「こむら返り」とは、本来「ふくらはぎがつる」事を指します。 しかし当サイトでは、 この意味を意識せずに「こむら返り、足がつる」という表現を使っていますので、同じ意味だと考えてください。 また、ふくらはぎのつりも、その他の部分 足裏など のつりも、原因・予防などは基本同じと考えて問題ありません。 スポンサーリンク 「こむら返り」と「肉離れ」の違いとは? 「こむら返り」と「肉離れ」、 これは非常に混同しやすい症状ですが、 怪我の種類としては全く別物ですので、きちんと認識して対処する必要性があります。 ではまず、「肉離れ」とはどのような怪我なのでしょうか。 結論から言えば、 「肉離れ」とは、 筋肉の部分断裂、もしくは完全断裂を起こした状態 ということになります。 こむら返りが 「ふくらはぎ付近の筋肉の異常収縮・痙攣」なのに対し、肉離れは 筋肉が「断裂」している状態ですので、症状としては、より重症です。 「肉離れ」が起きた瞬間は、「プツン」とか「ブチ!」という嫌な音が聞こる事もあるくらいですので、怪我した本人としては「こむら返りとの違い」は分かると思います。 ただし、 軽微な「肉離れ」の場合は「こむら返り」との区別がつけにくい事があります。 この場合、 こむら返りだと思ってストレッチをすると、かえって断裂を悪化させてしまうというケースもあります。 そのため「こむら返りかな?」と思っても、くれぐれも素人判断をせずに、痛みが治まるまでは安静にしているというのが重要です。 ちなみに、肉離れの場合はなかなか痛みが引きませんので、長期間痛みが続くようであれば、肉離れを疑いましょう。 ではここから、 「肉離れの原因・治療」について説明していきます。 こむら返りの原因・対処法はこちらをご覧下さい。 >> スポンサーリンク 肉離れを起こす原因とは? 肉離れを起こしやすい部位は、ふくらはぎが圧倒的に多いとされています。 その理由はふくらはぎが「最もよく動く筋肉」だからです。 ふくらはぎの筋肉は、• 歩くとき• 走るとき• ジャンプするとき• 立っているとき• 座っているとき いずれの場合であっても、関節に合わせて柔軟に動く、とても重要な筋肉組織ですが、 それ故に負荷が高まり、断裂の可能性が高まります。 また、激しい運動中に「急激な圧力」が加わる事でも切れやすくなります。 なお、筋肉は 温めると柔らかくなり、冷えると硬くなるという性質があります。 したがって 血流量が低下すると、ふくらはぎが冷えて硬直してしまい、切れやすくなります。 これらの事から、 「肉離れを起こす主な原因」としては以下2つが考えられます。 更年期以降の様々な老化現象• 運動不足• では最後に、 「肉離れの対処法」について説明明しましょう。 スポンサーリンク 肉離れを起こした時の対処法 肉離れは 明らかな怪我です。 そのため、 速やかに適切な治療を受けることが何よりも重要です。 応急処置としては テーピングなどで固定し、 断裂がそれ以上広がらないようにする事です。 その後は整形外科でレントゲンを撮り、怪我の具合を正確に判断し、以下の治療を行います。
次の
こむら返りに似た症状をきたす疾患として、肉離れがあります。 肉離れも大変な痛みを伴う症状ではありますが、こむら返りとはまったく違うものですので注意が必要です。 いきなり筋肉に緊張を与えることにより発生し、稀に痛みがないこともありますが、ほとんどが激しい痛みを伴います。 いったん肉離れが起こると運動は出来ないどころか、歩くのも困難な状態になります。 軽度の肉離れでも運動を再開できるまで回復するのには数日から数週間かかり、重症の場合は何ヶ月もかかってしまいます。 仮に早い段階で歩けるようになったとしても、何事もなく走ったり跳んだりするまでには、さらに多くの時間が必要とされます。 出血を起こしている状態で温めたり、マッサージを行うなどは厳禁です。 肉離れはいきなり起こることも当然ありますが、こむら返りを繰り返すことで発展して起こることもあります。 足の同じ場所を何回もつることで癖になってしまい、しまいには筋肉が損傷して、肉離れになってしまうためです。 こうならないために急激な運動は控え、入念なウォーミングアップとクールダウンを行うようにしましょう。 心筋梗塞や脳梗塞?!こむら返りに潜む!危険な疾患 最近、足を頻繁につるようになったという方はいらっしゃいますか?単なるこむら返りといって、あなどってはいけません。 命にかかわる病気が潜んでいるかもしれません。 