連絡いただく。 「連絡してください」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

間違いも多い「連絡/ご連絡」の使い分け方・お礼の伝え方

連絡いただく

2.文末の表現を「基本形」「疑問形」「命令形」などに変化させて比較してみる。 「この問題についてお考えいただく」と「この問題についてお考えくださる」を比べてみましょう。 「お考えいただく」は「依頼」、「お考えくださる」は「感謝」の気持ちが感じられますが、命令として「お考えいただきたい」「お考えください」と使った場合には、こちら側からの依頼が含まれる「お考えいただきたい」の方がきつく感じられると思います。 やはり「いただく」にはこちらの思いが強く含まれていることがわかります。 例文の「少々お待ちいただけますか」と「少々お待ちくださいますか」は、「〜か?」という疑問形=依頼の表現です。 「こちらからお願いして待ってもらう」のですから「お待ちいただく」という表現の方がふさわしいということになります。 相手から「待たせてもらいます。 」と意思表示された場合には「お待ちくださる」と表現するのがよいでしょう。 「くださる」は相手の気持ちを受けるので「えっ、お待ちくださるのですか!?」「私みたいな者を好きだといってくださるのですね・・」という感情的な表現ができるということです。 逆に「〜くださる」がなじまない場合があります。 たとえば、こちらから無理にお願いして何かをしてもらう場合です。 「手伝っていただけることになりました」とは言えますが、「手伝ってくださることになりました」とは言えません。 後者の表現では、相手が自主的に手伝おうとしているように感じてしまうので、ニュアンスが違います。 整理すると以下のようになり、「いただく」「くださる」にはそれぞれ3つの基本的な意味があることがわかります。 A.待っていただく(依頼) B.お待ちいただく(依頼) C.お菓子をいただく(もらうの謙譲表現) A.待ってくださる(尊敬・感謝) B.お待ちくださる(尊敬・感謝) C.お菓子をくださる(くれるの尊敬表現) どちらにしても相手に対する働きかけの表現なので、「すみませんが、そこの本を取っていただけませんか」と「すみませんが、そこの本を取ってくださいませんか」などのように感謝や尊敬の気持ちをこめて依頼する一般的な行為には、厳密な使いわけは必要ないといえます。 「こちらが無理にお願いする場合」「相手がぜひしたいと意思表示してくださった場合」に限り使いわけるのが自然でしょう。 書面で表現する場合ならともかく、その場でぱっと表現しなければならない会話の中では、現在ではこの2つの表現はほぼ同じ意味あいを持っていると言えるでしょう。

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「~くださいまして」と「~いただきまして」はどう違う?|日本語・日本語教師|アルク

