カラス アゲハ あ つもり。 あんないるのに「カラス」の死骸を見ないワケ

カラスアゲハ

カラス アゲハ あ つもり

種ごとに生態写真を使って蝶(卵から成虫まで)や環境を紹介します。 写真に青枠(紫枠)のあるものは、高画質ファイル(約30kb)にリンクが張られていますので、クリックしてみてください。 カラスアゲハ カラスアゲハは大阪市内では非常に珍しい蝶です。 私は、2001年に1度見ただけです。 大阪市淀川区で、2001年9月24日、朝出勤前に、民家の小さな庭に植えられたアベリアで盛んに吸蜜していました。 おそらく、風で流されてきたか、人為的なもの(採集して放蝶した、飼育して放蝶した、電車や車に運ばれた)のでしょう。 豊中市服部緑地公園では、たまに見られるようです。 私も1度だけ見ました。 2465(2004))。 東京都市部では比較的目にすることもあるので、同じ都市でも東京と大阪では蝶にとってはかなり環境が異なるようです。 一方、静岡市南部ではカラスアゲハは最も多いクロ系アゲハで、里山や小川沿いに多く見られます。 日本列島のカラスアゲハは、沖縄本島のものをオキナワカラスアゲハ、八重山諸島のものをヤエヤマカラスアゲハと分類さされることがあり、この場合には本種の学名が Papilio bianor dehaanii から Papilio dehaanii C. Felderに変わりますから注意が必要です。 そしてヤエヤマカラスアゲハが Papilio bianor になります。 Papilio junia とされる場合もあります。 元から生えているノアザミやワレモコウ(なぜ?)は残しながら、見て楽しめる花々が植えられつつあります。 今日はカラスアゲハが長くとどまってノアザミで吸蜜を繰り返していました。 キタテハ(夏型)も来ていました。 また、白いセリ科の花ではヒメウラナミジャノメが吸蜜していました。 クロアゲハやカラスアゲハは赤色系統の花が好きで、ノアザミやツツジ類でよく吸蜜します。 今年は10日ほど蝶が出てくるのが遅れているようです。 カシオEX-F1のパスト連写で撮ったものです。 羽化がだらだら続いているのでしょうか。 1時間以上この畑から離れませんでした。 ほっとけば一ヶ所で動かないので、気の毒ですが時々土を投げて飛ばしました(この写真は強制飛翔ではありません)。 写真で再現するのは難しいですが、パスト連写機能のお陰でその雰囲気は味わえます。 を見て下さい。 pdfリーダーの環境設定で、ページ表示を単一表示に設定しておくと見やすいです。 食樹のコクサギが岸に生えている小川です。 近くにカラスザンショウもあります。 カラスアゲハやオナガアゲハが多くいました。 カラスアゲハは4匹と2匹の吸水集団ができていました。 オナガアゲハも新鮮な個体が多かったですが、こちらの吸水は見られませんでした。 卵は見つかりませんでした。 ゴミが多いところで、何らかの化学物質を取得していたのでしょうか。 クロ系アゲハ(ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、オナガアゲハ、モンキアゲハ)とジャコウアゲハが非常に多く集まっていました。 そのうち一本に特に多くのクロ系アゲハ4種が集まっていました。 同時に10匹程度いました。 飛び古した個体が多かったですが、非常に壮観でした。 また、異種間の求愛もたびたび見られました。 この場合はすぐに離れます。 4種のうち、カラスアゲハとナガサキアゲハが比較的多く見られました。 暗いのでストロボを使いましたが、カラスアゲハは見事に輝きます。 吸蜜(ランタナ) 2003年7月14日 大阪府豊中市服部緑地公園 尼崎市在住長澤氏撮影 服部緑地では私も1度見ましたが(クサギで吸蜜)、撮影できませんでした。 長澤氏より貴重な写真を送ってもらいました。 しかし飛んでいるクロ系アゲハはいろいろ見ました。 黒いカラスアゲハの吸蜜(ツツジ類) 2011年4月24日 静岡市駿河区大谷 飛んでいるときは何か分かりませんでした。 緑色の鱗粉がほとんど無く、黒く見えます。 