よって、もともと血管にダメージがある人におこります。 つまり、全身の血管が傷んでいる可能があるので、足の血管も例外ではなく傷んでおり、血流が悪くなってしまうというわけです。 足の血流が悪くなると、足がつったような症状がみられることがあります。 脳梗塞の場合には、足や手が動かせなくなる麻痺の症状を伴うことが多いです。 進行すると足を切断しなくてはならなくなる非常に怖い病気です。 特徴としては、一定の距離を歩くとふくらはぎがつり、歩くのが困難になることが多いです。 また、こむら返りが頻繁に起きるだけでなく、片足の筋肉だけがやせている、左右の足の皮膚の温度がことなる、足の爪の伸び方が左右で違うなどということがありましたら、閉塞性動脈硬化症の可能性が高いので、血管外科を受診しましょう。 腎臓がうまく働かなくなった腎不全では、腎での電解質の吸収、排泄の機能がうまくいかなくなり、血液の電解質の割合が狂ってしまいます。 このため、こむら返りがおこることがあるのです。 これらの病気でこむら返りが起こることは、まれだと言われています。 しかし、見逃すと命に関わるのできちんと鑑別をする必要があります。 足がつった!!こむら返りの症状などの基礎知識 ここではこむら返りの、基本的なことについてまとめてみました。 原因などを理解して、なるべく起こさないような生活を心がけましょう。 【症状】 いわゆる足がつるということです。 ぴりぴりとした激痛があり、力が入らなくなります。 ・病気なの? こむら返りは、誰でも一度は経験する症状です。 病気との関係はほとんどない、と言っていいです。 しかし、頻繁に繰り返すという場合は、まれに閉塞性動脈硬化症や心筋梗塞などの危険な病気が潜んでいる可能性があるので、注意が必要です。 ・名前の由来 こむらとは「ふくらはぎ」の意味です。 ふくらはぎにもっともおこりやすいので、この名前がついています。 【原因】 足の筋肉の異常収縮によっておこります。 主な原因は以下のようなものがあります。 ・過度の運動(筋肉の疲労) ・電解質の異常 ・脱水 ・運動不足 【おこりやすい状況】 ・運動中(水泳、マラソンが多い) ・睡眠中 就寝中に起こるものは、一度起こると繰り返し起こりやすくなる傾向がありますので注意が必要です。 【おこりやすい人】 ・高齢化とともに起こりやすくなる ・男性よりも女性のほうが起こりやすい ・妊婦さん 妊娠中では、カルシウムなどの電解質を赤ちゃんの成長に使うため、お母さんの血液中の電解質が不足してしまいます。 また、運動不足になりやすいことも一因となっています。 【どの診療科にかかればよいのか?】 あまりにも足がよくつり、そして痛みが取れないという場合は整形外科を訪ねてみるのがいいと思います。 整形外科専門医の中でもこむら返りに関して詳しい方もいらっしゃるので、そういった先生がいる病院を訪れるのが最初の段階でしょう。 妊娠している時によく足がつるという方もいると思いますが、そういった妊婦さんは産婦人科を受診しましょう。 もし何らかの内臓疾患などを患っている可能性があると感じる方や、こむら返りだけではなく身体の調子自体もおかしいという方は、内科を訪れてみましょう。 足をつってしまう本当の原因がわかるかもしれません。 こむら返りは多くの場合、ストレッチやマッサージで改善します。 慌てずに対応することが大切です。 中高年は注意!アキレス腱断裂の前兆、アキレス腱炎 健康志向の高い人は、中高年になってから運動を始める人もいます。 運動は最初は筋肉痛などが起こってしんどいこともありますが、慣れてくると爽快感もあって、ついやりすぎてしまうこともあります。 中高年によく見られる運動障害 運動をするときに重要な役割をするのが足首の後ろに確認できるアキレス腱です。 腱は筋肉の動きを骨に伝えてくれるため体を動かすためには必要不可欠です。 中でもアキレス腱は腱の中で最も太い腱で、ちょっとした運動でも負担がかかりやすい部分です。 そのアキレス腱がさけてしまうのが、アキレス腱断裂という中高年によく見られる運動障害です。 アキレス腱断裂の前兆!? 若い人がアキレス腱を断裂するときは運動のし過ぎや腱に無理をかけすぎて断裂を起こすことが多いです。 これに対して中高年のアキレス腱断裂はアキレス腱自体の老化が主な原因になります。 アキレス腱の老化とはアキレス腱の柔軟性がなくなりかたくなってしまうことで、この状態で負荷がかかると断裂を起こします。 この断裂を起こす前には、実は前兆と言える症状がよくみられます。 