スポンサーリンク 鄴を心配する李牧 急いで鄴へと馬を走らせる李牧軍。 原泰久『キングダム』634話より引用 しかし、後方から王翦軍が追いつき始めていました。 矛を振り上げる信。 李牧軍の兵士を次々と斬り倒していきます。 矛は重く感じているものの、信は完全に元気を取り戻したようです。 これも全て羌瘣のおかげですね。 先頭では李牧を筆頭に前進。 後方では、捨て駒である殿 しんがり 隊が戦っていたはずでした。 ところが、すでに王翦軍に捕まってしまったようです。 部下から報告を受ける李牧。 しかし、後ろを振り向くことはありません。 そもそも李牧軍と王翦軍の距離は、大きく離れていたはずでした。 ところが、大軍の李牧軍に対して王翦軍は少数精鋭。 人数が極端に少ない分、進むスピードが速かったのです。 もちろん、数をしぼった理由は李牧に追いつくため。 慌てる部下に対して、李牧は冷静でした。 隣で走っていた雷伯将軍は、一応李牧にどうするか尋ねます。 返事は、このまま走るとのこと。 足を止めている余裕などありません。 李牧も心の中で焦っていました。 「もう・・・十七日目です 鄴の限界が来てもおかしくない」 原泰久『キングダム』634話より引用 今のところ邯鄲軍が動く気配はありません。 李牧軍が助けに行かなければ、鄴陥落は確実でした。 「どうか・・・ 李牧軍が着くまで 何とか持ちこたえて下さい」 李牧が心配している通り、鄴城内は大変なことになっていたのです。 城門へ押し寄せる人だかり。 王翦が難民になりすまして侵入させた部下により、鄴の食糧庫は全て燃やされました。 十分にあった食糧が、1日で全て燃やされてしまったのです。 残された食糧は小さな蔵にある分だけ。 鄴では、ただでさえ多くの難民を受け入れたばかりです。 空腹に耐えられない一般人は、外に出ようと城門前に集まっていました。 スポンサーリンク 城主の焦り 城門へなだれのように押し寄せる人々。 兵士はくい止めるだけで精一杯です。 さらに相手は一般人。 安易に攻撃するわけにもいきません。 兵隊の人数を増やして対処するしかありませんでした。 一人の兵士が一般人に向かって叫びます。 「貴様ら 自分のことばかり考えおって この愚か者が」 原泰久『キングダム』634話より引用 ひどい暴言ですね。 ただ、兵士が焦るのも分かります。 秦軍と趙軍の戦いにおいて、巨大都市である鄴は戦の要。 この城を秦軍に取られてしまえば、趙国の存亡に関わります。 ところが、人々は兵士の言うことを聞きません。 口々に文句を言います。 「お前達の方こそ自分らのことばかりだろ」 「俺達のことなんて全く考えていない」 兵士の言い方で、より感情に火がついたのでしょう。 食べ物も与えられず不満は募るばかり。 無理にでも前へ進もうとすると、今度は兵士が槍で攻撃してきました。 言葉で伝わらないなら、力ずくで鎮圧しようと考えたみたいです。 兵士から突然攻撃を受けた一般人。 苛立ちはついに頂点へ達したのでしょう。 ついに人々は武器を取り、兵隊を攻撃し始めました。 恐れいていた難民と兵の衝突。 すぐに城主へと報告されます。 原泰久『キングダム』634話より引用 鄴城主の趙季伯 ちょうきはく は、厳しい表情で部下の報告を聞いていました。 鎮圧のためとはいえ、できれば武力を使うのは避けたいところ。 しかし、城門から人が溢れるよりはマシです。 城主も武力の行使を許可していました。 争いは城門前だけではありません。 難民からすれば、貴族が食糧を隠し持っていると思ったのでしょう。 貴族の屋敷を狙って、難民が次々と放火していました。 城主がいる屋敷からも火事の様子が見えています。 手に負えない緊急事態。 城主は嫌な汗をダラダラ流していました。 「まずい 邯鄲軍でも李牧軍でも誰でもいい 早く来てくれ このままでは鄴は・・・」 焦る城主。 城内で起こっている暴動の様子は、外で待つ桓騎にも伝わっていました。 桓騎は黙って城を見つめています。 スポンサーリンク 優秀な精鋭隊 原泰久『キングダム』634話より引用 王翦軍をくい止めようと戦う李牧軍の殿隊。 お相手は倉央と糸凌です。 想像以上の強さ。 くい止めるどころか、殿隊は糸凌に倒されていきました。 李牧の計画では、十六日目を迎えた時点で、あと半日で鄴へ辿り着けるはずでした。 ところが、十六日目で明らかに速度は鈍っていたのです。 速度が遅れたのは、追いかけて来た王翦軍が原因でした。 本来であれば、殿隊が王翦軍の進行をくい止めつつ、李牧軍は前進するはずだったのです。 しかし、王翦軍の主攻である倉央と糸凌の攻撃は凄まじいものでした。 殿隊の隙を狙って、李牧軍の心臓部まで攻めていたのです。 後ろを警戒する紀彗。 李牧も先に進みたいところですが、このままでは危険だと判断したのでしょう。 周囲へ指示を出しました。 「全軍進軍停止 広失 こうしつ の仁で 王翦軍を包囲し殲滅せよ」 原泰久『キングダム』634話より引用 悔しそうな表情をする李牧。 心臓部まで狙われている状況です。 いくら李牧軍とはいえ、大打撃を食らっては桓騎軍を倒すことなどできません。 仕方なく、足を止めて王翦軍の対処を優先したのです。 