2020年7月16日 エレンは操り人形か否か 久しぶりにエレンの心情が描写されています。 イェレナからジークの「安楽死計画」を持ちかけられたエレンは、フロックにジークの計画に乗るフリをすること、本当の目的は壁外人類を滅ぼすことを打ち明けていました。 エレンはヒストリアとも接触していました。 ヒストリアを巨人にして、ジークを食わせる計画があることを告げ、ヒストリアは自身が妊娠してそれをかわすことを提案しました。 そして今、エレンは壁の巨人を従え、ついに大陸を射程に収めます。 迎え撃つは世界連合艦隊。 世界中の大砲のほぼ全てが集結し、巨人達を迎え撃ちますが、巨人の敵ではありませんでした。 世界連合艦隊を沈めた壁の巨人は大陸に上陸し、ついに「地鳴らし」が発動します。 壁外人類はなすすべもなくおののくだけでした。 壁外人類を滅亡へと導く「地鳴らし」が始まった回がのタイトルが『人類の夜明け』とは。 エレンや壁内人類にとっては「夜明け」かもしれませんが、なんと凄惨な夜明けでしょう。 無音の世界と1巻との対比 諌山先生は構成が上手い漫画家さんと常々思っていましたが、今回は特に神がかっていました。 マンガにつきものの効果音が、今回は一切ありませんでした。 音がないことで、起こっていることの凄みが一層際立っています。 そして第1巻との対比。 整然と列をなして歩み来る巨人は、まるで壁のようです。 その「壁」の上から、エレン巨人が見下ろしています。 世界連合兵士は、思わず呟きます。 「…あれは」 「…あ……」 「…ヤツだ……」 「進撃の巨人だ」 場面は変わって、母親が巨人に食われるところを目撃したエレン視点になります。 「駆逐してやる」 「この世から」 「一匹残らず」 構成と、「駆逐してやる」と誓う人物は一話目と同じですが、その他全ての要素が反転しています。 一話目を読んだとき、誰がこの未来を予想したでしょう? 「どこからが始まりだろう」 「どこからが始まりだろう」 大陸に向かうエレンは、内省します。 目に浮かぶのは、「お帰りなさい、エレン」の場面、そして柵と豚、覗き込む若きグリシャ、ヒストリアの手に口付けるエレン。 柵と豚は、始祖ユミルが濡れ衣を着せられた豚脱走事件を示唆しているのでしょうか? 確かにこの事件がきっかけで巨人化能力を手に入れたので、そもそもの始まりともいえるでしょう。 覗き込むグリシャに関しては、こんなシーンはありましたっけ? 服装から見て、30巻第120話『刹那』で幼いエレンを抱き上げて泣かれて困っている顔のようですね。 もしくは、情熱大陸で明かされた「最終コマ」の赤ちゃんを抱いている男性がグリシャなら、このシーンなのかもしれません。 諌山先生ともあろう方が、こんな重要な場面でどのシーンかすぐには分からないコマを持ってくるとは思えないので、何かしらの意味があるシーンだと思われます。 「お前、胸張って生きろよ」 地鳴らしを行うことを告げるエレンに、ヒストリアは蒼白な顔で訴えます。 「エレン…、あなたを…何としても止めないと、二度と…胸を張って生きていくことができない」 ウトガルド城で巨人に変化する前、ユミルはヒストリアに「お前、胸張って生きろよ」と言いました。 ヒストリアの心には今もユミルが生きていて、ユミルの言葉を指針にして生きているのだと感じました。 エレンの守りたいもの トルコ帽の少年の暮らす難民キャンプ(?)の前で、エレンは涙を流していました。 私はこの後トルコ帽の少年に不幸が起こり、それもきっかけの一つとなってエレンが暴走した、と考察していたのですが、違ったようですね。 おそらくエレンは、「この少年をも自分は踏み潰すだろう」と思って涙を流していたのだと思います。 今までは「壁外人類」と一括りで顔を持たない漠然とした存在だった存在が、個々の顔を持った知り合いになってしまった。 壁の中も外も同じ人間だと実感した瞬間なのだと思います。 それでもエレンは、「地鳴らし」を選びました。 それは、104期生をはじめとした壁内人類を守るため。 世界連合艦隊を前に、エレンは守りたい人たちを思い起こします。 18巻第72話『奪還作戦の夜』のシガンシナ区奪還作戦の前夜と思われる光景には、ミカサにサシャ、アルミン、コニー、ジャン、マルロら104期生の他に、エルヴィン団長、リヴァイ兵士長、ハンジさん、そしてフロックの姿もありました。 実際の席順とは異なっているのでエレンの心象風景と思われますが、正直言ってフロックもいたのには驚きました。 エレンはフロックも仲間認定しているんですね。 ジークの計画に乗るフリをしている、と、本心も語っていますし、信頼していたんですね。 そしてジークも。 アッカーマンの習性について相談し、「その子はお前が好きなだけだ」と言われたエレン。 ジークはエレンをちょっとからかうような表情をしています。 この吊られた女性は、かつて人間であった頃のアルティミシアでしょう。 