発育・発達 Q. 生後4か月。 ひと月ほど前から体重がほとんど増えません。 2010. (妊娠週数・月齢)4か月 生後4か月になったばかりの男の子です。 体重が全然増えません。 ひと月ほど前に量ったときは6,000gで、今日もほとんど増えていませんでした。 その間に1度量ったことがあり、そのときは6,100gでしたので、100g減少してしまいました。 現在は完全母乳ですがミルクを足した方がいいのでしょうか。 体重が増えないのは、何か病気が隠れているからではないかと心配です。 回答者: 横田俊一郎先生 体重が増えないというご相談ですが、「生後3か月で6,000g」「その後1か月間体重が増えない」「完全母乳栄養」という情報しかありませんので、ご相談の赤ちゃんについて確定的なことは何も言えませんが、子どもの体重増加について考えてみたいと思います。 一般的に、生後3か月で赤ちゃんの体重は生まれたときの約2倍になります。 男女で多少差はありますが、満期産で生まれたときの体重の平均は約3,000gですので、生後3か月で6,000gは標準的な体重といえます。 もちろん在胎週数、生まれたときの体重によるわけですが、この赤ちゃんは生後3か月までは順調に体重が増えていたと考えることにしましょう。 生後3か月までは1か月に1,000gくらい体重が増えますが、その後は急に増える量が減り、1か月で約600gになります。 このことは母子手帳の後ろのほうにある成長曲線のグラフを見ればわかります。 そう考えても、3か月から体重がまったく増えないというのは何か問題がある可能性はあります。 第1は母乳の不足です。 この場合、授乳に時間がかかる、授乳間隔が短く夜も頻繁に起きる、便の回数が極端に減るなどの様子が見られるかもしれません。 母乳不足については授乳前後の体重を測って比較すれば、おおよその母乳の量がわかり診断がつきます。 第2は赤ちゃんの病気です。 全身の状態(機嫌、泣き声、睡眠など)、体温、呼吸状態、嘔吐の有無、便の回数や性状、尿の回数などに気をつける必要がありますが、まずは小児科医の診察を受けることが必要です。 必要があれば検査などを行うことになるでしょう。 ウイルスによる胃腸炎にかかり嘔吐や下痢があると、一時的にかなり体重が減ることもあります。 一方で、大きな病気がなくても体重があまり増えないこともあります。 ひとつは母乳が嫌いになって、母乳をあまり飲まなくなる赤ちゃんです。 とても元気で運動発達もよく、病院を受診してもどこにも異常は見つからないというタイプの赤ちゃんで、このような赤ちゃんは少し早めに離乳食を始めるとよいことがあります。 ミルクを足すことも対処法のひとつですが、ミルクを嫌がることも少なくありません。 もうひとつは、運動発達が早くとても活発で、きちんと飲んでいるのに体重が増えないという赤ちゃんです。 生後3か月で盛んに寝返りをして移動するというような赤ちゃんは、体重増加がわずかしかないことがときどきあります。 そのほかにも原因がわからないで体重が増えないこともあります。 両親の小さいころのことを尋ねてみると、同じように体重があまり増えなかったということもありますし、お母さんの心身の疲れが影響して赤ちゃんの体重が増えないのではないかと推測されることもあります。 いずれにしても小児科の先生の診察を受けていただくことが必要です。 妊娠・子育て相談室•
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スポンサードリンク 赤ちゃんは3ヶ月で生まれた体重の 2倍に、1年で 3倍になると言われています。 大人では考えられないようなスピードで成長する赤ちゃんを見て、人生で一番大きくなるこの時期に順調に体重が増えて欲しいと願うのはどんな親でも同じですよね。 気にしすぎるのもあまりよくありませんが、体重が増えない原因を知ることで改善できることがあるかもしれません。 母乳・ミルクの不足 赤ちゃんの体重が増えない原因で一番多いのは母乳やミルクがうまく飲めておらず 栄養不足になっているということです。 