それがアキレス腱炎の症状です。 前兆のアキレス腱炎って? アキレス腱炎はアキレス腱の組織にたくさん小さな傷ができてしまい炎症を起こすものです。 アキレス腱に炎症が起こるとふくらはぎからかかとのあたりにかけて痛みが生じたり、腫れが生じたりします。 多くの人はこれを打撲か何かだと考えてしまい、湿布で済ましてしまうことが多いですが、その時にはすでにアキレス腱が断裂しやすい状態になっていることがあります。 中高年の運動は健康のためには良いですが、常に若い頃とは違う体だという意識を持つことが必要です。 少し足を痛めたななどと思ったらしっかりと体を休ませるようにしましょう。 アキレス腱炎の治療法 保存療法が有効です!アキレス腱への負担を軽減させよう 普通に歩いたり、走ったりしていてアキレス腱に痛みを生ずる場合は、アキレス腱炎を疑ったほうが良いでしょう。 このアキレス腱炎ですが、どのような検査・診断を経て、治療が行われるのか具体的に紹介します。 アキレス腱炎の検査・診断について アキレス腱炎と疑われる場合には、まずX線検査を受ける場合があります。 これによって石灰沈着など何かアキレス腱炎のサインがないかどうか見ていきますが、X線検査でなかなかはっきり診断できない場合もあります。 その場合はMRIや超音波検査を用います。 MRIを用いると、腱が炎症を起こして膨らんでいることが一目瞭然となり、変性の程度などの詳細な診断が可能となります。 アキレス腱炎の治療方法 アキレス腱炎だと確定診断を受けた場合はどのような治療方法があるのでしょうか。 原則としては、保存療法がもっともアキレス腱炎には有効とされています。 痛みが強い場合には、運動を控えて炎症を起こしている部分を安静に保つことが重要です。 その際に、炎症を抑えるため、シップや消炎鎮痛剤を用いるのもよいでしょう。 かかとが高くなっている靴を履くと、アキレス腱への負担が軽減され、痛みも和らぎます。 また、偏平足の人は足底挿板を用いることでアキレス腱への負荷を軽減することができます。 スポーツ選手のアキレス腱炎の治療方法 スポーツ選手のように、早期の回復が求められる場合には、炎症を起こしている部分に対して注射を打つ場合があります。 しかし、こうした注射は腱の変性や断裂のリスクを伴うので、慎重に判断されなければなりません。 また、慢性的にアキレス腱炎になってしまい再発を繰り返す場合には、手術的にアキレス腱を再建するという方法もあります。 アキレス腱炎かどうかは、しっかり病院で見てもらって、安静するのが一番基本ですね。 スポーツ障害で多い!アキレス腱を断裂するとどうなる? 足は体全体の体重を支える場所で、体が動いたときの衝撃を吸収する場所でもあります。 中でもアキレス腱は足首を動かすのに欠かすことができないものです。 まず、アキレス腱って? アキレス腱はふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋という筋肉が足首部分で束になってアキレス腱となり、かかとの骨である踵骨に付着しているものです。 足首をまたいでいるものですから、足首の動きに非常に大きく関係しており、激しく動くスポーツなどでは負担がかかりやすい場所です。 特にかかとを上げる、つま先立ちをする、ダッシュ、ジャンプといった運動をするときに必要なのがこのアキレス腱ですので、多くのスポーツで重要な役割を果たしていると言えます。 アキレス腱断裂 アキレス腱断裂とは、その名前の通りこのアキレス腱が断裂してしまうことです。 このアキレス腱断裂の瞬間は様々な言葉で表現されますが、「ふくらはぎをバットでたたかれた感じ」、「何かが破裂したような音がした」、「ボールが当たったような衝撃」といったことが言われます。 ときに鈍い音が自覚されることがあります。 アキレス腱断裂をしたとき アキレス腱断裂は多くの場合、激しいスポーツを行っているときに起こります。 無理な体勢を強いられたときや、体重増加で腱への負担が増えたとき、特に加齢によって筋肉量が低下しているときに起こりやすいです。 アキレス腱が切れるとその足に体重をかけることができませんので、転倒したり、しゃがみこんだりしてしまいます。 時間が経過すると歩けるようになることもありますが、それでもつま先立ちは出来なくなるのが特徴です。 アキレス腱断裂は前十字靭帯断裂と並んで、スポーツにおける障害の中では最も重症度の高いケガです。 Photo by:.
