トーンの基本 トーンを使う方法は2種類あります。 基本となる網点トーンは後者、それ以外の変わったトーン・効果系は前者で使っています。 素材からドラッグして貼り付け• レイヤープロパティでレイヤーごとトーン化 素材からトーン貼り付け 基本的な使い方は領域選択してトーン素材を貼り付けします。 範囲は自動選択が便利でしたね。 複雑な形であったり飛び飛びの領域選択にはクイックマスクが良いです。 すると新しくトーンレイヤーが出来て、選択範囲内にトーンが貼られます。 選択範囲外はレイヤーマスクされているので、マスクを描いたり消したりすることでペンで描写するようにトーンを描くことが可能です。 レイヤーマスクはホントよく出てきますね。 トーンを貼り替えたい場合は、変更したいトーンを選んで下の方にある「編集対象レイヤーを選択中の素材で貼り替えます」をクリック。 なお、トーン素材はクリスタに最初から入っています。 十分な数の素材があると思いますが、もちろん素材を追加でダウンロードすることも可能です。 先程の点々トーン以外にも、砂目だったりほわほわした効果だったり、いろいろなトーンが用意されています。 違う色に見えますが、全て白黒です。 レイヤープロパティからトーン化設定 普通にラスターレイヤーを作成し、レイヤープロパティで「トーン」を選択すると、レイヤー自体がトーン化されます。 レイヤーマスクも不要で、ペンと消しゴムで色を塗るようにトーンを貼ることが出来ますので、こちらのほうが簡単かなと。 トーンの線数と濃度について トーンの線数と濃度がトーンの密度を決めます。 線数:数値が小さいほど網が大きなトーン、数値が大きいほど網点が小さいトーンになります。 よく使うのはスライダーやトーン素材にある数字です。 濃度:トーンの濃さを変えます。 数値が大きいほど濃いトーンになります。 例えば線数60. 線数30 L の同じ濃度と比較すると、網点の大きさがだいぶ違うことが分かると思います。 濃いトーンはベタに次いで目が行きやすいので、使いどころに注意しましょう。 線数=距離、濃度=色と考えると分かりやすいですかね。 同じ距離にあるものはすべて同じ線数のトーンを使い、同じ色はすべておなじ濃度を使うとすれば、紙面から違和感が減ると思います。 で、このレイヤーをオートアクションにぶっこんで都度必要なトーン化レイヤーを作るのが最適解かな。 とりあえず、テンプレートとして最初にいくつか用意してしまうのがおすすめ。 トーンレイヤーの調整 先程も出ましたが、トーン化したらレイヤープロパティから細かい調整が可能です。 効果 レイヤープロパティ一番上にあるトーン化を外すと、網点のトーンが消えてグレー色になります。 塗り残しがないかのチェックに使うくらいです。 また、逆にトーンの網点が出てこなかったらトーン化がされていないのではと疑いましょう。 トーン線数・濃度 上で説明したとおりです。 「レイヤーの不透明度を反映」にチェックを入れれば、レイヤーの不透明度を操作しても濃度を変更出来ます。 網の設定 網の設定の中で大切なのは「網の位置」ですね。 角度は45度のままでOKです。 色塗り用として設定したトーンと、影として設定したトーンが同じ場合、重なってしまって両方表示されません。 そこで、X軸、Y軸をズラすことによって、線数の異なるトーンが重なった場合にも穴が重ならないようにします。 同じ線数、同じ濃度でXY軸だけ変えたパターン。 濃度だけ違っていても分かりやすいですね。 また、同じ線数で全部同一パターンばかりだと単調なので、意図してズラすのもテクニックの一つらしいですが、難しいからそこまで気を回す必要ないかなと。 モノクロレイヤーと階調設定、2値化 ここ、結構大切なポイントなので改めて。 マンガというのは白と黒の2色で表現するもので、その他の色は認められていません。 特にグレー色は要注意です。 画面で問題なさそうでも、印刷側で白黒に変換されてしまうんですね。 