飛び古しているわけではなく、異常型のようです。 クロ系のアゲハにとっても暑いのでしょう。 木陰で休んでいます(1枚目)。 この後日向に出てきてとまりましたが(2枚目)、すぐに飛んで行ってしまいました。 日向で撮れたので色が鮮やかです。 カラスアゲハの産卵と卵 2009年5月1日 静岡市駿河区大谷 以前から雰囲気がいいなと思っている谷筋です。 高さが1〜3mのカラスザンショウが数本生えており、きっといろいろなアゲハ類が産卵に来るはずと思っていました。 まさにそれが的中し、最も願っていたカラスアゲハの産卵を見ることができました。 樹高1mぐらいのカラスザンショウの葉裏に1卵のみ産卵しました。 しかし、カメラの設定が間に合わず、微かにそれと分かる写真です。 卵はミヤマカラスアゲハと同様に、クロ系アゲハに比べてかなり白っぽいです。 孵化直前のカラスアゲハの卵 2009年5月6日 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 頭部の様子が透けて見えてきました。 孵化間もないカラスアゲハの幼虫(1齢、3mm) 2009年5月7日朝 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 朝見ると孵化していました。 ナミアゲハに比べると突起や毛がかなり長いです。 成長した幼虫(1齢、4mm) 2009年5月8日朝 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 カラスザンショウの葉を食べて少し成長しました。 葉表に静止しています。 摂食中の幼虫(1齢、6mm) 2009年5月9日 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 摂食中は、頭部がよく見えます。 脱皮直後の幼虫(2齢、6. 5mm) 2009年5月10日 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 脱皮したようです。 頭部の殻が葉に付いています。 成長した幼虫(2齢、11mm) 2009年5月11日夜 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 次第に緑色が強くなっていきます。 幼虫(3齢、16mm)と飼育の様子 2009年5月14日朝 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 3齢になると、青い点が現れます。 飼育は、ガラス水槽でポリエチレンで密封しています。 それでもカラスザンショウは、数日で葉を落とすようです。 脱皮間もない幼虫(4齢、16mm) 2009年5月15日朝 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 2日で脱皮しました。 威嚇する幼虫(4齢、26mm) 2009年5月17日朝 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 頭を持ち上げてヘビのように見えます。 威嚇だと思いますがどうでしょうか。 しかしどうもこの幼虫、体節の間隔と太さがいびつです。 寄生バエの卵でも食べてしまったでしょうか。 幼虫と臭角(5齢) 2009年5月20日 静岡市駿河区大谷 産 静岡市駿河区 飼育 なんとか食べて成長していますが、非常に動きがおかしいです。 ほとんど歩けません。 しかし無理やり臭角を出させました。 結局、蛹化することなく死亡しましたが、寄生バエ等は確認できませんでした。 ここでカラスアゲハが産卵するところを見ました。 撮影はできませんでしたが、卵が葉裏に見つかりました。 そのあと近くで産卵行動をとったのでそちらは何とか写すことができました。 (参考) 幼虫(幼虫)と環境 2007年7月23日 大阪府千早赤阪村 大阪府の最高地点(最高峰ではありません)がある金剛山に登りました。 