赤ちゃんが母乳を飲むのも、哺乳瓶を吸うのも誰に教わっている訳ではなく本能で始めて少しづつ覚えてうまくなっていきます。 赤ちゃんにはそれぞれ個性がありますから、うまく吸えない赤ちゃんも当然いるんですよね。 おっぱいや哺乳瓶をうまく吸えないことが原因で母乳が足らなくなっている場合もありますし、ママの母乳が十分に出ていない場合もあります。 授乳中のママのおっぱいは様々なトラブルを引き起こしやすいんです。 元々血液から作り出される母乳はママが食べたものに風味なども左右されます。 脂肪分や糖分を過剰に摂取した場合、乳腺が詰まって 乳腺炎になってしまう可能性もあります。 食べ物に気をつけていても授乳間隔が空きすぎてしまって乳腺炎になってしまう場合もあります。 逆に赤ちゃんが乳首を吸う力が強すぎてママの乳首が切れてしまったりするトラブルもあり、全てが順調に授乳が進むということの方が珍しいのかもしれません。 赤ちゃん側とママ側の両方がうまくいかないとスムーズな授乳ができません。 哺乳瓶を使ってミルクをあげるのも適正な乳首のサイズ選びやミルクをあげるペースや間隔など赤ちゃんにとって何が正解なのかはパパママも学びながら実践していくしかありません。 また、赤ちゃんの月齢が上がってくると授乳中にあちらこちらに興味を示してしまって集中して飲んでくれない 遊び飲みが始まります。 おなかは空いているけれど、遊びたい気持ちもあって授乳時間が長くても実際にはおっぱいをそんなに飲んでいないんですよね。 遊び飲みをやめさせるには授乳時間にできるだけ赤ちゃんが興味を示すような 刺激の少ない環境にするということが大切です。 例えば赤ちゃんの視界に入るところにおもちゃを置かないとかテレビを消すとかですね。 そういった工夫をすることで赤ちゃんが授乳に集中してくれるかもしれません。 ちなみに母乳よりもミルクの方が赤ちゃんの体重が増加しやすいと言われています。 気温が低い 気温が低いというのも赤ちゃんの体重が増えない原因の1つです。 赤ちゃんは大人よりも体温が高く暑がりなのですが、温度の低い部屋にいると自分の体温を保とうとして エネルギーを消費します。 母乳やミルクを十分に飲んでいても消費されるエネルギーが多ければ体重は増えません。 外出時にも寒さを防げる服装で出かけたり、ブランケットなどの防寒具を持っていくといいですね。 運動量が多い 寝返りやハイハイなどの動きを活発にする赤ちゃんはカロリーを消費しやすいので体重が増えにくい傾向にあります。 おねんね期の赤ちゃんでもよく手足をバタつかせる赤ちゃんはじっとしていることが多い赤ちゃんよりも当然カロリーを消費します。 体重が増えないからといって赤ちゃんに動かずにいてもらうのは無理なので、母乳やミルク、離乳食など摂取カロリーを増やす努力をしましょう。 身長が伸びている時期かも 実は赤ちゃんは身長と体重が同時に増えるのではなく、 交互に増えると言われています。 なので体重が増えないと悩んでいるときはもしかしたら身長が伸びている時期なのかもしれません。 1日単位で体重を測って気にしすぎるのはあまりよくありません。 少なくとも1週間単位で体重を見るようにしましょう。 赤ちゃんが元気でおしっこの回数も多ければ心配ないことがほとんどですよ! 新生児期の赤ちゃんの体重が増えない 新生児の赤ちゃんは生まれてから5日間くらいは体重が減るのが普通で、 生理的体重減少と呼ばれます。 おっぱいやミルクを十分に飲んでいても外に排泄されるものが多いのが原因で起こる現象で、 生後1週間~2週間で生まれたときの体重に戻ります。 その後は1日30gくらいを目安に体重が増えていきます。 生後2週間経ったのに体重が増えていかない場合は何らかの原因が考えられます。 ミルクや母乳をうまく飲むことができなかったり、室温が低すぎると体温維持のためにエネルギーを消費したりと体重が増えないさまざまな原因を最も受けやすい時期です。 ほとんどの時間を寝て過ごす赤ちゃんは授乳時間が来ても寝続ける場合もあります。 