ジオルド カタリナ。 はめふら・原作について

海外の反応 第8話 メアリの欲望なんだったんだろ…w【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】

ジオルド カタリナ

』 と、お母様が涙を流しながら、私のウェディングヴェールを下ろしてくれた。 純白のドレスやティアラは最高級で、光にあたるとキラキラと様々な色に変わる。 私はカタリナ・クラエス。 クラエス公爵家の長女だ。 本日行われる大々的な結婚式で、正式に王家へと嫁ぐことになった。 8歳の時に婚約して、約10年間。 ずっと良い友人であったジオルドから、真剣な愛の告白を受け続けて、外堀を固めに固められて、半ば強制的に婚姻を承諾した。 他の令嬢達を跳ね除ける為の、防波堤代わりだった、私。 良い友人だとは思っていたが、まさか本気で私と婚姻する事を望むなど、夢にも思っていなかった。 プロポーズを受けても全て右から左へ聞き流し、のらりくらりと躱していたのだが。 片膝をついて、私を見る視線が真剣だと分かって、心底驚いてしまった。 お母様とキースの猛反対振りは凄まじく、王家の方々に不敬を覚悟の上で、直談判で私が如何に王妃など務められないか力説してくれたのだが…。 ジオルドときたら、もう最終的には泣き落としだった。 「僕にはカタリナしかいない、君が隣にいない世界なんて僕は生きることが出来ない。 」 と、私の良心をいたぶり続けた。 『何故僕じゃダメなのか、理由を言えないなら今すぐ城へ来て納得するまで説明してください。 』と、粘りに粘る…それはそれは、熱烈なアピールだった。 まぁ、私だって…、これだけ愛を囁かれれば悪い気はしない。 複雑な立場である、ジオルド。 第三王子と言う、微妙な立場に生まれて、優秀な兄二人、病弱だった弟一人の間に育った彼は、幼い頃から聡かったので、自分の立ち位置を良く理解して行動していた様だ。 なんでも出来るカリスマ人間。 公式でも、その情報は確かに描かれていたが、実際の彼はーー。 防波堤代わりの悪役令嬢の私に向かって、良く笑って、親切でフレンドリーな、凄く良い奴だった。 …たまに腹黒が見え隠れしたけど。 蛇の玩具投げつけた時とか。 とにかく、可愛らしい天使の様な幼いジオルドから、今では立派な王子様へ変身して。 年々スキンシップも、愛を語る回数も増え続け、彼を嫌がる理由を探すのが困難になっていって。 ジオルドは見た目だけは凄く正統派な王子様なので、私も段々とほだされていった、と言うのが正解だった。 私の結婚に強固に反対していたお母様は、それこそジオルドの並々ならぬ緻密な誘導作戦と泣き落としに勝てず、最終的に折れてしまった。 キースだけは、今でも、 『いつでも離縁して帰ってきて良いからね。 もし子供が居ても、クラエス家で僕と一緒に育てようね。 僕は一生、待ってるよ。 』 と、頑として引かなかった。 その瞳は怖いぐらい真剣だった。 8歳の時に養子に来た、義弟のキース。 破滅フラグの威力がジオルドと並んで凄まじかったので、孤独にしない様に四六時中引っ張り回した。 可愛らしくて、健気でしっかり者で、優しいキース。 やっぱり、ずっと一緒に居た義姉が居なくなるのは寂しいんだな。 実家に沢山帰ってあげよう。 週4で。 と決意をした。 お父様は、『カタリナが幸せならもう何だって良いんだ!』と、大号泣だったので、喜んでるのか寂しがっているのか、はたまた両方なのかは定かでは無い。 基本的に仕事が忙しく、食事の時にしか会う事は無くなってしまったが、娘命なのは変わらない様だ。 私付きのメイド、アンは、そのまま王家に嫁ぐ私付きのメイドとして、雇い主を替えて働き続けてくれる事になった。 