LANケーブルの選び方 早い話が カテゴリ6A UTPを買いましょう。 各カテゴリの規格を表にしました、帯域とかそういうのは一般人が気にしても意味がないので省略。 カテゴリ5はやめよう そもそも売ってないと思いますが、カテゴリ5のケーブルは規格上100Mbpsまでなので買わないようにしましょう。 5e以上が安く手に入る今の時代にわざわざ買う必要はありません。 むしろ家の中に余ってるなら混在防止のために捨てて良いレベル。 1Gbpsなら5eでも十分 1Gbpsまでであれば カテゴリ5eのケーブルでも問題ありません。 「帯域に余裕があるからカテゴリ6以上がおすすめ」という意見もあったりしますが、2. 5倍の帯域があるからって1Gbpsが2. 5Gbpsになったりする訳じゃない。 それどころか、2. 5GBASE-Tも5eで行けたりします 1Gbpsまでしか対応していない機器からはどう頑張っても1Gbpsまでしか出ないんです。 なので5eでなんら問題ありません。 5eのケーブルは 長距離だとかなり安いので、コストを重視するなら5eで構いません。 例えば同じ15mなら、2019-11-03の時点で5eが530円、6が1267円と倍以上の値段差があります。 Wi-Fiで飛ばすくらいなら5eを長距離用意して有線接続する方が安定します。 1階から2階まで引っ張っても1000円未満で済むでしょう。 6は安ければ選ぼう 確かに6に比べると5eは安いのですが、距離が短いと価格差が小さくなるので、5eと6で 価格差が小さければ6を選ぶ方が良いです。 逆に言えば価格差が大きいなら無理に6を買う必要はないです。 5eと比べると6ケーブルは十字介在とかのノイズ対策が入っているので、5eよりはノイズに強いです。 ただ、それを言い始めると6と6Aの価格差も大したことないので6Aの方が良くなってくる。 最近だとむしろ6Aの方が安い事もあったりする、5eと6Aの値段に挟まれるとぶっちゃけ選択肢としては微妙です。 おすすめは6A、ただしSTPに注意 規格上の問題がないケーブルで一番性能が高いのはカテゴリ6Aです。 ただし6AはSTPでも規格上OKなので気を付けましょう。 STPは一般家庭では使わない方が良いです、 6A UTPを買いましょう。 カテゴリ6Aであれば 10Gbpsまで出せます。 7以上のケーブルにある各種問題点もありません。 家庭用のLANケーブルとして最適です。 今はまだ1Gbpsが主流ですがNASとかを中心に10Gbpsが少しずつ増えてきているので、今から新規に購入するなら6A UTPを買いましょう。 市販のカテゴリ7は偽物 ここからが俺の言いたかったこと。 「カテゴリ7」を主張するケーブルが市販されていますが、 絶対に買ってはいけません。 ところが市販のカテゴリ7ケーブルはほぼ全てがRJ-45です。 RJ-45のカテゴリ7なんて規格は存在しません、要するに 規格不適合品です。 じゃあGG45なら良いのか?って、そんなことはありません。 カテゴリ7はSTPケーブルのみが認められています。 そして市販されているケーブルはすべてSTPケーブルです。 後述しますが、STPケーブルは一般家庭で使うような代物ではありません。 使えるようにするための準備が大変です。 適切に使用しないと害悪ですらあります。 カテゴリ7とか銘打ってますが、アレは実質的にカテゴリ6A STPケーブルみたいなものです。 JEITAのPDFに書かれてあることを引用します。 Q3: RJ45プラグ付の「Cat. 7」と表記されたパッチコードが販売されておりますが、これについて教えてください。 これは、Cat. 7の性能はあるのでしょうか。 A3: RJ45プラグではCat. 7性能を満足することはできません。 よって、これは 不適切な表現であり「 誤表記」と考えられます。 Cat. 7性能を満足するプラグは、一般的にTERA、GG45、ARJ45コネクタであり、よって、「Cat. 7」と表記された RJ45プラグ付コードは、Cat. 7の性能を満足しておりません。 出典: 強調は筆者による ハッキリと「不適切な表現」「誤表記」と言われちゃってるんです。 