イタチは比較的大型な哺乳類であり、動物性の餌を好んで食べる傾向があります。 ネズミやハト、カエルや小さなカニといった小動物は、イタチの好物です。 イタチは小動物を捕食するため、ペットや家畜がイタチに食べられてしまう被害が起こることがあります。 また、イタチは雑食性で果物や木の実も食べるので、畑の作物や果樹、干している柿などが被害にあってしまうこともあるようです。 イタチが農作物や貯蔵食糧を食い荒らすネズミなどの害獣を狩ってくれるため、益獣としての側面もあります。 しかし、イタチ自体も作物を食害することがあり、さらに排泄物には悪臭や病原体の媒介といった害もあります。 家に住み着いたイタチをそのまま放ってはおけません。 住み着いてしまったイタチを駆除する方法としては、イタチの嫌がる環境を作って追い出すことが挙げられます。 イタチは嗅覚が鋭いため、刺激臭を放つ忌避剤 きひざい や木酢液、漂白剤やクレゾール石鹸などを設置しておくのが有効です。 また、イタチが寄り付かないように餌となるネズミや害鳥を駆除しておくことも重要になります。 忌避剤やくん煙剤はイタチだけでなくほかの害獣駆除にも効果が期待できるので、イタチも含めた総合的な害獣駆除を試してみましょう。 イタチの主な食べ物は? イタチの主な食べ物ですが、イタチは動物性の餌を好んで食べる傾向があります。 大切なペットや家畜が襲われてしまう可能性もありますので、十分注意するようにしてください。 【げっ歯類】ネズミなど イタチが主に捕まえて食べているのが、ネズミです。 ネズミを追いかけてきたイタチが民家に侵入してしまうこともあります。 【鳥類】ハトやスズメやニワトリなど 飼っているニワトリなどが被害に遭ってしまうこともあります。 【甲穀類】サワガニやザリガニなど 【両生類】カエルなど イタチはその他、魚類を食べたりもします。 果物や木の実も好物なので、庭や畑に植えてある植物や木の実、干してある柿が被害に遭ってしまうことがあります。 イタチは畑を荒らす小動物を食べることも イタチは食べ物を探して畑にやって来ますが、先に別の動物や虫が畑を荒らしていることがあります。 イタチは動物性の食べ物を好むため、果物や木の実を食べるよりも先に、畑を荒らしていた小動物も食べることがあります。 ネズミや虫などといった生き物による農業被害も深刻なので、ネズミや虫たちに頭を悩まされていた人たちにとっては、イタチは害虫・害獣駆除をしてくれる益獣であるかもしれません。 イタチ以外の生き物の被害に遭われていた方は、今後の被害を防ぐためにも、イタチ対策を行わない方向で考えている方もいるかもしれません。 イタチにより、害虫・害獣駆除ができれば良いのですが、イタチによる新たな被害が出てしまうことは避けたい事態ですので、イタチによる新たな被害を出さないために対策を取ることが必要です。 放っておけないイタチの被害 イタチによる被害は多数報告されております。 イタチによる経済被害や健康被害はとても深刻な問題となっています。 排せつ物 排せつ物により悪臭が発生し、その臭いが別の動物を寄せ付けることもあります。 屋内で排せつ物をされれば天井や壁のシミの原因を作り、感染症や食中毒の原因となります。 騒音 天井裏に住み着いてしまうと、天井裏を走り回り騒音を発生させます。 特に夜活動するため、騒音により眠りを妨げられてしまいます。 繁殖 イタチが住宅内に住みついてしまうと繁殖してしまいます。 数が多くなってしまうと、被害も拡大し、対処することが余計大変になります。 食害 イタチの好む食べ物は、動物性の食べ物や果物などになるため、家畜やペット、果物が食害される被害が発生します。 イタチによって生ごみなどを荒らしてしまうこともあります。 破損 断熱材を破って住宅内に巣を作ってしまうので、断熱材が破損します。 寄生虫 イタチの体に寄生するダニやノミなどが原因となり、喘息などの呼吸器障害やアレルギーが引き起こされることもあります。 イタチは人に感染する病原菌を持っています。 鼠咬症(そこうしょう)というスピリムル菌(らせん菌の1つ)を持ったネズミに噛まれて発症する感染症もありますが、イタチも感染源となることがあり、もし感染したら、発熱、頭痛、患部の腫れが出ます。 また、狂犬病を持っている可能性もあります。 狂犬病は1957年以降国内での発生はありませんが、イタチはワクチン接種をしていないため、注意が必要です。 イタチはネズミや鳥を好んで食べます。 屋根裏にネズミが住んでいたり、軒下などに鳥の巣があれば撤去するようにしてください。 イタチはそれらを食べ物とするからです。 【小動物用の忌避剤】 屋外で使用してください。 何度か設置してください。 【木酢液】 屋外で使用してください。 何度か設置してください。 【クレゾール石けん液】 屋外で使用してください。 何度か設置してください。 【害虫用の燻煙剤】 屋内で使用してください。 何度か設置してください。 