バラ 育て方。 【バラの育て方】初心者さん必見!バラの基本的な育て方と種類・病気を解説

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バラ 育て方

バラを育てる場合、どんな種類があるの? バラにはたくさんの種類や品種、系統があります。 もともと自然のなかに自生している野生種(原種)、人が品種改良をした園芸品種があり、園芸種の中にもオールドローズやモダンローズ、ミニバラといったカテゴリーがあり、色、形、香り、トゲの有無、花びらの枚数も5枚のものから、一輪で100枚以上あるものまで、実に個性豊か。 毎年、世界中から新品種が発表され、登録されているだけでも4万もの品種があります。 多品種あるバラの選び方 その膨大な数のバラの中から、あなたに最適のバラを選ぶにはどうしたらいいのでしょう。 多彩な個性の中から、育てるときに必ず押さえておかなければならない重要なポイントは、バラの樹形と開花周期です。 まずはその2つの項目の中から選択肢を絞り、それから花形や香りなど、ご自身の好みで選ぶとよいでしょう。 クライミングローズとも呼びます。 地植え・鉢植えとも可能ですが、地植えのほうが本来の魅力を発揮して咲いてくれます。 つるの長さは8mにも及ぶ。 春の一季咲き。 ブッシュ樹形よりも枝がしなやかで1~2mと長く伸びますが、つる樹形ほどは伸びません。 シュラブローズとも呼びます。 小さな庭で小型のつるバラとして扱うのに最適。 小型のアーチやオベリスクやフェンスなどに誘引するのもおすすめです・地植え・鉢植えとも可能。 四季咲き。 小型のアーチにつるバラとして仕立てるのにちょうどいい大きさのシュラブ樹形。 ブッシュローズとも呼びます。 地植え・鉢植えとも可能。 四季咲き。 樹高約60cm。 それぞれの詳しい解説はこちら 『』 バラの見頃の季節はいつ頃? 春の見頃のバラ(北海道など冷涼地では7月初旬に見頃を迎える)。 バラの開花周期には次の3つのタイプがあり、見頃を迎えるのは主に5〜6月の春と9〜10月の秋です。 四季咲き性/一年を通して繰り返し咲く。 返り咲き性/繰り返し咲くこともある。 一季咲き性/一年に1度、5〜6月に咲く。 どれも5〜6月頃にまず見頃を迎えます。 「一季咲き性」は一年でこの季節に1度しか花を咲かせません。 一方、「四季咲き性」は四季を通じて、伸びた枝先に規則的に繰り返し花を咲かせるため、何度も花を楽しめます。 「返り咲き性」は、季節や条件によって伸びた枝先に花を咲かせます。 秋にコスモスと一緒に咲くバラ。 バラを育てる時の品種によるメリット・デメリット• 四季咲き性品種は花を繰り返し楽しむことができますが、通年花を咲かせるためには、その分、施肥の回数や剪定回数が多くなったり、こまめな病虫害対策も必要です。 一季咲き性品種は一年のうち、5〜6月の限られた期間にしか花が咲きません。 ただし、この季節に向けて手入れをすればよいので、管理は比較的楽です。 バラ栽培の初心者は要チェック! 苗の選び方 バラの苗は園芸店やホームセンター、バラ苗専門ネット通販などで購入することができます。 苗には次の3つのタイプがあり、購入後の管理の仕方が異なるので、自分に合ったタイプを選びましょう。 新苗 圃場で接木して1年ほど育てた小さい苗。 圃場から掘り上げて、春に販売します。 価格は低めに設定されていますが、成長するまでに時間がかかります。 ビニールポットに植わっている場合も多いです。 春に販売。 大苗 圃場で接木して数年育てた大きい苗。 圃場から掘り上げて、秋に販売します。 苗がすでに大きく充実しています。 鉢植え苗 大苗を鉢に植え付けて育てた苗です。 6号鉢(直径18cm)に入った苗で、すでに大きく充実しています。 通年販売。 初心者には「大苗」か「鉢植え苗」が、失敗が少なくオススメです。 こちらもチェック! 『』 『』 バラの苗を買ったら…植え替えの仕方 バラの苗を買ったら、まず植え替えましょう。 苗が入っている鉢は、運搬を考慮して株の大きさに比べて小さなサイズになっていることが多く、そのままではすぐに根詰まりしてしまうなど、順調に生育しない恐れがあります。 ですから、買ってきたら地植えにするか、元のサイズより2回りほど大きな鉢に植え替えましょう。 