多方面に配慮した結果「規格不適合だけど……ケーブルは7準拠で」みたいな息苦しそうな書き方をする人が居ますが、俺はハッキリ書きますよ「市販のカテゴリ7のLANケーブルは規格不適合のゴミ」です。 お金をドブに捨ててるようなもの、 買うべきではありません。 これはカテゴリ8でRJ-45のケーブルでも同じです。 もう既に買ってしまった人へ もう既にカテゴリ7以上のケーブルを買ってしまった人、そのケーブルで問題なく動作しているならそれは 買い直さなくていいです。 5e以上なら何を使っても一緒、10Gbeでも6A UTPで十分。 何を使っても一緒なら、無駄に高いだけの規格不適合は買わなくても良いよね。 という話です。 「そのケーブル使ったら壊れるから捨てろ!」とか「ちゃんと動作してないから買い直せ!」とか、 そういう意味ではないので手持ちにあるカテゴリ7ケーブルを使うのは 何ら問題ありません。 お金をもっと大切にしてほしい、他人の言う事 特にネットの記事 を鵜呑みにして買い物をしない方が良い、そういう話です。 ケーブルの種類による違い 同じカテゴリでも種類が色々ありますが、そういう奴の選び方です。 どちらでも構いません。 ケーブルの形状 スタンダード 通常 、スリム 細径 、フラット 薄型 などの選択肢がありますが、どれを選んでも速度に大きな差はありません。 スリムやフラットケーブルは厳密には規格品ではありません。 が、意味もなく高い物を買わせようとするカテゴリ7の規格不適合品よりはマシです 強いていうなら、スリムやフラットはケーブルが細くなってる分だけノイズに弱いので スタンダードがおすすめです。 ノイズに弱いと言っても、何十メートルも引っ張るとか電子レンジや電源コードの横を通すとかでもない限りは気にしなくていい。 極端に薄いものだと速度が出ない物もありますが、普通はどれでも大丈夫です。 細かい説明は長くなるので大雑把に説明すると、LANケーブルの中には8本の銅線 芯線 が入っています。 単線やヨリ線というのはその個々の芯線の種類の事です。 単線は文字通り芯線が1本の銅線で出来ています つまり8本の銅線が入っている。 ヨリ線はその名の通り細かい芯線を何本かまとめて撚った銅線です、これが8本入っています。 単線の方がノイズに強く、ヨリ線の方が柔らかいです。 強いていうなら 単線がおすすめです。 ただ、製品情報ページに記載されていないことが多いので探すのは難しいかも? どちらも普通に使う分には大差ありません。 ちなみに「ヨリ対線」は関係ありません。 これはツイストペアケーブルの事です、LANケーブルはすべてツイストペアケーブルです。 シールド LANケーブルにはケーブルの周りにノイズ対策のためのアルミ箔みたいなのを巻き付けた「STP」と、そういう事はしていない「UTP」があります。 「ノイズ対策のためにシールドを追加した」と言うとSTPの方が良さそうに聞こえますが、これは罠です。 STPケーブルを使用する際にはノイズを逃がすためのアースが必要になります。 これを怠るとシールドがアンテナになってむしろノイズを拾ったりします。 家庭用では UTPケーブルを使用しましょう。 STPケーブルを買う必要はありません。 そもそも、カテゴリ7ケーブルを売っているサンワサプライが自社のサイト上で無意味だと言っちゃってますからね。 UTPはアンシールディッドツイストペアの略称で、「シールド無し」の意味です。 STPはシールディッドツイストペアの意味なのですが、規格上の正式名称ではありません。 正式にはFTP(フォイルディッドツイストペア)と呼びます。 また、規格の中にはScTPと呼ばれるケーブルが存在します。 ScTPは外周だけではなく、それぞれのペアもシールドされており、非常に硬く、取り回しがしにくいケーブルです。 UTPとFTPの差ですが、 外部からのノイズには双方とも無力です。 シールドは外部ノイズではなく、ケーブル自体から輻射されるノイズ抑制に効果があります。 特にEMIと呼ばれる 低周波数の電磁ノイズ(電力線、モータ、蛍光灯)には、全くと言って良いほど効果が期待できません。 