そんな場合は赤ちゃんを起こして授乳することも必要なこともあります。 また、ママも初めての授乳で母乳がうまく出ていないということも考えられます。 この頃は おしっこが1日7回前後出ていて元気があれば体重が増加しなくてもあまり心配することはありませんので様子をみてみましょう。 心配であれば1ヶ月検診の際に相談してみましょう。 生後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない 生後3ヶ月くらいまでは 1日25~30gのペースで体重が増加していき、生まれてから1ヶ月でだいたい 700~1000gくらい体重が増えます。 生後3ヶ月になると生まれたときの 2倍の体重にまでなります。 これらの数値はあくまで目安なので、この通りにならないといけないという訳ではありませんが、この頃に体重が増えない主な原因としては 母乳やミルクの不足が考えられます。 ミルクの場合はどのくらいの量を飲んでいるのかは見てわかりますが、母乳の場合はそうはいきませんよね。 母乳を十分な量飲んでいるのかどうかの確認のためには赤ちゃんのおしっこの回数を見て下さい。 生後3ヶ月頃であればおしっこは 1日5、6回ですので、この回数よりも少ないようであれば母乳が足りていない可能性があります。 母乳の出が悪いこともありますよね。 母乳は赤ちゃんに吸われることでより生成されるという特徴があるので根気よく赤ちゃんに吸わせることも大事です。 また母乳だけに拘る必要もありません。 絶対に完全母乳がいい!という考えの方もいますが、ミルクを足すことで赤ちゃんに十分な栄養が行き渡って体重が増加することもあります。 生後5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない 生後5ヶ月になると多くの赤ちゃんが 離乳食を始めます。 この頃に体重が増えない場合は離乳食が関係しているかもしれません。 離乳食だけでは栄養が不足してきますので、その分の栄養を補う フォローアップミルクというものがあります。 体重が増えない場合はフォローアップミルクをあげてみることを検討してみてもいいですね。 生後7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない 1人でおすわりができ始める7ヶ月以降の赤ちゃんはだんだん体が引き締まってきます。 ハイハイやつかまり立ち、つたい歩きもできるようになり消費カロリーも増えていきます。 この頃の赤ちゃんは 1日10~20gほどしか体重が増えないのが普通で、 ひと月で300g体重が増えていれば問題ありません。 離乳食が3回食になる赤ちゃんも多いですが、赤ちゃんが離乳食を嫌がったりして栄養不足が心配される場合は フォローアップミルクなどで栄養を補うようにしてください。 生後10ヶ月、11ヶ月、1歳近くの赤ちゃんの体重が増えない この頃の赤ちゃんは 1日あたり6~10g程度しか体重は増えません。 運動の発達が早く、運動量が極端に多い赤ちゃんの場合は体重が増えづらいことがあります。 栄養がしっかりと取れていても消費カロリーが多いために起きてしまう現象で、この場合は 2、3歳になると体重が少しづつ追い付いてくることが多いです。 また、母乳をいつまでもあげ続けることで離乳食がなかなか進まずに体重が増えないということもよくあるようです。 1週間に食べた離乳食のメニューを全てメモしておいて地域の保健センターなどにいる栄養士に相談してみるというのも良いですね。 発育曲線について スポンサードリンク 発育曲線とは厚生労働省が10年ごとに全国の乳幼児を無作為に抽出して集計を行って平均身長と平均体重を出しているものを元にグラフ化したものです。 平成28年10月現在で最新のデータは平成22年のものとなっています。 成長曲線はパーセンタイルという統計方法によって作られていて、100人を小さい方から順番に数えていって50番目が中央値で3番目から97番目までを記載するという方法です。 