グレースケールは256階調のグレー色に変換するため、カラーイラストをそのままモノクロ化したみたいになります。 マンガであればトーンの網目が消えます。 しかし、印刷時に色が分けられる(2値化)ため、思ったような色にならない可能性があります。 まあ色が2色というのは元々印刷上の都合でして、最近はネットや電子書籍をはじめカラー漫画が増えつつあるので、どの媒体に載せるか次第だと思います。 これは同じ線数、同じ濃度で重ねているからです。 線数を変えるか、XY軸をズラす必要があります。 モアレを防ぐ モアレとは、線数の異なるトーンを重ねた場合などに、別の模様が出来てしまうことを指します。 これは27. 意図せず画面を汚くしてしまうのは避けたいです。 条件を回避すればモアレは発生しません。 主にモアレを生じさせるのは以下のパターンです。 重ねたトーンの線数が異なる• 重ねたトーンの角度が異なる• アンチエイリアスが有効(モノクロレイヤーであればアンチエイリアスは自動でOFF)• トーン配置後の拡大縮小 トーンを重ねて表示させるのに線数を変えるケースが多々あるので、まずは試しに印刷してみたほうが安全です。 トーン削り トーン削りはカラーのエアブラシみたいな効果を出したいときに使います。 しかし、エアブラシ強弱をモノクロで使っても、範囲全部に均一なトーンがかかるだけなので、別の手段が必要です。 いくつかやり方はありますが、 デコレーションブラシのカケアミを透明色で使うのが簡単ですかね。 素材でカケアミトーンを足してもいいと思います。 グラデーションのトーン化 グラデーションツールで説明記事を書きました。 グラデーションにするならトーン削りするよりもツールを使ったほうがきれいになります。
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みなさん クリップスタジオの使い方マスターできていますか? 不安を感じている方や体系的に学んでみたい方は意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか? クリスタの中でも、 トーンを 貼り方には様々あり、カラーイラストなどにも様々な応用ができますよ。 まずはモノクロ原稿用の基本的な手順についてマスターして、デジタルでの漫画制作にいかしていきましょう! CLIP STUDIO PAINTでのトーンの貼り方 はじめに、キャンバスは「キャンバス基本設定」で「基本表現色」をモノクロにしておきます。 トーンは、デフォルトでは「素材」パレットの中の「単色パターン」の中に入っています。 まず、トーンを貼りたい部分を選択範囲にします。 自動選択ツールは「他レイヤーを参照」で「隙間閉じ」をオン、「色の誤差」はモノクロ原稿の時は「0. 0」にします。 選択範囲はトーンを貼りたい部分全部でなくても後で足せますので大丈夫です。 「タグ」で貼りたい濃度や線数を選択すると選ぶのが早いです。 そして、貼りたいトーンをキャンバス上にドラッグします。 クリスタでは、トーン一種類につきレイヤーを一枚使います。 トーンレイヤーが追加になったら選択範囲は自動で解除になるので、後は貼り足したい部分を塗りつぶしたり描画ツールで描きたしたりしていきます。 クリスタでのトーンの貼り足し・削除 パレットにはトーンレイヤーにサムネイルが二つ並んでいます。 右側の黒いサムネイルが「マスク」です。 トーンの貼り足しや削りは、このマスクのアイコンをクリックして操作します。 「塗りつぶし」ツールや「囲って塗る」ツールも「他レイヤーを参照」の設定で、「隙間閉じ」をオン、色の誤差は0. 0にして作業します。 はみ出したり余計な部分、ハイライトなどは、消しゴムや透明で描いたり、透明で塗りつぶすことで消すことができます。 クリップスタジオペイントでのトーン設定の変更 砂目(ノイズ)なども同様にキャンバスにドラッグして貼っていきます。 貼ったトーンは、レイヤープロパティでいつでも網の設定や濃度、線数を変更できます。 