むしろ、外皮のアース部分が伝導体となって、異なる電位(アースがきちんと行われていない機器にたまっている電圧)の機器が接触し、ケーブルの中を流れたり、場合によってはスパークし、 逆にノイズを発生することがあります。 通常使用にはUTPを用い、外部ノイズの遮断には鉄管などの磁性体(磁石のくっつく物体)で覆うのが一般的で確実な方法です。 出典: 強調は筆者による 「ケーブル自体から輻射されるノイズ抑制に効果があります」とは書いていますが、家庭用のケーブルでは気にするほどの物でもないでしょう。 ノイズが気になるならUSB3 2. 4Ghz帯と干渉するノイズを放出する なんて使えなくなりますよ。 ちなみに「じゃあアース取れば良いんだろ」って訳でもないですからね?アースも機能用接地という物が必要です、家庭用の漏電防止などで使われる保安用接地ではダメです。 アースは両端の機器で取る必要がありますし、機器側がアースに対応している必要があります。 ルーター自体にアースが付いていても、STPケーブルに対応できるアースになっているとは限らない 一般家庭でちゃんとSTPケーブルが使えるようなアースを準備するのは非常に難しい。 カテゴリ7以上はSTPケーブルが必須なので、この時点でカテゴリ7は家庭用には適しておらず非推奨です。 6AはUTPとSTPの両方ともあります。 6Aケーブルを買う際にはUTPである事を確認しましょう。 6以下はUTP専用です。 逆にSTPケーブルは規格不適合です。 「LANケーブルで速度が変わる」はほぼ嘘 主にカテゴリ7や8を勧めている連中を中心に「LANケーブルを変えたら速くなった! 速くなる 」みたいな投稿がありますが、ほぼ嘘です。 適当な事を書くな。 機器側の要求する性能を満たせるならLANケーブルなんか何を使っても一緒です。 LANケーブルで速度が変わるとしたら、以下のどれかです。 前のケーブルに問題があった カテゴリ5を使っていた、劣化していたなど• 測定方法がおかしい• そいつが アフィカスポンサーのご意向で飯を食ってる• そいつの頭がおかしい 大抵は2番です。 測り方おかしい奴が異様に多いので書いておきます。 ネットワーク機器の性能を測る正しいやり方 ネットワーク機器に限らないんですが、PCパーツ関連の記事って呆れかえるくらい適当な方法で測定する奴が居るのでやり方を書きます。 次の1行は絶対禁則事項です、絶対に覚えてください。 というかLANケーブルで速度が変わったとか言い出す異常者のほとんどはこれを間違えてます。 「 機器の性能を測るために外部のサービスを使うな!」 「外部のサービス」ってのは「回線速度」とかって調べて出てくる色々な速度測定サイトの事です。 ああいうのは回線そのものの速度とか、プロバイダーの性能を測定するための物です。 ネットワーク機器の性能を測るための物ではありません。 嘘だと思うならLANケーブル類そのままで昼間と夜中に測定して比べてみればいいです。 何もしてないのに速度が大幅に変わりますから。 回線速度測定のサイトって、それくらい不安定な物なんですよ。 LANケーブルよりももっと多くの、あらゆる要素に左右されます。 ああいうのは目安程度にしかなりません。 カテゴリ5eで昼間に計測して、カテゴリ8で夜中に計測すれば、そりゃカテゴリ8の方が速くなりますよ。 もっとも、それはLANケーブルを変えたから速くなったんじゃなくて、夜中で利用者が減ったから速くなっただけですけどね。 これを勘違いして適当な事を書いてる奴がマジで多い。 回線速度の測定サイトは大文字で「ネットワーク機器の性能を測定するための物ではありません」って書いておいてほしい。 そういうサービスで測定してる時点でそいつは素人なので、そんな記事やレビューを読んではいけません。 間違った情報は有害です。 ネットワーク機器の性能を測りたい場合は、 LAN内でiperfなどのソフトウェアを使って測定しましょう。 LAN内ってのはお家の中の他のパソコンって意味ね。 正しい方法で一度やってみれば分かります。 5eも6Aも8も同じくらいの速度しか出ないって。 ある人がある物事について記事を投稿しているからって、その人がその物事に精通しているとは限らないんですよ。 今時ブログなんて誰でも作れるんですから。 