李牧軍は突然停止して、左右に分かれて隊が走り出します。 中へ入りすぎた倉央隊を周りから包囲。 一気に討とうと試みたのです。 すぐに「まずい」と気付いたのは倉央。 一度下がるように糸凌へ指示を出します。 ほかにも蒙恬や王賁もすぐに異変を察知。 隊を反転させて後方へと逃げました。 反応が遅れたのは飛信隊。 蒙恬が驚いて声をかけると、河了貂は慌てて隊を反転しようとしていました。 河了貂が気づくのが遅かったわけではありません。 蒙恬と王賁の反応が早すぎるのです。 軍師として優秀になってきているとはいえ、河了貂もまだ実力が及ばないようですね。 信は殿隊を倒し終えたところ。 河了貂は叫びました。 「李牧の戦術が発動したんだ 逃げないと危ない 飛信隊だけやられるぞ」 原泰久『キングダム』634話より引用 ふと左側をみると、李牧軍が走ってくるではありませんか。 飛信隊は全員急いで後方へと逃げたのです。 左右から李牧軍に挟み撃ちにされた王翦軍。 一部の王翦兵は討たれてしまいました。 ただ、さすが精鋭隊。 多くの隊は先に気づいたため逃げることができたのです。 李牧の反転包囲戦では、王翦軍に大打撃を与えることはできませんでした。 悔しそうな李牧。 原泰久『キングダム』634話より引用 王翦軍の部下は李牧軍の動きをすぐに報告。 すると、王翦は表情を変えることなく言ったのです。 「それでいい」 スポンサーリンク 行動を読んでいた桓騎 王翦軍を迎え撃つと決めた李牧軍。 戦い合った結果、十七日目にして決着はつかず夜を迎えてしまいました。 あたりは明かりもなく真っ暗。 飛信隊は、森の茂みの中で簡単な食事をとります。 食事中でも、信は敵のことで頭がいっぱい。 こうしている間にも、李牧軍が逃げてしまうかもしれません。 休んでいるヒマなどないと思ったようです。 でも、河了貂の予想では李牧軍もヘトヘトなはず。 馬だって休ませなければいけません。 急に動き出したとしても、斥候が見張っています。 李牧軍が動くのは早朝と思われていました。 ところが突然、急報が入ります。 逆に攻めて来たのです。 予想外な李牧軍の動き。 準備ができていなかった王翦軍は慌てて大きく後退。 後ろへと逃げたのです。 一方で、李牧率いる主力部隊は夜襲の間に前進。 夜も休むことなく鄴を目指して走り続けました。 原泰久『キングダム』634話より引用 そして、迎えた十八日目の朝。 ついに李牧率いる主力部隊は、鄴へと辿り着いたのです。 少し遠くに見える城壁。 目を見開いて確認すると、まだ城門は開いていません。 要するに、まだ鄴は落ちていないことになります。 安堵する部下たち。 鄴が陥落していないことに喜びます。 しかし、休んでいる余裕などありません。 鄴の周りは桓騎軍が包囲しています。 おそらく、桓騎軍はまだ李牧軍の動きに気づいていないはず。 時間もまだ早朝。 今のうちに桓騎軍を奇襲しようと考えていました。 ところが、鄴の前に突如現れた大軍。 横一線にキレイに整列。 桓騎軍の旗が風になびいています。 隊列の前にいたのはゼノウ。 隣には雷土もいます。 桓騎の指示で、2人は事前に待ち構えていたのです。 李牧軍の動きは全て読まれていたのでしょう。 原泰久『キングダム』634話より引用 桓騎が雷土に伝えていたように、李牧軍はもうヘトヘト。 対して、桓騎軍は食糧不足の問題はあったものの体力はあり余っていたのです。 スポンサーリンク 朱海平原で勝てた要因 歯を食いしばる李牧。 ただ、鄴のことを考えれば本軍を待っている時間はありません。 力技で突破すると決意。 主力部隊のみで桓騎軍に挑んだのです。 左右は傅抵とカイネへ号令。 後方で戦う紀彗軍にも、すぐに来るように指示しました。 走り出す李牧率いる主力部隊。 雷土とゼノウ率いる桓騎軍も走り出します。 両軍は戦術もなく力のみで激突! 少し離れた場所では、両軍がぶつかり合うところを摩論が見つめていました。 桓騎はイスにゆったりと座り、戦う様子に見向きもしません。 すでに勝敗はついていると言いたいのでしょう。 桓騎は不敵に笑って言ったのです。 「フッ、バカが」 桓騎の予想通り、李牧軍を桓騎軍が圧倒。 ゼノウ一家が暴れ回っています。 桓騎軍と李牧軍の衝突は、すぐに王翦にも伝えられました。 さきほどまで王翦軍と戦っていた紀彗軍も前方へと急ぎます。 慌てる王翦の部下。 自分らも急いで鄴へ向かった方が良いと考えたのでしょう。 ところが、王翦は「慌てなくてよい」と言い切ります。 いくら李牧といえ、疲弊した状態で勝てるほど桓騎軍は弱くありません。 そもそも李牧の作戦では、1日で王翦軍を殲滅。 1日かけて鄴へ向かい桓騎軍を討つというものでした。 原泰久『キングダム』634話より引用 朱海平原で李牧軍の負けが決まった時点で、李牧の作戦は破綻していたのです。 では、なぜ李牧は朱海平原で勝てなかったのでしょうか? 王翦の問いかけに部下は「才覚が勝っていたから」と答えます。 要するに、李牧より王翦が優秀だと言ったのです。 でも、それは「違う」と否定する王翦。 軍略では、王翦と李牧はまさに互角。 どちらが優秀とは言い切れません。 むしろ、最初に秦軍は両腕となる亜光将軍と麻鉱将軍を失いました。 