この記事の目次• いじらしいについて 「いじらしい」という言葉は、褒め言葉ではありませんが「いじらしい女性」に対して可愛いと思う男性は少なくありません。 男性が魅力を感じているいじらしいとは何か、意味や例文、類義語について見ていきましょう。 いじらしいとは? 皆さんはいじらしい人と聞いてどんな人を思い浮かべますか?いじらしいという言葉を辞典で調べてみると、下記のような意味があります。 いじらしい【可憐しい】の意味 幼い子供や弱い者などの振る舞いが、何ともあわれで同情したくなる感じである。 けなげでかわいそうなさま。 また、可憐 かれん なさま。 参照: 例えば、仕事場で誰かに助けを求めるわけでもなく、一人で一生懸命に取り組んでいる姿を見た時に「いじらしい」と感じる気持ちのことです。 いじらしい女性はモテ要素の1つとも言われています。 いじらしいという言葉は基本的には女性や子供、動物など弱いものに対して使われます。 大人に対して使う場合は、女性側に使う事はあっても男性側に対して使う事は稀です。 このような性格を持ち合わせる人は、社会でも通用し好感度が高いです。 人間関係に悩んでいる人は一度「いじらしい女性」について学び、自分磨きの参考にしてみるといいかもしれません。 いじらしいの使い方 いじらしいという言葉はどのように使用するのが適切なのでしょうか。 ここでは、いじらしいの例文を見ていきましょう。 子供が傷だらけになりながらも走っている様子は、とてもいじらしい。 涙をながしながらも、決して諦めようとしない姿がいじらしい。 厳しい環境にも負けずに、たくましく生きる姿にいじらしさを覚える。 蟻が一生懸命に巣を守っている姿がいじらしい。 いじらしいの類語 いじらしいの類語、関連語には「健気」「しおらしい」「いたいけな」などの言葉が挙げられます。 健気(けなげ) いじらしいの類語には「健気(けなげ)」という言葉があります。 けなげ【健気】:形容動詞 1.殊勝なさま。 心がけがよく、しっかりしているさま。 特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。 2.勇ましく気丈なさま。 3.健康であるさま。 参照: 健気の意味は、3つありますが(1)の意味がいじらしいとほとんど一緒の意味を持ち合わせています。 違う点は、健気よりもいじらしいの言葉の方が可愛そうや同情の意味合いが少し強いです。 いじらしいと健気を文中に両方取り入れてることで強調した意味合いを持つ事ができます。 例えば、「運動会で傷だらけになりながらも走っている姿が健気でいじらしい」というように使うことが出来ます。 しおらしい いじらしいの類語である「しおらしい」の言葉を辞書で調べると下記のような意味があります。 しおらしい【しをらしい】:形容詞 1.控えめで従順である。 慎み深く、いじらしい。 2.かわいらしい。 可憐である。 3.けなげである。 殊勝である。 4.上品で優美である。 5.(反語的に)こなまいきで、かんにさわるさま。 こざかしい。 このようにしおらしいには、おとなしさが目立つ意味合いではありますが、憐れむ気持ちを覚えたり、その様子が可愛らしいと思うことから「いじらしい」の類語と言えます。 2つの異なる点は、「いじらしい」には大人しさはなく、自分の意地を示す姿に対して憐れみの気持ちを覚えます。 その為、同じ可愛らしいというような意味合いを含んでいますが、具体的な様子に関しては異なります。 いたいけ いじらしいの類語に「いたいけ」という用語があります。 いたいけ【幼家】:形容動詞 1.子供などの痛々しく、いじらしいさま。 2.幼くてかわいいさま。 3.小さくてかわいらしいさま。 いとけない。 参照: 自分の限界まで一生懸命に頑張る様子が、反対に可愛さや憐れみの気持ちを覚えるという部分でいじらしいの類語と言えます。 いじらしいと異なる点は、「いたいけ」は一般的には子供の動作に対して可愛らしさや憐れみを覚える為、対象となる人が限定的です。 いじらしい女性に共通する特徴 いじらしい女性を好きな男性は多く、「いじらしさ」はモテ要素の1つと言えます。 いじらしいと感じる時は、頑張っている姿やついつい応援したくなるような様子に対して生まれ、外見だけでなく内面も大きく関係しています。 男性を魅了する、いじらしい女性とはどんな特徴があるのでしょうか。 ここでは、いじらしい女性に共通する点についてご紹介します。 小柄な体型 まず、小柄な体型の人に対していじらしいと思いやすいです。 人は赤ちゃんや子供、動物など小さいものに対して守ってやらなければいけないという思いが働きます。 その為、華奢な女性や背が小さい小柄な女性に対して、か弱いや守ってやりたいというイメージを持ちます。 体が小さいにも関わらず、皆と同じように大きな荷物を持ったり、自分の身長よりも高いところの荷物を一生懸命に取ろうと無理をしている姿をいじらしいと感じます。 本人は、周りに助けてもらおうと狙ってやっているわけではなく、自分でなんとかしようと一生懸命になります。 そんな姿を見ると、周りは可愛いと感じてついつい、手助けしたくなります。 長身な女性であっても、内面でいじらしい女性を演出することもできますが、体型は1つのポイントであるとも言えます。 健康的 前述した小柄や華奢とは反対に健康的であるイメージもあります。 これは、最初は華奢でか弱いイメージを持ったにも関わらず、一生懸命物事に取り組むので結果的に健康的な女性のイメージに映る人もいるからです。 このようにギャップを生み出すことで、男性に魅力を感じさせる事が出来ます。 華奢な人が重い荷物を運ぼうとするものの、全く持てないといった場合は「いじらしい」のではなく「可愛そう」な気持ちが勝ってしまいます。 華奢で尚且つ不健康な人であると、可愛そうだから助けるという同情の気持ちが強くなります。 一方で華奢なのにも関わらず健康的で限界ギリギリのところまで取り組む姿を見ると、可愛らしいという印象を与える事が出来ます。 わがままを言わない いじらしい女性は、わがままを言いません。 他人のことを考えずに自分の都合だけを考えて行動する人たちは、いじらしいとは言えません。 いじらしい人は、相手の事を考えて自分のわがままを我慢しようとします。 例えば、彼が仕事で忙しくてなかなか会えない時には、彼の仕事の状況を優先して考えて「今すぐに会いたい」などとわがままをいう事はありません。 「会いたいけど、お仕事が忙しいの分かるから・・・しょうがないね」や「寂しいけど、仕方ないね。 