「おすわり」がはじまる時期 厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査」によると、90%以上の赤ちゃんが 生後9か月末で「ひとりすわり」ができるようになっています。 「ひとりすわり」とは、床で1分以上座っていられることを指しています。 この時、親の手助けはもちろん、赤ちゃん自身も手を床について体を支えてはいけません。 なお、発達には個人差があります。 「おすわり」の場合、早い赤ちゃんであれば生後5か月から、遅い赤ちゃんであれば1歳前後にようやく完成する子もいます。 「おすわり」ができるようになるまで それでは、赤ちゃんが一人で「お座り」ができるようになるまでの発達経過を月齢ごとに見ていきましょう。 月齢4か月 9割以上の赤ちゃんで「首座り」が完成する時期です。 「お座り」ができるようになるためには、首がすわることと、腰がすわることが条件です。 赤ちゃんの運動機能は、まず体の上部から発達が始まり、その後、下半身へと発達が進んでいきます。 「首座り」は、おすわりができるようになるための第1歩です。 月齢5か月 寝返りがはじまるようになる時期です。 赤ちゃんの寝返りは、まず、足を曲げて下半身を横に倒し、その後、腰と背中も横になって、最後につかえていた肩も横になることで、できるようになります。 中でも腰を大きく回転させられることが寝返りをするための重要なポイントです。 寝返りは、腰やお腹、背中などの体の中心部分の筋力(神経)が発達してきた証拠です。 なお、この時期に「お座り」ができる赤ちゃんは 約7%です。 月齢6か月 ほとんどの赤ちゃんが寝返りを完成させる時期です。 寝返りができることで、腹這い姿勢で遊ぶことが多くなります。 その結果、手や首、背中の筋肉がさらに発達して、肩・胸などを地面から持ち上げることができるようになります。 一方で、腰のすわりはまだまだです。 しかし、上半身の筋力が発達したことで、腰回りを固定するタイプのベビーチェアであれば、座ることができるようになります。 なお、この時期に「お座り」ができる赤ちゃんは 約30%です。 月齢7か月 寝返りに慣れてきて「ずりばい」も始まる時期です。 「ずりばい」は、首や腰、手足を使った全身運動であるため、「おすわり」をするための体の中心(体幹)の筋力を発達させることにつながります。 また、ベビーチェアに座って離乳食を食べている赤ちゃんの場合は、椅子でのおすわりが徐々に安定してきます。 一方、バウンサーやハイローラックに座り、リクライニングした状態で離乳食を食べている赤ちゃんは、ベビーチェアに座らせても「くたっ」と前や横に倒れてしまうかもしれません。 しかし、無理に椅子に座らせる必要はありません。 離乳食をよく食べてくれるお気に入りの姿勢で構いません。 なお、この時期に「お座り」ができる赤ちゃんは 約70%です。 月齢8か月 いよいよ、一人でお座りをする時期になりました。 と言っても、いきなり両手の支えなしで座ることはできません。 まずは、うつ伏せから四つん這い(または「たかばい」)の姿勢が始まります。 そして四つん這いの姿勢から、腰を床に降ろすようになり、手を使ってのお座りがはじまります。 こうした動作を繰り返すうちに、徐々に腰がすわってきます。 なお、この時期に「はいはい」ができる赤ちゃんは 約85%です。 月齢9か月 ついに95%以上の赤ちゃんが「お座り」できる月齢になりました。 お座りをするときの支えであった両手が片手になり、間もなく手の支えなしで「ひとり座り」ができるようなります。 「ひとり座り」ができるようになると、箱の中のボールと取る、積み木を持ち上げるなど、手を使った様々な遊びができるようになります。 「お座り」よりも先に「ハイハイ」ができでも良いか? 一般的な発達の過程は次の通りです。 これは生活環境や性格なども要因のひとつですが、基本的には発達の「個人差」であるため気にする必要はありません。 むしろ、「ずりばい」や「はいはい」は、手足や体幹を鍛える優れた運動であるため、「お座り」ばかりで、あまり「すりばい」「ハイハイ」をしないまま、「つかまり立ち」や「あんよ」に進んでしまうと、転んだ時に上手に受け身ができず怪我につながりやすいという指摘もあります。 そのため「お座り」ができるようになっても、「ずりばい」や「ハイハイ」で遊ばせるように促しましょう。 「おすわり」の練習は必要か? 先ほど述べた理由により、無理に「おすわり」の練習をさせる必要はありません。 「ハイハイできたのにお座りができない」と気にするママ・パパもいるかと思いますが、ずりばいやハイハイはお座りに必要な筋力(神経)の発達を促しますので、教えなくても自然にできるようになります。 反対に、仰向けでばかり遊んでいる赤ちゃんであれば、お座りに必要な筋力(神経)の発達が進んでいかないため、積極的にうつ伏せにして遊ばせましょう。 うつ伏せでの生活時間が長くなれば、次第にずりばいを自発的にするようになり、お座りにつながっていきます。