戦局の鋭さでいえば、李牧の方が一枚上手です。 では、なにが決定的に違ったのでしょうか? 王翦は断言しました。 「手駒の差だ」 原泰久『キングダム』634話より引用 驚く部下。 確かに、秦軍は両腕の将軍を二人失いました。 でも、趙軍もまた尭雲と趙峩龍を失って大きく失速したのです。 ちなみに趙峩龍は信が、尭雲は王賁が討ちました。 本来であれば、将軍を最初に二人失った時点で秦軍の負けが決まっていたはず。 原泰久『キングダム』634話より引用 ところが、若き三人によって軍の力は失堕するどころか、神がかった粘りと強さを見せつけました。 王翦は話を続けます。 「あの三人の戦いぶりが 李牧の描いた戦いの絵を大きく 狂わせたことは間違いない」 あの三人とは、蒙恬・王賁・信のことです。 王翦は、若きエース三人の活躍によって朱海平原は勝てたのだと考えていたようです。 息子の王賁に対して冷たい態度でしたが、実力は認めていたようですね。 王翦が人を褒めるなど珍しいのではないでしょうか。 さらに、秦軍がいる場所は趙国の領土内です。 王都邯鄲 かんたん 軍が動かず、自国の領土を活かせなかったのも大きいでしょう。 いずれにせよ、持っていた手駒の差こそが、朱海平原の勝敗を分けていたのです。 朱海平原を制する者が鄴攻略戦を制する、といっても過言ではありません。 桓騎軍と戦う李牧軍。 目の前で、鄴の大きな城門がゆっくりと動き始めました。 驚く傅抵とカイネ。 動揺する部下。 目を見開く李牧。 喜ぶ桓騎軍。 城門から飛び出す難民。 朱海平原で戦いが始まってから十八日目。 難民の暴動に負けてついに開門。 鄴陥落が確実となったのです。 スポンサーリンク 『キングダム』ネタバレ 634-635 話のまとめ 原泰久『キングダム』634話より引用 今回は、無理とされていた鄴の城門が開くという、秦軍の勝利が大きく前進した回でした。 やはり、朱海平原での勝利は大きかったですね。 門が開いてしまえば、もうこっちのもの。 秦軍が一気に攻め入り、鄴は新たな拠点となるでしょう。 王翦が指摘した通り、今回の勝利は信・蒙恬・王賁の活躍がなければありえませんでした。 三人が仲間に呼びかけ協力し合ったことで、隊全体が強く成長できた気がします。 対して、李牧は趙国を守るために一人で戦ってきました。 心強い仲間はいますが、代わりに指揮をとってくれるわけではありません。 邯鄲軍が助けてくれるわけでもありません。 大きな重圧を跳ねのけて、一人で何度も決断して進んできたのです。 李牧もよく耐えて戦ってきたと思います。 開門された鄴を見て、はたして李牧は次にどんな動きをみせるのか!? 次回はいよいよ秦軍VS趙軍のクライマックスとなりそうです!.
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絶賛暴動中の愚民 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第634話 ) 戦局はほぼ趙が詰んだので、神 作者 もここからは程よいダメージを趙軍に与えつつ、なんやかんやで李牧は上手く逃げましたの体裁を整えていかなくちゃいけませんね。 鄴陥落後の秦軍の食料も、正直、今はカナリ自由度の高いネタバレ予想をすることが出来ます。 桓騎を包囲していた趙の周辺軍が消えているとか、昔に描いていたものであっても、ある程度は無かったことに出来る様になってきているのが最近のキングダムなので。 もうここまで来たら、別に王翦が499話で昌平君に託した依頼がなんであれ、戦の勝利には関係ありませんよね。 なので少し早いですが、どちらかと言えばここからは、李牧側の立場として、ほぼ負けが決まった状況から、いかに残存将校らを上手く逃がすかが見ものになってくるでしょう。 また、同時に敗戦の原因その物と言える、ワラワラと鄴から出てくる愚民供の面倒というか始末と言ったらいいか、宰相としてどの様にふるまうべきかも李牧は問われています。 この点、いままで一体何をしていたのか分からなかった、鄴城主の趙季伯が生存しているかどうかにも関わってくるかもしれません。 そして、ここで、もう一度王翦が李牧をスカウトしたとしたら、もう部下のほうから「今度こそマジで降伏しろよ!」などと言い出す連中もいるかもしれません。 個人的には、鄴に先行したコトで先に敗戦を悟った李牧が、体よくフテカイ&バナージの四人で王都圏に逃げ戻り、現在、殿で奮闘中の紀彗が取り残されて王翦にテイクオーバーされるネタバレ予想の実現を楽しみしています。 馬呈含めて紀彗軍は過去に喧嘩両成敗の仕置きを喰らっているあたり、別に趙本国に恨みこそあれ、義理を尽くす筋合いなんかは少しも無い連中だったりです。 なので、もし李牧が先行して紀彗を置き去りにして逃げたら、馬呈なんかはどれだけ飛信隊が嫌いであったとしても、それ以上に李牧に恨みを感じるやもしれません。 紀彗&馬呈『永劫の忠誠を誓う!』 王翦『許す。 』 なんてやり取りはのネタバレは無いではないでしょうか。 キングダムネタバレ-趙季伯の安否 趙季伯が住民達の狂気の反乱で、まんま鄴の行政府ごと丸焼きにされるなり、囲まれて撲殺されるなりしていたとしたら、鄴は完全に統率喪失して混乱の真っただ中にあるでしょう。 