ブリーダーさんから購入し、そのときに「翌週一回目のワクチンを打ってください」と言われました。 昨日、動物病院に行きワクチンを打ってきましたが、昨日までの一週間は子犬にとってすごく無防備だったなぁと反省しています。 今の家では、猫が一匹とフェレットが1匹がすでにいて、猫は外に行ったりしているので合わせてはいませんが、フェレットが家の中で飼っていて顔合わせをさせてしまっているので、わんこに影響がないか不安です。 昨日からはケージのある部屋だけで行動させて猫もフェレットも近づけてはいないのですが、この一週間の行動が今後のわんこの生命に影響するのでしょうか? 誰か教えてください。 今元気であればそんなに怖がらなくても大丈夫ですよ。 猫ちゃんやフェレットちゃんの病気が感染するなど、そういった心配は薄いです。 例えば人間の風邪は犬には移りませんし、犬の風邪は人間に移りません。 あまり神経質にならなくて大丈夫だと思います。 ただ、ワクチンでアレルギーなど起こす場合がありますので、、、 一日経過しているようですので、心配ないと思いますよ。 どうしても心配であれば、 ブリーダーさんにご相談されてはいかがですか? 時折ワクチン未接種で送り出すブリーダーさんがいらっしゃいます。 それなりに理由などがあるようですよ。 ワンコはまだまだ初心者ですが、うちにもワンコの先住としてフェレットがいるので、フェレ飼いの立場としてアドバイスさせていただきますね。 フェレットは犬のジステンパーへの感受性がある(発症の可能性がある)ので、この点については注意が必要ですが、ワクチンをうっているフェレちゃんならば、現時点ではそれほど心配しなくてもいいんじゃないでしょうか。 フェレちゃんにワクチンをうっていなくても元気ならば、発症している可能性はほぼないと考えられるので、大丈夫だと思いますよ。 万が一、フェレちゃんに頻繁なクシャミや鼻水などの症状が見られたら、子犬ちゃんが自身が元気でも、念のために獣医さんに相談なさったほうがよいかもしれません。 (フェレットには人間の風邪やインフルエンザもうつってしまうため、ジステンパー以外でも上記の症状がでるので、それだけで過剰に心配しないでくださいね。 ) ただ、フェレちゃんと猫ちゃんが接触している状態ならば、子犬ちゃんに免疫ができるまでの間は、両方とも接触させないほうが安心だと思います。 ジステンパーに限らず、猫ちゃんが外から持ち込んできたウィルスをフェレちゃんが運んでしまう可能性がなきにしもあらずだと思いますので… 子犬ちゃんの様子をしっかりと観察して、変わった様子が見られたら早急に獣医さんに相談する心づもりがあれば、「今後の命に影響が・・・」と考えるほど神経質にならなくても大丈夫だと思います。
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およそ3割の世帯がペットを飼っているといわれる現代。 ペットに触ったあとの手を洗わなかったり、同じ布団で眠ったり、ねだられてついついお箸からごはんをあげたり、なんてことをしていませんか?可愛がることはもちろんよいのですが、人間と動物の垣根を超えて近すぎる生活をしていると、知らず知らずのうちにペットから人間に病気がうつってしまうことがあるのです。 大切なペットと健康で快適な生活ができるよう、正しい知識を持って感染症を予防しましょう。 動物やペットから人に病気がうつる!? 動物由来感染症(ズーノーシス)と呼ばれ、動物から人間に感染する病気があります。 日本で動物由来感染症として問題になっているのは60〜80種類ほどで、その中で犬や猫、小鳥などから人に感染する病気は約30種類。 多くの家庭がペットを飼うようになった昨今、感染数も急増しているのです。 これは飼育数の増加と比例して、ペットとの距離が近くなり、珍しい動物を輸入してペットにする人が増えたことも原因だと考えられています。 さらにペットに限らず、野生動物と接触するのも危険です。 むやみに外で動物に接触しないように注意しましょう。 