ティファニー 買収。 高級ブランドLVMHの米ティファニー買収 株価上昇でわかった「マーケット英語」はカンタン!(井津川倫子): J

高級ブランドLVMHの米ティファニー買収 株価上昇でわかった「マーケット英語」はカンタン!(井津川倫子): J

ティファニー 買収

「ルイ・ヴィトン」などの高級ブランドで知られる仏モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)による米高級宝飾大手ティファニーの買収が、近く合意に達する見通しになった。 欧米メディアが24日報じた。 買収額は160億ドル(約1兆7400億円)を超えるとみられるという。 英紙フィナンシャル・タイムズなどによると、両社の取締役会が24日に最終調整に入った。 25日にも正式発表する見通し。 160億ドル超とみられる買収額は、LVMHにとって過去最大のM&A(企業合併・買収)になるという。 LVMHは、ティファニーへの買収提案を10月28日に発表していた。 LVMHはヴィトンのほか、仏「ディオール」、伊「フェンディ」など欧州を中心に70を超える高級ブランドを抱える。 ダイヤモンドの婚約指輪で有名なティファニーを傘下に加えることで、宝飾部門を強化し、米国市場への足がかりを築くことを狙う。 ティファニーの業績は近年伸び悩んでおり、巨大グループの中で立て直しを図るとみられる。 (ロンドン=和気真也).

次の

LVMHが「ティファニー」1兆7600億円で買収合意、ウォッチ&ジュエリー部門強化

ティファニー 買収

)」に買収を提案したことが、最近話題にあがりました。 今回は、なぜこのような話になったのか、その理由について触れてみたいと思います。 LVMH (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の現状 まずは「LVMH (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」についてですが、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)を筆頭にブルガリ(BVLGARI) 、セリーヌ(CELINE)、ベルルッティ(Berluti)、タグ・ホイヤー(TAG Heuer)、フェンディ(FENDI)といった世界に名だたる70以上のブランドを傘下に持つ、フランスのコングロマリット(複合企業体)になります。 その設立は、1987年にシャンパンの「ドン・ペリニヨン」や「モエ・エ・シャンドン」、ブランデー(コニャック)の「ヘネシー」で有名なモエ・へネシー社とルイ・ヴィトン社の合併により始まります。 その後、業績低迷に苦しむ世界の名門ブランドを安値で買収し、資産価値を高め次々と再生させ、世界最大級のグループへと成長を遂げます。 この巨大帝国を築き上げた人物こそが、現・会長兼最高経営責任者(CEO)であり、「カシミヤを着たオオカミ」や「ファッション界の法王」「ターミネーター」などの異名を持つベルナール・アルノーです。 彼は、冷徹な経営スタイルと買収を決めたブランドをことごとく手中に収めるさまから、そう呼ばれているそうです。 一方で「資本の論理」を業界に持ち込んだ革命児であり、LVMH (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は服飾・宝飾品ばかりでなく、香水・化粧品、酒類など多岐にわたり展開しています。 また、マーケットとして手薄だった中国などを筆頭に、海外に販路を積極的に拡大させました。 特にルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、グループの利益の4割を稼ぎ出すほどのめざましい成長を遂げます。 現在、世界の高級ブランドの多くは3強と呼ばれる3大ラグジュアリー・コングロマリットのいずれかに吸収されつつあります。 2018年12月期通期の売上高は、1位がLVMH (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の約468億ユーロ(約5兆6100億円)という物凄い売上高を誇っています。 )」に、白羽の矢を建てたのです。 世界5大ジュエラーの一つであり、オードリー・ヘプバーンが主演した映画「ティファニーで朝食を」は、ブランドの世界的知名度と人気を確立させました。 )の象徴といえば、ブランドカラーである「ティファニーブルー」、今や婚約指輪の主流である「ティファニーセッティング」や「オープンハート」のペンダントなどが有名です。 現在、世界で約300店舗以上を展開し、2019年1月期の売上高は44億4210万ドル(約4797億円)になります。 ちなみに売上の約4分の1が婚約指輪だそうです。 )は、世界的に人気のあるブランドですが、特に本国アメリカ以外の巨大マーケットで言いますと中国で絶大な人気を誇っていました。 しかし、近年は米中関係の悪化のあおりを受け、アメリカを訪れる中国人観光客の減少や、香港のデモなどの影響で、収益環境が悪くなる一方です。 )とっては、厳しい立場に置かれているのは明白でした。 一方、ティファニーは、低調な中国マーケットに先行きの成長戦略が描けないでいる。 そんな状況の中、2019年10月に買収提案の話が持ち上がったのです。 また、今回の買収劇にはどちらにも恩恵があり、LVMHにおいては、ティファニーを買収することで売上高は日本円で約6兆円を超え、競合に圧倒的な差を付けられます。 そして、同じ時計・宝飾品部門の傘下ブランド「ブルガリ(BVLGARI)」とは、顧客層が違うため互いに食い合うことなく相乗効果が期待でき、世界に通用するティファニーのブランド力を利用し、ターゲット層の拡大を狙えます。 一方、ティファニーは巨大資本の傘下に入ることで、広告費など莫大にかかっていたコストが削減でき、さらにLVMHが前述の「ブルガリ(BVLGARI)」を2011年に約4200億円で買収し、見事収益を改善させ成長につなげた実績から、業績改善に苦労しているティファニーにとっては、収益環境を改善できるチャンスであり、まさに渡りに船といった感じではないでしょうか。 )買収が基本合意に達したとの発表が世界に発信されました。 買収総額は約162億ドル(約1兆7600億円)で、会長兼CEOのベルナール・アルノーは「我々は献身的にティファニーを発展させていく。 今後数世紀にわたり成長することを楽しみにしている」と述べています。 業績低迷に苦しむティファニーが買収提案を受け入れた背景には、やはり米中貿易摩擦による不安要素が後押ししたと専門家は言っています。 また、この買収によりフランスのLVMHは、アメリカでの存在感をより高めると同時に、市場における時計・宝飾品部門のポールポジションを獲得し、帝国の足場をいっそう固める方向に進み始めています。 これからの高級ブランド業界は、三国志さながらのLVMH ・リシュモン・ケリング「3強」グループの三つ巴戦国時代が訪れるのか、もしくは独立系ブランドが生き残るのか、今後の展開に目が離せません。

