ちゃんと しかと充分に。 正しく しっかりとを表す副詞です。 「何をしたかちゃんと知っている」「時間どおりにちゃんとやってくる」と使います。 きっちり 正確に。 過不足なくを表す副詞になります。 「きっちり一時に開会する」「言われた仕事はきっちりやる」と使います。 きちんきちんと 規則正しく正確にを表す副詞です。 「家賃をきちんきちんと納める」と使われます。 確実の「きちんと」には上記の副詞以外にも、 「確かに」「確実」「正確」という名詞と形容動詞の類語があります。 「はっきりして間違いがないこと」を表す言葉になりますが、「確かに」は主観的に間違いが無いと判断する場合に多く使われ、「確実」はこれが実体とはっきり認識することに意味があり、「正確」はある規範に照らして間違いないと認める場合に使われるという用法上の違いがあります。
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「きちんと」ということばは、丁寧な意味合いを表現しています。 そのため、ことばとしては敬語との相性がとてもいいと言えます。 ただし、使い方によっては相手に不快な印象をもたれることがないとは言えないため、注意が必要です。 丁寧語 敬語のなかでも丁寧語とともに「きちんと」という言い回しを使うことはよくあります。 たとえば、ビジネスの場で「きちんと資料を読んでください」と伝える場面はよくあります。 「ください」という表現は丁寧語です。 このように「きちんと」ということばは、丁寧語とともに使うととても馴染みやすいです。 単に「資料を読んでください」と言われるよりも「きちんと資料を読んでください」と言われたほうが「丁寧によんでほしい」という意図が相手に通じやすくなります。 尊敬語 尊敬語は相手を立てたいときに使う敬語表現です。 一見「きちんと」という言い回しと相性がいいように思えますが、「きちんと」を合わせて使うと意外と印象が悪くなることがあるので注意が必要です。 たとえば、尊敬語には「お聞きになる」「お掛けになる」といった表現があります。 「きちんと」をつけて「きちんとお聞きください」「きちんとお掛けください」といった表現をすると、少し相手に対して指図をしているような印象が生まれてしまいます。 司会者として会場にいる不特定多数に向かってかけることばとしては問題ありませんが、一対一の場面で目上の人に対して発言するときには注意が必要です。 もちろん絶対に使ってはいけないということはなく、時と場面に応じて使い分けを行うことが大切です。 「きちんと」の敬語での使い方 それでは、「きちんと」について、具体的に敬語とともに使う方法について確認していきます。 細かい使い方の違いが重要な意味合いをもつこともあるため、気をつけましょう。 敬語の種類 「きちんと」ということばには丁寧な意味がありますが、このことば自体は敬語ではありません。 「敬語ではないが、丁寧な意味を表すことば」だと覚えておくのがいいでしょう。 使い方 「きちんと」ということばは丁寧な意味をもつからといって、むやみに使うことは避けなればなりません。 いつも「きちんと」という表現を使っていると、本当に「きちんと」という意味を伝えたいときにその意味がうまく伝わらなくなってしまいます。 また、ビジネスの場では伝えたいことを簡潔にわかりやすく伝えるのが鉄則です。 そのため、むやみに「きちんと」ということばを付け加えていると、まわりくどくてわかりづらい内容になってしまいます。 そのため、「きちんと」という表現はここぞという場面で使いましょう。 たとえば、普段以上に丁寧に作業をしてほしいときに「数字は一つ一つきちんと確認してください」などという表現をすれば、相手も「きちんと気をつけよう」という気持ちになってくれるはずです。 メールでの使い方 メールでは伝えたい内容を目で見て確認することができるため、より簡潔に内容を伝える必要があります。 メールでは何度も同じ表現がされているとまわりくどい印象になり、とても読みづらくなってしまいます。 そのため、メールで「きちんと」という表現を使うときは、一通につき一度にとどめるようにしましょう。 メールの長さにもよるため、場合によっては二回以上使っても問題ないこともあります。 とはいえ、文章で相手に意図を伝えたいときはより簡潔な表現を心がけ、なるべく短い文章を心がけましょう。 とくに、敬語表現は一般的な表現に比べて文字数が多くなりやすいため、なるべく短くすることは非常に重要です。 「きちんと」を敬語表現するときの例文 「きちんと」ということばは無理に使用しなければならないわけではありません。 「きちんと」を無理にくっつけることで、伝えたいことがうまく伝わらなくなってしまう恐れもあります。 また、「きちんと」という表現をつけることで印象が悪くなってしまうことばも敬語のなかには存在することも忘れないでください。 とはいえ、「きちんと」という表現は上手に使うことができれば、とても効果的な言い回しとなります。 どうしても「丁寧」であることを表現したいときにはぴったりの言い方です。 ここぞという場面で使用して、自分の伝えたい意図を的確に相手に伝えられるようになりましょう。 さらに「きちんと」だけでなく「丁寧に」「丁重に」「的確に」「正確に」などの類似表現を駆使することで、より豊かな表現ができるよう、使い分けにもこだわりをもつとなお素敵です。 ことば遣いに注意することも、ビジネススキルをアップさせる重要なポイントです。
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ちゃんと しかと充分に。 正しく しっかりとを表す副詞です。 「何をしたかちゃんと知っている」「時間どおりにちゃんとやってくる」と使います。 きっちり 正確に。 過不足なくを表す副詞になります。 「きっちり一時に開会する」「言われた仕事はきっちりやる」と使います。 きちんきちんと 規則正しく正確にを表す副詞です。 「家賃をきちんきちんと納める」と使われます。 確実の「きちんと」には上記の副詞以外にも、 「確かに」「確実」「正確」という名詞と形容動詞の類語があります。 「はっきりして間違いがないこと」を表す言葉になりますが、「確かに」は主観的に間違いが無いと判断する場合に多く使われ、「確実」はこれが実体とはっきり認識することに意味があり、「正確」はある規範に照らして間違いないと認める場合に使われるという用法上の違いがあります。
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