連絡いただく

「連絡させていただく」という言葉は「相手に連絡してあげる」という要素がある言い回しになります。 そのためたとえそれを丁寧に伝わる敬語表現に直したとしても失礼に当たるのです。 「お電話差し上げる」というような表現もあるのですが、この表現も同じ理由でNGな敬語表現であると言われています。 「ご連絡させていただきました」一般的に耳慣れた敬語ではあるものの、失礼だと感じる人が少なくない表現であることは意識する必要があるでしょう。 「ご連絡させていただきました」には「相手にお願いされて連絡してあげる」というニュアンスが含まれており、相手に対して遜る謙譲語を使うにあたってそのようなニュアンスを込めることはできません。 そのため、「ご連絡させていただきました」が謙譲語である限り、この表現は敬語として間違った表現であることになるのです。 このように「ご連絡させていただきました」は敬語として間違っており、相手に対して失礼な印象を与える言い回しなので、使わないのが賢明であると言えます。 この表現は「ご連絡させていただきました」に比べると丁寧さに欠ける表現と感じる人もいるかもしれませんが、「ご連絡させていただきました」に一番近い、正しい敬語表現になります。 新規プロジェクトの件でご連絡申し上げます。 この表現は「連絡」という表現を丁寧に言い直した表現になります。 「お知らせ」も「ご一報」と同じように軽いニュアンスの連絡事項を指す言葉です。 「ご一報」よりも肩の力を抜いて使うことができる敬語表現であり、距離が近い人に対しては「お知らせ」を使った方がいいでしょう。 この表現はビジネスライクな表現であり、会社内や組織内での連絡を指して使う言い回しになります。 この表現が使われる場合には基本的に業務連絡であり、連絡の重要度は高くなります。 特に電話で使われる表現になります。 「ご連絡させていただきました」の正しい英語の使い方は? 「ご連絡させていただきました」の英語訳3選 「ご連絡いたしました」の英語訳を紹介します。 「連絡する」というニュアンスを伝える動詞としては主に「inform」を使います。 しかしながら「伝える」「教える」といったニュアンスが強い場合は「tell(過去形はtold)」を使います。 状況に応じて動詞を使い分けるとニュアンスが細かく表現できます。 また、3つ目の例文は「情報を提供する」という日本語を英語に翻訳したものですが「ご連絡いたしました」というニュアンスで日本語に訳すことができる表現です。 中学や高校の英語で習った単語の意味が拡大解釈されることが多くなっているので、その点を認識しておくと英文翻訳を手掛けやすくなることでしょう。 「ご連絡いたしました」の英語訳• ・I informed you that ~. (~についてご連絡いたしました)• ・I told you that ~. (~についてあなたにお伝えしました)• ・I gave you some information about ~. (~についてお伝えしました) 「ご連絡させていただきました」の英語は状況に応じて翻訳する 「ご連絡いたしました」の英語は状況に応じて翻訳する必要があります。 3つの英文翻訳の例をお伝えしていますが、これ以外の表現でも「連絡いたしました」に代わる表現は翻訳できます。 例えばそれを電話で伝えた場合は「call」という動詞を使います。 メールは「send」という動詞を使います。 日本語における「ご連絡」というワードが非常に幅広いものを意味しているので、英語では様々な動詞で「ご連絡」という言葉を表現することになります。 慣れないうちは難しいかもしれませんが、一般的な動詞を日ごろ深く突き詰めていくことで英文翻訳の幅が広がっていきますので意識しましょう。 この表現は頼まれておらず、そちら側から連絡をするのが当たり前の状況で恩着せがましく「差し上げる」という言い回しを使っているために失礼だと感じる人が少なくない言い回しになっていますので使用は控えるようにしましょう。 何故この表現が間違っているのかは下記の「お電話差し上げる」という表現についてまとめた関連記事を見ると分かりやすいかと思います。 こちらの記事と併せて読むことで、敬語表現に対してのより深い理解を可能とすることでしょう。 この表現も「ご連絡させていただきました」の「ご連絡」が「お話」にすり替えられている表現であり、使用を控えた方がいい言い回しです。 「させていただく」という表現は多くの場合、失礼に当たる敬語になります。 「ご連絡させていただきました」という表現は非常に丁寧な言い回しに見えるかもしれませんが、先述したように差し出がましい印象を与えるリスクと敬語の使い方として間違っているリスクがあります。 その表現が失礼に受け取られたり、間違った日本語表現を使っているとしてビジネスパーソンとしての資質に欠けていると判断されたらせっかく相手を気遣って丁寧な言葉遣いを選んだにもかかわらず本末転倒となってしまいます。 正しい敬語の使用を心がけるようにしましょう。 会話や電話、そしてメールや文書において「連絡する」の敬語表現をどのように使うか、そのバリエーションについては先述しましたがそれらを使い分けることで相手に意図と敬意が十分に伝わることでしょう。 「ご連絡いたしました」という表現にこだわらず、状況に応じて類語や言い換えの表現を使い分けることでビジネスのシーンにおいてより良いコミュニケーションが実現することでしょう。 前後の文脈にも気を付けながら適切な表現を選択していくことで、より相手に意図が伝わりやすい文章になることでしょう。 ご連絡させていただきましたという敬語の使い方を見直そう! 「ご連絡させていただきました」という敬語表現は使わずに、その類語や言い換えの表現を、正しい敬語を意識しながら使った方が良さそうです。 こういった間違った敬語が一般的に使われている例はあるものの、やはり日本人として正しい日本語を意識した方がお互いに気持ちのいいコミュニケーションが取れることでしょう。 「ご連絡させていただきました」という言い回しを電話等で使っていると注意されることがあるかもしれませんし逆に自分が部下に注意をするシチュエーションもあるかもしれません。 そういった機会を一つ一つ大事にして日ごろから正しい日本語を意識することで、ビジネスパーソンとしてステップアップしていけることでしょう!.

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敬語「ご連絡いただく vs くださる」の意味と違い・使い方

連絡いただく

ことばの使い方(社会言語学・敬語) 分類:尊敬語 「~くださいまして」と「~いただきまして」はどう違う? 「~くださいまして」と「~いただきまして」の違いを考えるにあたって、まずこれらの表現に含まれる「くださる」と「いただく」の違いを考えてみます。 「くださる」と「いただく」はそれぞれ「くれる」と「もらう」の敬語です。 「くれる」と「もらう」はどちらも物の授受を表しますが、視点の違いがあります。 すなわち「くれる」は物を渡す側に視点があり「もらう」は物を受け取る側に視点があります。 したがって目上の者 A から目下の者 B に物が手渡される場合、渡す側の目上の者 A に視点をおけばその人物 A を尊敬する「(AがBに)くださる」が使われ(尊敬語)、受け取る側の目下の者 B に視点をおけばその人物 B を低める「(BがAに)いただく」が使われます(謙譲語)。 「~くださる」と「~いただく」は物の授受から、より抽象的な受益に転じた表現ですが、この場合も同じことが言えます。 たとえば「ご来店くださいまして」ならば来店者を直接敬っているのに対し、「ご来店いただきまして」は来店される側を低めることで間接的に来店者を敬っています。 実際の使用ではどちらも同じように用いられ、違いを特に意識して使い分けられてはいないようですが、実際に耳にすると先に見た視点の違いから来る微妙な語感の違いが感じられます。 すなわち被尊敬者に視点のある「~くださる」は被尊敬者への敬意が強く感じられるのに対し、受益者に視点のある「~いただく」は受益者の側の感謝の意が強く感じられます。 また「もらう」と「くれる」の使い分けと同様、相手自身の意志ではなく、依頼した結果相手が行動する場合は「~くださる」は使えません。 これも両者の視点の違いを反映しています。

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