次の
はスポーツのひとつで、筋肉が部分断裂または完全断裂することをいいます。 下肢の筋肉に起こることが多く、急なダッシュやジャンプをしたときに発症しやすい怪我です。 今回は順天堂大学医学部整形外科学講座の講師であり、サッカークラブのチームドクターを務める齋田良知先生に肉離れの症状や、肉離れと間違いやすい場合についてお話を伺いました。 肉離れとは とは、筋肉が引き伸ばされると同時に収縮するときに起こる筋肉の断裂です。 部分的に断裂することが多いですが、まれに筋肉が完全に断裂してしまうこともあります。 たとえば、ダッシュをしようとするときハムストリングス(太ももの裏の筋肉)はぎゅっと収縮しますが、ここから走り出して膝を伸ばす動きをすると、収縮している筋肉は無理やり引っ張られる状態になります。 このときに、収縮する筋力が引っ張られる筋力に負けることで肉離れが起こります。 肉離れが起きやすい部位 は筋肉であればどこにでも起こり得ますが、特にハムストリングス(太ももの裏の筋肉)や大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)に起こることが多いです。 サッカーでは内転筋(太ももの内側の筋肉)にもよくみられます。 また、まれではありますが上肢や腹筋に肉離れが起こることもあります。 肉離れが起きやすい場面 は急なダッシュやジャンプをしたときに発症することが多く、このような動きを伴うスポーツであればどのようなスポーツであっても発症する可能性があります。 肉離れになりやすい状態は? 筋肉が硬くなっているときにはに注意が必要です。 筋肉が硬いと、引っ張られた力に対して筋肉が縮もうとする力が強い状態にあります。 このとき筋肉が伸びないため、筋肉が破断して肉離れを発症してしまうのです。 肉離れの症状 受傷時の症状 を発症したときには「ぶちっ」「ばちっ」という断裂音を自身で感じることがあり、痛みを伴うことが多いです。 肉離れの痛み 肉離れによる痛みには主に以下の3つがあります。 伸ばしたときの痛み(ストレッチ痛)• 押したときの痛み(圧痛)• 力を入れたときの痛み 痛みの度合いは、肉離れの重症度によって異なります。 筋肉が完全断裂しているような重症な肉離れでは、安静にしていても痛みを感じることがあります。 外見上の変化 肉離れでは患部に外見上の変化がみられることがあります。 腫れやへこみ、また内出血を起こしている場合には青くなる症状がみられることもあります。 肉離れの検査と診断 の診断や重症度判定の際には、MRI(磁気を使い、体の断面を写す検査)やエコー(超音波検査)などの画像検査を行います。 MRIでは筋肉が損傷している部分を確認することができます。 同じ肉離れであっても損傷している部分によっては重症な肉離れであると診断されます。 たとえば、羽状筋(うじょうきん:鳥の羽のように筋繊維が斜めになっている筋肉)に肉離れが起きている場合には重症な肉離れであると判断します。 また、筋肉内にある筋内腱という部分に生じる肉離れも重症であると判断されます。 エコーでは肉離れによる出血の有無や出血量を確認します。 肉離れと間違いやすいものは?見分けるポイントは? こむら返り と間違いやすいものには、(足がつること)が挙げられます。 特にふくらはぎに起きた場合には見分けが難しいことがあります。 肉離れとこむら返りを見分けるときには、まず発症時の状況を確認します。 こむら返りは疲労や電解質不足で起こることが多く、発症時に筋肉がけいれんすることが特徴です。 