下山中に、道沿いに生えているコクサギで見つけた終齢幼虫です。 小さくて脱皮して間もないように見えます。 (参考) 摂食中の幼虫(終齢) 2007年7月25日 大阪府千早赤阪村 産 大阪市淀川区 飼育 鉢植えのまま庭に埋めて育てているコクサギで飼育しています。 葉色はあまり良くないのですがよく食べて成長しています。 (参考) 幼虫(終齢、36mm) 2007年7月28日 大阪府千早赤阪村 産 大阪市淀川区 飼育 ミヤマカラスアゲハと同様にヘビのような偽頭です。 (参考) カラスアゲハとミヤマカラスアゲハの比較(終齢幼虫) 2007年7月28日 大阪府千早赤阪村 産 大阪市淀川区 飼育 カラスアゲハとミヤマカラスアゲハの終齢幼虫の比較です。 ミヤマでは黄白色の帯がぐるっと回っていますが、カラスアゲハでは背中部分にはありません。 (参考) 前蛹と飼育の様子 2007年8月2日 大阪府千早赤阪村 産 大阪市淀川区 飼育 しばらく家を空けたため、鉢に網をかけて出かけていたところ、首尾良く、コクサギの枝で前蛹になりました。 葉の色と似ていたので見つけるのに苦労しました。 (参考) カラスアゲハの蛹 2007年8月3日 大阪府千早赤阪村 産 大阪市淀川区 飼育 前蛹に気付いた8月2日には蛹になりました。 これは翌日の写真です。 結局羽化しませんでした。 原因は分かりません。 付近にはカラスザンショウがいっぱい生えていましたが、アゲハ類の幼虫はこれ1匹だけでした。 せっかくなので持ち帰り飼育しました。 全幼虫期をこの日に持ち帰ったカラスザンショウの葉で育てました。 さて、結局寄生されていたのですが、後で写真を見ると、1齢時の幼虫の側面が何か盛りあがっていて少し異常のようです。 もしかしたら、ここに産卵管を突き刺されたのかもしれません。 しかし今そんな幼虫は飼っていません。 おかしいなと首を回すと、カラスアゲハの蛹がなんか変です。 見ると大きな穴が開いていました。 そしてアゲハヒメバチが大顎で穴を広げているではありませんか。 かなりびっくりしました。 1齢から室内で飼っていたので、寄生されているとは思いもしませんでした。 恐るべしアゲハヒメバチ。 1齢幼虫にも卵を産んでしまうようです。 ほぼ同時期に蛹化したアゲハとジャコウアゲハは6月7日、11日に羽化したのにカラスアゲハは一向に前兆も示さないので、おかしいなと思ってはいたのですが。 これでカラスアゲハの飼育は3連敗となりましたが、貴重な生態を観察できて良かったです。 (参考) 脱出直後のアゲハヒメバチ(19. 5mm)と空になったカラスアゲハ蛹 2013年6月15日 静岡市葵区門屋 産 静岡市駿河区 飼育 ちょっと目をそらしている間に、脱出してしまいました。 気付いたのは11:04でした。 蝶の羽化と違い、脱出は自分が羽化してから既に時間が経っているので、カラスアゲハ蛹から脱出するとすぐに飛び立ってしまうようです。 カラスアゲハの蛹の中はほぼ何にもありません。 (参考) 幼虫(4齢、カラスザンショウ) 2014年6月21日 静岡市葵区門屋 小さなカラスザンショウ(樹高50cm)にカラスアゲハ4齢幼虫を見つけました。 かなりぼろぼろになっていましたが。 カラスザンショウ果実とメジロ 2013年1月13日 静岡市駿河区大谷 静岡市駿河区の低山地ではカラスザンショウは比較的普通にあります。 多くは小さいのですが、所々に実を付ける高さ3m以上の木もあります。 おそらく鳥が食べて種子をばらまいているのだろうと思っていましたが、まさに実を食べる鳥を目撃できました。 鳥はメジロでした。 この時期は木の下に果実殻も落ちているので拾ってみると一部に黒い果実が残っていました。 じつは、果実殻が落ちていたのでカラスザンショウがあることに気付きました。 上を見上げると果実殻が残り、棘のある木が目に入り、カラスザンショウと分かります。 鳥が食べて糞をするのをまねて果実を剥いて種子を取りだし、よく洗って蒔いてみます。 鳥にばらまいてもらって初めて芽を出すため果肉があるときは芽を出さない木もあるそうですから。