ペットから感染する病気・感染経路・主な症状など 2006年6月1日からは動物愛護法が改正され、動物由来感染症の予防のために必要な注意を払うことは飼い主側の責任と義務付けられました。 ペットと共存し、飼い主とその家族が幸せな生活を送るために、病気や感染経路、症状などに注意し、感染拡大の防止に努めましょう。 動物由来感染症でよく知られているものに、狂犬病や鳥インフルエンザなどがありますが、他にも身近に様々な感染症があります。 病名 感染する主な動物 感染経路 特徴 狂犬病 (=ラブドウイルス感染症) 犬や猫、アライグマ、キツネなどすべての哺乳類、コウモリ 噛み傷、傷からの唾液による感染、空気中に浮遊したコウモリの唾液を吸引 [都市型感染] 犬や猫からの咬傷感染が主 [森林型感染] キツネやアライグマ、スカンクコウモリなどの野生動物からの感染(猫から人への感染はこのタイプが優勢といわれている) 日本では犬での予防接種が義務化されている。 1957年以来国内感染例は報告されていないが、海外からの輸入狂犬病により、2006年に京都で2名死亡している。 2014年、清浄国であった台湾で、数十年前から狂犬病が存在していたことが確認されている。 治療法はなく、現在の日本においては人の暴露後発症予防の治療はできない。 (人抗狂犬病免疫グロブリンは入手不可、暴露後ワクチンは入手困難) 症状を見る <動物の症状> 狂そう、麻痺、昏睡後死亡 <人の症状> 1〜3カ月の潜伏期間を経て風邪のような症状から、噛まれた部分が痛み、幻覚や攪乱などの神経症状が現れる。 昏睡状態に陥った後、呼吸停止。 発症すると100%死亡する。 エキノコックス症 犬、猫、キツネ 糞に含まれる寄生虫卵が、水で流され、飲水や手や食品に付着し口から入る 北海道のキタキツネが主な感染源で、北海道で放し飼いをした犬も感染源となることがある。 感染地域で有機農法により収穫された野菜を生で食べることも、虫卵摂取の原因になる。 現在は、北海道だけでなく本州でも発症が確認されている。 症状を見る <動物の症状> ほぼ無症状 <人の症状> 放置すると90%以上が死亡する。 感染して、5〜10年は無症状で自覚症状はなく、数年、十数年を経て症状が現れる。 最初は膨満感を感じるが進行すると肝腫大、腹痛、肝機能障害を起こす。 治療は手術を行う。 糞に含まれる病原体が、手や食品に付着し口に入る• 傷や粘膜からの侵入 症状を見る <動物の症状> 精巣炎、死・流産、不妊症 <人の症状> 消化器症状 まれに脳炎、髄膜炎、心内膜炎や骨髄炎を起こす Q熱 犬、猫、牛、羊、小型哺乳類、鳥類• 尿や糞、胎盤の病原体の吸入• マダニの媒介 感染した牛、ヒツジ、ヤギなどの生乳や乳肉製品を食べることでも感染する。 症状を見る <動物の症状> ほぼ無症状・不顕性感染(感染していても発症しない)。 しかし、乳汁や糞便に病原体を排泄、感染源となる。 妊娠時は、流産や死産をおこし、排泄された胎盤に多くの病原体が含まれる。 <人の症状> 急性 14〜26日間の潜伏期間のあと39度前後の発熱や微熱の継続、頭痛、悪寒、関節炎、眼痛など、インフルエンザに似た症状。 慢性 長期にわたる疲労感、慢性肝炎、心筋炎、心内膜炎など不定愁訴を示す場合があり、登校拒否やうつ病などと誤診される場合があるので注意が必要。 犬に対してのワクチン有 症状を見る <動物の症状> ハムスター、モルモットは敗血死、犬は発熱、粘膜出血、血便、血尿、腎炎、肝炎(黄疸) <人の症状> 1〜2週間の潜伏期間の後、発熱、頭痛、結膜充血などの症状がみられる。 重症の場合は黄疸、腎機能障害を起こすことも。 治療をしないと死亡。 パスツレラ症 犬、猫、鳥、ウサギ、マウス、モルモット、ハムスター、ラット 噛み傷、引っかき傷、濃厚な接触(キス、口移し、スプーンや箸、スキンシップ・まれに飛沫感染) 原因のパスツレラ菌は犬の約75%、猫の100%が保有すると言われ、他の動物由来感染症と比較にならないほど高い病原体保有率のため注意が必要 症状を見る <動物の症状> ほとんど無症状(不顕性感染)で、まれに化膿性疾患や肺炎を起こす。 