そのため、痛みを感じたときに筋肉のけいれんを感じた場合にはこむら返りである可能性が高いです。 また、こむら返りの場合には筋肉が収縮した状態になるため、しばらくは力が入ったまま力を抜くことができません。 しかし、肉離れの場合には筋肉が損傷しているため、通常は筋肉に力が入らなくなります。 これらの違いをもとに、肉離れとこむら返りの鑑別を行います。 筋膜炎 筋膜炎(筋肉の膜に炎症が起こること)も肉離れとの見分けが難しいことがあります。 しかし、ほとんどの場合MRI検査で筋肉の状態を確認することで鑑別が可能です。 筋挫傷 筋挫傷は何かにぶつかったときなどに筋肉が損傷する怪我で、肉離れと似たような症状がみられます。 しかし、筋挫傷の場合は外からの強い衝撃が加わることで発症するという明らかな受傷機転があります。 そのため、患者さんから受傷時の状況を聞き取ることで鑑別を行います。 肉離れになったときの対処法 を疑う怪我を発症した場合には、ただちに応急処置を行いましょう。 応急処置の方法はPOLICE(ポリス)=Protection(保護)Optimal Loading(適切な負荷)Ice(冷却)Compression(圧迫)Elevation(挙上)が基本です(詳細は記事2をご覧ください)。 特に、内出血の拡大を防ぐために受傷直後のアイシングが重要です。 出血が拡大することで患部以外にも血腫(血の塊)が増えます。 すると、血液が体内に吸収されるのに時間がかかるため、結果的に治療期間が長引く原因となります。 ただし、過剰なアイシングには注意が必要です。 血液には血小板という組織を修復する作用を持つ細胞が含まれています。 患部を冷やしすぎると血流が滞り、損傷した部分に血小板が不足します。 そのため、一定間隔でアイシングを中断して患部に血流を戻すことも重要です。 肉離れを起こしたら、スポーツ再開はいつから? 痛みが完全に消失してから 先ほど、による痛みには「伸ばしたときの痛み」「押したときの痛み」「力を入れたときの痛み」の3つがあるとお話ししました。 これらの痛みのうち、肉離れが治っていくにつれて「伸ばしたときの痛み」と「力を入れたときの痛み」がはじめに消えていきます。 たとえば、ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の肉離れの場合、肉離れを起こした足を伸ばしてみて、正常な側の足と同じ高さまで痛みを感じずに挙げることができるかを確認します。 このときのストレッチ痛なく足を挙げることができ、さらに力を入れてみても痛みを感じなければ、まずは軽いウォーキングや、階段の上り下りなどから始めてみてください。 ストレッチ痛がなくなったからといっていきなり運動を再開してしまうと、肉離れを再発する危険性があります。 そのため、ウォーキングなどの日常生活動作に不安がなくなってから、ジョギングなどの軽い運動を行うようにしましょう。 患部を押したときの圧痛は最後まで残ることがほとんどです。 押したときの痛みも完全に消失してからスポーツに復帰するようにしていただきたいと思います。 再発防止のためには復帰前に筋力の回復も また、肉離れを起こしたあと筋肉を使わない状態が続くと、受傷前よりも筋肉が細くなってしまいます。 筋力が回復していない状態でスポーツを再開すると、再び肉離れを発症する恐れがあります。 そのため、受傷部分の筋力をしっかりと回復させてから復帰するようにしましょう。 大腿周囲径や下腿周囲径を計測し、これらがもとの太さに戻ってからスポーツを再開することをおすすめします。 順天堂大学医学部付属順天堂医院 整形外科・スポーツ診療科.
次の