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ミヤマカラスアゲハ採集案内

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飼育中のカラスアゲハ カラスアゲハ 各写真をクリックすると、大きい写真が見られます。 ブラウザ機能で戻ってきてね 2002年7月18日、クロアゲハ飼育用にカラスザンショウの葉を採集して来たら、カラスアゲハの卵がついていました。 と言っても最初は何の卵か分からず、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハのいずれかだろうと思っていた程度ですが。 同じ食樹で卵の色・形・大きさもほとんど同じで区別がつきません。 まるで真珠の様だと思いませんか。 2002年7月21日、孵化間もない1齢幼虫が、葉の先端で休憩しています。 この時点でもまだ何の幼虫か分かりませんでした。 2002年7月23日、2齢になりました。 でもまだ何の幼虫か分かりませんでした。 2002年7月26日、3齢幼虫です。 やっとカラスアゲハの幼虫だということが分かりました。 2002年7月30日、4齢幼虫です。 1〜2齢はクロアゲハやモンキアゲハに似ていますが、3〜5齢は、ミヤマカラスアゲハと共に異なった特徴が出て来ます。 2002年8月4日、終齢幼虫になりました。 写真は8月7日のもの 2002年8月10日、カラスザンショウの葉の軸で前蛹になりました。 2002年8月10日、蛹になりました。 上の写真が背面から見たもの。 下の写真は側面から見たものです。 真夏の一番暑い時期に蛹になったので、これから1週間〜10日くらいで羽化すると思ったのですが… 上の写真から丸8カ月後の2003年4月12日、屋外に出しておいた蛹に羽根の色が付いていたので室内に取り込み、羽化の準備をしました。 と言っても発泡スチロールの箱で作った飼育ケースの壁に枝を突き刺しただけですが。 翌2003年4月13日、日曜日だったので早朝から羽化の瞬間を狙ってカメラを構えました。 通常、蝶の羽化は早朝からの午前中行われることが多いのですが、11時頃まで待っていたのですが、全くその気配がありません。 午後になってケースを覗いてみたら、何と羽化していました。 がっかり。 左列の春型と中央列及び右列の夏型を比べると格段に大きさが違いがあるのが分かります。 この写真の夏型は全てカラスアゲハが最も好むコクサギで卵から飼育したもので、飼育したものとしてはかなり大きくなっています。 ちなみに春型は全て愛知県産、夏型は全て長野県産です。 このページに直接おこしになった方は、ぜひから他のページにもアクセスして下さい。

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飼育記録_カラスアゲハ

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()理想の里山を実現するため、農家になる決意をした今森さん。 たくさんの蝶が舞う豊かな環境づくりに、欠かせない植物とはいったい何でしょう。 今森光彦 環境農家への道 第16回 カラスザンショウの木 (写真・文/今森光彦) 今回の農地では、さらに重要な植物を植栽計画にいれている。 その植物は、カラスザンショウ。 カラスザンショウは、里山に自生するミカン科の植物で、生長すると高木になる。 珍しい植物ではないが、食用にはならないので、名前を言っても知っている人は少ない。 カラスザンショウの木。 しかし、この植物、驚くべき能力をもっている。 なんと5種類のアゲハチョウに食料を提供できるのだ。 愛蝶家ならだれもが一目置く存在だが、植木屋さんが扱わないので、自生しているものを地取りするしかない。 花のあとの実は、野鳥が好んで食べるため、拡散する。 野山で実生が発芽して1? 3年くらいの幼木を発見したら、植栽のチャンスだ。 高木になるカラスザンショウは、アゲハチョウの仲間にとって大切な木なので、レイアウトを決めて計画的に移植する。 しかし、荒れた土地に芽を出すくらいの逞しさをもっているのに、植替えをすると枯れてしまうことがよくある。 意外にデリケートなのでとても慎重に扱わなくてはいけない。 カラスザンショウは、2年の間に農地の各所に植え付けたが、今のところ、どの木も順調に育っているので生長が楽しみだ。

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