魔女に精神を乗っ取られてしまっていることを示唆しています。 最終形態のエレン巨人の姿に、何か違和感を感じませんか? 上半身はエレンゲリオン、下半身は、レイス巨人のような超・超大型巨人。 上半身と下半身の大きさが釣り合っておらず、まるで2体の巨人が繋がっているようです。 そしてエレンゲリオンの腕は、下半身の巨人の突起から出ている糸のようなもので、繋がれています。 まるで操り人形のように。 「どこからが始まりだろう」 エレンは回想します。 すべてが最初から決まっていたとしても すべてはオレが望んだこと すべては… この先にある エレン自身も、未来を見たことが自分の行動に影響を与えていることを自覚しています。 しかし、「オレが望んだこと」と思い込んでいるだけで、実際には「未来あるいは過去の進撃の巨人の継承者」もしくは「始祖ユミル」の思想に操られているのではないでしょうか? ともあれ、「地鳴らし」はすでに発動されてしまいました。 壁外人類には、もはや「地鳴らし」を止めるすべはありません。 ミカサ達がエレンを止めに行くまでに、どれだけの人間が踏み潰されることでしょう。 物語的には、エレンこそが「駆逐」されなければ終わらないところまで来てしまいました。 エレンは、自分がいなくなっても残ったみんなが幸せに生きられれば良い、と思っているようですが、自分たちのためにこれだけの惨事が引き起こされて、残されたものが幸せに生きられるとエレンは考えているのでしょうか? ヒストリアに言ったように、記憶操作をするから問題ないと考えているのでしょうか? 31巻第123話『島の悪魔』でエレンがミカサに「オレは…お前の何だ?」と問いかけた時、ミカサが恋心を告白していたら、エレンの選択は変わっていたのでしょうか? クルーガーは言いました。 「人を愛せ」 「それができなければ繰り返すだけ」 エレンは異性への愛を成就できなかったため、憎悪を繰り返しているだけなのでしょうか? エレンが愛を得れば、憎悪の連鎖を止めることができるのでしょうか?.
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あくまで仮定の話です)• マーレ軍にエレンの巨人の力を奪われてしまう (この場合、主人公が死亡したことによる急激な変化で物語自体が破綻してしまう可能性が出てきます。 幼少期から今まで話の軸となってきたエレンのポジションに、新しく主人公を置き換えるとしたら本末転倒ではないでしょうか?)• マーレ軍による殲滅戦 (エレン(始祖の巨人)という脅威がなくなるわけですから、敵対するものは殲滅されると考えられます。 こうなってしまった場合、中途半端に話が終わってしまう可能性があります・・・)• マーレ軍による支配 (支配されることで平和になると言えば聞こえはいいですが・・・そうなってしまった場合、エレン達が何のために戦っていたのか意味がなくなってしまいます。 ) 上記に書いた通り、エレンが死んだ場合に考えられるのは、どれも最終的にマーレ軍が支配する世界が待っているという事になります。 それだと物語が破綻してしまい、強制的に終わりを迎えてしまうと思うので、エレンが死亡するという可能性は極めて低いと個人的に判断しました。 ジークを捕食する可能性 (ジークが叫ぼうと息を吸った後のシーンで、エレンが手を伸ばしているシーンがあります。 この場面を見る限り、エレンはジークが叫ぼうとするのを止めようと、手を伸ばしたのではないでしょうか? 個人的な意見ですが、エレンはジークが叫ぶのは本意ではなく、本当の狙いは捕食し自分の力にする事で制御しようと考えているのではないかと思います。 この場合、極めて可能性は低いですが逆の可能性もあります) エレンが生きていた場合に考えられるのは、ジークとの接触が目的だったので 地鳴らしを発動するか、捕食するかの二択になってしまいました。 を読んでいただければ エレンが生存している可能性の高さが分かると思います。 このことから、目的は最初と変わらず、エレンがジークと接触する可能性が非常に高いと思います。 進撃の巨人 次回最新話【120話】の予想 エレンが死んだ場合と生きていた場合について考察してみました。 生きていた場合のほうが可能性は高く有力だと思いましたよね? このことを踏まえて、次回最新話【120話】の予想をしていきたいと思います。 エレンの本当の目的は? エレンが生きている場合でも書いたように、当初からの目的は接触することであって 初めから目的自体は変わっていないんじゃないかと思いました。 しかし、ジークが叫ぼうとした時のエレンの手を伸ばした行動だけが気になってしまい 接触する理由が変わりつつあるのかな?と感じました。 このことから、エレンの目的はジークと接触し地鳴らしを行ったうえで 本意ではない叫びを行ったジークを捕食することで 獣の巨人の力を制御するということなのではないかと思いました。 