模様トーンの場合は、キャンバスにドロップするとツールが自動的に「オブジェクト」ツールになっているかと思います。 模様はこれで拡大縮小したり、回転させることができます。 貼り足しなどをしたい場合は、また塗りつぶしツールなどを選択します。 また、後から模様の拡大縮小や回転をしたくなった時は「オブジェクト」ツールで操作します。 トーンにグラデーションをかける グラデーションは素材から貼り付ける方法もありますが、「グラデーション」ツールが使いやすいです。 好きなグラデーションを選択して、ツールプロパティの描画対象を「グラデーションレイヤーを作成」にして、キャンバス上でグラデーションをかけたい方向にドラッグします。 キャンバスに貼り付けられたグラデーションは、オブジェクトツールで方向やグラデーションのかかり方などがいつでも変更できます。 貼り付けられたグラデーションが網点になっていない場合は、「キャンバス基本設定」が「モノクロ」になっていないことが原因かと思われるので、確認してみてください。 なお、網点化は「レイヤープロパティ」の「トーン」のところでいつでもオンオフできます。 デジタルのトーンで影を表現する 影のトーンなど、主線で区切られていないトーンを貼るには、まず小さな範囲の選択範囲を作り、そこにトーンを貼り、その後はそのトーンを貼りたす形で貼っていくとよいでしょう。 描いたトーンの内側も塗りつぶしで塗っていくことができます。 影など、重ね貼りの場合は、一時的に重なる部分のトーンの表示を切った方が作業が早くなります。 色の薄いトーンで、貼り付け部分が見えにくい場合は「トーン領域表示」をオンにすると貼り付け部分が見えやすくなります。 この領域表示は必要がなくなったらオフにしてもいいし、完成までそのままにしていても大丈夫です。 クリップスタジオペイントの便利な機能・ツール レイヤー選択ツールで描画部分をクリックすると、その描画されているレイヤーが選択できます。 同じトーンを貼る部分は、全部同じトーンレイヤーで貼り込めます。 選択範囲を作るには「クイックマスク」を使うのも便利です。 クイックマスクモードは、ペンや塗りつぶしツールなどを使って描かれた部分をそのまま選択範囲にすることができます。 貼ったトーンを別のものに貼り替えたい場合は、変更したいトーンを選択して素材パレット下の「素材の貼り替え」アイコンで変更できます。 デジタルでのトーンの削り方 トーンを削るには、削り用のパターンブラシで「透明」で描けば削ることができます。 トーン削りブラシはデフォルト以外でも色々配布されています。 削り用のブラシでも、描画色を選択すればトーンを描くことができます。 トーンを貼る場合、どのツールでも描画色の色は関係なく「描画色」を選択すれば描くことができ、「透明」を選択すれば消されます。 デジタルで漫画を制作する際のレイヤーの扱い方 影などトーンが重なっている部分の網点のドットをずらしたい場合は、「レイヤー移動」ツールのプロパティで「移動対象」を「トーンの網点」に設定すれば、貼り付け位置を変えずに、ドットの並びだけを移動させることができます。 トーンの種類の分だけレイヤーが必要になりますので、グラデーションなどが多いと、レイヤーは結構な枚数にはなってしまうと思いますが、これらは「統合」などはしないでそのままにしておくことをお勧めします。 レイヤーが増えてレイヤーパレットが見にくくなったりした場合は、まとめてレイヤーフォルダーに格納しておくと良いでしょう。 フォルダー内のレイヤーでも、レイヤー選択ツールですぐに選択することができます。 トーンレイヤーをそのまま置いておけばいつでも変更できるだけではなく、同じクリスタデータでも書き出しの設定で網点化したり、トーン部分をグレーにして書き出すなど応用が利きます。 以上で「クリスタでのトーンの貼り方講座」は終了です。 動画講座では、実際に動きを交えながら解説を行っていますので、 記事よりも更に理解しやすくなっています。 ぜひチェックしてみてくださいね!.
