ラティナ 魔王。 【小説】うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。5【感想】

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』感想

ラティナ 魔王

Sponsored Link うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 (うちの娘)の2期はある? まず、 うちの娘の2期があるかどうか、ということについて。 これは、 残念ながら可能性が低いです。 というのも、 円盤や原作の売上が他のラノベ作品に比べて控えめ。 原作小説と漫画の累計発行部数は 50万部(より)。 うちの娘は巻数が少なめなこともあって、最近の人気ラノベと比べると発行部数が少ないんですね。 そこを考えると、2期はちょっと望みが薄いかなと。 あったとしても、けっこう後の方になってしまうかなと思います。 なので、ラティナの可愛さを堪能したい方は原作買うのがいいかなと。 (うちの娘)の2期はいつ? 続いて、 うちの娘の2期があるなら、いつ頃になりそうかということについて。 これは上にも書いたとおり、ちょっと遅め。 早くとも2年くらい後になりそうです。 理由としては、売上から見て、 うちの娘の2期よりも、他のラノベのアニメ化や2期が優先してアニメ化されそうだからです。 もし2期が決定しても、企画から放送までにけっこう時間がかかるでしょうし、 2年くらいは待つことになってしまうでしょう。 Sponsored Link うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 (うちの娘)の2期のストーリーは何巻からかネタバレ! それでは、うちの娘。 の2期のストーリーについて。 2期では原作の~がアニメ化されるでしょう。 このあたりの、ラティナが可愛いシーンをご紹介していきますね。 うちの娘。 のストーリーネタバレ 3巻:早く大人になりたいラティナ。 彼らのもとに美女ヘルミネが現れます。 (C)CHIROLU・景 ヘルミネとともに依頼を受けることになるデイルに、 ラティナは不機嫌に頬を膨らませます。 「……デイル、今のひと、お仕事でいっしょのひと?」と嫉妬心を見せるのが、今までにないリアクションで可愛い。 一人になったラティナは、 「ラティナ……やっぱり、早くおとなになれたら良いのにな……」とつぶやくのでした。 もう、本当にデイルと結婚したい、くっつきたいって気持ちが隠しきれないって感じで微笑ましい。 でも、デイルは娘と一緒にくっつくなんて、考えてもしていません……。 ラティナ、不憫な子。 しかし、赤の神の夜祭りへと出かけるラティナは友達のクロエたちに手伝ってもらい、おめかしをします。 そして 祭りの終わりに告白することを決意したのです。 いじらしい。 虎猫亭に戻ってきていたデイルは祭りでめかしこんでいたラティナが、誰彼構わず無防備な姿を見せているんじゃないかと、心配から不機嫌になっていました。 過度に子供扱いするデイルに、ラティナは言います。 「……デイル、私、もう、ちっちゃい子どもじゃ無いよ」 「デイルにそんな風に、言われたくないのっ……、デイルは、私の、『お父さん』じゃ無いものっ……私、 デイルのこと、お父さんの代わりだなんて、思ったこと無いもの……っ」 父親ではなく、もっと特別な存在。 たどたどしく、でも一生懸命な告白。 最高かよ。 