アンってば、ジオルドと婚姻を結ぶって報告をして、今後どうする?と聞くと、 『絶対にお側を離れません。 お嬢様のお世話は一生、私が致します!』 と、それはすごい勢いだった。 ずっとアンにお世話して貰えるなんて、私はとっても贅沢だわ。 でも、アンが婚期を逃してしまわないか心配なので、王家に嫁いだら良い人が見つかります様に、と祈った。 ジオルドの双子の弟、アランと親友のメアリ。 すっごく驚いてメアリの手をギュウギュウに握り倒してしまったが、何と、私達と同じ日に結婚式を挙げる事になった。 これには普段平然として、涼しい顔をしているジオルドも驚いて、アランとメアリに掴み掛かるように事情聴取していた。 どうやら、私から正式に婚姻する報告を受けたメアリが、その足でアランの部屋を訪れ、速攻で二人も結婚する意思を固めたんだそうだ。 全然色気の感じられない二人。 どちらかと言えば、女主人のメアリを下僕のように後ろから支えるアラン、と言う構図が基本だったのだが…。 とにかく、メアリの行動力凄い! 逆プロポーズなんて、流石だ。 やっぱり、アランの事をなんだかんだで愛していたのね! でも、正直な所凄く嬉しかった。 だって、私は公爵令嬢と名乗るのも殆どギリギリアウトな振る舞いだ。 記憶力もショボい。 魔力もショボい。 そして、おまけに悪役面…。 あっ、ちょっと凹んできた。 とにかく、完璧な社交界の華である、メアリが事あるごとに、 『私には王族、王妃は務まりませんわ。 』 と暗い表情で話していたので、一緒になってよく落ち込んだものだ。 だから、今回の結婚が、世の令嬢達のお手本の様なメアリと一緒で、本当に嬉しい。 結婚式や儀式の準備に取り掛かる際も、メアリは大活躍だ。 純白のドレスのデザインはお揃いにしたり、髪型、エステ、その他のお妃修行も全部一緒にして貰えたので、楽しく準備が出来た。 城での部屋割りも、メアリと私は隣同士と至れり尽くせりだ。 何故か、メアリは一度もアランとの衣装の打ち合わせをしなかったので、新郎新婦なのに装飾が余り揃っていない。 むしろ、メアリと私のドレスが対になっているのは、大丈夫なのかな?と、それだけは少し心配になった。 一度お城ですれ違った時に、どこか遠い目をしたアランは複雑そうに、 『ジオルドの事…愛してるのか?』 と聞いて来たので、 『はい!友人として!』といつも通り元気よく答えて置いた。 メアリはそれを聞いて、何だか嬉しそうに腕を絡ませて来た。 ソフィアは、ジオルドとの婚姻を報告すると、非常〜に長い抱擁をした後、暫く動かなかった。 絹の様な美しい白銀の髪が素敵…。 サラサラ気持ちいい…、じゃ、なくて! 動かないソフィアがとても心配になったので、『ソフィア?』と恐る恐る声を掛けると、 『…いよいよ、お兄様が本気を出す時がやってきましたわ…。 』 と、何やら怖い発言をして、体を離されニッコリ微笑まれた。 ソフィアは想像力豊かなので、何か面白い事を妄想しているんだろう。 側で佇むニコルは、少し元気が無さそうに見えたので、『大丈夫ですか?』と声を掛けた。 哀愁の漂う魔性の魅力も手強くて、憂いを帯びた瞳が吸い込まれてしまい、寸での所で床に口付けするのを回避できた。 あああ、危なかった! またはしたないってお母様に説教される所だったわ…。 でもその後、 『君の幸せを、心から願っている…。 だが、自分の心は自分の物だ。 想いを寄せるのは止められない。 だから…勝手で悪いが、このままで居させてくれ。 俺は充分、幸せなんだ…。 』 と、何やら半端ないオーラで詰め寄られて、今度こそ記憶を飛ばしてしまった。 気が付いたらクラエス家の自室で無心でお茶を飲んでいた。 ニコルの魔性の魅力、恐るべし。 マリアにも報告に行った。 