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いつから赤ちゃんはお座りが出来るの? 赤ちゃんの成長はとても嬉しいですよね。 今回は赤ちゃんの成長をとても感じるお座りについてお伝えします。 赤ちゃんはいつ頃からどのような過程を経て、お座りができるようになるのでしょうか? お座りができる一般的な時期とは お座りが出来る時期は、一般的に生後6ヶ月から生後7ヶ月と言われているようです。 首が据わってきた生後3ヶ月くらいからお座りにチャレンジしようとしはじめる子もいて、背中や腕の筋肉が発達してくると上手にお座りができるようになります。 サポートなしでお座りができるまでの成長過程 赤ちゃんがママのサポートなしでお座りができるようになるにはどのような成長過程を踏んでいくのでしょうか?お座りに変化がみられる月齢で成長過程をまとめてみました。 生後5~6ヶ月 一般的には、首がすわり寝返りができるようになる時期なので、お座りができるお子さんは少数でしょう。 ただし、中にはうつぶせが嫌いでお座りをしたがるお子さんもいるので、心配する必要はありません。 生後6~7ヶ月 早い子だとお座りをしたがります。 この時期は、手を前についてお座りの姿勢をとろうとし、短時間なら一人でお座りができるようになります。 お座りの姿勢が不安定なので倒れてしまうこともあります。 背中をピンと伸ばしてのお座りはまだできず、バランスを崩して倒れそうになることも多いので、必ずそばで見守ってあげる必要があります。 生後7~8ヶ月 この頃には、安定した姿勢で座ることができるようになります。 両手で支えることなくしばらく座っていられるようになるでしょう。 しかし、振り向いたときに倒れてしまうなどの危険があるので、注意が必要です。 お座りの状態で遊ぶことを好むお子さんが増え、座ったまま目の前のおもちゃを手に取るしぐさを見せてくれることもあるでしょう。 お座りの練習をするにはどうしたらいいの? 赤ちゃんが成長するに従って、ママもきちんと成長しているか周りとついつい比べてしまったりして不安になるものです。 お座りの練習についてや、お座りをサポートしてくれる商品についてお伝えします。 お座りができない子に練習は必要? お座りは無理のない範囲で、楽しみながら練習すると良いでしょう。 お座りは、筋肉や骨がきちんと成長していくことにより、知らず知らずのうちに出来るようになっていくものです。 焦らずゆっくり見守ってあげることも大切です。 無理に練習をさせて、お座りが嫌いになることのないように注意しましょう。 また、お座りに不安があれば、乳児健診の際に相談してみてもよいですね。 お座りの練習方法• 赤ちゃんをお座りの体制にして、腰を支えて安定させる• おもちゃを前に置き、手を伸ばすように促す おもちゃを使って好奇心を引き出してあげると、お座りが好きな子供になるかもしれません。 遊びながら練習をしていくと赤ちゃんもお座りは楽しいものだと感じてくれるでしょう。 お座りが嫌いにならない工夫をしてあげましょう。 空気を抜くと、小さく折りたためるので、収納の場所も取りません。 お座りができなくても焦らず見守ってあげよう! ねんねだけをしていた頃に比べ、手足を元気よくバタバタさせたり、頑張って座ろうとしたり、赤ちゃんの成長を嬉しく感じる一方で、成長や発達の遅れを心配してしまうこともあると思います。 しかし、赤ちゃんにも個性があり、成長のスピードが早い赤ちゃんもいれば、ゆっくりの赤ちゃんもいます。 赤ちゃんの成長を焦らず見守ってあげましょう。 どうしても心配な場合は、1人で抱え込まず病院に相談してみてください。 出典元一覧• 住友眞佐美 監 「いちばんよくわかる育児」(主婦の友社)• 坂井一之 編 「月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科」(ベネッセコーポレーション)• いまいずみ小児科「お座りの練習」いまいずみ小児科()• 新潟県福祉保健部「乳幼児保健指導の手引」乳幼児保健指導の手引() 本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。 必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。 なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。 ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはもご覧ください。