「ラティナが……っ、とうとう……っ、反抗期に……っ!」 父親だと思っていない。 その言葉を取り違えたデイルはひどくショックを受け、逃亡してしまうのでした……。 ってな感じで、 ラティナの恋煩いが見れて見どころたくさん。 ……そしてだからこそ、デイルに「なんだこいつ腹立つわ」ってなること請け合い。 ラティナちゃんがホント不憫なんだ……(泣)。 のストーリーネタバレ 4巻:ルドルフから告白されるラティナ。 伝わってなかったとは言え、 「恋人になりたい」という告白をしてしまって、ラティナはもう照れまくり。 (C)CHIROLU・景 デイルの顔も見れないくらい恥ずかしくなって、友達の家に逃げ込むのでした。 一方、娘が反抗期を迎えたと思っているデイル。 動く死体と化していた彼に声をかけたのは、ケニスでした。 彼は 「ラティナはずっと前からお前のことを『男』として見ていた」ことを伝えます。 デイルはラティナの気持ちにずっと気づこうとしていなかったのです……。 そんなとき、幼い頃からラティナによくしてくれた少年、ルドルフが虎猫亭を訪れます。 彼は、ラティナに言います。 「ラティナ」 「なあに?」 「好きだ」 (C)CHIROLU・景 「え?」 皿を割るほどの動揺。 きょとんとしてるラティナがめっちゃかわいい。 後日、ラティナはルドルフに答えます。 デイルのことが好きで、相手にされていないけど、諦められないと。 ルドルフはそれを受け入れ、それでも俺も諦めないから、と伝えるのでした。 そして。 虎猫亭にデイルが病に倒れたと手紙が届きます。 心配でかけつけるラティナ。 ワガママも、困らせることも言わないから、いなくならないで……。 デイルにそう懇願します。 涙ながらに叫ぶラティナが痛々しい……。 彼は、ラティナに謝ります。 「ラティナ……俺は……俺は、お前の父親じゃないけど、ずっとお前のそばにいるから……いや……」 「 これからも、俺のそばにいて欲しい……だな。 ラティナ、これからも、俺と一緒に居てくれるか?」 その言葉に感極まったラティナは、 「好きなの」とまっすぐ見つめながらいうのでした。 「デイル……私……デイルとずっと一緒に居たいの……」 「……ああ。 約束しよう。 最期の時が来るまで……一緒に居よう」 ついに2人は恋人になり、一緒になることを誓うのでした。 といった感じで、2期ではデイルとラティナの関係が親子から恋人へと変わっていくまでが描かれます。 恋人になってから、もうホントデレデレ。 (うちの娘。 )を楽しむなら うちの娘。 の書籍版を揃えるなら、ebookjapanがオススメ。 今なら会員登録で一冊半額クーポンがもらえて、50%オフで読めるのでぜひどうぞ。 2期もだいぶ先になりそうですし……。 また、ヤフープレミアム会員かソフトバンクスマホユーザーならお得にポイントがつくキャンペーンがやってます。 たくさん買うほどポイントがつくので、書籍版を揃えるならここがいいですよ。 まとめ うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 の2期についてでした。 残念ながら、 現状2期が制作される可能性は低め。 ここからが本番なんですけどね。 続きは原作の~で、デイルにアタックしまくる ラティナが恋する乙女すぎて可愛い。 一度玉砕して顔も見れないくらい恥ずかしがったり、恋人になれて浮かれるところも最高です。 2期は望みが薄いので、ぜひ原作でラティナの可愛さを堪能してください。 原作を読むならこちら。