ウサギも常在菌でスナッフル(鼻炎)、肺炎、皮下膿瘍、敗血症など多様な症状を示す。 豚は肺炎や萎縮性鼻炎、鳥は家禽コレラ・出血敗血症で死亡する。 <人の症状> 肺炎、気管支拡張症などの呼吸器症状(約6割)、皮膚科関連(約3割)で、蜂窩織炎から敗血症、髄膜炎など多彩な病態を示す。 お年寄りや糖尿病など抵抗力の弱い人では日和見感染を起こし、死亡することもある。 猫ひっかき病 犬、猫 噛み傷、引っかき傷、ノミの咬刺によって菌が体内に侵入 動物由来感染症の中でよく見られる病気で、およそ1割の猫が感染しているといわれている。 症状を見る <動物の症状> ほぼ無症状 <人の症状> 数日から数週間の潜伏期間のあと、数カ月続くリンパ節の腫脹があり、その後、1〜3週間後に約0. 25%の人が脳症を併発し、突然のけいれん発作や意識障害がおこる。 うつ病と誤診されることもある。 カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症 犬、猫 噛み傷、引っかき傷 症状を見る <動物の症状> ほぼ無症状 <人の症状> 感染者の大半が40代以上で、およそ7割が男性。 発熱、頭痛、腹痛、倦怠感がみられる。 重症化すると、敗血症、髄膜炎で死に至ることもある。 免疫が低下しているときは特に注意が必要。 トキソプラズマ症 猫• 猫の糞に含まれる病原体が、手や食品に付着し口に入る• 経気道や経皮感染することもあり 豚などの食肉(生や加熱不十分)に潜んだ病原体が口に入ることでも感染がみられる。 また、最近では、無農薬栽培の野菜を洗わずに食べることや生肉や生乳から感染するケースが増えている。 ゴキブリ、ハエなどから伝搬し、ネズミは中間宿主となる。 症状を見る <動物の症状> ほとんど不顕性感染。 猫が免疫低下状態のときに、発熱、呼吸困難、間接性肺炎、肝炎、脳炎を起こす。 <人の症状> [先天性感染] 母親が妊娠中に初感染した場合に限る。 母体から胎盤を経て胎児に移行した場合、死流産や、網脈絡膜炎、脳水腫、貧血、発育不良などの先天性障害を引き起こす。 生後1〜10年たってから網脈絡膜炎、中枢神経障害が現れることも。 [後天性感染] 多くの場合無症状の不顕性感染。 免疫低下により、発熱、発疹、リンパ節の腫大、肝腫大、肺炎、脳髄炎などを引き起こす。 回虫症(トキソカラ症) 犬、猫 糞に含まれる病原体が、手や食品に付着し口に入る 感染した家畜(牛、豚、鶏など)の生のレバーを食べることでも感染。 有機栽培・無農薬野菜を充分に洗わずに食べることでも感染することあり。 「砂場が虫卵に汚染されている」と話題になった感染症。 人の体内に侵入した回虫は成虫になれずに体内を移行し、幼虫移行虫症を引き起こす。 症状を見る <動物の症状> ほとんど不顕性感染。 幼犬に多数の成虫が寄生している場合は、腹部膨満、呼気の特異的甘臭、異嗜、元気消失、発育不良、下痢、腹痛、嘔吐を起こす。 免疫低下状態で、食欲不振、嘔吐、下痢。 <人の症状> [内臓移行型]幼虫が侵入する臓器により症状が異なる [眼移行型]網膜脈絡炎、ブドウ膜炎、硝子体混濁、網膜剥離など多様 [皮膚迷入移行型]皮膚結節や移動型の発赤、発疹、掻痒感など 疥癬(ヒゼンダニ症) 犬、猫、ウサギ、ハムスターなど 感染動物とのスキンシップ 症状を見る <動物の症状> 強いかゆみ、脱毛 <人の症状> 皮膚の強いかゆみ、脱毛 皮膚糸状菌症 (白癬) 犬、猫、ウサギ、ハムスターなど 感染動物とのスキンシップ 症状を見る <動物の症状> 脱毛、フケ。 無症状の場合もある。 <人の症状> 脱毛やフケ、水ぶくれ、かゆみ等の皮膚障害 ノミ刺咬症 犬、猫、ウサギ、モルモット、ハムスターなど• ペットのノミによって汚染された家庭環境(ベッドやカーペット)から感染• ペットについたノミの成虫が直接人に移動することでも感染する 日本においては、ほとんどが猫ノミの感染。 