お仕事頑張ってね」などと恋愛感情を伝えつつ、自分の気持ちを押し付けずに我慢します。 相手のことを考え、その上で応援してくれるようなメッセージが届くと、いじらしさを感じます。 わがままを言う女性は場合によっては可愛く見えるときもありますが、いじらしさを求める場合はわがままを言わないで我慢するのが基本です。 場の空気を読む 人と会話している最中に、暗い雰囲気の時や沈黙状態が続いてしまった時、この場の雰囲気をどうにかしようとする人が出てきます。 いじらしい人もその1人で、暗い雰囲気にならないように、一生懸命周りを気遣って話題を見つけたり、明るい雰囲気に持っていけるように調整します。 このような姿を周りがみるといじらしいと思います。 しかし、暗い雰囲気を明るい雰囲気に変える事は、時には難易度の高い行動です。 出来ない事にも挑戦する 出来ない事や難しい事に挑戦している人の姿は眩しく映るものです。 身の丈にあっていない行動であったとしても、それに対して努力する姿は周りに影響を与えます。 その為、何かに対して一生懸命頑張っている行動は、いじらしいと思われる要素の1つです。 例えば、スポーツが苦手な女性が、彼の為にランニングを始めたり、料理が苦手な女性が彼の為に彼の好きなものを作れるように努力する姿は、魅力的に感じます。 何事にも一生懸命 いじらしい人に共通することは、何事にも一生懸命に取り組むところです。 人が見ていないところでも努力を続け、その姿がとても可愛らしく映ります。 一生懸命になれるものをまだ探せていない人は、仕事やプライベートで打ち込めるものを探しましょう。 また、同じ事を繰り返すのではなく、常に上を見ている事が重要です。 目標を立ててそれに対して努力し続けている事が魅力的なのです。 素直 素直な人は、周りの人を気分良くさせる時もあれば、気分を悪くさせる場合があります。 「本音と建前」という言葉があるように、時と場合によっては感情と態度の違いを見せる事がいいとされます。 例えば、上司や先輩から「あなたはどう思う?」と意見を求められた際に、本当に自分の素直の気持ちを答えた時に、相手に嫌な顔をされたり「生意気だ」と言われてしまう場合があります。 これは、相手の事や意見を否定したりする時に起こります。 場面によって使い方が分からない人が素直な気持ちを表す時には、相手にとっていい事やポジティブな事を言うときのみにしておきましょう。 優しい 優しさは多くの男性が求める女性像の1つです。 優しいと一言で言っても色んな優しさがあります。 落ち込んでいる時に慰めてくれたり、子供や動物の面倒を良く見てくれたり、頼まれごとを引き受けてくれるなど、人それぞれ優しさを感じる時が異なります。 女性の中には、告白された男性を傷つけないようにとハッキリと断れないタイプの人もいます。 しかし、脈ナシの男性に対しても傷つけないようにといい顔をしているのは、結果的に優しいと言えるかは疑問です。 優しいという事は、相手の意志や本質を見抜いて相手の為に行動を起すことで、人が嫌がるような事をすることはできません。 脈ナシの男性から告白された時には、相手が自分に費やす時間を無駄にしない為にも、ハッキリと断ってあげることが優しさとも言えます。 また、相手の事を思って行動ができるようにするには、まずは自分に余裕をつくることも重要です。 恋人に嫉妬心を表現する 自分の恋人が別の女性と話をしている時、嫉妬心が少なからず生まれます。 自分と付き合う前からの友人の1人とは言え、女性と連絡を取り合っていたり、会う約束をしていると、どうしても嫌な気分になってしまうものです。 いじらしい女性は、自分が別の女性に嫉妬していると気付いた時には、素直に感情を表現します。 「いくら仲が良くても2人で会うのは、やっぱり嫉妬しちゃうな」と言うことで、止めてとはハッキリいえないけれど嫌な気持ちを我慢しているように捉えることが出来ます。 このように言うことで、恋愛のスパイス的な役割となり、相手がいじらしい、可愛いなと思ってくれます。 しかし、やりすぎてしまうと効果が薄れて、ただの嫉妬深い女性と思われてしまうので、ほとほどにしましょう。 いつも笑顔 男性は笑顔の女性に魅力を感じます。 一緒に話している時に、いつもニコニコして楽しそうに話を聞いてくれたり、リアクションがいいと話している方も楽しくなってきます。 笑顔は見る側も楽しくさせてくれ、人の心を明るくする効果があるのです。 自分に余裕がないと笑顔もなくなります。 笑顔が得意でない人も、少しずつ笑顔を増やすように意識してみましょう。 笑顔が増えることで周りの雰囲気を明るくすることができるようになります。 不平不満を言わない 不平不満は自分の状況に満足していない為に愚痴や文句として表現することです。 何でも完璧にこなそうとする完璧主義者の人ほど、少しの事で不満に思うことが多いです。 マイナス思考で物事を捉えがちになるので、聞いている周りにもマイナスな影響を与えます。 「これは当たり前」と何でもあたり前だと思っていると、それが出来なくなった時にすぐに不満を感じます。 どんな事でも感謝しようとする心をつけ、心にゆとりを持つと不平不満がなくなってきます。 不平不満を言うのではなく、物事をポジティブに考えられるようになると、周りにもいい影響を与えることができ、一緒にいたいと思わせてくれます。 一般的に不満が出てもおかしく状況である時に、不平不満を言わずにぐっと堪えてポジティブに進んでいく様子にいじらしいと感じます。 辛い時でも元気に挨拶する 普通の時に元気に挨拶をしても、いじらしいと思う事はありません。 しかし、辛い状況にいる時にでも、いつも以上に明るく振舞う姿はいじらしいと思わせます。 普通であれば落ち込んだりする場面でも、周りに見せたりすることなく、頑張っている姿に人は心を打たれるのです。 無理をしても相手をサポートする いじらしい女性は、自分のことに一生懸命になるだけでなく、相手のことに対しても一生懸命になる事が出来ます。 この無理をしてでも相手をサポートする事は、一生懸命や優しさの部分に関係することでもあります。 例えば、友達が彼氏と別れてしまった場合、たとえ自分が大変な状況にいたとしても自分の悩みを後回しにしてまで相手の事をサポートしようとします。 自分の辛い状況を相手に悟らせることなく気を遣い、尚且つ相手の恋愛相談にのって、相手を励まそうと頑張ります。 この時点で相手側は自分の事でいっぱいになっているので、周りの様子まで気が回ることはありません。 しかし、後々周りの状況も把握できるくらいに余裕が出たときに、相手のしてくれたことに感謝し、たとえ同性であったとしても、いじらしさを覚えます。 見えないところで努力する いじらしい女性には目標とするものや、一生懸命になれる対象のものがあります。 努力をしないと目標を達成することは出来ず、人前に見える努力だけでなく人の見えないところでも努力をしなければいけません。 例えば、5km走を20分台で走りたいと目標をたてた場合にまずは自分の現在の実力を把握する必要があります。 そして、目標との差を確認して、その差を埋めるように努力していきます。 目標が高ければ高いほど、たくさんの努力をする必要があります。 「人に努力をしているところを見せたい」「人から褒められたい」という理由だけでは続けることが出来ません。 誰も知らないところで努力をして、結果を出すことで周りがあなたの努力に初めて気付いてくれるのです。