魔法省では所属する部署が異なる為、いつも調べ物で入り浸っている図書室で話をした。 マリアが悲しそうに涙を溜めて、泣き始めてしまったので、反射的に抱き締めて、泣き止むまでそのまま抱擁した。 もしかして、マリア、ジオルドの事好きだった?! 私、ちょっと早まった?! と内心焦って居たら、落ち着いたマリアが、 『カタリナ様…魔法省のお仕事は、まだ勤められるんですか…?』 と聞いて来た。 あれ?何で私の話題?とは思ったけど、素直に『勿論!毎日出勤するわ!』と元気に答えた。 そしたら、マリアは天使の様な笑顔で、 『嬉しいです、離れたく無いです…!』 と言われ、鼻血噴いて倒れてしまいました。 マリアまじ天使… 私男なら貴女と結婚する… そんな訳で、しっかり報告も終わり、あっという間に月日は流れてーー。 大好きな皆んなに囲まれて、私はバージンロードを歩いていく。 隣には、私と同じく感動して目を潤ませたメアリ。 アラン、メアリ、私、ジオルドが横並びになって、階段を降りながら国民や参列者に手を振って行く。 ジオルドは私たちの番の誓いの言葉の際、長い抱擁、長い口付けで、私はあまりの羞恥心とジオルドの色気にやられて、腰が抜けてしまった。 ジオルドに腰を支えてもらいながら、次はアランとメアリの誓いの言葉だ。 メアリが何故か、誓いの言葉の時に、私の方を向いて居たので、 『メアリ、見つめる相手を間違ってるよ!』 と、コッソリ指摘してあげた。 完璧な社交界の華も、やっぱり緊張してるのかな?と思ったけど、色気のある熱い瞳で、 『一生、愛する事を誓います。 』 と言われた時はドキッとした。 メアリ、言う相手間違ってるよ…。 何か、ジオルドも不機嫌オーラ出してるし、アランは青い顔で笑顔もなく引きつりまくりだ。 誓いの言葉って、こんな感じだったっけ?!と、焦ってしまった。 キースとニコルは参列しながら、二人で何やら話し合いをしていた。 とても真剣な顔だったので、仕事の話かもしれないが、隣にいるソフィアとマリアまで一緒に話し込んでいる。 相変わらず仲良いなぁ、早くお開きにして、夜のお披露目舞踏会にならないかな〜、お腹すいたな〜と考えていた。 昼に正式な婚姻の儀式も終えて、夜は砕けた舞踏会があった。 主役の私たちは、パートナー以外とは踊らない為、挨拶回りが基本だ。 ジオルドと、先ずは義弟のキースの所へ向かった。 あっ、珍しく酔ってる。 顔の赤いキースが、私たちに気付いて寄ってきてくれた。 「義姉さん、とっても綺麗だったよ。 一生忘れられない。 今日は、勿論一緒に帰ろうね。 」 溶ける様な笑顔で言われて、思わず照れてしまった。 キース、本当に好青年に育ったなぁ…。 「ありがとう。 キース。 ええ、勿論よ!一緒に帰りましょう!」 そう答えると、私とキースの間に体を割り込ませて、ジオルドが立ち塞がった。 「おやおや、キースもカタリナも飲み過ぎて頭がおかしくなったんですかね。 貴女の家はスティアート家のお城ですよ?結婚したのだから夫婦は同じ所に居るのが当たり前です。 」 …怖い、何だか、いつもの笑顔より数倍腹黒いオーラで笑ってる。 え、実家に帰っちゃ駄目なのかな? 結婚したら夫婦…。 それはそうだ、確かにジオルドが正しいのかな。 「いえいえ、おかしくなってませんよ。 実家に帰るのは普通です。 お城へなんて帰らせません。 」 そう口を尖らせるキースは、まるで幼い頃の様で、私はクスッ、と笑った。 あらあら、キースがかなり拗ねている。 これは、よしよししてあげれば良さそうね。 もうかなり背が高くなったキースに、背伸びをしてよしよしする。 固まったキースが驚いた顔で私を見つめた後、フニャッと甘い顔で嬉しそうに破顔した。 と、同時に、般若の様に眉を吊り上げるジオルドとの攻防戦が始まってしまった。 