女の子の発育曲線と月齢別身長と体重の目安 画像引用: 月齢 身長 cm 体重 g 0ヶ月 44. 0~52. 0 2130~3670 1ヶ月 50. 0~58. 4 3390~5540 2ヶ月 53. 3~61. 7 4190~6670 3ヶ月 56. 0~64. 5 4840~7530 4ヶ月 58. 2~66. 8 5350~8180 5ヶ月 60. 1~68. 7 5740~8670 6ヶ月 61. 7~70. 4 6060~9050 7ヶ月 63. 1~71. 9 6320~9370 8ヶ月 64. 4~73. 2 6530~9630 9ヶ月 65. 5~74. 5 6710~9850 10ヶ月 67. 4~75. 6 6860~10060 11ヶ月 67. 4~76. 7 7020~10270 12ヶ月 68. 3~77. 8 7160~10480 男の子の発育曲線と月齢別身長と体重の目安 画像引用: 月齢 身長 cm 体重 g 0ヶ月 44. 0~52. 6 2100~3760 1ヶ月 50. 9~59. 6 3530~5960 2ヶ月 54. 5~63. 2 4410~7180 3ヶ月 57. 5~66. 1 5120~8070 4ヶ月 59. 9~68. 5 5670~8720 5ヶ月 61. 9~70. 4 6100~9200 6ヶ月 63. 6~72. 1 6440~9570 7ヶ月 65. 0~73. 6 6730~9870 8ヶ月 66. 3~75. 0 6960~10140 9ヶ月 67. 4~76. 2 7160~10370 10ヶ月 68. 4~77. 4 7340~10590 11ヶ月 69. 4~78. 5 7510~10820 12ヶ月 70. 3~79. 6 7680~11040 これらの数値はあくまでも目安となりますのでグラフから外れてしまったらか即小児科を受診しなければいけないという訳ではありません。 赤ちゃんの成長には個人差があり、1回の計測だけで判断するのではなく 成長の推移を見ることが重要です。 グラフのラインの上下ギリギリで推移していた赤ちゃんは計測のタイミングでグラフから外れてしまうことはよくあります。 一喜一憂しなくて大丈夫ですよ! 心配される赤ちゃんの病気 基本的にはミルクや母乳をよく飲んだり食事もしっかりと取れていて元気でうんちやおしっこもしっかりと出ている場合は問題ない場合がほとんとですが、心配される代表的な病気を紹介します。 肥厚性幽門狭窄症 筋肥厚性幽門狭窄症とも呼ばれるこの病気は胃の出口にある幽門筋が大きくなってしまって飲んだものが十二指腸まで運ばれなくなるものです。 胃が母乳やミルクでいっぱいになると噴水のように 大量に吐いてしまいます。 生後2週間から3ヶ月くらいまでの赤ちゃんに見られる病気で、手術での治療が世界中で行われています。 クレチン症 先天性甲状腺機能低下症 先天性甲状腺機能低下症とも呼ばれるこの病気は甲状腺で甲状腺ホルモンを作る働きが弱くなっているものです。 大人もかかる病気ですが、生まれつき甲状腺がなかったり小さかったりしてかかってしまう赤ちゃんもいます。 出生時は正常体重で生まれてきますが、次第に成長や発達が遅れてきます。 母乳の飲みが悪い、鳴き声がかすれていて弱いなどの症状や、 クレチン顔貌と呼ばれる鼻が低くいつも口をあけていて大きな下を出しているなどの特徴があります。 マススクリーニング検査によって発見されることが多く、薬剤投与で治療をすることになります。 早期発見と早期治療がその後の成長・発達に大きく影響し、生後12ヶ月以降での治療では知能障害を残してしまう病気です。 ヒルシュスプルング病 腸の神経細胞が生まれつきないために重い便秘症や腸閉塞を引き起こしてしまう 先天性の病気です。 おなかが膨れ上がる、嘔吐をする、ミルクを飲みたがらないなどの症状があり、放置すると様々な合併症を引き起こす危険のある怖い病気です。 治療には手術を行いますが、術後には排便の訓練など長期に渡って外来での経過観察が必要となります。 