世の中には「そもそもPingと回線速度の違い理解してますか?」みたいなレベルの奴が大量に居ます。 そういう人でも知った風な顔をして 間違った 情報を発信できるのがインターネットの悪い所です。 おすすめのLANケーブル 「 6AのUTP」、とにかくこれを覚えてください。 家電屋でも「6AのUTP」と言いましょう。 通販サイトでも「6A UTP」と検索しましょう。 もちろんこれ自体は素晴らしい仕組みです。 広告を経由しようがしまいが読者の人が実際に支払う金額は同じです、それでサイトの運営者が支援されるなら良い事でしょう。 そこまでは良いんだよ、問題はそこから先。 広告収入目当てにいい加減なことを書く奴が居るって事だ。 LANケーブルそのものの売り上げによる広告収入に限りません。 「いかがでしたかブログ」を筆頭とする「適当な事でもとりあえず投稿しておいてアクセス数増えればOK」みたいな雑なスタンスのサイトとかもそうです。 個人的に、ああいう雑なサイトに対する反撃ってのは「知っている人が」「ちゃんとした情報を投稿する」だと思ってるので、俺より詳しい人もっと協力して…… そもそも、カテゴリ7のLANケーブルという物自体が消費者を騙そうとしているとしか思えませんが、そういうのを自分のサイトで勧める奴らも悪ですよ。 間違った知識で記事を書くとそれが世界に広まっちまうんだよ。 間 違 っ た ま ま、な。 もちろん俺が正しいとは言いませんよ、俺も何か間違えてるかもしれない。 でも間違えないように最大限努力と下調べをしています。 これをやってない奴、いっぱい居ます。 あと、大抵はLANケーブルと一緒に「プロバイダーを乗り換えろ」とか書いてるだろ?狙いはそれだよ、ああいう何かを契約する類の広告は下手に物を売るより単価が良いからな。 俺はアフィカス業界に片足突っ込んでるので分かるんですが、あいつら碌な奴じゃないからな。 マジで。 金のためなら専門外の事でも平気で書くぞ。 投資、クレカ、ISP、レンタルサーバー……この辺は本当の情報を探すほうが難しいくらい だから何も分かってない奴らが無責任な事を書き散らすんだよ、資本主義はクソです! 参考 「間違えないように最大限努力と下調べをしています」と書きました、その証拠です。 PDF• PDF• PDF 7以上はゴミ、6A UTPを買いましょう。 それがこの記事で言いたい事です。 終盤は関係ない話をしましたが…….
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皆さんのオフィスにもネット環境(LAN設備)が整備されているのでは?しかし、LAN設備は適当に設置しても本来の力は発揮できません。 オフィス環境に合わせたLANコネクタでないと、ネット環境本来の通信速度や安定性を発揮できないのです。 今回は、 LANコネクタ(ケーブル)の正しい選び方をご紹介しましょう。 LANポート(受け口)に接続するためのものです。 しかし、基本的にLANコネクタとLANケーブルは1つになっていることが多く、最近ではLANコネクタをLANケーブルをおなじ意味として表現することもあります。 LANケーブルと一口に言っても、通信速度・コードの長さ・コードの種類などさまざまな違いが。 例えば、契約中のネット回線が1,000Mbpsなのに対して、LANケーブルが100Mbpsではネット回線本来の力を発揮できません。 LANケーブル選びこそLAN環境を構築する上でのポイントなのです。 では、 LANコネクタ(ケーブル)の正しい選び方について見ていきましょう。 LANコネクタの特徴を正しく理解することで、LAN環境本来の力を発揮できます。 カテゴリにはCAT7A〜CAT5まで、カテゴリの数字が大きいほどに通信速度は速い訳です。 ちなみに、CAT7は10Gbpsに、CAT5は100Mbpsに対応しており大きな差があります。 メールやWEB閲覧程度であればCAT5でも問題はありません。 ただ、最近はネット環境を利用したTV会議や大容量ファイル送信も増えてきました。 2mほどの短いものから、50m以上と長いものまでさまざまな長さがあります。 