「三反園氏のオウンゴール。 負けるはずがなかったんだが…」。 陣営関係者は肩を落とした。 「勝てる候補」として自民党県連が三反園氏の推薦を決めたのは今年4月。 しかし、参院選で対立候補陣営に三反園氏の後援会幹部がいたことや、前回知事選で野党の支援を受け当選した経緯から複数の県議には根強い不信感があった。 6月中旬の党調査では、元九州経済産業局長、塩田康一氏と元知事、伊藤祐一郎氏の2人のポイントを足しても三反園氏に届かなかった。 安泰ムードも漂ったが、告示直前に、県内の首長が三反園氏から電話で票のとりまとめを依頼されたと証言。 三反園氏は集票の意図は否定したが、雲行きが怪しくなっていった。 陣営幹部は「どんと構えていれば良かったのに焦ったのだろう」と語る。 県連が求めた後援会名簿の提出を拒否する県議も少なくなく、選挙戦に入ると「反三反園を貫きます」と国会議員に告げた。 保守勢力は分裂。 「自民支持層の6割前後が塩田氏や伊藤氏に流れた」とみる関係者もいる。 選挙戦中盤の7月2日。 三反園氏の最後の集会演説となった薩摩川内市の会場。 約300人を前に、「まだ1期しかしていない。 やりたいことがたくさんある」と訴えた。 その後は感染者が急増した新型コロナウイルスや災害の対応のため街頭に出ることはなかった。 政権幹部や閣僚らの応援は相次ぎ中止に。 「塩田氏に並ばれた。 衆院1、3区は先行されている」。 7日、国会議員と県議を招集した森山裕県連会長はハッパを掛けた。 ただ、集まったのは半分以下だった。 4年前、三反園氏は原発政策で反原発派と政策合意を結び初当選につなげたが、その後、(薩摩川内市)の稼働容認に転じた。 前回三反園氏に1票を投じた有権者は「裏切られた」と不信感を募らせ、今回離れた。 元県議は、三反園氏の政治姿勢に危うさを感じていた。 同県初の民間出身知事、三反園訓氏は1期でその座から降りることになった。 与党は2016年の前回知事選に続く敗北。 保守王国に衝撃が走った。
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「三反園氏のオウンゴール。 負けるはずがなかったんだが…」。 陣営関係者は肩を落とした。 「勝てる候補」として自民党県連が三反園氏の推薦を決めたのは今年4月。 しかし、参院選で対立候補陣営に三反園氏の後援会幹部がいたことや、前回知事選で野党の支援を受け当選した経緯から複数の県議には根強い不信感があった。 6月中旬の党調査では、元九州経済産業局長、塩田康一氏と元知事、伊藤祐一郎氏の2人のポイントを足しても三反園氏に届かなかった。 安泰ムードも漂ったが、告示直前に、県内の首長が三反園氏から電話で票のとりまとめを依頼されたと証言。 三反園氏は集票の意図は否定したが、雲行きが怪しくなっていった。 陣営幹部は「どんと構えていれば良かったのに焦ったのだろう」と語る。 県連が求めた後援会名簿の提出を拒否する県議も少なくなく、選挙戦に入ると「反三反園を貫きます」と国会議員に告げた。 保守勢力は分裂。 「自民支持層の6割前後が塩田氏や伊藤氏に流れた」とみる関係者もいる。 選挙戦中盤の7月2日。 三反園氏の最後の集会演説となった薩摩川内市の会場。 約300人を前に、「まだ1期しかしていない。 やりたいことがたくさんある」と訴えた。 その後は感染者が急増した新型コロナウイルスや災害の対応のため街頭に出ることはなかった。 政権幹部や閣僚らの応援は相次ぎ中止に。 「塩田氏に並ばれた。 衆院1、3区は先行されている」。 7日、国会議員と県議を招集した森山裕県連会長はハッパを掛けた。 ただ、集まったのは半分以下だった。 4年前、三反園氏は原発政策で反原発派と政策合意を結び初当選につなげたが、その後、(薩摩川内市)の稼働容認に転じた。 前回三反園氏に1票を投じた有権者は「裏切られた」と不信感を募らせ、今回離れた。 元県議は、三反園氏の政治姿勢に危うさを感じていた。 同県初の民間出身知事、三反園訓氏は1期でその座から降りることになった。 与党は2016年の前回知事選に続く敗北。 保守王国に衝撃が走った。