なので、ファルコが巨人の力をすぐに制御できた場合、ガビを無理やりにでも連れて戦闘から離脱するのではないかと思います。 ライナーはどうなる? ライナーはエレンを止めようと必死になって手を伸ばしますが、 ジャンとコニーが放った雷槍によって阻止されてしまいます。 そんなライナーですが、あくまでもエレンに固執しているように思うため、幾度となく戦士として立ち向かうのではないでしょうか? 進撃の巨人の最新巻が読みたい!! 進撃の巨人 次回最新話120 話 の 考察と予想でした! ここまで読むと• 「文字だけじゃ物足りないよ!!!」• ジークの計画はどうなるか、エレンは復活できるのかどうか、これからの展開が楽しみです。 進撃の巨人 次回最新話【120話】の考察と予想をしてみた感想! 敵対心・復讐心・憎悪・心配・決意などたくさんの感情と思惑がエレンに向いているのが分かりました・・・ この周りからの感情は今、エレンに集まっているわけで、それを一人で抱え込み解決に導こうとエレンは行動しているように思えました。 ただ、そうなると幼少期からの付き合いであるミカサとアルミンのことはどうなるのでしょう・・・ エレンは嘘をついてまで突き放すことで、この二人を守りたかったということでしょうか? まだまだ、明かされていない感情や行動理由などが気になっています。 次回はどのようにして、ストーリーが進んでいくのか? 楽しみです!! (あくまでも個人的な考察と予想ですのでご理解いただけるとありがたいです) 進撃の巨人120話の発売日はいつ? 進撃の巨人120話の発売日は8月9日です!!! 待ちきれませんよね… 待っている時間がもったいないので無料で全話みれる進撃の巨人アニメを楽しんじゃいましょう! まとめ 進撃の巨人 次回最新話【120話】の考察と予想をご紹介いたしました! ここが最終決戦!! 少し前までは 【漫画村】などで漫画が無料で読めましたが今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなってしまっています。
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エレンとジークが接触。 座標に到着。 ジークはエレンの真意を試し、エレンがウソをついていることを見抜く。 始祖ユミルが、不自由な存在であったことが判明する。 ジークが始祖の力を手にする。 ジークはエレンを連れて、父グリシャの記憶の旅に向かう。 想像していたものとは異なるグリシャの姿を見て、ジークの心が揺れ動き始める。 今回も気になる点がいくつかありました。 なので具体的に書いていきたいと思います。 【目次】• ヒストリアの服装が、密会時と同じ? 120話の記憶のヒストリアの服装は、108話のものと似ている。 もし一緒なら、ヒストリアと会ったのはやはりエレンということになりそうですね。 で、その服装は108話のものと似ています。 もし同じ服装だったら。 「ヒストリアと密会していたのはエレン」という考察が成り立ちます。 あくまでローグの想像のシーンですが、そこに出てくるフードかぶった後ろ姿はやはりエレンではないかということですね。 コレ、始祖ユミルさん(ユミル・フリッツ)と似ているような。 もしそうなら、誰の記憶? 意外とエレン自身という可能性もあるのかなぁ。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh 小さいのでハッキリとは言えませんが、服装は始祖ユミルと似ていますね。 でも髪の毛の色は違いますね。 髪の毛の色を考慮すると、ユミル 104期 の方が近いですかね。 でも根拠薄さはこのときと変わりないし、そういえばアニメには「いってらっしゃい、エレン」のシーンはなかったのですね。 忘れていました。 なので「いってらっしゃい、エレン」からは、離れてしまった方が良いのかもしれません。 この少年、誰? 120話の記憶シーンは、一旦これで最後(まあ他にも若干気になるのはあるのですが)。 この少年、誰なんだろう。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh ちょっと見返してみたのですが、やはりよく分かりませんでした。 服装がちょっと特徴的でしょうか。 帽子と合わせてみると何かの制服?民族衣装なのかなぁ。 始祖ユミルという不自由の象徴 始祖ユミルのボロボロの手と足に「ずっと…ここに…一人で」というエレンの言葉。 始祖ユミルこそが「不自由の象徴」だとよく分かるシーン。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh ここは以前から申し上げていたポイントですね。 「自由」「使命」「奴隷」みたいなところは、全て進撃の巨人の核となるキーワードで、全て密接に繋がっていると私は考えています。 