四季咲き。 樹高約60cm。 難しいと思われがちなバラ栽培ですが、日々の手入れはさほど手間がかかりません。 猛暑で極端に雨が降らない場合には、水やりをします。 鉢植えのバラは表土が乾いたら、なるべく朝のうちに水やりをします。 水をやる時は常に、鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと。 バラの花がら摘み 四季咲き性の品種を育てている場合は、春の花が咲き終わった後に、花の下の茎を数節つけて切っておきましょう。 こうすることにより、7月初め頃の二番花の開花が期待できるようになります。 これは花後の剪定といわれるお手入れ作業の一つです。 野生種や一季咲きのオールドローズは花がら摘みはしません。 秋に花がらのところにできる可愛らしい実(ローズヒップ)を楽しみましょう。 バラの肥料 左が油かす、中央が混合有機質肥料、右が化成肥料。 肥料は、施すタイミング別に、次の4つの呼び方があります。 四季咲き性品種と一季咲き性品種とでは、施肥の回数が異なります。 バラ専用の肥料もあります。 元肥(もとごえ) 植え付け時にすべてのバラにやります。 固形の発酵油かすなどを施します。 寒肥(かんごえ) 12〜2月に、すべてのタイプのバラにやります。 固形の発酵油かすなどを施します。 お礼肥え(おれいごえ) 5月下旬〜6月下旬(春の花の開花後)に、鉢植えのバラと四季咲き性品種と若い苗にやります。 成株になった地植えの野生種や一季咲き性品種には必要ありません。 固形の発酵油かすなどを施します。 追肥(ついひ) 8月下旬〜9月上旬に、四季咲き性品種と若い苗にやります。 成株になった野生種や一季咲き性品種には必要ありません。 固形の発酵油かすなどを施します。 鉢植えのバラでは以上の肥料のほかに、定期的に液肥を施すとよいでしょう。 『』 『』 『』 バラの剪定の適期 バラは基本的に、適した時期に枝やシュートを切らないと花が少なくなったり、咲かなくなったりします。 切るのを怖がる人もいますが、たとえ切るところを間違えても枯れることはないので、安心して剪定しましょう。 切るタイミングは冬、そして品種によっては夏にも剪定が必要です。 冬剪定 12月下旬から2月に、春にたくさんの花を咲かせるために行います。 全てのバラに必須の作業です。 夏剪定 8月下旬から9月初旬に、四季咲き性のブッシュ(木立ち性)樹形の品種のみ剪定します。 どこをどのように切るのかは、品種や株の状態によって最適な切り方があるため、別ページで個別に詳しく解説していますので参照してください。 鉢植えで育てているバラは、同じ土のまま3年以上経つと生育が衰えてくることがあります。 以前のように咲かなくなってきたなと思ったら、一度株を鉢から取り出して、既存の土を全て取り除き、新しい土に植え替えてやります。 植え替えはバラの休眠期の12〜2月に行いましょう。 『』 バラがかかりやすい病気って? 対策も伝授 バラがよくかかるのは「うどんこ病」と「黒星病(黒点病)」です。 品種によって、病気に強い品種と弱い品種があり、図鑑やカタログなどにも「耐病性」についての記載があります。 強い品種を選べば、薬剤散布などの対策をせずとも育てられます。 より気楽にバラを育てることができるので、初心者は「耐病性・強」という項目をバラを選ぶ際の選択肢にするとよいでしょう。 近年は病気への耐性がある品種が多く生まれています。 うどんこ病 春から初夏、秋に発生します。 新しい枝や若葉が、白い粉をかけたようになり、進行すると茎や葉がねじれたように萎縮します。 放置しておくと全体に広がって枯れることがあります。 黒星病(黒点病) Photo/kay roxby/Shutterstock. com 主に梅雨明け頃から発生し、バラの葉に黒い斑点ができます。 黒点病にかかった葉はやがて黄変し、落葉します。 落葉が著しいと光合成ができず、株の生育が悪くなるので夏以降の花が咲かなくなることがありますが、肥料などをきちんと施していて株自体に体力があれば、新葉が再び芽吹いてくるので、枯れることはありません。 発生して、気になるようなら殺菌剤などで防除。 バラの病虫害と対策はコチラ 『』 『』 『』 『』 花束のバラと庭のバラは違うって知ってた? 