庭やガレージ・門壁などで、これ見よがしに残された糞尿と強烈な匂い…これらはいずれも猫の「マーキング」と呼ばれる習性です。 猫は本能に忠実な動物なので、脅かしても叱ってもその場限り。 しばらくすると戻ってきます。 そこで今回は、猫の糞尿被害にお悩みの方に向けて、効果的な対策方法たちをご紹介。 猫対策にはコツがあるので、それらを抑えた対策を解説しようと思います。 猫のマーキングに効果的な対策は? 猫対策には色々な手法がありますが、効果的なアプローチを行うためには「猫が嫌うもの」を理解することが大切です。 猫は優れた聴覚と嗅覚を持ち、慎重な性格です。 そのため、効果的な猫対策を行う場合は、これらの猫の特性に訴えかける製品が望ましいと言えます。 アルミホイルで猫のマーキング対策 アルミホイルの質感を利用した猫対策です。 猫はとても音に敏感な動物なので、聞き慣れない音を嫌います。 また、猫は人間が聞き取れない音域も聞き分ける力を有しているので、アルミホイルに対して警戒感は満載です。 そのため、アルミホイルを踏んだ時に生じるクシャクシャとした高音は、猫にとって大きな脅威。 少し意外かもしれませんが、手軽で簡単な猫対策として知られています。 アルミホイルは「ワイド用」がおすすめ アルミホイルを使用する時は、ホームセンターなどで売られている幅広の製品をオススメします。 もちろん料理用のアルミホイルでも構いませんが、カバーできる面積が狭く、1㎡あたりのコストが高額です。 設置場所にもよりますが、定期的な交換が必要であることも考慮しておきましょう。 猫が苦手な植物でマーキング対策 猫は音の他に、匂いに対しても敏感です。 犬ほどではありませんが嗅覚にも優れており、自分や他の猫の匂いをかぎ分け、食べられるものとそうでないものを識別します。 猫が自分の匂いに執着しマーキングを繰り返す理由も、この嗅覚あってこそ。 このように考えると、「匂いを利用した猫対策」は、非常に有効性が高いと言えそうですよね。 猫対策におすすめな植物「カニナハイブリッド」とは? シソ科の多年草「カニナハイブリッド」は、そんな猫の性質を利用した植物です。 猫などの動物が嫌う香りを発するよう改良されており、マーキングスポットを中心に植えてあげると効果大。 たちまち猫が逃げて行きます。 また、草丈30cm程度と比較的小さく、屋外で簡単に育てられる点などからドイツを中心に大人気。 日本でも関東以南なら簡単に育てられるため、昨今多くの方が注目している植物です。 トゲマットでマーキング対策 猫よけアイテムの定番「トゲマット」による対策です。 使い方・効果は見た目通り。 猫の侵入ルートに設置することで、猫を効果的に退けることができます。 また、最近は猫への安全性にも配慮して、先端を丸めて柔らかな素材を使用しているので安心です。 設置してすぐに効果が得られるため、利用経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 トゲマットは、狭い場所に効果的 トゲマットの弱点は、カバー範囲の狭さとその外観です。 確かにトゲマットは、設置すれば猫がその場に足を踏み入れることはありません。 しかし、逆に言えば設置面にしか効果は得られません。 何分、猫は軽々と屋根や塀の上に登るほど身軽なため、中途半端な設置ではその場所だけを避けられてしまいます。 また、トゲマットは外観が目立つため、びっしりと設置するとお家やお庭の景観を壊してしまう可能性も。 家や庭の景色が気に入っている方にとっては、大きな痛手ですよね。 トゲマットを利用する際は、これらの点に留意する必要があるでしょう。 アニマルバリアでマーキング対策 アニマルバリアは、特殊な音域の音波を用いて猫を退けるアイテムです。 搭載したセンサーが猫などの小動物をキャッチすると、人間には聞き取りにくい音域の超音波を照射。 音に敏感な猫たちがアニマルバリアの音波を嫌がり、自然と逃げて行くという仕組みをしています。 超音波で強力かつ広範囲 このアニマルバリアの超音波。 かなり効果は高いです。 ベランダの窓から覗いていると、我が家の敷地に入ろうとした野良猫が一目散。 本体からは10m程度離れているにも関わらず、即退散してしまいました。 また、本体は小さな機械なので設置場所も心配ナシ。 マーキングに狙われやすい庭やガレージ・門壁などに設置することで、家の敷地全体をカバーすることも可能です。 面倒な電池交換が不要なので、比較的楽に取り回しが行えます。 最後に 猫のマーキング対策は様々な方法がありますが、特にオススメしたいのはアニマルバリアです。 1個設置するだけで庭やガレージ全体をカバー可能。 更に効果も強力で、センサーが反応すると猫は一目散に逃げだします。 更に安全性もトップクラス。 やっていること自体は音を出しているだけなので、人間にも猫にも大きな害はありません。
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この記事でまとめたこと• 猫はなぜマーキングをするの? 猫は犬と異なり、集団行動ではなく独立した行動をとる動物です。 自分だけで縄張りを守るため、目印としてのマーキングを行うことが目的といわれています。 マーキングは尿や糞、唇の両側 口周囲腺 などを使って行います。 爪とぎもマーキングの一種です。 目的によって複数のマーキング方法を使いわけます。 代表的なものは以下の2つです。 縄張りのアピールをするマーキング 自分が元気で勢いのある猫だとアピールするときには、盛大に爪とぎをします。 この時は肉球から元気をあらわすニオイが出ています。 「強くて元気な猫がいるぞ、よそから入ってくるなよ!」と、テリトリーを守るためにするマーキングです。 爪とぎに関するしつけや対策は、関連記事を参考にしてみてくださいね。 関連記事 好きなものにニオイをつけるマーキング 家具や飼い主の足に顔をこすりつけてマーキングしているとき、猫はとてもリラックスしています。 