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あどけなくて可愛らしい子供や弱者が、一生懸命に努める様子や気持ちが痛々しく哀れに移ることを「いじらしい」と表現します。 多くは、子供や女性に使われる言葉で、「健気」とも言い表されます。 可憐で痛々しいその姿に心を打たれる、同情したくなるその人のことを「いじらしい人」と表現します。 子供が自分より重いような荷物を一所懸命に運んでいる姿を見て懸命な姿に「助けてあげたい」「かわいそうに」「でも、その懸命な姿は愛らしい」と思う気持ちを言葉で表現すると「いじらしい」になります。 また誰かのことを一心に想い、相手の喜ぶことを懸命にする様子に、思わず同情心を寄せたときにその感情を言葉で表現すると「いじらしい」となります。 いじらしいの使い方の例 ・運動会のリレーで、転んで膝から血が出ているのに必死でバトンをつなごうとする子供の姿がいじらしい。 ・いつ帰ってくるかわからない浮気性の彼のために、毎日食事を用意し、彼のための快適な空間を整えている彼女がいじらしく目に写った。 いじらしいの「いじ」は「意地」? 意地とは、気立てや根性のことをさします。 また無理やりにでもやり遂げようと言う強い心のことをさします。 気立てや根性のことを表す際には、主に悪い意味に使われることが多く「意地の悪い」や「意地汚い」などの使い方をします。 いじらしいを漢字表記すると「意地らしい」になります。 立場の弱い人間や、幼い子、か弱い人などが、意地見せて頑張っている姿に心を動かされ、庇護したい感情が生まれるときに、相手に対して「いじらしい」と感じます。 いじらしい人というのはおしなべて、力の弱いもの、優位に立っていない社会的な弱者など立場の弱い人たちです。 その人たちが意地を通して一生懸命に頑張ろうとしている様子に対して、「いじらしい」は使われます。 いじらしいを英語で表記 pitifulは、哀れなや気の毒なという意味の形容詞です。 いじらしいの「かわいそうに」という感情を表しています。 そのほかには、「惨めな」という意味や軽蔑を含んだ「情けない」と「痛々しい」という意味もあり、いじらしいとはまた別なニュアンスで訳されます。 ・the state of being pitiful いじらしい様子 lovable lovableは「可愛らしい」「愛すべき」「愛らしい」といった意味の形容詞です。 いじらしいの「可愛い」という感情を表しています。 「愛らしい」がもっとも近い訳語でしょうか。 そのほかにも「sweet」もいじらしいの訳語にあげられますが、こちらは「優しさ」や「親切な」という意味があり、「いじらしい」の特徴部分を言い表しています。 Innocent 無邪気という意味の「Innocent」もしばしばいじらしいの訳語にあげられます。 こちらは、いじらしいというよりも、「あどけない」という訳語の方がふさわしいですが、「あどけない子供の懸命な姿がいじらしい」などの分の「あどけない子供」の部分に関連して、いじらしいの訳語にこの語が使われることがあります。 胸がキュンは英語で 胸がキュンとする、は英語では「Butterflies」と言います。 「butterfly」つまり蝶々のことです。 これだけでは、「胸キュンで、蝶?」と不思議に感じます。 この「butterfly」を使った「胸がキュンとする」は「butterfly in may stomach」の省略形です。 直訳すると「胃の中で蝶々がばたつく」で「なんだか落ち着かない気持ち」を表現しています。 キュンと感じる時の気持ちが落ち着かない様子をうまく表現しています。 そのほかは? また「ma heart skipped beat」も「胸キュン」と同じように使えますが、こちらは「どきっとする」「ときめく」という意味です。 直訳すると「私の胸が飛び跳ねる」で、butterfly同様、「落ち着かない感じ」「ドキドキと鼓動が大きくなる感じ」を表しています。 小柄な子供や女性には「守ってあげたい」という気持ちが働きます。 自分より弱い立場、また体格的に自分より劣っている人が、懸命に何かをしていると、「守ってあげたい」「助けてあげたい」という感情が沸き起こります。 また小動物や子供を見ると「愛らしい」という気持ちが働きます。 愛らしいとは「愛すべき」「可愛らしい」「愛おしい」という感情です。 この「助けてあげたい」「まもってあげたい」「愛らしい」という感情は、「いじらしい」の三大要素とも言える感情です。 だからと言って大柄な人に「いじらしい」感情が起こらないというわけではありません。 いつもしっかりした人がふとした時に見せる弱さを隠して、ひたむきに向かう姿勢も「いじらしい」と表現されます。 態度や雰囲気だけでも十分「いじらしい姿」はにじみ出ます。 反対に「見た目と違う、繊細ないじらしい気持ち」は大きな魅力になるでしょう。 何事も一生懸命 たとえできなくても、成し遂げるためにひたむきに忍耐強く打ち込む様子は、その打ち込んでいるものが難題であればあるほど、周りには「いじらしい」と映ります。 強大なものに立ち向かう様子は、時にはハラハラして見ていられなくなりますが、必死に努力し立ち向かっていく姿にいじらしい気持ちを感じます。 できなくてもひたむきに頑張っている姿は、老若男女問わず心を打ちます。 それが小さくて愛らしい子供だったり、華奢で繊細そうな女性だったりしたら、庇護欲もあいまって「いじらしい」と感じるでしょう。 素直時には騙されやすい 素直、というよりは「無垢」と言った方がわかりやすいでしょう。 潔白で純真な言動は、幼い子供を連想させ、庇護欲をそそります。 また多くの人は「素直」な態度に好感を持ちます。 