ポイっと端に出されて、何某かを口論している。 こうなると私は放置されるので、そそくさと飲食スペースへ移動した。 メアリとアラン、ソフィアとニコル、マリアが、勢揃いでテーブルの前で私を待っていた。 「カタリナ様は必ずこちらへ来られると思っていましたわ!お揃いのドレス…たまりませんわ!」 「カタリナ、今日は一段と…すごく綺麗だ。 」 「ま、メアリと磨きまくってたから当然なんだがな。 …いつもよりはマシだな。 」 「カタリナ様…、私、もっと力をつけて、カタリナ様の一番お側に行けるように頑張りますね。 」 「カタリナ様、今度アスカルト家へお泊りに来てください!ロマンス小説を語り合いましょう!」 大好きなみんなと、笑顔でワイワイ、ガヤガヤと楽しく過ごす、最高のひと時。 あぁ、とっても幸せだ。 破滅フラグを回避して、こんなに幸せなハッピーエンドが待っているなんて、8歳の時の私は想像も付かなかっただろう。 攻略対象達、そして対抗する筈の令嬢達、主役の天使の様な女の子…。 みんな、私の大切な大切な宝物だ。 これからもこうして、みんなと笑い合って、一緒にいれますように…。 ーーその夜。 キースとジオルドの激しい攻防の末、勝利したのはジオルドだった。 『夫婦ですからね。 僕は愛しいカタリナがやっと手に入ったので、外野が多少何かして来ても、もう余裕ですよ。 だって、夫婦ですから!』 と不敵な笑みを浮かべて、ジオルドは自分の寝室に私を連れ込んだ。 薄い、何もかも薄いレースの夜着を着せられていた、何も知らない私を組み敷くと…。 呆気なく、処女を奪っていった。 しかも、その行為は夜明けまで続いた。 えっ、小っ恥ずかしいどころじゃ無かったんだけど…。 あれってみんなしてるの??? まず、スケスケのあの夜着は何?! 良く考えて着用しなかった私もいけないのだが、朝起きたら、殆ど全て丸見え状態だった。 顔から火が出るかと思った。 通りでアンが、苦い顔をして渋々着せてくれたはずだ。 彼女はきっと、その後起こる事が分かっていたんだな。 正直、もう、すっごく凄く痛かった。 気持ち良さよりも、痛みと羞恥心が勝ってしまった。 願わくば、恥ずかしくて死んでしまいそうなのでもう二回目はしたくない。 あと、ジオルドが美形でイケメンでイケメンでイケメン過ぎてパニックで無理…。 私の上で、恍惚の表情で攻め立てるジオルドが、目に焼き付いて、全然離れていかない。 こちらは色恋に全く耐性が無いので、初心者モードでお願いしたいのに…。 でも、行為の最中に、 『カタリナ…愛しています…。 』 と何度も何度も掠れる声で甘く囁かれるのはまずい。 激甘ボイス、色々と辛い。 大事にされている事実がとても心地よくて、癖になってしまいそうだから…。 次の日。 腰を押さえてヨロヨロと足元が覚束無く、廊下の手摺りに捕まりながら歩く私を見て、メアリが何故か怒り狂って、私に引っ付いて離れなかった。 何故かメアリ御用達のマッサージを受けたり、美味しい薬膳茶を頂いたりした。 腹黒ドS王子に愛されて。 私は掛け替えの無い、大切な人たちに囲まれている。 私の宝物の様な大切な日々は、いつまでも続いていったーー。 ガチャ、と鍵を掛けて、扉を離れていく。 名残惜しいが、もう公務に行かないとまずい時間帯だったので、仕方なく長い廊下を歩いた。 使用人達が、怯えながら僕を見ている。 不躾な視線を寄越すものは流石に居ないが、その瞳には明らかに恐怖と、嫌悪が受け取れた。 半ば強制的に、カタリナと婚姻を結ぶ事に成功した。 彼女の意思など知りはしない。 本当に無理矢理だった。 勿論、僕の幼なじみからは大反対、大抗議を受けた。 義弟のキースは、不敬罪を承知で僕を罵倒し、 『絶対に許さない!』 と魔法で攻撃して来た。 