次の

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』感想

ラティナ 魔王

デイルとラティナの関係が変わる出来事と2人の年齢 出来事と年齢、小説の巻数の一覧 出来事 デイルの年齢 ラティナの年齢 小説の巻数 2人の出会い 18歳 7歳 1巻 デイルの故郷への長旅 20歳 9歳 2巻 ラティナの告白 25歳 14歳 3巻 デイルの意識の変化 4巻 婚約 26歳 15歳 5巻 デイルの魔王への復讐 推定26~28歳 推定15~17歳 6巻 甘々な日常 7巻 結婚 推定29歳 推定18歳 8巻 2人が婚約した以降の年齢は、作中で年齢描写が無いため推定としています。 結婚した年齢をラティナ18歳と推定する理由は、 2人が活動している ラーバンド国では 18歳以上が成人として認められるため。 ですので、デイルとラティナは 出会いから11年後に結婚、11歳差の夫婦となった と私は思っています。 出会いから11年後に結婚した、11歳差の夫婦 年齢が一回り違う夫婦なのか 現実でも夫婦で年齢が一回り離れているということは、 多くはないですがあります。 個人的には、20歳前後も年齢が離れているとなれば 「それはちょっと・・・」 となってしまいそうですし、一般的な感覚としても同じだと思います。 ですが、10歳前後の年齢差の夫婦ということであれば、 あまり違和感なく受け入れられるものではないでしょうか。 ということで、 「2人の年齢の差」というもので賛否が分かれているものではありません。 そこで、 賛否が分かれる原因として考えたのは、 娘 むすめ(こ)という言葉の捉え方の違い。 「娘」という言葉の捉え方の違いによって賛否が分かれる 保護者 デイル と 娘 ラティナ という関係からはじまる2人。 この「娘」という言葉を• 「自分の子供」としての娘• 「男ではない異性」としての娘 どちらとして捉えるかによって賛否が分かれると思います。 序盤は「自分の子供」として感情移入しがち 序盤は特に「自分の子供」という観点で感情移入する人が多いと思います。 出来事で言うと「2人の出会い」~「ラティナの告白」までの部分。 小説で言うと1巻~3巻。 マンガだと現在(2019年7月)既刊の5巻でも、まだこの部分ですね。 アニメは放送中なので分かりませんが、全12話を使って このあたりまでを映像化するのではないでしょうか。 (なのででは 「親バカ」系のアニメだと紹介しました。 ) ここまでは、デイルもラティナを本当の娘のように可愛がり親バカを発揮します。 中盤からは「自分の子供」として見ると、気持ち悪い 中盤の「デイルの意識の変化」からは、 自分の子供という観点だとつらくなると思います。 小説だと4巻以降。 ここからは、「娘」が 「自分の子供」という観点から 「男ではない異性」という観点に 話の流れが変わっていくタイミングです。 小説1~3巻までは デイル「娘が可愛すぎる」 読者「わかる」 デイル「初めて貰ったプレゼントなんて、周りに見せびらかしまくるほど尊い」 読者「すごくよくわかる」 と、 共感を持ちながら読めていたものが、 4巻を超えたあたりで デイル「娘が可愛すぎるから、もう嫁にするわ」 は? と、 唐突な裏切りを受けたかのように感じ、 この 作品に対して否定的な立場になってしまうのかと思っています。 小説4巻以降はマンガ・アニメでは未描写の段階(2019年7月時点) 「娘」を「男ではない異性」として書かれていく小説4巻以降。 この部分は、マンガ・アニメともにまだ描かれていません。 (2019年7月時点) 小説というモノは、良くも悪くも触れる人が少ないモノです。 ですが、 マンガ・アニメというモノになると触れる人が増えます。 そうなると、この 作品に対して否定的な意見の人が増えることは明らか。 ですので、少しでも作品を楽しめるように 「どういった観点」で読む・見ると否定的にならずにいられるかを提案したいと思います。 酒場の客のような立場でニヤニヤしながらだと楽しい デイルとラティナが 拠点としているのは、知り合い夫婦が経営している 酒場です。 酒場なので、当然そこには客が来ます。 と、ここで提案です。 あなた自身が「酒場の客」という立場で読む・見ると、この作品は最高に楽しめます! 例えば、 デイルが少女時代のラティナを連れて帰った時は 「なんか坊主が小さい子を連れてきたぞ。 隠し子か?」 デイルが娘かわいいと親バカを発揮した際は 「分かった分かった。 娘が可愛いのはホントよく分かった!」 デイルがラティナを異性として意識しはじめたら 「娘じゃなくて1人の女の子として意識してんじゃねぇか」 と、 ツッコミをいれるような第三者の立場だと楽しめる作品です。

