この記事で分かること• ハクは湯婆婆の弟子だけど「ウザい」存在? まず、 千と千尋の神隠しで通説となっている彼の設定について見ていきましょう。 「千と千尋の神隠し」の設定上、ハクは温泉施設「油屋」の主人かつ、経営者である 湯婆婆の弟子ということになっています。 千尋と同じく、ひょんなきっかけから湯婆婆たちの世界にあらわれ、強力な魔法使いでもある 湯婆婆の弟子入りを果たしました。 この決断に周囲は反対しますが、それとは裏腹に湯婆婆の下についた彼。 その結果、湯婆婆の手先のような存在として油屋に所属することになった。 というのが、映画上での大まかな設定ですね。 湯婆婆の側近とも言える存在だったことから、油屋の従業員の中では比較的上の立場にいるようです。 ただ皆から尊敬されながらも、態度は冷たく冷淡。 千尋の姉貴分であるリンからは「 ハクみたいな奴が2人もいたら、たまったものではない」と愚痴を言われる始末… ハクは「川の神様」だったが、その正体をなかなか思い出せなかった 「千と千尋の神隠し」の世界にやってきた人間は、 自分が誰なのか正体をしっかり覚えておかないと元の世界に帰れなくなってしまうと千尋はハクから忠告されます。 そのハクも自分はどこからやってきたのか、その正体がもう思い出せず苦労しているとも言っていましたよね。 Sponsored Link しかし物語の終盤になって、ようやくハクは 自身の正体を自覚するのです。 そう、彼の正体とは「 川の神様」。 ハクは千尋が住む家の近くにあった「琥珀川」 コハクガワ の神様で、「 ニギハヤミコハクヌシ」という名前を持っていたと、作品の最後の方でやっとハッキリしますよね。 それなのに、千と千尋の神隠しの世界に迷い込んだことで名前を湯婆婆に取られることに。 そして「ハク」という名前だけ残されて、この世界で生き続けていたということになります。 それが絶体絶命の時期を千尋に助けられたことにより、ハクはようやく 自分の名前と正体を悟ったのです。 不思議なことに千尋が物語の世界に入ってきた時、ハクは彼女のことを覚えていた反面、彼女はハクに全く心当たりがありませんでした。 しかしストーリーの後半では、ようやく千尋もハクのことを思い出し彼の正体について口を開くのです。 と言うのも、千尋はハクが神様となっている 川に落ちた経験があったからです。 それに気づいた川の神・ハクが千尋を救い出し、無事に両親の元まで送り届けたということになっています。 日本には800万もの神様が存在するとされ、木や川など至るところに神様がいると信じられています。 要するに、ハクの正体は「 日本に存在する川の神様だった」ということ。 千と千尋の神隠しでは、ハクは常に千尋の味方となって助け役でしたが、終盤になって彼女に助けられる…こんなストーリーだったら、大抵の人は感動しちゃいますよね。 ハクのもう一つの正体…それは「白竜」 そうかと思えば、ハクは「 白い竜」に姿を変えることも出来ます。 この姿は千と千尋の神隠しの中盤から確認することができ、物語の中でも大事な部分を担っていますね。 実はこの白い竜も、 ハクの正体だったという見方があるのです。 千と千尋の神隠しの中で、ハクとは別に川の神様が登場するシーンを思い出してみてください。 最初はゴミや泥にまみれた汚い姿で油屋をパニックに陥れますが、汚れを落としたあとは神様らしく神々しい姿になってご機嫌よろしく油屋を後にします。 ハクもこの神と同様、川の神様ですよね。 つまり度々登場する白竜とは、神様が時空を超えて移動するときに「 その存在を世に示すための姿」と考えることが出来るそう。 だとすれば「 白竜=ハクの正体」と捉えて良いのかもしれません。 ただ「千と千尋の神隠し」を観ていると、彼は自分の正体を知る前ですら白竜の姿で銭婆の魔法の契約印を盗まされたり、それによって銭婆から制裁を受けたりと… 神様ながらも不遜な扱いを受けていてかわいそうですよね。 普段は少年の姿をしつつも、様々な側面が垣間見えるハク。 もう二度と元の世界に戻れないと思いきや、無事に正体を思い出せて何よりでしょう。 彼の正体を知った上で「千と千尋の神隠し」を視聴すれば、また違った楽しみが味わえそうです。
