータイプ)が混在しています。 ニキビが完治し、赤みや色素沈着も治まり、滑らかな肌になっています。 Bさんの場合治療前の肌は以下の写真の通り、クレーターのようなニキビ跡のへこみがメインで、へこみの種類はローリングタイプとボックスカータイプが多く、アイスピックタイプはごくわずかです。 生まれたての赤ちゃん肌のように、完全にツルツルというわけではありませんが、深かったクレーター状のへこみがかなり浅くなり、凹凸の目立たないきれいな肌になっています。 Cさんの場合治療前の肌の状態以下の写真の通り、赤み、色素沈着、毛穴の開き、凹凸(アイスピックタイプ、ローリングタイプ、ボックスカータイプ)、肥厚性瘢痕が混在しています。 赤みや色素沈着が大幅に改善し、凸凹の程度も軽くなり治療前と比較して確実にきれいな肌になっています。
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