その他の病気 他にもホルモンなどの内分泌の異常や腎臓の病気、染色体異常など疑われる病気はいくつかありますので心配な方は小児科の診断を受けるようにしましょう。 まとめ 赤ちゃんの体重が思うように増えないと心配になってしまいますよね。 発達曲線から外れてしまうとなおさらです。 しかし赤ちゃんの成長や発達は個人差が非常に大きいものですし、他の赤ちゃんの比べて一喜一憂する必要はないんです。 一時的に体重が増えないことはよくあることですし、問題があったとしても重大な病気などでなければ比較的簡単に改善できるものですよ。 あまり気にしすぎないで心に余裕を持って暖かく見守っていくことも必要ではないでしょうか。
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生後8ヶ月の赤ちゃん 生後8ヶ月の身長 生後8ヶ月の赤ちゃんの平均的な身長は、66~76cmです。 女の子や小柄な赤ちゃんは65~72cm程度でも平均的です。 1ヶ月前の生後7ヶ月と比べると、さほど伸びていないと感じるママもいます。 この時期は動きが盛んなわりに身長の伸びが目立たない赤ちゃんがいます。 平均身長があるものの、個人差が出始めます。 成長曲線をみて正常の範囲内なら、他と比べて伸びが少なくても大丈夫です。 生後8ヶ月の体重 生後8ヶ月の平均的な体重は、8~10. 2kgです。 女の子や小柄な赤ちゃんは6kg後半~7kg台のケースもありますが、成長曲線で身長とのバランスがとれていれば問題ありません。 生後8ヶ月頃に体重増加が止まる赤ちゃんは、運動量の多さも原因です。 はいはいが上手になったり、手足の動きが活発になって、ねんねの頃よりも毎日の運動が盛んになります。 そのため、運動量が増えて体重増加はゆるやかになります。 体重増加はなくても、母乳や離乳食をとって顔色もよく元気そうなら成長している証拠です。 離乳食は中期に挑戦 生後8ヶ月の離乳食は、2回食を安定して続けることを目標にしましょう。 離乳中期の「モグモグ期」と呼ばれる期間に突入します。 そろそろ、おかゆや豆腐くらいの食感には慣れている頃ですね。 今まではペースト状や、形のわからないくらい似こんでいた食材も、だんだん形のある状態で食べるようになります。 画像のように食べることのできる食材も増えて、色どりが良くなります。 手づかみで食べようとしてテーブルを汚すことも始まります。 これは食事への興味と、自分で食べようとする努力の表れです。 パパやママの真似をするように、口を動かして食べようと頑張ります。 実際は歯で噛み砕くのではなく、上あごと下あごを使って潰しながら食べています。 生後8ヶ月頃の赤ちゃんは、食事をする時に口を閉じずに音が出てしまいがちですが、これも「食べる練習」の一環です。 口からはみ出てしまったら、そっと拭き取ってあげましょう。 生後8ヶ月の授乳 生後8ヶ月の授乳量は、1日で200ml~220mlを4~5回程度です。 暑い時期は喉が渇くので多め、離乳食をいっぱい食べた日は平均よりも少ない授乳量になります。 離乳食の進み具合で、授乳量にかなり個人差があります。 離乳食と授乳のバランスは、赤ちゃんが満足しているようなら平均と違っても大丈夫です。 生後8ヶ月では、離乳食だけではまだ栄養面でも不安です。 授乳は変わらず続けてください。 「離乳食が進んだから、授乳量を減らさないといけない」という決まりもありません。 赤ちゃんにとって、授乳は栄養補給や水分補給と同時に、ママとの繋がりを実感して安心することでもあります。 離乳食を進めても、生後8ヶ月では授乳を辞める必要はありません。 特に就寝前は食事よりも母乳やミルクを欲しがります。 逆に、生後8ヶ月頃は離乳食の回数が増えるので、授乳量が減ったことを不安がるママもいます。 粉ミルクだと授乳量がわかるので、「お腹がいっぱいなの?」と心配になってしまいます。 赤ちゃんの顔色や運動量に問題がなければ、様子を見る程度にしましょう。 無理にたくさん飲ませると、今度は離乳食を食べなくなります。 