しかし社会に出るとその無垢さ、素直さが仇になる場合もあります。 素直でいるということは難しいことです。 良いことでも素直に口に出し、かえって相手を傷つけてしまったり、苛立たせたりします。 また素直に相手を信じ込んでしまい、騙されるということもあります。 素直に恋人を想って尽くしているのに、相手は遊びだったりと素直さや一途さが仇になるケースもあります。 しかし素直さというのは、とても好感度が高いポイントです。 それに表現力が加わると鬼に金棒です。 ちょっとしたことにも、喜びを素直に表現する姿にいじらしさを感じます。 不平不満を口にしない どんなにつらい状況でも、弱音を吐くことなく不満があるはずでもぐっと我慢する様子に「いじらしい」と感じます。 現状でできる最大限の努力をすることや、その状況に対して不満があったらより良くするために努力をする、そんな姿にいじらしい気持ちが感じられます。 またわがままは口にしません。 無理な時は「仕方がない」と我を通さずに我慢して受け入れてくれる姿は、いじらしい気持ちを感じます。 仕事が忙しくてなかなか会う時間が取れない時に、「会えなくてさみしいけど、仕方がないね。 お仕事頑張ってね」と言われたら、グッとくるでしょう。 そんないじらしい姿に「なんとしても会う時間を捻出してやる」と仕事へのモチベーションも上がるはずです。 いつも笑顔 笑顔はそれだけで好感が持てるアイテムです。 笑顔は、周りを明るくしてくれます。 また周りを和ませることにも役立ちます。 笑顔は見る側の気持ちをふわりと明るいものにしてくれます。 笑顔は相手を包みます。 いじらしい人は、不平不満を表に出さず、いつでも笑顔でいることが多いです。 大変な状況でも、笑顔で頑張っている姿に、人は癒され「可愛い」と感じます。 また不利な状況や、自分にとって望まない状況になっても笑顔を絶やさずに、現状を打破しようとする頑張りに人はいじらしいと感じます。 笑顔は異性だけではなく、周りの人にとっても気持ちを和ませてくれる、またその場を明るいものにしてくれるアイテムです。 いつも笑顔を絶やさない人は、優しさをにじませているように感じます。 優しさは、相手を包みます。 いじらしい人というのは、庇護されているようで、実は相手を包み込んでいることが多いです。 相手のことを考えて行動する いじらし女性の特徴をあげましたが、それはどれも「相手の心掴む」要素に長けています。 いじらしいと感じる場面は人それぞれですが、いじらしい気持ちを感じるものとして共通するのが、「相手のことを想い、一生懸命に行動する」ことです。 できないことでも、相手が喜ぶのならしてあげたい、相手が楽しんでくれるなら、苦手でもやってみるというように、相手のことを第一に考えて行動することが「いじらしい」という評価につながります。 不平不満を言わない、わがままを言わないなど、一見すると従順で自分がないように思われますが、その行動の本当の意味は「相手が喜ぶと私も嬉しい」という気持ちがあり、自分が喜びを感じているため、不平不満も、わがままも我慢をすることができます。 一般的ないじらしいの意味は方言ではありません。 いじらしいの意味は、自分より立場の弱い人がひたむきに打ち込む姿を見て「気の毒」「助けてあげたい」「可愛らしい」という三つの感情が沸き起こった時に、その感情を形容するために用いられます。 それは思いやりの心を言葉で表現しています。 いじらしいの語源については定説はありませんが、いじは「意地」からきています。 意地とは「自分が思ったことをどこまでもやり通そうとする気持ち」です。 意地を持って懸命に物事へ向かう姿が「いじらしい」という感情を呼び起こすのでしょう。 多摩地方でのいじらしい 多摩地方では、「いじらしい」というと、一般的な意味ではなく「忙しくて落ち着かない」「忙しない」という意味で使われます。 「今日は朝から用事が立て込んでいじらしいわ」というように使われます。 富山県でのいじらしい 富山県での「いじらしい」は、「めんどくさい」「鬱陶しい」というニュアンスで使われます。 なんとなく思うとおりにならないときや、うまくいかない時に用いられ、「子供の相手で家事が思うとおりに進まない」というような時に「あーいじらしい」というように使われます。 いじらしいという意味の方言 いじらしいが他の意味になるのとは逆に、いじらしいという意味の方言を集めて見ました。 いじらしいは「かわいそう」「可愛らしい」「助けてあげたい」という三つの要素がある言葉ですが、方言では「気の毒」や「可愛い」のどちらかの意味が強いものになっています。 金沢のいじらしい 「かわいや」は金沢の方言で、「可愛い」ではなく「かわいそう」とか「いじらしい」「不憫な」という意味で使われます。 同じような使い方をする言葉に「いとっしゃ」というのもあり、こちらは「かわいそうに」「気の毒に」というように使い、地方によっては「いとしげ」と言います。 「かわいや」はその響きから「可愛いや」と間違いやすいですが、意味は「かわいそう」「いじらしい」ですので、使い方には注意が必要です。 また「可愛らしい」という意味では「えちゃきな」という言葉があります。 この「えちゃきな」は「子供がかわいいな」という意味の言葉です。 子供の無邪気な様子や純真な言動に目を細めて「えちゃきなんなー」と言います。 子供の言動がいじらしく感じて心に響いた時に使います。 (心から)「かわいい」と思う時に、感嘆詞のように使われます。 島根県出雲のいじらしい 出雲国でもいじらしいは、「えらしじ」と表現され、これは「いじらし」の音位転換です。 音位転換とは子供が「あったかい」を「あっかたい」と言ったり、「さかな」を「かさな」というように、音の位置を置き換えてしまう現象のことを言い、言語学では、「メタセシス」と呼ばれます。 出雲ではこの「いじらし」のメタセシスである「えらしじ」が正語として定着しました。 「えらしじ」または「いらしじ」と発音し、「いじらしい」「かわいそうな」という意味で使われます。 大分のいじらしい 大分県の北の方で使われる方言で、いじらしい、可愛らしいを「えらしー」と言います。 大分市内ではあまり用いられません。 小さな子供や赤ちゃん、動物などを見て「えらしーなー」と使います。 しかし子供や動物限定ではなく、可愛らしいと感じたもの全てに対して用いられます。 大分の「いじらしい」は「かわいそう」という意味よりも「愛くるしい」「可愛らしい」という意味で使われることが多いです。 