本来なら王族に危害を加えるなど、極刑に値するのだが、カタリナがキースの前に出て庇い、 『何でも言う事を聞くから、キースを罰しないで』 と可愛い顔で懇願されたので、僕は厚い温情を見せて、少し公爵家の仕事を増やすだけに留めてあげた。 暫くは会う事も寝る事も叶わないだろうけど、極刑よりは100万倍マシだろう? 僕の君への愛は、こんな執着心の塊の様な男とは比べものにならない程大きいんだからね。 アランとメアリも、それはそれは殺意のこもった眼で僕を睨み付けて来て、結婚に反対して来た。 君たち、そもそもお互い婚約者同士だよね? だから僕も、 『早くお二人も、カタリナを諦めて婚姻すれば良いじゃないですか。 』 と笑顔で伝えると、 『カタリナを助けるのが最優先だ!』 『カタリナ様が合意していない婚姻なんて不幸だわ!』 と、大変不敬だったので、ちょっと裏で手を回して、他国への勅使となって派遣してもらう事にした。 これで数年はソルシエ王国の地を踏むことは出来ないだろう。 意外と賢かったのが、ソフィアとニコルだ。 彼等は僕に対してしっかり礼儀を通してくれた。 だから、結婚式にも彼等だけ出席させた。 悔し涙をいっぱいに溜めたソフィアと、静かに怒り狂っているニコルを眺めるのは中々良い光景だった。 どうやら、カタリナをコッソリ城から連れ出そうと計画しているらしいが、そこは王族の情報網を舐めないで頂きたい。 動きがあり次第、二人には第三王妃誘拐容疑を掛けて、国外の牢へ投獄する予定だ。 光の魔力を持つ稀有な存在の、マリア。 彼女は僕に対峙すると、 『ジオルド様、闇に落ちたのですね…。 とても、とても残念です…。 』 と、挑む様な目付きで僕を見据えた。 光の魔力は強力なので、あまり近付くのは得策じゃ無い。 確かに、僕の溢れ出る真っ黒な気持ちは闇の気配だろう。 僕は一定の距離を取りながら、マリアに歪んだ笑顔を向けた。 『人聞きの悪い事を言わないでくださいよ、マリア。 カタリナは元々、卒業後は王家へ嫁ぐ筈だったんですよ。 これは当然の結果なんです。 魔法省に1年も務めさせてあげた、僕の寛大な心に感謝して欲しいぐらいですが。 』 そうだ。 カタリナは始めからずっと、僕の物なんだ。 後から現れて彼女を欲しがっても、もう遅い。 マリアは悲しそうな、憐む様な表情で僕を見つめた後、 『…カタリナ様は、必ず私が助けます。 』 と言って、僕の前から姿を消した。 彼女は光の魔力保持者であり、魔法省、国家機密に通じている。 その身柄は国が預かる形で、様々な保障を与えられている為、職務を放棄して、尚且つ王妃を拐えば、かなり重い罰を受けてもらう事になる。 僕はマリアを見つけ次第、国家反逆罪の罪に掛けたいと思っている。 本当に、次から次へと懲りない人たちだ。 元々僕のモノなのに、横取りしようとするからバチがあたるんだ。 僕は王家の権力をフルに使い、カタリナに魔法省も無理矢理退職させ、クラエス家から拉致する形で連れ出し、今、僕の部屋に監禁している。 夜着に着替えさせた彼女の肢体は美しく、艶かしく、僕を昂らせたが…。 勿論まだ、彼女の純潔は奪っていない。 僕はカタリナを心から愛しているので、同意のないまま身体を繋げようとは思わなかったからだ。 僕はなんて、紳士なんだろう。 きっとこんな僕を、カタリナも褒めて、そして慕ってくれると思う。 その夜。 公務から帰って来る途中、妙な音が聞こえたので外を見た。 カタリナが城の窓から逃げ出そうとする所を偶然捕らえた。 抱き上げて自室に連れ込み、ベッドの上に座らせる。 僕だけの妖艶な姿を他の者が見ていたかと思うと、腹わたが煮えくり返って消し炭にしてやりたくなる。 だが、相手はカタリナだ。 僕は声音を柔らかくして、『何故部屋から出たの?』