【漂白剤】 屋内で使用してください。 臭いが弱いので、頻繁に設置するようにしてください。 イタチの侵入口がわかっていれば、侵入口から遠い場所に設置するようにしてください。 強い光を当てる 暗い天井裏や夜の闇の中で突然強い光を当てると、イタチは見つかったと思って逃げます。 専用の忌避装置もありますが、イルミネーションなど強い光が点滅するものでの代用も可能です。 イタチの侵入口をふさぐ イタチが住宅内にいないことを確認したら、イタチの侵入口をふさいでください。 5cmほどの穴であれば侵入してしまいますし、一度侵入されてしまうとまた侵入されてしまうので、イタチが家に侵入できないように徹底してください。 完全にふさぐことも大切ですが、侵入口に目の細かい金属製のネットや網を設置することも効果的です。 煙を出す 害虫駆除用の煙や蚊取り線香の煙でイタチがいなくなったという報告が実際にたくさんあります。 簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。 まとめ イタチの好む食べ物は色々あるため、ペットや家畜を襲われる・畑や庭を荒らされる、といった被害に遭う可能性があります。 被害に遭う前に、イタチの好む環境を作らないでイタチを寄せ付けないことが大切です。 現在イタチによる被害があるけれど、自分で対応するよりも業者に頼みたい方、自分では手に負えなくなってしまった方は、屋根裏害獣の駆除を行っている業者に依頼することをおすすめします。 屋根裏害獣の駆除を依頼できる業者や料金 依頼できる業者や料金については、「」の「」をご覧ください。
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イタチ(ニホンイタチ) イタチ(ニホンイタチ) Mustela itatsi itatsi 分 布 国内では本州・四国・九州・その他いくつかの島に生息していたが、1930年代からネズミ類駆除のため八丈島、石垣島などに導入され、今日では日本全域に分布している。 雌が頭胴長16〜25 cm、尾長7〜9 cm、体重140〜300 g。 国内産のほ乳動物の中では雄、雌の差が最も大きい。 体色は夏季では褐色がかった黄土色で、一見チョコレート色であるが、冬季は、山吹色になる。 顎下は白っぽく、額中央部から鼻鏡部にかけて他種と区別できる濃褐色の斑紋がある。 仔の体色は、暗紫色で口先の白い部分が目立つ。 体型は胴長で、足が短く、尾は太い。 指の間には小さな水かき状の膜がある。 肛門の左右に1対の肛門腺があり、糞の排泄時に臭い付けを行うが、身の危険を感じると、肛門腺からかなり臭い黄色の液を分泌する。 類似種 チョウセンイタチは1930年頃に阪神地方の養殖場から逃げた個体がもととなって、関西地方で分布を広げ、さらに1945年頃に朝鮮半島からの船荷に紛れて九州に侵入し、現在では中部地方以南の本州、九州に広く分布している。 チョウセンイタチはイタチよりも体が大きく毛が粗い。 5以下、本種では0. 5以上であることなどで、両者を区別できる。 生活行動 年周行動:イタチは一夫多妻で、雄は繁殖期には数頭の雌と交尾するが、非繁殖期には、育児には関与せず、ほとんど単独で生活する。 そのため、雌が単独で仔を育てる。 5月頃に生まれた仔は生後70〜80日で早くも成獣と同じ体重となる。 8月頃には雌親と別れ仔供だけで一群となって生活し、10月下旬頃から単独生活に移る。 雌雄とも満1年で成熟する。 イタチの寿命は雌雄合わせて飼育下では平均1. 4歳、野生では平均1. 9歳と短命である。 行動・習性:イタチはふつう、行動圏内に本拠地の穴と、休息用の穴を持っている。 昼間も活動することもあるが、主に夜行性で、日が落ちると穴からでて活動し、夜が明けると近くの穴に入って休息する。 ほとんど藪の中で単独で行動しているため、個体間のコミュニケーションには糞や尿を用いることが多い。 生息場所 主に、平野部の草地や、川沿いなどの水辺に生息するが、低地の田畑や人家の周辺、山岳地帯にも生息する。 雌は一定の行動圏を持ち、土穴などを巣としているが、雄はいくつかの雌の行動圏に重なるような行動圏を持つ。 行動圏は雌が約2 ha、雄が約5 ha持つといわれている。 繁 殖 繁殖期:一般では年1回、3〜5月に交尾し、ほぼ1ヵ月後に1〜10頭出産するが、九州では年2回繁殖するという例もある。 また、授乳期間は40日前後である。 繁殖場所:雌が自分の行動圏内の巣で仔を育てる。 食 性 主としてネズミ類を捕食するが、小鳥の卵や雛、昆虫類、カエルなども捕食する。 また、水に入りザリガニなどの甲殻類や魚類を捕食することもある。 また、狩猟獣として狩られることもあるが、最近では毛皮としての価値の減少から狩猟数も激減している。 本ホームページ内に掲載の記事・写真などの無断転載・無断引用・販売等を一切禁じます Copyright by 太田川河川事務所.