STP(二重シールド)…シールドによって保護されており、電波などのノイズに強い• フラット…ケーブル部分が平べったく設計されており、床部分に設置しやすい• 極細…最も細いケーブルが採用されており、取り回しは最も良い• クロス…機器(パソコンなど)同士を接続するためのケーブルで、内部で配線の順番が入れ替わっている• ツメとはコネクタ上部に付いているつまみのことです。 固定のネット環境であれば、LANコネクタを触るのも1〜2度ほどなので壊れる心配はありません。 ただ、出張などの移動用となると何十回、何百回と触ることに。 LANコネクタのツメが折れやすいのは、ちょっとした問題となっていました。 そのため、LANコネクタとLANポートの連結部分がはっきりと確認できます。 オフィス内でネット環境を構築するなら、LAN工事の際に1〜2度ほど触るだけなので一般的なLANコネクタでも問題ありません。 しかし、出張で移動が多い方、オフィス内でも頻繁にLANコネクタを取り外す方などにはおすすめです。 ただし、LANコネクタだけ適切に選んでもネット環境本来の力を全て引き出せるとは限りません。 他にも、動線を意識した配線、使いやすさを意識したLAN構築など。 オフィスのネット環境を整えるなら。 office110には全国120,000件以上の実績にもとづく知識と技術があります。 皆さんの要望を元に、最適なネット環境(LAN設備)の構築をお手伝いします。
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長さを自由に決められる• 作るほど1本あたりの単価が安くなる PCショップに行くとを自作するためのケーブルや、が売られているので、それらを購入することで作ることができます。 作成手順さえ間違わなければさほど難しくはありません。 また、当サイトのテーマである「自分でLAN工事」を達成するためにはの自作は必須です。ケーブルを天井裏や壁の中に配線する上で、プラグのついたケーブルをそのまま通すよりケーブルだけを通して後からプラグ付けをする方が遥かに簡単だからです。 プラグが付いたケーブルは最初から長さが決まっていますので「これぐらいの長さで届くかな?」と思って用意したケーブルが短くて届かなかったり、逆に長すぎてやたらとケーブルが余っちゃった、なんていうことも十分考えられます。 ケーブルを配線して無事に通ったら適宜切断しプラグをつける。 こうすることで手間もコストも抑えることができます。 LANケーブルの自作は埋め込み配線の第一歩となります。 さて、LANケーブルと一口に言っても実はさまざまな種類があり、自作するにあたり材料を揃える時には注意が必要です。 作成手順をご紹介する前に概要をご説明します。• LANケーブルのカテゴリーとは• UTP・STPとは• 単線仕様・ヨリ線仕様とは• RJ-45プラグとは UTPケーブルの電気特性を表すグレードのこと。 広く一般的に使われているものとしてエンハンスドカテゴリー5(カテゴリー5e)、カテゴリー6などがあり、最近では10ギガビット(10Gbps)対応のエンハンスドカテゴリー6(カテゴリー6e)10Gbps)やカテゴリー7も入手することができます。 カテゴリー5 100Mbps(1秒間に100メガビット)までの通信に対応できるケーブル• カテゴリー5e(エンハンスドカテゴリー5) 1000Mbps(1Gbps)までの通信(1000Base-T)に対応できるケーブル。 現在のLANケーブルにおけるスタンダード。 伝送帯域100MHz• カテゴリー6 1000Mbpsまでの通信に対応できるケーブル。 カテゴリー5eが1000Base-Tまで対応できるのに対し、1000Base-TXまで対応可。 ケーブル内にセパレータ(十字介在)が入っているためカテゴリー5eと比較してケーブルが太く、曲げにくい。 伝送帯域はカテゴリー5eの2. 5倍、250MHz。 カテゴリー6e(エンハンスドカテゴリー6) 10Gbpsまでの通信に対応できるケーブル。 伝送帯域はカテゴリー6の2倍、500MHz。 カテゴリー7 10Gbpsまでの通信に完全対応したケーブル。 