次の

【海外の反応】うちの娘 6話「今週も可愛いラティナが見られて大満足なエピソードだった!」

ラティナ 魔王

デイルの今更ながらの告白に、ラティナはしばらく無言でデイルの顔を見た。 ローゼから聞いていたこととはいえ、やはり驚きは並大抵のものではない。 「えーと、ラティナ?」 「ん?」 「大丈夫か?」 「びっくりした……」 デイルに声をかけられて、ようやく再起動したラティナは、ぷしゅう。 と音をたてる勢いで肩の力を抜いた。 「ローゼさまにもね、聞いたの……デイルが『勇者』だって」 「そうなのか?」 言われてみれば、別に口止めをしていた訳でもないので、そういうこともあるかと、デイルは改めて思った。 むしろ今の今までラティナに知られていなかったことの方が、驚くべきことだと思う。 「ローゼさまには、聞けなかったんだけど……魔族になって大丈夫なの?」 「たぶんそれは、俺よりもラティナが知ってる筈の情報じゃねぇかなぁ?」 流石のデイルも、困惑するしかなかった。 ラティナは、一応自分にとって『 魔王 あるじ 』たる存在である。 確か彼女は自分で、『魔王は世界の根幹の一部を知ることができる』と言っていた筈だった。 「え? ……あ。 そういえば、そうだね……」 自分の『魔王』としての恩恵を、使うことを放棄していたラティナは、すっかり自分にそういった能力があることを失念していた。 「まあ……お前が『八の魔王』で……『勇者』という魔王を排する存在と相反しねぇから、成立したんだろうとは言われたけどな」 「そっか……」 成程と頷いているラティナには、やはり『魔王』らしさの欠片もない。 「やっぱり私は、もっとしっかりしないといけないんだね」 そうきっぱりと答えたラティナの姿に、反射的に「ラティナはこのままで良い」と、言いかけたデイルは、なんとかその言葉を飲み込むことができた。 如何にも真面目な顔で頷くラティナは、可愛いなぁなんて思ってしまうのだった。 それはもう一種の条件反射である。 だが、大人になる為に省みようとしている彼女に、そう扱うと決めた前言をまるっと撤回したその発言は、さすがにないだろうと留まることに成功した。 成長する必要があるのは、どちらだろうかと、内心で汗をかく。 「デイル?」 「いや……本当にラティナは大きくなったなぁって思ってさ」 「……?」 自分の未熟さを痛感した直後に言われ、ラティナは少し首を傾げた。 「俺も、ちゃんとしねぇといけねぇな」 「デイルはもう、充分大人じゃないの?」 「んー……」 ラティナを対等の伴侶として扱うということや、自分にとって唯一の『 魔王 あるじ 』として見ることは置いておいて、やはり彼女には頼ってもらえる自分でありたいと思う。 それは男としての矜持であり、譲れぬところである。 だが、せっかくまたこうして共に在ることが出来るのだ。 「これからは、ちゃんとやっていこうな」 「うん」 失敗を重ねても、いつかそんなことがあったと、二人で語り合えるようになれれば良い。 そう思って互いの手を握りあった。 デイルとは、そう話しあったラティナだったが、夕食の後、フリソスの私室を一人で訪れた。 かつて幼い頃、共に暮らしていた部屋ではない。 王としての権威を感じる上等の部屋ではある。 だが、侍女や護衛が、隣室に常に控えているという為に、完璧なプライバシーというものが存在しない窮屈な空間だった。 「フリソスを前にしてるのに、『 西方大陸語 人間族のことば 』を使っているなんて……なんだか変な感じだね」 「あまり、他人に聞かれたくない話なのだろう? 片言ならば理解出来るものもおるが、全てを解せる者は少ない。 内緒話には適しておるだろう」 少し悪戯っぽい表情を浮かべたフリソスは、ラティナが淹れた茶を目を細めて口に含んだ。 本来ならば、茶を用意するということも侍女がやる仕事だった。 だが、二人きりの時間を作りたかったラティナは、シルビアから分けて貰ったラーバンド国のお茶を理由に、侍女を下がらせることに成功した。 ヴァスィリオとラーバンド国では、茶器の使い方も茶葉の扱い方も異なるのだった。 ラティナが自分に話があって、そうしていることを察したフリソスも、特にそれを制することはなかった。 「ラーバンド国との国交が始まった折りには、我が国の者に、言葉を学ばせることが必要となるだろうがな」 「魔人族の言葉は、他の種族のひとは、適性がないと発音出来ないからね……」 魔法を扱えるかどうかの判定基準は、『呪文言語』とも呼ばれているその言葉を、発音出来るかどうかというところにある。 魔人族の言葉は、適性がない者には、扱うことが根本的に不可能なのである。 だが、他の人族の言語は、単純に学べば扱うことが可能となるのだった。 「……で、どうした、プラティナ?」 