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2001年に公開された『千と千尋の神隠し』は、世界中で大人気になりましたよね!! 内容の深さや、色の鮮やかさなど、視点を変えることにより多様な楽しみ方があると思います。 都会の街中にポッと和テイストの建物があって、ちょっと不思議な感じもしますが、それがまた良い味を出しているのかもしれません。 1994年には国の重要文化財に指定されました。 入口の雰囲気といい、どこかで湯婆婆が目を光らせていそうですね。 夜、千とリンが二人でゆったりと語っているシーンに登場する、あそこです。 空へとそびえ立つ外観が、油屋を彷彿とさせる雰囲気ですよね。 一瞬、自分が千尋なんじゃないかと勘違いしそう・・・(笑) 名前が『金具屋(かなぐや)』となっていますが、先代が温泉旅館を作る前は鍛冶屋さんだったことから金具屋と名付けたそうです。 中を覗いてみると映画そのもの!!! 釜じいが長い手を伸ばしていた壁一面に広がる引き出しが実在したなんて!! 長い年月を経てところどころ色が剥げていたりするところが良い味を出していますよね。 実はこちら文房具屋さんで、スタジオジブリが千と千尋の神隠しのモデルになっているところだと公式に認めている建物なのだそうです。 2009年には東京都の有形文化財に指定されています。 豪華絢爛な内装に見入ってしまいますよね。 の二階の 廊下 は素晴らしいですね。 こちらは1936年に起きた2.26事件の現場となった建物で当時は赤坂にありましたが、現在はこちらの江戸東京たてもの園に移築され保存されています。 尾張信長の居城だっただけあって、今でもその威厳を感じさせる佇まいですね。 — DropOut6 DropOutSix *清州城(愛知県清須市)* 東海道新幹線が走るすぐ横に建っている清州城は、まさに橋の手前から見た油屋!といった雰囲気です。 赤く塗られた大手橋が、カオナシが黙って千尋を見つめていた場所にそっくりなのです。 まとめ 今回は、日本のみならず世界中から愛されているスタジオジブリ作品から、『千と千尋の神隠し』のモデルになった場所を日本中からピックアップしてみました。 公式では認められていない場所もあるようですが、たしかに雰囲気は似ていると感じる場所がたくさんありました。
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Contents• 油屋に神々が集まる理由とは?神様たちはお疲れが溜まっている!? 「千と千尋の神隠し」は、不思議の国に迷い込んでしまった少女・千尋の成長物語です。 千尋は不思議の国で、湯屋の「油屋」で働くことになります。 油屋は、湯婆婆という女主人が経営する、八百万の神々の疲れを癒す場所でした。 神様たちは、人々の心が荒み、環境が悪化するのに伴い、お疲れが溜まります。 その疲れを癒すために集うのが油屋でした。 神々が湯屋に疲れを癒しに来るという設定は、長野県南部の遠山郷などで、毎年12月に行われる「霜月祭」が発想のヒントになっているそうです。 油屋で騒動を起こしたカオナシは、神様ではありません。 油屋の庭でウロウロしていたところを、千尋が見かねて声をかけたために上り込んだのです。 千尋の気を引こうと偽の金を出しますが、千尋に見向きもされず、暴走を始めます。 ちなみに、「カオナシ」は隠語で、「湯屋で遊ぶ資格がない」という意味を表すと言われています。 油屋にやって来た神様の名前一覧 1. オシラ様 東北地方には同じ名前の神様が信仰されていますが、「千と千尋の神隠し」のオシラ様は大根の神様とのことです。 ふくよかな白い巨体に赤いふんどしを締めています。 湯婆婆のところに向かうリンたちと一緒にエレベーターに乗ろうとしますが、巨体のためにリンに同乗を断られます。 その後、千尋とエレベーターに乗り合わせ、湯婆婆のところまで連れて行きます。 千尋がオクサレ様の汚れを取り除いてお礼に砂金とニガダンゴを貰った時は、舞を舞って千尋を褒めそやしました。 春日様 春日大社のお面をつけ、宮司のような身なりをしている神様です。 春日大社で行われる神事でも、同じお面を使うことがあるようです。 油屋へはいつも船に乗って集団でやって来ます。 スポンサーリンク 3. 牛鬼 牛鬼は牛の頭と鬼の身体を持つ恐ろしい妖怪とされていますが、「千と千尋の神隠し」に登場する牛鬼は可愛らしい風貌です。 子供の鬼のような寸胴の体型で、牛の顔に鹿の角を生やしています。 丸く飛び出た目はどこか憎めない表情で、「千と千尋の神隠し」の中の好きなキャラランキングなどのアンケートで5位に入ったほどです。 オオトリ様 卵のまま生まれてこなかったヒヨコたちや、ニワトリになることが出来なかったヒヨコたちが神様となったものです。 油屋に来るときは、大勢で連れ立ってやって来て、一緒にお風呂に入ります。 おなま様 秋田名物のなまはげにあたります。 なまはげと同じく藁の衣装を身にまとい、鬼のような風貌で、「千と千尋の神隠し」に登場する神様たちの中では、よく知られた姿で描かれた神様です。 オクサレ様 河の神様で、全身がヘドロのようなもので覆われ、身体からは鼻をつく悪臭を放っています。 あまりの悪臭に油屋の従業員たちは辟易していましたが、千尋が背中の突起を引っ張ると、身体から大量のゴミや廃棄物が出てきました。 ぬめりが取れると、木彫りの面のような姿で豪快に笑い、大量の砂金を出して、千尋にはニガダンゴを授けました。 スポンサーリンク.
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