家庭内LANでは現段階では必要ないと言えるほどの高性能なもの。 伝送帯域は600MHz。 UTP Unshield Twisted Pairの略で導体の周りをシールドしていないLANケーブル。 青、緑、オレンジ、茶の4色プラスその4色に白ラインの入った4本の計8本の導体で構成される。 最も一般的なLANケーブルである。 STP Shield Twisted Pairの略でUTPとは逆、シールドが施されているLANケーブル。 シールドされているのでノイズに強いと言われているがやや高価。 内部の8本の導線の色はUTPと同じ。 単線仕様 導体が単線構造になっているもの。 導体が太いので電気抵抗が小さく通信性能は高い。 また、構造が単純なため安価。 ケーブル自体の腰が強く、取り回しや扱いが悪い。 ケーブルをきつく曲げて配線すると通信障害を起こすことがある。 プラグは単線仕様のRJ-45プラグにて整端する。 ヨリ線仕様 導体がヨリ線構造になっているもの。 ケーブルが柔らかく取り回しが良くて曲げに強いが、導体が細いため長尺には不利。 単線仕様に比べると通信性能は劣りやや高価。 比較的短い配線での使用に適しているので自作するよりプラグ付きの既製品を購入する方が安上がり。 プラグはヨリ線仕様のRJ-45プラグにて整端する。 LANケーブルで使用するプラグ名称のこと。 カテゴリー5、5eではプラグ付けにそれほど精度が要求されないので、1ピースのものが一般的で整端しやすいです。 カテゴリー6以上になるとヨリを解く部分をなるべく短くする必要があるので、がオススメです。 ちなみに電話線に使われているモジュラーケーブルについているものは「RJ-11」プラグといいます。 併せてプラグも単線仕様RJ-45プラグを用意するようにします。 逆に部屋の中で使うのが目的だったら「ヨリ線仕様」のLANケーブルがオススメです。 単線仕様LANケーブルでも使えなくはないのですが、部屋の中で使うケーブルはPCデスクや家具のうしろ側に押し込まれるなど、狭い場所で使うことが多いです。 硬くて曲げに弱い「単線仕様」LANケーブルより、柔らかく曲げに強い「ヨリ線仕様」LANケーブルのほうが向いています。 ただ、部屋の中で使う目的であれば定尺のケーブルを購入した方が手間いらずで安上がりなケースもあります。 目的に応じて自作してみてください。 話が長くなりました。 では実際にLANケーブルを作ってみましょう。 配線イメージは以下のとおりです。 1000Base-TXのクロスケーブルは配線が異なります。 ここからご紹介するのはカテゴリー5e(カテゴリー5も含む)UTPケーブルでのB配線でのLANケーブル作成方法です。 カテゴリー5STPケーブルやカテゴリー6を自作したい場合は以下の方法とは異なりますのでご注意ください。カテゴリー6ケーブルの自作方法は「」でご紹介しています。 その他の自作方法についてはサンワダイレクトのページで紹介されています。 プラグ取付前のLANケーブルです。 保護ブーツをつける場合は先にケーブルに通しておきます。 保護ブーツはプラグにあるツメの破損を防ぐ効果がありますが、必要というわけではありません。 任意で使ってください。 管理人は自作っぽさが薄らぐので積極的に使うようにしています。 カットする長さは5cmを目安にすると後の作業が楽です。 中の導線をキズつけないように丁寧に行います。 LANケーブル皮むき工具 LAN-TL9• カッターで被覆にスジをつけて、ケーブルを曲げてスジを広げるようにすると中の導線にダメージを与える心配がありません。 被覆がカットできたら取り除いて捨てましょう。 中の導線(ツイストペアケーブル)が見えるようになります。 導線の色(青、緑、オレンジ、茶)はLANケーブルの規格に定められているので、どのケーブルでも同じ配色となっています。 カットした部分の導線をチェックしてキズがついていないか確認します。 もしもキズがついていたらもう一度はじめからやり直しましょう。 ひねってある導線を横に広げて各色ごとに分けます。 さらに、ねじってある2本の導線を解いて1本ずつにバラバラにします。 指で簡単に解けます。 こんな風にバラバラにします。 