さすがに今さら趙季伯後継者みたいな奴が新キャラで出てきて、城内の収集に努めていくなどといった事態も考えにくいですから、精々、各城内の部隊長レベルでの現場指揮の範囲で動くことが出来ないコトになります。 残った趙兵はそのまま住民達の暴動に巻き込まれるか、職務放棄して少しでも住民達の怒りの槍玉から逃げようとするに違いありません。 こうなると、桓騎も全面の李牧軍だけの動きに対処すればいいだけなので楽チンです。 そして、一方で趙季伯がまだ生存していたらと考えると、李牧軍の到着を見て内側から何か作戦らしき動きを見せるんじゃないだろうか?と警戒しておきたいトコロです。 この点で第634話のラストを見る限り、到着した李牧の姿が見えた瞬間に住民供が出てきてしまった様が描写されていますが、多分、この様子が次週のネタバレ内容の取っ掛かりになりそうな気がします。 何となく、私がそう感じただけの話でしかないんですが、どうも住民達自身が力づくで城門を内部からこじ開けたようには見えない点で気にかかっています。 むしろ、わざわざ李牧が登場してくれてたこのタイミングで、まるで、大きくカイネらの士気を下げさせ、嫌がらせのようにいきなり門が開いた鄴城…。 これ、もう趙季伯さんワザとやってない!?とか内心突っ込みを入れたくなりましたよね、実際。 (泣) あるいは、鄴は大きな城なので、城内に、もともと中央に向かって何重にも城壁で仕切られている作りになっているでしょうから、いくら暴動が起こっていたとしても、簡単には趙季伯の身に住民達の暴力が届くとは思えませんでした。 もしかすると、古代中国の話なので描かれることはないでしょうが、多少民衆を間引くなり見せしめにして、手にかけるでもすれば、あと数日は鄴は持ったのかもしれません。 しかし、そこに登場した趙の朱海平原軍。 ちょ~と、趙季伯をはじめ鄴城内の守備兵の皆さん達が、早漏気味に安心してしまったのかもしれません。 いずれにせよ、李牧の立場で考えてみたら、一般領民が混在してくるような戦場でどうやって戦闘するんだよ?って話だと思います。 当然、李牧としても、彼らを裏切り者の非国民とでも断罪して、桓騎軍と一緒に攻撃してしまえとの号令を出せたかもしれませんが、作品とキャラクターの性質上、それは無理だと断言できます。 趙季伯の城主としての最適解は、自ら臨戦態勢で城外の様子も確認できる体制を整えておいて、民衆に自重を促し、李牧到着の報告が到着するなり、城に打って出て桓騎軍を挟撃するコトだったのですが、城内の統率が完全に崩壊してしまいそれどころではありません。 城から趙兵が出てきたら、李牧にとっての援軍ですが、先に出てきたのは住民ども…。 もちろん、趙季伯寄りの立場で考えてみて、先に暴徒と化した住民どもを外に吐き出して、城内の兵士の統制を取り戻すとか、前向きな解釈をする余地もあるでしょうが…、 流石に神 作者 がそこまで趙季伯を気に入る理由もありませんし、今まで何もしてこなかったこの城主にそこまでの配慮があるとも思えません。 なので、有体に言えば住民供を李牧に丸投げしただけの趙季伯さま…。 こうなると鄴の保全を優先すべきか、桓騎軍の攻撃を選択すべきか、住民の保護を取るべきか? さらに背後の王翦への備えもどうにかしなきゃで、はい、これもう趙軍は戦争ドコロじゃありませんね。 (泣) 今から現実的に李牧が出来る事となれば、城保全は自軍がまだ届いていないので無理なので、ゼノウ軍&雷土軍と戦いながらなんとか城門が閉まるのを祈るしかありません。 しかし、収容難民の大多数が城外へ噴出していくために、それもままならないでしょう。 そして、この難民たちが李牧に対して戦闘の邪魔にならないように、順次、遠く離れた場所に移動して待機してくれるなんて都合のいい話も起こるハズがありません。 「宰相さま~!オラたち外に出たかっただけだから、戦の邪魔にならないトコロに今すぐ移動するべ~!」 絶対ナイナイナイナイ!(汗) 百パーセント李牧にとっての障害物にしかならない連中でしょう。 ネタバレ予想としては、こうして李牧軍がゼノウ&雷土の部隊と、住民どもの始末にとらわれている間に、桓騎残りの側近である摩論と黒桜があっさり城内に侵入。 当然、開門に気が付かないで暴動しまくってる住民も残っていて、ロクな迎撃態勢も取れずに趙季伯が桓騎に取っ捕まる。 そして、鄴陥落が李牧に分かって撤退するしかないよな…。 ってトコロが大筋のネタバレ予想となりますね。 李牧としても桓騎に捕まった趙季伯へ配慮する余裕などないでしょう。 あるいは、桓騎も王翦の今の秦軍が食料問題の解決の目途が付いていないのが明確である為に、残った住民と趙季伯などは、李牧から食料を献上させる交渉材料として使うというネタバレ予想がなり立ちます。 例えば今ある趙軍の食料と物資を全部置いて、裸で王都に帰れとかいいんじゃないでしょうか? 桓騎軍の『ぎゃははははは~!ゲラゲラゲラゲラ!!』という罵倒が聞こえてきそうです。 ちなみにフテイのチンチンはメチャクチャ小さいような気がします。 先端がドリルのようになっていると思われます、スピード自慢なだけに。 キングダムネタバレ-楊端和とはいつ合流? 