宮城県のいじらしい もぞいやもぞこいは、宮城県のそれぞれの地方によって意味が変わりますが、宮城県仙台市では「かわいそう」、田舎の方では「哀れな」「気の毒な」北部の方では「ダサい」という意味になります。 鹿児島でも「もぞこい」「もぞい」は使われますが、こちらは「可愛い」や「可愛らしい」という意味で使われ、岩手県の気仙では「いじらしい」の意味で使われます。 もぞいは「不憫な」「気の毒な」とという意味の「無残」が転訛して「もぞい」「もぞこい」という言葉になりました。 いじらしい人はなぜ可愛いのかな いじらしい人が可愛らしく見える理由はなんでしょうか。 まずは考えられるのは、外見上の特徴です。 いじらしい人の特徴としてまず初めにあげられるのは、「小柄」なことです。 小柄な女性や子供は、強く庇護欲を感じます。 「まもってあげたい」と思う気持ちは好意の表れでもあり、それら小さきものたちが、懸命に動いているのをみると「頑張っているな」「守ってあげたいな」「可愛いな」という、いじらしい気持ちを感じやすくなります。 では小柄ではない人をいじらしいと感じる要素はなんでしょうか。 それはひたむきな姿勢や、感情の表現力が素晴らしく、喜びも悲しさも素直に表現できる素直さを持ち合わせているため、「純粋」「無邪気」という印象を相手に与え、そこから「いじらしい」という感情を相手に呼び起こさせます。 素直に喜びを表現する姿にきゅんとくる 素直さは、好感度の高いアイテムです。 その素直さに表現力をプラスすると、好感度は倍に跳ね上がります。 たとえ少額なプレゼントでも、素直に喜びを表現されると、いじらしい、と感じるでしょう。 なかなか会えなかった時間の後、「会えて嬉しい」と笑顔で素直に言ってもらえたら、「いじらしい」「可愛い」と感じる気持ちは倍増します。 好意に対して自分が思った以上の喜びの反応があれば嬉しく感じます。 そういうことへのアンテナの受信感度が高く、表情やリアクションなどの表現力が高ければ高いほど、「いじらしい」「可愛い」と言った評価が高くなります。 なんでもないようなことを最大限に喜んでくれる、それが「いじらしい」「可愛らしい」と感じる要因となります。 笑顔にきゅんとくる 嫉妬とは恋愛感情で起こすものに限ります。 彼が他の女性の話をしているときに「その人、可愛いの?」と少しいじけたそぶりを見せられると、男性は「可愛いな」と感じます。 あくまで軽い嫉妬心ならばです。 軽い嫉妬心は「彼が好き」という好意を素直に現していることが多く、「その子に取られるのが嫌だな」という彼女の独占欲を言葉にしています。 この独占欲が度を過ぎると、「可愛いな」ではなく「恐ろしい」「浅ましい」という悪い感情になります。 悪い感情は拒絶につながります。 程度を考えた嫉妬は「いじらしい」と相手に受け止められます。 あくまで「可愛いな」と思われる範疇で、素直に嫉妬心を出すのもいじらしさや可愛らしさを表出するテクニックです。 いじらしい彼女にキュンとするときは 胸がキュンとなる、は動機息切れなど病気ではありません。 これはいわゆる「ときめき」の一つです。 彼女の言動に「きゅん」とときめくとき、彼女が「いじらしい」と感じることが多いでしょう。 いじらしい姿にキュンキュンする男性も多いですが、ではどんなシュチュエーションで、どんないじらしい姿に胸が高鳴るのでしょうか。 自分のために努力する姿がいじらしい やはり一番は「自分のために努力をしてくれる」姿に「いじらしい」気持ちを感じて、きゅんと胸がときめきます。 メイクや髪型など、自分の好みに合わせようと努力する姿に「キュン」とくる男性も多いでしょう。 また普段はしないこと、例えば料理や手芸など、彼のために最大限の努力をしてする姿にハートを鷲掴みされます。 自分のできないことも最大限に努力して、慣れないことでも挑戦するのは「いじらしい人」の特徴でもあげられます。 何より「自分のため」にしてくれるというのは、とても嬉しいことです。 甘え上手なのがいじらしい いじらしい人と甘え上手は結びつきづらいですが、いじらしい人の特徴である「素直さ」というのは、「甘えたい」気持ちも素直に表現することができます。 「会えなくて、さみしいよ」「そばにいて欲しいな」など素直に口や態度で示すことで、男性は庇護欲を感じ「きゅん」と胸をときめかせます。 いじらしい人はその甘えたい希望が叶えられなくても、わがままを言いません。 忙しくて「会いたい」と言われた時に会えなくても、「わかった」と気持ちを納めてくれます。 わがままを言わないというのも、いじらしい女性の特徴です。 待っていてくれる姿がいじらしい 自分のことを待っていてくれる人がいる、それだけで嬉しくなります。 約束の時間に大幅に遅れたときに、待ち合わせ場所で待っていてくれる彼女をみると、きゅんとしてしまいます。 また、会えない期間が長くなっても、自分のことを待っていてくれる彼女がいれば、忙しい期間も乗り切れます。 「待っている」というのは、相手の心を感激させる要素の一つです。 玄関で主人の帰りを待っている飼い犬に「いじらしい」と感じるのと同じ理由で、「自分のことを待っていてくれる」彼女の行動に「きゅん」ときます。 一緒にいると嬉しそうでいじらしい 「一緒にいると楽しいな」と言われたら大概の人が「きゅん」と胸を高鳴らせるでしょう。 一緒にいるだけで嬉しいそうにニコニコと微笑んでくれる姿に、いじらしいと感じます。 どんなことでもそうですが、人は無反応や悪い反応よりも、良い反応の方が嬉しいです。 それが何もしていなくて、ただ何気なく一緒にいるだけで楽しそうな、嬉しそうな反応をしてくれたらキュンキュンと胸がときめくでしょう。 自分が好意を持っている相手ならなおさらです。 相手の喜ぶこと、楽しむことを想像してあれやこれやと手を変え品を変えて何かをするのも楽しいですが、「ただ、そばにいてくれるだけで嬉しいの」なんて言われたら、それだけでメロメロになってしまうでしょう。 男性が女性に求めるいじらしさ 男性が女性に求めるいじらしさとはどんなものがあるでしょう。 「きゅん」と感じるときにも共通しますが、男性が女性にいじらしさを感じるキーワードは「素直」「純粋」「一途」です。 これらの三つのことを踏まえると、男性が女性に求める姿が見えて来ます。 嬉しいことを素直に喜ぶ 素直さは男女ともにいじらしい性格の特徴としてあげられていました。 素直に「一緒にいること」を楽しめる女性は、それだけで好感度が上がります。 一緒にいるときに、嬉しい気持ちを上手に発露することによって「無邪気で可愛いな」「子供みたいに純粋で、可愛いな」と、庇護欲も適度にそそられます。 