庭で咲いた河本バラ園のローズ・ドゥ・メルスリーシリーズのバラをバスケットアレンジに。 庭で育てるバラと、お花屋さんで花束にしてくれるバラとでは、同じ品種がほとんどないのをご存じですか? お花屋さんで売られている花は、切ってから長もちするように、流通途中で傷まないようになど、商品として扱いやすい「切り花」用に品種改良されたバラです。 茎が比較的太く、真っ直ぐで、香りがないものがほとんどです。 香りの成分があると、花びらが傷みやすいためです。 一方、栽培用のバラは、そうした配慮をする必要がないため、よりナチュラルな咲き姿で、豊かな芳香をもつ品種が多くあります。 育てたバラで花束をつくれば、それはどこにも売っていない特別な花束になるはずですよ。 『』 色ごとに違うバラの花言葉 バラの花束をプレゼントする際には、花言葉を知っておきましょう。 うっかりすると、とんでもないメッセージを伝えることになったり、誤解を招いてしまいます。 バラ全体の花言葉 愛・美• 赤いバラ 情熱、強烈な恋、あなたを愛しています• ピンクのバラ しとやか、上品、幸福• 白いバラ 純潔、深い尊敬、私はあなたにふさわしい• ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。 「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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バラ(つるバラ)とは

バラ 育て方

夏剪定 関東地方基準 四季咲大・中輪系剪定位置 剪定箇所 時期 9月上旬頃 ポイント• 基本的に外側についている芽 外芽 の上で切ります。 (横張り性の品種は内側の芽 内芽 の上で切る場合もあります)• 芽は葉の脇にあります。 基本的に全ての枝にハサミを入れてください。 全ての枝を同時期におこないます。 低温によるブラインド 花芽が付かなくなる現象 を回避するため9月10日ごろまでに行います。 病虫害等で弱った株 葉も新しい枝も出ていない株 は咲きがら 花がら を切る程度にします。 冬剪定 関東地方基準 四季咲大輪系 HT) 四季咲中輪系 FL) 時期 1月上旬~2月下旬 ポイント• 基本的に外側についている芽 外芽 の上で切ります。 (横張り性の品種は内側の芽 内芽 の上で切る場合もあります)• 芽は葉が付いていたところにあります。 全ての枝に必ずハサミを入れてください。 枯れ枝や細い枝、内側に向いている込み入っている枝は元から切ります。 切る深さにより、下記のような違いがあります。 【浅く切った場合 半分程度 】 早めに開花し、花数が多くなります。 遅めに開花します。 (浅めに切る) 外芽、内芽がバランスよく配置するように切ってください。 つるバラの誘引 関東地方基準 剪定・誘引前 剪定・誘引後 下記は フェンスへの基本的な剪定、誘引方法です。 品種によって、方法が大きく異なる場合があります、ご注意ください。 下記は、ピエール ドゥ ロンサールを基準として記載しています。 <簡単に行う方法> 枝を外さずに行う方法• 残っている葉を全部とります。 (ハダニ、アブラムシが越冬している事があるため)• 主要な枝(年数に関係なく太く元気な枝 を残し、弱々しい枝や込み入っている枝は切り捨てます。 (今年でたシュートは残してください。 主要な枝の先端を20~30cm程切り、側枝も10cm程度残して切ります。 春の開花をイメージしながら、シュートを配置します。 その際、枝は水平かやや斜め上向きに配置し、先端を30cm程度切ります。 <念入りに行う方法> 全ての枝を外して行う方法• 残っている葉を全部とります。 (ハダニ、アブラムシが越冬している事があるため)• 全ての枝を外します。 枝の配置を考えながら、 残す枝(誘引する枝)を決定します。 ポイントは下記の通りです。 今年でたシュートが多い場合は、シュートを主に誘引します。 少ない時は、2~3年目の枝も残します。 弱々しい枝は根元より切ってください。 今年10月以降にでたシュートは、若いために寒さによって枯れる場合が多いので、生え際から10cm程度上で切ってください。 