症状を見る <動物の症状> ノミの刺咬による刺激と唾液による、丘疹やかゆみ。 掻痒による二次感染やアレルギー性皮膚炎を起こす。 ノミはさなだ虫やペスト菌を媒介する。 <人の症状> ノミの刺咬による物理的刺激と唾液による化学的刺激。 かゆみを生じ、紅斑や丘疹ができ、ひっかくことで二次感染を起こす。 アレルギー反応を起こすこともある。 ライム病 犬、猫 ペットについたマダニに刺される 病気に感染した犬の血を、マダニが介することで人へうつる病気。 症状を見る <動物の症状> 野生動物は無症状だが、犬、馬、牛、人では症状を示す。 犬の約5%に多発性関節炎、発熱、食欲不振などの症状が現れる。 <人の症状> インフルエンザに似た症状、皮膚炎や心疾患 犬糸状虫症(フィラリア症) 犬、猫、フェレットなど 蚊からの吸血の際、その傷口から侵入 日本での人への感染は 約1000例。 犬における犬糸状虫症は100%予防可能といわれています。 症状を見る <動物の症状> 犬では、血液循環障害や免疫疾患を引き起こし、うっ血性心肥大、肝腫大、腹水、腎炎、肺動脈塞栓症、大静脈症候群など。 猫では、不定愁訴で、予防はできるが治療はできない。 嘔吐、下痢、元気食欲の低下、肺炎、気管支炎、突然死など。 <人の症状> 無症状のことが多いが、咳や喀血、胸痛、呼吸困難など。 肺の肉芽腫病変。 カンピロバクター症 犬、猫、鳥 糞に含まれる病原体が、手や食品に付着し口に入る 汚染された井戸水や豚などの食肉が主な感染原因。 症状を見る <動物の症状> 無症状なことが多いが、下痢、体重低下がみられることもある。 <人の症状> 2日から1週間の潜伏期間を経て頭痛、発熱があり、その後下痢、嘔吐など腸炎の症状が現れる。 ジアルジア症 犬、猫、鳥、ウサギ、ハムスターなど 糞に含まれる病原体が、手や食品に付着し口に入る ジアルジア虫による寄生虫病。 症状を見る <動物の症状> 成犬・猫ではほとんど無症状。 幼犬・猫では臭いがきつい水っぽい下痢を起こし、嘔吐、脱水がみられる。 <人の症状> 1〜2週間の潜伏期間を経て下痢、水様便、食欲不振、悪心、腹痛など。 発熱はない。 ペットからの病気を予防するには 可愛い家族の一員ですが、ペットは人間ではありません。 人間は人間、動物は動物と、節度を持って接することがペットと飼い主、どちらのためでもあるのです。 また、常日頃から健康管理のために動物病院を利用し、様子がおかしければ早めにかかりつけの動物病院に相談、受診することを心がけましょう。 ペットの病気を予防する 定期的に予防薬の投与や予防接種を行う 狂犬病の予防接種や、ワクチン接種や寄生虫の駆除など、定期的に行いましょう。 ペットのかかりつけ医をつくり、不安なときは相談ができる環境にしておけば安心です。 室内で飼う ペットを室内飼いすると他の動物や汚染環境からの接触機会が減ることで感染症のリスクが低くなります。 どうしても外と出入りをする場合は、家族の食事スペースや寝室はペットの居場所と別にするようにしましょう。 ペットからの感染を予防する 過剰なスキンシップを控える 特に乳幼児やお年寄り、免疫系の疾患を持つ人は、必ず獣医師と医師に相談し、適切な指導を受け、人だけではなく、動物の健康管理に心がけてください。 体力が落ちているときや体調が悪いと感じたら、かかりつけの獣医師のもと、感染管理をきちんとしている犬や猫やウサギ以外のペットとの接触は避けるようにしましょう。 噛まれたり引っかかれてできた傷を放置しない 突然噛まれたり引っかかれたりしないように、日頃からの躾も大事です。 注意をしていてもうっかり噛まれて傷が出来てしまった場合は、すぐに大量の水道水で洗い流し、消毒など治療は、医師の指導に従ってください。 まめに手洗いを 手に付着した病原体や菌が身体に入ってしまわないように、ペットと接触した後はしっかり手洗いを。 特に猫のトイレ掃除や手入れ後の手洗いは、石鹸で入念に行いましょう。 清潔で快適な住環境を整える ペットの糞尿の処理は速やかに行うのはもちろんのこと、ペットの小屋や鳥かごはまめに掃除をして清潔に保ち、細菌が繁殖しないようにしましょう。 