反応が期待通り サプライズプレゼントに期待どおりの反応が帰って来たら嬉しいでしょう。 素直な反応は「純粋」「無邪気」という印象を植え付けることができます。 感情表現は素直に表情に出すことで、相手に「もっと喜ばせたい」という気持ちを持たせることができます。 ひたむきな姿勢 一途に物事の取り組む態度は、男女問わずいじらしさを感じます。 仕事でも、恋でもひたむきに頑張る姿に「きゅん」とする男性も多いでしょう。 一途さは素直で何に対しても真面目に取り組むという印象を持たれ、信頼を呼びます。 いじらしい=一途? いじらしい人は女性男性に限らず一途な人が多いように見受けられます。 一途な人とは、芯が強く、相手を強く想っていられる人のことを言います。 一途の意味は、他を考えないで一つに打ち込むこと、ひたむきさです。 一途な恋人が、ひたむきに自分のことだけを考えて色々と尽くしてくれる状況になると、男性でも女性でも、そこに好意がある限りいじらしさを感じるでしょう。 いじらしい、という感覚はそこに相手への好意がなければ成り立たない感情です。 好意がない場合には「鬱陶しい」「ウザい」などの評価がついてしまいます。 一途な男性の特徴 恋愛において一途な男性の特徴は、芯が強いことが挙げられます。 行動が一貫的で自分の頭で物事を冷静に考えて行動する、自分を貫く芯の強さです。 芯の強い人は、自分の行動に責任を持ちます。 そのため飲み会での悪ふざけや、軽はずみな浮気はしません。 一途な男性は、研究者肌の人が多いです。 一つのことに熱中し、ひたむきに突き進みます。 恋愛に関しても同様で、一度好きになった人には熱心に愛情を注ぎ、長く愛してくれます。 それは「持ち物」に対しても同様です。 そのため、長い間大切にしているものが、「もの」にせよ「趣味」にせよあります。 一度好きだと思うと、ずっと大切に愛用します。 一途な人は誰に対しても礼儀正しい態度で接します。 相手によって態度を変えることはしません。 卑屈になることも居丈高な態度をとることもありません。 人によってコロコロと態度を変える人よりも、信頼性が高い人と言えます。 一途な人はなかなか存在しません 一途な人は見返りを求めることなく、愛してくれます。 それは自分勝手な気持ちではなく、相手を想って行動しているからです。 相手のことを尊重して、大切に接してくれているからこそ、見返りを求めずに動いてくれます。 この見返りを求めないということはとても難しいことです。 普段から褒め言葉やポジティブな言葉掛けが多い人にはこのタイプの人が多いように見受けられます。 一途な男性と一言で言うのは簡単ですが、なかなか稀有な存在です。 もし奇跡的にそんな人と出会えたならば、相手から大切にされている分だけ、相手も大切にしてあげましょう。 尊重しあえる関係というのは、とても心地よく幸せな関係です。 長く継続できるように努力しましょう。 一途な女性の特徴は? およそ8割の男性は「一途な女性」を好みます。 と言っても一途さってなんでしょう。 男性が一途な女性のイメージは、まずは一途な男性同様、芯が通っていることです。 周りからの影響を受けにくく、自分が思い定めたものに対しては誠実に妥協なく進んで行く、というイメージがあります。 一途な女性は、彼氏を優先します。 彼以外の人に食事に誘われても断る勇気があります。 そして何事にも一生懸命に取り組み、失敗してもやり遂げる強い意思を持って居ます。 恋愛に足しても同じで、彼の欠点に気がついてもそれを受け入れてくれる優しさも持って居ます。 しかし彼氏優先や真面目に一生懸命な行動が度を越してしまうと、「一途」の良い評価は一転「しつこい」「思い」「ウザい」に変わります。 なんでもほどほどが良いでしょう。 「いじらしい」の類語は? いじらしいとは、「可愛い」「かわいそう」「助けてあげたい」という三大要素によって構成され居ます。 いじらしいのイメージは「控えめでしっかりしている」です。 類語では「健気」がその筆頭にあげられ、「いじらしい」と「健気」の意味が混同している人も多くいます。 そのほかには奥ゆかしさを感じさせる「しおらしい」や、幼い子供の可愛い様子を表す「いたいけ」、行いが立派なことを表す殊勝などが類語にあげられます。 健気 健気とは、子供や女性など立場や力が弱いものが困難なことに立ち向かって行く様子を表し、心がけや態度がしっかりとしていることを意味します。 また感じのとおり健康なことも意味していますが、いじらしいと同じ意味では、弱いものが困難に立ち向かっている様子が同じ意味で使われます。 いじらしいは体が小さく儚げな人に感じる感情であることが多く「まもってあげたい」「かわいそう」という気持ちが働きますが、健気は健康で、勇ましく気丈という意味があり、しっかりと自分の意思に沿って行う行動が「健気」と評価されます。 健気といじらしいには共通点もあります。 不平不満を口にしない、他人を思いやる気持ちが強い、いつも笑顔である、これらが「いじらしい人」と「健気な人」との共通点で、最大の共通点は「人情味が豊か」でしょう。 健気の使い方の例文 ・彼女は健気に病気の母親の看病と仕事を両立させていた。 ・フルタイム勤務でワンオペ育児、母は休む暇もないのに、いつも健気な笑顔で家族のために立ち働いていた。 わたしは母が10分以上座っている姿を見たことがない。 ・彼のためにと、毎日食事を用意し、部屋を住み良い快適な空間に保ち続ける彼女が健気に感じた。 健気といじらしいの違いは? 健気の意味は、「庇護のない状態や困難な状況でも、自分の力だけで頑張っている姿」に対する「褒め言葉」です。 健気は心がけが殊勝な様子という意味もあります。 しかしいじらしいは、褒め言葉かと言われると疑問が残ります。 いじらしいは痛々しくかわいそうな様子を表します。 健気もそのような様子を表す場合もありますが、いじらしいがその「痛々しくかわいそうな」様子にだけ着目し、「まもってあげたい 」「助けてあげたい」というような庇護欲を刺激される感情です。 しかし健気は、その様子に「殊勝な行動だ」と感心する気持ちもあり、「守ってあげたい」というよりも「応援してあげたい」という気持ちを呼び起こさせます。 健気の語源も「異なり(けなり)」から来ています。 他より優っていると言う意味です。 殊勝 殊勝とは心がけや行いが、健気で感心なことを言います。 元々は、非常に優れているという意味で使われていました。 同じ意味に「奇特」があります。 どちらも特別に優れていること、行いが感心なことをさします。 殊勝な顔というような使われ方もします。 