ユミルが自由になれば、巨人を作る者はいなくなる 「意志を持たぬ奴隷」は、この物語では「使命という呪いをずっと背負い続けている人間」ということになると思う。 もしそうならやはり、始祖ユミルを使命から解放すれば、自動的にユミルの民は巨人化しない民族になるのでは。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh 「奴隷」という言葉は、エレンがミカサをディスったときにも登場します。 「進撃の巨人」112話より このときのエレンの言葉にどこまでの本音をみるかという問題もありますが、ここでエレンはミカサに「本来のミカサ自身は、9歳で消えてしまった」と言っていますね。 つまりミカサは少女のときから、アッカーマンの使命を背負続けていることになります。 なのでここからも「意志を持たぬ奴隷」というのは、幼いころからすでに「使命という呪いをずっと背負わされ続けている不自由な人間」という意味合いをもつのではと私は思うワケです。 ちなみに、エレンが112話で奴隷とともに口にしている「家畜」という言葉は、1話にも登場しますね。 壁の中のユミルの民たちを、エレンは家畜だと言います。 つまりエレンは、幼いころから今と同じベクトルの世界観を持っていると言えるかと思います。 「進撃の巨人」1話より クサヴァーの言うとおり、ユミルの民はどこにどれだけいようと始祖の巨人の体の一部のようなものです。 ということは、始祖ユミルが自由になることイコール、ユミルの民が自由になるということなのではないでしょうか。 始祖ユミルは座標で一人、巨人を作り続けています。 果てしない時間を費やして。 奴隷のように。 「進撃の巨人」120話より ということは、ユミルが自由になれば巨人を作る者はいなくなるワケです。 つまりユミルが自由になることイコール、巨人はこの世から消えるということなのではないでしょうか。 ジークの不自由 (個人的に)120話で一番のポイント。 ジークは始祖の力を手にした。 だからエレンなしで「安楽死計画」を成就できる。 しかしそれでもエレンにこだわるのは、グリシャの存在があるから。 ジークのグリシャへの執着がよく分かる場面。 短くまとめられないので、記事にしたい。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh 勢いよく「個人的に一番のポイント」と言いましたが、いざ詳しく書こうとすると難しいですね。 言いたかったのは、ジークにとっては「安楽死計画」よりも、そして弟エレンへの愛情よりも、ダントツに親への執着が強いということです。 そこが揺らぐと、今のジークが根本から揺らぐというか。 そしてそういう危機感を潜在意識の中で抱えているからこそ、ジークはここまでグリシャに執着するのだろうなと思ったのです。 でもいざホントにそうかと問われると、まだ根拠が薄い気もしますね。 なので、ここは一旦保留にさせてください。 グリシャの記憶の旅で明らかになる、クルーガーの「人を愛せ」 グリシャの記憶の旅は、「グリシャもまた哀れな被害者だった」ということにジークが気づき、許す旅。 「クルーガーがグリシャに言った『壁の中で人を愛せ』はこういうことだったのか」という展開になると思う。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh ガビが言うように、進撃の巨人の歴史は「同じ悲劇を繰り返している」というものです。 「進撃の巨人」118話より つまりジークが「哀れな被害者」であるのなら、グリシャもまた哀れな被害者であったということになります。 こうした悲劇のループを止めるためには、人を愛することが必要だとクルーガーはグリシャに説きました。 その意味が、今回のグリシャの記憶の旅で明らかになるのだと思います。 ですが私は何気に、妻カルラの存在もとても大きかったのではないかと思っている次第です。 オマエの予想はどうなった? 神経網テクも、「エレンとジークの手が触れて始祖始動」の予想もハズれましたね。 実際は、エレンの頭とジークの手が触れた形になりました。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh ジークmeetsグリシャ(の記憶)の予想は当たりましたね。 でも、座標のシーンとかこういう形での展開は予想できていませんでした。 — 「進撃の巨人」の謎が分かった edonopoh 自己採点としては、合格点を上げて良いのではと思います。 大枠としては当たっていますしね。 いやでも、主導権をジークが持つというところはハズレですね。 そしてここ、結構大事なところですね。 まあでも、ここの予想は無理じゃないかな。 できたのかな。 と、自分に甘めで恐縮ですがw edonopoh.
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