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イタチ(ニホンイタチ) イタチ(ニホンイタチ) Mustela itatsi itatsi 分 布 国内では本州・四国・九州・その他いくつかの島に生息していたが、1930年代からネズミ類駆除のため八丈島、石垣島などに導入され、今日では日本全域に分布している。 雌が頭胴長16〜25 cm、尾長7〜9 cm、体重140〜300 g。 国内産のほ乳動物の中では雄、雌の差が最も大きい。 体色は夏季では褐色がかった黄土色で、一見チョコレート色であるが、冬季は、山吹色になる。 顎下は白っぽく、額中央部から鼻鏡部にかけて他種と区別できる濃褐色の斑紋がある。 仔の体色は、暗紫色で口先の白い部分が目立つ。 体型は胴長で、足が短く、尾は太い。 指の間には小さな水かき状の膜がある。 肛門の左右に1対の肛門腺があり、糞の排泄時に臭い付けを行うが、身の危険を感じると、肛門腺からかなり臭い黄色の液を分泌する。 類似種 チョウセンイタチは1930年頃に阪神地方の養殖場から逃げた個体がもととなって、関西地方で分布を広げ、さらに1945年頃に朝鮮半島からの船荷に紛れて九州に侵入し、現在では中部地方以南の本州、九州に広く分布している。 チョウセンイタチはイタチよりも体が大きく毛が粗い。 5以下、本種では0. 5以上であることなどで、両者を区別できる。 生活行動 年周行動:イタチは一夫多妻で、雄は繁殖期には数頭の雌と交尾するが、非繁殖期には、育児には関与せず、ほとんど単独で生活する。 そのため、雌が単独で仔を育てる。 5月頃に生まれた仔は生後70〜80日で早くも成獣と同じ体重となる。 8月頃には雌親と別れ仔供だけで一群となって生活し、10月下旬頃から単独生活に移る。 雌雄とも満1年で成熟する。 イタチの寿命は雌雄合わせて飼育下では平均1. 4歳、野生では平均1. 9歳と短命である。 行動・習性:イタチはふつう、行動圏内に本拠地の穴と、休息用の穴を持っている。 昼間も活動することもあるが、主に夜行性で、日が落ちると穴からでて活動し、夜が明けると近くの穴に入って休息する。 ほとんど藪の中で単独で行動しているため、個体間のコミュニケーションには糞や尿を用いることが多い。 生息場所 主に、平野部の草地や、川沿いなどの水辺に生息するが、低地の田畑や人家の周辺、山岳地帯にも生息する。 雌は一定の行動圏を持ち、土穴などを巣としているが、雄はいくつかの雌の行動圏に重なるような行動圏を持つ。 行動圏は雌が約2 ha、雄が約5 ha持つといわれている。 繁 殖 繁殖期:一般では年1回、3〜5月に交尾し、ほぼ1ヵ月後に1〜10頭出産するが、九州では年2回繁殖するという例もある。 また、授乳期間は40日前後である。 繁殖場所:雌が自分の行動圏内の巣で仔を育てる。 食 性 主としてネズミ類を捕食するが、小鳥の卵や雛、昆虫類、カエルなども捕食する。 また、水に入りザリガニなどの甲殻類や魚類を捕食することもある。 また、狩猟獣として狩られることもあるが、最近では毛皮としての価値の減少から狩猟数も激減している。 本ホームページ内に掲載の記事・写真などの無断転載・無断引用・販売等を一切禁じます Copyright by 太田川河川事務所.
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