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スポンサーリンク 赤ちゃんがおすわりができた・完成したと判断する基準 おすわりとは、 赤ちゃんが背筋を伸ばして、支えがなくても自分自身で安定して座っていられる状態のことをいいます。 それまでねんねの体勢をとっていた赤ちゃんが、ある日突然支えられることなく座れるようになるわけではありません。 まずは、おすわりがどうやって完成していくかを確認していきましょう。 おすわりをしたがる おすわりに興味を持つ時期には、赤ちゃんの個人差がありますが、 赤ちゃんがおすわりに興味を持つ理由のひとつに視界が広がることが挙げられます。 それまでのねんねの姿勢のときは仰向けで天井を見ているか、うつ伏せで低い位置の世界しか見ることができなかった赤ちゃんが、大人の膝によりかかる体勢でおすわりのときに見える視界を経験すると、ねんねの姿勢を嫌がり、おすわりをしたがるようになることがあります。 こうした経験を積むことで、赤ちゃんの興味は様々な方向への広がり、自分でおすわりしたい、という意欲につながっていきます。 おすわりまでの過程 うつ伏せの状態から腕の力で上半身を起こすことができるようになってくると、徐々におすわりの体勢にチャレンジすることがでてきます。 ただ、このころはまだ足腰やおしりの筋力も弱く、一人で安定して座ることもできませんし、バランスを崩して倒れてしまうことが多いので、机の近くや固いおもちゃなどがない安全な場所でチャレンジさせてあげましょう。 最初は前かがみの姿勢ですが、徐々に自分の手を突っ張り、頭を起こせるようになり、やがて、片手ずつ床から離して、おすわりの姿勢が完成します。 そして、だんだんと足腰やおしりの筋力、背骨がしっかりしてきて、少しずつ自力でおすわりの姿勢をキープできるようになります。 おすわりの完成 おすわりの姿勢をさせて、大人が手を離したとき、その体勢を少しでもキープできればおすわりが完成したととらえる方もいるかもしれませんが、 おすわりが完成したと判断する基準は、腰座りができるようになったときを指します。 腰座りとは、 赤ちゃん自身の手や大人の支えがなくても両足を前に出して座っている状態のことです。 腰座りができるようになると、赤ちゃん自身が自分でおもちゃを手に取り、両手でおもちゃを持って遊ぶことができるので、夢中になって一人で遊ぶ時間も増えてきます。 次に、おすわりができるようになる月齢の目安についてご紹介します。 おすわりができる・興味を持つ時期の月齢目安 おすわりに興味を持つ時期は、 早い赤ちゃんで3ヶ月頃ですが、5~6ヶ月頃が多い傾向にあります。 寝返りができるようになり、足腰の他に背中の筋肉もつくようになるので、おすわりにチャレンジする身体的な条件がそろってきます。 その後、グラグラしたり、バランスを崩して倒れたりもしながら、おすわりにチャレンジする日々を経て、 腰座りと言われる安定したおすわりができるようになるのは、8~10ヶ月といわれています。 ただ、赤ちゃんのなかには、おすわりの姿勢に興味を示さない赤ちゃんもいます。 おすわりをしてほしいからといって無理におすわりの姿勢をとらせていると、ますますおすわりを嫌がるようになるので、興味を示していない場合には、無理に座らせず、様子を見ながら試してみましょう。 おすわりができるまで成長過程や順序は様々• 寝返りができるようになり、• うつ伏せの体勢から前に進むズリバイをし、• やがて手で体を持ち上げてハイハイをするようになり、• 足腰が強くなってきたところでおすわりをするようになる といった赤ちゃんの成長パターンを基準に考えてしまいますが、赤ちゃんの成長過程は様々です。 実際に私の子どもはうつ伏せが嫌いだったので、早くからおすわりの姿勢を好んでいたので、6ヶ月頃にはおすわりができるようになっていましたが、ズリバイはせず、ハイハイができるようになったのも9ヶ月頃になってからでした。 このように思っていた順序で進んでいなくても、赤ちゃんは各自のペースで成長していきます。 本人の興味と体の成長状況をみながら、成長を見守りましょう。 そこで、 おすわりの練習の必要性と、練習する場合の練習方法についてご紹介します。 おすわりの練習の必要性 おすわりをなかなかしないからという理由で、無理におすわりの練習をさせる必要はありません。 どうしても気になるようでしたら、 まずは、赤ちゃんがなぜおすわりをしようとしないかを考えてみましょう。 「おすわりの楽しさをまだ知らないときの練習方法」と 「おすわりに恐怖を感じているときの練習方法」では大きく異なってきます。 その理由に応じた練習方法を少しずつ赤ちゃんの生活に取り入れてみることは、赤ちゃんの脳への刺激にもなり効果的です。 このとき赤ちゃんが不安にならないように足と手でしっかりと体を支えてあげることを忘れてはいけません。 おすわりだからできることがあると知ることで、やる気を出してくれることがあります。 その場合は、ソファーや柔らかい布団の上で座らせてみましょう。 倒れても痛くないことを覚えることで、また積極的になる時期がくるでしょう。
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