「デイルには、聞けなかったの……」 ぽつり呟くように言ったラティナは、自分の手にする茶器の中をじっと見詰めた。 淡い褐色の水面の中で、落ち込んだ顔の自分がこっちを見ていた。 「フリソスは、知っていたの? デイルが……『勇者』だって」 「……」 少し沈黙したフリソスだったが、双子の妹に嘘をつく気にはなれなかったらしく、直ぐに肯定してみせた。 「そうだな。 プラティナを封じた後……間を置かずに、『魔王』を葬る存在が現れた。 余の立場では、それが誰の仕業であるのかは知ることが出来なかったが……シルビアたちの話で直ぐにそれと知れたよ」 「シルビアが……」 「プラティナの傍に『勇者』がいた。 それが、本来ならばあり得ぬほどの勢いで、魔王を駆逐して回っている。 其方との関係を聞いた後ならば、其方がその『勇者』を眷属にしたのではないか……という推測は出来たな」 「そっか……」 「プラティナが、余の元に帰れぬなどと言いおった理由が、其奴が理由だということもな」 ぷう。 と、どこか膨れたようになったフリソスは、ラティナとやはりどこか似ていた。 ラティナは、ほんの少しだけフリソスのその仕草に表情を緩め、再び視線を下に向けた。 「やっぱり……『魔王』を…… 倒した ・ ・ ・ のは、デイルなの?」 『殺した』という単語を出すことを躊躇って、ラティナは言葉を濁した。 フリソスは妹の様子に、内心で溜め息をついてから、平然とした声音で答えた。 「そうだな」 「『玉座』の様子……あの姿からわかるように……デイルは、他の魔王を皆……?」 「……今更、否定しても仕方がないな」 妹の聡さに、嘘をつく気にもなれず、フリソスは答えた。 ラティナの表情が苦し気なものになる。 「それは……私のせいなんだね」 周囲からの話を聞いて察していたことではあったが、フリソスは改めて思った。 ラティナは、優しく素直な幼い頃の性質を残したまま成長している。 それは、安堵と幸福な思いを抱く事実だった。 この国を追放され、父親を亡くしたラティナが、それでも健やかに安寧と、歳を重ねることの出来た証明にも思えたからだった。 「"……あの男には、感謝するべきなのだろうな"」 「え?」 「いや、何でもない」 フリソスが発した小さな呟きは、ラティナの元にも届かなかったらしい。 そのことに、ほっとする。 あの残念勇者に甘い発言を自分がしたことは、妹が大切だからこそ、誰にも気付かれる訳にはいかないのだった。 「……プラティナは、やはり『一の魔王』には、なれそうもないな」 「フリソス?」 小さく笑って、フリソスはラティナと目を合わせる。 「何も気に病むことなぞないぞ、プラティナ」 「だって……」 『厄災』と呼ばれる魔王以外の者たちは、殺されるだけの咎などない。 理不尽に殺され、その魔王が守護していた眷属や民たちも不幸にした。 それを気に病まなくて良いと言われても--といった内心の独白がありありと面に出ているラティナの様子に、再びフリソスは小さく笑った。 「 其方という ・ ・ ・ ・ ・ 『魔王』……下位とはいえ『神』を害しようとしたのだ。 それを『罪』と呼ばずして何と呼ぶ?」 「でも……」 「それによって起こったことは、云わば『神罰』……『魔王』を排することが 赦されて ・ ・ ・ ・ いるのは、対存在たる『勇者』 のみ ・ ・ なのだから」 それは上位にして世界のそのものである『七色の神』が定めた理だった。 フリソスは微かに笑い、妹の頭を撫でた。 甘えん坊な双子の妹を、親の仕草を真似て慰めていた、幼い頃そのままの動作だった。 そんな仕草がすんなりと出てくる自分に、微かに驚き、同時に安堵する。 「魔王が魔王を害することは、可能ではある。 同列の存在であるからな。 だが、それは『赦されてはいない』こと。 相応のしっぺ返しを受けて然るべきことだ」 唯一『魔王』の中で、他の魔王に干渉することが赦されているのは、『八の魔王』であるラティナだけであった。 それは『魔王を制する』という性質の中、発生する存在なのだから当然だった。 かつて『二の魔王』が『一の魔王』を殺めたように、魔王が他の魔王を滅ぼすことは、可能となっている。 だがそれは、同時に『世界』にとってはイレギュラーな事態でもあった。 滅ぼしたのならば、同様に滅ぼされる可能性も高まる。 それをフリソスに教えてくれたのは、稀代の神官と呼ばれ、魔人族の歴史の中でも例のない力を有していた『 紫 モヴ 』--神の色の名を有した--女性だった。 語られた当時は、詳しい意味などわからなかった。 今にして振り返り、ようやくそれと察することが出来た。 「だからいわば因果応報。 其方が思い悩む必要はない。 この結果は、当然の帰結であるのだからな」.

次の