と聞くと、 『ジオルド様、…ごめんなさい、ごめんなさい…!』 と、震えてしゃくり上げるだけで、話にならない。 僕はギリッとカタリナの両手を掴み、無理やり唇を奪う。 そのままベッドに押し倒してやった。 逃げようとしたカタリナが悪いんだ。 僕がこんなに恋焦がれて、全身全霊で一途に愛し続けているのに、 『義弟や友人に会わせてくれ』 なんて言って、暴れるから。 君を独り占めしたい。 君を愛しているだ。 何故分かってくれないんだ。 燃え滾る様に消えない、カタリナへの愛。 カタリナが暴れ回って、僕の口の端が切れて、血が滲んでーー。 初めて、僕の中の狂気が暴れ出した。 僕のモノにならないなら、いっそーーー。

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【アニメ】はめふら第10話の感想 「カタリナを破滅に誘う人物とは?」

ジオルド カタリナ

参考書を探しに東棟の図書室へ向かっていたカタリナは、途中でいつもの面々と合流し勉強に励んでいた。 ふと目に留まった本を開くと、本から眩い光が溢れ、ジオルドたちと共に飲み込まれてしまう。 光から逃れたメアリとマリアは、恐る恐る本を開き、囚われたカタリナたちの姿を探すのだった。 海外の反応 松岡禎丞さん(ニコル役)のセクシーボイス大好き 2. 海外の反応 ???「慣れますよ」 3. 海外の反応 メアリはただの超優しい女の子だと思ってたけど、このエピソードを見たら彼女は純粋にカタリナに恋をしていると思えてきた 4. 海外の反応 what the f〇〇k、ジオルドの欲望俺と全く一緒な件 24. 海外の反応 Alan is best boy 27. 海外の反応 メアリとマリアの欲望何だったんだろう 28. 海外の反応 今日が最後のアニオリ回だろうな.

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なぜカタリナを好きになった?「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」キャラクター背景を解説!

ジオルド カタリナ

感想(ネタバレあり) 破滅フラグを回避し続け、友情エンドにたどり着いたカタリナ。 これで国外追放or死の可能性がなくなり、学園祭を楽しむことになりますが、やっぱりいろいろ騒動の原因に。 今巻でも同じ出来事をカタリナ目線と他のキャラ目線で描かれており、そのギャップが面白いです。 また今巻の前半ではカタリナを巡る人間関係もよりディープにわかります。 そして後半。 カタリナが誘拐されてしまいますが、カタリナ肝が据わり過ぎだろ。 一応王位継承を巡る陰謀の一環なんですが、カタリナが関わると全然締まらない。 というか、周りのおかげで一件落着してしまうし。 ただ最後の最後でジオルドが実力行使に出てしまいました。 キースやアランに邪魔されてばかりで鬱憤が溜まっていたのでしょう。 それに加えてカタリナを誘拐した奴がカタリナにやってしまった所業を知り、とうとう抑えがきかなくなったと。 1度ならず夢だと持ったカタリナに2度目もやってしまうなんて。 そりゃあキースやメアリやソフィアがジオルドを抹殺しようとしても仕方ありませんわ。 今巻はそういうお話になります。 対ジオルドで共闘を結ぶキースとメアリ カタリナ争奪戦で有利な立場にいるのは当然ジオルド。 カタリナの正当な婚約者であり、他のキャラより一歩も二歩もリードしていると言って過言ではないでしょう。 ただしカタリナの方はジオルドに色恋の感情をほとんど持ってないですけど。 ジオルドは危険。 形式的にも本能的にもそう考えているのがカタリナの義弟であるキースとジオルドの弟アランの婚約者であるメアリです。 