食料といえば、もう鄴と遼陽なんかは普通に行き来できてもおかしくありません。 当初は各戦地が趙兵の待機戦力によって遮断されているから連絡は無理だと壁が遼陽で悩んでいましたが、 山の民軍と犬戎軍が連合した状態で、元々は遼陽は治外法権下であったという設定を考慮すれば、遼陽を兵站の発信源にしたらもうこのまま趙国内でズット戦い続けるでいいんじゃないかと思えてきます。 もう、忘れてしまった方もいるかもしれませんが、四次元ポケットみたいな収容能力を発揮していたあの遼陽城です。 秦軍に対しても無尽蔵に食料を提供し続けることが出来る、謎の生産設備を備えていてもおかしくありません。 笑 楊端和との王翦&桓騎の合流は、楊端和とキタリが第600話で15日の最終決着が勘で分かると言っていただけに、彼女らが合流するつもりであるならば、山の民軍は既に鄴に向かって南下している頃合になろうかとも思われます。 王翦としても予定では、楊端和の軍は遼陽方面軍を阻止するのが目的だったので、単に彼女らが目的を達成したから帰ってきたの体であれば、予想外でも何でもなかったりします。 15日目から数えて既に18日目ですから、おそらく李牧が最後にカッコつけて…、 「見事です王翦。 しかし貴方たちには桓騎軍を含めてもう食料がもうありません。 」 「それは鄴の食料を自ら燃やしてしまったアナタが一番よく知るハズです。 」 とか、最後まで口上戦で粘ろうとしている最中に…、 「ん?」と人生2回目のリアクション。 (参照:第346話) ここで、楊端和が大量の食料を伴って帰着(泣)!! 李牧にとっては、遼陽での敗戦後に列尾に兵力約9万を伴って遁走した舜水樹ですが、彼がどうなったのか彼が把握している様子がありません。 これが、遼陽軍敗戦について、何の申し送りもなく、勝手に列尾で待機しているのだとしたら、ただのアホ話でしかないんですが、今のキングダムを読んでいると、別にそれがオチだったとしても、納得できてしまいそうなのがコワいところです。 皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。 どうぞお気軽に。 キングダムは史記に書かれていることを元に展開していく物語ですが、趙国の現体制が秦国の圧力に屈して瓦解しつつある時代の流れを神(作者)がどの様に描くのか、そこに魅力的な登場人物たちがどのように関わっていくことになるのか、行く末を見守るのも楽しみの一つです。 ぶちゃけ拠点としてのアツヨ攻略はもうなかったコトになっているのかな…。 と半ばあきらめがついている感じです。 田里弥がゆっくり残留軍と南下していくといっているぐらいなので、「ああ、本作品ではもうアツヨ関係ないのね。 」というのが率直な印象でしたね。 鄴が飛び地になりそうな件に関しても、この点、個人的には敗戦処理を兼ねた外交交渉と、現趙王の崩御による史実の強制イベントとの連動で、ごっそり趙の領土が東側に後退する結果になるとかなんじゃないのか?などと割と秦側に都合のいい結果を想起したりしているトコロです。 タンワが奪った遼陽城周辺も山脈の東側とは言え、拠点としていまだに何かに使う様子もないので、列尾に向けた退路確保のための要撃や圧力牽制に動き出すとかもありかな?といったかんじでしょうか。 連投失礼します >人<; ずっと気になっているSSS(昌平君サポートサービス)ですが、遠征軍だけで鄴城攻略に成功したところを見ると遠征軍のピンチの際のお助け機能ではなかったようですね。 この状況であればSSSは秦国による鄴城占領後のこの地域の統治体制作りに関わることなのかも知れない、とも思うようになりました。 鄴までを領土とすることになれば趙国土の半分を占領するような状態になる訳ですから、かつて魏国から奪った山陽(東郡宣言)以上に広大な地域なので国境警備に割かれる人員はかなり多くなるし、統治者が変わることから内政も外交も難しくなるものと想像しますので、どうやって統治するのかは大きな見所の一つになるように思います。 SSSはその流れを滞りなく速やかに行うための王翦と昌平君の打ち合わせであったのではないだろうか?とも思いましたが、バトル漫画であるキングダムではあまり詳細には描かれない点のようにも思います。 さて、SSSの予想ですが、以前からログでも戦後処理を目的としたもので、そもそも戦闘や兵支援とかは関係ないんじゃないのか?といった視点での考察はしていました。 特に、キングダム本編では、史実ネタでは有名な政の猜疑心を欺くための自作自演の「めちゃくちゃ領地とかご褒美にこだわるガメツイ王翦」の設定とはカナリ違う印象の王翦なので、この点と本編で描かれた「自分の領土 くに 」の意図するところと王賁の非嫡子疑惑にかんする線あたりでネタバレが回収されるもアリかなと思っています。 いずれにせよおっしゃるように、戦後の政治交渉の準備は大いにあり得ると思います。 とくにカナリ長い期間、政治面でのキングダムの動きが出てきていないので、趙王の崩御+夏太子が敗着になって、ベタですがおバカな時期太子が更なる暗君で趙にとっての致命的な敗戦処理のミスと無冠関係でもないような気がします。