下前歯が生え始める 生後8ヶ月では下の前歯2本が生え始めます。 生後7ヶ月で歯茎が白っぽかった赤ちゃんは、そこから歯が見え始めている頃です。 赤ちゃんによっては、上の前歯の方が先に生え始めます。 どちらでも順番は気にしなくて大丈夫です。 歯の生える向きはチェックします。 不安な時は小児歯科で指導してもらいます。 赤ちゃんに向かって「あーん」と大きな口を開ける真似をさせたりして、さりげなく歯茎をチェックしてください。 顔を押さえて口をのぞきこんだり、体を固定させると嫌がって見せてくれないことがあります。 歯が生え始めたら、虫歯に気をつけた食生活を心掛けてください。 離乳食の最後には白湯を飲ませて、歯の表面に食べカスが残らないようにします。 歯につきやすい離乳食の時は、濡らしたガーゼや拭き取り用の歯磨きシートも便利です。 赤ちゃんは歯が生え始めると、歯茎がムズムズして服やおもちゃを噛んでしまいます。 ママやお友達の腕や指も、噛んでしまうことがあります。 噛み癖が目立つ時は、歯固めや歯固めが角についているビニール製の絵本などを与えます。 なんでも「噛んじゃダメ」と言っても、噛みたい気持ちは治まりません。 噛んでも平気なおもちゃを与えて、歯茎のムズムズを発散させてあげましょう。 指先を使った遊び 生後8ヶ月になると、指先を使った動きが上手になります。 今までは、ママが開いた絵本の1ページを眺めて、飽きたら別の遊びをしていた赤ちゃんも、自分でページをめくろうと頑張るようになります。 ボールやつみきを掴んだり、指でつつく遊びも見られます。 指先が器用になると、遊びの幅が広がると同時に、なんでもつかんだり引っ張ったりする機会が増えることも忘れないでください。 電気コードは簡単に引っ張って、電源を抜いてしまいます。 電源を抜く程度ならまだ安全ですが、よだれで濡れた指先から感電したり、引っ張られたコードが物を倒して怪我をする危険だってあります。 また、小さなものもつかめるようになると誤飲も心配です。 つかんでから口に入れるまでが早いので、ひとり遊び中もまだまだ目を離さないでください。 ハイハイで行動範囲が広がる 生後8ヶ月では、ハイハイに挑戦する赤ちゃんが増えます。 最初は腕を前に出すよりも、腕をだして踏ん張ってします。 だから、前に進めずに後ろに進んでいる赤ちゃんがいます。 後ろに進んでしまう赤ちゃんは、ハイハイが下手な訳ではありません。 よく見ると足は沢山動かしています。 ハイハイで後ろに進んでいても、そのうち手足の筋肉が成長して、バランスよく前に進むようになるものです。 今は新しい動きを楽しんでもらいましょう。 誤飲やぶつかって怪我をすることのないように、パパとママはチェックしましたか?パパとママも、赤ちゃん目線でハイハイして寝返りしてみましょう。 上からでは気付かなかった、思わぬ危険箇所が見つかります。 つかまり立ちに挑戦している赤ちゃんは、手を置く場所が必要です。 テーブルや棚は中央寄りに物を置くようにしてください。 アルコール飲料や、温かい飲み物に手が届くようになるので置きっ放しは厳禁です。 赤ちゃんや幼児に反応 生後8ヶ月頃の赤ちゃんは、昼寝時間もまとめて取れるので外出しやすくなります。 外出先や小児科で同じ月齢の赤ちゃんに出会うことも多くなります。 大人よりも、同じ月齢くらいの赤ちゃんや幼稚園児に反応します。 赤ちゃんは一緒に遊んでいるような気分でニコニコしながら見たり、何をしているのかじっと見つめることがあります。 でも、興味があったり興味をもつことで、手を出してしまいます。 まだ上手に手指をコントロールできないので、相手の顔を叩いてしまったり、服を引っ張ることもあります。 けして、意地悪しているのではなくてコントロールできないだけなので強く叱らなくても大丈夫です。 叩かれたり引っ張られた赤ちゃんや、相手のママは不快な気分になるかもしれません。 赤ちゃんと一緒に謝って、トラブルはその場で終わらせましょう。
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