残す2~3年目の枝は側枝を切ります。 (10cm程度残して切って下さい) *全体の配置を確認しながら行ってください。 残す枝を、水平かやや斜め上向きに配置し、先端を20~30cm程度切ります。 先に切ると、長さが足りなくなる場合がありますので、配置を確認しながら行ってください。 配置する際に、枝が伸びている向きと逆に配置すると折れやすいので、注意して行ってください。 一般的に株元や太い枝には咲かないので、細い枝 細くても元気が良い枝 を株元や太い枝に重ねたり脇に配置すると、株全体が花で覆われます。 枝の間隔を、小輪種で5cm程度、大輪種で10cm程度で配置すると、開花した時にフェンスに隙間なく花が付きます。 そのままにすると 木が枯れる場合があります。

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バラの育て方

バラ 育て方

ツルバラの剪定と誘引、華やかなスクリーンに 植物は一般に枝の頂上付近がよく芽が伸び、花が咲きやすくなっています。 これを「頂芽優勢」といいます。 ツルバラも同様で、ツルをまっすぐにしておくと頂上付近にしか花がつきません。 この法則をやぶるために枝を横にするのです。 こうすればすべてが頂芽の状態になり、花を多く咲かせる事ができるのです。 ツルバラだけでなく、フェンスなどに誘引を目的とする半ツル性品種も1月に剪定・誘引しておきましょう。 まず始めに古くなって花つきが悪いシュートや、弱々しいシュートは根元から剪定し、元気のよい新しいシュートだけを残すようにします。 ツルバラのシュートは3、4年もすると花つきが悪くなりますので、枝が込み合わないためにも、新しいものに更新しましょう。 『フェンスへの誘引』できるだけ枝をフェンスへ均等に横へ誘引し、枝と枝との間隔は20~30cmあけるようにすると、花のスクリーンになります。 元肥は根が活動する前に施す この時期のバラは休眠状態となっており、ほとんど活動をしていません。 しかし、2月を境にまず地中の温度が上昇を始め、この頃から根は地上部の枝に養分を送るために活動し始めます。 1年に一度は根の活動期の1ヶ月前に、根を傷めないように元肥(寒肥)を与えておくと生育には良策です。 『元肥を与える理由』山に自生している木(野バラも含む)のように落ち葉が徐々に分解され翌年の肥料分として木に還元されるサイクルが、庭のバラづくりでは病害虫の発生、伝染の防止のために集めて捨てるので断たれてしまいます。 したがって・年間通して栄養分がなくならないようにする、・元肥を地中に入れることでバラの生育上大切な微生物を活発化させる、・株付近の土を掘ることで空気を必要とする根を活発化させる、などの理由から元肥を与えます。 元肥としては、油かす、骨粉などの有機質肥料に堆肥を混ぜて株元にやると理想的ですが、緩効性の化成肥料も手軽で便利です。 芽かきは花を充実させる作業 3月に入ると、バラはいっせいに水気たっぷりの若々しい芽を吹いてきます。 その中で1カ所の芽から同時に複数出ているものが目につくはずです。 バラの性質上、1芽に対して複数の枝を伸ばすと株にとっては負担がかかり、養いきれずに花なしの枝になってしまうことがありますので芽かきをします。 ただし、背が低く房咲きになりやすいミニチュア系やポリアンサ系は花がつきやすいので、1個でも花が多いほうが嬉しい家庭園芸では無理に芽かきをしなくてもよいでしょう。 また、イングリッシュローズ、オールドローズの大半も、芽かきはあまり意識しなくてもかまいません。 芽かきの必要なバラは、主に大輪の花をつけるハイブリッドティー系の品種で、1枝1芽にしたほうが見事な花をつけてくれます。 バラの急生長にあわせて病害虫も活発に サクラの花が咲き終わる頃になると、バラは急速に生長し、4月も下旬にさしかかるとつぼみも見えるようになってきます。 この頃から病害虫もめまぐるしく動きだしてきます。 特にウドンコ病が多く発生し、空気伝染によって広範囲に広まっていきます。 ウドンコ病がついた葉は波打ったようになり、最後に葉全体に白い粉をまぶしたようになってきます。 月2~3回は必ず薬剤散布を心がけましょう。 黒点病もそろそろ出始めますので要注意です。 