これは「謙虚」や「健気」「神妙」「しおらしい」など控えめで、相手の言うことをおとなしく聞き入れるときに作られる顔つきです。 ただ俯いて、「ソウデスネ」といいておけばいいと聞き流している顔ではありません。 殊勝の使い方の例文 ・彼は殊勝な顔でうつむいた ・殊勝な態度に私と夫は顔を見合わせた しおらしい しおらしいは、おとなしく従順で、慎み深く可愛いことを表します。 おとなしくて従順で、男性が「まもってあげたい」と庇護欲を掻き立てる女性のことを指す場合が多いです。 しおらしいといじらしいの共通点は、「従順」でしょうか。 庇護欲を掻き立てる言動という点では、同じ意味と捉えることができます。 しおらしい言動といじらしい言動での共通点は、相手を考えてのさりげない気配り、見返りを求めない行動です。 自分のために見返りのない行動をしてもらうと「いじらしいな」「しおらしい、おしとやかな女性だな」と感じます。 男性の心をくすぐるには十分な行動です。 またしおらしい女性は、素直に感情を顔に出しますが、あっぴろげに出すのではなく、嬉しいときには少しはみかみながら、恥ずかしがるような表情をします。 それが男性には「しおらしい」「いじらしい」というように映ります。 しおらしいの語源 しおらしいは、元々は「萎る」です。 萎るは「しをる」と読み、草木がしなったり、なえたりすることを表していて、それを比喩的に人間に用い、「しをらし」と用いました。 「しをらし」は人の態度が柔らかく控えめなことを表しています。 また「可憐な」や「優雅な」という意味でも使われていました。 しおらしいの例文 ・珍しくしおらしい態度で彼女は私の隣に座ると、途端にしくしくと泣き出した。 ・しおらしい顔で、彼女は彼の話を聞いていた。 いたいけ いたいけとは主に子供や幼さに対して用いる形動詞です。 幼くて可愛い様子や、幼くて痛々しくかわしそうな様子、小さくて可愛らしい様子を表します。 いたいけは「痛い」「気」の音が変化して「いたいけ」となり、心が痛むくらい可愛らしくかわいそうな様子、いじらしい様子を表します。 いたいけは、幼少の子供に用いるので、大人の女性にはふさわしくない言葉です。 大人の女性の子供っぽい一面には「無邪気な」など別な単語を用います。 いたいけを使った例文 ・両親を亡くしたそのいたいけな子供は、父母が死んだことも理解していないようだった。 ・いたいけな子供にひどいことをする。 「いじらしい」と「いじましい」の違いは? いじらしいといじましい、たった一文字違うだけで、その意味は大きく変わります。 いじらしは、どちらかといえばプラスの感情であるのに対して、いじましいはマイナスの感情を言い表すのに用いられます。 いじらしいというとまっすぐそれだけを見てひたむきに向かう姿を連想しますが、いじましいというと、物事を斜めに見て背を丸め卑屈な印象を受けるでしょう。 いじましいは人間の器が小さい人の用いられることが多い言葉です。 いじましいの意味 いじましいは、いじらしいと違ってあまりいい印象がない言葉です。 いじらしいと共通する意味もありますが、そのほかにも「意地汚い」や「了見が狭い」という意味があります。 そのため、「いじらしい」がどちらかというとプラスの意味「可愛らしい」「守ってあげたい」というように同情を寄せる感情に用いますが、「いじましい」はマイナスの感情で用いられます。 「痛々しく見苦しい」「哀れで見ていられない」「目障り」というのが「いじましい」のニュアンスになります。 またいじましいは、セコセコと細部にこだわり考え方や気持ちの持ちようが狭く、偏屈な印象があります。 いじましいは同じ意地でも「意地汚い」というニュアンスで使われます。 いじましいを使った例文 ・あの人はお金に細かくいじましい性格だった。 ・小さな子供が重い荷物を運んでいるのが、いじましく苛立たしい。 男性にも「いじらしい」と使いますか いじらしいと言うと女性に用いる印象があります。 それは、特徴でもあげたとおり外見的な要素も関係しているからです。 しかし、もちろん男性にもいじらしいと言う単語は使うことができます。 男性の場合は外見的なものよりも性格的な要素が多くなります。 見えないところで努力する姿を見たときや、感情表現が豊かで裏表がない姿に多くの人は「いじらしい」と感じます。 また自分に男性でも女性でも、自分に好意を持っている相手にはいじらしい気持ちを感じます。 相手が自分に気に入られようとして行動する姿は、自分が相手に好意を持っている場合には、いじらしい姿として受け取ることができるでしょう。 見えないところで努力する 仕事の場面では、周りに迷惑をかけないよう誰にも見られないように書類の作成をしたり、資料を読んだりと努力している姿を見たときに、いじらしいと感じます。 後輩や新入社員ならなおさらいじらしい気持ちを感じるでしょう。 人が見ていないところでも最善を尽くし、周りに迷惑をかけないように努力する姿は、いじらしく、健気に映ります。 周りに迷惑をかけないようにする、という行為は、周りに対して思いやりを持っているということです。 誰も見ていなくても全力で取り組む姿に、応援してあげたい気持ちが生まれます。 たとえ失敗したとしても、全力で取り組んでくれたことに対しては、嫌悪感は持ちません、反対に「テキトー」にこなされては「生意気」などの負の感情が生まれます。 どんなことにも諦めずにまっすぐに取り組む姿には、心を打つものがあります。 素直で裏表がない いじらしい人は、基本的に素直に自分の感情を出します。 嬉しいときには嬉しそうに、悲しいときには、隠そうとしても悲しさが表情に滲みます。 そのため言葉には裏表がない場合が多いです。 「〇〇さんと仕事ができて嬉しいです」と言ったら、一緒に仕事をして勉強になったと素直に伝えている場合が多く、そんなことを裏表のない笑顔で後輩に言われたら、「こいついじらしいな」と可愛く思うでしょう。 いじらし人は女性でも男性でも素直な人が多く、その感情を表す表現力が素晴らしく高い人が多い傾向があります。 また人によって態度を変える人には、いやらしさを感じるものですが、いじらしい人は素直にまっすぐ人に向き合うので、好感を持たれます。 場の雰囲気を読む 場の空気を読むことに長け、気配りを忘れません。 気配りができるということは、周りに対して思いやりを持っていると言えます。 そのため「周りな空気が重いな」と感じると、自ら明るくなるように行動を起こしたりします。 もちろんそれが鬱陶しく感じる人もいますが、全ては周りのことを慮っての行動で、「だれかのためにしたい」といういじらしい気持ちから出る行動です。 