人と共存する「コンパニオンアニマル」 コンパニオンアニマルとは、伴侶動物と訳されます。 ペットと何が違うか?ペットとは、愛玩動物であり、極端な言い方をすれば、「人がかわいがるための動物、人が満足するための動物」です。 一方、コンパニオンアニマルとは、相手の動物のことを知り、相手の動物を思いやり、そして動物から人への感染症を管理できる動物のことを言います。 今のところ、コンパニオンアニマルになれる動物は、「犬、猫、ウサギ、馬」に限られています。 犬、猫、ウサギ、馬は、きちんと管理することにより、動物由来感染症のコントロールができ、一生涯「人と動物とが生活できる」と考えられているからです。 つまり、それ以外の動物を飼うということは、動物からの感染症の危険が常にあることを知らなければなりません。 げっ歯類、鳥、ミニブタ、カメ、猿、ヤギなど、飼われている動物はたくさんいますが、危険があるのです。 さらに、エキゾチックアニマルと呼ばれているその他の小動物(外来種、野生の動物など)は、生態や病気、感染症など、まだまだ未知のことが多く、人の体調がすぐれない時や、免疫が低下した時に、普段問題が起きない感染症に感染してしまうかもしれません。 また、人の病院に行った時に、飼育動物の問診を受けることがほとんどないために、原因が分からず早期発見が遅れてしまうリスクも高くなるのです。 かわいいからと安易に動物を飼う前に「自己満足のために動物を飼う」ということは、「周囲にも危険をもたらす」ことだということを一度考えてみてください。
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寒くなってきました。 インフルエンザが流行の兆しを示しています。 2019年11月18~24日のインフルエンザの1週間当たりの推定患者数は約109,000人であり、増加傾向が続いています。 飼い主であるあなたが、熱が出て悪寒がひどいので病院へ行ったら、インフルエンザといわれました。 感染が広がるといけないので、出社は控えます。 それはわかっているけれど、自宅にいる愛猫や愛犬に、あなたのインフルエンザがうつらないか心配ですね。 フェレットと共に暮らしているのなら、あなたのインフルエンザはうつす可能性があります。 今回は、ペットにあなたのインフルエンザがうつるのか、その反対のペットからインフルエンザはうつるのかをお話しします。 フェレット 2000年、少し前からフェレットは、ペットとして、日本で飼われるようになりました。 イタチ科動物で、わが国にいるものは、臭腺除去、避妊・去勢手術をしています。 好奇心が強く、人になつくために、いまもペットとして暮らしています。 飼い主であるあなたが、インフルエンザにかかると、愛するフェレットにかかります。 インフルエンザはいろいろな型があるので、全ての型がフェレットに感染するわけではありませんが、可能性としてうつります。 反対、つまりフェレットが、インフルエンザにかかると、人にも感染します。 インフルエンザの研究にフェレットを使えますが、飼育することが面倒なので、実験ではマウスが使われていることが多いです。 フェレットのインフルエンザの症状 潜伏期間は短く、発熱して、くしゃみ、涙、粘性のある鼻水が出ます。 食欲不振、沈うつ。 腸炎や肝臓疾患、視覚障害も報告されています。 人のようにフェレット用インフルエンザのワクチンがありません。 ワクチン接種で予防は不可能です。 飼い主が、インフルエンザにかからない、そしてフェレットがたくさん集まる場所、ペットショップなどに連れていかないでください。 猫 猫は、風邪の疾患が多い動物です。 一般的な猫の風邪の原因は、猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)、猫カリシウイルス感染症(FCV)、猫クラミジア感染症などで、猫のインフルエンザというのは、ほとんどありません。 