『4月の主な病害虫』ウドンコ病、黒点病、アブラムシ、ゾウムシ 『ウドンコ病の対処法』【初期症状】ウドンコ病の発生が始まったばかりの株は、サルバトーレME(3000倍液)、STダコニール1000(1000倍液)を散布し、1週間後にもう一度散布します。 【末期症状】ウドンコ病の発生がひどくつぼみまで真っ白に粉で覆われている重症の株は、ひどい枝を切り戻してからサルバトーレME(3000倍液)、STダコニール1000(1000倍液)などを散布します。 1週間後にも再度散布してください。 【ウドンコ病になりやすい環境】ウドンコ病は日中と夜間の気温の較差の大きい春と秋によく発生しますが、栄養バランスの悪さにも問題があるようです。 次に述べる項目のうち、複数該当するようでは要チェックです。 またはチッソが多い肥料を与え続けていた。 薬剤散布は雨が多い梅雨時期でも月1回しか行わなかった。 2週間に一度は薬剤を散布して病害虫の防除 4月より防除しているウドンコ病、黒点病、アブラムシ、ゾウムシに引き続き、5月下旬頃よりコガネムシ、ヨトウムシなどの害虫が活発化してきます。 特に黒点病と見間違いやすいベト病も温度変化の激しい時には発生しやすいので、今月から来月にかけて十分注意して観察しましょう。 ベト病はひどくなると葉をふるい落として、木を傷めますので、見落とさないようにします。 また、下旬頃から花に発生するボトリチス(灰色カビ病)にも注意が必要で、薬剤散布などが忙しくなることでしょう。 殺虫、殺菌剤を混合して最低2週間に一度は散布して下さい。 ボトリチスは病気にかかった花を切り取ったあとで散布します。 『5月の主な病害虫』ウドンコ病、黒点病、ボトリチス病、ベト病、アブラムシ、ゾウムシ、ヨトウムシ、コガネムシ、バラハキリバチ、ホソオビアシブトクチバ、カイガラムシ、ハダニ、スリップス 6月は病害虫防除の難関月 年間で一番害虫の発生の多い月です。 5月に発生した害虫に加え、テッポウムシ、ハダニ、イラガなどがさらに追い打ちをかけてきます。 特に気をつける病気は、黒点病とウドンコ病です。 雨などの水滴や風によって伝染するので、梅雨入りした前後から爆発的に増殖して被害を与えます。 黒点病は主に地面付近の下葉から発生し、しだいに広がって上の方の葉まで感染していきます。 最後はボロボロと落葉して花だけ残し、すべての葉がなくなってしまいます。 こうなる前に薬剤による定期的な予防を心がけて下さい。 サルバトーレME(3000倍液)STダコニ-ル1000(1000倍液)、サプロール乳剤(1000倍液)を葉の裏側を主体に散布し、1週間後にもう一度散布しておきます。 株元付近の地面にもSTダコニ-ル1000(1000倍液)をジョウロなどで潅注して下さい。 【黒点病の発生】土中や幹の皮の内側などで越冬した胞子が、雨滴による跳ね返りなどで葉の上にのり水分を得て発病します。 初めは微少な点ですが、しだいに大きくなり肉眼で見えるぐらいの大きさになってきます。 この黒い点は胞子の集団で雨滴の直撃を受けさらに四方に胞子を飛散させ、伝染していきます。 【伝染の原因】原因としては、マルチングをしていない、晴れた日によく葉に水をかけている、薬剤散布をほとんどしない、バラの落ち葉を整理しない、などがあげられます。 地植えのバラにも1日1回は水やりを 7月も下旬になると梅雨の長雨も終わり、乾期に入ってきますので、水やりで忙しくなります。 今まで過度の水分を吸収して大きくなっている株は、水分が不足すると萎れたり、落葉するなど、生長が急に止まったようになってきます。 地植えのバラは、最低1日に1回くらいたっぷりと水やりします。 鉢植えのバラは、朝夕の2回、鉢底から水があふれるくらい与え、乾燥させないように注意します。 株元に水を十分やるには、株元中心に直径40~50cmのところに円状に土を盛って水が流れ出ないように水鉢をつくると効果的です。 反対側には思ったほど水が通っていない事があり、鉢内の湿ったところと乾いたところができてしまいます。 鉢植えの水やりはまんべんなく行き渡るように配慮しましょう。 【水やりの工夫】 土の乾きが激しいとき、または水を与え忘れて葉がしおれてきたときは、一度バケツなどに鉢ごとつけて水に浸してやります。 