キースとメアリは対ジオルドのために共闘を結んでおり、協力してジオルドとカタリナが結ばれるのを阻止するつもりのようですが、対ジオルドを離れれば利害対立する同士となってしまいます。 そして今回キースが義弟という立場を利用してあることをカタリナにしてもらっていることがメアリに発覚。 当然メアリさん激おこで対ジオルドの同盟にヒビが入る恐れも。 まあ、そんなキースとメアリの様子を見たカタリナは二人の恋仲を疑うのですが。 相変わらずカタリナは色恋沙汰の見る目が無いようですわ。 まあ鈍感はラノベ主人公必須のスキルだから仕方ありませんけどね。 ニコルとカタリナをくっつけるために頑張るソフィア メアリはカタリナと添い遂げたいと考える一方、カタリナのもう一人の友人であるソフィアは、自分の兄ニコルとカタリナをくっつけようと頑張ります。 ロマンス小説にドハマリしているので、メアリのように自分自身がカタリナとくっつくことを画策してもおかしくないのに。 その辺は前世の記憶が影響しているのでしょうか? 今回ソフィアはニコルとカタリナをくっつけるために無茶振りをするのですけど、肝心のニコルがちょっと暴走気味に。 まあ、そういうことにもなりますよねえ。 ニコルって今まで感情を出す機会がなかったのですから。 ニコルの場合、その魔性の魅力はカタリナにも効いているので可能性はゼロではありません。 ニコル自身、カタリナの言葉で歯止めが効かなくなるシーンもありましたし。 ただその一方ニコルはあくまで宰相の息子であり、王子であるジオルドと正面切ってカタリナを取りあうにはちと辛いところがあります。 それに無口無表情で会話が続かない点もマイナス点。 ニコル勝利の目はかなり低いでしょうねえ。 マリアとラファエルの利害が一致する 魔法学園は2年で卒業。 そして魔法学園を卒業すればジオルドはカタリナとさっさと結婚してしまう。 そう予想したのはかつてカタリナを酷い目に合わせた元生徒会長のラファエル。 ちなみにラファエルは他のキャラ同様カタリナにゾッコン状態となっております。 カタリナって本当に人たらしですわ。 さてジオルドとカタリナの結婚を阻止するためにはどうするか? ラファエルにはジオルドとカタリナの結婚を阻止する策がありました。 それがカタリナの魔法省への就職です。 この策に賛同を示したのは魔法省への就職を決めたマリア。 ゲーム本来の主人公なのにカタリナLOVEの状態になっているマリアさん、彼女もカタリナとずっと一緒にいるためにラファエルの策に賛同したのです。 まさに敵の敵は味方という感じ。 どれだけジオルド恐れられているんだよと言いたくなります。 そのうち対ジオルドで他のキャラがみんな手を組みそうな感じになってきましたわ。 アランはカタリナへの気持ちに気付いていた! そしてここでもメアリの影が ジオルドの弟であるアラン。 そのアランも自分自身の気持ちに気付いてたようです。 ただカタリナは兄であるジオルドの婚約者。 そしてアラン自身もメアリと婚約している身。 こんな気持ちではメアリに申し訳ない。 そう思ってアランは婚約解消をメアリに申し込んだようですが、メアリは拒絶。 メアリ自身はアランと婚約解消しても別の人物と婚約させられるだけなので、このまま婚約を継続して欲しいと。 だが実際のところメアリの目的は別のところにありました。 アランはジオルドの弟であり、ジオルドの情報を得られる立場にあります。 さらにジオルドとカタリナの仲を進展させないようにできる立場でもあるのです。 弟ですからジオルドがカタリナに近づくのをチャチャいれてつぶせますし。 まあ、要するに メアリはアランを使ってジオルドの情報収集と邪魔をしようと考えた訳。 