わが国において、猫インフルエンザが発生した報告はありません。 いまの時点では、人から猫に、猫から人にインフルエンザは感染しません。 飼い主がよく「私の風邪が猫にうつって、猫もクシャミをしている」といわれますが、それは上記の猫の風邪で、家の中が寒かったなどの原因で、飼い主と猫の体調が悪くなったのでしょう。 タイで猫のインフルエンザ発生 日本では、インフルエンザの猫の報告はないのですが、2004年2月、タイで2歳の雄猫が、H5N1亜型のインフルエンザウイルスに感染し死亡しました。 この猫は、死亡5日前に鳩の死骸を食べていました。 この辺りは、多くの鳩が死亡されていることが目撃されています。 インフルエンザにかかった猫の症状 発熱、沈うつ状態で、あえぎ呼吸をしていました。 そして、痙攣と運動失調を起こし、発症から2日目に死亡。 犬 猫と違い犬には、ケンネルコフという犬伝染性気管支炎という病気があります。 犬のインフルエンザではありません。 ケンネルとは「犬小屋」「犬舎」という意味で犬の飼育環境を表し、コフとは「咳」のことを表しています。 伝染力が強い、呼吸器疾患です。 一般的には、ペットショップから来たばかり、ドックショー、トレーニング教室に行ったあとに、かかります。 犬同士の感染であって、飼い主にはかかりません。 原因は、ウイルス、細菌、マイコプラズマ属菌など、さまざまです。 日本において犬のインフルエンザは発生していません。 だから、犬が咳をしているからといって、人にかかることは、いまのところ日本ではありません。 犬伝染性気管支炎・ケンネルコフの症状 ガチョウの鳴き声のように鳴り響く空咳です。 犬は健康ではあれば、咳はほとんどしません。 咳をし始めるとこの病気にかかった可能性があります。 発熱、食欲不振、呼吸困難、ぐったりする。 アメリカで犬のインフルエンザが発生 2004年1月、アメリカ合衆国のフロリダ州のドッグレース場で犬インフルエンザの発生が初めて報告されています。 22頭のレース用グレイハウンドのうち、8頭が出血性肺炎で死亡しました。 この事例から分離されたウイルス3株を解析したところ、すべての株は馬インフルエンザウイルス2型と同じH3N8亜型と一致ました。 グレイハウンドが馬とどのような関係にあったかは不明。 犬のインフルエンザの症状 犬インフルエンザの臨床像は軽症型と重症型に分類されます。 軽症型: 10日から30日間持続性の軽度の湿性の咳をします。 ケンネルコフと似た咳をするので、間違えられる可能性があります。 肺炎は細菌の二次感染による場合もあります。 致死率は5~8%。 飼い主ができること いまのところ、フェレット以外は、犬や猫には、インフルエンザは日本では発生していません。 インフルエンザウイルスは、目に見えるものではないので、どこにいるかいつ感染するか誰も見えません。 感染する可能性があるのは、野鳥がウイルスを持っている可能性があります。 気を付ける方法は以下です。 ・鳥が多くいるような場所にあえて犬を連れていかない。 ・野鳥と遊ばせたり、野鳥の羽を拾ったり、鳥のうんちをなめさせたりしない。 ・猫は室内飼いにして、野鳥を取って来させないようにする。 野鳥を食べさせないようにする。 ・万が一犬や猫が風邪のような症状を起こしたら、獣医師に相談ください。 まとめ 人がインフルエンザにかかっても多くのペットはかかることはありません。 フェレットだけは、飼い主がかかるとうつすし、フェレットがかかっても飼い主にうつします。 寒い時期、体調管理に気をつけて、手洗いをしてインフルエンザにかからないようにしたいものです。 映画『アウトブレイク』のようなことが起こらないとはいいきれないのです。 ノーベル賞学者のジョシュア・レダーバーグは「人類の優位を脅かす最大の敵はウイルスである」といっています。 インフルエンザの最新の知識を持って、ペットに接することが大切ですね。
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