10分くらい浸しておけば十分水は行き渡りますので引き上げて下さい。 病害虫では乾燥とともにハダニが 梅雨が明け、雨が少なくなると地面も乾き、先月と比べると病気の発生はやや少なくなりますが、害虫たちの食害はあとをたたず、引き続き防除が必要です。 特にハダニが梅雨明けの乾燥とともに猛威をふるい始めますので注意して下さい。 症状がでたら、ベニカXファインスプレー、ダニ太郎(1000倍液)などのダニ専用の薬を葉の裏側中心に全体にかけて下さい。 朝か夕方に散布すると薬害が少なく安全です。 原因としては・軒下など雨の当たらないところで栽培している、・日当たりがよく地面が乾燥しやすい、・株元に枯れ葉が落ちている、・株元に草花や雑草がたくさんあったり、密植状態で風通しが悪い、などがあげられます。 『7月の主な病害虫』ウドンコ病、黒点病、ベト病、ボトリチス病、枝枯れ病、アブラムシ、ゾウムシ、チュウレンジハバチ、コガネムシ、ホソオビアシブトクチバ、イラガ、ハダニ、スリップス 夏の剪定で秋の花をより美しく 基本的に秋も開花する四季咲きタイプのバラは、この時期に弱い剪定をします。 (ツルバラは剪定しません。 )ハイブリッドティー、フロリバンダは、全国的に8月下旬から9月10日までに剪定を行ないます。 四季咲きの半つる性、木立ち性のイングリッシュローズ、オールドローズ、ポリアンサローズなども同様に剪定を行ない、秋の開花に備えます。 この剪定は、花の咲かない枝や弱った枝を切り戻し、春の開花枝を少し切りつめる弱剪定を行ないます。 咲きそうな枝に栄養を送り、秋の開花期に美しい花を咲かせるために行なう大切な作業です。 一般にバラは枝を切り戻すと、50~55日で次の花が咲くといわれています。 10月に最も美しいバラを咲かそうとすると、この時期に剪定するとよいのです。 落葉して葉が上のほうにしかない状態のバラは、弱い剪定をし、葉のあるところで切り戻します。 フロリバンダ、ポリアンサ、パティオローズも、初夏の枝で切るのは同じですが、一番上の5枚葉のところで切ります。 台風対策は備えあれば憂いナシ 8~10月にかけて、台風が上陸しやすくなります。 9月、10月といえば夏の剪定を終え、新芽が吹き、蕾がついてくる頃で、台風が直撃すれば被害は甚大です。 台風対策を円滑に進めるために必要となる道具など前もって備えておきましょう。 まず、鉢植えのバラは、できるだけ室内に取り込んで風雨をしのがせます。 室内に収容できない鉢は軒内などに移動させ、周囲をヨシズや板などで囲ってやりましょう。 移動できない場合は1鉢1鉢に支柱を立てて誘引し、フェンスにくくりつけておくか、鉢をまとめて少し強めにしばっておきます。 ツルバラは、長く伸びた枝は支柱をし、ツルをまっすぐに伸ばしてまとめて固定します。 花壇に列植えしてあるバラは支柱をし、まとめて誘引します。 また、単独で植えてあるものは支柱を立てて、太い枝を1ヶ所しばっておきます。 特にスタンダードのバラは改めて支柱を立て、折れないよう接ぎ口付近をしっかり固定しておきましょう。 台風の通過後、枝が折れたり葉がちぎれて庭に散乱しているものは、病害虫の発生を引き起こす元になるので、早急にかたづけます。 涼しくなるとともに病害虫も復活 9月に入ると夜間の温度が下がり、朝夕は涼しくなってきます。 同時に今までなりを潜めていた病害虫も活動的になってきます。 夏の間、乾燥によって発生の少なかった黒点病、ウドンコ病も一雨ごとに増えてきます。 また、土中にいたコガネムシの幼虫やバラの幹内に潜伏していたカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)も大きくなり株に甚大な被害を与えますので注意して下さい。 葉が病害虫などで落ちたり、傷ついたりすると蕾の生長に影響するので、できるだけ早急に対処していきましょう。 バラ以外にも食害し、柑橘類、ツツジ、サクラ、モミジ類にも侵入し食害します。 6~8月に主に株元に産卵し、その後2年かけて成虫になりますが、被害の大きいのは産卵された卵が枝内でふ化し、その幼虫が枝や根の内部を食べるからです。 外から見る事が出来ませんので、どうしても対処が遅れます。 【食害特徴】 幼虫は主に地際付近の幹の内部を中心に食害していきます。 