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漫画「キングダム」前話では、これまで余裕の表情を崩してこなかった李牧が、はじめて本気の焦り顔を見せましたね。 これまでの長かった展開が嘘のように、スピーディーに進行するようになりました! 読んでいてとても楽しかったと感じたのは、私だけではないはず。 一度は死の淵をさまよった信が、最初に李牧軍の後方をとらえる元気の良さを見せたのには驚きを隠せませんでしたが、なんといっても注目は鄴(ぎょう)の開門です! 民間人と思われる人間が、一気に城外へ飛び出していましたが、目の前は戦場! はたしてこの悪状況を李牧は、乗り切ることができるのでしょうか? 李牧が降伏するのか、和睦を求めるのか…? 今回は、漫画「キングダム」ネタバレ635話最新確定!鄴崩落で李牧と和睦を結ぶ?と題して、ネタバレ最新考察予想と確定速報をお届けしていきたいと思います。 そして大量の民間人に押しかけられた徴兵は、倒れた柵の下敷きになってしまいました。 民間人はお構いなしに柵の下敷きになった趙兵の上を踏みつけて、城外へ飛び出していきます。 閉ざされた城の門までたどり着いた民間人は、叩き開けようと必死です。 槍を持った民間人が門を開く装置のところまで押しかけ、破壊に成功。 鄴の門が、ゆっくりと開いていきます。 ゴゴゴゴと音が響きわたり、戦闘中のカイネたちも、その様子をしっかり捉えて鄴を見つめていました。 門が完全に開くと、絶え間なく民間人が外へ押し出てきました。 李牧はうつむきながら、敗北を感じます。 忍耐勝ちした桓騎軍と戦いに備える趙軍 民間人の波がひと段落ついたところで、鄴に突入しようと準備をはじめる桓騎軍。 面倒な城壁攻めをしなくて済んだことに喜びを隠せず、ガハハハと笑っています。 魔論(まろん)も忍耐の弱い桓騎軍が、なんとか忍耐勝ちできたことにホッとした様子です。 ある意味奇跡と、評していました(笑) 趙兵も門が開いてしまったので、桓騎軍の突入に備えはじめます。 こうなってしまえば邪魔な難民をすべて追い出し、入れ違いで入ってきた桓騎軍を返り討ちにして、再び門を閉めるしかありません。 城壁の兵も下におろし、地上戦の構えをとるよう指揮する胡呂(ころ)。 そこへ伝令がやってきて、城門の開閉器具が民間人により破壊されたため、復旧に時間がかかると告げます。 焦った胡呂は修理を急がせ、桓騎軍を食い止めている間に、かならず門を動かすよう指示しました。 ゼノウ一家が鄴へ踏み込む 桓騎軍の侵入に備えて、慌ただしく準備を急ぐ鄴の城内。 しかし民間人の波が途切れるのを待つまでもなく、 最初に鄴の城内へ踏み込んでいったのはゼノウ一家でした。 次々に投げ飛ばされる民衆と、首を跡形もなく吹っ飛ばされる趙兵。 激しく息まき完全に目がイッてるゼノウを見た趙兵は、化け物…と連想した瞬間に散ってしまいます。 ただちに迎撃の姿勢をとる趙兵と、ぶつかるゼノウ一家。 鄴の城内は、一気に激しい戦場へと様変わりしていきました。 本来ならゼノウ一家は、雷土と共に李牧の足止めをしていたはずです。 勝手に持ち場を離れていることに、あきれ顔をうかべる魔論。 桓騎軍の略奪 もともと桓騎軍は、盗賊団を束ねた集団です。 崩落した鄴は、まさに宝の山状態! 魔論もやれやれと、髭をいじりながら、浮かんでくる笑みを隠しきれていません。 巨大な城郭都市である業へ踏み込んだ途端に、桓騎軍の士気は爆発! すべてを奪い尽くすため趙兵を一掃し、金目の物を奪い去ろうとしていきます。 一方の李牧は、鄴へなだれ込桓騎軍を外から眺めることしかできません。 目の前にいる雷土軍を突破して、鄴を救うだけの力が残っていないからです。 さらに鄴の城門が開いてしまったことで、兵の士気は完全に消失していました。 鄴の城主・李伯が身を投げる! その頃、鄴城内では、奥方が西の門から民衆に紛れて脱出しようとしていました。 しかし城主である李伯が、傍にいないことに気が付きます。 なんと李伯は、高い城の屋根の上から、鄴の城内を眺めているではありませんか。 悲痛な表情を浮かべてながら、これまでのおこないを後悔しはじめる李伯。 とても受け入れがたい状態を城の屋根から目の当たりにし、取り返しのつかないことをしたと汗を滲ませています。 決して落とせぬと言われた鄴を、自ら判断を誤ったせいで崩落に導いてしまったと、罪の意識にとらわれる李伯。 イナゴの民衆受け入れてしまったことがすべての始まりではありますが、李伯はとても見殺しにはできなかったのです。 泣きながら必死に地上で、李伯を呼び続ける奥方。 家臣たちも子供を抱きかかえて、目をふさぎながら、お止め下さいと叫んでいます。 しかし趙にとって致命的な失態を犯してしまった李伯は、その責任を負い続けるだけの精神力を持ち合わせていません。 家臣たちの叫びもむなしく、とうとう 城の天井から李伯は身投げをしてしまいました。 鄴の完全崩落 鄴の城主である李伯が亡くなり、超軍はこれ以上、桓騎軍や王翦軍と戦える状態ではありません。 李牧も鄴の城門が開いたことで、すでに敗北を認めていました。 鄴から飛び出してきた民間人を引き連れ、 李牧はすみやかにその場を立ち去っていきます。 