次の

新型コロナ:LVMH、ティファニー買収見直し コロナで環境変化 (写真=ロイター) :日本経済新聞

ティファニー 買収

買収総額は約162億ドル(約1兆7600億円)。 LVMHは伊ブルガリなど高級時計・宝飾ブランドを持つが、同部門の売上高に占める割合は1割弱にとどまる。 手ごろな価格帯をそろえるティファニーを傘下に収め補完関係を築く。 LVMHはティファニーの株式を1株あたり135ドルで買い取る。 規制当局や株主の承認を経て、2020年半ばまでに手続きを完了する予定だ。 LVMHにとって最大規模の買収案件となる。 買収計画は10月下旬に明らかになり、欧米メディアによると、LVMHは当初ティファニー1株あたり120ドルで買収を提案したがティファニーは評価額が低いとして拒否。 LVMHが価格を引き上げ合意にこぎつけた。 【関連記事】 LVMHはリシュモン(スイス)と仏ケリングを含めた「欧州3強」といわれる世界の高級ブランドの最大手だ。 主力のルイ・ヴィトンを中心に洋服やバッグ、時計、宝飾品、シャンパンなどのブランドを束ねる。 ティファニー買収で売上高は日本円で6兆円を超え、競合の3. 5倍以上とさらに差をつける。 LVMHの18年12月期通期の売上高は468億ユーロ(約5兆6100億円)。 1~9月期の部門別売上高で「時計・宝飾品」は32億ユーロと最も小さい。 LVMHは事業拡大への一手を模索していたとみられる。 若い世代や米国市場の対策という面もある。 ティファニーは「オープンハート」という名のネックレスなどで知られ、シルバーを使った10万円以下の宝飾品も充実している。 LVMHは高額品を最初に買う消費者向けの「エントリーライン」を増やせる。 ティファニーは米国中心にミレニアル世代(1980~00年代生まれ)に親しまれ、補完関係になる。 中国の景気減速懸念などでアジアでは不安要素が増す。 10月に米テキサス州にルイ・ヴィトンの工房を新設し、落成式にトランプ米大統領を招くなど、米国重視の姿勢を強めている。 ティファニー側もLVMH傘下に入る利点は大きい。 高級ブランドが大手グループに集約されるなか、広告費などを捻出して単独で生き残ることは難しくなっていた。 業界関係者によると、「LVMHのティファニー買収は10年以上前から、定期的に噂となっていた」という。 LVMHのベルナール・アルノー会長兼最高経営責任者(CEO)は25日の声明で「我々は献身的にティファニーを発展させていく。 今後数世紀にわたり成長することを楽しみにしている」と述べた。 「巨人」と呼ばれるLVMHは足場を一段と固めることになる。

次の