養分や水分の通り道を食害するので株は急激に活力を失い落葉、枝枯れなどを起こし、最終的には枯死します。 成虫はバラの枝を食害し、表皮だけを食べるので木部が露出し、枝を傷め、花あがりを悪くします。 【防除法】 地際付近に木くずを発見したら必ず幹の内部に幼虫がいます。 木くずの出ている箇所を確認し、その穴にスミチオン乳剤、カルホス乳剤を50~100倍に薄め、ゴムチューブなどをつけた油差しなどで注入します。 成虫は葉や幹にスミチオン乳剤、カルホス乳剤などの800~1000倍液をかけると効果がありますが、地道に捕殺するのが一番確実な方法です。 1株あたり最大10匹くらいはいることがあります。 主に土中の腐葉土や根を食害し、太い根だけを残しすべて食べてしまいます。 食害がひどいと花や新芽があがってこなくなり、株は衰えてきます。 これらの症状は8~9月にかけてみられますが、夏の暑さや病気と思っている人が多いようです。 成虫は主に花の中の雄しべや花びらを食べ、ときには葉も葉脈だけ残して食べてしまいます。 【防除法】 8~9月にかけて、新芽が出ず、ついていた葉も落ち、株元がぐらぐら動いて引っこ抜けそうな感じの症状が出たら、土中に幼虫が複数で潜伏しています。 スミチオン乳剤、カルホス乳剤の800倍液をジョウロで5~10L与えて下さい。 または予防としてオルトラン粒剤、カルホス粉剤を地面にまくのもよいでしょう。 【コガネムシに食害された株の植え替え】 コガネムシの幼虫に根を食害された株はぐらついており、根がほとんどない状態で、掘り下げると何の抵抗もなく引き抜けてしまいます。 早急に薬剤による防除をするか、株を掘り下げ、土を十分に耕して虫の有無を点検し、枝も剪定して新しい土に植え替えが必要です。 薬剤散布は開花前に終わらす 10月に入って雨の量は少なくなってきますが、朝夕の霧や露などにより、ウドンコ病、黒店病、ベト病などが発生しやすくなります。 この月は開花期にあたりますので、蕾が開く前に薬剤を散布し防除しておきましょう。 害虫では、先月に引き続きアブラムシ、チュウレンジハバチ、ホソオビアシブトクチバ、カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)などの被害を受けます。 特にカミキリムシの幼虫は、冬に備え幹の中心部へ向かってさらに株を傷つけていきますから、徹底した防除が必要です。 ベト病の初期症状は葉にインクを落としたような赤紫色のシミができます。 感染した葉は緑色のままでボロボロと落葉し、末期症状になると、たった1日ですべての葉を落葉させていきます。 また、葉だけでなく残った枝も感染していますので、新芽も出ずに枯死してしまうことがあります。 黒店病と見間違うことがありますが、よく見て適切な防除を心がけます。 【防除法】 STダコニール1000(1000倍液)を株全体にかけ、1週間後にもう一度同様に散布します。 また株元付近にもSTダコニール1000(800倍液)をジョウロでまんべんなくかけて下さい。 【ベト病】 葉に赤紫の斑点、葉は緑色のままで落葉、葉脈に関係なく病状が出る。 【黒点病】 葉に黒の斑点、葉の先が黄色くなり落葉、葉脈にそって症状が出る。 【病害虫の発生防止】 落ち葉は集めて焼くか、袋に詰めて捨てましょう。 植え込みの準備と用土配合 基本となる土は庭の土で良いのですが、新しい住宅地は宅地造成時に出たそのままの土が多く、肥料分や有機物はまったく含まれておりません。 おまけに水はけが悪い土が多いので何らかの改良が必要となります。 そこで最低限、植え穴だけでも一部土を取り替えたほうが、後の生育がよくなります。 バラには腐葉土など有機質が多い土が適していますので、これらの庭の土に、腐葉土、牛糞などを入れ、よく混合しておくことが必要です。 これらの条件を満たし簡単に入手できる用土といえば、園芸店やホームセンターで売られている花植え用の培養土があげられます。 バラの植え付けにも有効な用土といえるでしょう。 自分でバラ専用の用土をつくる場合は、赤玉土(小、中粒)4~5割、腐葉土3割バーミキューライトかピートモス2~3割の配合が適しています。

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