李伯軍を追い詰めようと思えばできる状態の桓騎でしたが、無駄な死人を出したくないのだろうと、あえて追わない選択をしました。 そしてついに、 鄴の城門に桓騎軍の旗がなびくことになります! これにて鄴は、完全に崩落したといえる状況になりました! 急いで鄴へ辿りついた信たちは、なびいている桓騎軍の旗をみて、唖然とした表情です。 王翦が桓騎のもとへ合流 足を上げて余裕の姿勢で座っている桓騎のもとへ、王翦が向かいます。 やがて桓騎は、思ったより遅かったなと呟きました。 王翦もまた、それだけ李牧がたやすい相手ではなかったと語ります。 兵のくたびれた様子から、李牧の手ごわさが桓騎にも伝わったようです。 鄴の内部へ、踏みこむ意志を見せる王翦。 李伯の胸の内を想うとなんとも切なくなりますが、長かった鄴での戦いがやっと終結です! 鄴の崩落を喜ぶ信たちに突きつけられる現実 ついに目的だった鄴を落とし、涙を浮かべながら勝利をかみしめる田永。 手柄は桓騎軍に取られてしまいましたが、間違いなく朱海平原での戦いが功を成したのだと、信とお互いを称えあっています。 これで後方の部隊も鄴に入城できれば完璧だと浮足立ち、桓騎軍も金目の物を身にまとって嬉しそうな表情を浮かべていました。 しかし鄴の崩落は、両手放しで喜べるものではありません。 忘れてはならないのは、 兵糧問題です。 さすがの王賁(おうほん)は冷静に状況を分析し、道中に王翦軍の将校から情報を入手していました。 鄴に食料がないから人が外へ飛び出し、内部から崩落したと知った信や蒙恬(もうてん)たち。 この鄴攻めは、最初から最後まで兵糧の争いです。 鄴を崩落したからと言って、秦国軍にとって一番欲しい兵糧は、城の内部にまったく残っていません。 王翦将軍が鄴に兵を紛れ込ませて、食糧を焼きはらったことまで情報を共有します。 残された兵糧問題!王翦に策がある? 王翦の兵糧攻めを聞いて、感心した様子の河了貂(かりょうてん)と、王翦の行動を理解しがたい様子の信。 最初から鄴に食べ物がないというのは、王翦軍が一番わかっているはずです。 これから閼与に残してきた8割の部隊が到着する予定になっていますし、王翦になにか策があるだろうと望みを語る河了貂。 しかしあの知略に長けた李牧があっさりと立ち去る決断をしたのは、兵糧の問題を十分に認識していたからといえます。 李牧が遠くから包囲して、餓死した秦国軍を見届けてから、鄴を取り返す策略を立てている可能性は否定できません。 このままでは、勝利した秦国軍も上で死に絶えてしまう状況。 さすがの王賁や蒙恬も、この絶望的な状況を回避するのは不可能だと、悲観しています。 さらに今回のキングダム635話では、鄴の城主である李伯の自害が胸に刺さるものがありました! 慈悲の心で民衆を受け入れた結果、招いた悲劇…。 罪の意識にさいなまれる城主の胸の内を想うと、苦しくなりますね。 とはいえ生きていたとしても殺されるだけでしょうから、個人的に李伯が自害という選択をしたことは、間違っていなかったと思います。 やはりゼノウ一家の容赦のなさが、今回も見事に描かれていたと感じます。 さすがにもうゼノウ一家が暴れることはないと思うので、次回の展開で王翦が兵糧問題をどう解決していくのか、注目したいと思います! 漫画「キングダム」ネタバレ635話最新!考察・予想 鄴(ぎょう)が陥落してしまい、さすがの三大天を誇る李牧もこうなると打つ手なしだったか。 朱海平原の戦いで消耗もしていたし、こればかりは仕方ない。 それに守ろうとしていた城が中から崩壊してしまえば、さすがに士気も落ちますよね、やっぱり。 夜通し馬を走らせてたどり着いた鄴では、ゼノウ一家が立ちはだかり、圧倒的な武力で李牧軍を葬り去っています。 桓騎(かんき)軍と王翦軍に挟まれる形になり、大ピンチの李牧軍。 そこへ追い打ちをかけるように起きた出来事が、鄴の開門です。 敗北が見えてきている李牧ですが、この状況をどう乗り切るのでしょうか? それでは、漫画「キングダム」635話の最新ネタバレ考察・予想をしていきたいと思います! 鄴の崩落は確定! 決して攻め落とせないと思われていた鄴が、ついに開門しました。 これを目撃した李牧軍が受ける精神的ダメージは、計り知れないものがあるでしょう。 一気に戦意を喪失しても、おかしくありません。 鄴の崩落は、これで確定したと考えます! それと同時に飛び出してきた民間人が、さらに状況を悪くすると予想できるので、李牧軍は苦境に立たされる一方です。 民間人の目前には、ゼノウ一家が暴れまわっている戦場があります。 この状況を見て見ぬふりする李牧ではないので、なんらかの策を迫られていると言って良いでしょう。 桓騎と李牧の戦いは見送られる? 黒洋丘の戦いで桓騎の弱点を見抜いていた李牧ですが、前話の現状を見る限り、桓騎の残虐性が場を支配しています。 すでに疲弊している李牧軍は、ゼノウ一家にかなうわけもなく、一方的に残虐されていましたよね。 これに加えて、鄴の開門により戦意を喪失した状態の李牧軍をぶつけ続けていくのは、あまりにも無謀です。 史実によると、 紀元前233年に趙の平陽(へいよう)と武城(ぶじょう)を攻めて宜安(ぎあん)に侵攻した桓騎は、李牧に敗北しています。 