もちろんアランのためにではなく、自分のために。 メアリ本当に怖い。 キースどころか自分の婚約者であるアランまでも、自分の欲望のために利用するなんて。 初登場時のかよわいイメージどこ行った? あとアランとジオルドの話のところで二人の兄でああるジェフリーとイアンの二人が登場しました。 今のところ性格が良いのか悪いのかまったくわからない状態ですが、ジオルドの兄たちですからねえ(まあ、アランの兄でもあるけど)。 一筋縄ではいかない感じがしますわ。 と思ったら最後の章でジェフリーとイアンの人となりがわかる記述が出てきました。 イアンはともかくジェフリーはヤバいです。 うん、それだけでなくジェフリーの婚約者も結構ヤバく、そして今後カタリナと一番絡むことが多くなりそうです。 ジオルドは独占欲が強い 周りは敵だらけのジオルド。 そんなジオルドは他のキャラとカタリナが親しくするのが嫌な様子。 意外とジオルドって独占欲あったのですね。 ただジオルドの気持ちもわかります。 カタリナってすぐに人をタラシこんで、ジオルドのライバルをどんどん増殖させますからね。 本来ならば婚約者持ちの相手に惚れる奴なんてそんなにたくさんいないはずなのに。 さらに某キャラに至っては同じ女性なのにカタリナと添い遂げようと本気で考えているし。 ジオルドでなくてもイライラしますよ。 そして生徒会の生徒が演じる舞台の後の舞踏会ではカタリナを独占するつもりだったジオルドですが、トンデモナイ事態が発生してしまうのです。 カタリナが誘拐されるという事態が。 カタリナ誘拐でジオルドが実力行使に 今巻の後半はカタリナが誘拐されたお話です。 王位継承に絡む陰謀が発端なんですが、カタリナがせいで何か締まらない。 というか、カタリナって恐れというものを知らないのでしょうか? たぶん破滅フラグを回避できたという安心感から、誘拐ぐらいでは何とも思わなくなったのかもしれません。 正直ラファエルの時に比べたらシリアス感が皆無ですし。 今回の誘拐の実行犯ルーフェス。 他のキャラにはない色気いっぱいの良い男ですが、今後もカタリナに絡むようになるのでしょうかねえ。 今までの男性キャラにはいないタイプなので、是非カタリナ争奪戦に加わって欲しいですけど、ジオルド達が許さないかなぁ。 ジオルドと同じことをカタリナにやりましたからねえ。 男性キャラのみならずメアリも絶対に許さないでしょうから。 さて誘拐事件も解決し一件落着。 これでおわりと思ったら、いろいろ影響されたのかジオルドがカタリナに対して実力行使に出てしまうことに。 まあ、 あれですよ、以前カタリナの首筋にしたやつ。 それを口にしちゃった。 それも2回も。 まあ、1回目のやつを夢の出来事と思い込んだカタリナが悪いのですけど、2度も実力行使するなんて。 これまで婚約者なのに何もできなかったジオルドですが、ここでカタリナの婚約者で自分こそ一番手であると大きくアピールした形ですね。 ただ確実にキースやメアリから殺意を持たれたと思います。 さらにカタリナを守ろうとキースのシスコンが強くなり、メアリのカタリナに対するアプローチが強くなりそうな気がしますわ。 はめふら第3巻を読み終わって 同じ出来事でも人によって見方や考え方が異なります。 その対比が面白いのですけど、両方が混在するとわかりづらくなるのですよね。 本作ではそれをしっかり分けて書かれておりわかりやすいと思います。 あとこの感想記事はかなり端折って書いてますので、是非ご自身で読まれることをお勧めします。 誘拐犯ルーフェスとカタリナのお喋りは結構面白いです。

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