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「保守速報」は「政治、東亜ニュースを中心にまとめ」(公式Twitterより)ているサイトで、Twitterフォローが6万人近くにあるなど拡散力が高い。 中国や韓国に関する差別的内容や誤った情報などを配信し、たびたび問題視されてきた。 同サイトをめぐっては、その収入源でもある広告に関して、記事内容を問題視したユーザーの通報を受けて企業側が掲載を撤退する動きが相次ぎ、仲介会社もそれに続いていることが、でわかっている。 裁判は、フリーライターの李信恵さん(47)が、自身に関する同サイトの記事が「名誉毀損、侮辱、いじめ、脅迫、業務妨害」に当たるとして、2200万円の損害賠償を求めて起こしたものだ。 大阪地裁は2017年11月、記事内容の差別性を認めて200万円の支払いを命じる判決を出し、大阪高裁が18年6月にそれを支持。 保守速報が上告していた。 まとめ行為は「表現行為」とした高裁判決 李さんはBuzzFeed Newsの取材に対し、以下のようにコメントした。 「保守速報がやっていた、ネット上にあるものをまとめただけという主張は通用しなかった。 これがひとつの判例になり、まとめサイトをめぐる差別など様々な問題の解決にもなれば、と感じています。 戦ったことが役に立てば嬉しいです」 そもそも保守速報側は裁判で、記事は2ちゃんねるにあった「第三者による複数のレスで構成」していたとして、ブログ全体が名誉毀損などの不法行為には当たらないと主張していた。 しかし大阪高裁の判決はこれを認めず、地裁判決より踏み込んで「まとめる」という行為を「独立した別個の表現行為」と指摘。 管理人の「一定の意図」があるとして、こう言及していた。 本件各ブログ記事は、控訴人が一定の意図に基づき新たに作成した一本一本の記事(文書)であり、引用元の2ちゃんねるのスレッド等からは独立した別個の表現行為である。 そのうえで「ブログ記事の掲載行為は、新たな文書の『配布』である」「素材は2ちゃんねるにあるとしても、情報の質、性格は変わっている」とし、こうも指摘している。 読者に与える心理的な印象もより強烈かつ扇情的なものになっているというべきである。 そして、2ちゃんねるの読者とは異なる新たな読者を獲得していることも否定し得ない。 差別についても厳しく指摘 保守速報側は「李さんが論争相手に対し、侮辱的表現である『ネトウヨ』を乱発して煽り立てていた」「対立する思想の支持者全体に対する過激な批判的言動に対抗するための対抗言論」とも主張していたが、高裁判決はこれも否定した。 言論の応酬の法理が適用される場面は、自己の正当な利益を擁護するためやむを得ず他人の名誉を毀損するような言動をした場合である。 そのために「言論の応酬の法理」は適用されないとし、「仮にこの点をおくとしても」としたうえで、「その内容において適当と認められる限度を超えている」と指摘した。 判決ではそのほか、記事にあった「マジこいつゴミ」などの表現についても、「社会通念上許される限度を超え」ていると厳しく批判。 「帰ってくれ」などと、日本から出ていくように促すようなヘイト表現についても、「これを閲覧した一般読者がおよそ具体的行為を扇動されたりすることもあり得ないとはいえない」とした。 そのうえで、名誉毀損や侮辱、業務妨害や脅迫などの不法行為については地裁判決よりも踏み込み、「人種差別および女性差別に当たる内容も含んでいるから、悪質性が高い」などとも指摘している。 保守速報の今後は.
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