ひとまず 鄴で桓騎と李牧の戦いは、見送られるのではないでしょうか。 桓騎の周囲を囲んでいた趙軍はどうなった? 長かった朱海平原の戦いで忘れがちですが、鄴の周りを包囲する桓騎軍の周りを趙軍が包囲していたはずです。 そこへ鄴を目指す李牧と、それを追う王翦という図のはずなので、分かりやすくいうとこんな感じだと思っていました。 しかし李牧が趙軍と合流する描写はなく、そのまま鄴へ到達していますよね。 桓騎の周囲を囲んでいた趙軍は、どうなったのでしょうか? 個人的には、ここで 楊端和や壁将軍がすでに活躍してくれていたのではないかと予想します。 というのも、王翦軍は先に李牧を追っていたはずの亜花錦(あかきん)と合流していませんよね。 これは前回も予想しましたが、 亜花錦は楊端和や壁将軍のもとへ伝令役に走っていると考えます。 先に亜花錦から伝令を受けた楊端和や壁将軍は、桓騎軍を取り囲んでいる趙軍と交戦しているのではないでしょうか。 もしかすると、撤退させるまで追い込んだ可能性もあります。 となれば 、史実通りに楊端和が鄴攻めに関わったことにもなるので、つじつまが合うと考えます。 李牧が降伏する? 桓騎軍を取り囲んでいるはずの趙軍と合流していない李牧が、 この状況を乗りきるためには、降伏または和睦を申し入れるほかないと考えます。 まずは、李牧が降伏する可能性を考察してみましょう。 春秋戦国時代での降伏は、 面縛與櫬(めんばくよしん)と呼ばれる方法を取ります。 降伏する側の将軍が腕を後ろ手に縛り、手が使えないようにしたうえで、背後に棺桶を用意して敵将の前まで行進するのです。 これは 無条件降伏を意味するため、秦国に囚われて一般人も救えない可能性が非常に高くなります。 鄴を救いたい李牧が、そんな降伏をするとはとても考えづらいです。 桓騎軍のいる場面で、 李牧が降伏する可能性は低いと考えます。 李牧は和睦を申し出る? では次に、現状を打破するために李牧が和睦を申し出る可能性を考えてみましょう。 現状の李牧では、和睦を申し出るための交換カードが非常に乏しいですよね。 それでも、王翦にとってメリットになると考えられる交換材料は、2つあります!• 李牧自身が王翦の勧誘に乗る• 残り少ない兵糧を差し出す 1つ目は、漫画「キングダム」608話で描かれた王翦の勧誘に乗るケースです。 漫画「キングダム」はオリジナル要素が多いため、結果は史実に基づきながらも処刑までの過程は郭開の讒言ではなく、本当にしてしまうかもしれませんね。 しかし608話で李牧は、この勧誘をハッキリと断っています。 いまさら意見を覆すことは、難しいかもしれません。 ただ鄴の城を明け渡されても、桓騎が燃やしてしまったので、兵糧不足に変わりありません。 桓騎軍は鄴に到達するまでの間に補給をしていますし、勢力を十分の二へ分けた時に得た兵糧は底をつきていると考えられます。 ここで李牧軍がわずかでも兵糧を差し出せば、城を落とした上に兵を回復させてやることができるので、桓騎にとってメリットになると思います。 あんなに焦り散らかす を初めて見た。 ついに鄴が、、、鄴が落ちてもうた。 全ては の盤上の駒。。。 はぁ、もう完璧すぎるよ。 普通に3日間意識戻らないレベルとかでいいと思うが。 — はるかの! FFRK harubure キングダム作者は李牧の事が嫌いなのかもなあ 史実の李牧は北方異民族に備えているため、まだ表舞台に出てきていない キングダムでは周囲がやたら持ち上げているけど、戦績から見る実態は常敗将軍 守戦の名将たる李牧が、作者による創作で無能に貶められている現状には同情を禁じ得ない — ぜんす zensu01 みなさんも、王翦の勝利を確信しているようですね! 焦り顔を見せた李牧に注目する人も多く、かなり追い詰められている様子に同情の声を寄せる意見がみられました! 私もここまで追いつめられている李牧は、レアだと思います! ですが、このままでは終わる李牧ではないと思っているので、次回の展開では私の予想を上回る策を講じてくれると、期待しています! 漫画「キングダム」ネタバレ635話最新確定!まとめ 鄴(ぎょう)の城主である季伯(きはく)が自害するという驚きの展開に。 鄴が陥落したことの全てが季伯の責任でもないと思うけどなぁ。 金毛も命を捨てる行動に出ようとした時に部下に止められたように、有能な人材であればこそ生きてやることがあるはずなのに。 何だか切ない場面だな。 鄴が開門してから、李牧が敗北を認めるのがとてもはやかったですね! 聡い李牧のことですから、鄴へ辿りつくのが遅れた時点で、鄴の開門=敗北と結論付けていたのでしょうね。 とはいえ鄴を陥落させても両手放しで喜べる状態ではないのが、この戦のつらいところですね! 王翦が意外な方法で兵糧問題を解決すると、635話の最後に書かれていましたが、ハードルを上げてしまって作者の原先生…大丈夫なんでしょうか 笑 どんな方法なのか、とっても楽しみにしているので、あっと驚く方法を取ってくれると嬉しいなと思っています!.
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