誠実な行動 誠実な行動は好感が持てます。 ただし、「いじらしさ」を感じるのは相手が後輩や部下の場合です。 「いじらしい」と思う気持ちは「応援したい」など「上からの立場」から出ている場合が多いため、上司や年上の男性には「いじらしい」という感情が生まれにくいです。 自分の状況が困難なものでもしっかりと真面目に物事に取り組む姿には、一生懸命さが伝わって、応援したい、手助けしたいという気持ちが生まれます。 それが「いじらしい」という感情です。 それがたとえ失敗に終わっても、負けずに立ち上がり、まっすぐに取り組む姿には、憐憫と誠実さが垣間見えます。 いじらしいは褒め言葉でしょうか いじらしい、は自分より弱い立場や力のないものに対し持つ感情です。 「いじらしいな」と感じるのはどんなときでしょう。 身の丈を考えずに幼子が重いものを持っている姿や自分の力量とは見合わない仕事を懸命にしている場合です。 いじらしいと感じる気持ちの根底にあるのは「憐憫」「優越」「同情」です。 いわゆる「上からの立場から見下げる」感情が下敷きにあります。 「いじらしさ」を感じるのは、自分より力の弱さ、立場の低さを持つ人たちに対してなので、「いじらしい」は決して悪口の類ではありませんが、「お前のことは下に見ているよ」ということなので、むやみやたらに口に出す言葉ではありません。 自分にとっては良い感情を表す言葉で、好意を示す意味で使っても受け取る相手によっては違和感を感じます。 その言葉が好意を示しているとわかっても、褒め言葉とは受け止められない、褒め言葉で使うにはふさわしくない言葉です。 いじらしさは節度を守って いじらしいの「いじ」は意地からきていると言われています。 意地とは自分が思ったことをどこまでもやり通そうとする気持ちのことです。 「いじらしい」は自分の思ったことを真摯にひた向きにやり通そうと懸命に努力する姿のことを「らしい」と婉曲に表現している様子を表しています。 いじらしいは、プラスの意味に取られますが、何事も度が過ぎるとマイナスになります。 健気に頑張っているうちならいいですが、それにひねくれた意地や見境のない執着が加わると、いじらしい姿も毒になり、恋愛においては、相手も自分も殺してしまうだけの力を持ってしまいます。 何事も「ほどほど」の状態が可愛らしいです。 いじらしい気持ちで相手を待つのもいいですが、こない相手を待っていないで、外へ出て、周りを見渡す心の余裕も持ちましょう。
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「いじらしい」の意味とは? 「いじらしい」の意味は「可憐で痛々しい」 「いじらしい」とは「可憐で痛々しいこと」を意味する言葉です。 子どもや力の弱い者による振る舞いや、苦悩をみて心が動かされることを表し、文章によっては「いじらしげ」「いじらしく」のように使います。 漢字で「意地らしい」、ひらがなでは「いぢらしい」とも表す 「いじらしい」は「いぢらしい」とも表し、漢字では「意地らしい」と書きます。 「いぢらしい」という表記を記載していない辞書もあることから、一般的に使われているのは「いじらしい」であることが分かります。 また、「いじらしい」は「意地らしい」だけでなく「可憐しい」とも書きますが、意味に違いはありません。 「いじらしい」は古語で「うらたし」という 「いじらしい」を古語で言い換えると「うらたし」になります。 「うらたし」とは「可憐」「いじらしい」などを意味する言葉で、「枕草子」にも使われている表現です。 また、「とてもいじらしいこと」を意味する「真愛(まかな)し」も、「いじらしい」の古語となります。 「いじらしい」の使い方と例文 「かわいそう」「あわれ」と思う状況で使う 「いじらしい」は力の弱い者や、自分より劣っている者に対して「かわいそう」「あわれ」と感じる状況で使います。 主に子どもに向けて使う言葉ですが、相手が自分よりも弱く劣っているのであれば、子ども以外にも使用されます。 能力や年齢が低いことを見下しているのではなく、劣っている者の言動が「かわいそうでありながらも愛らしい」ことを表すのです。 弱い者や自分より劣っている相手をみて、心が動かされた状況で使用しましょう。 ・健気(けなげ)…とくに弱い者が、心がけよく困難に立ち向かっていく様子 ・愛らしい…弱さ・小ささ・美しさがあり、それらを愛すべき様子であること。 「健気」と「愛らしい」は、自分よりも力の弱い者に多く使われるという点で「いじらしい」と共通しています。 しかし、「いじらしい」がもつ「かわいそう」「あわれ」という意味を「健気」「愛らしい」はもっていません。 「いじらしい子ども」を類語で言い換えた場合、「健気な子ども」「愛らしい子ども」となりますが、「いじらしい子ども」とは意味が異なるため注意しましょう。 「いじらしい」の対義語は「勇敢」 「いじらしい」と反対の意味をもつ言葉(対義語)に当てはまるのが「勇敢」です。 読み方は「ゆうかん」で、「勇ましく危険や困難をおそれないこと」を意味します。 「いじらしい」の「弱い者の可憐で痛々しい様子」という意味と反対に、「勇ましい様子」を表します。 ただ、「いじらしい」の正確な対義語は辞書にも記載されておらず、不確かです。 部分的な意味が対になっていることから「勇敢」が当てはまるのであって、「いじらしい」という言葉自体の対義語ではないため、使用する場合は気を付けましょう。 「いじらしい」の英語表現 「いじらしい」は英語で「Touching」 「いじらしい」の英語表現に当てはまるのが「Touching」です。 「Touching」とは「感動的な」を意味します。 例文 Touching scene of children 意味:子ども達の感動的なシーン 「いじらしい」の英語表現として使える「Touching」ですが、「いじらしい」そのものを意味するわけでありません。 結果として人の心が動いたことは表せますが、「可憐で痛々しい様子」や「弱い者のあわれで愛らしい様子」を表すことはできないのです。 まとめ 「いじらしい」とは「可憐で痛々しい様子」を意味します。 弱い者や自分よりも能力が劣っている相手に使い、「かわいそうでありながらも愛らしい様子」を表します。 「いじらしい」と似た意味をもつ言葉(類語)には、「健気」「愛らしい」が当てはまりますが、完全に同じではないため注意しましょう。
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