自分の縄張りの内側に信頼する飼い主がいて、とても安心しているのです。 このとき猫は、頬やアゴにある分泌腺からニオイを出していています。 猫がよく顔をこすりつけている場所を見ると、うっすらと色がついていることがありますよ。 猫のマーキング、スプレーとは? 猫のマーキングで、最も困るのがスプレーです。 不安を抱えているときや見知らぬ猫が現れたときなどに、猫はいつもより濃いおしっこをすることで縄張りの存在を主張します。 爪とぎや唇の両側 口周囲腺 の分泌物を使ったマーキングに比べてスプレーのマーキングはニオイが強いため、とくに室内飼いだと悩みの種になることが多いのです。 スプレーをやめさせる方法は? オス、メス問わずにスプレー行為をすることがありますが、今回はオスのスプレー行為をやめさせる方法をご紹介します。 メスはオスに比べて頻度が低く、スプレー自体の範囲も狭いためです。 スプレー行為をやめさせる最も一般的な方法は、オス猫が成熟する前に去勢手術を受けさせることです。 ほとんどの場合これでスプレー行為がなくなります。 一度でもスプレー行為をした猫に去勢手術を受けさせた場合は、完全にやめさせるは難しいといわれています。 スプレー行為は発情期になると覚える猫が多いので、生後5ヶ月をすぎたあたりから注意が必要です。 覚える前に去勢するのがオススメです。 関連記事 スプレーへの対処法は? 猫がスプレーをするときのきっかけは、不安な気持ちです。 不安なときに飼い主から叱られると、猫はますます不安を感じてしまい、スプレーの頻度を増やしてしまうことがあります。 叱らないようにしてあげてください。 後始末を行う まずは必ず後始末してください。 特にニオイが残った場所では再びスプレー行為をしますので、完全にニオイを消す必要があります。 スプレーされた場所を中性洗剤でよく拭き取り、アルコール、ペット用の消臭剤でニオイをよく消します。 それでもニオイが残った場合、熱湯をかけてください。 おしっこのニオイ成分は、熱湯によってほぼ分解されるからです。 熱湯がかけられない場所の場合は、薄めた漂白剤で拭くのもおすすめですよ。 再発防止策は? スプレー行為の再発防止策は「猫が不安に感じるものを取り除く」「スプレーされたくない場所には忌避剤 きひざい という猫よけを使用する」などがあげられます。 猫は、人間が気にならないような物音や、見知らぬ人、新しいものを警戒する傾向があります。 忌避剤は、どうしても特定の場所へのマーキングをやめさせたいという場合の使用をおすすめします。 ペットショップやインターネットで手軽に購入できますよ。 猫の気持ちを考えてあげてください 猫がマーキングをするのには理由があります。 人間には感じないニオイを出すマーキングでは実害はありませんが、スプレー行為の対処はとても大変ですよね。 いつもと違うことが起きたとき、猫は強い不安を覚えます。 飼い猫が急にスプレー行為を始めたときは、何か変化はなかったかを確認してください。 原因になる要素を見つけて、取り除いてあげることができると愛猫は喜びますよ。
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猫がマーキングを行うのは、今いるエリアが自分のテリトリーだと強く主張していることの表れです。 猫は群れで活動することなく単体で生活をする生き物なので、犬に比べて縄張り意識が非常に強く自分の臭いを付けるためにマーキングをします。 マーキングといえばおしっこだけと勘違いをしている人も多くいますが、実は尿以外にも体をすりすりしたり糞や唇の両側からも猫特有の臭いを発してマーキングを行っています。 体を擦り付ける行為は猫がリラックスしている状態でのみ行うので喉を鳴らして甘えながら行うのが特徴です。 また、猫が一日のうちに幾度となくする爪とぎも代表的なマーキング行為です。 いきなりガリガリ物凄い勢いで爪とぎをするときがありますが、これは自分が元気で力のある猫だとアピールするときに行います。 こういった爪とぎをしているときは肉球から臭いを発し自分のテリトリーに入ってくるな!という信号を発していて多頭飼いをしているお宅であればよくみられる光景です。 基本的なマーキングよりも尿スプレーで発せられる臭いは非常に強烈で一度尿がかかってしまった場所はきちんと取り除かなければいつまでも臭いが残るのが特徴です。 猫がスプレー行為をするのにはきちんとした理由があり、精神的に不安定な時や新入りの猫が現れたときに行います。 これはいつもよりも濃いおしっこをかけることで、縄張りを主張したり気持ちを伝えるための意思表示であるといわれていますがオス猫であれば発情しているメス猫にアピールするための性行動の可能性もあります。 尿スプレーはオス猫のみに見られる行為と思われがちですがメス猫もする場合があり、避妊手術後になくなるのが一般的ですが中には手術後も変わらずスプレー行為をする猫もいます。 膀胱炎や糖尿病を患っているときも、トイレ以外の場所で排泄してしまう事があります。 膀胱炎の場合、常に残尿感があるので、膀胱に尿が貯まっていなくても排尿しようとします。 結果としてトイレ以外の場所でもいきんでしまい、点々と尿が落ちている状態になります。 また、糖尿病や腎不全など、飲水量と排尿量が増える病気の時も、トイレまで我慢できずに粗相してしまうことがあります。 日頃から排尿の様子をよく観察し、1回の尿量を把握しておくと、病気の時の排尿の異常に気づくのが早くなります。 特にオス猫の尿路疾患は、発見が遅れると命に関わる状態になるので、注意が必要です。 いつもと違う変化に気づいたら、出来るだけ早く病院で診察を受けましょう。 ・生活の変化がなかったか確認する.
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