いたずらのために懸命になるガチョウの愛らしさはとびっきり ゲーム内容は、タイトルにもあるようにガチョウが町の人々にいたずらを繰り広げていくというもの。 農場からいろいろと拝借したり、ガレージに誰かを閉じ込めたりして町の人々をちょっぴり困らせることができる。 主人公がガチョウである都合上、アクション自体のバリエーションは少ない。 それでもいたずらのために懸命になるガチョウの愛らしさはとびっきりだ。 これは言葉を費やすよりもトレーラーや本稿に掲載したgif画像を見てもらったほうがいい。 また、音楽による演出も巧みで、状況に合わせて鳴るピアノの音色も心地よい。 おじさんと追いかけっこするガチョウ。 個人的なお気に入り。 物を引きずるときのガチョウ。 もちろんガチョウのせいで誰かが水浸しになることもあれば、何かを壊してしまうようなこともあるのだが、人間たちの反応はいたって穏やかだ。 激怒してガチョウをこらしめたり、捕まえたりするような者はおらず、とても優しさに満ちた世界であることを誰もが感じとるだろう。 童心に返って「ちょっとしたかくれんぼ」をするようなもの とはいえ、彼らも指をくわえて黙って見ているわけではない。 ガチョウがお店に入ろうとすれば入り口をさえぎろうとするし、何かをくわえているのを見たらすぐに取り返そうとする。 このため、本作では人間たちに見つからないことが重要で「軽めのステルスゲーム」というプレイフィールになっている。 いたずらというテーマもあいまいって、童心に返って「ちょっとしたかくれんぼ」をするのに似ている。 「軽め」とただし書きしたのは、もしもミスしてしまってもすぐにやり直せる手軽さが本作にあるからだ。 どこかの組織のエージェントと違ってガチョウは命のやりとりと無縁だし、人々もすぐにガチョウのしでかしたことを忘れてしまうため、すぐに気を取り直して再チャレンジできる。 水面下で足をばたつかせているであろうガチョウ。 少し難しめのバランスになっているのは違和感 一方でかわいらしい見た目とは裏腹に、少し難しめのバランスになっているのは違和感があった。 本作は「リンゴをここに運ぶ」とか「クツを奪って隠す」といったように物を特定の場所まで運ぶタスクが多い。 当然、リンゴだのクツだのをクチバシでくわえて運ぶのだが、ガチョウがちょっと人に触れただけでそれらの物を落としてしまううえ、バタバタしながら勝手に歩いてしまうため、ストレスになりやすい。 さらにやるべきことがわかりづらい場面もいくつかあった。 全部で4つというエリアの少なさを考えるとこの難しさも理解できなくはないが、それが水増しされたような印象にもつながっている。 特にガチョウに惹かれて子供と一緒にプレイするような場合は、クリアを目的にしないほうがいいだろう。 おじさんに帽子を取り返されてしまうガチョウ。 そんなガチョウ目線で見ても小さな町だが、本作の見どころは最後にある。 本作はエリアごと提示されるタスクをこなすことで次のエリアに進めるようになっている。 そして最終的にはすべてのエリアがつながり、町全体を通してこなすタスクがひとつだけ課せられる。 最終エリアには見た目としての仕掛けがあり、ゲームプレイにも少しひねりがくわわるので、小さな町を舞台にした作品ながら胸に残る印象は決して小さくない。 バレバレだけれど、花壇に身を潜めるガチョウ。 人間の真似をしてピクニックの準備に励むガチョウ。 ボリュームとしてはクリアまで2~4時間といったところだろう。 クリア後にはエリアをまたいでこなさなければならないタスク、そしてタイムアタックのようなタスクが出現する。 いわゆるやりこみ要素だ。 残念ながらこれらのやりこみ要素は「ボールを隣のエリアまで運んでゴールしろ」のようなものがあって、一見良さそうに思えるが挑戦しがいよりも面倒くささが先行してしまっている。 ガチョウでドリブルするのは私の、そしておそらくはあなたの想像以上に難しいのだ。 「かわいさあまって憎さ百倍」とはよく言ったもので、私はボールよりもガチョウが憎たらしく見えてくるまえにクリア後コンテンツの完遂を断念することにしたが、後悔はしていない。 いたずらガチョウは憎むべき存在ではなく、愛らしい存在であるべきなのだ。 愛らしさに満ちあふれたガチョウ• 人々のやさしさを感じさせる世界• 小さな驚きをもたらすラスト 短所• 愛らしさを詰め込むには狭すぎる町• イライラが募る人々との接触• 悪い意味で驚くクリア後コンテンツ 総評 世界中の人々が首ったけになるであろうガチョウのかわいらしさ、いたずらしてもやさしい人々といった独特の魅力をもったゲーム。 しかし、舞台となる町はあまりに小さくて物足りない。 水増しにも思える難しさや意地悪なクリア後コンテンツなど、本作が愛らしさであふれているだけに不満点に大きな憎しみが募ってしまった。
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2020年01月31日 20時00分 PC上でいたずら好きなガチョウが飼える無料アプリ「Desktop Goose」 PC画面上を勝手にウロチョロしながらマウスポインターをくわえてどこかへ行ってしまったり、PC上に自分のブロマイド的な画像を引っ張り出したりしてしまうという、いたずら好きなガチョウを召喚できるアプリが「 Desktop Goose」です。 Desktop Goose by samperson 「Desktop Goose」を使うとPC上にどんな風にガチョウが出現することとなるのかは、以下のムービーを見れば一発でわかります。 ガチョウになりきって人間にいたずらしたり着の身着のままにガチョウライフを満喫できるのが、「Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~」です。 2019年9月に発売されてからわずか3か月で販売本数100万本を突破した人気タイトルで、海外メディアの選出する にも選ばれています。 この「Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~」に登場するいたずら好きなガチョウが、「もしもPC全体に出現するとしたらどうなるだろう?」というアイデアから、18歳の開発者 さんが開発したのが、PC向けアプリの「Desktop Goose」。 Desktop Gooseは以下のページからダウンロードできます。 上記のDesktop Goose配布ページにアクセスして、「Download Now」をクリック。 すると作者の SamNChietさんへの寄付をお願いされます。 自分のできる範囲で寄付してもOKですし、寄付する余裕がないという場合は、赤枠部分をクリックすればOK。 「Download」をクリック。 ダウンロードされたZIPファイルを などを用いて解凍します。 フォルダ内に「GooseDesktop」というアプリケーションが存在するので、これを起動すると…… PC画面上にガチョウが登場。 こんな感じでPC画面上をガチョウが好き勝手歩き回ります。 マウスポインターでガチョウをクリックしたり選択したりしようとしても、ガチョウを自由に動かすことはできません。 それどころか何度かクリックすると、ガチョウがマウスポインターをくわえてどこかへ走り去ってしまうので注意。 ガチョウを召喚して放置しておくと、PC画面外から以下のような「ガチョウの画像」や「メモ」、「作者に寄付するためのリンク」などをガチョウが引っ張り出してくるので、PC画面上は時間を追うごとに雑多になっていきます。 Desktop Gooseユーザーの中には、「Desktop Gooseを起動して30分放置しておいたところ、こんなことになっていた」とツイートするユーザーも。 なお、ガチョウが煩わしくなってきたら「Esc」キーを長押しすると、PC画面の左上に以下のようなインジケーターが出現し、一定時間が経過するとDesktop Gooseを閉じることができます。
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