波打っている導線を指の腹を使って真っ直ぐにします。 導線の根元を親指と人差し指で導線をつまんで、先端の方向にこする様に引っ張るとヨリが取れます。 結構硬いので何度かこすってヨリをしっかり取り除きましょう。 ご覧のように全部の導線についてヨリを取って真っ直ぐになるようにします。 導線を配線順に則り並べます。 B配線ですので左から の順です。 LANケーブルの向きによって切り口が上記2通りあります。 これを赤矢印で示したように直列に並べます。 市販されているLANケーブルのほとんどが青の導線と緑の導線が対角線に並んでいるので、緑の導線で挟むB配線の方が作りやすいということになります。 また、ケーブルの被覆を長めに切ったのは、導線のヨリを取る手順とこの並べ替える手順をやり易くするためです。 並べ替えができたら余分な導線はカットします。 根元から12~13mmぐらいのところをニッパーでカットしましょう。 カットできました。 RJ-45プラグを挿入します。 LANポートに差し込んだ時に引っかかるツメを向こう側にして差し込みます。 (画像上段) 左右から見て、導線がプラグの先まで届いているか、LANケーブルを固定するツメのところにケーブルの被覆が来ているか確認しましょう。 拡大画像に詳しい説明があります。 (画像中段) プラグが正しく差し込めたことが確認できたら、圧着ペンチで圧着をします。 圧着ペンチにプラグを奥まで確実に差し込んでしっかりとカシメます。 を使用すると間違いがありません。 プラグ先端の端子が中に押し込まれ、導体の被覆を突き破って接続されました。 また、プラグ根元にある抜け止め用のツメもしっかりと固定されているのがわかります。 改めて導体の配線順に間違いがないか確認しましょう。 最後に通しておいた保護ブーツをプラグ根元に装着して完成です。 保護ブーツはいろいろな色が販売されていますので、色分けをして識別しやすくすると便利かもしれません。 あるいは丸札やテプラのなどを使って行き先を表示するなどすればメンテ時に役に立ちます。 ケーブルが完成したら導通テストを行いましょう。 で確認、または実際にPCにつなげてみて通信できればOKです。 いかがですか。 とがあれば手軽にできてしまうのです。 これなら超~短いケーブルとかも思いのままに簡単に作れてしまいます。長いケーブルを長いまま束ねて使っているとノイズを拾う原因になるケースもあるようですから、適切な長さのケーブルでPCまわりをスッキリさせましょう。 道具があれば簡単ですのでぜひチャレンジしてみて下さい。 単線仕様LANケーブルはきつく曲げて使うと通信障害が発生する可能性が高くなりますので、曲げの部分はなるべく緩やかに曲げて使うようにしましょう。これは埋め込み配線、露出配線に関係なく共通して言えることですので注意してください。机の裏側の配線など、どうしても曲げがきつくなってしまうような配線の場合はヨリ線仕様ケーブルをお使いください。 カテゴリー6ケーブルを自作するなら、サンワサプライのLANケーブルを推奨します。 併せてカテゴリー6完全対応のRJ-45プラグを使うことで信頼性の高いカテゴリー6ケーブルが作成可能。 カテゴリー6ケーブル自作は精度を要求されますがこれらの製品を使うことでグッと難易度を落とすことができますのでカテ6ケーブル選びの参考にしてみて下さい。 サイトコンテンツ• 「どらあい」出張LAN工事事例• TSさま邸:横浜市鶴見区• Tさま邸:埼玉県さいたま市• Nさま邸:千葉県袖ケ浦市• Mさま邸:横浜市• Kさま邸:横浜市• ktさま邸:東京都内某所• KDさま邸:東京都内某所• nkさま邸:東京都品川区• Uさま邸:東京都渋谷区• ikeさま邸:神奈川県横浜市• yokoさま邸:神奈川県横浜市• nakaさま邸:神奈川県川崎市• kenjiさま邸:東京都豊島区• macchiさま邸:東京都北区• YGさま邸:神奈川県川崎市• 配線工事のノウハウ• 工具のノウハウ• 設定のノウハウ• 資材のノウハウ• コラム• 最近のどうでもいい話• リンク• その他•
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