次の使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver. CLIP STUDIO PAINTではマンガでよく使用される網点や万線などの基本的なトーンを貼ることができます。 今回はトーンレイヤーの基本的な使い方を紹介します。 [1]トーンレイヤーとは? CLIP STUDIO PAINTには、 [トーンレイヤー]という、トーン専用のレイヤーがあります。 トーンレイヤーは、画像ではなく、べた塗りレイヤーに「線数」「濃度」「種類」「角度」などの「トーン化」の設定を付けたレイヤーです。 はじめから網点で作成された画像素材の場合は、後から網点の種類や濃度を変更することはできませんが、トーンレイヤーの場合は、線数や網点の形状などの設定をデータでもっているので、後から変更することができます。 また、トーンレイヤーは全面がべた塗りされたレイヤーですが、トーンレイヤーと同時に作成される[レイヤーマスク]によって表示範囲を調整します。 [2]基本的なトーンの貼り方 基本的なトーンの貼り方を2通り紹介します。 素材パレットのトーンを貼る はじめに[素材]パレットからトーンを使用する方法を紹介します。 CLIP STUDIO PAINTには、あらかじめ使用されることの多い線数・濃度のトーンが登録されていますので、初心者の方はまずこちらから使用してみましょう。 [素材]パレットからトーンを貼る場合は、あらかじめ[自動選択]ツールなどでトーンを貼りたい範囲を選択しておきます。 [素材]パレットの[単色パターン]の中には、マンガでよく使用する、網点、万線、砂目、グラデーション、柄トーンなどのトーンがあらかじめ用意されています。 このとき、選択範囲を設定しない状態で、[素材]パレットからトーンをドラッグ&ドロップすると、キャンバス全体にトーンが貼られます。 また、[素材]パレットの[素材の貼り付け]アイコン 下図赤枠 をクリックしてもドラッグ&ドロップと同じようにトーンを貼ることができます。 選択範囲ランチャーからトーンを貼る 選択範囲を作成してからトーンを貼る方法は同じですが、貼る前に自分でトーンの詳細を設定できます。 トーンを貼る作業に慣れてきたら、こちらを使用することが多くなるかもしれません。 [3] トーンを貼り足す、消す、削る 1. トーンを貼り足す はじめに作成したトーンを別の場所にも貼り足したいときは、[マジック]や[ペン]などの描画系ツールを選んで、透明色以外の色で塗るとトーン描画部分を足すことができます。 トーンを消す 貼ったトーンを削ったり、消したりしたい場合は、トーンのマスクを[消しゴム]ツールで消します。 また、描画系ツールを使って、透明色で消すこともできます。 POINT トーンレイヤーの貼り足し・消しは、[塗りつぶし]ツールで塗りつぶすこともできます。 一度部分的にトーンを貼った後、同じレイヤーに[塗りつぶし]ツールでトーンを塗っていきます。 [塗りつぶし]ツールのサブツールで[他のレイヤーを参照する]を選び、他のレイヤーに描かれた線画を参照しながら描画色で貼り足しや、透明色ではみ出したところを消していくと便利です。 トーンを削る トーンをアナログのカッターで削るような効果を出したいときは、[デコレーション]ツールを使用します。 [デコレーション]ツールの、[カケアミ]に入っている[トーン削り用]や[雲ガーゼ]等のブラシを使用し、透明色で削るようにストロークします。 [カケアミ トーン削り用 ] [雲ガーゼ] [5] トーンを調整する 貼り付けたトーンは、[レイヤープロパティ]パレットで、トーンの濃度や形状など、細かな設定の変更等を行うことができます。 よく使う設定を紹介します。 数値が小さいほど網が大きなトーンになり、数値が大きくなると、網点が小さく細かなトーンになります。 スライダーを移動して、自由な数値を設定することができます。 また、プルダウンからマンガでよく使う線数を選ぶこともできます。 数値部分をクリックすることで、直接数値入力することもできます。 数値が大きければ大きいほど、濃いトーンになります。 スライダーを移動して、自由な数値を設定することができます。 また、数値部分をクリックして、直接、濃度を指定することもできます。 網の他に、万線やノイズ、アスタリスクなどにすることもできます。 ノイズのサイズでは、数値が小さいと細かいノイズに、数値が大きいと大きなノイズになります。 ノイズの係数では、数値が上がるほど、ノイズの形が変化します。 Xで横方向に、Yで縦方向に移動します。 網点の位置を移動したり、トーンを重ねたりするときに便利です。 [あり]に設定すると、ぼやけたブラシで階調がつきます。 印刷するときは、階調は[なし]に設定します。
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